JPH0725804A - グリセリルエーテル類及びその製造法 - Google Patents
グリセリルエーテル類及びその製造法Info
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- JPH0725804A JPH0725804A JP6097342A JP9734294A JPH0725804A JP H0725804 A JPH0725804 A JP H0725804A JP 6097342 A JP6097342 A JP 6097342A JP 9734294 A JP9734294 A JP 9734294A JP H0725804 A JPH0725804 A JP H0725804A
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Abstract
同一でも異なっていてもよい炭素数2〜21のアルキル
基〕で表わされるグリセリルエーテル類及びその製造
法。 【化1】 【効果】 アルキルグリセリルエーテル(1A)は、そ
のアルキル部分が炭素鎖のα−位で分岐しているため分
子量が大きい割りには、融点が低く、室温で液体である
ものが多く、物性が良好であるため、潤滑剤や極性油と
しての使用性が良好である。また、水との相互作用も認
められ、乳化剤や保湿剤などとしても有用である。ま
た、本発明方法によれば、安価で供給が充分可能なオレ
オケミカルや合成のアルデヒド及びケトンとグリセリン
とから、アルキルグリセリルエーテルが安価に高収率で
合成できる。
Description
可溶な有機溶剤、極性油、乳化剤、潤滑剤、保湿剤等と
して、又界面活性剤の製造中間体として有用なグリセリ
ルエーテル類及びその製造法に関する。
香料の固定剤(米国特許第2091162号)、石鹸の
添加剤(米国特許第2157022号、同第33504
60号)、有機物質の抽出溶剤(米国特許第21567
24号)、保湿剤(特開平3−14505号、特開平3
−14506号)、水性インキ組成物の成分(特開昭5
8−67770号)、化粧料成分(特開昭52−121
09号、特公昭57−36260号、特公平3−311
87号)等の広い分野で利用されている。
は、魚類の脂質中に存在するパルミチルグリセリルエー
テル(キミルアルコール)やステアリルグリセリルエー
テル(バチルアルコール)などが古くから知られてい
る。これらの天然アルキルグリセリルエーテルは、乳化
剤として優れた性能を有することから広い分野で使用さ
れているが、融点の高い固体であるため、化粧料等の多
成分配合系では使用上の制約が多いという欠点を有して
いる。そこで、種々のアルキル基を有するグリセリルエ
ーテルが合成され、化粧料等に配合されている。その例
としては、ラウリルグリセリルエーテル、β−分岐アル
キルグリセリルエーテル(特開昭52−12109
号)、アルキル鎖のほぼ中央付近にメチル分岐を有する
イソステアリルグリセリルエーテル混合物(特公昭57
−36260号)、テルペンアルコールのグリセリルエ
ーテル(特公平3−31187号)等がある。
ルの製造方法としては、アルコールとエピクロルヒドリ
ンから合成されるアルキルグリシジルエーテル(米国特
許第3024273号、特公昭57−36260号)を
中間体として1,3−ジオキソランを経由して加水分解
する方法(特開昭56−133281号)、及び当該ア
ルキルグリシジルエーテルを直接加水分解する方法(特
開昭49−86307号)が知られている。
アルキルグリセリルエーテルは、混合物であるために品
質管理が困難であったり、原料が天然物由来のものであ
るため入手量が制限され、高価になるなどの欠点があっ
た。また、従来のアルキルグリセリルエーテルの合成方
法は、食塩などの廃棄物を大量に生じることや、生産性
が悪く、工程が複雑であることなどから製品が高価なも
のとなってしまうという問題点を有していた。従って、
本発明の目的は、幅広い用途に使用できる新規なアルキ
ルグリセリルエーテル及びその工業的に有利な製造法を
提供することにある。
に入手し得る原料を用いてアルキルグリセリルエーテル
を得るべく種々検討してきたところ、アルデヒド又はケ
トン類を原料とし、アセタール又はケタールを経由する
合成法により工業的に有利にアルキルグリセリルエーテ
ルが得られること、さらに、得られた化合物の中には低
融点で使用性が良く、極性油や、化粧料の成分として有
用な新規化合物が存在することを見出し、本発明を完成
するに至った。
〜21のアルキル基を示すか、又はR 2 と一緒になって
炭素数2〜21のアルキレン基を形成し、R2 は炭素数
1〜21のアルキル基を示す。ただし、R1、R2 共に
α位に水素原子を有さないアルキル基である場合を除
く。〕で表わされるカルボニル化合物に、酸触媒下グリ
セリンを反応させ、得られた化合物に水素添加すること
を特徴とする一般式(1)
示す〕で表わされるグリセリルエーテル類の製造法を提
供するものである。
いてもよい炭素数2〜21のアルキル基を示す〕で表わ
されるグリセリルエーテル類を提供するものである。
炭素数1〜21のアルキル基としては、直鎖及び分岐鎖
のいずれも挙げられ、具体的には、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、sec−ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、1−エチルペンチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデ
シル基、エイコシル基、ヘンエイコシル基、イソヘプタ
デシル基、1−メチルオクチル基、1−メチルデシル基
等が挙げられる。また、R1 とR2 が一緒になって形成
する炭素数2〜21のアルキレン基としては、エチレン
基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレ
ン基、1−メチルペンタメチレン基、2−メチルペンタ
メチレン基、3−メチルペンタメチレン基、1−ter
t−ブチルペンタメチレン基、3−tert−ブチルペ
ンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基
等が挙げられる。
〜21のアルキル基である場合、式(1)のアルキルグ
リセリルエーテル類は新規化合物であり、潤滑剤、極性
油として、さらに、乳化剤、保湿剤等として有用であ
る。
できる。
示す〕
(2)には、アルキルアルデヒド及びジアルキルケトン
があるが、このうちアルキルアルデヒドは、例えば脂肪
アルコールの脱水素反応、オレフィンのヒドロホルミル
化反応(オキソ法)、脂肪酸クロライドのローゼムント
還元や脂肪酸よりの直接水素添加等によって容易に得ら
れる。オキソ法の場合直鎖体と分岐体が生成するが精密
蒸留により単品に分離精製することができる。当該アル
キルアルデヒドの具体例を挙げると以下のようになるが
必ずしもこれらに限定されるものではない。例えば、ア
セトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデ
ヒド、イソブチルアルデヒド、バレルアルデヒド、イソ
バレルアルデヒド、カプロンアルデヒド、ヘプチルアル
デヒド、カプリルアルデヒド、2−エチルヘキシルアル
デヒド、ペラルゴンアルデヒド、カプリンアルデヒド、
ウンデカンアルデヒド、ラウリンアルデヒド、トリデカ
ンアルデヒド、ミリスチンアルデヒド、ペンタデカンア
ルデヒド、パルミチンアルデヒド、マルガリンアルデヒ
ド、ステアリンアルデヒド、イソステアリンアルデヒ
ド、2−メチルノニルアルデヒド、2−メチルウンデシ
ルアルデヒド、ベヘニンアルデヒドなどが挙げられる。
ンは安価なオレオケミカルである脂肪酸の高温脱炭酸二
量化反応やオレフィンの触媒酸化反応(ワッカー法)や
第2級アルコールの酸化、脱水素やシクロアルカンの酸
化等によって容易に得られる。ワッカー法の場合、得ら
れるケトンは分布を持つが精密蒸留により単品に分離精
製することができる。ジアルキルケトンの具体例を挙げ
ると以下のようになるが必ずしもこれらに限定されるも
のではない。例えば、アセトン、メチルエチルケトン、
メチルプロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、メ
チルブチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルペ
ンチルケトン、メチルヘキシルケトン、メチルヘプチル
ケトン、メチルオクチルケトン、メチルノニルケトン、
メチルデシルケトン、メチルウンデシルケトン、メチル
ドデシルケトン、メチルトリデシルケトン、メチルテト
ラデシルケトン、メチルペンタデシルケトン、メチルヘ
キサデシルケトン、メチルヘプタデシルケトン、メチル
オクタデシルケトン、メチルノナデシルケトン、メチル
エイコシルケトン、メチルヘンエイコシルケトン、シク
ロヘキサノン、2−メチルシクロヘキサノン、3−メチ
ルシクロヘキサノン、4−メチルシクロヘキサノン、2
−tert−ブチルシクロヘキサノン、4−tert−
ブチルシクロヘキサノン、シクロペンタノン、シクロブ
タノン、シクロプロパノン、シクロドデカノン、シクロ
ヘプタノン、シクロオクタノン、ジエチルケトン、ジプ
ロピルケトン、ジブチルケトン、ジペンチルケトン、ジ
ヘキシルケトン、ジヘプチルケトン、ジオクチルケト
ン、ジノニルケトン、ジウンデシルケトン、ジトリデシ
ルケトン、ジペンタデシルケトン、ジヘプタデシルケト
ン、3−ヘキサノン、3−ヘプタノン、3−オクタノ
ン、4−オクタノン、3−ノナノン、4−ノナノン、3
−デカノン、4−デカノン、3−ウンデカノン、4−ウ
ンデカノン、5−ウンデカノン、3−ドデカノン、5−
ドデカノン、3−トリデカノン、ジイソプロピルケト
ン、ジイソブチルケトンなどが挙げられる。
ド(2)とグリセリンとの反応はアセタール化反応であ
り、アルキルアルデヒドに対するグリセリンの比率(モ
ル比)は1.5〜0.2好ましくは1.2〜0.6であ
る。この反応は触媒としてパラトルエンスルホン酸、メ
タンスルホン酸、硫酸などの酸触媒をアルキルアルデヒ
ド(2)に対して0.01〜5モル%、好ましくは0.
1〜1モル%用いて行なう。この方法は無溶媒あるいは
キシレン、トルエン、ベンゼン、オクタン、イソオクタ
ン、ヘプタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ペンタン、
ブタン、リグロイン、石油エーテルなどの不活性溶媒あ
るいはこれらの混合溶媒中で、使用するアルデヒドの沸
点にもよるが20〜130℃、好ましくは50〜100
℃の温度にて生成する水を除去しながら行なうのが好ま
しい。温度が低いと反応が進行せず、高いと着色が激し
く副反応が生じる。また、窒素流通条件下、窒素雰囲気
下及び空気雰囲気下のいずれでもよい。反応時間は、種
々の条件によって変りうるが通常1〜30時間が好まし
い。得られたアセタールは中和したのち濾過、洗浄等の
前処理を行なったのち、白土処理、晶析、蒸留などの操
作によって精製できる。
ンとの反応はケタール化反応であり、ジアルキルケトン
に対するグリセリンの比率(モル比)は1.5〜0.
2、好ましくは1.2〜0.6である。この反応は、触
媒としてパラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、
硫酸などの酸触媒をジアルキルケトン(2)に対して
0.1〜5モル%、好ましくは1〜3モル%用いて行な
う。この反応は無溶媒あるいはキシレン、トルエン、ベ
ンゼン、オクタン、イソオクタン、ヘプタン、ヘキサ
ン、シクロヘキサン、ペンタン、リグロイン、石油エー
テルなどの不活性溶媒中あるいはこれらの混合溶媒中
で、使用するケトンの沸点にもよるが40〜130℃、
好ましくは70〜100℃の温度にて生成する水を除去
しながら行なうのが好ましい。温度がこれより低いと反
応が進行せず高いと着色が激しく副反応が生じ好ましく
ない。また窒素流通条件下、窒素雰囲気下及び空気雰囲
気下のいずれでもよい。反応時間は種々の条件によって
変りうるが通常5〜200時間が好ましい。得られたケ
タールは中和したのち濾過、洗浄等の前処理を行なった
のち、白土処理、晶析、蒸留などの操作によって精製す
ることができる。
〔(3)及び(4)〕の水素添加反応は、パラジウム、
ロジウム、ルテニウム、プラチナ等、通常の水素化分解
触媒をアセタノールあるいはケタールに対し、5〜50
00ppm 添加し、水素圧を常圧〜250kg/cm2 、温度
を50〜250℃とし、1〜30時間反応させればよ
い。上記水素化分解触媒は、これらをカーボン、アルミ
ナ、シリカ、ケイソウ土、酸化チタン等に0.1〜20
%担持させたものを使用してもよい。なお、水素化分解
触媒としては、パラジウムが特に好ましく、そのpHは5
〜8のものが特に好ましい。又、水分はあらかじめ除去
されていることが好ましい。この反応は無溶媒でも、デ
カン、オクタン、イソオクタン、ヘプタン、ヘキサン、
シクロヘキサン等の不活性溶媒を用いてもよい。また、
アセタール、ケタールの原料であるグリセリンやアルキ
ルアルデヒド、ジアルキルケトンを添加してもよい。さ
らに、リン酸などの酸性物質を微量添加してもよい。反
応は密閉方式でも、水素流通方式でもよい。
するには、濾過を行なって触媒を除去したのち、常法に
より、例えば溶媒留去、洗浄、再結晶、蒸留、クロマト
グラフィー等を単独又は組み合せて行なうことができ
る。
(1)以外に、下記の化合物(5)及び(6)が副生す
る。
示す〕
れている場合には、反応混合物を濾過し、エバポレート
した後充分量の0.1〜1Nの塩酸等の酸触媒とエタノ
ールの混合酸性水溶液中で加水分解することにより、化
合物(6)を本発明化合物(1)と化合物(2)に変換
させた後に単離するのが好ましい。
(1A)は、そのアルキル部分が炭素鎖のα−位で分岐
しているため、分子量が大きい割りには、融点が低く、
室温で液体であるものが多く、物性が良好であるため、
潤滑剤や極性油としての使用性が良好である。また、水
との相互作用も認められ、乳化剤や保湿剤などとしても
有用である。また、本発明方法によれば、安価で供給が
充分可能なオレオケミカルや合成のアルデヒド及びケト
ンとグリセリンとから、アルキルグリセリルエーテルが
安価に高収率で合成できる。さらに、食塩が副生する通
常のエーテル化反応とは異なり、廃棄物を出さず生産性
も良い反応であるので近年の環境問題の点からも優れて
いる。さらに、エーテル化に際し、エピクロルヒドリン
やアルキルハライドのような有機塩素や有機臭素や有機
ヨウ素を含有する原料を使用しないので、得られるアル
キルグリセリルエーテルは完全に有機塩素や有機臭素や
有機ヨウ素を含まない安定性に優れたものとなる。そし
て、従来のグリシジルエーテルを加水分解して得られる
グリセリルエーテルはエポキシ基が残存する可能性があ
るが、本発明によればそのような心配もなく安全性にも
優れたものである。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
a)の合成:
ン−4−メタノール(4a)及び2−ペンチル−1,3
−ジオキサン−5−オール(3a) 温度計、還流冷却器、ディーン−スタークトラップ、塩
化カルシウム管及び攪拌器を備えた容量3lの反応容器
にカプロアルデヒド400g(3.994モル)、グリ
セリン404.5g(4.392モル)、パラトルエン
スルホン酸1水和物3.80g(0.02モル)及びヘ
キサン400mlを仕込んだ。攪拌しながら昇温し、69
〜77℃で4時間反応を行ない、計算量の水を留去し
た。反応終了後60℃に冷却し、炭酸ナトリウム4.2
4g(0.04モル)を加えて中和し、60℃で30分
間攪拌したのち、除々に130℃まで昇温し、ヘキサン
350mlを回収し、粗標記化合物(3a)及び(4a)
774.9gを得た。このものを濾過したのちビグリュ
ー管(20cm×1.5cmφ)を通して減圧蒸留を行な
い、標記化合物(3a)及び(4a)668.04gを
得た(収率96.0%)。b.p.87〜102℃/0.3
mmHg、ガスクロマトグラフィー純度94.1%、水酸基
価372.0(理論値322.0)。
パンジオール(1a) 0.5lのオートクレーブに(1)で得た化合物(3
a)及び(4a)200g(1.148モル)及び5%
Pd/C(乾燥品:50%含水品を真空ポンプで減圧、
室温で1日乾燥したもの)(エヌ・イー・ケムキャット
社製「5%Pdカーボン粉末50%含水品,E−typ
e,pH6.9」)4g(2重量%)を仕込んだ。水素圧
10kg/cm2 にて攪拌しながら昇温し、190℃にて水
素圧20kg/cm2 で3時間、さらに190℃にて水素圧
200kg/cm2 で4時間反応させた。反応終了後、メン
ブランフィルター(PTFE 0.2μm )を用い加圧
濾過を行ない、粗標記化合物(1a)及び1,3−ビス
ヘキシルオキシ−2−プロパノール(1a′)の混合物
188.33gを得た。(粗収率93.1%)。ガスク
ロマトグラフィー純度90%。(1a)/(1a′)=
7/3(重量比)。
00ml/200ml/200mlを加えて振盪し、得られた
下層をさらにヘキサン200mlで抽出した。ヘキサン2
00ml抽出の下層を、酢酸エチルで3回抽出(200m
l,100ml,100ml)したのちエバポレートし、7
3.29gの粗標記化合物(1a)を得た。これをさら
にビグリュー管(20cm×1.5cmφ)を通して減圧蒸
留を行ない標記化合物(1a)55.7gを得た。b.p.
116〜118℃/1.5mmHg。ガスクロマトグラフィ
ー純度95.1%。水酸基価637.2(理論値63
6.7)。
a)の合成:0.5lのオートクレーブに実施例1の
(1)で得た(3a)及び(4a)200g(1.14
8モル)及び5%Pd/C(乾燥品:50%含水品を真
空ポンプで減圧、室温で1日乾燥したもの)(エヌ・イ
ー・ケムキャット社製「5%Pdカーボン粉末50%含
水品,E−type,pH6.9」)4g(2重量%)を
仕込んだ。水素圧10kg/cm2 にて攪拌しながら昇温
し、190℃にて水素圧20kg/cm2 で1時間反応させ
た。反応率30%、水素添加選択率90%、生成物は標
記化合物(1a)49%、2−ペンチル−4−ヘキシル
オキシメチル−1,3−ジオキソランを51%含む混合
物であった。
b)の合成: (1)2−ヘプチル−1,3−ジオキソラン−4−メタ
ノール(4b)及び2−ヘプチル−1,3−ジオキサン
−5−オール(3b)
トラップ、塩化カルシウム管及び攪拌器を備えた容量3
lの反応容器にヘプチルアルデヒド400g(3.50
3モル)、グリセリン354.84g(3.853モ
ル)、パラトルエンスルホン酸1水和物3.33g
(0.0175モル)、トルエン200ml及びヘキサン
200mlを仕込んだ。攪拌しながら昇温し、82〜94
℃で5時間反応を行ない計算量の水を留去した。反応終
了後60℃に冷却し、炭酸ナトリウム3.71g(0.
035モル)を加えて中和し、60℃で30分間攪拌し
たのち水100mlを加えて60℃で30分間攪拌した。
その後、静置分層し、上層を飽和食塩水(100ml)で
2回洗浄したのちエバポレートし、粗標記化合物(3
b)及び(4b)636.8gを得た。このものをビグ
リュー管(20cm×1.5cmφ)を通して減圧蒸留し標
記化合物(3b)及び(4b)591.21gを得た
(収率89.6%)。b.p.87〜102℃/0.4mmH
g。ガスクロマトグラフィー純度99.8%。水酸基価
303.2(理論値298.0)。
パンジオール(1b) 0.5lのオートクレーブに(1)で得た化合物(3
b)及び(4b)100g(0.531モル)及び5%
Pd/C(乾燥品:50%含水品を真空ポンプで減圧、
室温で1日乾燥したもの)(エヌ・イー・ケムキャット
社製「5%Pdカーボン粉末50%含水品,E−typ
e,pH6.9」)2g(2重量%)を仕込んだ。水素圧
10kg/cm2 にて攪拌しながら昇温し、190℃にて水
素圧20kg/cm2 で6時間、さらに190℃にて水素圧
200kg/cm2 で4時間反応させた。反応終了後メンブ
ランフィルター(PTFE 0.2μm )を、用い加圧
濾過を行ない粗標記化合物(1b)と1,3−ビスヘプ
チルオキシ−2−プロパノール(1b′)の混合物8
8.91gを得た。(粗収率88%)。ガスクロマトグ
ラフィー純度90%。(1b)/(1b′)=7/3
(重量比)。
00ml/100ml/100mlを加えて振盪した。得られ
た下層と、上層をさらに水/メタノール=50ml/50
mlで9回下層へ抽出したものを集めて、酢酸エチルで2
回(200ml,100ml)抽出した。酢酸エチル抽出物
をエバポレートしたのち、ビグリュー管(20cm×1.
5cmφ)を通して減圧蒸留し、標記化合物(1b)3
6.46gを得た。b.p.115〜117℃/0.3mmH
g。ガスクロマトグラフィー純度98.3%。水酸基価
598.4(理論値589.7)。
c)の合成:0.5lのオートクレーブにソルケタール
136g(1.029モル)及び5%Pd/C(乾燥
品:50%含水品を真空ポンプで減圧、室温で1日乾燥
したもの)(エヌ・イー・ケムキャット社製「5%Pd
カーボン粉末50%含水品,E−type,pH6.2
4」)2.7g(2重量%)を仕込んだ。水素圧10kg
/cm2 にて攪拌しながら昇温し、190℃にて水素圧7
0kg/cm2 で4時間、さらに190℃にて水素圧200
kg/cm2 で4時間反応させた。反応終了後、イソプロパ
ノールに溶解し、キョーワード600s 13.6gを
通して減圧濾過し、得られたイソプロパノール溶液をエ
バポレートして粗標記化合物(1c)と1,3−ビスイ
ソプロポキシ−2−プロパノール(1c′)の混合物1
29.63gを得た(粗収率93.9%)。ガスクロマ
トグラフィー純度91.6%。(1c)/(1c′)=
63/37(重量比)。このもの129.32gをビグ
リュー管(20cm×1.5cmφ)を用いて減圧蒸留し、
b.p.67〜69℃/0.5mmHgの留分として標記化合物
(1c)を58.13g得た。ガスクロマトグラフィー
純度99.9%。水酸基価824.9(理論値836.
37)。
ール(1d)の合成: (1)2−メチル−2−エチル−1,3−ジオキソラン
−4−メタノール(4d) 温度計、還流冷却器、ディーン−スタークトラップ、塩
化カルシウム管及び攪拌器を備えた3lの反応容器にメ
チルエチルケトン400g(5.547モル)、グリセ
リン561.91g(6.102モル)、パラトルエン
スルホン酸1水和物21.10g(0.1109モル)
及びヘキサン400mlを仕込んだ。攪拌しながら昇温
し、67〜74℃で30時間反応を行ない、計算量の水
を留去した。反応終了後60℃に冷却し、炭酸ナトリウ
ム23.51g(0.2218モル)を加えて中和し、
60℃で30分間攪拌したのち、除々に120℃まで昇
温し、ヘキサン400mlを回収し、濾過ののち粗標記化
合物(4d)894.74gを得た。ビグリュー管(2
0cm×1.5cmφ)を用いて減圧蒸留し、標記化合物
(4d)725.14gを得た(収率89.4%)。b.
p.101〜104℃/17mmHg。ガスクロマトグラフィ
ー純度99.1%。水酸基価381.8(理論値38
3.8)。
1,2−プロパンジオール(1d) 0.5lのオートクレーブに(1)で得た化合物(4
d)150g(1.026モル)及び5%Pd/C(乾
燥品:50%含水品を真空ポンプで減圧、室温で1日乾
燥したもの)(エヌ・イー・ケムキャット社製「5%P
dカーボン粉末50%含水品,E−type,pH6.
9」)3g(2重量%)を仕込んだ。水素圧10kg/cm
2 にて攪拌しながら昇温し、190℃にて水素圧20kg
/cm2 で6時間、さらに190℃にて水素圧200kg/
cm2 で3時間反応させた。反応終了後メンブランフィル
ター(PTFE 0.2μm )を用い加圧濾過を行ない
粗標記化合物(1d)と1,3−ビス(1−メチルプロ
ポキシ)−2−プロパノール(1d′)の混合物14
1.76gを得た(粗収率93.2%)。ガスクロマト
グラフィー純度86.3%。(1d)/(1d′)=7
/3(重量比)。
cmφ)を用いて、減圧蒸留し、b.p.69〜70℃/0.
3mmHgの留分として標記化合物(1d)を6.53g得
た。ガスクロマトグラフィー純度99.9%。水酸基価
761.9(理論値757.2)。
ジオール(1e)の合成: (1)2−メチル−2−イソブチル−1,3−ジオキソ
ラン−4−メタノール(4e) 温度計、還流冷却器、ディーン−スタークトラップ、塩
化カルシウム管及び攪拌器を備えた2lの反応容器にメ
チルイソブチルケトン790g(7.887モル)、グ
リセリン484.2g(5.258モル)、パラトルエ
ンスルホン酸1水和物20.0g(0.105モル)及
びヘキサン400mlを仕込んだ。攪拌しながら昇温し、
85〜90℃で105時間反応を行ない、計算量の水を
留去した。反応終了後40℃に冷却し、炭酸ナトリウム
22.29g(0.210モル)を加えて中和し、50
℃で1時間攪拌したのち水300mlを加えて室温で30
分間攪拌し、静置分層した。下層をのぞいたのち飽和食
塩水で2回(250ml/200ml)洗浄して芒硝で乾燥
し、エバポレートし、粗標記化合物(4e)1050.
1gを得た(純度81.1%)。粗収率93%。このも
のを減圧蒸留し、標記化合物(4e)824.5gを得
た(収率90.0%)。b.p.76℃/1mmHg。ガスクロ
マトグラフィー純度97.3%。水酸基価314.1
(理論値322.03)。
−1,2−プロパンジオール(1e) 0.5lのオートクレーブに(1)で得た化合物(4
e)290g(1.664モル)及び5%Pd/C(乾
燥品:50%含水品を真空ポンプで減圧、室温で1日乾
燥したもの)(エヌ・イー・ケムキャット社製「5%P
dカーボン粉末50%含水品,E−type,pH6.2
4」)2.9g(1重量%)を仕込んだ。水素圧10kg
/cm2 にて攪拌しながら昇温し、190℃にて水素圧7
0kg/cm2で11時間、さらに190℃にて水素圧20
0kg/cm2 で10時間反応させた。反応終了後キョーワ
ード600s 27gを通して濾過し、粗標記化合物
(1e)と1,3−ビス−(1,3−ジメチルブトキ
シ)−2−プロパノール(1e′)の混合物288.5
gを得た(粗収率98.3%)。ガスクロマトグラフィ
ー純度90.6%。(1e)/(1e′)=72/28
(重量比)。得られた混合物192.38gをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶離液:クロロホルム/
メタノール)で精製した。2番目に留出するフラクショ
ンをビグリュー管(12cm×1.5cmφ)を用いて減圧
蒸留し、標記化合物(1e)116.87gを得た。b.
p.89〜90℃/0.5mmHg。ガスクロマトグラフィー
純度100%。水酸基価632.0(理論値636.6
9)。
ジオール(1e)の合成:0.5lのオートクレーブに
実施例6の(1)で得た(4e)100g(0.574
モル)及び5%Pd/C(乾燥品:50%含水品を真空
ポンプで減圧、室温で1日乾燥したもの)(エヌ・イー
・ケムキャット社製「5%Pdカーボン粉末50%含水
品,E−type,pH6.24」)1.0g(1重量
%)を仕込んだ。水素圧10kg/cm2 にて攪拌しながら
昇温し、190℃にて水素圧70kg/cm2 で4時間反応
させた。反応率60%。水素添加選択率90%。生成物
は、標記化合物(1e)42%、1,3−ビス−(1,
3−ジメチルブトキシ)−2−プロパノール7%及び2
−メチル−2−イソブチル−4−(1,3−ジメチルブ
トキシ)−1,3−ジオキソラン51%の混合物であっ
た。標記化合物(1e)は実施例6と同様にシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにより単離できた。
ジオール(1e)の合成:0.5lのオートクレーブに
実施例6の(1)で得た(4e)50g(0.287モ
ル)及び5%Pd/C(乾燥品:50%含水品を真空ポ
ンプで減圧、室温で1日乾燥したもの)(エヌ・イー・
ケムキャット社製「5%Pdカーボン粉末50%含水
品,E−type,pH6.24」)1.0g(1重量
%)を仕込んだ。水素圧10kg/cm2 にて攪拌しながら
昇温し、190℃にて水素圧20kg/cm 2 で6時間反応
させた。反応率99%。水素添加選択率90%。生成物
は、標記化合物(1e)72%、1,3−ビス−(1,
3−ジメチルブトキシ)−2−プロパノール26%及び
2−メチル−2−イソブチル−4−(1,3−ジメチル
ブトキシ)−1,3−ジオキソラン2%の混合物であっ
た。標記化合物(1e)は実施例6と同様にシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにより単離できた。
ジオール(1e)の合成:0.5lのオートクレーブに
実施例6の(1)で得た(4e)30g(0.172モ
ル)及び5%Pd/C(乾燥品:50%含水品を真空ポ
ンプで減圧、室温で1日乾燥したもの)(エヌ・イー・
ケムキャット社製「5%Pdカーボン粉末50%含水
品,E−type,pH6.24」)1.5g(5重量
%)を仕込んだ。水素圧20kg/cm2 にて水素を5l/
min で流通しつつ、攪拌しながら昇温し、190℃にて
水素圧20kg/cm2 で6時間、水素を5l/min で流通
して反応させた。反応率100%。水素添加選択率90
%。生成物は標記化合物(1e)74%及び1,3−ビ
ス−(1,3−ジメチルブトキシ)−2−プロパノール
26%の混合物であった。標記化合物は実施例6と同様
にシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより単離でき
た。
ジオール(1e)の合成:0.5lのオートクレーブに
実施例6の(1)で得た(4e)30g(0.172モ
ル)、5%Pd/C(乾燥品:50%含水品を真空ポン
プで減圧、室温で1日乾燥したもの)(エヌ・イー・ケ
ムキャット社製「5%Pdカーボン粉末50%含水品,
E−type,pH6.24」)0.6g(2重量%)及
びグリセリン6g(0.0651モル)を仕込んだ。水
素圧20kg/cm2 にて水素を2.5l/min で流通しつ
つ、攪拌しながら昇温し、190℃にて水素圧20kg/
cm2で6時間、水素を2.5l/min で流通して反応さ
せた。反応率100%。水素添加選択率90%。生成物
は標記化合物(1e)83%、及び1,3−ビス−
(1,3−ジメチルブトキシ)−2−プロパノール17
%の混合物であった。標記化合物は実施例6と同様にシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで単離できた。
ジオール(1e)の合成: (1)2−メチル−2−イソブチル−1,3−ジオキソ
ラン−4−メタノール(4e) 温度計、還流冷却器、ディーン−スタークトラップ、塩
化カルシウム管及び攪拌器を備えた2lの反応容器にメ
チルイソブチルケトン326.3g(3.258モ
ル)、グリセリン200g(2.172モル)、パラト
ルエンスルホン酸1水和物8.3g(0.0436モ
ル)、トルエン200ml及びヘキサン200mlを仕込ん
だ。攪拌しながら昇温し90〜93℃で12時間反応を
行ない計算量の水を留去した。反応終了後60℃に冷却
し、炭酸ナトリウム9.24g(0.0872モル)を
加えて中和し、60℃で30分間攪拌した。そののち除
々に150℃まで昇温しヘキサン及びトルエン等を回収
し濾過したのちビグリュー管(20cm×1.5cmφ)を
用いた減圧蒸留によって標記化合物(4e)341gを
得た(収率90.1%)。b.p.65〜68℃/0.5mm
Hg。ガスクロマトグラフィー純度98.9%。水酸基価
306.1(理論値322.03)。
−1,2−プロパンジオール(1e) 0.5lのオートクレーブに(1)で得た(4e)30
g(0.172モル)、5%Pd/C(乾燥品:50%
含水品を真空ポンプで減圧、室温で1日乾燥したもの)
(エヌ・イー・ケムキャット社製「5%Pdカーボン粉
末50%含水品,K−type,pH8.2」)1.5g
(5重量%)及びグリセリン6.88g(0.0747
モル)を仕込んだ。水素圧10kg/cm2 にて水素を2.
5l/min で流通しつつ、攪拌しながら昇温し、190
℃にて水素圧20kg/cm2 で6時間、水素を2.5l/
min で流通して反応させた。反応率100%。水素添加
選択率90%。生成物は標記化合物(1e)86%及び
1,3−ビス−(1,3−ジメチルブトキシ)−2−プ
ロパノールの混合物であった。標記化合物は実施例6と
同様にシリカゲルカラムクロマトグラフィーで単離でき
た。
−プロパンジオール(1f)の合成:
ジオキソラン−4−メタノール(4f) 温度計、還流冷却器、ディーン−スタークトラップ、塩
化カルシウム管及び攪拌器を備えた500mlの反応容器
に、ジヘプタデシルケトン200g(0.395モ
ル)、グリセリン36.34g(0.395モル)、パ
ラトルエンスルホン酸1水和物0.38g(0.002
モル)及びヘキサン50mlを仕込んだ。攪拌しながら昇
温し、100℃で136時間反応を行ない、計算量の水
を留去しさらにヘキサンを留去して化合物(4f)を含
む反応混合物225.26gを得た。(ガスクロマトグ
ラフィーによる反応率85.4%。)このうち124.
31gをヘキサン600mlに溶解し、炭酸ナトリウム
1.2gを加えて中和し、50℃で1時間攪拌した。そ
ののち、50℃で不溶物を濾過し、室温に冷却して析出
する未反応のジヘプタデシルケトンを7.87g回収し
た。濾液は、−20℃に冷却して結晶を析出させたの
ち、結晶を濾集しデシケーターで減圧乾燥して標記化合
物(4f)95.23gを得た。(収率75.2%)。
m.p.37〜39℃。
ルオキシ)−1,2−プロパンジオール(1f)
化合物(4f)50g(0.086モル)、ヘキサン1
00ml及び5%Pd/C(乾燥品:50%含水品を真空
ポンプで減圧、室温で1日乾燥したもの)(エヌ・イー
・ケムキャット社製「5%Pdカーボン粉末50%含水
品,E−type,pH6.24」)0.9g(1.8重
量%)を仕込んだ。水素圧10kg/cm2 にて攪拌しなが
ら昇温し、190℃にて水素圧175〜250kg/cm2
で2時間反応させた。反応終了後、濾過助剤としてセラ
イト545を用い、減圧濾過して触媒を除去し、エバポ
レートして標記化合物(1f)を含む混合物を43.3
3g得た(粗収率86.4%)。m.p.36〜38℃。こ
のうち5gをクロロホルム20mlに溶解し、ワコーゲル
C−200 150gを充填したシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製した。まずクロロホルムで副
生物及び原料を回収した後、引き続いてクロロホルム/
メタノール=98/2に溶媒を変えて、標記化合物(1
f)が0.95g得られた(収率16.4%)。 m.p.
55〜56℃。ガスクロマトグラフィー純度98.6
%。
1468, 1378(C-H変角), 1116(C-O-C伸縮), 1092,1050(C-
O伸縮), 720(CH2横ゆれ)
6.5Hz, -CH3 )、1.00〜1.70(64H, ブロード, -CH2 -)、1.
30〜1.70(2H,ブロード, -OH)、3.28(1H,5重線, J=5.0H
z, >CH-O-)、3.40〜3.90(5H,多重線, -OCH2 CH(OH)CH2 O
H)
−プロパンジオール(1f)の合成:
ジオキソラン−4−メタノール(4f) 温度計、還流冷却器、ディーン−スタークトラップ、塩
化カルシウム管及び攪拌器を備えた容量1lの反応容器
にジヘプタデシルケトン500g(0.986モル)、
グリセリン99.92g(1.085モル)、パラトル
エンスルホン酸1水和物3.75g(0.0197モ
ル)及びヘキサン160mlを仕込んだ。攪拌しながら昇
温し、100℃で190時間反応を行ない、計算量の水
を除去したのち60℃に冷却した。炭酸ナトリウム2
0.88g(0.197モル)を加えて、60℃で1時
間攪拌し中和したのち、濾過により35.29gの不溶
物を除去し、室温に冷却し、析出する未反応のジヘプタ
デシルケトン36.32gを、濾過により回収した。濾
液は、−20℃に冷却し、析出する結晶を濾集し、減圧
乾燥したのち化合物(4f)487.28gを得た。
(収率85.1%)m.p.37〜39℃。
オキシ)−1,2−プロパンジオール(1f) 1lのオートクレーブに(1)で得た化合物(4f)2
00g(0.344モル)、ヘキサン400ml及び5%
Pd/C(乾燥品:50%含水品を真空ポンプで減圧、
室温で1日乾燥したもの)(エヌ・イー・ケムキャット
社製「5%Pdカーボン粉末50%含水品,E−typ
e,pH6.24」)3.8g(1.9重量%)を仕込ん
だ。水素圧10kg/cm2 にて攪拌しながら昇温し、19
0℃にて水素圧200kg/cm2 で15時間反応させた。
600s 20gを通し、減圧濾過して、触媒を除去
し、〔濾集物36.17g(触媒とジヘプタデシルケト
ン)〕エバポレートして得た151.11gのうち15
0gをエタノール500mlに溶解し、36%HCl 1
5g、H2O 135gと共に、温度計、還流冷却器、
攪拌棒を備えた1lの4つ口フラスコに仕込んで80℃
で24時間還流攪拌した。冷却して析出する不溶物(1
35.18g)は濾集されてヘキサンより晶析して7
7.72gのジヘプタデシルケトンが回収され、濾液は
濃縮され標記化合物(1f)と1,3−ビス−(1−ヘ
プタデシルオクタデシルオキシ)−2−プロパノールの
混合物 57.08g(A)が得られた。また、反応終
了後の溶液部分は、エタノールをエバポレートし、ヘキ
サン200mlに再溶解し、水さらに飽和重曹水で洗浄し
て芒硝で乾燥し、エバポレートして5.85gの標記化
合物(1f)と1,3−ビス(1−ヘプタデシルオクタ
デシルオキシ)−2−プロパノールの混合物(B)を得
た。(A)と(B)62.93gをクロロホルム100
mlに溶解し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ワ
コーゲルC−200 400g)により精製した。まず
クロロホルムで溶出して副生物を分離し、次いでクロロ
ホルム/メタノール=98/2で溶出して標記化合物
(1f)39.37gを得た。(回収したジヘプタデシ
ルケトンを考慮した収率62%) m.p.55〜56℃。ガスクロマトグラフィー純度99.
3%。HPLC純度98.4%。水酸基価190.6
(理論値192.47)。
ンジオール(1g)の合成: (1)2,2−ジペンチル−1,3−ジオキソラン−4
−メタノール(4g) 温度計、還流冷却器、ディーン−スタークトラップ、塩
化カルシウム管及び攪拌器を備えた容量1lの反応容器
にジペンチルケトン400g(2.349モル)、グリ
セリン259.59g(2.819モル)、パラトルエ
ンスルホン酸1水和物4.47g(0.0235モル)
及びヘキサン120mlを仕込んだ。攪拌しながら昇温
し、100℃で126時間反応を行ない、計算量の水を
除去したのち60℃に冷却し、炭酸ナトリウム24.9
1g(0.235モル)を加え、60℃で1時間攪拌
し、水100mlを加えて50〜60℃で15分間攪拌し
たのち静置し、水層を除去した。有機層を水100mlで
洗浄したのちエバポレートし、粗化合物(4g)56
3.05g(ガスクロマトグラフィー純度87.0%)
を得た。このうち561.20gを蒸留し、化合物(4
g)412.86gを得た(収率72.1%)。b.p.1
28〜130℃/1mmHg。ガスクロマトグラフィー純度
97.7%。水酸基価237.4(理論値229.
6)。
シ)−1,2−プロパンジオール(1g) 0.5lのオートクレーブに(1)で得た化合物(4
g)50g(0.205モル)、ヘキサン200ml及び
5%Pd/C(乾燥品:50%含水品を真空ポンプで減
圧、室温で1日乾燥したもの)(エヌ・イー・ケムキャ
ット社製「5%Pdカーボン粉末50%含水品,E−t
ype,pH6.24」)1g(2重量%)を仕込んだ。
水素圧10kg/cm2 にて攪拌しながら昇温し、130℃
にて水素圧200kg/cm2 で6時間、さらに190℃に
て水素圧200kg/cm2 で3時間反応させた。この間、
時々サンプリングを行なった。反応終了後、濾過助剤と
してキョーワード600sを通し、減圧濾過して触媒を
除去しエバポレートし、40.2gの粗標記化合物(1
g)を得た。このものと、エタノール200ml、36%
HCl 1g、H2O 100gを温度計、還流冷却
器、攪拌棒を備えた500mlの反応容器に仕込んで80
℃で3時間還流攪拌を行なった。反応終了後室温まで冷
却して、エタノールをエバポレートしたのちヘキサン2
00mlを加えて水100mlで洗浄、さらに飽和重曹水1
00mlで洗浄し、芒硝で乾燥した。エバポレートしたの
ち、得た油状物質38gの減圧蒸留を行なって標記化合
物(1g)21.79gを得た(収率57.3%)。b.
p.143〜145℃/1mmHg。ガスクロマトグラフィー
純度97.1%。水酸基価442.0(理論値455.
44)。
縮),1462, 1380(C-H変角), 1098(C-O-C伸縮), 1064,105
0, 930(C-O伸縮), 724(CH2横ゆれ)
6.7Hz, -CH3 )、1.00〜1.70(16H, ブロード, -CH2 )、2.2
0〜2.70(2H,ブロード, -OH)、3.28(1H,5重線, J=5.0H
z, >CH-O-)、3.40〜4.00(5H,多重線, -O-CH2 -CH(OH)CH2
OH)
ンジオール(1h)の合成: (1)2,2−ジヘプチル−1,3−ジオキソラン−4
−メタノール(4h) 温度計、還流冷却器、ディーン−スタークトラップ、塩
化カルシウム管及び攪拌器を備えた容量300mlの反応
容器にジヘプチルケトン100g(0.442モル)、
グリセリン44.75g(0.486モル)、パラトル
エンスルホン酸1水和物1.68g(0.00832モ
ル)及びヘキサン30mlを仕込んだ。攪拌しながら昇温
し、100℃で78時間反応を行ない計算量の水を留去
したのち60℃に冷却し、炭酸ナトリウム8.82g
(0.0832モル)を加えて中和し、60℃で1時間
攪拌した。さらに水50mlを加えて60℃で1時間攪拌
したのち静置し、水層を除去した。さらに水50mlで3
回洗浄して得た有機層を芒硝で乾燥し、エバポレートし
て粗化合物(4h)134.93gを得た(ガスクロマ
トグラフィー純度90%)。このものを蒸留して、化合
物(4h)101.65gを得た(収率76.5%)。
b.p.152〜153℃/0.5mmHg。ガスクロマトグラ
フィー純度97.2%。水酸基価194.9(理論値1
86.72)。
シ)−1,2−プロパンジオール(1h) 0.5lのオートクレーブに(1)で得た化合物(4
h)60g(0.200モル)及び5%Pd/C(乾燥
品:50%含水品を真空ポンプで減圧、室温で1日乾燥
したもの)(エヌ・イー・ケムキャット社製「5%Pd
カーボン粉末50%含水品,E−type,pH6.2
4」)1.2g(2重量%)を仕込んだ。水素圧10kg
/cm2 にて攪拌しながら昇温し130℃にて水素圧70
kg/cm2 で5時間、さらに190℃にて水素圧70kg/
cm2 で2時間反応させた。この間、時々サンプリングを
行なった。反応終了後、濾過助剤としてキョーワード6
00s6.0gを用い減圧濾過して触媒を除去しエバポ
レートし、51.97gの粗標記化合物(1h)を得
た。このものと、エタノール200ml、36%HCl1
0g、H2O 90gを温度計、還流冷却器、攪拌棒を
備えた500mlの反応容器に仕込んで80℃で3時間還
流攪拌を行なった。反応終了後室温に冷却してエタノー
ルをエバポレートしたのちヘキサン200mlを加えて水
100mlで洗浄、さらに飽和重曹水100mlで洗浄し、
芒硝で乾燥した。エバポレートしたのち得た油状物質5
0.57gの減圧蒸留を行なって標記化合物(1h)2
6.95gを得た(収率53.3%)。b.p.160〜1
62℃/0.4mmHg。ガスクロマトグラフィー純度9
6.8%。水酸基価360.7(理論値370.9
6)。
縮),1462, 1378(C-H変角), 1104(C-O-C伸縮), 1062,105
0(C-O伸縮), 722(CH2横ゆれ)
6.4Hz, -CH3 )、1.08〜1.70(24H, ブロード, -CH2 )、2.2
0〜2.60(2H,ブロード, -OH)、3.27(1H,5重線, J=5.6H
z, >CH-O-)、3.37〜4.00(5H,多重線, -O-CH2 -CH(OH)-CH
2 OH)
ルキルグリセリルエーテルを合成した。なお、物質(融
点)の比較のため表2に示す化合物を合成した。
キルグリセリルエーテルの約2倍のアルキル鎖長でも同
様の融点となることが判る。
解し、室温にてイオン交換水3.5gを一気に添加し、
ホモジナイザーを用いて9000rpm で2分間攪拌し評
価サンプルを調製した。得られた評価サンプルの性状を
表3に示す。
チュラで攪拌しながらイオン交換水を徐々に添加して行
き、水を分離し始めるところまで加えた水の重量%で示
した。水の可溶化率が大きい程化合物と水の相互作用が
大きいことを示し、エモリエント作用や保湿作用の尺度
となる。結果を表3に示す。
A)は水酸基のような極性基を有しているため、親水
性、吸湿性があり皮膚への吸着性が良かったり、極性基
を持った油との相溶性が良い。しかも公知のグリセリル
エーテル(比較化合物(a)、(b))がW/O乳化を
するのとは異なり、同じぐらいの炭素数でもα−位で分
岐しているためO/W乳化を与え、極性を非常に持った
油であると言える。また液晶などの会合体が形成されに
くくなって、水に溶けにくく、見かけ上、油としての性
質も強くなっている。従って、本発明化合物は、化粧料
に応用した場合は皮膚に塗布すると洗浄に対する抵抗力
が強く、皮膚上での残留性の高い持続性に優れたエモリ
エント剤や保湿剤として有用性が高い。また極性油とし
て、他の極性油との相溶性が良好で潤滑剤へ応用でき
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 次の一般式(1A) 【化1】 〔式中、R1a及びR2aは同一でも異なっていてもよい炭
素数2〜21のアルキル基を示す〕で表わされるグリセ
リルエーテル類。 - 【請求項2】 次の一般式(2) 【化2】 〔式中、R1 は水素原子もしくは炭素数1〜21のアル
キル基を示すか、又はR 2 と一緒になって炭素数2〜2
1のアルキレン基を形成し、R2 は炭素数1〜21のア
ルキル基を示す。ただし、R1、R2 共にα位に水素原
子を有さないアルキル基である場合を除く。〕で表わさ
れるカルボニル化合物に、酸触媒下グリセリンを反応さ
せ、得られた化合物に水素添加することを特徴とする一
般式(1) 【化3】 〔式中、R1 及びR2 は前記と同じものを示す〕で表わ
されるグリセリルエーテル類の製造法。 - 【請求項3】 水素添加をパラジウム触媒を用いて行な
うことを特徴とする請求項2記載のグリセリルエーテル
類の製造法。 - 【請求項4】 水素添加を活性炭に担持された触媒を用
いて行なうことを特徴とする請求項2又は3記載のグリ
セリルエーテル類の製造法。 - 【請求項5】 水素添加をpHが5〜8の触媒を用いて行
なうことを特徴とする請求項2、3又は4記載のグリセ
リルエーテル類の製造法。
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1994
- 1994-05-11 JP JP09734294A patent/JP3573785B2/ja not_active Expired - Fee Related
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