JPH07257059A - 熱転写シート - Google Patents

熱転写シート

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JPH07257059A
JPH07257059A JP6072964A JP7296494A JPH07257059A JP H07257059 A JPH07257059 A JP H07257059A JP 6072964 A JP6072964 A JP 6072964A JP 7296494 A JP7296494 A JP 7296494A JP H07257059 A JPH07257059 A JP H07257059A
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heat
ink layer
transfer sheet
thermal transfer
meltable
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JP6072964A
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Keiji Hirose
恵二 廣瀬
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可視情報と不可視情報とを同時に印字できる
熱転写シートを提供する。 【構成】 基材の一方の面に、カーボンブラック等の着
色剤を含む第1の熱溶融性インク層(3)と、酸化亜鉛
微粉末等の不可視であるが紫外線又は/及び赤外線を吸
収又は蛍光発光して紫外線又は赤外線の照射にて識別可
能な識別物質を含む第2の熱溶融性インク層(4)と
を、長手方向又は横方向に縞状に設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目視可能な印字部と紫
外線又は赤外線で認識可能で目視不可能な印字部とを同
時に形成できる熱転写シートに関する。更に、詳しく
は、有価証券、チケット、カード、通帳等への文字、記
号、バーコード等の印字や、偽造防止等の目的の不可視
情報の印字を同時形成でき、また不可視情報さらには可
視情報のの機械読取りに適した印字物を与えうる熱転写
シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、偽造防止を目的として、紫外線を
吸収等するが透明で目視不可能なインクによって不可視
なパターン情報を印字物に設ける方法が種々試みられて
いる。例えば、特開昭61−228994号公報には、
熱溶融性インク中に紫外線によって蛍光を発する物質を
含有させた熱転写シートを用いて印字し、得られた印字
物をブラックライト等により紫外線を照射して真偽を判
別する方法が開示されている。また、特開昭61−14
658号公報には、熱溶融性インク中に近赤外線を吸収
する物質を含有させた熱転写シートを用いて証券類に印
字する方法が開示されている。また、特開平4−746
92号公報には、熱溶融性インク中に無彩色で290〜
400nmの波長の光を吸収する紫外線吸収剤及び/又
は290〜400nmの波長の光を遮断するとする紫外
線遮断剤を含有させた熱転写シートを用いて印字する方
法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の熱転写シートでは、印字された情報は目視
不可能であるから、被転写体に印字された情報の良否
を、肉眼により判別することができないという欠点があ
った。また、このような不可視情報の印字に適した熱転
写シートではあるが、可視情報の印字が要求される場合
は、別途印字する必要があり結局二工程を要す欠点があ
った。しかも、このような二工程で印字情報を形成する
場合には、可視情報と不可視情報の位置関係は常に多少
のズレが発生し、それぞれの印字位置の確認を別個に行
う必要があり品質管理が面倒と言う欠点もあった。さら
に、被転写体に形成された不可視情報と可視情報との両
方をイメージスキャナー等の機械的読取り装置にて読み
取る場合、前記したような特性の熱溶融性インクによる
不可視情報と、一般的な熱溶融性インクを用いると、不
可視情報及び可視情報の各々に対応した別個の光学的特
性を有する機械的読取り装置が必要であり、一台の機械
的読取り装置では出来ず装置も大きくコスト高になると
いう欠点もあった。従って、本発明の目的は、以上の如
き欠点を解決し、不可視情報と可視情報とを同時に形成
できる熱転写シートを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の熱転写シ
ートは、上記課題を解決し目的を達成するために、基材
上の一方の面に少なくとも熱溶融性インク層を設けた熱
転写シートにおいて、熱溶融性インク層として、少なく
とも可視光線で認識可能で着色剤を含有する第1の熱溶
融性インク層と、可視光線領域において透明又は被転写
体と同一色で、且つ紫外線又は/及び赤外線領域におい
て吸収又は蛍光発光する識別物質を含有する第2の熱溶
融性インク層との二種類の層を、基材の長手方向又は横
方向に縞状に設けた構成とするものである。
【0005】また、前記熱転写シートの第1の熱溶融性
インキ層が、着色剤及び前記識別物質を含有した構成と
するものでもある。また、第2の熱溶融性インク層が、
少なくとも熱溶融性バインダーと前記識別物質とから形
成され、熱溶融性バインダーと識別物質との割合が30
〜90:70〜10重量%とするものでもある。さら
に、前記熱転写シートの第1の熱溶融性インク層が、少
なくとも熱溶融性バインダーと着色剤と前記識別物質と
から形成され、熱溶融性バインダー及び着色剤の総量と
識別物質との割合が、30〜90:70〜10重量%と
するものでもある。くわえて、前記熱転写シートの前記
識別物質として、380nm以下の波長の紫外線を吸収
する粒径0.2μm以下の微粒子を用いたものでもあ
る。
【0006】以下、図面に従って本発明を詳述する。図
1は本発明の熱転写シートの一実施例を示す斜視図であ
る。また、図2は図1で例示される本発明の一実施例の
熱転写シートを長手方向に対して直角に切断した時の縦
断面図である。また、図3は本発明の熱転写シートの別
の実施例を示す斜視図である。
【0007】図1では本発明の熱転写シート1は、平面
的には第1の熱溶融性インク層3の部分と第2の熱溶融
性インク層4の部分とからなり、熱転写シートの長手方
向に少なくとも一本ずつの第1の熱溶融性インク層3と
第2の熱溶融性インク層4とを有し、従って少なくとも
2本の縞状の熱溶融性インク層を有したものである。ま
た、図3はそれらの層を熱転写シートの横方向に縞状に
設けた例である。この場合は、それぞれの層は通常は交
互の縞状に設けられる。なお、図1及び図3ではロール
7としての形態で使用する熱転写シートを示す。本発明
の熱転写シートの断面構成は、少なくとも基材2と、第
1の熱溶融性インク層3と、第2の熱溶融性インク層4
とから構成されるが、図2の縦断面図に示す如く、さら
に、基材1の背面側に背面層5を、また各熱溶融性イン
ク層と基材2間に中間層6を設けた構成もある。
【0008】本発明の熱転写シート1の基材2として
は、熱転写時の加熱に耐え所望の伝熱性、機械的強度等
があれば、従来の熱転写シートに使用される公知の基材
材料、及びその他のものも使用でき、特に制限されな
い。このような基材の具体例としては、例えばポリエス
テル、ポリプロピレン、セロハン、酢酸セルロース、ポ
リカーボネート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリイミド、ポリビニ
ルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴム、アイオノマー等
のプラスチックのフィルム、コンデンサー紙、パラフィ
ン紙等の紙類、不織布等があり、又、これらを複合した
ものであっても良い。
【0009】基材の厚さは、その強度及び熱伝導性が適
切になるように材料に応じて適宜調整するが、好ましく
は2〜25μm程度である。又、図2の如く基材2の背
面にはサーマルヘッドとの熱融着を防止し、且つ滑り性
を良くする背面層5を設けたり、基材の熱溶融性インク
層側の面に熱溶融性インクの被転写体への転移性及び基
材との密着性の調整、あるいは被転写体に転写された印
字面をマット状とするために、表面をマット化とした中
間層を設けることもある。
【0010】第1の熱溶融性インキ層3は、基本的には
従来公知の熱溶融性インクと同様なものとすればよく、
ワックス成分等からなるバインダーと、着色剤と、更に
必要に応じて添加される種々の添加剤から構成される。
バインダーとして用いられるワックス成分としては、例
えば、マイクロクリスタリンワックス、エステルワック
ス、カルナバワックス、パラフィンワックス等がある。
更に、フィシャートロプシュワックス、各種低分子量ポ
リエチレン、木ロウ、みつロウ、鯨ロウ、イボタロウ、
羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワックス、
ペトロラクタム、一部変性ワックス、脂肪酸エステル、
脂肪酸アミド等、種々のワックスが用いられる。更に、
バインダーには上記ワックス成分以外に比較的低融点の
熱可塑性樹脂を適宜混合し、基材に対する柔軟性、接着
性等の調整してもよい。このような熱可塑性樹脂として
は、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)、エチレン−アクリル酸エステル共重合体(EE
A)、メタクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリブテン、塩化
ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビ
ニリデン樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエ
ステル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマ
ール、ポリビニルブチラール等のポリアセタール樹脂、
ポリイソブチレン、アセチルセルロース、ニトロセルロ
ース、エチルセルロース等のセルロース誘導体、フッ素
樹脂等の樹脂の他、石油樹脂、ロジン系樹脂等の粘着付
与性の樹脂等も用いられ、特に従来感熱接着剤として使
用されている比較的低軟化点、例えば、50〜80℃の
軟化点を有する樹脂が好ましい。さらに、バインダー成
分には、良好な熱伝導性及び熱溶融転写性を与えるため
に、熱伝導性物質を配合することもある。熱伝導性物質
としては、例えばカーボンブラック等の炭素質物質、ア
ルミニウム、銅、酸化錫、二硫化モリブデン等の金属及
び金属化合物等の微粉末がある。以上のような成分から
構成される第1の熱溶融性インキ層の厚みは、通常は1
〜15μm程度である。1μm未満では印字濃度が薄
く、15μmを越えると印字エネルギーが多量に必要と
なる。
【0011】第1の熱溶融性インキ層に配合する着色剤
としては、従来公知の有機又は無機の顔料或いは染料か
ら適宜選択使用する。また、非加熱時には無色だが加熱
時に発色する物質や、被転写材の塗布物と接触して発色
する物質でもよい。なお、バーコード等の印字用では、
特に記録材料として良好な特性、例えば十分な着色濃度
を有し、光、熱、温度等により変褪色しない長期安定性
を有するものが好ましい。シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックを形成する着色剤の他に、他の種々の色の
着色剤を混合使用することも出来る。
【0012】第1の熱溶融性インキ層は基本的には上述
のようなものであるが、さらに、後で詳述する識別物質
を着色剤とともに併用する態様もある。このようにする
と、第1の熱溶融性インク層によって形成された可視情
報と第2の熱溶融性インク層によって形成された不可視
情報とを一台の機械読取り装置で認識することが可能と
なる。
【0013】第2の熱溶融性インク層4は、可視光線領
域において透明又は被転写体と同一色で、且つ紫外線及
び/又は赤外線を吸収又は蛍光発光する識別物質を含有
する点に特徴がある。
【0014】第2の熱溶融性インク層4は、バインダー
成分は第1の熱溶融性インク層と同様な成分の中から適
宜選択使用し、着色剤の代わりに、可視光線領域におい
て透明又は被転写体と同一色で、且つ紫外線及び/又は
赤外線を吸収又は蛍光を発する識別物質を使用する。こ
の識別物質とは、例えば吸収する場合は透明な紫外線吸
収剤であり、蛍光を発する場合は蛍光物質である。この
他の添加剤成分等は第1の熱溶融性インク層の場合と同
様のものの中から適宜選択使用する。
【0015】識別物質が有する可視光領域の光学的特性
は、当該領域にて吸収があっても実用上は少なくとも第
2の熱溶融性インク層が転写された不可視情報を通して
被転写体が非印字部と略同一色に見える程度に透明であ
ること、あるいは、透明ではないが被転写体と同一色で
ある条件を満たすものである。以上の何方かの条件によ
り、第2の熱溶融性インクによる不可視の印字情報は、
肉眼による判別が難しくなる。ただ、不透明の場合、例
えば地紋が印刷された被転写体への印字は、印字部分が
地紋を隠蔽する結果、第2の熱溶融性インクによる印字
情報は可視情報となってしまう。従って、被転写体に既
に形成された可視情報を生かしてその上に不可情報を形
成する場合には、透明の条件が必要である。また透明な
らば、被転写体の色調毎に第2の熱溶融性インクの色調
を各種用意する必要もなく、さらに透明な被転写体へも
適用できる。なお、透明であるが着色透明の場合であっ
ても、被転写体の同一色調ならば目立たずに形成するこ
ともできる。
【0016】次に、識別物質が有する紫外線及び赤外線
領域における光学特性は、それらの波長域の光を吸収、
又は蛍光を発することである。但し、当然ではあるが、
ここでの吸収とは、被転写体のこれらの波長域における
吸収特性と同一ではないことが必要である。同一なら
ば、被転写体上に形成された不可視情報は、これらの波
長域の光に対する特性差がなく、認識不可能となるから
である。なお、特定の光学特性を有する波長域は、紫外
線のみ、赤外線のみ、或いは紫外線及び赤外線の両方の
波長域を意味する。また、透明な被転写体に第2の熱溶
融性インク層にて不可視情報を印字する場合には、不可
視情報を特定波長の反射光量ではなく、透過光量で認識
することも有りうる。このような場合、吸収特性に応じ
て遮断されて透過光量は減少し、減少した透過光量によ
って不可視情報を認識できる。
【0017】本発明で用いる識別物質としては、上記し
たような可視光領域、紫外線領域、赤外線領域に特定の
光学特性を有すものであれば特に限定されないが、具体
的には、例えば、有機化合物或いは無機化合物の紫外線
吸収剤を透明な識別物質として使用できる。このような
紫外線吸収剤を用いる場合は、被転写体の同一色調で無
い限り、380nm以下の紫外線領域の光を吸収するも
のがよい。380nmを越える波長域に吸収特性を持つ
と、可視光領域で着色気味となり目視判断が可能となる
ためである。また、蛍光発光する蛍光物質であってもよ
い。
【0018】識別物質として用いる紫外線吸収剤として
は有機化合物を用いるのであれば、具体的物質として
は、例えば、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、シュウ酸アニリド系、シアノアクリレート系、サリ
シレート系等が挙げられる。また、無機化合物を用いる
のであれば、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化マグネシウム、酸
化チタン、酸化スズ、酸化セリウム等の金属、遷移金
属、アルカリ土類金属等の金属酸化物の微粉末が挙げら
れる。これらは、粒径0.2μm以下、好ましくは0.
1μm以下、特に好ましくは0.05μm以下の微粒子
を用いることにより、可視光線領域における透明性が得
られる。粒径が0.2μmを越える可視光領域に近づく
と、微粉末それぞれに特有の色調を呈する場合もある
が、そのような識別物質でも前記した被転写体の同一色
調場合は使用できる。このような場合では、粒径は5μ
m以下であればよい。なお、有機化合物の紫外線吸収剤
に対して無機化合物の紫外線吸収剤は、長期にわたる安
定性等の点で優れている。
【0019】また、赤外線を吸収する識別物質として
は、3価のイッテルビウム(Yb3+)を5〜60重量%
含有するリン酸塩ガラスの微粉末等が使用できる。ま
た、有機色素であっても、赤外領域に吸収を持つ色素と
して、例えばシアニン色素、フタロシアニン系色素、ナ
フトキノン系色素、アントラキノン系色素、ジルオール
系色素、トリフェニルメタン系色素等も使用できる。但
し、これらの色素は600nm以上の波長領域に吸収帯
を持つためにシアン色を呈するか、あるいは可視領域
(380〜700nm)に30〜40%程度の吸収があ
るために、若干赤みがかったクリーム色を呈する。この
ため、完全に無色透明の印字情報にならないが、被転写
体と同系色であれば目立たず使用可能である。
【0020】また、識別物質として用いる蛍光物質とし
ては、例えば、硫化亜鉛、酸化亜鉛、硫化亜鉛カドミウ
ム、硫化カドミウム、硫化カルシウム、タングステン酸
カルシウム等からなる無機蛍光体が挙げられる。しか
し、これらは白色あるいは有色であるため、被転写体と
同一色調の場合には使用可能の場合もあるが、そうでな
い場合は使用するにしても極めて低濃度でない限り、形
成される画像が白色あるいは有色となって不可視の画像
形成が困難となる。他の好ましい蛍光物質としては、例
えば、スチルベン系、ジアミノジフェニル系、オキサゾ
ール系、イミダゾール系、チアゾール系、クマリン系、
ナフタルイミド系、チオフェン系等の公知の蛍光増白剤
が挙げられる。この場合も、紫外線吸収剤と同様に可視
光領域に吸収を持たず、あるいは吸収が少なく、また可
視光によって励起して蛍光発光しない、あるいは蛍光発
光が少ない特性を有することが好ましく、蛍光励起させ
る波長域は380nm以下がよい。
【0021】以上説明した識別物質を第2の熱溶融性イ
ンク層に配合する割合は、熱溶融性バインダーと識別物
質とが、30〜90:70〜10重量%の範囲が好まし
い。識別物質の割合が10重量%未満であると、十分な
識別性が得られず、逆に90重量%を越えると、熱溶融
性バインダー成分が過少となり熱転写インクとしての転
写性等の物性を満足しない。また、このような識別物質
を含む第2の熱溶融性インキ層の厚みは、通常は3〜1
5μm程度である。3μm未満では識別物質としての印
字濃度が薄く、15μmを越えると印字エネルギーが多
量に必要となる。
【0022】また、上記の識別物質は第1の熱溶融性イ
ンク層に着色剤と共に併用してもよいことは既に説明し
たが、この場合の識別物質の配合割合は、熱溶融性バイ
ンダー及び着色剤の総量と識別物質とが、30〜90:
70〜10重量%の範囲が好ましい。なお、識別物質を
配合しない場合は、従来公知の配合割合である。
【0023】以上説明した第1の熱溶融性インク層及び
第2の熱溶融性インク層を基材上に設ければ本発明の熱
転写シートが得られるが、さらに被転写体にマット化し
た印字面を形成できると、被転写体表面が紙等の非鏡面
の場合に、特に第2の熱溶融性インク層で形成する不可
視情報をよりいっそう肉眼で判別しにくくすることがで
きる。印字面のマット化には、表面をマット化した中間
層6を熱溶融性インク層と基材間に介在させる。この中
間層は印字面の粗面化効果もあるが、熱溶融性インク層
を適度な接着力で基材に保持させる効果を用いることも
ある。従って、マット化が不要時でも、マット化あるい
はマット化されてない中間層を用いることがある。この
よなう中間層6は、熱溶融性インクと基材の双方に接着
性を有する樹脂成分と、マット化が必要な場合はマット
化剤と、さらに必要に応じてその他添加剤とから構成さ
れる。
【0024】中間層に用いられる樹脂成分としては、従
来公知のものが使用でき、例えば、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体(EEA)、ポリ酢酸ビニル、メタクリル樹
脂、ポリスチレン、ポリビニルホルマール、ポリビニル
ブチラール等のポリアセタール樹脂、ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、石
油樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、塩化ビニリデン樹脂、ポリアミド、ポリエステル
樹脂、ポリカーボネート、フッ素樹脂、ポリイソブチレ
ン、アセチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセ
ルロース等の耐熱性の高い公知の熱可塑性樹脂或いはメ
ラミン樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられ
る。
【0025】また、マット化剤としては、例えば、シリ
カ、アルミナ、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、タルク、マイカ、カオリン等、あるいはカーボ
ン、グラファイト、二硫化モリブデン、銅、銀、ニッケ
ル、アルミニウム等の熱伝導性機能も有する物質等の無
機微粉末、あるいはポリスチレン、ポリアミド等の有機
微粒子等が挙げられる。これらのなかでも、分散安定
性、マット形状等の点でシリカ、酸化チタン、炭酸カル
シウム、カーボン等が特に好ましい。また、微分体の粒
径は0.1〜10μmの範囲が、中間層の接着性を維持
しつつ良好な印字面のマット化効果を有する点で好まし
い。
【0026】マット化剤の配合量は、樹脂成分100重
量%に対して50〜150重量%の範囲が好ましい。5
0重量%未満であると、マット化効果が十分得られず、
150重量%を越えると、中間層としての基本的接着力
が低下して好ましくない。
【0027】中間層の厚みは、接着性の制御、あるいは
その表面がマット化がされていればよく、厚みは0.1
〜3μm程度であれば足りる。薄すぎれば所望の性能が
得らず、厚すぎると印字エネルギーが多量に必要にな
り、印字濃度が低くなる。
【0028】基材2の背面に必要に応じて設ける背面層
5は、基材とサーマルヘッドとの熱融着を防止し、且つ
滑り性を良くするものである。背面層は、公知の、メラ
ミン樹脂等の熱硬化性樹脂やシリコーン樹脂、フッソ樹
脂等の熱可塑性樹脂等の耐熱性のある樹脂及び必要に応
じ充填剤、滑剤、帯電防止剤等の添加剤を配合したもの
を用いる。背面層の厚みさは、融着防止効果等が得られ
る程度であればよく、通常0.1〜3μm程度である。
【0029】基材上に、熱溶融性インキ層、中間層、背
面層等を形成する方法としては、従来公知のホットメル
トコート、ホットラッカーコート、グラビアコート、グ
ラビアリバースコート、ロールコート等の公知の手段を
使用できる。なお、塗液にとして水系又は非水系エマル
ジョンを使用することもある。また、本発明の熱転写シ
ートの熱溶融性インク層は熱転写シートの長手方向に沿
って縞状に設ける必要があるが、この場合には、基材に
長手方向に部分的に塗工又は印刷が可能な、ホットメル
トコート、グラビアコート等の公知の塗工又は印刷手段
によって行えばよい。
【0030】なお、本発明の熱転写シートは、カラーの
可視情報の形成にも適用できる。さらに、多色の場合
は、例えば、複数に色分けされた第1の熱溶融性インク
層は熱転写シートの長手方向に沿って縞状に区画された
ものとなる。
【0031】なお、本発明の不可視情報の認識は、不可
視情報が有している紫外線又は/及び赤外線領域の光学
特性に対応した、波長領域の光を発する公知の照射装置
と、その波長領域に感度を有する公知の光量測定装置、
イメージセンサ等によって行えば良い。
【0032】
【作用】以上説明したように本発明の熱転写シートで
は、可視情報を形成するための第1の熱溶融性インク層
と、紫外線又は/及び赤外線を吸収又は蛍光発光する識
別物質を含有させて紫外線又は/及び赤外線の照射下で
は認識可能だか肉眼では認識不能な不可視情報を形成す
るための第2の熱溶融性インク層との両方を長手方向に
沿って縞状に有している結果、一つの熱転写シートから
可視情報と不可視情報とを同時に形成できる。さらに、
可視情報と不可視情報とを同時に形成できる為に、両者
のの位置関係が正確に印字される。また、第1の熱溶融
性インク層にも、第2の熱溶融性インク層に含有させる
識別物質を併用することで、不可視情報を機械認識する
が可視情報は認識しない光学装置により、可視情報も同
時に認識可能となる。また、中間層の表面をマット化す
ればマット化した印字面が得られる。
【0033】次に実施例及び比較例により本発明の熱転
写シートを更に具体的に説明する。なお、文中にて
「部」とあるのは特に断りの無い限り重量基準である。
【0034】《実施例1》厚さ4.5μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムを基材とし、その一方の面に
下記の組成の第1の熱溶融性インク層形成用塗液と、第
2の熱溶融性インク層形成用塗液を、それぞれの形成部
に対応した版面を有するグラビアロールを用いたグラビ
アコーターで第1の熱溶融性インク層を3g/m2(乾燥
時)、第2の熱溶融性インク層を5g/m2(乾燥時)の厚
さに塗布して、熱転写シートの長手方向に沿って2本の
縞状の熱溶融性インク層を有する本発明の熱転写シート
を得た。第1の熱溶融性インク層形成用塗液 パラフィンワックス(融点70℃) 70部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 10部 (メルトインデックス160,酢酸ビニル分28 mol%) カルナバワッスク 10部 カーボンブラック 10部 溶剤(キシレン) 100部第2の熱溶融性インク層形成用塗液 パラフィンワックス(融点70℃) 38部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 11部 (メルトインデックス160,酢酸ビニル分28 mol%) カルナバワッスク 11部 酸化亜鉛微粒子 50部 (住友セメント(株)製 平均粒径0.02μm) 溶剤(キシレン) 100部
【0035】《実施例2》下記組成の第1の熱溶融性イ
ンク層形成用塗液を用い、5g/m2(乾燥時)の第1の熱
溶融性インク層とした他は、実施例1と同様にして本発
明の熱転写シートを得た。第1の熱溶融性インク層形成用塗液 パラフィンワックス(融点70℃) 31部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 4.5部 (メルトインデックス160,酢酸ビニル分28 mol%) カルナバワッスク 4.5部 青色顔料 10部 酸化亜鉛微粒子 50部 (住友セメント(株)製 平均粒径0.02μm) 溶剤(キシレン) 100部
【0036】《実施例3》ポリエステル系樹脂(東洋紡
績(株)製 バイロン200)とマイクロシリカとから
なる中間層をトルエンを溶剤として塗工形成して、0.
5g/m2(乾燥時)の表面がマット状の中間層をさらに設
けた他は、実施例1と同様にして本発明の熱転写シート
を得た。
【0037】《比較例1》第2の熱溶融性インク層形成
用塗液として、下記組成を用い3g/m2(乾燥時)の第2
の熱溶融性インク層とした以外は、実施例1と同様にし
て熱転写シートを得た。第2の熱溶融性インク層形成用塗液 パラフィンワックス(融点70℃) 70部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 10部 (メルトインデックス160,酢酸ビニル分28 mol%) カルナバワッスク 10部 紫外線吸収剤 10部 (チヌビン327:置換ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール) 溶剤(キシレン) 100部
【0038】《比較例2》第1の熱溶融性インク層の厚
さを5g/m2とし、下記組成の第2の熱溶融性インク層形
成用塗液を用い5g/m2(乾燥時)の第2の熱溶融性イン
ク層とした以外は、実施例1と同様にして熱転写シート
を得た。第2の熱溶融性インク層形成用塗液 パラフィンワックス(融点70℃) 75部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 10部 (メルトインデックス160,酢酸ビニル分28 mol%) カルナバワッスク 10部 酸化亜鉛微粒子 5部 (住友セメント(株)製 平均粒径0.02μm) 溶剤(キシレン) 100部
【0039】《比較例3》第1の熱溶融性インク層形成
用塗液を下記組成を用い、5g/m2(乾燥時)の第1の熱
溶融性インク層とした以外は、実施例1と同様にして熱
転写シートを得た。第1の熱溶融性インク層形成用塗液 パラフィンワックス(融点70℃) 70部 エチレン−酢酸ビニル共重合体 10部 (メルトインデックス160,酢酸ビニル分28 mol%) カルナバワッスク 10部 青色顔料 10部 溶剤(キシレン) 100部
【0040】《性能評価》上記実施例及び比較例の熱転
写シートを用いて被転写体として透明ポリエチレンテレ
フタレートフィルムに印字した印字物を蛍光分光光度計
を用いて第1の熱溶融性インクによって印字形成された
可視情報部と、第2の熱溶融性インクによって印字形成
された不可視情報部について不可視領域の波長による読
取り試験を行った。なお、不可視情報部の可視領域にお
ける不可視性は目視によって判断し、実施例及び比較例
ともに透明で良好であった。
【0041】
【表1】 注: %値は350nmでの透過率 透過率が3%以下は読取り可である
【0042】
【発明の効果】本発明の熱転写シートは以上説明したよ
うに構成されているので、以下のような効果を奏する。
可視情報と不可視情報とを同時に印字可能であり、それ
ぞれを独立して印字する場合に比べて二工程を一工程で
済ませられる。また、可視情報と不可視情報との位置関
係が正確に印字できるため、不可視情報の位置的印字具
合の確認が可視情報の位置判断で代用でき、品質管理が
容易となる。また、可視情報を形成する第1の熱溶融性
インク層にも、不可視情報を形成する為の、紫外線又は
/及び赤外線を吸収又は蛍光発光する識別物質を併用す
ることで、不可視情報を機械認識するが可視情報は認識
しない光学装置により、可視情報も認識可能となり、こ
の結果、可視情報と不可視情報とを同一の光学的読取り
装置で読取ることが可能となり、より簡略な読取り装置
が可能となる。また、不可視情報によるバーコードや二
次元バーコード等を、文字等の可視情報と同時に形成で
きるため、バーコード等が印字されていても被転写体の
意匠性を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写シートの一実施例の斜視図
【図2】本発明の熱転写シートの一実施例の縦断面図
【図3】本発明の熱転写シートの別の実施例の斜視図
【符号の説明】
1 熱転写シート 2 基材 3 第1の熱溶融性インク層 4 第2の熱溶融性インキ層 5 背面層 6 中間層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上の一方の面に少なくとも熱溶融性
    インク層を設けた熱転写シートにおいて、熱溶融性イン
    ク層として、少なくとも可視光線で認識可能で着色剤を
    含有する第1の熱溶融性インク層と、可視光線領域にお
    いて透明又は被転写体と同一色で、且つ紫外線又は/及
    び赤外線領域において吸収又は蛍光発光する識別物質を
    含有する第2の熱溶融性インク層との二種類の層を、基
    材の長手方向又は横方向に縞状に設けたことを特徴とす
    る熱転写シート。
  2. 【請求項2】 第1の熱溶融性インキ層が、着色剤及び
    識別物質を含有することを特徴とする請求項1記載の熱
    転写シート。
  3. 【請求項3】 第2の熱溶融性インク層が、少なくとも
    熱溶融性バインダーと前記識別物質とから形成され、熱
    溶融性バインダーと識別物質との割合が30〜90:7
    0〜10重量%であることを特徴とする請求項1又は2
    記載の熱転写シート。
  4. 【請求項4】 第1の熱溶融性インク層が、少なくとも
    熱溶融性バインダーと着色剤と前記識別物質とから形成
    され、熱溶融性バインダー及び着色剤の総量と識別物質
    との割合が、30〜90:70〜10重量%であること
    を特徴とする請求項2又は3記載の熱転写シート。
  5. 【請求項5】 前記識別物質として、380nm以下の
    波長の紫外線を吸収する粒径0.2μm以下の微粒子を
    用いたことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の
    熱転写シート。
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