JPH07258464A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH07258464A
JPH07258464A JP5746394A JP5746394A JPH07258464A JP H07258464 A JPH07258464 A JP H07258464A JP 5746394 A JP5746394 A JP 5746394A JP 5746394 A JP5746394 A JP 5746394A JP H07258464 A JPH07258464 A JP H07258464A
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新也 宮
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英雄 大滝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形時の熱安定性や流動性、酸化チタンの分
散性、白色性、光線反射性に優れ、さらに機械的強度、
表面外観に優れた樹脂組成物を提供する。 【構成】 熱可塑性樹脂100 重量部、珪素化合物0.001
〜10重量部、平均粒子径0.05〜1.0 μm で、アルミナ水
和物、ケイ酸水和物から選ばれた1種以上で表面処理さ
れた結晶形態がルチル形の酸化チタン0.05〜25重
量部からなる樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定な珪素化合物、酸
化チタンの配合された熱可塑性樹脂組成物に関し、成形
時の熱安定性や酸化チタンの分散性に優れ、さらに機械
的強度、光線反射性、表面外観にも優れていることか
ら、幅広い産業分野で好適に使用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性樹脂に酸化チタンを配合
して着色したり、光線遮蔽性や光線反射性を付与するこ
とは、広く行われている。しかし、酸化チタンの表面に
は、化学的活性点が存在し、これが原因となって溶融混
練時に熱可塑性樹脂の分子量低下により、機械的性質や
変色するという問題点があった。さらに、熱可塑性樹脂
への分散性が悪く、成形品表面の肌荒れ現象が見られる
こともある。このような不良現象は、酸化チタンの配合
比率が高い場合に特に顕著に現れた。
【0003】例えば、高い光線反射率を有する熱可塑性
樹脂成形品を得る方法としては、特開昭57−8354
9号公報に記載の方法が考えられる。該公報には、芳香
族ポリカーボネート(以下PCと略記)と酸化チタンな
どの顔料、アミノ基またはエポキシ基を有するシラン系
カップリング剤を均一にブレンド後、280℃で溶融混
練しペレットを得て、ペレットの分子量測定を行い、該
ペレットを280℃で成形し、成形品の色相を調べてい
る。特開昭57−83549号の記載に準じ、PC(9
0重量部)/酸化チタン(10重量部)/γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン(1重量部)からなる
組成物から試験片を成形した結果、確かに着色性は良好
であったが、溶融混練温度や成形温度が280℃と高
く、試験片表面にシルバーが発生し、機械的性質特に、
破断伸びや衝撃強度の低い試験片しか得られなかった。
薄肉成形品を成形するため成形温度を300℃以上にす
ると、試験片表面にシルバーが多発し、破断伸びや衝撃
強度の著しく低い試験片しか得られなかった。
【0004】また、特公昭63−26140号公報に
は、PCと連鎖停止ポリオルガノ水素シロキサン、酸化
チタン、安定剤からなる樹脂組成物が開示されている。
特公昭63−26140号に記載の組成物も、溶融粘度
が高く、溶融混練温度が288℃、成形温度が300℃
以上と高い。また、光線反射板として使用する場合は、
酸化チタンの添加率が3重量部以上、好ましくは7〜1
5重量部必要となる。酸化チタンを3重量部以上添加し
たPCを288℃以上で溶融混練後、樹脂温度300℃
以上で射出成形すると、連鎖停止ポリオルガノ水素シロ
キサンや安定剤を添加したとしても、酸化チタンによる
PCの熱分解促進作用を抑制できず、成形品が黄色に変
色し、また表面にシルバーが発生して商品価値を著しく
損なうものであった。
【0005】特公昭63−31513号公報には、P
C、オリゴマーまたはポリマーの炭化水素オキシシロキ
サン、リン系安定剤、エポキシ系安定剤からなる樹脂組
成物が開示されている。この場合も、溶融粘度が高いの
で288−316℃で溶融混練後ペレット化し、316
℃以上の温度で成形する方法が開示されている。本発明
者らも特公昭63−31513号公報に記載の方法に準
じ、PC(100重量部)/酸化チタン(3重量部)/
1,3−ジフェニルテトラエトキシジシロキサン(0.
4重量部)/リン系安定剤(0.1重量部)/エポキシ
系安定剤(0.1重量部)からなる組成物を溶融混練
し、ペレットを得て63.5×12.7×3.2mmの
衝撃試験片と、ASTM−D638に準じた引張り試験
片を成形した。得られた試験片の着色性は良好であった
が、試験片表面にはシルバーが多数発生し、破断伸びは
5%以下と低く、実用性の非常に低いものであった。
【0006】特開平3−247670号公報には、ポリ
オキシアルキレン誘導体とマレイン酸類との共重合体に
よって表面処理した酸化チタン等をPCに添加する方法
が開示されている。該公報によれば、表面処理した酸化
チタン1%をPCに添加したペレットを、340℃窒素
気流中1時間処理後の粘度平均分子量の低下は約100
0と小さいとされている。特開平3−247670号の
記載に準じてPC100重量部に対し、表面処理した酸
化チタンを10重量部配合し、シリンダー温度280℃
の単軸押出機により溶融混練後ペレット化した。このペ
レットを120℃で7時間予備乾燥後、樹脂温度300
℃で127×12.7×1.6mmの試験片を成形し
た。この試験片は酸化チタンの配合比率が高いこともあ
り、試験片表面にシルバーが発生し、シルバー発生部分
とシルバーの発生していない部分の光線反射率が異な
り、反射板用樹脂組成物としては不敵当でり、成形品表
面の外観は不良であった。
【0007】また、特開平4−159359号公報に
は、PCに、アルミナ水和物とケイ酸水和物で処理され
た酸化チタン粉体、C1-3 のアルキル基またはアミノ基
を有する珪素化合物からなる組成物が光線反射板とて有
効であることが開示されている。しかしながら、PC自
体溶融粘度が高く、PC100重量部に対し、上記方法
で処理された酸化チタン粉体を5重量部以上配合した組
成物の溶融粘度はさらに高くなり、その結果として、成
形温度を高くしなければ薄肉成形品が成形できなかっ
た。上記方法で処理された酸化チタン粉体を5重量部以
上配合したPC組成物であっても、280℃以上の高温
で成形すると、PCの分解が起こり、シルバーの発生に
よる光線反射率の低下、機械的性質の低下を生じ、商品
価値の著しく低い成形品しか得られなかった。一方、成
形温度を低くするため、溶融粘度の低い低分子量PC、
例えば粘度平均分子量が15000のPCに酸化チタン
粉体を5重量部以上配合した組成物では、クラックが発
生しやすく、機械的性質の低下も大きかった。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、成形時の
流動性および熱安定性に優れ、300℃前後の温度で成
形した場合でもシルバー発生がなく、機械的性質、熱的
性質、電気的性質、および表面外観、白色度の優れた樹
脂組成物を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の事
情に鑑み、多角的に種々検討を行い、特定の珪素化合物
および特定の酸化チタンを配合した樹脂組成物が初期の
目的を達成し得るものであることを見出した。
【0010】すなわち、本発明は、(A)熱可塑性樹脂
100重量部、(B)下記の一般式で表される珪素化合
物0.001〜10重量部、、
【化2】(R)a −Si−(OR’)b (式中、Rは同一またはそれぞれ異なるC12-24 のアル
キル基、C12-24 のアリ−ル基、C12-24 のアルキルア
リ−ル基、C12-24 のアラルキル基であり、R’は同一
またはそれぞれ異なるC1-18のアルキル基である。a+
b=4であり、aとbは共に1以上の整数である。)お
よび(C)平均粒子径0.05〜1.0μmで、アルミ
ナ水和物、ケイ酸水和物から選ばれた少なくとも1種の
化合物で表面処理された結晶形態がルチル形の酸化チタ
ン0.05〜25重量部からなる樹脂組成物に関する。
【0011】本発明の熱可塑性樹脂とは、ポリカーボネ
ート(以下PCと略記)、熱可塑性ポリエステル(以下
TPESと略記)、ポリフェニレンエーテル(以下PP
Eと略記)、ポリフェニレンサルファイド(以下PPS
と略記)、ポリアミド(以下PAと略記)、ポリアリレ
ート(以下PARと略記)、ポリエーテルエーテルケト
ン(以下PEEKと略記)、ポリエーテルサルホン(以
下PESと略記)、ポリエーテルイミド(以下PEIと
略記)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重
合体(以下ABSと略記)、アクリロニトリル・スチレ
ン共重合体(以下ASと略記)、アクリロニトリル・エ
チレン・スチレン共重合体(以下AESと略記)、アク
リロニトリル・アクリレート・スチレン共重合体(以下
AASと略記)、メチルメチアクリレート・ブタジエン
・スチレン共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重合
体(以下SMAと略記)、ハイインパクトポリスチレン
(以下HIPSと略記)、ポリスチレン(以下PSと略
記)、ポリエチレン(以下PEと略記)、ポリプロピレ
ン(以下PPと略記)などから選ばれた1種以上のポリ
マーからなるものである。特に好ましい熱可塑性樹脂
は、PC、TPES、PPE、PPS、PA、PAR、
PEEK、PES、PEI、ABSである。これらの熱
可塑性樹脂は2種以上を混合して使用することができ、
2種以上の熱可塑性樹脂配合する場合、公知の相溶化
剤、例えば無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、
りんご酸などを用いることができる。
【0012】本発明に使用される前記化2で表される珪
素化合物は、炭素数12以上の長鎖炭化水素基を少なく
とも1つ有する構造のものである。このような珪素化合
物として、具体的には、次のような化合物が挙げられ
る。n−ドデシルトリメトキシシラン、n−ドデシルト
リエトキシシラン、n−テトラデシルトリメトキシシラ
ン、n−テトラデシルトリエトキシシラン、n−ヘキサ
デシルトリメトキシシラン、n−ヘキサデシルトリエト
キシシラン、n−オクタデシルトリメトキシシラン、n
−オクタデシルトリエトキシシラン、ジ−n−ドデシル
ジエトキシシラン、トリ−n−ドデシルエトキシシラ
ン、ジメチルナフチルトリメトキシシラン、p−tert.
−ブチルフェネチルトリメトキシシラン等が挙げられ
る。
【0013】本発明に使用される酸化チタンは、平均粒
子径0.05〜1.0μmで、アルミナ水和物、ケイ酸
水和物から選ばれた1種以上で表面処理された結晶形態
がルチル形の酸化チタンである。酸化チタンの平均粒子
径は、0.05〜1.0μm、好ましくは0.1〜0.
7μm、さらに好ましくは0.2〜0.4μmである。
平均粒子径が0.05μmより小さいと光線遮蔽性に劣
り、1.0μmを越えると成形品表面に肌荒れを起こし
たり、機械的強度の低下を招くので不都合である。酸化
チタンの製法は、硫酸法と塩素法がある。硫酸法で製造
された酸化チタンは、白色度の点で塩素法で製造された
酸化チタンに劣るので、本発明には塩素法で製造された
ものが好適である。
【0014】本発明に使用される酸化チタンは、アルミ
ナ水和物、ケイ酸水和物から選ばれた1種以上の化合物
で表面処理されたものである。アルミナ水和物、ケイ酸
水和物から選ばれた1種以上の化合物で表面処理されて
いない酸化チタンは本発明における樹脂組成物に使用し
た場合、高温溶融混練時に樹脂の分子量低下や黄色に着
色するので好ましくない。また、酸化チタンの結晶形態
には、ルチル形とアナターゼ形があり、耐光性の点でル
チル形が優れており、本発明にはルチル形酸化チタンが
好適に使用される。
【0015】上記酸化チタンと珪素化合物は、そのまま
の状態で熱可塑性樹脂に配合することもできる。また、
熱可塑性樹脂に配合する前に、アルミナ水和物、ケイ酸
水和物から選ばれた1種以上で表面処理された酸化チタ
ンを珪素化合物で処理した後、熱可塑性樹脂に配合する
こともできる。処理法は湿式、乾式いずれの方法でも良
い。
【0016】(1)湿式の場合、珪素化合物と低沸点溶
剤の混合溶液に、表面処理された酸化チタンを加え、撹
拌後、脱溶媒を行う。その後、さらに100〜300℃
で熱処理しても良い。 (2)乾式の場合、酸化チタンと珪素化合物をヘンシェ
ルミキサー、スーパーミキサー、V型タンブラーなどの
混合機中で混合するか、珪素化合物の有機溶媒溶液を酸
化チタンに噴霧して付着させ、さらに付着後100〜3
00℃で熱処理しても良い。
【0017】本発明の樹脂組成物の配合比率は、熱可塑
性樹脂100重量部に対し、前記化2で表される珪素化
合物0.001〜10重量部、平均粒子径0.05〜
1.0μmで、アルミナ水和物、ケイ酸水和物から選ば
れた1種以上の化合物で表面処理され結晶形態がルチル
形の酸化チタン0.05〜25重量部からなる。
【0018】熱可塑性樹脂100重量部に対し、珪素化
合物の配合比率が0.001重量部より少ないと、高温
溶融混練時に樹脂の分子量低下のため、シルバーの発生
や機械的強度の低下および黄色に着色するので好ましく
ない。珪素化合物の配合比率が10重量部を超えると、
溶融混練時の作業性が低下し、成形品の外観、機械的強
度の低下が大きく好ましくない。
【0019】また、酸化チタンの配合比率が0.05重
量部より低いと着色性に劣り、25重量部を越えると難
燃性樹脂組成物の溶融粘度が著しく高くなり、大型薄肉
成形品の成形が困難になる。
【0020】本発明の熱可塑性樹脂組成物を難燃化する
ために、必要に応じて難燃剤を添加することができる。
難燃剤としては、分子量1000以上の有機ハロゲン化
合物が好ましく用いられる。このような有機ハロゲン化
合物として、テトラブロムビスフェーノールAを出発原
料とした重合度3〜25のカーボネートオリゴマーや、
ブロム化ポリスチレン、ブロム化エポキシ化合物などを
配合することができる。有機ハロゲン化合物の分子量が
1000より低いと溶融混練時に揮散し、作業環境の汚
染を生じ好ましくない。
【0021】また、難燃剤として分子量300以上で燐
含有率8%以上の有機燐化合物も使用できる。有機燐化
合物中の燐含有率が8%より低いと、難燃効果が低く本
発明の目的を充分に達成されない。このような有機燐化
合物としては、例えば特開昭57−207461号、特
開昭57−207462号、特開平5−170996号
に記載されているフェニル・レゾルシン・ポリホスヘー
ト、フェニル・クレジル・レゾルシン・ポリホスヘー
ト、テトラフェニル・レゾルシン・ジホスヘート、フェ
ニル・トリクレジル・レゾルシン・ジホスヘート、トリ
フェニール・クレジル・レゾルシン・ジホスヘート、ト
リフェニールホスヘートやトリクレジルホスヘートなど
が好適に使用できる。
【0022】本発明の樹脂組成物において、このような
難燃剤の配合量は3〜25重量部が好ましく、難燃剤が
3重量部より低いと、試験片肉厚1.6mmで、UL規
格94号のV−0またはV−1に格付けできず、25重
量部を超えると成形時の熱安定性や、衝撃強度が低下す
るので好ましくない。さらに、難燃助剤としてアンチモ
ン化合物や、ジルコニウム化合物などを配合することも
できる。
【0023】また、着火樹脂の滴下(ドロッピング)防
止剤として、必要に応じてポリテトラフルオロエチレン
(以下PTFEと略記)を添加することができる。PT
FEは、分子量1,000,000以上で、二次粒子径
50μm以下のものが好適である。PTFEの分子量が
1,000,000より低いと、成形時にPTFEが配
向・延伸されず、滴下防止効果が小さい。PTFEの二
次粒子径が50μmを超えると、成形品表面のブツ発生
による外観不良や、衝撃強度の低下が大きく好ましくな
い。なお、二次粒子径の測定は、ASTM・D−145
7に準じ、走査電子顕微鏡を使用した。
【0024】PTFEの配合量は0.01〜3重量部が
好ましく、PTFEの配合比率が0.01重量部より低
いと、燃焼試験時に着火樹脂の滴下を生じ、3重量部を
超えると単軸押出機を使用した場合、サージングなどの
不良現象のため、作業性が著しく低下したり、難燃性が
低下するなどの新たな問題点が生じ好ましくない。
【0025】本発明の熱可塑性樹脂組成物に、高度の耐
衝撃性が要求される場合は、下記のエラストマーを1〜
15重量部の範囲で配合できる。エラストマーの配合比
率が1重量部より低いと耐衝撃性の改良効果が小さく、
15重量部を超えると荷重撓み温度、弾性率の低下が大
きく、好ましくない。
【0026】本発明に使用できるエラストマーの具体例
として、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピ
レン・ジエン・メチレン共重合体、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリイソプレ
ン、水添ポリイソプレン、ポリエステル・ポリエーテル
共重合体、東レ(株)製「ペバックス」(商品名)のよ
うなポリアミド系エラストマー、大日本インキ化学
(株)製「グリラックスA」(商品名)のようなポリア
ミド系エラストマー、エチレン・ブテン1共重合体、ス
チレン・ブタジエンブロック共重合体、水素化スチレン
・ブタジエンブロック共重合体、エチレン・プロピレン
共重合体、エチレン・プロピレン・エチリデンノルボネ
ン共重合体、熱可塑性ポリエステルエラストマー、シェ
ル化学(株)製「クレイトンG1651」(商品名)の
ような水添スチレン・エチレン・ブチレン・スチレンブ
ロック共重合体(以下SEBSと略記)、三井石油化学
(株)製「タフマー」(商品名)のようなエチレン−α
オレフィンコポリマーおよびプロピレン−αオレフィン
コポリマー、三井・デュポンポリケミカル(株)から販
売されているようなエチレンメタクリル酸系特殊エラス
トマー、武田薬品(株)製「スタフィロイド」(商品
名)のようなコア層がゴム質でシェル層が硬質樹脂から
なるコア・シェルタイプのエラストマー、三菱レイヨン
(株)製「メタブレンS」(商品名)のようなコア・シ
ェルタイプのエラストマーなどが使用できる。同じく三
菱レイヨン(株)から販売されているようなコア層がシ
リコンゴム、シェル層がアクリルゴムまたはアクリル樹
脂からなるコア・シェルタイプのエラストマーで、グレ
ード名S2001またはRK120などが添加できる。
さらにクラレ(株)製「セプトン」(商品名)のような
ポリスチレン相と水素添加ポリイソプレン相からなるブ
ロック共重合体も使用できる。
【0027】本発明の熱可塑性樹脂組成物にはさらに必
要に応じて、樹脂組成物100重量部に対し、3〜10
0重量部の無機フィラー、例えば、ガラス繊維、ガラス
ウール、ガラスビーズ、ガラスフレーク、ガラス粉末、
炭素繊維、繊維状マグネシゥム(たとえば宇部興産
(株)製・モスハイジ)、硼酸マグネシウム、炭化珪素
ウィスカー、窒化珪素ウィスカー、グラファイト、チタ
ン酸カリウムウィスカー、繊維状酸化アルミ、針状酸化
チタン、ウォラストナイト、セラミックファイバー(た
とえばイビデン(株)・イビウール)、マイカ、タル
ク、クレー、カオリン、焼性カオリン、炭酸カルシュウ
ム、珪藻土などを配合できる。これらの無機繊維状フィ
ラーにはシラン等各種のカップリング剤、オキサゾリン
環を持った有機化合物、ポリオルガノ水素シロキサン、
その他の表面処理剤によって処理されたものも好適に使
用でき、繊維状無機フィラーの場合公知の収束剤で収束
したものでも良い。
【0028】本発明の熱可塑性樹脂組成物には、必要に
応じて、公知のフェノール系、ホスファイト系、チオエ
ーテル系、ヒンダードフェノール系、硫化亜鉛、酸化亜
鉛などの熱安定剤および酸化防止剤を用いることができ
る。さらに、帯電防止剤、可塑剤、潤滑剤、離型剤、紫
外線吸収剤すなわちベンゾトリアゾール系化合物、ベン
ゾフェノン系化合物、芳香族ベンゾエート系化合物、シ
アノアクリレート系化合物、しゅう酸アニリド系化合
物、光安定剤として立体障害性を有するピペリジン誘導
体や高分子量のピペリジン誘導体なども添加することが
できる。
【0029】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、一般に熱
可塑性樹脂組成物の製造に用いられる設備と方法により
製造することができる。例えば、 (1)熱可塑性樹脂と酸化チタンと珪素化合物、その他
の成分を一括して溶融混練し、ペレット化する。 (2)材料供給口を2か所以上有する押出機で、最初の
材料供給口から熱可塑性樹脂と酸化チタン、珪素化合物
を溶融混練し、2番目の材料供給口から難燃剤や無機フ
ィラーなどを追加し、溶融混練し、ペレット化する。 (3)珪素化合物処理した酸化チタンと熱可塑性樹脂、
その他の成分を一括して溶融混練し、ペレット化する。 などの方法がある。溶融混練には一軸または二軸の押出
機が使用できるが、酸化チタンの配合比率が3重量部以
上の場合、酸化チタンの分散性の点から二軸押出機が好
適である。
【0030】本発明の実施例と比較例における使用原材
料は次の通りである。
【0031】熱可塑性樹脂は、粘度平均分子量2300
0で、ビスフェノールAを出発原料とした芳香族ポリカ
ーボネート樹脂(以下PCと略記)、熱可塑性ポリエス
テルとして、極限粘度1.2のポリブチレンテレフタレ
ート(以下PBTと略記)、PPEとして極限粘度0.
43のPPE40重量部と、数平均分子量200,00
0のPS50重量部とSEBSを10重量部溶融混練し
たもの(以下PPEと略記)を使用した。またスチレン
系樹脂として250℃×5kgの条件で測定したメルト
インデックスが15g/10分のABS(電気化学
(株)製「デンカABS・GR3500」)を使用し
た。
【0032】珪素化合物は、ペトラ−ク社製のn−ドデ
シルトリエトキシシラン(以下S1と略記)、東レ・ダ
ウコーニング・シリコン(株)製のn−ヘキサデシルト
リメトキシシラン(以下S2と略記)、ペトラ−ク社製
のn−オクタデシルトリメトキシシラン(以下S3と略
記)、ペトラ−ク社製のn−オクタデシルトリエトキシ
シラン(以下S4と略記)を使用し、比較のために東レ
・ダウコーニング・シリコン(株)製のメチルトリメト
キシシラン(以下S5と略記)、東レ・ダウコーニング
・シリコン(株)製のn−デシルトリメトキシシラン
(以下S6と略記)を使用した。
【0033】酸化チタンは塩素法で製造され、平均粒子
径0.28μmで、アルミナ水和物とケイ酸水和物で表
面処理されたルチル形酸化チタン、石原産業(株)製
「タイペークCR90」(以下CR90と略記)、塩素
法で製造され、平均粒子径0.21μmで、アルミナ水
和物で表面処理されたルチル形酸化チタン、石原産業
(株)製「タイペークCR60」(以下CR60と略
記)を使用した。比較のために、硫酸法で製造され、平
均粒子径0.30μmで、未処理のアナターゼ形酸化チ
タン、チタン工業(株)製「クロノスKA30」(以下
KA30と略記)を使用した。
【0034】次に実施例と比較例により本発明を具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0035】実施例1 PC=100重量部、S1=0.3重量部、CR90=
9重量部をヘンシェルミキサーで混合し、スクリュー径
30mmの二軸押出機でシリンダー設定温度270℃、
スクリュー回転数150rpmで溶融混練後、ペレット
化した。このペレットを110℃で5時間乾燥後、射出
成形機により、成形温度=280℃、金型温度110℃
で、ASTM−D256規定の3.2mm厚アイゾット
衝撃試験片、及び100×100×2mmの角板を成形
した。
【0036】ノッチ付きアイゾット衝撃強度(以下衝撃
強度と記す。単位はJ/m)は、ASTM−D256に
準じ、試験温度23℃で5本試験を行い、その平均値は
730J/mであった。衝撃強度≧60J/mを合格と
した。
【0037】光線反射率は、100×100×2mmの
角板で、(株)島津製作所製・反射率計により波長範囲
500〜700nmで測定し、最も低い反射率(単位は
%)を求めた結果、92%であった。なお、反射率≧8
8%を合格とした。
【0038】色相は、日本電色工業(株)製・Z−10
0DPのカラー測定器により、100×100×2mm
の角板で測定し、L値=95.2、a値=−0.38、
b値=2.4を得た。なお、b値≦4.0を合格とし
た。
【0039】成形品外観は燃焼試験片を目視により、シ
ルバーとブツの発生状態を観察した。シルバーおよびブ
ツの発生していない試験片をそれぞれA、微小なシルバ
ーおよびブツの発生した試験片をそれぞれB、小さなシ
ルバーおよびブツの発生した試験片をそれぞれC、大き
なシルバーおよびブツの発生した試験片をそれぞれDと
した。シルバーおよびブツがそれぞれ、AまたはBを合
格とした。ここで得られた試験片の外観観察の結果、シ
ルバーはA、ブツの発生はAであった。以上のように、
全試験項目とも合格であり、総合判定は合格であった。
【0040】実施例2〜5 表1に示した成形温度、金型温度、組成物の配合比率以
外は、実施例1と同様にして試験片を作成し同一条件で
試験を行い、結果を表1に示した。
【0041】実施例6 難燃剤として、テトラブロモビスフェーノールAを出発
原料とした、重合度12で両末端がトリブロモフェノー
ルのカーボネートオリゴマーを7重量部と、燃焼試験時
のドロッピング防止剤として、分子量3,000,00
0で平均二次粒子径10μmのポリテトラフルオロエチ
レンを0.3重量部を加えた以外は、実施例1と同様に
して試験片あ作成し同一条件で行い、127×12.7
×1.6mmの燃焼試験片も成形した。その結果、衝撃
強度690J/m、反射率91%、L値=95.1、a
値=−0.40、b値=2.5、シルバ−、ブツともに
Aで、全試験項目とも合格であり、総合判定は合格であ
った。さらに、燃焼性はUL規格94号に準じて試験を
行い、V−0であった。
【0042】比較例1〜4 表2に示した成形温度、金型温度、組成物の配合比率以
外は、実施例1と同様にして試験片を作成し同一条件で
試験を行い、結果を表2に示した。
【0043】
【発明の効果】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、成形時
の熱安定性や流動性、酸化チタンの分散性、白色性、光
線反射性に優れ、さらに機械的強度、表面外観にも優れ
ていることから、幅広い産業分野で好適に使用できる。
【0044】
【表1】 表1実施例番号 1 2 3 4 5 押出温度(℃)270 260 250 250 220 成形温度(℃)280 270 260 260 240金型温度(℃)110 110 80 70 60 (組成) PC 100 85 PBT 15 100 PPE 100 ABS 100 S1 0.3 S2 0.06 1.0 S3 1.5 S4 0.6 CR90 9 15 CR60 3 15 9 (物性) 衝撃強度 730 170 90 150 195 反射率 92 89 91 91 90 L値 95.2 94.4 93.8 94.0 93.6 a値 −0.38 −0.40 −0.43 −0.44 −0.42 b値 2.4 2.9 3.1 2.9 3.3 シルバー A A A A A ブツ A A A A A 総合判定 合格 合格 合格 合格 合格
【0045】
【表2】 表2比較例番号 1 2 3 4 押出温度(℃) 270 250 260 220 成形温度(℃) 280 260 270 240金型温度(℃) 110 80 60 60 (組成) PC 100 PBT 100 PPE 100 ABS 100 S4 0.6 S5 1.5 S6 1.0 CR90 9 15 15 KA30 9 (物性) 衝撃強度 250 40 95 110 反射率 88 84 86 85 L値 95.1 93.7 94.0 93.4 a値 −0.39 −0.43 −0.46 −0.42 b値 4.6 5.9 4.7 4.8 シルバー D D C C ブツ C C C C 総合判定 不合格 不合格 不合格 不合格
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 33/12 LHV 59/00 LML 67/02 KKE 69/00 KKM 71/12 LQN LQP 77/00 KLB 81/02 LRG 101/00 (72)発明者 熊沢 輝久 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱瓦斯化学株式会社プラスチックスセンタ ー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱可塑性樹脂100重量部、
    (B)下記一般式で表される珪素化合物0.001〜1
    0重量部、 【化1】(R)a −Si−(OR’)b (式中、Rは同一またはそれぞれ異なるC12-24 のアル
    キル基、C12-24 のアリ−ル基、C12-24 のアルキルア
    リ−ル基、C12-24 のアラルキル基であり、R’は同一
    またはそれぞれ異なるC1-18のアルキル基である。a+
    b=4であり、aとbは共に1以上の整数である。)
    (C)平均粒子径0.05〜1.0μmで、アルミナ水
    和物、ケイ酸水和物から選ばれた少なくとも1種の化合
    物で表面処理された結晶形態がルチル形の酸化チタン
    0.05〜25重量部からなる熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂がポリカーボネート、ポリ
    フェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ポ
    リエチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイ
    ド、ポリオキシメチレン、ポリアリレート、ポリアミ
    ド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルホ
    ン、ポリメチルメタアクリレート、アクリロニトリル・
    ブタジエン・スチレン共重合体から選ばれた1種以上で
    あることを特徴とした請求項1の熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 上記一般式で表される珪素化合物が、n
    −ドデシルトリメトキシシラン、n−ドデシルトリエト
    キシシラン、n−ヘキサデシルトリメトキシシラン、n
    −ヘキサデシルトリエトキシシラン、n−オクタデシル
    トリメトキシシラン、n−オクタデシルトリエトキシシ
    ランから選ばれた少なくとも1種である請求項1記載の
    熱可塑性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 酸化チタンが塩素法で製造されたもので
    ある請求項1記載の熱可塑性樹脂組成物。
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