JPH07256386A - プーリー板へのボスの取付け方法 - Google Patents

プーリー板へのボスの取付け方法

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JPH07256386A
JPH07256386A JP4732494A JP4732494A JPH07256386A JP H07256386 A JPH07256386 A JP H07256386A JP 4732494 A JP4732494 A JP 4732494A JP 4732494 A JP4732494 A JP 4732494A JP H07256386 A JPH07256386 A JP H07256386A
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pulley
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接によらずにプーリー板にボスを確実に且
つ堅牢に低いコストで取付ける。 【構成】 プーリー板の中心孔にボスを取付けるプーリ
ー板へのボスの取付け方法において、前記プーリー板1
の中心孔2の周囲に凹部3b、切欠き部3a或いは孔な
どからなる回り止め用肉充填部3を形成し、該プーリー
板1の中心孔2にボス4を挿入して、該ボス4を、その
内径を維持しながら両端から加圧して押し潰し肉をプー
リー板面側へ逃がし、ボス4のプーリー板面当接部の外
径L1を該ボス4の端面の外径L2より大径とするとと
もに、プーリー板面1d側に逃げた肉4aを前記回り止
め用肉充填部3に充填させ、更に逃げた肉4aによりプ
ーリー板1を両側から挟着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属板から形成された
プーリー板にボスを取付けるプーリー板へのボスの取付
け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プーリー板にボスを取付ける方法
としては、該プーリー板の中心孔にボスを挿入しCO2
溶接又は抵抗溶接して取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CO2
溶接では、プーリー板にスパッターが付いてしまい、該
スパッターを取り除くのに手数がかかり、またCO2
スや溶接ワイヤー等が必要となるためコスト高となり、
更にはプーリー板やボスに付いた油が焼き付き、そこに
メッキが乗らない等の問題があった。一方、抵抗溶接で
は、溶接機自体の値段が非常に高く、また、大量の電気
を消費するため電気料も高くなる、また、プーリー板の
厚さやボスの厚さ等、非常に高い精度で管理しないと溶
接部が剥れてしまうといった問題があった。
【0004】本発明の目的は溶接によらずにプーリー板
にボスを確実に且つ堅牢に低いコストで取付けることが
できるプーリー板へのボスの取付け方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の手段を説明すると、次の通りである。
【0006】請求項1に記載の発明は、プーリー板の中
心孔にボスを取付けるプーリー板へのボスの取付け方法
において、前記プーリー板の中心孔の周囲に凹部、切欠
き部或いは孔などからなる回り止め用肉充填部を形成
し、該プーリー板の中心孔にボスを挿入して、該ボス
を、その内径を維持しながら両端から加圧して押し潰し
肉をプーリー板面側へ逃がし、ボスのプーリー板面当接
部の外径を該ボスの端面の外径より大径とするととも
に、プーリー板面側に逃げた肉を前記回り止め用肉充填
部に充填させ、更に逃げた肉によりプーリー板を両側か
ら挟着させた。
【0007】請求項2に記載の発明は、プーリー板の中
心孔にボスを取付けるプーリー板へのボスの取付け方法
において、前記プーリー板の中心孔の周囲に凹部、切欠
き部或いは孔などからなる回り止め用肉充填部を形成
し、該プーリー板の中心孔に中心孔より大径の頭部を有
するボスを挿入し、該頭部をプーリー板の一面に当接さ
せた上で、該ボスを、その内径を維持しながら両端から
加圧して押し潰し肉をプーリー板面側へ逃がし、ボスの
プーリー板面当接部の外径を該ボスの端面の外径より大
径とするとともに、プーリー板面側に逃げた肉を前記回
り止め用肉充填部に充填させ、更に逃げた肉によりプー
リー板を両側から挟着させた。
【0008】請求項3に記載の発明は、プーリー板の中
心孔にボスを挿入し、先ずボスの開口端部を内径側から
プレスにより押し拡げ、次にボスの内径を維持しながら
両端から加圧するようにした。
【0009】請求項4に記載の発明は、プーリー板の中
心孔にボスを挿入し、プーリー板を回転させながら、ボ
スを両端から押し潰し用治具を打ちつけるようにした。
【0010】請求項5に記載の発明は、プーリー板の中
心孔にボスを挿入し、該ボスを、その両端から押し潰し
用治具を回転させながら打ちつけるようにした。
【0011】請求項6に記載の発明は、プーリー板の中
心孔にボスを挿入し、該ボスを、その両端から加圧し押
し潰す際に、ボスの外形を形成する成形型の先端面とプ
ーリー板面との間に隙間をあけた状態で押し潰し、成形
型の先端面とプーリー板面との間に肉を逃がすようにし
た。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、プーリー板の中心孔にボ
スを取付けるプーリー板へのボスの取付け方法におい
て、前記プーリー板の中心孔の周囲に凹部、切欠き部或
いは孔などからなる回り止め用肉充填部を形成し、該プ
ーリー板の中心孔にボスを挿入して、該ボスを、その内
径を維持しながら両端から加圧して押し潰し肉をプーリ
ー板面側へ逃がし、ボスのプーリー板面当接部の外径を
該ボスの端面の外径より大径とするとともに、プーリー
板面側に逃げた肉を前記回り止め用肉充填部に充填さ
せ、更に逃げた肉によりプーリー板を両側から挟着させ
たので、プーリー板面側に逃げた肉が回り止め用肉充填
部に充填されることにより、ボスがプーリー板の中心孔
内で回ることが阻止され、そして前記逃げた肉によりプ
ーリー板を両側から挟着させるようにしたので、プーリ
ー板の中心孔からボスの抜け出しが阻止され、更に前記
逃げた肉により、ボスはプーリー板面当接部の外径が端
面の外径より大径になるように形成されるので、プーリ
ー板に対するボスの取付け強度が強く、ボスの確実にし
て堅牢な取付け状態が得られる。
【0013】請求項2の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを取付けるプーリー板へのボスの取付け方法にお
いて、前記プーリー板の中心孔の周囲に凹部、切欠き部
或いは孔などからなる回り止め用肉充填部を形成し、該
プーリー板の中心孔に中心孔より大径の頭部を有するボ
スを挿入し、該頭部をプーリー板の一面に当接させた上
で、該ボスを、その内径を維持しながら両端から加圧し
て押し潰し肉をプーリー板面側へ逃がし、ボスのプーリ
ー板面当接部の外径を該ボスの端面の外径より大径とす
るとともに、プーリー板面側に逃げた肉を前記回り止め
用肉充填部に充填させ、更に逃げた肉によりプーリー板
を両側から挟着させたので、プーリー板面側に逃げた肉
が回り止め用肉充填部に充填されることにより、ボスが
プーリー板の中心孔内で回ることが阻止され、そして前
記逃げた肉によりプーリー板を両側から挟着させるよう
にしたので、プーリー板の中心孔からボスの抜け出しが
阻止され、更に前記逃げた肉により、ボスはプーリー板
面当接部の外径が端面の外径より大径になるように形成
されるので、プーリー板に対するボスの取付け強度が強
く、ボスの確実にして堅牢な取付け状態が得られる。
【0014】更に、前記ボスはプーリー板の中心孔より
大径の頭部を有し、ボスをプーリー板の中心孔に挿入
し、前記頭部をプーリー板面に当接させた上で、加圧し
押し潰すので、頭部の押し潰し量がわずかで済み、その
分作業が容易となる。
【0015】請求項3の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを挿入し、先ずボスの開口端部を内径側からプレ
スにより押し拡げ、次にボスの内径を維持しながら両端
から加圧するようにしたので、加圧し押し潰す際に、肉
の移動が容易となり、その分作業が容易となる。
【0016】請求項4の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを挿入し、プーリー板を回転させながら、ボスを
両端から押し潰し用治具を打ちつけるようにしたので、
加圧し押し潰す際に肉が均等に移動し、ボスに割れのな
い良好な加工が行える。
【0017】請求項5の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを挿入し、該ボスを、その両端から押し潰し用治
具を回転させながら打ちつけるようにしたので、加圧し
押し潰す際に肉が均等に移動し、ボスに割れのない良好
な加工が行える。
【0018】請求項6の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを挿入し、該ボスを、その両端から加圧し押し潰
す際に、ボスの外形を形成する成形型の先端面とプーリ
ー板面との間に隙間をあけた状態で押し潰し、成形型の
先端面とプーリー板面との間に肉を逃がすようにしたの
で、加圧し押し潰すに際し、成形型とプーリー板とが当
接せず、その先端に強い力を受けないことから、成形型
が長持ちし、また成形型の先端面とプーリー板面との間
に逃げた肉がボスによるプーリー板の挟着力と堅牢性を
一層増大させる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1乃至
図3はそれぞれ本発明に係るプーリー板1の一例を示す
ものであって、プーリー板1は金属板の絞り成形により
形成された円筒部1aと該円筒部1aの一端を閉塞する
底板部1bとを有し、該円筒部1aの外周には転造成形
により形成された複数のV溝からなるベルト掛け部1c
を有する有底円筒体によりなっている。このプーリー板
1の底板部1bの中央には、ボスを挿入する中心孔2が
形成されており、この中心孔2の周囲には凹部、切欠き
部、或いは孔などからなる回り止め用肉充填部3が形成
されている。
【0020】図1及び図2に示すプーリー板1の中心孔
2の周囲に形成した回り止め用肉充填部3は、中心孔2
の周辺の一部に形成した切欠き部3aからなっており、
また図3に示すプーリー板1の中心孔2の周囲に形成し
た回り止め用肉充填部3は、中心孔2の周辺の一部に形
成した切欠き部3aと、中心孔2の周囲に形成した凹部
3bとからなっている。本発明に係るプーリー板1は上
記のプーリー板1に限定されるものでない。
【0021】請求項1の発明の実施例を説明する。先
ず、前記プーリー板1の中心孔2にボス4を挿入する
(図4)。この場合、ボス4はプーリー板1の底板部1
bの両側に所定長さで突出する長さを備えている。該ボ
ス4を、その内径を維持しながら両端からプレス或いは
かしめといった手段により加圧して押し潰し肉をプーリ
ー板1の板面1d側へ逃がし、ボス4のプーリー板面1
d当接部の外径L1を該ボス4の端面の外径L2より大
径となる円錐形状とし、且つプーリー板面1d側に逃げ
た肉を前記回り止め用肉充填部3に充填させ、更に逃げ
た肉4aによりプーリー板1を両側から挟着させる(図
5)。
【0022】図8、図9は上記請求項1の発明の実施に
使用される加工装置の一例と加工工程を示すものであ
る。5はボス4の外径を成形する上側成形型、6は下側
成形型である。7は上側成形型5の内部に形成したガイ
ド孔であり、このガイド孔7は前記プーリー板1の中心
孔2よりも若干大径となっており、ガイド孔7の径が前
記プーリー板1に取付けられるボス4の端面の外径L2
を規制するようになっている。
【0023】即ち、ガイド孔7の径により前記ボス4の
端面の外径L2が決定されるものである。そして、この
ガイド孔7は上側成形型5の先端側でテーパー状に拡開
して先端に開口しており、この先端開口部8の径が前記
プーリー板1の中心孔2に取付けられるボス4のプーリ
ー板面1d当接部の外径L1を規制するようになってい
る。即ち、ガイド孔7の先端開口部8の径により前記ボ
ス4のプーリー板面1d当接部の外径L1が決定される
のである。そして、前記ガイド孔7のテーパー状に拡開
された部分をもって前記ボス4が加圧され押し潰された
ときの肉の逃げ部9を構成している。また、前記下側成
形型6も、前記上側成形型5と同様の構成となってお
り、ガイド孔10、先端開口部11、肉の逃げ部12が
形成されている。
【0024】13は前記上側成形型5のガイド孔7に軸
方向に摺動自在に嵌合している上側押し潰し用治具であ
る。この上側押し潰し用治具13の先端面は軸心に対し
直交する平面となっており、その中央に前記プーリー板
1の中心孔2に挿入されたボス4の孔14に挿入される
円柱部15を有している。16は前記下側成形型6のガ
イド孔10に軸方向に摺動自在に嵌合している下側押し
潰し用治具である。この下側押し潰し用治具16も前記
上側押し潰し用治具13と同様の構成となっており、そ
の先端面中央に円柱部17を有している。
【0025】さて、加工にあっては、先ずプーリー板1
の中心孔2へボス4を挿入し、該プーリー板1を両側か
ら前記上側成形型5と下側成形型6の先端で挟持する。
このとき、上側及び下側の成形型5、6のガイド孔7、
10の軸心とプーリー板1の中心孔2及びボス4の軸心
とを一致させる。前記上側及び下側の成形型5、6によ
り、プーリー板1の中心孔2に挿入されているボス4の
両端部は上側及び下側成形型5、6のガイド孔7、10
内に挿入した状態となる(図8)。この状態で、前記ガ
イド孔7、10内の押し潰し用治具13、16を先端方
向に移動させ、ボス4を両端から加圧して押し潰す。押
し潰されることによりボス4の肉はプーリー板面1d側
へ逃げ、上・下成形型5、6の肉の逃げ部9、12に入
る。
【0026】これにより、前記逃げた肉がプーリー板1
の中心孔2の周囲に形成した回り止め用肉充填部3に充
填し、且つ逃げた肉がプーリー板1を両側から挟着し、
更に、ボス4の形状が前記肉の逃げ部9、12により前
記した所定の形状に成形され(図9)、図5に示すボス
4を取付けたプーリー板1となる。この押し潰し用治具
13、16によるボス4の両端への加圧は、押し潰し用
治具13、16をボス4の両端に一気に押し当てプレス
により行ってもよく、また押し潰し用治具13、16を
上下動させてボス4の両端に打ちつけるかしめにより行
ってもよい。
【0027】次に請求項2の発明の実施例を説明する。
先ず、前記プーリー板1の中心孔2に、一端側に頭部1
8を有するボス4を挿入し、頭部18をプーリー板面1
dに当接させる(図6)。このボス4の頭部18はプー
リー板1の中心孔2よりも大径で且つ図8に示す装置の
下側成形型6のガイド孔10に挿入可能な径となってい
る。
【0028】その加工工程は請求項1の発明の実施例と
同様であり、前記ボス4の内径を維持しながら両端から
プレス或いはかしめといった手段により加圧して押し潰
し肉をプーリー板1の板面1d側へ逃がし、ボス4のプ
ーリー板面1d当接部の外径L1を該ボス4の端面の外
径L2より大径となる円錐形状とし、且つプーリー板面
1d側に逃げた肉を前記回り止め用肉充填部3に充填さ
せ、更に逃げた肉4aによりプーリー板1を両側から挟
着させる(図5)。
【0029】前記ボス4の両端を加工して押し潰し肉を
プーリー板面1d側へ逃がす際に、ボス4の一端にはプ
ーリー板1の中心孔2より大径の頭部18を有している
ので、頭部18の押し潰し量がわずかで済み、その分作
業が容易となる。図10、図11は請求項2の発明の実
施に使用される加工装置の一例と加工工程をいめすもの
で、ここで使用されている加工装置は図8に示す加工装
置と基本構成及び基本動作を同じくするものである。
【0030】次に請求項3の発明の実施例を説明する。
先ず、前記プーリー板1の中心孔にボス4を挿入する
(図4)。この工程は請求項1の発明の実施例と同様で
ある。次に前記ボス4の両側の開口端部を内径側からプ
レスにより押し拡げ、次に内径を維持しながら両端から
プレス或いはかしめといった手段により加圧して押し潰
し肉をプーリー板1の板面1d側へ逃がし、ボス4のプ
ーリー板面1d当接部の外径L1を該ボス4の端面の外
径L2より大径となる円錐形状とし、且つプーリー板面
1d側に逃げた肉4aを前記回り止め用肉充填部3に充
填させ、更に逃げた肉によりプーリー板1を両側から挟
着させる(図5)。
【0031】図12、図13は上記請求項3の発明の実
施に限定される加工装置の一例と加工工程を示すもので
ある。図12はプーリー板1の中心孔2に挿入したボス
4の両側の開口端部を内径側から押し拡げる工程を示す
もので、19は上側押し拡げ用治具であり、先端面が円
錐形状に形成された押し拡げ面20となっており、その
中央にボス4の孔14に挿入される円柱部21を有して
いる。22は下側押し拡げ用治具であり、この治具22
も前記上側押し拡げ用治具19と同様にその先端面が円
錐形状に形成された押し拡げ面23となっており、その
中央にボス4の孔14に挿入される円柱部24を有して
いる。
【0032】上記の上側押し拡げ用治具19の円柱部2
1をボス4の一方の開口部から孔14に挿入し、下側押
し拡げ用治具22の円柱部24をボス4の他方の開口部
から孔14に挿入し加圧する。これにより、ボス4の開
口端部は押し拡げ用治具19、22の押し拡げ面22、
23により外径方向に押し拡げられる。
【0033】このようにして、ボス4の開口端部を押し
拡げたら、次に前記押し拡げた開口端部を上側成形型2
5と下側成形型26により押し潰す。この上側成形型2
5の先端面には、図5に示す加工後のボス4の形状に形
成された円錐状の成形凹部27が形成され、成形凹部2
7の中央にはボス4の孔14に挿入される円柱部28が
突出形成されている。
【0034】同様に下側成形型26の先端面にも成形凹
部29が形成され、その中央に円柱部30が突出形成さ
れている。前記上側成形型25の円柱部28を前記ボス
4の一方の開口部から孔14に挿入し、下側成形型26
の円柱部30を他方の開口部から孔14に挿入し加圧す
る。これにより、前記工程により押し拡げられたボス4
の開口端部は成形型25、26の成形凹部27、28に
より押し潰され、プーリー板面1d側へ逃げる。これに
より前記逃げた肉4aがプーリー板1の中心孔2の周囲
に形成した回り止め用肉充填部3に充填し、且つ逃げた
肉4aがプーリー板1を両側から挟着し、更にボス4の
形状が前記成形凹部27、29により、前記した所定の
形状に成形され(図13)、図5に示すボス4を取付け
たプーリー板1となる。この実施例によれば、先ずボス
4の開口端部を押し拡げながら押し潰すので、押し潰し
に際し肉の移動が容易となり、その分作業が容易とな
る。
【0035】次に請求項4の発明の実施例を説明する。
先ず、前記プーリー板1の中心孔2にボス4を挿入する
(図4)。この状態でプーリー板1を回転させながら、
ボス4の両端から押し潰し用治具13,16を打ちつけ
て押し潰し、肉をプーリー板1の板面1d側へ逃がし、
ボス4のプーリー板面1d当接部の外径L1を該ボス4
の端面の外径L2より大径となる円錐形状とし、且つプ
ーリー板面1d側に逃げた肉4aを前記回り止め用肉充
填部3に充填させ、更に逃げた肉4aによりプーリー板
1を両側から挟着させる(図5)。
【0036】この実施例によれば、前記ボス4の両端を
加圧して押し潰し、肉をプーリー板面1d側へ逃がす際
に、プーリー板1を回転させながらボス4の両端から押
し潰し用治具13、16を打ちつけて、即ちかしめによ
り加工するので、肉が無理なく均等に移動し、ボス4に
割れのない良好な加工が行える。
【0037】図14は請求項4の実施の状態を示すもの
で、ここで使用している加工装置は図8に示す加工装置
と基本構成を同じくし、加工に際し、上側成形型5と下
側成形型6とでプーリー板1を挟着した状態でプーリー
板1を回転させ、この状態で上側押し潰し用治具13と
下側押し潰し用治具16をボス4の両端に連続して打ち
つけて加工する。
【0038】次に請求項5の発明の実施例を説明する。
先ず、前記プーリー板1の中心孔2にボス4を挿入する
(図4)。この状態でボス4の両端から押し潰し用治具
13,16を回転させながら打ちつけて押し潰し、肉を
プーリー板1の板面1d側へ逃がし、ボス4のプーリー
板面1d当接部の外径L1を該ボス4の端面の外径L2
より大径となる円錐形状とし、且つプーリー板面1d側
に逃げた肉4aを前記回り止め用肉充填部3に充填さ
せ、更に逃げた肉4aによりプーリー板1を両側から挟
着させる(図5)。
【0039】この実施例によれば、前記ボス4の両端を
加圧して押し潰し、肉をプーリー板面1d側へ逃がす際
に、ボス4の両端から押し潰し用治具13、16を回転
させながら打ちつけて、即ちかしめにより加工するの
で、肉が無理なく均等に移動し、ボス4に割れのない良
好な加工が行える。
【0040】図15は請求項5の実施の状態を示すもの
で、ここで使用している加工装置は図8に示す加工装置
と基本構成を同じくし、加工に際し、上側成形型5と下
側成形型6とでプーリー板1を挟着した状態で、上側押
し潰し用治具13と下側押し潰し用治具16を回転させ
ながらボス4の両端に連続して打ちつけて加工する。次
に請求項6の発明の実施例を説明する。先ず、プーリー
板1の中心孔2にボス4を挿入し(図4)、該ボス4
を、その両端から加圧して押し潰す際に、ボス4の外形
を成形する成形型31、32の先端面とプーリー板面1
dとの間に隙間33をあけた状態で内径を維持しながら
両端からプレス或いはかしめといった手段により加圧し
て押し潰し肉をプーリー板1の板面1d側へ逃がし、ボ
ス4のプーリー板面1d当接部の外径L1を該ボス4の
端面の外径L2より大径となる円錐形状とし、且つプー
リー板面1d側に逃げた肉を前記回り止め用肉充填部3
に充填させるとともに、逃げた肉によりプーリー板1を
両側から挟着させる。更に成形型31、32の先端面と
プーリー板面1dとの間に肉を逃がす(図7)。
【0041】この実施例によれば、成形型31、32の
先端面とプーリー板面1dとの間に逃げた肉4bがボス
4によるプーリー板1の挟着力と堅牢性を一層増大させ
る。また加工の際、成形型31、32の先端面がプーリ
ー板面1dに圧接しないので、成形型31、32への衝
撃が軽減され、成形型が長持ちする。図16は請求項6
の実施の状態を示すもので、ここで使用している加工装
置は図13と基本構成を同じくしている。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明に係るプーリー板へ
のボスの取付け方法によれば、次のような効果がある。
【0043】請求項1の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを取付けるプーリー板へのボスの取付け方法にお
いて、前記プーリー板の中心孔の周囲に凹部、切欠き部
或いは孔などからなる回り止め用肉充填部を形成し、該
プーリー板の中心孔にボスを挿入して、該ボスを、その
内径を維持しながら両端から加圧して押し潰し肉をプー
リー板面側へ逃がし、ボスのプーリー板面当接部の外径
を該ボスの端面の外径より大径とするとともに、プーリ
ー板面側に逃げた肉を前記回り止め用肉充填部に充填さ
せ、更に逃げた肉によりプーリー板を両側から挟着させ
たので、プーリー板面側に逃げた肉が回り止め用肉充填
部に充填されることにより、ボスがプーリー板の中心孔
内で回ることが阻止され、そして前記逃げた肉によりプ
ーリー板を両側から挟着させるようにしたので、プーリ
ー板の中心孔からボスの抜け出しが阻止され、更に前記
逃げた肉により、ボスはプーリー板面当接部の外径が端
面の外径より大径になるように形成されるので、プーリ
ー板に対するボスの取付け強度が強く、ボスの確実にし
て堅牢な取付け状態を得ることができ、実施が容易なの
で低コストで加工することができる。
【0044】請求項2の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを取付けるプーリー板へのボスの取付け方法にお
いて、前記プーリー板の中心孔の周囲に凹部、切欠き部
或いは孔などからなる回り止め用肉充填部を形成し、該
プーリー板の中心孔に中心孔より大径の頭部を有するボ
スを挿入し、該頭部をプーリー板の一面に当接させた上
で、該ボスを、その内径を維持しながら両端から加圧し
て押し潰し肉をプーリー板面側へ逃がし、ボスのプーリ
ー板面当接部の外径を該ボスの端面の外径より大径とす
るとともに、プーリー板面側に逃げた肉を前記回り止め
用肉充填部に充填させ、更に逃げた肉によりプーリー板
を両側から挟着させたので、プーリー板面側に逃げた肉
が回り止め用肉充填部に充填されることにより、ボスが
プーリー板の中心孔内で回ることが阻止され、そして前
記逃げた肉によりプーリー板を両側から挟着させるよう
にしたので、プーリー板の中心孔からボスの抜け出しが
阻止され、更に前記逃げた肉により、ボスはプーリー板
面当接部の外径が端面の外径より大径になるように形成
されるので、プーリー板に対するボスの取付け強度が強
く、ボスの確実にして堅牢な取付け状態を得ることがで
きる。更に、前記ボスはプーリー板の中心孔より大径の
頭部を有し、ボスをプーリー板の中心孔に挿入し、前記
頭部をプーリー板面に当接させた上で、加圧し押し潰す
ので、頭部の押し潰し量がわずかで済み、その分作業が
容易となり、一層の低コスト化を図ることができる。
【0045】請求項3の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを挿入し、先ずボスの開口端部を内径側からプレ
スにより押し拡げ、次にボスの内径を維持しながら両端
から加圧するようにしたので、加圧し押し潰す際に、肉
の移動が容易となり、その分作業が容易となる。
【0046】請求項4の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを挿入し、プーリー板を回転させながら、ボスを
両端から押し潰し用治具を打ちつけるようにしたので、
加圧し押し潰す際に肉が均等に移動し、ボスに割れのな
い良好な加工を行うことができる。
【0047】請求項5の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを挿入し、該ボスを、その両端から押し潰し用治
具を回転させながら打ちつけるようにしたので、加圧し
押し潰す際に肉が均等に移動し、ボスに割れのない良好
な加工を行うことができる。
【0048】請求項6の発明では、プーリー板の中心孔
にボスを挿入し、該ボスを、その両端から加圧し押し潰
す際に、ボスの外形を形成する成形型の先端面とプーリ
ー板面との間に隙間をあけた状態で押し潰し、成形型の
先端面とプーリー板面との間に肉を逃がすようにしたの
で、加圧し押し潰すに際し、成形型とプーリー板とが当
接せず、その先端に強い力を受けないことから、成形型
を長持ちさせることができ、また成形型の先端面とプー
リー板面との間に逃げた肉がボスによるプーリー板の挟
着力と堅牢性を一層増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプーリー板の一例を示す平面図。
【図2】図1の回り止め用肉充填部の他例を示すプーリ
ー板の平面図。
【図3】図1の回り止め用肉充填部の他例を示すプーリ
ー板の平面図。
【図4】プーリー板の中心孔にボスを挿入した状態を示
す断面図。
【図5】プーリー板の中心孔にボスを取付けた状態の一
例を示す断面図。
【図6】プーリー板の中心孔に他のボスを挿入した状態
を示す断面図。
【図7】プーリー板にボスを取付けた状態の他例を示す
断面図。
【図8】請求項1の発明の実施例の工程を示す断面図。
【図9】請求項1の発明の実施例の工程を示す断面図。
【図10】請求項2の発明の実施例の工程を示す断面
図。
【図11】請求項2の発明の実施例の工程を示す断面
図。
【図12】請求項3の発明の実施例の工程を示す断面
図。
【図13】請求項3の発明の実施例の工程を示す断面
図。
【図14】請求項4の発明の実施の状態を示す断面図。
【図15】請求項5の発明の実施の状態を示す断面図。
【図16】請求項6の発明の実施の状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 プーリー板 1d プーリー板面 2 中心孔 3 回り止め用肉充填部 3a 切欠き部 3b 凹部 4 ボス 4a プーリー板面側に逃げた肉 4b 成形型とプーリー板面の間に逃げた肉 5 上側成形型 6 下側成形型 7 ガイド孔 8 先端開口部 9 肉の逃げ部 10 ガイド孔 11 先端開口部 12 肉の逃げ部 13 上側押し潰し用治具 14 孔 15 円柱部 16 下側押し潰し用治具 17 円柱部 18 頭部 19 上側押し拡げ用治具 20 押し拡げ面 21 円柱部 22 下側押し拡げ用治具 23 押し拡げ面 24 円柱部 25 上側成形型 26 下側成形型 27 成形凹部 28 円柱部 29 成形凹部 30 円柱部 31 上側成形型 32 下側成形型

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プーリー板の中心孔にボスを取付けるプ
    ーリー板へのボスの取付け方法において、前記プーリー
    板の中心孔の周囲に凹部、切欠き部或いは孔などからな
    る回り止め用肉充填部を形成し、該プーリー板の中心孔
    にボスを挿入して、該ボスを、その内径を維持しながら
    両端から加圧して押し潰し肉をプーリー板面側へ逃が
    し、ボスのプーリー板面当接部の外径を該ボスの端面の
    外径より大径とするとともに、プーリー板面側に逃げた
    肉を前記回り止め用肉充填部に充填させ、更に逃げた肉
    によりプーリー板を両側から挟着させることを特徴とす
    るプーリー板へのボスの取付け方法。
  2. 【請求項2】 プーリー板の中心孔にボスを取付けるプ
    ーリー板へのボスの取付け方法において、前記プーリー
    板の中心孔の周囲に凹部、切欠き部或いは孔などからな
    る回り止め用肉充填部を形成し、該プーリー板の中心孔
    に中心孔より大径の頭部を有するボスを挿入し、該頭部
    をプーリー板の一面に当接させた上で、該ボスを、その
    内径を維持しながら両端から加圧して押し潰し肉をプー
    リー板面側へ逃がし、ボスのプーリー板面当接部の外径
    を該ボスの端面の外径より大径とするとともに、プーリ
    ー板面側に逃げた肉を前記回り止め用肉充填部に充填さ
    せ、更に逃げた肉によりプーリー板を両側から挟着させ
    ることを特徴とするプーリー板へのボスの取付け方法。
  3. 【請求項3】 プーリー板の中心孔にボスを挿入し、先
    ずボスの開口端部を内径側からプレスにより押し拡げ、
    次にボスの内径を維持しながら両端から加圧するように
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプー
    リー板へのボスの取付け方法。
  4. 【請求項4】 プーリー板の中心孔にボスを挿入し、プ
    ーリー板を回転させながら、ボスを両端から押し潰し用
    治具を打ちつけるようにしたことを特徴とする請求項
    1、請求項2又は請求項3記載のプーリー板へのボスの
    取付け方法。
  5. 【請求項5】 プーリー板の中心孔にボスを挿入し、該
    ボスを、その両端から押し潰し用治具を回転させながら
    打ちつけるようにしたことを特徴とする請求項1、請求
    項2又は請求項3記載のプーリー板へのボスの取付け方
    法。
  6. 【請求項6】 プーリー板の中心孔にボスを挿入し、該
    ボスを、その両端から加圧し押し潰す際に、ボスの外形
    を形成する成形型の先端面とプーリー板面との間に隙間
    をあけた状態で押し潰し、成形型の先端面とプーリー板
    面との間に肉を逃がすようにしたことを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載
    のプーリー板へのボスの取付け方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2018073958A1 (ja) * 2016-10-21 2018-12-27 三菱電機株式会社 かしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法

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JPS52153867A (en) * 1976-06-17 1977-12-21 Nippon Denso Co Method of fabricating rotor for use in flyy wheel magnet
JPS649503A (en) * 1987-07-02 1989-01-12 Hitachi Ltd Sequence controller

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