JPH07258048A - 髪の脱色のための化粧品組成物とその製造方法並びに髪の脱色方法 - Google Patents

髪の脱色のための化粧品組成物とその製造方法並びに髪の脱色方法

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JPH07258048A
JPH07258048A JP7042114A JP4211495A JPH07258048A JP H07258048 A JPH07258048 A JP H07258048A JP 7042114 A JP7042114 A JP 7042114A JP 4211495 A JP4211495 A JP 4211495A JP H07258048 A JPH07258048 A JP H07258048A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過酸化水素水溶液に十分に分散し、微細で、
無水で、流動的で、均一でかつ粉塵を生じない粉末状の
髪の脱色のための化粧品組成物を提供する。 【構成】 酸化剤として過酸化化合物を含有する髪の脱
色のための粉末状無水化粧品組成物であって、無水であ
るとともに室温で液体で水溶性である、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレング
リコールの誘導体およびポリプロピレングリコールの誘
導体からなる群から選択される少なくとも一つのポリマ
ーを、10〜27重量%含有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特性が改良された髪脱
色用化粧品組成物に関する。特に、微細で、無水で、流
動的で、均一でかつ粉塵を生じない粉末状の形態で提供
される脱色組成物に関するもので、過酸化水素水溶液中
に十分に分散するため、あまり発熱しないでも、適用し
やすく、化粧品として優れた特性を有し、安定した粘性
を有するペースト(パップ剤)を得ることが可能なもの
である。
【0002】
【従来の技術】髪に直接適用されるペーストで、過酸化
化合物(酸化剤)を含有する脱色組成物と、水あるいは
より一般的には過酸化水素水溶液とを使用時に混合して
得られるペースト(パップ剤)を用いて髪を脱色する方
法が知られている。知られているところでは、上記脱色
組成物は、過酸化化合物(主成分)を含み、通常は過硫
酸または過ホウ酸のナトリウム塩、カリウム塩またはア
ンモニウム塩、また時にはバリウム、ストロンチウム、
尿素またはメラミン等のペルオキシカルボン酸塩あるい
は過酸化物である。また、知られているところでは、こ
れらの組成物は、一般にアルカリ金属またはアルカリ土
類金属のメタケイ酸塩、リン酸塩あるいは炭酸塩のよう
な強アルカリ性剤(pH調整剤)も含む。さらに、これ
らは通常この分野で用いられる他の添加物あるいはアジ
ュバントを任意に含むことができる。すなわち、過酸化
水素水溶液と混合する際に酸素の放出を調節する炭酸マ
グネシウムまたはマグネシアのような薬剤;また増粘剤
として、セルロースの誘導体(例えばカルボキシメチル
セルロース)またはスターチおよびその誘導体、あるい
はこれに代えて、グアールガム(guar gum)、キサンタン
ガムおよびアルギン酸塩;界面活性剤、特に陰イオン界
面活性剤(特に硫酸アルキル);着色剤;金属イオン封
鎖剤;香料を含むこともできる。このような脱色組成物
は、例えばC.ZviakによるMarcel Decker Inc. 1986, pp
225-226“The Science of Hair Care”に記載されてい
る。
【0003】これまでに最も広範に用いられている脱色
組成物は、粒子径の小さい粉末(混合物)状のものであ
り、粒子径が一般的に1ミリメートル、好ましくは数百
ミクロンより小さく、過酸化水素水溶液中に容易かつ迅
速に溶解および/または分散することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、細かく
破砕された状態であることから、このような粉末状の組
成物は、いくつかの欠点を有する。すなわち、これらは
高度の揮発性を有し、取扱いの際に、過酸化化合物を含
みかつ肺を非常に刺激する有害な粉塵を生じてしまう。
さらに、これらの粉末は取扱いが困難なだけでなく、測
量も困難である(ふわふわして、流動してしまう問題が
ある)。
【0005】上記課題を解決することを目的として、欧
州特許公開第0560088号は、粉末の最初の混合物
(固体の過酸化物+アルカリ金属の塩および上記の様々
なアジュバントを含有する固体のビヒクル)にオイルや
液体状ワックスを添加して得られた、完全に粉塵のない
(もしくは微粒子のない)髪の脱色粉末について記述し
ている。
【0006】しかしながら、上記脱色粉末は従来の脱色
粉末に比べてより濃縮され、粉塵を生じないものである
が、別の欠点を有してしまう。すなわち、特にオイルや
ワックスが存在しているため、脱色剤による効果そのも
のが減じられてしまう。しかして、この粉末において
は、過酸化水素水溶液との混合物を調製して油性の外観
を有する優れたペーストを得るに長時間を要する。ま
た、髪から上記脱色剤を完全に除去するには長時間を要
し、面倒であり、脱色後にこの除去を容易にするために
用いるシャンプーは泡立たなくなる。さらに、脱色後髪
は不快に油じみており、やせた感触を有する。
【0007】さらに、独国特許公開第3434468号
は、一方で優れた流動性を有し、もう一方で優れた保存
安定性を有する粉末状の過酸化水素添加化合物を得るた
めの方法であって、粉末状化合物と、分子量200〜4
000、アルキル基に2〜3炭素原子を含む0.5〜
5.0重量%のポリアルキレングリコールとを乾燥混合
(dry-mixing)する方法を記述している。このようにして
得られた粉末は、特に脱色粉末の調製のために用いるこ
とができる。
【0008】しかしながら、このようなポリアルキレン
グリコールを含む粉末では、該粉末と過酸化水素水溶液
とを混ぜることによって得られたペーストは、非常に熱
くなり、経時的に不安定な粘性を有し、濃すぎるために
適用が困難である。さらに、これらのペーストを用いて
脱色された髪は、湿っていても乾いていても、滑らかで
なくもつれを解くことが難しい。
【0009】
【課題を解決するための手段】この主題について鋭意研
究を行った結果、出願人は、上記の粉末状の化粧品組成
物中に、特定のポリマーを組成物全体の重量に対してほ
ぼ10〜27重量%添加することにより、従来の組成物
にみられる上記の不具合のない粉末状の髪の脱色のため
の化粧品組成物を得ることが可能であることを見いだし
た。
【0010】この知見が本発明の基礎となっている。
【0011】しかして本発明においては、酸化剤として
過酸化化合物を含有する、髪の脱色のための新規な粉末
状で無水の化粧用組成物であって、無水であるとともに
室温で液体あるいは水溶性である、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコールあるいはこれらの誘導
体から選択される少なくとも一種のポリマーを、組成物
全体に対してほぼ10〜27重量%含有することを特徴
とする組成物が提供される。
【0012】本発明の脱色粉末の調製方法は、それ自身
が本発明の第二の主題を構成するが、室温かつ溶媒のな
い条件下で、固体の過酸化化合物を含有する通常の乾燥
した脱色粉末とポリマーとを前記の割合で混合すること
からなる。
【0013】本発明では、微粒子状であるにも関わらず
濃厚かつ非揮発性の粉末(ふわふわしていない)の形態
の脱色組成物を得ることができる。これらはさらに無水
で流動性が良い(塊になりにくく、測量し易い)。さら
に過酸化水素水溶液との混合が迅速で容易であり、ペー
ストをあまり発熱させることなく、粘性を経時的に安定
なものとする。さらに、ペーストは非常に均質であり、
濃すぎず適用し易い。また脱色された髪は、湿っていて
も乾いていても、よりよくもつれを解くことができ、ま
たより滑らかである。さらに、これらのペーストは、滑
らかで、クリーム状で、塊がなく、シリコーンオイルま
たはパラフィンオイルなどのミネラルオイル、あるいは
ワックス類で処理した粉末で得られたものよりずっと良
好な外観を呈する。さらに、これらのペーストは、適用
が容易で、髪によく付着し滑らない。最後にその除去
が、オイルまたはワックスを有する粉末の場合に比べて
著しく良好であるし、シャンプーは泡立ち、髪は油ぎる
ことがなく、光沢と自然な感触を保つ。
【0014】本発明の他の性質、態様および長所を、以
下の説明、種々の具体例を通してより明確にするが、こ
れらは全く制限的でなく、例示をするためのものであ
る。
【0015】本発明で用いられるポリマーは、すでにそ
れ自体が周知の製品であり、かつ当業者により容易に合
成されることができる。さらに、これらは広く商業的に
入手可能である。
【0016】上述のごとく、前記ポリマーはポリエチレ
ングリコール(PEG)またはポリプロピレングリコー
ル(PPG)あるいはこれらの誘導体の一般的なファミ
リーに属し、ポリマーの主鎖は、本質的にエチレンオキ
シドまたはプロピレンオキシドから誘導された単位の繰
り返しからなる。これらのポリマーは、通常のポリ付加
(polyaddition)反応によって調製され、周知の方法で、
置換活性(labile)水素原子を有する化合物(例えば、
水、エチレングリコール、プロピレングリコールもしく
は他のアルコールまたはポリオール)からなる反応開始
剤の存在下で行われる。このことに関して、ポリエチレ
ングリコール誘導体またはポリプロピレングリコール誘
導体とは、ここでは特に、ポリエチレングリコールその
ものまたはポリプロピレングリコールそのものを調製す
るために一般に使用される開始剤(すなわち、水、エチ
レングリコールまたはプロピレングリコール)以外の開
始剤を使用して得られたポリ付加産物を指しかつ含むも
のであると理解される。
【0017】本発明の重要な特徴は、上記ポリマーのな
かでも、(i)無水であり、(ii)室温において液体で
あり、(iii)室温において水溶性であるものに限定さ
れることである。ここで室温とは、ほぼ15℃〜30℃
の間の温度を意味する。さらに液体とは、特に粘度が1
000センチポアズより低く、好ましくは100センチ
ポアズより低いことを意味する。無水とは、産物の含水
量が1重量%より低く、好ましくは0.5重量%より低
いことを意味する。最後に、水溶性とは、特に水への溶
解度が少なくとも1g/l、好ましくは少なくとも10
g/lである高分子産物を意味する。
【0018】もちろん、本発明では、上記ポリマーを一
つ以上使用してもよい。
【0019】本発明の脱色組成物におけるポリマーの割
合は、前記組成物の全重量に対して一般的に10〜27
重量%である。好ましくはこの割合が10〜25重量
%、さらに好ましくは10〜20重量%とされる。
【0020】本発明の産物である組成物中に添加される
(添加してもよい)他の必須の構成成分(酸化剤として
過酸化化合物)あるいは任意の構成成分(pH調製剤、
粘結剤、化粧品添加剤等)は、髪を脱色する組成物に一
般的に見られるものであり、特にこの明細書の導入部分
で記述されたものは全く適している。
【0021】参考として、本発明の髪の脱色組成物は、
一般に以下の組成を有する。 − 酸化剤(好ましくは、過硫酸のアルカリ金属塩から
選ばれる):製剤全体に対して20〜60重量%、好ま
しくは30〜50重量%; − ポリマー:上述の通り; − pH調製剤(好ましくはメタケイ酸アルカリ金属か
ら選択される):製剤全体に対して5〜15重量%、好
ましくは9〜14重量%; − 粘結剤:製剤全体に対して、0.5〜5重量%、好
ましくは1〜3重量%; − 任意の化粧品アジュバント:全体を100重量%と
する量。
【0022】上述のごとく、本発明の髪の脱色組成物
は、粉末状の固体状態で提供される。この粉末を構成す
る粒子は、一般的に1000ミクロン(1mm)よりも
小さい粒子径を有しているが、特に、65ミクロン以下
の粒子径を有する粒子の量(微粒子量)が著しく低いよ
うな粒度分布を有している。しかして、この微粒子の割
合は、一般に1重量%以下とされる。この性質により、
本発明による粉末は粉塵を生じない。上述の粒子径の上
限により、過酸化水素水溶液との混合物をずっと簡単に
調製することができる。
【0023】本発明による脱色組成物の製造方法の第一
の実施態様では、過酸化化合物を含有する従来の乾燥脱
色粉末(すなわち特に非揮発性にすることが望まれる粉
末)を、機械的なミキサー(特にLODIGEまたはWINKWORT
H型のミキサー)中に入れて攪拌する。次いで、これに
本発明のポリマーを添加して、機械的攪拌により均一と
なるように全体を混合し、本発明の組成物を構成する最
終産物を得る。
【0024】別の実施態様では、攪拌(例えば、機械的
攪拌または流動床による攪拌)している最初の脱色粉末
上に、本発明に係る液体のポリマーを単に(例えば散布
することによって)噴霧して、本発明に係る組成物を構
成する最終産物を得る。
【0025】上記2つの実施態様は、室温で行われ、ポ
リマーを添加する段階においてさえも、水または有機溶
媒のような媒介の溶媒を使用せずに行われる(乾燥混
合)。最初の粉末/ポリマーの割合は、所望の最終組成
物に対して選ばれたものと同じように選ばれる。両方の
場合において、混合時間で最終の粒子径を制御すること
ができる。
【0026】本発明の粉末状脱色組成物は、髪の脱色の
分野で知られる通常の方法で髪に使用することができ
る。例えば、脱色組成物を粉末の形態で、ほぼ6−12
容量%、好ましくはほぼ9容量%の過酸化水素水溶液
と、一般的に1:1のオーダーの割合で混ぜる。次い
で、均一なペーストが得られるまで混合し、髪に適用し
て、ほぼ25〜45分間放置する。その後、この組成物
を髪から除去する(水ですすぐかシャンプーをするかの
いずれかによる)。
【0027】
【実施例】以下本発明を説明するための具体例について
述べる。実施例1 以下の組成(重量%)を有する本発明に係る脱色組成物
(C1)を調製した。 − 過硫酸カリウム 40% − 過硫酸アンモニウム 15% − メタケイ酸ナトリウム 12% − 塩化アンモニウム 5% − 金属イオン封鎖剤 1% − シリカ 7% − ポリマー1(1) 20%(1) :BP社によりBREOX PEG 400の名で市
販されている、80モルのEOを含有し、平均分子量が
400であるポリエチレングリコール。
【0028】調製方法は以下の通りである。すなわち、
最初の脱色粉末(すなわちポリマーを含有していないも
の)を構成する様々な固体の組成物をLODIGE型のミキサ
ー中に入れ、ミキサー内で20分間乾燥混合し、次いで
コーティング剤として働くポリマーをこのミキサー内に
入れ、全体を均一化するために20分間混合した(まだ
乾燥状態)。
【0029】得られた最終脱色粉末の粒子径(ふるい分
けによって得られた)を、以下の表1に示す(C1)。
この表1は、組成物中に存在する粒子の重量%を示すも
のであり、粒子径は与えられた寸法範囲内にある。
【0030】比較のために、ポリマーを添加する前の脱
色粉末(C0)の粒子径もこの表1中に示す。
【0031】80容量の過酸化水素水溶液と重さにして
同じになるように混合したとき、組成物C1は、10分
後に6℃発熱しただけであったのに対して、これと類似
した混合物である組成物C'1(ポリマー1を20%で
はなく5%だけ含有し、他の全ての要素は同一)は、1
8℃発熱した。
【0032】さらに、30容量の過酸化水素水溶液と重
さにして同じになるように混合したとき、組成物C1
は、ペーストを、最初の粘度が174cpで、30分の
デッドタイム(dead time)後の粘度が194cpのペー
ストとなった。このような条件下では、比較の組成物
C'1は、2870cpの最初の粘度が1880cpに
減少したペーストとなった。
【0033】組成物C1で脱色された髪は、柔らかくも
つれを解くことが容易であった。組成物C'1で脱色さ
れた髪は、滑らかでなくもつれを解くことが困難であっ
た。
【0034】実施例2 実施例1に記載された方法を繰り返して、実施例1の組
成物と類似する、本発明に係る第二の組成物(C2)を
調製した。この組成物は、ポリマー1に代えて、ALD
RICH社よりPPG PM 260の名で市販されてい
る平均分子量260のポリプロピレングリコールを用い
る点と、これを18重量%の量で使用する点の二点のみ
が異なる。
【0035】得られた最終的な脱色粉末の粒子径(ふる
い分けによって得られた)を、以下の表1中に示す(C
2)。
【0036】実施例3 実施例1に記載された方法を繰り返して、実施例1の組
成物と類似する、本発明に係る第三の組成物(C3)を
調製した。この組成物は、ポリマー1に代えて、ALD
RICH社よりPPG PM 725の名で市販されてい
る平均分子量725のポリプロピレングリコールを用い
る点と、これを18重量%の量で使用する点の二点のみ
が異なる。
【0037】得られた最終的な脱色粉末の粒子径(ふる
い分けによって得られた)を、以下の表1中に示す(C
3)。
【0038】実施例4 実施例1の方法を繰り返して、本発明に係る第四の組成
物(C4)を調製した。この組成物は、以下の重量組成
を有する。 − 過硫酸カリウム 25% − 過硫酸アンモニウム 25% − メタケイ酸ナトリウム 10% − 塩化アンモニウム 5% − 金属イオン封鎖剤 2% − シリカ 13% − ポリマー4(2) 20%(2) :PPG Industries社によりMACOL
57の名で市販されている、PPG-10 ブタンジオ
ール(CTFA)。
【0039】得られた最終的な脱色粉末の粒子径(ふる
い分けによって得られた)を、以下の表1中に示す(C
4)。
【0040】ポリマーを添加する前の粉末混合物の粒子
径は、実施例1の組成物C0の粒子径と同一であった。
【表1】
【0041】四種の組成物C1、C2、C3およびC4
は、全く粉塵を生じなかった。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化剤として過酸化化合物を含有する髪
    の脱色のための粉末状無水化粧品組成物であって、無水
    であるとともに室温で液体で水溶性である、ポリエチレ
    ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレ
    ングリコールの誘導体およびポリプロピレングリコール
    の誘導体からなる群から選択される少なくとも一つのポ
    リマーを、10〜27重量%含有することを特徴とする
    組成物。
  2. 【請求項2】 ポリマーの割合が、組成物の全重量に対
    して10〜25重量%であることを特徴とする請求項1
    記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ポリマーの割合が、組成物の全重量に対
    して10〜20重量%であることを特徴とする請求項2
    記載の組成物。
  4. 【請求項4】 過酸化化合物型の酸化剤の割合が、製剤
    全体に対して20〜60重量%であることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 過酸化化合物型の酸化剤の割合が、製剤
    全体に対して30〜50重量%であることを特徴とする
    請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】 過酸化化合物が過硫酸のアルカリ金属塩
    であることを特徴とする請求項4または5記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】 組成物を構成する粒子のうち、粒子径が
    65ミクロン以下である粒子の量が、1重量%未満であ
    ることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に
    記載の組成物。
  8. 【請求項8】 組成物を構成する粒子の粒子径が、10
    00ミクロンより小さいことを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 室温でかつ溶媒が存在しない条件下で、
    固体の過酸化化合物を含有する乾燥脱色粉末をポリマー
    と、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の割合で混
    合することからなることを特徴とする請求項1ないし8
    のいずれか1項に記載の組成物の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし8のいずれか1項に記
    載の組成物あるいは請求項9記載の製造方法によって得
    られた組成物を用いて髪を脱色することを特徴とする髪
    の脱色方法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし8のいずれか1項に記
    載の組成物あるいは請求項9記載の製造方法で得られた
    組成物と過酸化水素水溶液とを混合し、得られた混合物
    を髪に適用し、放置した後に、髪から該組成物を除去す
    ることを特徴とする髪の脱色方法。
JP7042114A 1994-03-02 1995-03-01 髪の脱色のための化粧品組成物とその製造方法並びに髪の脱色方法 Expired - Fee Related JP2603812B2 (ja)

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FR9402392A FR2716804B1 (fr) 1994-03-02 1994-03-02 Compositions cosmétiques pour la décoloration des cheveux, procédé de préparation et utilisation.
FR9402392 1994-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07258048A true JPH07258048A (ja) 1995-10-09
JP2603812B2 JP2603812B2 (ja) 1997-04-23

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