JPH07257530A - 糸付き単葉タグ用プリンター - Google Patents

糸付き単葉タグ用プリンター

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JPH07257530A
JPH07257530A JP7782194A JP7782194A JPH07257530A JP H07257530 A JPH07257530 A JP H07257530A JP 7782194 A JP7782194 A JP 7782194A JP 7782194 A JP7782194 A JP 7782194A JP H07257530 A JPH07257530 A JP H07257530A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 糸付き単葉タグ1を当初は第1の移送方向
11に移送し、第2の移送方向12に移送することによ
りバーコードの長さ方向に印字が可能であるとともに、
糸付き単葉タグ1の印字作用を含む移送中における姿勢
を正常に保持することができる糸付き単葉タグ用プリン
ターを提供することを課題とする。 【構成】 糸付き単葉タグ1を第1の移送方向11に
沿って移送する第1の移送機構24と、第1の移送方向
11とは直角の第2の移送方向12に糸付き単葉タグ1
を移送する第2の移送機構25と、第1の移送方向11
への移送の最終段階において第1の移送機構24と糸付
き単葉タグ1との係合状態を解除してから第2の移送機
構25と糸付き単葉タグ1との係合状態を実現して、印
字機構26による印字を開始するようにしたタグ保持切
換え機構57とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は糸付き単葉タグ用プリン
ターにかかるもので、とくに糸付きの単葉の値札など糸
付き単葉タグの一枚一枚にバーコードなどの印字データ
を直接印字することができるとともに、その移送方向を
直角に変更するようにした糸付き単葉タグ用プリンター
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、衣料品あるいは装飾品用の値
札あるいはファッション札として糸付きの札が利用され
ており、とくにその外観を重視する点、および連続上の
札とすると互いの糸が絡み合って供給に支障をきたす可
能性があるなどプリンターにおける札移送などの点か
ら、こうした札を単葉(糸付き単葉タグ)としてプリン
ターに供給した上で印字することが行われている。
【0003】また、POS(販売時点情報管理)のため
にバーコードなどの光学読み取り可能なコードを印字す
ることが一般化している。さらに、プリンターとして
は、操作の簡便さおよび小型化可能な点などから、熱転
写式あるいは熱発色式のプリンターが利用されている。
【0004】しかしながら、こうしたプリンターの印字
要素はドット構成であるため、上記糸付き単葉タグにバ
ーコードを印字する場合に、以下のような諸問題があ
る。以下、図14ないし図19にもとづき概説する。図
14は、糸付き単葉タグ1を示す平面図であって、糸付
き単葉タグ1には糸取付け穴2に吊下げ用(あるいは取
付け用)糸3を取り付けてあるとともに、バーコード4
およびその他の印字データを印字するものである。
【0005】図15は、糸付き単葉タグ1にバーコード
4などを印字するためのタグ印字機構5の概略斜視図で
あって、タグ印字機構5は、プラテン6と、ドット構成
の発熱体を糸付き単葉タグ1の移送方向とは直角方向に
並べた印字要素7を備えた印字ヘッド8と、を有する。
なお、タグ印字機構5の印字方式としては、糸付き単葉
タグ1が熱発色式のものと、仮想線のような熱転写カー
ボンリボン9を用いる熱転写式のものとのいずれも採用
可能である。
【0006】こうしたタグ印字機構5においては、糸取
付け穴2がプラテン6と印字要素7との間を通過するた
めに、吊下げ用糸3が糸付き単葉タグ1の印字領域1A
にかかる可能性が高いとともに、吊下げ用糸3がタグ印
字機構5内の各種の機構に絡んでしまって所定の印字機
能を果たすことができないという問題がある。
【0007】図16は、他のタグ印字機構10を示す概
略斜視図であって、このタグ印字機構10ではタグ印字
機構5におけるこうした問題を解消するために、糸付き
単葉タグ1を図15の場合から直角に曲げた状態で移送
および印字を行う構成とすることにより、糸取付け穴2
を印字領域1Aから外すようにしてある。
【0008】しかしながら、こうして印字した糸付き単
葉タグ1を図17に示す状態で商品に吊り下げるため、
体裁が悪く、かつ印字データを把握しにくい。なお図1
7中、点線のように値段のみを見やすくしても、とくに
ファッション性の高い衣料品用の値札としては外観上バ
ランスを取りにくいという問題がある。
【0009】そこで図18に示すように、タグ印字機構
10により印字する際に糸付き単葉タグ1の移送方向と
バーコード4の幅方向とを一致させて移送および印字さ
せることも考えられるが、印字要素7がドット構成であ
るため、バーコード4の幅を均一に印字することが困難
となって印字精度に影響がでるため、こうした方式を採
用することも困難であるという問題がある。
【0010】要するに、糸付き単葉タグ1を単一方向に
移送するだけの従来のタグ印字機構5、10では糸付き
単葉タグ1に印字精度良好に、かつ外観上の問題もなく
所定の印字を行うことが困難であり、そこで、図19に
示すような移送および印字方式が考えられる。
【0011】すなわち、糸取付け穴2をプラテン6およ
び印字要素7から外した状態で糸付き単葉タグ1をまず
第1の移送方向11に移送するともに、この第1の移送
方向11につづいて、第1の移送方向11とは直角の第
2の移送方向12に移送しながら印字を行うものであ
る。
【0012】かくすれば、糸取付け穴2を糸付き単葉タ
グ1の印字領域1A内に侵入させることもなく、タグ印
字機構5、10の印字機構内において各種部材に絡ませ
るという問題もなく、図14に示したような状態で所定
の印字精度の印字を行うことができる。
【0013】しかして、こうした第1の移送方向11お
よび第2の移送方向12の移送および糸付き単葉タグ1
の姿勢を正常に維持するための機構が必要となる。こう
した機構がないと、糸付き単葉タグ1でのバーコード4
などの印字姿勢が斜めになるなど、外観上さらに問題と
なってしまうからである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、吊下げ用糸あるいは
取付け用糸をタグ印字機構内の各種機構や部材に絡ませ
ることなく、バーコードの長さ方向に印字が可能である
糸付き単葉タグ用プリンターを提供することを課題とす
る。
【0015】また本発明は、糸付き単葉タグの印字作用
を含む移送中における姿勢を正常に保持することができ
る糸付き単葉タグ用プリンターを提供することを課題と
する。
【0016】さらに本発明は、糸付き単葉タグを当初は
第1の移送方向に移送し、ついで第2の移送方向に移送
することにより印字を行うようにした糸付き単葉タグ用
プリンターを提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、第1
の移送方向と第2の移送方向との間において、糸付き単
葉タグを確実に保持しておくことにより、第1の移送方
向から第2の移送方向に糸付き単葉タグを正しい印字姿
勢で供給することができるようにすることに着目したも
ので、糸付き単葉タグを移送するタグ移送機構と、ドッ
ト構成の印字要素およびプラテンを備えた印字機構と、
を有するとともに、上記糸付き単葉タグを移送しなが
ら、上記印字機構により該糸付き単葉タグに印字を行う
糸付き単葉タグ用プリンターであって、上記糸付き単葉
タグを第1の移送方向に沿って移送する第1の移送機構
と、この第1の移送方向に続いて該第1の移送方向とは
直角の第2の移送方向に上記糸付き単葉タグを移送する
第2の移送機構と、上記第1の移送機構による上記第1
の移送方向への移送の最終段階において該第1の移送機
構と上記糸付き単葉タグとの係合状態を解除してから上
記第2の移送機構と該糸付き単葉タグとの係合状態を実
現して、上記印字機構による印字を開始するようにした
タグ保持切換え機構と、を有することを特徴とする糸付
き単葉タグ用プリンターである。
【0018】また、上記糸付き単葉タグの複数枚を収容
するタグホッパー機構、あるいは上記糸付き単葉タグを
上記第1の移送機構に一枚づつ供給するタグ繰出し機構
を設けることができる。
【0019】また、上記印字機構の印字要素を有する印
字ヘッドを上記プラテンに向かって接離可能に揺動させ
るヘッド揺動機構を設けることができ、このヘッド揺動
機構は、上記第1の移送機構による上記第1の移送方向
への供給移送状態において上記印字ヘッドを上記プラテ
ンから離間させるヘッド離間状態と、上記第2の移送機
構による上記第2の移送方向への印字移送状態において
上記印字ヘッドを上記プラテンに所定印字圧力で当接さ
せるヘッド当接状態と、の間を、該印字ヘッドを揺動さ
せるようにすることができる。
【0020】さらに上記ヘッド揺動機構は、揺動用プッ
シャーギアと、この揺動用プッシャーギアを正逆回転さ
せる揺動用駆動モーターと、この揺動用プッシャーギア
のプッシャーギア回転軸に取り付けたヘッド取付け枠
と、を有することができる。
【0021】また上記タグ保持切換え機構は、これを上
記ヘッド揺動機構に連動させることができる。
【0022】また上記タグ保持切換え機構は、上記第1
の移送機構の移送用ローラーの複数の組のうち上記第2
の移送機構に近い移送用ローラーの組の一方の従動ロー
ラーを他方の駆動ローラーに接離可能とすることができ
る。
【0023】また上記タグ保持切換え機構は、上記第1
の移送機構をタグ移送可能状態およびタグ移送解除状態
に切り換えることができるようにすることができる。
【0024】また、上記ヘッド揺動機構が、上記印字機
構を上記ヘッド離間状態としている状態で、上記タグ保
持切換え機構は、第1の移送機構をタグ移送可能状態と
するとともに、上記ヘッド揺動機構が、上記印字機構を
上記ヘッド当接状態としている状態で、上記タグ保持切
換え機構は、第1の移送機構をタグ移送解除状態とする
ことができる。
【0025】また、上記タグ保持切換え機構は、上記ヘ
ッド揺動機構の揺動用プッシャーギアの側面部に取り付
けた第1のローラー離間用押上げ部材と、この第1のロ
ーラー離間用押上げ部材に当接可能であるとともに上下
方向に揺動する伝達用アームと、上記第1の移送機構に
より移送されてきた上記糸付き単葉タグを上記第2の移
送機構の方向に案内するタグガイド板に取り付けるとと
もに上記伝達用アームに当接可能である第2のローラー
離間用押上げ部材と、上記タグガイド板を、上記第2の
移送機構と上記糸付き単葉タグとの係合状態に維持する
ような付勢力を有する押付け用スプリングと、を有する
ことができる。
【0026】また上記タグ保持切換え機構は、上記ヘッ
ド揺動機構が上記印字ヘッドを上記プラテンに向かって
当接させる寸前まで上記第1の移送機構と上記糸付き単
葉タグとの係合状態を維持しているようにすることがで
きる。
【0027】また上記第1の移送機構および第2の移送
機構は、これをひとつの駆動用モーターにより駆動する
ことができる。
【0028】また上記印字機構は、これを上記第2の移
送機構とすることができ、また上記第1の移送機構は、
上下一対の移送用ローラーを有することができる。
【0029】また、上記第1の移送機構の上下一対の移
送用ローラーの上流側および下流側にそれぞれ入口側タ
グセンサーおよび出口側タグセンサーを設けることがで
きる。
【0030】また、上記第1の移送機構により上記糸付
き単葉タグを上記印字機構のプラテンと印字要素との間
に供給することができる。
【0031】また上記印字機構は、その印字要素として
ドット構成の発熱体を有するとともに、この発熱体を上
記プラテンに対向させることができ、さらに上記印字機
構は、着脱可能な熱転写カーボンリボンのカセット機構
を有することができ、あるいは上記糸付き単葉タグは、
熱発色層を有することができる。
【0032】また上記印字機構は、上記糸付き単葉タグ
にバーコードを印字することができ、上記第1の移送機
構は、上記バーコードの幅方向に上記糸付き単葉タグを
移送し、また上記第2の移送機構は、上記バーコードの
長さ方向に上記糸付き単葉タグを移送することができ
る。
【0033】
【作用】本発明による糸付き単葉タグ用プリンターにお
いては、移送用ローラーなどによる第1の移送機構およ
び第2の移送機構に加えてタグ保持切換え機構を設けた
ので、糸付き単葉タグを第1の移送機構から第2の移送
機構に供給し、糸付き単葉タグが第2の移送機構に乗り
移るときに糸付き単葉タグの姿勢が崩れるおそれがな
い。
【0034】さらに、上記タグ保持切換え機構が、タグ
移送可能状態およびタグ移送解除状態に切り換えること
ができるようにするとともに、印字ヘッドを揺動させる
ヘッド揺動機構が、ヘッド離間状態とヘッド当接状態と
の間を印字ヘッドを揺動させるようにすれば、タグ保持
切換え機構およびヘッド揺動機構を連動させて能率良く
糸付き単葉タグの移送および印字を行うことができる。
具体的には、ヘッド揺動機構が、印字機構をヘッド離間
状態としている状態で、タグ保持切換え機構は、第1の
移送機構をタグ移送可能状態とするとともに、ヘッド揺
動機構が、印字機構をヘッド当接状態としている状態
で、タグ保持切換え機構は、第1の移送機構をタグ移送
解除状態とすることにより、第1および第2の移送機構
と、タグ保持切換え機構およびヘッド揺動機構とが糸付
き単葉タグを順に第1の移送機構から第2の移送機構へ
その姿勢を正常に維持した状態で移送することが可能で
ある。
【0035】したがって、糸付き単葉タグ上にバーコー
ドを印字する場合にも、バーコードの長さ方向に移送を
行いつつ精度の良好な印字を行うことが可能となり、吊
下げ用糸が単葉タグどうしで、あるいはタグ用プリンタ
ーの各種部材に絡むことなく、安定した移送を実現する
ことができる。
【0036】
【実施例】つぎに本発明の一実施例による糸付き単葉タ
グ用プリンター20を図1ないし図13にもとづき説明
する。ただし、図14ないし図19と同様の部分には同
一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
【0037】図1は、糸付き単葉タグ用プリンター20
の全体斜視図、図2は同、正面図、図3は、各側面部分
のカバーを取り外した全体斜視図であって、糸付き単葉
タグ用プリンター20は、糸付き単葉タグ1を収容する
タグホッパー機構21と、このタグホッパー機構21か
ら糸付き単葉タグ1を一枚づつ繰り出すタグ繰出し機構
22と、ゲート機構23と、第1の移送機構24と、第
2の移送機構25を含む印字機構26と、熱転写カーボ
ンリボン9のカセット機構27と、上記各機構およびそ
の他の機器を制御する制御機構28と、を有する。
【0038】タグホッパー機構21は、そのホッパー枠
29とゲート機構23との間に所定枚数の糸付き単葉タ
グ1を積層して収容し(図1)、タグ繰出し機構22の
往復動する繰出し爪30(図2)により、最下層の糸付
き単葉タグ1を一枚づつゲート機構23方向に繰り出
す。
【0039】ゲート機構23は、とくに図2に示すよう
にその底部の上方ゲート部材31と下方テーパー部材3
2との間に一枚分の糸付き単葉タグ1を通過可能とし、
ゲート調整つまみ33を操作して上方ゲート部材31を
上下動することにより上方ゲート部材31と下方テーパ
ー部材32との間隔を調整可能としてある。
【0040】第1の移送機構24は、とくに図2および
図4に示すように入口側駆動ゴムローラー34および入
口側従動ゴムローラー35と、中央駆動ゴムローラー3
6および中央従動ゴムローラー37と、出口側駆動ゴム
ローラー38および出口側従動ゴムローラー39と、を
有する。
【0041】第2の移送機構25は、印字機構26の一
部を構成するもので、前記ドット構成の印字要素7を有
するサーマル印字ヘッド40(図2および図9)と、前
記プラテン6と、図5に示すようなこのプラテン6を回
転駆動する移送印字用ステッピングモーター41と、プ
ラテン側ギア機構42と、タイミングベルト43とを有
する。
【0042】さらに図5に示すように、プラテン側ギア
機構42には伝達ロッド44を連結し、プラテン側かさ
歯車45が第1の移送機構24のゴムローラー側かさ歯
車46(図4)に係合し、ゴムローラー側ギア機構47
により入口側駆動ゴムローラー34、中央駆動ゴムロー
ラー36および出口側駆動ゴムローラー38を同一方向
(第1の移送方向11を実現する方向)に回転可能とし
ている。
【0043】なお図6は、タグホッパー機構21側から
見たプラテン6および出口側駆動ゴムローラー38の部
分の概略側面図、図7は、同、概略正面図であって、図
4の一番プラテン6に近い出口側駆動ゴムローラー38
にはその円周面にテーパー面38Aを形成するととも
に、プラテン6の端部円周面にもテーパー面6Aを形成
してある。
【0044】図6にとくに示すように、最外側の出口側
駆動ゴムローラー38部分を通過する糸付き単葉タグ1
の吊下げ用糸3が、テーパー面38Aとプラテン6との
間に形成された段差により抵抗なく移送され、吊下げ用
糸3が絡みつくことを防止可能としてある。さらに、図
7にとくに示すようにプラテン6部分を通過する糸付き
単葉タグ1の吊下げ用糸3が、テーパー面6Aの部分に
より抵抗なく移送され、同じく吊下げ用糸3が絡みつく
ことを防止可能としてある。
【0045】図1にとくに示すように、糸付き単葉タグ
1のX方向が第1の移送機構24による第1の移送方向
11であり、これはバーコード4の幅方向に相当し、糸
付き単葉タグ1のY方向が第2の移送機構25による第
2の移送方向12であり、これはバーコード4の長さ方
向に相当する。
【0046】なおとくに図2および図11に示すよう
に、出口側駆動ゴムローラー38の上流側および下流側
にはそれぞれ透過型の入口側タグセンサー48および出
口側タグセンサー49を設けてある。
【0047】したがって、タグ繰出し機構22により繰
り出されてきた糸付き単葉タグ1を入口側駆動ゴムロー
ラー34および入口側従動ゴムローラー35により第1
の移送機構24内に取り込んだ上で、中央駆動ゴムロー
ラー36および中央従動ゴムローラー37ならびに出口
側駆動ゴムローラー38および出口側従動ゴムローラー
39により移送し、入口側タグセンサー48が糸付き単
葉タグ1の先端側面部を検出したのちその後端側面部が
入口側タグセンサー48を通過した時点で、出口側駆動
ゴムローラー38および出口側従動ゴムローラー39に
より糸付き単葉タグ1が保持されている状態で、第1の
移送機構24による移送を終了する。
【0048】ついで、後述するように出口側従動ゴムロ
ーラー39が上方に引き上げられた状態で、プラテン6
およびサーマル印字ヘッド40により糸付き単葉タグ1
が移送されるとともに印字が行われ、糸付き単葉タグ1
の後端部が出口側タグセンサー49を通過した時点で第
2の移送機構25による移送および印字機構26による
印字を終了する。
【0049】さらに図5および図11にとくに示すよう
に、第1の移送機構24および第2の移送機構25にか
けて平板状の下部タグガイド板50(図5)および断面
L字形状の上部タグガイド板51(図11)を設け、上
部タグガイド板51の水平ガイド部分51Aと下部タグ
ガイド板50との間を糸付き単葉タグ1を案内して移送
するようにしてある。
【0050】なお、上部タグガイド板51の垂直支持部
分51Bには出口側従動ゴムローラー39を回転可能に
取り付けてある。
【0051】とくに図5に示すように、下部タグガイド
板50にはゴムローラー用開口部52およびセンサー用
開口部53を設ける。さらに、テーパー部50Aを形成
して糸付き単葉タグ1の吊下げ用糸3が通過しやすいよ
うにしてある。
【0052】図8は、サーマル印字ヘッド40を取り付
けるヘッド取付け枠54の斜視図、図9は、このヘッド
取付け枠54にサーマル印字ヘッド40を取り付けた状
態を示す斜視図であって、サーマル印字ヘッド40には
コネクター55を接続して所定の印字データおよび印字
電圧を供給可能としてある。
【0053】つぎに、図8、図9、図10および図11
にもとづき、ヘッド取付け枠54を含むヘッド揺動機構
56、およびこのヘッド揺動機構56と連動するタグ保
持切換え機構57を説明する。図10は、図2のゲート
機構23およびカセット機構27の間に位置するヘッド
揺動機構56およびタグ保持切換え機構57をゲート機
構23側からみた概略側面図、図11は、第1の移送機
構24およびタグ保持切換え機構57の概略正面図であ
る。
【0054】ヘッド揺動機構56は図8に示すように、
ヘッド取付け枠54の揺動軸58と、この揺動軸58の
サーマル印字ヘッド40側に設けたプッシャーギア回転
軸59と、プッシャーギア回転軸59のまわりに正逆回
転する揺動用プッシャーギア60(図8、図10)と、
図10に示すようなタイミングベルト61と、揺動用ス
テッピングモーター62と、一対のリミットスイッチ
(ヘッド上限位置リミットスイッチ63およびヘッド待
機位置リミットスイッチ64)と、スイッチシャッター
65と、を有する。
【0055】とくに図8に示すように、ヘッド取付け枠
54には一対のヘッド取付け用アーム66を固定し、プ
ッシャーギア回転軸59に一対のベアリング用アーム6
7を固定し、このベアリング用アーム67にそれぞれ押
下げ用ベアリング68を設け、押下げ用ベアリング68
がヘッド取付け用アーム66に当接してサーマル印字ヘ
ッド40とともにプラテン6側(図9)に押し下げられ
るように構成してある。
【0056】さらに、緩衝スプリング69によりサーマ
ル印字ヘッド40とプラテン6との当接時の衝撃を緩衝
するとともに、開放スプリング70によりヘッド取付け
枠54をプラテン6から大きく離間させて(ヘッド上限
位置)、熱転写カーボンリボン9のカセット機構27に
おけるリボンカセット71(図12)の装填を可能とし
ている。
【0057】したがって、とくに図10に示すように、
揺動用ステッピングモーター62が正回転(時計方向回
転)したときにはサーマル印字ヘッド40はプラテン6
から離間したヘッド離間状態となり、ヘッド上限位置リ
ミットスイッチ63がスイッチシャッター65を検出し
た状態がサーマル印字ヘッド40がその上限位置にあ
り、リボンカセット71の装填が可能である。
【0058】またヘッド待機位置リミットスイッチ64
がスイッチシャッター65を検出した状態がサーマル印
字ヘッド40の待機位置であり、この待機位置から揺動
用ステッピングモーター62が逆回転(反時計方向回
転)したときにはサーマル印字ヘッド40の印字要素7
がプラテン6との間の糸付き単葉タグ1に当接してヘッ
ド当接状態となり印字を行う。なお、印字圧は、揺動用
ステッピングモーター62のステップ数によりこれを設
定する。
【0059】かくして、ヘッド揺動機構56は、第1の
移送機構24による第1の移送方向11への供給移送状
態においてはサーマル印字ヘッド40をプラテン6から
離間させるヘッド離間状態と、第2の移送機構25によ
る第2の移送方向12への印字移送状態においてはサー
マル印字ヘッド40をプラテン6に所定印字圧力で当接
させるヘッド当接状態との間を、サーマル印字ヘッド4
0を揺動させることができるとともに、リボンカセット
71の装填時には、サーマル印字ヘッド40をその上限
位置まで揺動開放させることができる。
【0060】つぎに、タグ保持切換え機構57は、揺動
用プッシャーギア60のスイッチシャッター65とは反
対側の側面部に取り付けた第1のローラー離間用押上げ
部材としての第1のベアリング72と、伝達用アーム7
3と、第2のローラー離間用押上げ部材としての第2の
ベアリング74と、押付け用スプリング75と、を有す
る。
【0061】伝達用アーム73は、第1のベアリング7
2にその上方から当接しているとともに切換え用揺動軸
76のまわりに上下方向に揺動する。
【0062】第2のベアリング74は、とくに図11に
示すように、前記上部タグガイド板51の垂直支持部分
51Bに固定したスプリング取付け上方ピン77と、機
枠20Aに固定したスプリング取付け下方ピン78との
間にこれを設け、垂直支持部分51Bつまり上部タグガ
イド板51を常に図11中下方向に、つまり上部タグガ
イド板51を、第2の移送機構25と糸付き単葉タグ1
との係合状態に維持するように付勢する。
【0063】水平ガイド部分51Aの端部(図11中、
左端部)は、これを機枠20Aに固定し、揺動用プッシ
ャーギア60の回転にともない第1のベアリング72、
伝達用アーム73および第2のベアリング74に操作力
を伝達し、この機枠20Aへの取付け固定部を支点とし
て上部タグガイド板51を垂直支持部分51B側におい
て上下に操作することができる。
【0064】したがって、上部タグガイド板51に回転
可能に取り付けた出口側従動ゴムローラー39が出口側
駆動ゴムローラー38と接離することになり、第1の移
送機構24から第2の移送機構25への糸付き単葉タグ
1の乗移り作用において、第1の移送機構24による第
1の移送方向22への移送の最終段階において第1の移
送機構24と糸付き単葉タグ1との係合状態を解除して
から第2の移送機構25と糸付き単葉タグ1との係合状
態を実現して、印字機構26による印字を開始するよう
にすることができる。
【0065】つぎに図12は、熱転写カーボンリボン9
のカセット機構27におけるリボンカセット71の斜視
図であって、リボンカセット71は、鞍状に形成したカ
セット本体79と、熱転写カーボンリボン9の供給軸8
0および巻取り軸81とを有し、機枠20Aに設けたカ
セット装填駆動機構82(詳述はこれを省略)の一対の
カセット装填ピン83に係合可能な一対の装填用穴84
を形成してある。
【0066】したがって、サーマル印字ヘッド40の上
限位置において、装填用穴84に係合するようにカセッ
ト装填ピン83に沿ってリボンカセット71を図2中、
左方から右方にスライドさせてこれを装填することによ
り、印字機構26とともに連動して糸付き単葉タグ1上
に熱転写印字を可能とするものである。
【0067】こうした構成の糸付き単葉タグ用プリンタ
ー20の作用を図13も参照しながら、以下説明する。
図13は、入口側タグセンサー48および出口側タグセ
ンサー49、上部タグガイド板51(とくにその垂直支
持部分51B)および出口側従動ゴムローラー39、な
らびにサーマル印字ヘッド40の状態、さらには糸付き
単葉タグ用プリンター20の作動状態を示した図表であ
って、タグ繰出し機構22により糸付き単葉タグ1が一
枚づつ第1の移送機構24に供給され、第1の移送方向
11に移送して、第2の移送機構25の部分にいたる。
この工程までは、サーマル印字ヘッド40はプラテン6
からわずかに離間した上方位置にあるとともに、垂直支
持部分51Bおよび出口側従動ゴムローラー39は出口
側従動ゴムローラー39が出口側駆動ゴムローラー38
に下方に当接した状態にあって、「タグ供給」および
「第1の移送方向11に移送中」に相当する。
【0068】ついで「第2の移送方向12に印字中」に
おいては、ヘッド揺動機構56の揺動用プッシャーギア
60が図10中反時計方向に回動するので、この回動作
用にともなってプッシャーギア回転軸59の押下げ用ベ
アリング68がヘッド取付け枠54を押し下げるので、
サーマル印字ヘッド40がプラテン6に当接して印字が
行われるとともに、第1のベアリング72が伝達用アー
ム73を押し上げてこれを切換え用揺動軸76のまわり
に回動させ、伝達用アーム73の端部に当接している第
2のベアリング74が上方に押し上げられる。
【0069】したがって図11を参照すると、押付け用
スプリング75の付勢力に抗して上部タグガイド板51
の垂直支持部分51Bつまり出口側従動ゴムローラー3
9が上方に引き上げられて出口側駆動ゴムローラー38
から離間するため、糸付き単葉タグ1は第1の移送機構
24から完全に離れて第2の移送機構25つまり印字機
構26により移送とともに印字可能となる。
【0070】こうした揺動用プッシャーギア60の回動
作用にともなうサーマル印字ヘッド40による印字作用
のタイミングと、出口側従動ゴムローラー39が上方に
引き上げられて出口側駆動ゴムローラー38から離間す
るタイミングとは、後者のタイミングの方が、前者のい
わば直接的な作動に比較して、間に介在する部品が多
い、いわば間接的な作動となるので、わずかに前者のタ
イミングに対して遅れることとなるが、サーマル印字ヘ
ッド40とプラテン6との間の落差があるので、事実上
はほとんど両者これを同時に行うように設計することが
可能である。
【0071】印字が終了すれば、出口側従動ゴムローラ
ー39はもとに戻って出口側従動ゴムローラー39と所
定圧力で当接し、つぎの糸付き単葉タグ1の移送が可能
となる。もちろん、先行する糸付き単葉タグ1が入口側
タグセンサー48の部分を通過して、出口側タグセンサ
ー49により検出されている、つまりこれが第2の移送
機構25に供給された段階で、つぎの糸付き単葉タグ1
をタグ繰出し機構22により繰り出すこととすれば、間
に無駄な空き時間をおくことなく糸付き単葉タグ1の繰
出し、移送および印字を効率よく実行することができ
る。
【0072】なお、本発明による糸付き単葉タグ用プリ
ンターは、糸付きの単葉タグを装填して移送および印字
する際に最適であるが、糸付きではない単葉タグを装填
する場合にも同様に使用することができることは勿論で
ある。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タグ保持
切換え機構を設けることにより第1の移送機構と第2の
移送機構との間において糸付き単葉タグが移送状態の姿
勢を正常に維持されているので、安定して第1の移送方
向およびこの第1の移送方向とは直角の第2の移送方向
の移送および印字が可能となる。
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による糸付き単葉タグ用プリ
ンター20の全体斜視図である。
【図2】同、正面図である。
【図3】同、各側面部分のカバーを取り外した全体斜視
図である。
【図4】同、第1の移送機構24の一部分の斜視図であ
る。
【図5】同、第2の移送機構25および印字機構26の
一部分の斜視図である。
【図6】同、タグホッパー機構21側から見たプラテン
6および出口側駆動ゴムローラー38の部分の概略側面
図である。
【図7】同、概略正面図である。
【図8】同、サーマル印字ヘッド40を取り付けるヘッ
ド取付け枠54の斜視図である。
【図9】同、ヘッド取付け枠54にサーマル印字ヘッド
40を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図10】同、ゲート機構23およびカセット機構27
の間に位置するヘッド揺動機構56およびタグ保持切換
え機構57をゲート機構23側からみた概略側面図であ
る。
【図11】同、第1の移送機構24およびタグ保持切換
え機構57の概略正面図である。
【図12】同、熱転写カーボンリボン9のカセット機構
27のリボンカセット71の斜視図である。
【図13】同、入口側タグセンサー48および出口側タ
グセンサー49、上部タグガイド板51(とくにその垂
直支持部分51B)および出口側従動ゴムローラー39
ならびにサーマル印字ヘッド40の状態、さらには糸付
き単葉タグ用プリンター20の作動状態を示した図表で
ある。
【図14】従来の糸付き単葉タグ1を示す平面図であ
る。
【図15】同、糸付き単葉タグ1にバーコード4などを
印字するためのタグ印字機構5の概略斜視図である。
【図16】同、他のタグ印字機構10を示す概略斜視図
である。
【図17】図16に示したようにして印字した糸付き単
葉タグ1を商品に吊り下げる状態を示す平面図である。
【図18】同、他のタグ印字機構10による他の印字方
式の概略斜視図である。
【図19】糸付き単葉タグ1をまず第1の移送方向11
に移送するともに、この第1の移送方向11につづい
て、第1の移送方向11とは直角の第2の移送方向12
に移送しながら印字を行う方式の概略説明図である。
【符号の説明】
1 糸付き単葉タグ 1A 糸付き単葉タグ1の印字領域 2 糸取付け穴 3 吊下げ用糸(取付け用糸) 4 バーコード 5 タグ印字機構 6 プラテン 6A プラテン6のテーパー面 7 ドット構成の印字要素 8 印字ヘッド 9 熱転写カーボンリボン 10 他のタグ印字機構 11 第1の移送方向 12 第2の移送方向 20 糸付き単葉タグ用プリンター 20A 糸付き単葉タグ用プリンター20の機枠 21 タグホッパー機構 22 タグ繰出し機構 23 ゲート機構 24 第1の移送機構 25 第2の移送機構 26 印字機構 27 熱転写カーボンリボン9のカセット機構 28 制御機構 29 ホッパー枠 30 繰出し爪 31 上方ゲート部材 32 下方テーパー部材 33 ゲート調整つまみ 34 入口側駆動ゴムローラー 35 入口側従動ゴムローラー 36 中央駆動ゴムローラー 37 中央従動ゴムローラー 38 出口側駆動ゴムローラー 38A 出口側駆動ゴムローラー38のテーパー面 39 出口側従動ゴムローラー 40 サーマル印字ヘッド 41 移送印字用ステッピングモーター 42 プラテン側ギア機構 43 タイミングベルト 44 伝達ロッド 45 プラテン側かさ歯車 46 ゴムローラー側かさ歯車 47 ゴムローラー側ギア機構 48 入口側タグセンサー 49 出口側タグセンサー 50 下部タグガイド板 50A 下部タグガイド板50のテーパー部 51 断面L字形状の上部タグガイド板 51A 上部タグガイド板51の水平ガイド部分 51B 上部タグガイド板51の垂直支持部分 52 ゴムローラー用開口部 53 センサー用開口部 54 ヘッド取付け枠 55 コネクター 56 ヘッド揺動機構 57 タグ保持切換え機構 58 ヘッド取付け枠54の揺動軸 59 プッシャーギア回転軸 60 揺動用プッシャーギア 61 タイミングベルト 62 揺動用ステッピングモーター 63 ヘッド上限位置リミットスイッチ 64 ヘッド待機位置リミットスイッチ 65 スイッチシャッター 66 一対のヘッド取付け用アーム 67 ベアリング用アーム 68 押下げ用ベアリング 69 緩衝スプリング 70 開放スプリング 71 リボンカセット 72 第1のベアリング(第1のローラー離間用押上げ
部材) 73 伝達用アーム 74 第2のベアリング(第2のローラー離間用押上げ
部材) 75 押付け用スプリング 76 伝達用アーム73の切換え用揺動軸 77 スプリング取付け上方ピン 78 スプリング取付け下方ピン 79 鞍状に形成したカセット本体 80 熱転写カーボンリボン9の供給軸 81 熱転写カーボンリボン9の巻取り軸 82 カセット装填駆動機構 83 一対のカセット装填ピン 84 装填用穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65C 9/46 0330−3E B65H 5/36

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸付き単葉タグを移送するタグ移送機
    構と、 ドット構成の印字要素およびプラテンを備えた印字機構
    と、を有するとともに、 前記糸付き単葉タグを移送しながら、前記印字機構によ
    り該糸付き単葉タグに印字を行う糸付き単葉タグ用プリ
    ンターであって、 前記糸付き単葉タグを第1の移送方向に沿って移送する
    第1の移送機構と、 この第1の移送方向に続いて該第1の移送方向とは直角
    の第2の移送方向に前記糸付き単葉タグを移送する第2
    の移送機構と、 前記第1の移送機構による前記第1の移送方向への移送
    の最終段階において該第1の移送機構と前記糸付き単葉
    タグとの係合状態を解除してから前記第2の移送機構と
    該糸付き単葉タグとの係合状態を実現して、前記印字機
    構による印字を開始するようにしたタグ保持切換え機構
    と、 を有することを特徴とする糸付き単葉タグ用プリンタ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記印字機構の印字要素を有する印字
    ヘッドを前記プラテンに向かって接離可能に揺動させる
    ヘッド揺動機構を有することを特徴とする請求項1記載
    の糸付き単葉タグ用プリンター。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド揺動機構は、 前記第1の移送機構による前記第1の移送方向への供給
    移送状態において前記印字ヘッドを前記プラテンから離
    間させるヘッド離間状態と、 前記第2の移送機構による前記第2の移送方向への印字
    移送状態において前記印字ヘッドを前記プラテンに所定
    印字圧力で当接させるヘッド当接状態と、の間を、該印
    字ヘッドを揺動させることを特徴とする請求項2記載の
    糸付き単葉タグ用プリンター。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド揺動機構は、 揺動用プッシャーギアと、 この揺動用プッシャーギアを正逆回転させる揺動用駆動
    モーターと、 この揺動用プッシャーギアのプッシャーギア回転軸に取
    り付けたヘッド取付け枠と、を有することを特徴とする
    請求項1記載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  5. 【請求項5】 前記タグ保持切換え機構は、これを前
    記ヘッド揺動機構に連動させたことを特徴とする請求項
    2記載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  6. 【請求項6】 前記タグ保持切換え機構は、前記第1
    の移送機構の移送用ローラーの複数の組のうち前記第2
    の移送機構に近い移送用ローラーの組の一方の従動ロー
    ラーを他方の駆動ローラーに接離可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  7. 【請求項7】 前記タグ保持切換え機構は、前記第1
    の移送機構を、タグ移送可能状態およびタグ移送解除状
    態に切り換えることができるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  8. 【請求項8】 前記ヘッド揺動機構が、前記印字機構
    を前記ヘッド離間状態としている状態で、前記タグ保持
    切換え機構は、第1の移送機構をタグ移送可能状態とす
    るとともに、 前記ヘッド揺動機構が、前記印字機構を前記ヘッド当接
    状態としている状態で、前記タグ保持切換え機構は、第
    1の移送機構をタグ移送解除状態とすることを特徴とす
    る請求項3記載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  9. 【請求項9】 前記タグ保持切換え機構は、 前記ヘッド揺動機構の揺動用プッシャーギアの側面部に
    取り付けた第1のローラー離間用押上げ部材と、 この第1のローラー離間用押上げ部材に当接可能である
    とともに上下方向に揺動する伝達用アームと、 前記第1の移送機構により移送されてきた前記糸付き単
    葉タグを前記第2の移送機構の方向に案内するタグガイ
    ド板に取り付けるとともに前記伝達用アームに当接可能
    である第2のローラー離間用押上げ部材と、 前記タグガイド板を、前記第2の移送機構と前記糸付き
    単葉タグとの係合状態に維持するような付勢力を有する
    押付け用スプリングと、を有することを特徴とする請求
    項1記載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  10. 【請求項10】 前記タグ保持切換え機構は、前記ヘ
    ッド揺動機構が前記印字ヘッドを前記プラテンに向かっ
    て当接させる寸前まで前記第1の移送機構と前記糸付き
    単葉タグとの係合状態を維持していることを特徴とする
    請求項2記載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  11. 【請求項11】 前記第1の移送機構および第2の移
    送機構は、これをひとつの駆動用モーターにより駆動す
    ることを特徴とする請求項1記載の糸付き単葉タグ用プ
    リンター。
  12. 【請求項12】 前記印字機構は、これを前記第2の
    移送機構としたことを特徴とする請求項1記載の糸付き
    単葉タグ用プリンター。
  13. 【請求項13】 前記第1の移送機構は、上下一対の
    移送用ローラーを有することを特徴とする請求項1記載
    の糸付き単葉タグ用プリンター。
  14. 【請求項14】 前記第1の移送機構の上下一対の移
    送用ローラーの上流側および下流側にそれぞれ入口側タ
    グセンサーおよび出口側タグセンサーを設けたことを特
    徴とする請求項1記載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  15. 【請求項15】 前記第1の移送機構により前記糸付
    き単葉タグを前記印字機構のプラテンと印字要素との間
    に供給することを特徴とする請求項1記載の糸付き単葉
    タグ用プリンター。
  16. 【請求項16】 前記印字機構は、その印字要素とし
    てドット構成の発熱体を有するとともに、この発熱体を
    前記プラテンに対向させたことを特徴とする請求項1記
    載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  17. 【請求項17】 前記印字機構は、着脱可能な熱転写
    カーボンリボンのカセット機構を有することを特徴とす
    る請求項16記載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  18. 【請求項18】 前記糸付き単葉タグは、熱発色層を
    有することを特徴とする請求項16記載の糸付き単葉タ
    グ用プリンター。
  19. 【請求項19】 前記印字機構は、前記糸付き単葉タ
    グにバーコードを印字することを特徴とする請求項1記
    載の糸付き単葉タグ用プリンター。
  20. 【請求項20】 前記第1の移送機構は、前記バーコ
    ードの幅方向に前記糸付き単葉タグを移送することを特
    徴とする請求項19記載の糸付き単葉タグ用プリンタ
    ー。
  21. 【請求項21】 前記第2の移送機構は、前記バーコ
    ードの長さ方向に前記糸付き単葉タグを移送することを
    特徴とする請求項19記載の糸付き単葉タグ用プリンタ
    ー。
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