JPH07256383A - ブラインドリベットナット装着器 - Google Patents

ブラインドリベットナット装着器

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JPH07256383A
JPH07256383A JP7042643A JP4264395A JPH07256383A JP H07256383 A JPH07256383 A JP H07256383A JP 7042643 A JP7042643 A JP 7042643A JP 4264395 A JP4264395 A JP 4264395A JP H07256383 A JPH07256383 A JP H07256383A
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blind rivet
mounting device
power transmission
spindle
rivet nut
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Lothar Wille
ヴィレ ロタール
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/20Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band
    • F16D41/206Freewheels or freewheel clutches with expandable or contractable clamping ring or band having axially adjacent coils, e.g. helical wrap-springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B27/00Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for
    • B25B27/0007Tools for fixing internally screw-threaded tubular fasteners
    • B25B27/0014Tools for fixing internally screw-threaded tubular fasteners motor-driven

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種類の異なるブラインドリベットナットを確
実に装着できるブラインドリベット装着器を提供するこ
と。 【構成】 本発明のブラインドリベットナット装着器
(1) は引張スピンドル(34)と、モータ(2) と、引張スピ
ンドル(34)に回転運動を伝達する第1動力伝達系(5、 7
、 9 、 3233) と、第2動力伝達系(5 、 6 、 13、 41、 3
3) とを備えており、第1動力伝達系が遮断可能であ
り、第2動力伝達系が駆動部分(41)と被動部分(33)とを
有しており、駆動部分(41)が運動軌道上を移動可能であ
り、該軌道が、被動部分(33)に対して空行程(x) と有効
行程を有する。かかる装着器において、駆動部分(41)の
運動軌道の終点が予め定められており、有効行程が運動
軌道の終点で終了し、空行程(x) の長さを変更可能とす
ることにより、ブラインドリベットナットを、高い信頼
性で装着することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引張スピンドルと、モ
ータと、モータと引張スピンドルとの間にあって引張ス
ピンドルに回転運動を伝達する第1動力伝達系と、引張
スピンドルに軸方向運動を伝達する第2動力伝達系とを
備えたブラインドリベットナット装着器であって、第1
動力伝達系の回転運動の伝達が遮断可能であり、第2動
力伝達系が駆動部分と被動部分とを有しており、駆動部
分が運動軌道上を移動可能であり、該軌道が、被動部分
に対して空行程と有効行程とを有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】ブラインドリベットナット(図示省略)
は、めねじを備えたリベット軸部と装着頭部とを有す
る。リベット軸部は、ブラインドリベットナットを固着
すべき工作物材料に設けられた穴に挿入される。装着頭
部が材料に当接させて保持される一方、ねじ山にねじ込
まれた引張スピンドルを介して軸方向の引張力が加えら
れる。この引張力は、一方でリベット軸部の圧縮をもた
らし、他方でそれを膨らませて一種の閉じ頭部が形成さ
れ、こうして、ブラインドリベットナットはブラインド
リベット技法により材料内に固着される。このようなブ
ラインドリベットナット1個を利用して複数の材料層を
結合することも、無論可能である。次に、引張スピンド
ルを外した後、工作物の中にめねじのねじ山が残る。こ
のねじ山は、別の部品を取り付ける目的に利用すること
ができる。
【0003】引張スピンドルは、先ずブラインドリベッ
トナットにねじ込まれ、装着操作後に引き出されねばな
らないので、ブラインドリベットナット装着時の作業経
過は事実上3つの行程、つまり、ねじ込み操作、装着操
作、及び戻し操作、からなる。この場合、ねじ込み操作
は、適時に終了しなければならず、又、限定されたトル
クで行われねばならない。引張スピンドルをねじ込んだ
後にブラインドリベットナットの装着頭部がブラインド
リベットナット装着器の口金に当接すると、それ以上の
ねじ込みはリベット軸部の早期の圧縮をもたらす。装着
操作は、できるだけ正確に制御されなければならない。
装着行程、即ち、有効行程が過度に小さいと、ブライン
ドリベットナットは、所定の強度で工作物内に固着する
ことができない。他方で、前記行程の長さが過度に大き
いと、それはブラインドリベットナットの破損をもたら
すことがあり、これは、やはり、固着の信頼性を極端に
下げることがある。最後に、戻し操作は、所定のトルク
で引張スピンドルをブラインドリベットナットから引き
出すことができるようしなければならない。
【0004】それ故に、欧州公開特許公報第 119 007号
には、第1動力伝達系内にラチェット継手、即ち1方向
で所定のトルクに達すると滑りを許容する継手、を有す
るブランドリベットナット装着器が記載されている。そ
れによれば、引張スピンドルは継手を介して回転して、
ブラインドリベットナット内にねじ込むことができ、ブ
ラインドリベットナットがブラインドリベットナット装
着器の口金に当接した後に継手は滑り抜け、逆方向に回
転すると引張スピンドルは全トルクでブラインドリベッ
トナットから引き出される。その駆動側で継手は、一種
のねじスピンドルとして構成された棒を介してモータと
結合されている。ねじスピンドル上に配置されたスライ
ダーはねじスピンドルが回転すると軸方向に摺動する。
空行程後に、スライダーは、保持器のストッパーに当接
する。保持器自体は引張スピンドルに対して引張力を加
えることができる。保持器全体は、スライダーが別のス
トッパーに当接するまで、スライダーによって摺動す
る。この当接位置はスペーサー円板の中間位置に別のス
パーサーを挿入することよって変更することができ、こ
れにより、両スパーサー間で有効行程の長さを設定する
ことができる。
【0005】別のブラインドリベットナット装着器がド
イツ実用新案公報第 19 45 820号により公知である。そ
こでは、1方向にのみ回転可能な駆動モータが設けられ
ている。引張スピンドルの運動方向の切換は、回転方向
換伝動装置を介して行われる。ブラインドリベットナッ
トを装着するとき、装着器は、所要の部品を互いに係合
させて、軸方向に圧縮されねばならない。この場合も、
引張スピンドルがブラインドリベットナットのねじ山内
に充分ねじ込まれた後、ねじ込みに必要な回動運動を遮
断する滑り継手が設けられている。さらに、閉じ頭部を
形成するための力が所要の大きさに達したなら、引張ス
ピンドルの駆動を中断するトルクリミッターが設けられ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記事例は、いずれ
も、ブラインドリベット寸法を変更したときに、ブライ
ンドリベットナットの固着品質を確保することが比較的
困難である。第1の事例では、有効行程を変更するため
にスペーサー円板の交換が必要である。このためにブラ
インドリベットナット装着器の分解が必要となるので、
所要の慎重さをもってしても、現実には、現場での実施
は困難である。第2の事例では、トルクリミッターの品
質に頼らざるを得ない。しかし、経験によれば、図示さ
れた実施態様では、例えば汚れによって限界トルクが変
化することがある。この場合にも、ブラインドリベット
ナットと工作物材料との結合の信頼性が損なわれる。
【0007】本発明の課題は、ブラインドリベットナッ
トを確実に装着することのできるブラインドリベットナ
ット装着器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】この課題は、冒
頭に指摘した種類のブラインドリベットナット装着器に
おいて、請求項1に記載のとおり、駆動部分の運動軌道
の終点が予め定められており、有効行程が運動軌道の終
点で終了し、空行程の長さが変更可能であることによっ
て、解決される。
【0009】有効行程は、ブラインドリベットナットと
工作材料との間の結合の信頼性にとってきわめて重要な
パラメータである。しかし有効行程は、使用するブライ
ンドリベットナットおよびリベット締めすべき材料に依
存して選定されねばならない。有効行程を正しく設定す
ると、それ相応の確かな結合が保証される。駆動部分の
全行程は空行程と有効行程とに分かれる。有効行程の終
点は、有効行程の長さに係わりなく、運動軌道の終端に
形成される。つまり、有効行程の振幅、すなわち大きさ
は空行程を介して設定される。有効行程が常に同じ箇所
で終了するので、有効行程が完全に終了したか否かを確
実に監視することができる。このためには単純な手段、
例えばセンサ又はリミットスイッチで間に合う。有効行
程が大きければ大きいほど、空行程が小さくなり、逆の
場合にはその逆となる。駆動部分が空工程内を移動する
間は、モータの駆動出力の一部は、第1動力伝達系を介
して引張スピンドルを回転させてブラインドリベットナ
ット内にねじ込むのに利用することができる。つまり、
駆動部分の軸方向運動と引張スピンドルの回転運動とを
同時に行うことができる。
【0010】好ましくは請求項2に記載のとおり、制御
装置が設けられており、駆動部分が運動軌道の終点に達
すると、該制御装置がモータを逆方向に切り換えるよう
になっている。このために、制御装置は例えばリミット
スイッチを有することができ、該スイッチが、モーター
の方向を変える切換スイッチとして作動する。この場
合、操作者は、ブラインドリベットナットが所要の装着
行程で装着されたか否かを簡単に確認することができ
る。これは、特に、モータが電気的に駆動されて、電池
又は蓄電池を介して給電される場合に有利である。電池
又は蓄電池の電荷が尽きると、引張スピンドルが所要の
有効行程、即ち装着行程を完全に実行することができな
いことがあり得る。場合によっては操作員がこのことに
気づかないことがあり得る。その場合操作員は、その停
止を、実際には電池又は蓄電池が空であることに帰さね
ばならないのに、有効行程が完全に実行されたと判断す
ることがあり得えよう。切換えが起きない限り、操作員
は、結合が正常でないことを知る。その場合、操作員
は、ブラインドリベットナットを取り外して、新しいブ
ラインドリベットナットと取り替えることができ、又
は、再度の装着操作によってブラインドリベットナット
を正しく固着することができる。
【0011】第1動力伝達系は、好ましくは、請求項3
に記載のとおり、一方向に働く滑り継手として巻付けば
ね継手を有する。かかる巻付ばね継手は、被動部分に当
接して、摩擦によってトルクを伝達する。それは、一方
向に負荷されると、ばねが緩んで、被動部分から持ち上
がる。そして巻付ばねは、被駆動部分上を、それに連行
することなく滑る。他方で、巻付ばねが別の回転方向に
負荷されると、巻付ばねは被駆動部分の周囲で収縮し
て、事実上損失なしにトルクを伝達する。この種の継手
でもって、一方で、装着頭部がブラインドリベットナッ
ト装着器に当接するとき、引張スピンドルのねじ込み時
にブラインドリベットが過負荷を受けるのを防止する。
他方で、、リベット軸部の圧縮に起因して緩めることが
多少困難になる場合でも、ブラインドリベットナットの
装着後に引張スピンドルの緩めが問題なく可能となる。
【0012】第1動力伝達系は、好ましくは、請求項4
に記載のとおり、付加的に、遮断可能な継手を有する。
この措置も、特に、エネルギーの節約に有利である。遮
断可能な継手は、従来の滑り継手又はラチェット継手の
場合のように摩擦損失を生じることなく、引張スピンド
ルの回転駆動装置からモータの回転力を分離する。これ
により、モータの全トルクは、引張力を加えるのに利用
することができる。
【0013】有利には、請求項5に記載のとおり、駆動
部分が所定位置にあるときに、遮断可能な継手の接続が
外れ、このとき駆動部分は、なお空行程中に位置してい
る。
【0014】これにより、有効行程が始まるよりも前
に、引張スピンドルの回転が止まることが保証される。
こうして、有効行程の間、滑り継手には摩擦損失が生じ
ない。この場合、運動軌道の終点に有効行程の終点を配
置するのが特に有利であることが判明した。運動軌道の
うち空行程が位置する初端部分では、引張スピンドルは
問題なく回転させることができる。運動軌道の終端部分
で初めて、つまり、遮断可能な継手が外れて初めて、有
効行程が始まり、その後は引張力を加えることに完全に
集中される。2つの運動、つまり回転方向運動と軸方向
運動が、分離される結果、電力消費が少なくなり、この
ことは、特に、蓄電池又は電池を使用する場合に有利で
ある。
【0015】好ましくは、請求項6に記載のとおり、遮
断可能な継手は軸方向で対向移動可能な2つの部分を有
しており、該部分は、接続状態の時、相互に200゜以
上にわたって回動可能である。継手を遮断する場合に
は、遮断すべき部分に対して充分に大きな軸方向力を加
えればよい、通常、何らの困難も生じないが、継手を接
続する場合には困難を生じることがある。つまり、遮断
された部分と固定部分とが係合可能な状態になっていな
ければならない。両部分が相互に200゜以上にわたっ
て、特に約240゜にわたって、回動可能であることに
よって、遮断された部分は軸方向送りのための時間を有
しており、この時間は200゜を超える回転に相当す
る。この時間内に、遮断された部分は、一般に、固定部
分と係合するのに充分なだけ前進することができる。接
続後の相互の軸方向運動の可能性は、この場合反復して
起きないので、無視することができる。従って、継手の
係合状態は、一般に、運動の終端に至るまで維持され
る。
【0016】好ましくは、請求項7に記載のとおり、駆
動部分は軸方向に移動不能に回転棒と結合されており、
該棒が継手の遮断可能な部分と回転不能に結合されてお
り、回転棒が軸方向ストッパーを有しており、該ストッ
パーに至るまで、継手の遮断可能な部分と回転棒が軸方
向で対向移動可能である。回転棒を介して、いわば、第
1動力伝達系と第2動力伝達系との間の結合が行われ
る。回転棒は、一方で、第1動力伝達系のうち引張スピ
ンドルの回転を生じる部分を形成する。他方で、回転棒
は第2動力伝達系と軸方向で強固に結合されており、駆
動部分が運動すると、遮断可能な継手は位置に依存して
外すことができる。回転棒の軸方向止めが継手の遮断可
能な部分に対して所要の軸方向圧力を加えるとき、遮断
は起きる。
【0017】その逆に、回転棒が別の方向に適宜に運動
すると、継手の遮断可能な部分は当然に定位置に留まる
ことができる。なぜならば、この範囲において回転棒は
継手のこの部分に対して軸方向で移動可能であるからで
ある。
【0018】好ましくは、請求項8に記載のとおり、回
転棒と被動部分とが互いに回転不能に結合されている。
この結合を介して回転運動が引張スピンドルに伝達され
る。
【0019】この場合、被動部分は第1動力伝達系と第
2動力伝達系とに共通する要素である。
【0020】また、請求項9に記載のとおり、回転棒が
少なくとも第2動力伝達系の一方の部分に挿通されてい
ると、有利である。このことから、一方で、きわめて場
所を節約する構造様式が可能となる。他方で、引張力は
周方向で均一に分布させて引張スピンドルに加えること
ができ、ブラインドリベットナットの固着の信頼性を損
ない得るような傾斜姿勢は生じない。
【0021】好ましくは、請求項10に記載のとおり、
被動部分が、その静止位置にある時、ばねの作用を受け
てストッパーに当接し、該ストッパーの軸方向位置が、
外部から調節可能である。こうして、ストッパーの位置
調節により、空行程の長さを設定することができる。つ
まり、ストッパーは、被動部分の静止位置を決定し、被
動部分が駆動部分によって移動させられていないときに
被動部分が占める位置を決定し、従って被動部分の運動
開始をも決定する。
【0022】好ましくは、請求項11に記載のとおり、
被動部分は、引張スピンドルを受容するために、ねじ山
を有しており、引張スピンドルと被動部分は、相互に一
致するトルクの作用面を有しており、引張スピンドル及
び被動部分のトルク作用面上に摺動可能なスライダーが
設けられている。さまざまなブラインドリベットナット
の寸法間で変更を行うとき、多くの場合、引張スピンド
ルの交換も必要である。この構成でもって、この交換は
比較的容易に且つ迅速に行うことができる。スライダー
は引張スピンドルのトルク作用面を開放するように、ス
ライダーを軸方向に摺動させねばならないだけである。
その後、引張スピンドルを引き出して、別の引張スピン
ドルをねじ込むことができる。ねじ込まれた引張スピン
ドルのトルク作用面と被動部分のトルク作用面とが一致
されたなら、スライダーは再びその原位置に移動させる
ことができる。この場合スライダーはトルク作用面に作
用して、設定されて位置で引張スピンドルを保持する。
トルク作用面として、例えば、相一致した六角部を利用
することができる。この場合、スライダーは六角穴を有
する中空円筒として構成されている。
【0023】この場合、好ましくは、請求項12に記載
のとおり、スライダーが軸方向で係止可能である。衝突
等によって発生する機械的荷重を受けた場合でも、スラ
イダーは、引張スピンドルの解除をもたらし得るような
摺動を間違って行うことがない。
【0024】好ましくは、請求項13に記載のとおり、
第2動力伝達系がボールねじ伝動装置を有しており、そ
のねじスピンドルが回転不能に保持されており、又その
外被が回転駆動可能である。このことの利点として、ね
じスピンドルを介して軸方向運動を直接生成することが
できる。回転棒が第2動力伝達系の一部に挿通されてい
るとき、ねじスピンドルは回転棒を受容する軸方向穴を
有している。この場合、回転棒はその中で回転可能に支
承されている。
【0025】有利には、請求項14に記載のとおり、制
御装置が、スイッチの最初の操作後にモータを、所定回
数の回転後にモータを停止させるように操作する。この
操作は、この場合、引張スピンドルをブラインドリベッ
トナットにねじ込むのに役立つ。この場合、所定回数の
回転は、いずれにしても引張スピンドルをブラインドリ
ベットナット内に確実にねじ込むことができるように選
定されている。場合によっては、回転回数は使用するブ
ラインドリベットナットに依存して設定することができ
る。更に、ナット寸法に係わりなくあらゆるナットが引
張スピンドルに充分に螺着されるような固定回数の回転
回数を設定することができ、一般に、引張スピンドルを
完全にブラインドリベットナット内にねじ込むのに必要
なよりも多くの回転回数を設定することができる。この
安全余裕を適用することに問題はない。なせならば、ブ
ラインドリベットナットが装着器に当接した後、引張ス
ピンドルのそれ以上の回転は滑り継手によって防止する
ことができるからである。
【0026】好ましくは、請求項15に記載のとおり、
空行程の長さが有効行程の長さよりも大きい。このこと
から、確かに、モータの運動が増加して、エネルギー消
費が高まることになる。他方では、しかし、モータの運
動が事実上負荷なしに行われ、エネルギー消費の増加は
事実上無視することができる。この措置によって、引張
過程が始まる前に、遮断可能な継手の遮断は、高い信頼
性で、それもしかもブラインドリベットナットの寸法に
係わりなく、達成することができる。この場合に節約さ
れるエネルギーは、一般に、先に支出されたエネルギー
よりも大きい。
【0027】なぜならば、多くの電動機の電力消費は、
負荷に比例して直線的に上昇するのでなく、それより強
く上昇するからである。
【0028】以下、図面を参照して、本発明の好ましい
実施例を説明する。
【0029】
【実施例】本発明のブラインドリベットナット装着器1
は、駆動ピニオン3を備えたモータ2を有しており、該
モータは外被4内に配置されている。駆動ピニオン3
は、軸6に固着された伝動歯車5と噛み合っている。同
様に軸6に固着された別の歯車7が継手箱9の外面に形
成した外歯8(図2)と噛み合っている。
【0030】軸6が更に歯10を有しており、該歯はボー
ルねじ伝動装置13の外被12に設けられた外歯11と噛み合
っている(図3)。ボールねじ伝動装置13はねじスピン
ドル14を有しており、該スピンドルは回転不能である
が、外被12の回転作用を受けて軸方向には摺動可能に、
外被4内に取付けされている。
【0031】軸受箱9は、その回転を、巻付ばね15を介
して軸16に伝達する。このために巻付ばねが鼻端17を有
しており、該鼻端が継手箱9に差し込まれている。巻付
ばねは所定の初期応力で駆動フランジ18の周囲に巻付ら
れている。それ故、軸受箱9が(図2で左から見て)時
計回りに回転すると、軸16に作用する対向トルクが摩擦
トルクよりも大きくならない限り、巻付ばね15は摩擦に
よって軸16を連行する。しかし軸16が制動されると、巻
付ばね15が緩み、即ち広がって、軸16に固着された駆動
フランジ18上を滑り、著しく小さなトルクしか伝達しな
くなる。しかし、軸受箱9が別の方向に回されると、巻
付ばね15は駆動フランジ18の周囲で引き締まって、事実
上損失なしにトルクを軸16に伝達する。また、軸16は、
スラスト軸受19を介して軸受箱9に対して支えられてい
る。円盤20は軸受箱9の軸受保持板として働く。
【0032】軸16は中空である。即ち、それは空洞21を
有する。この空洞21内に圧縮ばね22が配置されており、
該ばねは遮断可能な継手部分23を軸方向に付勢する。ば
ねは他端が円板24で支えられている。遮断可能な継手部
分23は軸方向に移動可能であり、固定継手部分27の孔26
に導入可能な鼻端25を有する。固定継手部分27は図5に
平面図で示してあり、ねじ28によって回転不能に軸16の
駆動フランジ18と結合されている。図5から明らかなよ
うに、鼻端25は孔26の全体を満たしておらず、鼻端25を
孔26の中で200゜以上にわたって、本実施例の場合
は、約240゜にもわたって、回動させることが可能で
ある。鼻端25は、図示の駆動位置では、固定継手部分
27の突起部分29に当接する。こうして、固定継手部分27
の回転が、遮断可能な継手部分23に伝達される。しか
し、遮断可能な継手部分23が軸方向に(図2及び図4で
左方向に)摺動して、その鼻端25と突起部分29との係合
が外れると、軸16の回転は、もはや、遮断可能な継手部
分23に伝達されない。
【0033】遮断可能な継手部分23は六角穴30を有す
る。図2に示された継手が図1に示された位置で固着さ
れると、回転棒32の六角部31を備えた末端が継手部分23
の六角穴30と係合する。こうして両部分32、 23は回転不
能に結合されている。回転棒32は継手部分23内で一定距
離にわたって軸方向に摺動可能であり、回転棒32が図3
で左方向に移動するとき、回転棒32の六角部31から円筒
周面への移行部によって形成された段部すなわちストッ
パー49が継手部分23に当接するまでの間、摺動可能であ
る。回転棒32が左方向に更に移動すると、継手部分23が
固定継手部分27から外れる。
【0034】回転棒32の他端は被動部分33と回転不能
に、但し軸方向には移動可能に、係合しており、被動部
分33自体も引張スピンドル34と回転不能にに結合されて
いる。
【0035】軸方向で回転棒32と被動部分33との間に圧
縮ばね35が設けられており、該ばねが被動部分33をスト
ッパー36に押圧する。ストッパー36は被動部分33の静止
位置を決定する。ストッパー36の静止位置は、外被4上
でナット37を回すことによって調節することができる。
【0036】引張スピンドル34は被動部分33内にねじ込
まれている。ねじ込まれた引張スピンドル34の被動部分
33内での回動を防止するために、被動部分33上を軸方向
に移動可能なスライダー38が設けられており、該スライ
ダーは六角穴を有する。引張スピンドル34はほぼ軸方向
の中央に、つまりその取付けねじ山と引張ねじ山との間
に、六角部39を有しており、該六角部39は被動部分33外
周の六角部と一致している。スライダー38が右方向に摺
動すると、スライダー38は引張スピンドル34の六角部39
のトルク作用面と係合して、引張スピンドル34は被動部
分33内でもはや回動不能となる。引張スピンドル34と被
動部分33の間に設けた係止輪40によって、スライダー38
は所定の軸方向位置の範囲内に留まることになる。この
構成によって、さまざまなナット寸法に適合する引張ス
ピンドル34の比較的迅速な交換が可能となる。
【0037】図2に示された継手装置は回転棒32及び被
動部分33とともに第1動力伝達系を形成し、この動力伝
達系によってモータ2 の回転運動を引張スピンドル34に
伝達する。
【0038】第2動力伝達系はボールねじ伝動装置13と
そのスピンドル14とを有する。スピンドル14は軸方向で
駆動部分41と強固に結合されている。駆動部分41は、少
なくともその軸方向長さの一部で被動部分33を取り囲
む。駆動部分41は内方に突出した突起42を有しており、
駆動部分41の軸方向運動により該突起42は被動部分33の
外方に突出した肩部43に当接するようになっている。し
かし、突起42が肩部43に当接する前に、駆動部分41
は、"x" で表示された距離だけ空行程を進まねばならな
い。突起42が肩部43に当接すると、被動部分33も軸方向
を左に移動する。この運動によって、引張スピンドル34
が外被4 内に引き入れられる。こうして引張スピンドル
34はブラインドリベットナットに引張力を加えることが
できる。
【0039】駆動部分41は、装着操作ごとに、その後端
位置にまで移動して、この位置でリミットスイッチ44を
操作する。
【0040】回転棒32は、軸方向に駆動部分41と強固に
結合されている。但し、回転棒は駆動部分41内で回転す
ることができる。こうして回転棒32は駆動部分41の軸方
向運動に追従する。ところで、回転棒32が図3において
左方向に移動すると、ある位置においてストッパー49が
継手部分23に当接し、回転棒32が更に運動すると継手部
分23は固定継手部分27から左方向に押し出される。この
継手遮断は、突起42が肩部43に当接する前に起きる。
【0041】モータ2 は制御装置45接続されており、リ
ミットスイッチ44と操作スイッチ46も制御装置45と接続
されている。
【0042】本発明のブラインドリベットナット装着器
1 は以下の如くに作動する。リベット締めすべきブライ
ンドリベットナットに応じて、例えばその直径、長さ及
び材質に応じて、引張スピンドル34が選定される。適宜
な口金を有する別の引張スピンドルが、ブラインドリベ
ットナット装着器1 の他端に設けられたマガジン47内に
収納されている。更に、ナット37を介して、駆動部分41
と被動部分33との間の空行程"x" を調整できる。これに
より、希望する装着行程が設定される。こうして、ブラ
インドリベットナットの装着作業を開始することができ
る。
【0043】先ず、ブラインドリベットナット(図示省
略)が引張スピンドル34に嵌着される。次に、スイッチ
46が操作され、制御装置45により、引張スピンドル34が
所定回数だけ回転するまでモータ2 を回転させる。この
回転回数は、ブラインドリベットナットが引張スピンド
ル34に確実に螺着されるように設定されている。なお、
安全上の理由から、ブラインドリベットナットを螺着す
るのに本来必要であるよりも数多くの回転回数が設定さ
れる。
【0044】ブラインドリベットナットが装着器1 の口
金48に当接すると、引張スピンドル34はそれ以上の回転
が不可能となり、引張スピンドル34には一層大きな対向
トルクが加わる。この対向トルクは回転棒32を介して軸
16にも伝達され、巻付ばね15が僅かに広がって滑り始め
る。滑りが生じる「限界トルク」は、巻付ばね15を駆動
フランジ18に巻付する初期応力によって規定される。こ
のトルクの大きさは、ナット内への引張スピンドル34の
ねじ込みを可能とするのに充分な強さでなければなら
ず、又、口金での早期の圧縮によるナットの破損を防止
するのに充分な弱さでもなければならない。
【0045】回転と同時に、駆動部分41が左方向への運
動を始める。その際、駆動部分41は回転棒32をやはり左
方向に移動させる。
【0046】ブラインドリベットナットが引張スピンド
ル34に螺着されたなら、そのことを操作者はモータが回
転を停止することから知ることができ、その後、ブライ
ンドリベットナットは、工作物材料に予め形成された穴
に導入し、操作者は操作スイッチ46を再度操作する。制
御装置45が再びモータ2 を作動させる。この場合、ボー
ルねじ伝動装置13によって、駆動部分41は、回転棒32を
伴って、更に左方向に移動する。駆動部分41の突起42が
被動部分33の肩部43に当接するよりも前に、回転棒32は
継手23、 27の接続を遮断している。これにより、引張ス
ピンドル34に対する回転運動の伝達はいずれも遮断され
ている。こうしてモータ2のすべての力は、引張スピン
ドル34を軸方向への引張りに利用することができる。巻
付ばね15での駆動フランジ18の摩擦損失はもはや生じな
い。
【0047】駆動部分41、又はそれと強固に結合された
部分がリミットスイッチ44を操作するまで、モータ2 は
1方向に回転する。このスイッチ操作の瞬間に制御装置
45がモータ2 を切換え、モータ2 は、駆動部分41を再び
反対方向に移動させ始める。
【0048】この場合、回転棒32とばね35とによって被
動部分33がやはり右方向に移動する。
【0049】それに伴ってブラインドリベットナットが
口金48から押し出される。駆動部分41の戻り行程の長さ
は装着行程の長さと一致する。従って戻り行程は、引張
スピンドル34からブラインドリベットが確実に外れる程
度の大きさである。モータ2 の回転切換わりにより、操
作員は、ブラインドリベットナットの装着が完了したこ
とを、即ち装着行程が充分な長さであったことを知る。
このことは、特に、電池又は蓄電池等の携帯式エネルギ
ー源で作動する装着器を使用する場合に有利である。装
着行程の最後で最大の力を加えねばならず、従ってモー
タの電力消費も最大となるので、電池又は蓄電池の電荷
が少なすぎて、もはやモータを装着行程の最後まで駆動
する力を有していない場合があり得る。つまり、モータ
が切換らないことは、駆動部分41が装着行程の終端位置
が到達していないこと、つまり所要の装着行程が完了し
ていないことの徴候である。
【0050】緊急時のために、場合によっては、操作者
が操作スイッチ46から指を離すことによって装着行程を
中断して、その後、駆動部分41をその前端位置へと自動
的に戻す可能性を設けておくことができる。
【0051】しかし、切換が行われたなら、つまり引張
スピンドル34からブラインドリベットナットが取外され
たなら、モータ2 は、駆動部分41がその前端位置に、つ
まり図1の右端に位置するまで、回転し続ける。モータ
2 は、他方で、継手箱9 を引き続き回転させる。ある時
点で、継手部分23の鼻端25が継手部分27の孔26内に達し
て、突出部29に当接する。突出部29が回転すると、この
回転運動は回転棒32にも伝達される。これが引張スピン
ドル34の回転運動を生じて、該スピンドルはブラインド
リベットナットから外される。このとき、巻付ばね15は
逆方向に負荷され、即ち、巻付ばねが駆動フランジ18の
周囲で引き締まるので、トルク損失は事実上生じない。
ブラインドリベットナットが外されると、引張スピンド
ル34は、新たなブラインドリベットナットを装着するた
めに使用することができる。
【0052】図6には、本発明のブラインドリベットナ
ット装着器1 の動力伝達系路の概略を示す。
【0053】
【発明の効果】本発明のブラインドリベットナット装着
器では、駆動部分の全行程が、空行程と有効行程に分か
れており、駆動部分の運動軌道の終点が予め定められ、
空行程の長さが変更可能となっているため、種類の異な
るブラインドリベットナットを装着する場合にも、有効
行程の終了が確実に監視でき、高い信頼性でブラインド
リベットナットの装着ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のブラインドリベットナット装着器
を、一部切り欠いて示す側面図である。
【図2】 第1動力伝達系を形成する部分を、一部切り
欠いて示す拡大側面図図である。
【図3】 図1のうち第2動力伝達系を形成する部分
を、一部切り欠いて示す側面図である。
【図4】 図2のうち第1動力伝達系の一部を、一部切
り欠いて示す側面図である。
【図5】 継手の平面図である。
【図6】 両動力伝達系の略示図である。
【符号の説明】
1・・・ ブラインドリベット装着器 2・・・ モータ 6・・・ 軸 9・・・ 軸受箱 13・・・ ボールねじ伝動装置 14・・・ ねじスピンドル 15・・・ 巻付ばね 16・・・ 軸 18・・・ 駆動フランジ 23・・・ 継手部分 27・・・ 固定継手部分 32・・・ 回転軸 33・・・ 被動部分 34・・・ 引張スピンドル 41・・・ 駆動部分 44・・・ リミットスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 ロタール ヴィレ ドイツ 64546 メルフェルデン−ヴァル ドルフ ノルデンシュトラーセ 60

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引張スピンドルと、モータと、モータと
    引張スピンドルとの間にあって引張スピンドルに回転運
    動を伝達する第1動力伝達系と、引張スピンドルに軸方
    向運動を伝達する第2動力伝達系とを備えたブラインド
    リベットナット装着器であって、第1動力伝達系の回転
    動力の伝達が遮断可能であり、第2動力伝達系が駆動部
    分と被動部分とを有しており、駆動部分が運動軌道上を
    移動可能であり、該軌道が、被動部分に対して空行程と
    有効行程とを有するものにおいて、運動軌道の終点が予
    め定められており、有効行程が運動軌道の終点で終了
    し、空行程(x) の長さが変更可能であることを特徴とす
    るブラインドリベットナット装着器。
  2. 【請求項2】 駆動部分(41)が運動軌道の終点(44)に達
    すると、モータ(2)を逆方向に切り換える制御装置(45)
    が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の
    装着器。
  3. 【請求項3】 第1動力伝達系が、一方向に働く滑り継
    手として、巻き付けばね継手(15)を有することを特徴と
    する、請求項1又は2に記載の装着器。
  4. 【請求項4】 第1動力伝達系が、付加的に、遮断可能
    な継手(23 、 27) を有することを特徴とする、請求項3
    に記載の装着器。
  5. 【請求項5】 駆動部分(41)が所定位置にあるときに、
    遮断可能な継手(23、 27) の接続が外れ、このとき駆動
    部分(41)が、なお空行程(x) 中に位置することを特徴と
    する、請求項4に記載の装着器。
  6. 【請求項6】 遮断可能な継手(23 、27) が、軸方向で
    対向移動可能な2つの部分を有しており、該部分が、接
    続状態の時、相互に200゜以上にわたって回動可能で
    あることを特徴とする請求項4又は5に記載の装着器。
  7. 【請求項7】 駆動部分(41)が軸方向に移動不能に回転
    棒(32)と結合されており、該棒が継手(23 、 27) の遮断
    可能な部分(23)と互いに回転不能に結合されており、回
    転棒(32)が軸方向ストッパー(49)を有しており、該スト
    ッパーに至るまで、継手(23 、 27) の遮断可能な部分(2
    3)と回転棒(32)が軸方向で対向移動可能であることを特
    徴とする、請求項4〜6のいずれか1項に記載の装着
    器。
  8. 【請求項8】 回転棒(32)と被動部分(33)とが互いに回
    転不能に結合されていることを特徴とする、請求項7に
    記載の装着器。
  9. 【請求項9】 回転棒(32)が、少なくとも、第2動力伝
    達系の一部分に挿通されていることを特徴とする、請求
    項7又は8に記載の装着器。
  10. 【請求項10】 被動部分(33)が、その静止位置にある
    ときばね(35)の作用を受けてストッパー(36)に当接し、
    該ストッパー(36)の軸方向位置が、外部から調節可能で
    あることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に
    記載の装着器。
  11. 【請求項11】 被動部分(33)が、引張スピンドル(34)
    を受容するためのねじ山を有しており、引張スピンドル
    (34)と被動部分(33)が、相互に一致するトルク作用面(3
    9)を有しており、該作用面(39)が上に摺動可能なスライ
    ダー(38)が設けられていることを特徴とする、請求項1
    〜10のいずれか1項に記載の装着器。
  12. 【請求項12】 スライダー(38)が軸方向で係止可能で
    あることを特徴とする、請求項11に記載の装着器。
  13. 【請求項13】 第2動力伝達系のボールねじ伝動装置
    (13)を有しており、そのねじスピンドル(14)が回転不能
    に保持されており、又その外被(12)が回転駆動可能であ
    ることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に
    記載の装着器。
  14. 【請求項14】 制御装置(45)が、スイッチ(46)の最初
    の操作後にモータ(2) を起動し、所定回数の回転後にモ
    ータ(2) を停止させるよう操作することを特徴とする、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の装着器。
  15. 【請求項15】 空行程(x) の長さが有効行程の長さよ
    りも大きいことを特徴とする、請求項1〜14のいずれ
    か1項に記載の装着器。
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