JPH0725600B2 - 舗道用ブロック - Google Patents
舗道用ブロックInfo
- Publication number
- JPH0725600B2 JPH0725600B2 JP1100696A JP10069689A JPH0725600B2 JP H0725600 B2 JPH0725600 B2 JP H0725600B2 JP 1100696 A JP1100696 A JP 1100696A JP 10069689 A JP10069689 A JP 10069689A JP H0725600 B2 JPH0725600 B2 JP H0725600B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- pavement
- pavement block
- particle size
- spherical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、透水性に優れた舗道用ブロックに関するもの
である。
である。
（従来の技術） 同一形状の多数のブロックを相互に嵌合させて道路表面
に敷詰め、歩道等を舗装するインターロッキング式の舗
道用ブロックは従来から知られており、既に実用に供さ
れている。ところが従来のこの種の舗道用ブロックはセ
メント製のものが普通であったため、雨水等は目地の部
分からしか下方に流下することができず、透水性が良く
ないという欠点があった。
に敷詰め、歩道等を舗装するインターロッキング式の舗
道用ブロックは従来から知られており、既に実用に供さ
れている。ところが従来のこの種の舗道用ブロックはセ
メント製のものが普通であったため、雨水等は目地の部
分からしか下方に流下することができず、透水性が良く
ないという欠点があった。
また最近ではセメントと砕石、樹脂と砕石、セルベンと
樹脂等の不定形骨材を含んだ材質のものも開発されてい
るが、比較的短期間に目詰まりを生じ、しかも水洗、雨
水等による目詰まりの復元性も悪いうえ、樹脂を使用し
た場合には耐候性、耐薬品性に問題があった。更にこの
種の舗道用ブロックは粒子表面あるいはブロック表面の
みが着色されたものが多いので、表面着色部が色あせし
易い欠点もあり着色においても微妙な色の組み合わせが
むずかしいのが現状であった。
樹脂等の不定形骨材を含んだ材質のものも開発されてい
るが、比較的短期間に目詰まりを生じ、しかも水洗、雨
水等による目詰まりの復元性も悪いうえ、樹脂を使用し
た場合には耐候性、耐薬品性に問題があった。更にこの
種の舗道用ブロックは粒子表面あるいはブロック表面の
みが着色されたものが多いので、表面着色部が色あせし
易い欠点もあり着色においても微妙な色の組み合わせが
むずかしいのが現状であった。
（発明が解決しようとする課題） 本発明は上記したような従来の問題点を解決して、透水
性、目詰まりの復元性、強度等の各特性に優れ、また色
あせのない舗道用ブロックを提供するために完成された
ものである。
性、目詰まりの復元性、強度等の各特性に優れ、また色
あせのない舗道用ブロックを提供するために完成された
ものである。
（課題を解決するための手段） 上記の課題を解決するために完成された本発明は、セラ
ミック粉末を造粒し平均粒径の±50％以内の粒度範囲内
に全体の95％以上が含まれるように整粒した球状骨材
を、この球状骨材の熱膨脹係数よりも熱膨脹係数の小さ
いフラックスにより結合し、透水性を持たせたことを特
徴とするものである。
ミック粉末を造粒し平均粒径の±50％以内の粒度範囲内
に全体の95％以上が含まれるように整粒した球状骨材
を、この球状骨材の熱膨脹係数よりも熱膨脹係数の小さ
いフラックスにより結合し、透水性を持たせたことを特
徴とするものである。
本発明の舗道用ブロックは好ましくは縦横の寸法比が整
数倍の形状のインターロッキング式のものであり、例え
ば第１図に示すような形状を持つ。第１図の例では右側
の辺(1)は外形線の中央部が三角状に外向きに膨らんだ
形状を持ち、左側の辺(2)は外形線の中央部が三角状に
内向きに窪んだ形状となっている。また、これに対して
90度方向をなす上下の二辺(3)、(4)は、このような左右
の外形線を反転した形状を整数倍、この場合は２度繰り
返した外形線、即ち上側の辺(3)は２箇所が三角状に内
向きに窪んだ形状の外形線、下側の辺(4)は２箇所が三
角状に外向きに膨らんだ形状の外形線を持つ。そこで図
示するように相互に90度方向を向けて配列すれば、上下
の二辺(3)、(4)が隣接する舗道用ブロックの左右の二辺
(1)、(2)と1:2の割合で嵌合し、連続的な舗装面を構成
することとなる。なお、(5)は必要に応じて舗道用ブロ
ック表面に形成される滑り止めである。各辺の外形線の
形状や縦横の寸法比はこれに限定されるものではなく、
例えば円弧と直線を組み合わせたもの、あるいは円弧の
繰り返しからなるもの等としてもよい。
数倍の形状のインターロッキング式のものであり、例え
ば第１図に示すような形状を持つ。第１図の例では右側
の辺(1)は外形線の中央部が三角状に外向きに膨らんだ
形状を持ち、左側の辺(2)は外形線の中央部が三角状に
内向きに窪んだ形状となっている。また、これに対して
90度方向をなす上下の二辺(3)、(4)は、このような左右
の外形線を反転した形状を整数倍、この場合は２度繰り
返した外形線、即ち上側の辺(3)は２箇所が三角状に内
向きに窪んだ形状の外形線、下側の辺(4)は２箇所が三
角状に外向きに膨らんだ形状の外形線を持つ。そこで図
示するように相互に90度方向を向けて配列すれば、上下
の二辺(3)、(4)が隣接する舗道用ブロックの左右の二辺
(1)、(2)と1:2の割合で嵌合し、連続的な舗装面を構成
することとなる。なお、(5)は必要に応じて舗道用ブロ
ック表面に形成される滑り止めである。各辺の外形線の
形状や縦横の寸法比はこれに限定されるものではなく、
例えば円弧と直線を組み合わせたもの、あるいは円弧の
繰り返しからなるもの等としてもよい。
本発明の舗道用ブロックの材質は、後の実施例にも示す
ように、セラミック粉末を造粒、整粒した球状骨材を無
機質のフラックスにより結合したものであり、その粒度
分布を平均粒径の±50％以内の粒度範囲内に全体の95％
以上が含まれるようにしたものである。このように粒度
が揃えられた球状骨材は相互に点接触に近い状態にある
うえ、相互間に形成される気孔の大きさ及び分布がほぼ
均一化されて、水等が通過し易い状態となっている。し
かも本発明においては、各球状骨材の表面がフラックス
によりコーディングされてガラス化された平滑面となっ
ているので透水性に優れ、ごみ、ほこり、その他の微細
な異物による目詰まりが生じにくいうえ、仮に目詰まり
が生じても水洗等によって容易に解消することができ
る。
ように、セラミック粉末を造粒、整粒した球状骨材を無
機質のフラックスにより結合したものであり、その粒度
分布を平均粒径の±50％以内の粒度範囲内に全体の95％
以上が含まれるようにしたものである。このように粒度
が揃えられた球状骨材は相互に点接触に近い状態にある
うえ、相互間に形成される気孔の大きさ及び分布がほぼ
均一化されて、水等が通過し易い状態となっている。し
かも本発明においては、各球状骨材の表面がフラックス
によりコーディングされてガラス化された平滑面となっ
ているので透水性に優れ、ごみ、ほこり、その他の微細
な異物による目詰まりが生じにくいうえ、仮に目詰まり
が生じても水洗等によって容易に解消することができ
る。
更に本発明では熱膨脹係数が球状骨材よりも小さいフラ
ックスを使用したので、焼成後にセラミックス製の球状
骨材に圧縮応力が作用することとなり、圧縮釉と同様の
作用により内部応力によるクラックの発生を防止する。
従って本発明の舗道用ブロックは強度が大きく、舗道用
ブロックとして曲げ荷重がかかる状態で使用しても破損
するおそれがない。
ックスを使用したので、焼成後にセラミックス製の球状
骨材に圧縮応力が作用することとなり、圧縮釉と同様の
作用により内部応力によるクラックの発生を防止する。
従って本発明の舗道用ブロックは強度が大きく、舗道用
ブロックとして曲げ荷重がかかる状態で使用しても破損
するおそれがない。
また第２図に示すように、原料中に着色顔料を含有させ
混合して得た平均粒子径がより小さい内部より均一着色
されたセラミックス製の球状骨材からなる表面層(6)を
大粒の基材層の表面に一体固着成形しておけば、この表
面層(6)が内部へのごみ等の侵入を防止するのでより確
実な目詰まり防止効果が得られる。しかもこの粒子中よ
り着色された表面層(6)は外観が美しく、道路の美観を
高めることができるうえ、粒子表面のみが着色された従
来のものとは異なり、粒状体粒子の内部より均一に着色
されているので、例え表面が摩耗しても退色せず、更に
表面色においても種々の着色粒子を組み合わせ混合する
ことにより微妙な色相が出せる等の利点がある。
混合して得た平均粒子径がより小さい内部より均一着色
されたセラミックス製の球状骨材からなる表面層(6)を
大粒の基材層の表面に一体固着成形しておけば、この表
面層(6)が内部へのごみ等の侵入を防止するのでより確
実な目詰まり防止効果が得られる。しかもこの粒子中よ
り着色された表面層(6)は外観が美しく、道路の美観を
高めることができるうえ、粒子表面のみが着色された従
来のものとは異なり、粒状体粒子の内部より均一に着色
されているので、例え表面が摩耗しても退色せず、更に
表面色においても種々の着色粒子を組み合わせ混合する
ことにより微妙な色相が出せる等の利点がある。
次に実施例に従って、本発明の舗道用ブロックの製造法
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
（実施例） 実施例１ SiO260〜70％、Al2O320〜24％、K2O＋Na2O3.5〜5.5％、
Fe2O32.0％以下、TiO2１％以下、CaO0.5％以下、MgO0.5
％以下、Igloss5.5〜9.5％の組成となるように窯業原料
及び汚泥を調合し着色材としての顔料を添加し、水分が
12〜18％となるように水を添加して混練したうえで直径
が0.6〜5mmのある値、例えば2.0mmの直径のヌードル状
となるように押し出した。これを切断し造粒機によって
造粒したうえ粒度調整して平均粒径が2.0mm±50％以内
（1.0〜3.0mmの範囲内）に全体の95％以上が含まれるよ
うにした。これをサヤに詰めて1100〜1300℃の温度で焼
成して球状骨材を得た。これの熱膨脹係数は0.46×10-5
〜0.54×10-5／℃（40〜650℃）である。このような球
状骨材100重量部に対し無機質のフラックスを10〜20重
量部、ポリビニールアルコール等の保型剤を２〜３重量
部混合して振動を与えながら型中でプレス成形し、ブロ
ック状に成形した。フラックスはSiO260〜70％、Al2O31
5〜20％、K2O＋Na2O20〜30％、CaO＋MgO1〜５％の組成
のもので、その熱膨脹係数は0.37×10-5〜0.50×10-5／
℃（40〜650℃）で球状骨材の熱膨脹係数より小さいも
のである。このような成形体を1100〜1300℃で焼成して
第１図に示す縦横の寸法比が実質的に1:2の形状の舗道
用ブロックを得た。
Fe2O32.0％以下、TiO2１％以下、CaO0.5％以下、MgO0.5
％以下、Igloss5.5〜9.5％の組成となるように窯業原料
及び汚泥を調合し着色材としての顔料を添加し、水分が
12〜18％となるように水を添加して混練したうえで直径
が0.6〜5mmのある値、例えば2.0mmの直径のヌードル状
となるように押し出した。これを切断し造粒機によって
造粒したうえ粒度調整して平均粒径が2.0mm±50％以内
（1.0〜3.0mmの範囲内）に全体の95％以上が含まれるよ
うにした。これをサヤに詰めて1100〜1300℃の温度で焼
成して球状骨材を得た。これの熱膨脹係数は0.46×10-5
〜0.54×10-5／℃（40〜650℃）である。このような球
状骨材100重量部に対し無機質のフラックスを10〜20重
量部、ポリビニールアルコール等の保型剤を２〜３重量
部混合して振動を与えながら型中でプレス成形し、ブロ
ック状に成形した。フラックスはSiO260〜70％、Al2O31
5〜20％、K2O＋Na2O20〜30％、CaO＋MgO1〜５％の組成
のもので、その熱膨脹係数は0.37×10-5〜0.50×10-5／
℃（40〜650℃）で球状骨材の熱膨脹係数より小さいも
のである。このような成形体を1100〜1300℃で焼成して
第１図に示す縦横の寸法比が実質的に1:2の形状の舗道
用ブロックを得た。
この舗道用ブロックは図示のように相互に90度方向を向
けて互いに1:2の割合で嵌合させて配列すれば、インタ
ーロッキング式のブロックとして連続的な舗装面を構成
する。またこの舗装用ブロックはフラックスによって各
球状骨材の表面がコーティングされて平滑なガラス状の
表面となっていること、各粒子間に形成される気孔の大
きさがほぼ均一化されていることによって透水性に優
れ、目詰まりの復元性も極めて良好なものであるうえ、
各粒状体の表面および内部とも均一に着色されており強
度も大きい。また成形された舗道用ブロックの表面の滑
り抵抗を増加させるために、突条の滑り止め(5)を設け
たり、専用の機械で成形ブロック表面のガラス成分とな
るフラックスを拭き取ることも滑り止めに有効である。
けて互いに1:2の割合で嵌合させて配列すれば、インタ
ーロッキング式のブロックとして連続的な舗装面を構成
する。またこの舗装用ブロックはフラックスによって各
球状骨材の表面がコーティングされて平滑なガラス状の
表面となっていること、各粒子間に形成される気孔の大
きさがほぼ均一化されていることによって透水性に優
れ、目詰まりの復元性も極めて良好なものであるうえ、
各粒状体の表面および内部とも均一に着色されており強
度も大きい。また成形された舗道用ブロックの表面の滑
り抵抗を増加させるために、突条の滑り止め(5)を設け
たり、専用の機械で成形ブロック表面のガラス成分とな
るフラックスを拭き取ることも滑り止めに有効である。
第３図はこの舗道用ブロックおよび比較品の透水性能回
復試験結果を示すグラフである。まず粘土泥漿90％、硅
砂10％の混合物を水で３倍に薄めたものを３/minの水
量で４種類の舗道用ブロックにそれぞれ個別に通し、各
時点における透水時間をJIS A 5403に準拠して測定し
た。その結果、第３図グラフの左半部に示されるように
各ブロックともに透水時間が次第に増加し、目詰まりが
発生したことが分かるが、本発明のものは目詰まりの程
度が僅かである。
復試験結果を示すグラフである。まず粘土泥漿90％、硅
砂10％の混合物を水で３倍に薄めたものを３/minの水
量で４種類の舗道用ブロックにそれぞれ個別に通し、各
時点における透水時間をJIS A 5403に準拠して測定し
た。その結果、第３図グラフの左半部に示されるように
各ブロックともに透水時間が次第に増加し、目詰まりが
発生したことが分かるが、本発明のものは目詰まりの程
度が僅かである。
その後、清水を１回当たり240ml/10cm2の割合で繰り返
し各ブロックに流し、洗浄した。この結果、グラフの右
半部に示されるように、本発明の舗道用ブロックは速や
かに目詰まりが解消されたが、比較品は目詰まりを完全
に解消することは不可能であった。
し各ブロックに流し、洗浄した。この結果、グラフの右
半部に示されるように、本発明の舗道用ブロックは速や
かに目詰まりが解消されたが、比較品は目詰まりを完全
に解消することは不可能であった。
実施例２ SiO260〜70％、Al2O317〜20％、K2O＋Na2O５〜７％、Fe
2O31.0％以下、TiO20.6％以下、CaO0.6％以下、MgO0.3
％以下、Igloss4〜６％の組成に着色材として顔料を５
％以下の比率で添加した原料を用い、実施例１と同様の
手順により平均粒径が1.3mm、±50％以内の粒度範囲内
に全体の96％以上が含まれる球状骨材（熱膨脹係数0.46
×10-5〜0.64×10-5／℃）を得た。この球状粒子を熱膨
脹係数が球状骨材よりも小さいフラックスと混練して成
形型の下面に充填し、その上面に着色顔料を含有しない
粒形の粗い球状粒子を充填したうえ振動を与えながらプ
レスすることにより、表面に平均粒径がより細かい球状
粒子からなる着色層(6)が形成された第２図の断面形状
の舗道用ブロックを得た。この表面が着色された舗道用
ブロックは透水性に優れるとともに細粒よりなる着色層
(6)のためにごみ等が内部に入りにくく、またごみ等に
より目詰まりが生じた場合にも水洗によって容易に目詰
まりを復元させることができる。なお表面の滑り抵抗を
増加させるために、突条の滑り止め(5)を設けたり、専
用の機械で焼成前の成形体の表面ガラス質となるフラッ
クスを拭き取ることもできる。
2O31.0％以下、TiO20.6％以下、CaO0.6％以下、MgO0.3
％以下、Igloss4〜６％の組成に着色材として顔料を５
％以下の比率で添加した原料を用い、実施例１と同様の
手順により平均粒径が1.3mm、±50％以内の粒度範囲内
に全体の96％以上が含まれる球状骨材（熱膨脹係数0.46
×10-5〜0.64×10-5／℃）を得た。この球状粒子を熱膨
脹係数が球状骨材よりも小さいフラックスと混練して成
形型の下面に充填し、その上面に着色顔料を含有しない
粒形の粗い球状粒子を充填したうえ振動を与えながらプ
レスすることにより、表面に平均粒径がより細かい球状
粒子からなる着色層(6)が形成された第２図の断面形状
の舗道用ブロックを得た。この表面が着色された舗道用
ブロックは透水性に優れるとともに細粒よりなる着色層
(6)のためにごみ等が内部に入りにくく、またごみ等に
より目詰まりが生じた場合にも水洗によって容易に目詰
まりを復元させることができる。なお表面の滑り抵抗を
増加させるために、突条の滑り止め(5)を設けたり、専
用の機械で焼成前の成形体の表面ガラス質となるフラッ
クスを拭き取ることもできる。
なお、上記の実施例では球状造粒粒子を一度焼成して骨
材を形成したうえでフラックスと混合後型内に充填し、
成形後再度焼成する２度焼きを行っているが、造粒され
たままの未焼成の乾燥状態の球状粒子をフラックスと混
合後型内に充填成形し、焼成する１度焼きとすることも
可能である。
材を形成したうえでフラックスと混合後型内に充填し、
成形後再度焼成する２度焼きを行っているが、造粒され
たままの未焼成の乾燥状態の球状粒子をフラックスと混
合後型内に充填成形し、焼成する１度焼きとすることも
可能である。
（発明の効果） 本発明の舗道用ブロックは以上に説明したとおり、セラ
ミックス粉末を造粒して得られた粒度を均一化された球
状粒子を、これよりも熱膨脹係数が小さいフラックスに
より結合したものであるから、強度に優れているうえ、
気孔の大きさ及び分布が均一化されていること、内部に
着色剤を含有し全体が均一に着色されたセラミックス粒
子が相互に点接触に近い状態にあること、各セラミック
ス粒子の表面がガラス化されていること等の理由によっ
て透水性が良好で目詰まりが生じ難く、また目詰まりの
復元性にも優れたものである。更に実施例のように縦横
の寸法比が整数倍の形状のインターロッキング式のブロ
ックとしておけば、連続的な堅固な舗装面を容易に構成
することができる。よって本発明は従来の問題点を一掃
した舗道用ブロックとして産業の発展に寄与するところ
は極めて大である。
ミックス粉末を造粒して得られた粒度を均一化された球
状粒子を、これよりも熱膨脹係数が小さいフラックスに
より結合したものであるから、強度に優れているうえ、
気孔の大きさ及び分布が均一化されていること、内部に
着色剤を含有し全体が均一に着色されたセラミックス粒
子が相互に点接触に近い状態にあること、各セラミック
ス粒子の表面がガラス化されていること等の理由によっ
て透水性が良好で目詰まりが生じ難く、また目詰まりの
復元性にも優れたものである。更に実施例のように縦横
の寸法比が整数倍の形状のインターロッキング式のブロ
ックとしておけば、連続的な堅固な舗装面を容易に構成
することができる。よって本発明は従来の問題点を一掃
した舗道用ブロックとして産業の発展に寄与するところ
は極めて大である。
第１図は本発明の舗道用ブロックの一例を示す平面図、
第２図はその断面図、第３図は本発明の舗道用ブロック
および比較品の透水性能回復試験結果を示すグラフであ
る。 (1)、(2)：左右の二辺、(3)、(4)：上下の二辺。
第２図はその断面図、第３図は本発明の舗道用ブロック
および比較品の透水性能回復試験結果を示すグラフであ
る。 (1)、(2)：左右の二辺、(3)、(4)：上下の二辺。
Claims (1)
- 【請求項１】セラミック粉末を造粒し平均粒径の±50％
以内の粒度範囲内に全体の95％以上が含まれるように整
粒した球状骨材を、この球状骨材の熱膨脹係数よりも熱
膨脹係数の小さいフラックスにより結合し、透水性を持
たせたことを特徴とする舗道用ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1100696A JPH0725600B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 舗道用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1100696A JPH0725600B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 舗道用ブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02279803A JPH02279803A (ja) | 1990-11-15 |
| JPH0725600B2 true JPH0725600B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=14280890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1100696A Expired - Lifetime JPH0725600B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 舗道用ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725600B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06256069A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-13 | Kikusui Kagaku Kogyo Kk | セラミック多孔体およびその製造方法 |
| WO2004070115A1 (de) * | 2003-02-08 | 2004-08-19 | Sewa Steinwerke Gmbh | Wasserdurchlässiges pflasterelement |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55132801A (en) * | 1979-04-04 | 1980-10-16 | Sugiaki Kusatake | Paving method and paving block |
| JPS60156804A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-17 | テイヒュー株式会社 | 透水性コンクリ−トブロツク |
| JPS63194005A (ja) * | 1987-02-07 | 1988-08-11 | 三石耐火煉瓦株式会社 | 透水性焼結ブロックの製造方法 |
| JPS6451349A (en) * | 1987-08-21 | 1989-02-27 | Sakai Hiroshi | Ceramic paving method |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP1100696A patent/JPH0725600B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02279803A (ja) | 1990-11-15 |
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Legal Events
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Effective date: 20040316 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040511 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20041224 |