JP3424696B2 - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents

難燃性樹脂組成物

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JP3424696B2
JP3424696B2 JP05746294A JP5746294A JP3424696B2 JP 3424696 B2 JP3424696 B2 JP 3424696B2 JP 05746294 A JP05746294 A JP 05746294A JP 5746294 A JP5746294 A JP 5746294A JP 3424696 B2 JP3424696 B2 JP 3424696B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオルガノ水素シロ
キサン、特定の酸化チタン、難燃剤が配合された白色難
燃性樹脂組成物に関する。本発明に係る難燃性樹脂組成
物は、成形時の熱安定性や酸化チタンの分散性に優れ、
さらに機械的強度、光線反射性、表面外観にも優れてい
ることから、幅広い産業分野で好適に使用できるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性樹脂に酸化チタンを配合
して着色したり、光線遮蔽性や光線反射性を付与するこ
とは、広く行われている。しかし、酸化チタンの表面に
は、化学的活性点が存在し、これが原因となって溶融混
練時に熱可塑性樹脂の分子量低下により、機械的性質の
低下や変色するという問題点があった。さらに、熱可塑
性樹脂への分散性が悪く、成形品表面の肌荒れ現象が見
られることもあった。このような現象は、酸化チタンの
配合比率が高い場合に特に顕著に現れる。
【0003】例えば、高い光線反射率を有する熱可塑性
樹脂成形品を得る方法としては、特開昭57−8354
9号公報に記載の方法が考えられる。該公報には、芳香
族ポリカーボネート(以下PCと略記)と酸化チタンな
どの顔料、シラン系カップリング剤を均一にブレンド
後、280℃で溶融混練しペレットを得て、ペレットの
分子量測定を行い、該ペレットを280℃で成形し成形
品の色相を調べている。特開昭57−83549号公報
の記載にに準じて、PC90重量部、酸化チタン10重
量部、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン1
重量部からなる組成物を溶融混練して得たペレットから
試験片を成形した結果、確かに着色性は良好であった
が、溶融混練温度や成形温度が280℃と高く、試験片
表面にシルバーが発生し、機械的性質、特に破断伸びや
衝撃強度の低い試験片しか得られなかった。薄肉成形品
を成形するため成形温度を300℃以上にすると、試験
片表面にシルバーが多発し、破断伸びや衝撃強度の著し
く低い試験片しか得られない。
【0004】また、特公昭63−26140号公報に
は、PCと末端停止ポリオルガノ水素シロキサン、酸化
チタン、安定剤からなる樹脂組成物が開示されている。
しかしながら、特公昭63−26140号に記載の組成
物も、溶融粘度が高いので、溶融混練温度が288℃、
成形温度が300℃以上と高い。また、光線反射板とし
て使用する場合は、酸化チタンの添加率が3重量部以
上、好ましくは7〜15重量部が必要となるが、酸化チ
タンを3重量部以上添加したPCを288℃以上で溶融
混練後、樹脂温度300℃以上で射出成形を行った場
合、末端停止ポリオルガノ水素シロキサンや安定剤が添
加されていても、酸化チタンによるPCの熱分解促進作
用を抑制できず、成形品が黄色に変色し、また成形品表
面にシルバーが発生して商品価値を著しく損なうもので
あった。
【0005】特公昭63−31513号公報には、P
C、オリゴマーまたはポリマーの炭化水素オキシシロキ
サン、リン系安定剤、エポキシ系安定剤からなる樹脂組
成物が開示されている。この場合も、溶融粘度が高く2
88−316℃で溶融混練ペレット化し、316℃以上
の温度で成形する方法が開示されている。本発明者らも
特公昭63−31513号公報に記載の方法に準じ、P
C100重量部、酸化チタン3重量部、1,3−ジフェ
ニルテトラエトキシジシロキサン0.4重量部、リン系
安定剤0.1重量部、およびエポキシ系安定剤0.1重
量部からなる組成物を溶融混練し、ペレットを得て6
3.5×12.7×3.2mmの衝撃試験片と、AST
M−D638に準じた引張り試験片を成形した。得られ
た試験片の着色性は良好であったが、試験片表面にはシ
ルバーが多数発生し、破断伸びは5%以下と低く、実用
性の非常に低いものであった。
【0006】特開平3−247670号公報には、ポリ
オキシアルキレン誘導体とマレイン酸類との共重合体に
よって表面処理した酸化チタン等をPCに添加する方法
が開示されている。該公報によれば、表面処理した酸化
チタン1%をPCに添加したペレットを、340℃窒素
気流中1時間処理後の粘度平均分子量の低下は約100
0と小さいとされている。特開平3−247670号公
報の記載に準じて、PC100重量部に対し、表面処理
した酸化チタンを10重量部配合し、シリンダー温度2
80℃の単軸押出機により溶融混練後ペレット化した。
このペレットを120℃で7時間予備乾燥後、樹脂温度
300℃で127×12.7×1.6mmの試験片を成
形した。この試験片は酸化チタンの配合比率が高いこと
もあり、試験片表面にシルバーが発生し、シルバー発生
部分とシルバーの発生していない部分の光線反射率が異
なり、反射板用樹脂組成物としては不敵当であり、成形
品表面の外観は不良であった。
【0007】また、特開平4−159359号公報に
は、PCにアルミナ水和物とケイ酸水和物で処理された
酸化チタン粉体、および特定の珪素化合物からなる組成
物が光線反射板とて有効であることが開示されている。
しかしながら、PC自体溶融粘度が高く、PC100重
量部に対し、上記方法で処理された酸化チタン粉体を5
重量部以上配合した組成物の溶融粘度はさらに高くな
り、その結果として、成形温度を高くしなければ薄肉成
形品を成形することができなかった。上記方法で処理さ
れた酸化チタン粉体を5重量部以上配合したPC組成物
であっても、280℃以上の高温で成形すると、PCの
分解が起こり、シルバーの発生による光線反射率の低
下、機械的性質の低下を生じ、商品価値の著しく低い成
形品しか得られなかった。一方、成形温度を低くするた
め、溶融粘度の低い低分子量PC、例えば粘度平均分子
量が15000のPCに酸化チタン粉体を5重量部以上
配合した組成物では、クラックが発生しやすく、機械的
性質の低下も大きかった。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、成形時の
流動性および熱安定性に優れ、300℃前後の温度で成
形した場合でもシルバー発生がなく、機械的性質、熱的
性質、電気的性質、および表面外観性、白色度に優れた
樹脂組成物を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の事
情に鑑み、多角的に検討を行った結果、特定の酸化チタ
ン、ポリオルガノ水素シロキサン、および特定の難燃剤
を配合した樹脂組成物が成形時の熱安定性や酸化チタン
の分散性に優れ、機械的強度、熱的性質、光線反射性、
外観に優れた成形品が得られることを見出した。
【0010】すなわち、本発明は、(A)熱可塑性樹脂
100重量部、(B)ポリオルガノ水素シロキサン0.
001〜10重量部、(C)平均粒子径0.05〜1.
0μmで、アルミナ水和物、ケイ酸水和物から選ばれた
1種以上の化合物で表面処理された結晶形態がルチル形
の酸化チタン0.05〜25重量部、(D)難燃剤3〜
25重量部、(E)分子量1,000,000以上で二
次粒子径50μm以下のポリテトラフルオロエチレン
(以下PTFEと略記)0.01〜3重量部からなる白
色難燃性樹脂組成物に関する。
【0011】本発明における熱可塑性樹脂とは、ポリカ
ーボネート(以下PCと略記)、熱可塑性ポリエステル
(以下TPESと略記)、ポリフェニレンエーテル(以
下PPEと略記)、ポリフェニレンサルファイド(以下
PPSと略記)、ポリアミド(以下PAと略記)、ポリ
アリレート(以下PARと略記)、ポリエーテルエーテ
ルケトン(以下PEEKと略記)、ポリエーテルサルホ
ン(以下PESと略記)、ポリエーテルイミド(以下P
EIと略記)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレ
ン共重合体(以下ABSと略記)、アクリロニトリル・
スチレン共重合体(以下ASと略記)、アクリロニトリ
ル・エチレン・スチレン共重合体(以下AESと略
記)、アクリロニトリル・アクリレート・スチレン共重
合体(以下AASと略記)、メチルメチアクリレート・
ブタジエン・スチレン共重合体、スチレン・無水マレイ
ン酸共重合体(以下SMAと略記)、ハイインパクトポ
リスチレン(以下HIPSと略記)、ポリスチレン(以
下PSと略記)、ポリエチレン(以下PEと略記)、ポ
リプロピレン(以下PPと略記)などから選ばれた1種
以上のポリマーからなるものである。特に好ましい熱可
塑性樹脂は、PC、TPES、PPE、PPS、PA、
PAR、PEEK、PES、PEI、ABSである。こ
れらの熱可塑性樹脂は2種以上を混合して使用すること
ができ、2種以上の熱可塑性樹脂配合する場合、公知の
相溶化剤、例えば無水マレイン酸、フマール酸、イタコ
ン酸、りんご酸などを用いることができる。
【0012】本発明に使用されるポリオルガノ水素シロ
キサンとは、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メ
チルハイドロジェンポリシクロシロキサンなどであり、
下記の式(1)、(2)および(3)の構成単位から選
択した化合物が好ましい。これら以外のポリオルガノシ
ロキサンは、高温溶融混練時に樹脂の分子量低下や黄色
に着色するなどの欠点があり好ましくない。
【0013】
【化4】
【0014】
【化5】
【0015】
【化6】
【0016】本発明に使用される酸化チタンは、平均粒
子径0.05〜1.0μmであって、アルミナ水和物、
ケイ酸水和物から選ばれた1種以上で表面処理された結
晶形態がルチル形の酸化チタンである。酸化チタンの平
均粒子径は、0.05〜1.0μm、好ましくは0.1
〜0.7μm、さらに好ましくは0.2〜0.4μmで
ある。平均粒子径が0.05μmより小さいと光線遮蔽
性に劣り、1.0μmを超えると成形品表面に肌荒れを
起こしたり、機械的強度の低下を招くので不都合であ
る。酸化チタンの製法は、硫酸法と塩素法がある。硫酸
法で製造された酸化チタンは、白色度の点で塩素法で製
造された酸化チタンに劣るので、本発明には塩素法で製
造されたものが好適である。
【0017】本発明に使用される酸化チタンは、アルミ
ナ水和物、ケイ酸水和物から選ばれた1種以上で表面処
理されたものである。アルミナ水和物、ケイ酸水和物か
ら選ばれた1種以上で表面処理されていない酸化チタン
は、本発明における樹脂組成物に使用した場合、高温溶
融混練時に樹脂の分子量低下や黄色に着色するので好ま
しくない。また、酸化チタンの結晶形態には、ルチル形
とアナターゼ形があり、耐光性の点でルチル形が優れて
おり、本発明においてはルチル形酸化チタンが使用され
る。
【0018】上記酸化チタンとポリオルガノ水素シロキ
サンは、そのままの状態で熱可塑性樹脂に配合すること
もできる。また、熱可塑性樹脂に配合する前に、アルミ
ナ水和物、ケイ酸水和物から選ばれた1種以上で表面処
理された酸化チタンをポリオルガノ水素シロキサンで処
理した後、熱可塑性樹脂に配合することもできる。処理
法は湿式、乾式いずれの方法でも良い。
【0019】(1)湿式の場合、ポリオルガノ水素シロ
キサンと低沸点溶剤の混合溶液に、表面処理された酸化
チタンを加え、撹拌後、脱溶媒を行う。その後、さらに
100〜300℃で熱処理しても良い。 (2)乾式の場合、酸化チタンとポリオルガノ水素シロ
キサンをヘンシェルミキサー、スーパーミキサー、V型
タンブラーなどの混合機中で混合するか、ポリオルガノ
水素シロキサン有機溶液を酸化チタンに噴霧して付着さ
せ、さらに付着後100〜300℃で熱処理してもよ
い。
【0020】本発明の樹脂組成物の配合比率は、熱可塑
性樹脂100重量部に対し、ポリオルガノ水素シロキサ
ン0.001〜10重量部、平均粒子径0.05〜1.
0μmで、アルミナ水和物、ケイ酸水和物から選ばれた
1種以上の化合物で表面処理され結晶形態がルチル形の
酸化チタン0.05〜25重量部、難燃剤3〜25重量
部、分子量1,000,000以上で二次粒子径50μ
m以下のPTFE0.01〜3重量部からなる。
【0021】熱可塑性樹脂100重量部に対し、ポリオ
ルガノ水素シロキサンの配合比率が0.001重量部よ
り少ないと、表面処理効果が認められず、高温溶融混練
時に樹脂の分子量低下のため、シルバーの発生や機械的
強度の低下および黄色に着色するので好ましくない。ポ
リオルガノ水素シロキサンの配合比率が10重量部を超
えると、溶融混練時の作業性が低下し、成形品の外観、
機械的強度の低下が大きく好ましくない。
【0022】また、酸化チタンの配合比率が0.05重
量部より低いと着色性に劣り、25重量部を超えると樹
脂組成物の溶融粘度が著しく高くなり、大型薄肉成形品
の成形が困難になる。
【0023】難燃剤が3重量部より低いと目標の難燃
性、すなわち、試験片肉厚1.6mmで、UL規格94
号でV−0またはV−1に格付け出来ず、25重量部を
越えると成形時の熱安定性や、衝撃強度が低下するので
好ましくない。
【0024】本発明においてPTFEを配合する目的
は、燃焼試験時に火の付いた樹脂の滴下を防止すること
にある。しかし、PTFEの配合比率が0.01重量部
より低いと、燃焼試験時に火の付いた樹脂の滴下を生
じ、3重量部を越えると単軸押出機を使用した場合、サ
ージングなどの不良現象のため、作業性が著しく低下し
たり、難燃性が低下するなどの新たな問題点が生じ、本
発明から除外される。
【0025】本発明の難燃性樹脂組成物を試験片肉厚
1.6mmで、UL規格94号でV−0またはV−1以
上に難燃化するために使用する難燃剤は、分子量100
0以上の有機ハロゲン化合物である。このような有機ハ
ロゲン化合物として、テトラブロムビスフェーノールA
を出発原料とした重合度3〜25のカーボネートオリゴ
マーや、ブロム化ポリスチレン、ブロム化エポキシ化合
物などを配合することができる。有機ハロゲン化合物の
分子量が1000より低いと溶融混練時に揮散し、作業
環境の汚染を生じ好ましくない。さらに、難燃助剤とし
てアンチモン化合物や、ジルコニウム化合物などを配合
することもできる。
【0026】着火樹脂の滴下(ドロッピング)防止のた
めに使用されるPTFEは、分子量1,000,000
以上で、二次粒子径50μmのものが好適である。PT
FEの分子量が1,000,000より低いと、成形時
にPTFEが配向・延伸されず、着火樹脂の滴下防止効
果が小さい。PTFEの二次粒子径が50μmを超える
と、成形品表面のブツ発生による外観不良や、衝撃強度
の低下が大きく好ましくない。なお、二次粒子径の測定
は、ASTM・D−1457に準じ、走査型電子顕微鏡
を使用した。
【0027】また、本発明の樹脂組成物をUL規格94
号でV−0またはV−1以上に難燃化するためには、難
燃剤として分子量300以上で燐含有率8%以上の有機
燐化合物も使用できる。有機燐化合物中の燐含有率が8
%より低いと、難燃効果が低く本発明の目的を充分に達
成し得ない。
【0028】燐含有率が8%以上の有機燐化合物として
は、例えば特開昭57−207461号、特開昭57−
207462号、特開平5−170996号に記載され
ているフェニル・レゾルシン・ポリホスヘート、フェニ
ル・クレジル・レゾルシン・ポリホスヘート、テトラフ
ェニル・レゾルシン・ジホスヘート、フェニル・トリク
レジル・レゾルシン・ジホスヘート、トリフェニール・
クレジル・レゾルシン・ジホスヘート、トリフェニール
ホスヘートやトリクレジルホスヘートなどが好適に使用
できる。
【0029】本発明の難燃性樹脂組成物に、高度の耐衝
撃性が要求される場合は、下記のエラストマーを1〜1
5重量部の範囲で配合できる。エラストマーの配合比率
が1重量部より低いと耐衝撃性の改良効果が小さく、1
5重量部を超えると荷重撓み温度、弾性率の低下が大き
く好ましくない。
【0030】本発明に使用できるエラストマーの具体例
として、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピ
レン・ジエン・メチレン共重合体、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリイソプレ
ン、水添ポリイソプレン、ポリエステル・ポリエーテル
共重合体、東レ(株)製「ペバックス」(商品名)のよ
うなポリアミド系エラストマー、大日本インキ化学
(株)製「グリラックスA」(商品名)のようなポリア
ミド系エラストマー、エチレン・ブテン1共重合体、ス
チレン・ブタジエンブロック共重合体、水素化スチレン
・ブタジエンブロック共重合体、エチレン・プロピレン
共重合体、エチレン・プロピレン・エチリデンノルボネ
ン共重合体、熱可塑性ポリエステルエラストマー、シェ
ル化学(株)製「クレイトンG1651」(商品名)の
ような水添スチレン・エチレン・ブチレン・スチレンブ
ロック共重合体(以下SEBSと略記)、三井石油化学
(株)製「タフマー」(商品名)のようなエチレン−α
オレフィンコポリマーおよびプロピレン−αオレフィン
コポリマー、三井・デュポンポリケミカル(株)から販
売されているエチレンメタクリル酸系特殊エラストマ
ー、武田薬品(株)製「スタフィロイド」(商品名)の
ようなコア層がゴム質でシェル層が硬質樹脂からなるコ
ア・シェルタイプのエラストマー、三菱レイヨン(株)
製「メタブレンS」(商品名)のようなコア・シェルタ
イプのエラストマーなどが使用できる。同じく三菱レイ
ヨン(株)から販売されているようなコア層がシリコン
ゴム、シェル層がアクリルゴムまたはアクリル樹脂から
なるコア・シェルタイプのエラストマーで、グレード名
S2001またはRK120などが添加できる。さらに
クラレ(株)製「セプトン」(商品名)のようなポリス
チレン相と水素添加ポリイソプレン相からなるブロック
共重合体も使用できる。
【0031】本発明の難燃性樹脂組成物にはさらに必要
に応じて、樹脂組成物100重量部に対し、3〜100
重量部の無機フィラー、例えば、ガラス繊維、ガラスウ
ール、ガラスビーズ、ガラスフレーク、ガラス粉末、炭
素繊維、繊維状マグネシゥム(たとえば宇部興産(株)
製・モスハイジ)、硼酸マグネシウム、炭化珪素ウィス
カー、窒化珪素ウィスカー、グラファイト、チタン酸カ
リウムウィスカー、繊維状酸化アルミ、針状酸化チタ
ン、ウォラストナイト、セラミックファイバー(たとえ
ばイビデン(株)・イビウール)、マイカ、タルク、ク
レー、カオリン、焼性カオリン、炭酸カルシュウム、珪
藻土などを配合することができる。これらの無機繊維状
フィラーにはシラン等各種のカップリング剤、オキサゾ
リン環を持った有機化合物、ポリオルガノ水素シロキサ
ン、その他の表面処理剤によって処理されたものも好適
に使用でき、繊維状無機フィラーの場合公知の収束剤で
収束したものでも良い。
【0032】本発明の難燃性樹脂組成物には、必要に応
じて、公知のフェノール系、ホスファイト系、チオエー
テル系、ヒンダードフェノール系、硫化亜鉛、酸化亜鉛
などの熱安定剤および酸化防止剤を用いることができ
る。さらに、帯電防止剤、可塑剤、潤滑剤、離型剤、紫
外線吸収剤すなわちベンゾトリアゾール系化合物、ベン
ゾフェノン系化合物、芳香族ベンゾエート系化合物、シ
アノアクリレート系化合物、しゅう酸アニリド系化合
物、光安定剤として立体障害性を有するピペリジン誘導
体や高分子量のピペリジン誘導体なども添加することが
できる。
【0033】本発明に係る難燃性樹脂組成物は、一般に
熱可塑性樹脂組成物の製造に用いられる設備と方法によ
り製造することができる。例えば、 (1)熱可塑性樹脂と酸化チタンとポリオルガノ水素シ
ロキサン、その他の成分を一括して溶融混練し、ペレッ
ト化する。 (2)材料供給口を2か所以上有する押出機で、最初の
材料供給口から熱可塑性樹脂と酸化チタン、ポリオルガ
ノ水素シロキサンを溶融混練し、2番目の材料供給口か
ら難燃剤や無機フィラーなどを追加し、溶融混練し、ペ
レット化する。 (3)ポリオルガノ水素シロキサン処理した酸化チタン
と熱可塑性樹脂、その他の成分を一括して溶融混練し、
ペレット化する。などの方法がある。 溶融混練には一軸または二軸の押出機が使用できるが、
酸化チタンの配合比率が3重量部以上の場合、酸化チタ
ンの分散性の点から二軸押出機が好適である。
【0034】本発明の実施例と比較例における使用原材
料は次の通りである。
【0035】熱可塑性樹脂は、粘度平均分子量2300
0で、ビスフェノールAを出発原料とした芳香族ポリカ
ーボネート樹脂(以下PCと略記)、熱可塑性ポリエス
テルとして極限粘度1.2のポリブチレンテレフタレー
ト(以下PBTと略記)、PPEとして極限粘度0.4
3のPPE40重量部と、数平均分子量200,000
のPS50重量部とSEBSを10重量部とを溶融混練
したもの(以下PPEと略記)を使用した。またスチレ
ン系樹脂として250℃×5kgの条件で測定したメル
トインデックスが15g/10分のABS(電気化学
(株)製「デンカABS・GR3500」)を使用し
た。
【0036】ポリオルガノ水素シロキサンは25℃での
粘度が20センチポイズで、比重1.00である信越化
学(株)製「信越シリコンオイルKF−99」(以下K
Fと略記)、25℃での粘度が30センチポイズで、比
重1.00である東レ・ダウコーニング・シリコン
(株)製「SH1107」(以下SH1と略記)を使用
し、比較のために25℃での粘度が125センチポイズ
で、比重1.05であるメチルフェニルシリコンオイ
ル、東レ・ダウコーニング・シリコン(株)製「SH5
50」(以下SH5と略記)を使用した。
【0037】酸化チタンは塩素法で製造され、平均粒子
径0.28μmで、アルミナ水和物とケイ酸水和物で表
面処理されたルチル形酸化チタン、石原産業(株)製
「タイペークCR90」(以下CR90と略記)、塩素
法で製造され、平均粒子径0.21μmで、アルミナ水
和物で表面処理されたルチル形酸化チタン、石原産業
(株)製「タイペークCR60」(以下CR60と略
記)を使用した。比較のため硫酸法で製造され、平均粒
子径0.16μmで、アルミナ水和物で表面処理された
アナターゼ形酸化チタン、石原産業(株)製「タイペー
クA220」(以下A220と略記)、また硫酸法で製
造され、平均粒子径0.30μmで、未処理のアナター
ゼ形酸化チタン、チタン工業(株)製「クロノスKA3
0」(以下KA30と略記)を使用した。
【0038】難燃剤して、テトラブロムビスフェーノー
ルAを出発原料とした、重合度12で両末端がトリブモ
フェノールのカーボネートオリゴマー(以下TBAと略
記)を、有機燐化合物としてフェニル・レゾルシン・ポ
リホスヘート(以下燐化合物と略記)を、難燃助剤とし
て四酸化アンチモン(以下アンチモンと略記)をそれぞ
れ使用した。
【0039】また燃焼試験時のドロッピング防止剤とし
て、分子量2,000,000で平均二次粒子径35μ
m(以下PTF1と略記)、分子量3,000,000
で平均二次粒子径10μm(以下PTF2と略記)を使
用した。比較のため、分子量3,000,000で平均
二次粒子径70μm(以下PTF3と略記)を使用し
た。
【0040】次に実施例と比較例により本発明を具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0041】実施例1 PC=100重量部、KF=0.5重量部、CR90=
10重量部、TBA=7重量部、PTF1=0.3重量
部をヘンシェルミキサーで混合し、スクリュー径30m
mの単軸押出機でシリンダー設定温度270℃、スクリ
ュー回転数150rpmで溶融混練後、ペレット化し
た。このペレットを110℃で5時間乾燥後、射出成形
機により、金型温度110℃、樹脂温度300℃、射出
圧力98Mpaで、ASTM−D256規定の3.2m
m厚アイゾット衝撃試験片を成形した。引張試験片と同
一条件で100×100×2mmの角板、127×1
2.7×1.6mmの燃焼試験片を成形した。
【0042】ノッチ付きアイゾット衝撃強度(以下衝撃
強度と記す。単位はJ/m)は、ASTM−D256に
準じ、試験温度23℃で5本試験を行い、その平均値は
480J/mであった。衝撃強度≧60J/mを合格と
した。
【0043】光線反射率は、100×100×2mmの
角板で、(株)島津製作所製・反射率計により波長範囲
500〜700nmで測定し、最も低い反射率(単位は
%)を求めた結果、90%であった。なお、反射率≧8
8%を合格とした。
【0044】色相は、日本電色工業(株)製・Z−10
0DPのカラー測定器により、100×100×2mm
の角板で測定し、L値=96.2、a値=−0.35、
b値=2.8を得た。なお、b値≦4.0を合格とし
た。
【0045】燃焼性はUL規格94号に準じて試験を行
い、V−0で合格であった。
【0046】成形品外観は燃焼試験片を目視により、シ
ルバーとブツの発生状態を観察した。シルバーおよびブ
ツの発生していない試験片をそれぞれA、微小なシルバ
ーおよびブツの発生した試験片をそれぞれB、小さなシ
ルバーおよびブツの発生した試験片をそれぞれC、大き
なシルバーおよびブツの発生した試験片をそれぞれDと
した。シルバーおよびブツがそれぞれ、AまたはBを合
格とした。ここで得られた試験片の外観観察の結果、シ
ルバーはA、ブツはBであった。以上のように、全試験
項目とも合格であり、総合判定は合格であった。
【0047】実施例2 押出機をスクリュー径30mmの二軸押出機とした以外
は、実施例1と同様にして試験片を作成し同一条件で試
験した。その結果、衝撃強度720J/m、反射率=9
2%、L値=95.2、a値=−0.39、b値=2.
4、燃焼性はV−0、シルバーはA、ブツはAで、全試
験項目とも合格であり、総合判定は合格であった。
【0048】比較例1 ポリオルガノ水素シロキサンを配合しなかった以外は実
施例1と同様にして試験片を作成し、同一条件で試験を
行った。衝撃強度は230J/mで合格であった。反射
率=88%で合格、L値=95.2、a値=−0.3
9、b値=4.5で不合格であった。燃焼性はV−1で
合格、シルバーはDで不合格、ブツはCで不合格、総合
判定は不合格であった。
【0049】実施例3〜8 押出機をスクリュー径30mmの二軸押出機を使用し、
表1に示した成形温度、金型温度、組成物の配合比率以
外は、実施例1と同様にして試験片を作成し同一条件で
試験を行い、結果を表1に示した。
【0050】比較例2〜7 押出機をスクリュー径30mmの二軸押出機を使用し、
表2に示した成形温度、金型温度、組成物の配合比率以
外は、実施例1と同様にして試験片を作成し同一条件で
試験を行い、結果を表2に示した。
【0051】実施例9 PC=100重量部、CR60=10重量部、SH1=
1重量部、TBA=5重量部、四酸化アンチモン1重量
部、PTF2=0.5重量部を、スクリュー径30mm
の二軸押出機により、実施例1と同様に溶融混練してペ
レットを得、実施例1と同様な試験片を作成し、同一条
件で試験した結果、衝撃強度は680J/mで合格であ
った。反射率=93%、L値=95.7、a値=−0.
49、b値=2.6、燃焼性はV−0、シルバーはA、
ブツはAで、全試験項目とも合格であり、総合判定は合
格であった。
【0052】比較例8 PC=100重量部、CR60=10重量部、SH5=
1重量部、TBA=5重量部、四酸化アンチモン1重量
部、PTF3=0.5重量部をスクリュー径30mmの
二軸押出機により、実施例1と同様に溶融混練してペレ
ットを得、実施例1と同様な試験片を作成し、実施例1
と同一条件で試験した結果、衝撃強度は80J/mで合
格であった。反射率=85%で不合格、L値=93.
9、a値=−0.42、b値=5.6で不合格、燃焼性
はV−1で合格、シルバーはDで不合格、ブツはBで合
格、総合判定は不合格であった。
【0053】
【発明の効果】本発明の難燃性樹脂組成物は、成形時の
熱安定性や流動性、難燃性、酸化チタンの分散性、白色
性、光線反射性に優れ、さらに機械的強度、表面外観に
も優れていることから、幅広い産業分野で好適に使用で
きる。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 83:04)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱可塑性樹脂100重量部、
    (B)ポリオルガノ水素シロキサン0.001〜10重
    量部、(C)平均粒子径0.05〜1.0μmで、アル
    ミナ水和物、ケイ酸水和物から選ばれた1種以上の化合
    物で表面処理された結晶形態がルチル形の酸化チタン
    0.05〜25重量部、(D)難燃剤3〜25重量部、
    (E)分子量1,000,000以上で二次粒子径50
    μm以下のポリテトラフルオロエチレン0.01〜3重
    量部からなる難燃性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリオルガノ水素シロキサンが下記の式
    (1)、(2)および(3)の構成単位から選ばれる化
    合物である請求項1記載の難燃性樹脂組成物。 【化1】 【化2】 【化3】
  3. 【請求項3】 酸化チタンが塩素法で製造されたもので
    ある請求項1記載の難燃性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 難燃剤が分子量1000以上でハロゲン
    含有率8%以上の有機ハロゲン化合物、分子量300以
    上で燐含有率8%の有機燐化合物から選ばれた1種以上
    の化合物である請求項1記載の樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂がポリカーボネート、ポリ
    フェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ポ
    リエチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイ
    ド、ポリオキシメチレン、ポリアリレート、ポリアミ
    ド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルホ
    ン、ポリメチルメタアクリレート、アクリロニトリル・
    ブタジエン・スチレン共重合体から選ばれた1種以上で
    ある請求項1記載の難燃性樹脂組成物。
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