JP2004509056A - ガラスまたは結晶化ガラスのピース用のベース材料、および該ベース材料を製造する方法、ならびに該ピースを製造する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(技術分野)
本発明は、建築するうえで有用な材料の分野、特にセラミック材料分野に属し、特に、ガラス材料または結晶化ガラス(またはガラス結晶質)タイプの材料、そのような材料を調製するために使用されるベース粒状体、およびそのような粒状体および材料を製造する方法に関する。
【0002】
(発明の背景)
「ガラス・モザイク」と呼ばれる圧縮により得られるガラス・コーティング・エレメントは、乾燥した溶融原材料を圧縮することにより得られるものであり、現在知られている。当該原材料は、乾式粉砕されたリサイクルガラスまたはフリットであり、これを用いて、圧縮プロセスおよびその後の溶融によって、約10×10cmよりも大きいピース(または部品もしくは部材)を作成する場合、乾式粉砕された材料の圧縮は圧縮用の型への良好な充填を許容しにくいという事実に起因して、問題が生じる。ピースの直交性の欠損が生じる。一方、加工した材料は、可塑性を有さず、それらを、続いて焼成(または焼結もしくはベーキング)するために圧縮用の型から取り出すときには、それらは非常に低い機械的強度を有し、このことは、フォーマット(または寸法)が3×3cm、4×4cm等よりも大きい場合において、ピースが端部または角部にて破壊することを引き起こす。
【0003】
従来技術にて説明される他の方法は、特許出願WO−A−9100402の場合のように、天然石を使用して、積層された最終製品を得るものである。当該出願は、積層タイル製品を製造する方法であって、シートの形態の天然石を複数のセラミック基材とともに使用し、セラミック基材を天然石に接着層によって接着させることを含む方法を説明している。得られた積層製品は、一方の表面が天然石の表面であり、他方の表面がセラミック基材の表面であり、また、それはタイルの形態にカットされ得る。
【0004】
他方、ヨーロッパ特許出願EP−A−0305193は、フィルムで被覆された多孔性のガラスタイルを製造する方法を説明している。当該方法は、ガラス化できる鉱石および発泡剤から実質的になる材料を、タイルのようなブロックに成形すること、鉱石をガラス化する材料の層でブロックを被覆すること、被覆されたブロックをコーティング層の溶融温度にて加熱し、その後にガラス化した鉱石の軟化温度に加熱することから成る。
【0005】
次に、米国特許US−4818731は、人造石上で得ることができる種々の色および装飾的なモティーフ(または文様)の多様性を広げる着色フリットを提供することを目的とする。この文献は、失透物質、金属イオンを有する化合物である染料およびホウ珪酸ガラスを含む材料の組成物を溶融することによって製造された、着色フリットを説明する。米国特許US−4818731によれば、着色フリットの製造において、そこで説明された方法の重要な工程は、結晶化が起ることを防止する目的で、溶融後に混合物を急冷することである。当該急冷は、溶融混合物を水に直接的に導入することによって、あるいは、それをスチール製容器に直ちに注ぎ込むことによって実施される。急冷により得られた着色フリットは、最後に、直径0.5〜5.0mmの粒状体に粉砕される。これらの着色フリットは、重要な成分を構成し、これにより装飾された人造石が得られる。当該特許はまた、前述の着色フリットを使用して人造石を製造する方法を説明している。当該方法においては、着色フリットだけを、又はこれとフッ素雲母を含む少なくとも1種類の雲母とを混合して、着色フリットが不透明になり、不透明になったフリットの色が認知されるように、焼結する。色が移動させられるメカニズムは、ガラス成分が染料と混合されて溶融するときに、染料を構成する金属酸化物が溶融したガラスに溶解してフリットに色を付与することから成る。この方法は、様々な色および種類の人造石の製造を可能にする。フッ化アルカリ金属またはフッ化アルカリ土類金属のようなフッ素塩は、失透物質として使用される。必要に応じて、ジルコニウム、チタン、カオリン酸化物、およびリチウム化合物のような他の非フッ化物質をそれに加えてよい。
【0006】
したがって、従来技術は、それにより大きいフォーマットのガラスまたは結晶化ガラスタイプのピースを得ることができ、また、多様な色および装飾的なモティーフ(例えば、表面だけでなく全体として縞大理石に類似する外観)を該ピースに付与する適当な材料を含んでいない。
【0007】
(発明の対象)
本発明の対象は、いずれのフォーマット、形状または寸法でも未焼成体を形成するのに十分な寸法安定性を有し、また、向上した耐摩耗性、耐化学薬品性、および歪抵抗特性を有し、且つ、大理石のような色および装飾的なモティーフの多様性を無限に有する、ガラスまたは結晶化ガラスのピースを製造するためのベース材料である。
【0008】
本発明の別の更なる対象は、様々なフォーマットの前記ガラスまたは結晶化ガラス材料のピースである。
【0009】
本発明の別の対象は、前記材料から得られる、そのようなガラスまたは結晶化ガラスタイプのピースを製造する方法である。
【0010】
最後に、本発明の他の対象は、前記ガラスまたは結晶化ガラスのベース材料およびそれから得られるピースを、工業的用途、特に建築する際の使用であり、装飾材料として使用することに加えて、特に、塗り床、建物外面(もしくはファサード)または壁の要素としての使用である。
【0011】
(発明の説明)
本発明は、焼成されたガラスまたは結晶化ガラスのピースの製造のための、成形可能なベース材料に関し、2000μmよりも小さく、好ましくは1000μmよりも小さい直径の粒子寸法の粒状体(またはグラニュール)を含む粒状材料であって、少なくとも、
フリット組成物、エナメル組成物、ガラスおよびそれらの混合物から選択される、60〜99.89重量%の第1成分
ベース材料の焼結温度の終了点(またはエンド)よりも低い分解温度を有する、0.1〜5重量%の有機結合剤
を有することを特徴とし、また、含水量が3重量%よりも小さい粒状体の形態であることを特徴とする。
【0012】
有機結合剤の機能は、未焼成の成形されたピースが、大きいフォーマットのピースの成形および取扱いを可能にする可塑性および機械的抵抗を有すること、さらには、ピースが成形装置から取り出されるときに破壊しないようにすることを実現することである。本発明によれば、結合剤は、ベース材料の焼結温度の終了点(焼結プロセスが終了するときの温度)よりも低い分解温度を有し、それにより、本発明の物質(または有形物)から得られるガラスまたは結晶化ガラスタイプのピースが焼成中に不透明な製品に変化する前に、前記結合材料が分解してしまうようにすることが重要である。前記焼結温度の終了点は、加熱顕微鏡法により決定される。結合剤の分解温度がベース材料の焼結温度の終了点よりも高い場合には、結合材料のすべてが分解するとは限らず、その一部が最終的な焼成材料に残るため、当該ピースは膨らんで変形するであろう。
【0013】
結合材料の趣旨は、塊全体を、特にピースの機械的成形工程の間、このように結合することに存する機械的機能であり、また、任意のフォーマットまたは寸法のピースが得られることを許容することである。前記有機結合剤は、下記の族により形成されるグループから選択される:
−合成水性プラスチックディスパージョン(または合成プラスチックの水性ディスパージョン):例えば、ビニルアセテートコポリマーもしくはホモポリマー、ビニルコポリマー、ビニルエチレンコポリマー、アクリルディスパージョン、またはアクリル系誘導体、およびスチレン誘導体、アクリル酸−エチレン−ビニルアセテートターポリマー、アクリル酸−エチレン−塩化ビニルターポリマー、ビニル−エチレンアセテートコポリマー等、
−合成樹脂
−天然樹脂:例えば、ロジンエステル(エステルガム)、水素化樹脂エステル等、
−多糖類および変性多糖類
−ポリビニルアルコール
−ワックス、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等
−シリコーン、およびシリコーン誘導体、
−セルロース誘導体:例えば、カルボキシメチルセルロース;
−アルキル樹脂。
【0014】
同様に、前述の族の製品から成る結合剤の組み合わせ及び混合物を使用してもよい。
【0015】
結合剤は、ディスパージョン(または分散液もしくは分散体)の形態で添加してよく、溶液として添加してよく、あるいは固体状態で添加してもよい。本発明の好ましい態様においては、例えば、アクリル酸エステルコポリマーの水性ディスパージョンのような合成水性ディスパージョンが、結合剤として使用される。
【0016】
結合剤の量は、0.1〜5重量%であり、好ましくは1〜3重量%である。より好ましい態様において、結合剤の量は、2重量%である。
【0017】
本発明の物質の重要な特徴は、それが、含水量(または含湿量)が3重量%以下、好ましくは2.5重量%以下である粒状体の形態である必要があることである。
【0018】
本発明の物質はまた、少なくとも沈殿防止剤を含み得る。該沈殿防止剤は、それ自体常套的であり、カオリン、ベントナイト、クレイ等の無機物であり得、あるいは、セルロース誘導体、キサンタンガム、アクリル系誘導体等のような有機物であり得る。存在する沈殿防止剤の量は、0.01〜20重量%であり得る。本発明の好ましい態様において、沈殿防止剤はカオリンである。有機沈殿防止剤が使用される場合には、その分解温度はベース材料の焼結温度の終了点よりも低いことを要する。
【0019】
本発明の物質は、それ自体常套的である染料を少なくとも含んでよい。使用できる染料は、酸化物染料(例えば、酸化クロム)、か焼された酸化物の混合物である無機顔料;例えば無機酸化物の有機塩のような可溶性の塩;または着色されたフリットの添加材から選択される。染料は、固体形態で添加でき、それが可溶性の塩である場合には溶液として添加でき、あるいはディスパージョンとして添加できる。好ましい態様において、染料は無機顔料である。染料は、0.01〜15重量%の量で存在する。染料は、ベース材料の粒状体を被覆していてよく、あるいは、それはベース材料の粒状体の塊それ自体の一部をなしていてよい。
【0020】
本発明の更なる対象は上述のベース材料を製造する方法であり、当該方法は、
−フリット組成物、エナメル組成物、ガラス、およびそれらの任意の混合物から選択される少なくとも第1成分を、前述の結合剤から選択される有機結合剤と少なくとも混合し、1000μmよりも小さい直径を有する粒子寸法が実現されるまで湿式粉砕することにより、第1混合物を調製する第1工程、および
−第1混合物を造粒に付し、乾燥して含水量を3重量%以下にして、2000μm以下、好ましくは1000μm以下の直径を有する粒子であり、60〜99.89重量%の第1成分と0.1〜5重量%の有機結合剤を含む粒状材料(または顆粒状材料)を調製する第2工程
を含む。好ましくは、第1工程において、結合剤は、水性ディスパージョンの形態で添加される。
【0021】
当該方法の第1工程において第1成分として使用される粉砕された材料を得るために当該分野で知られている任意の装置を使用してよく、好ましくは、固体材料の量に対して20〜45重量%の含水率を採用して、ボールミルが使用される。好ましい態様において、含水率は固体材料の量に対して35%である。この工程においては、適当な粒度分布を有する均質な混合物が得られる。粉砕の結果物は、45μmのふるい(またはシーブ)上の残留物が0.1〜40重量%である粉砕材料である。好ましくは、45μmのふるい上の残留物は、15〜20重量%である。
【0022】
本発明の方法の別の態様において、少なくとも染料および/または少なくとも沈殿防止剤を、この方法の第1工程において添加することができる。
【0023】
本発明の別の更なる対象は、様々なフォーマットのガラスピースまたは結晶化ガラスタイプのピースを製造する方法であり、当該方法は:
−請求項1〜14のいずれかにより得られたベース材料を機械的成形装置に供給して、成形材料を調製すること、
−成形材料を焼成に付すこと
を含む。機械成形は、当該分野において知られているいずれの方法(例えば、圧縮、押出等)でも実施することができる。好ましい態様において、それは350kg/cm2〜600kg/cm2の圧力を加えて、圧縮により行なわれる。
【0024】
更に、本発明の一態様によれば、ベース材料は、上述したものと異なる物理的特性(例えば、2000μmよりも大きい寸法)を少なくとも有する成形体に少なくとも予備成形される。
【0025】
種々の色彩、色調(もしくは色合いもしくは濃淡)、および/または幾何学的もしくは奇抜な装飾を、表面層にて、好ましくは焼成したピースの全体積で得るために、下記から選択される少なくとも2つのフラクションを組み合わせてよい:
−上述のベース材料の第1フラクション、
−上述のベース材料の第2フラクション、および/または
−上述のベース材料の第3フラクション
であり、第1フラクション、第2フラクションおよび第3フラクションは、粒状体寸法、湿り度合、染料の存在、染料の割合、沈殿防止剤の存在、沈殿防止剤の割合、結合剤の割合、および物理的特性から選択される、第1の特性において少なくとも異なる。
【0026】
したがって、第1フラクションは、例えば無色のものであってよく、第2フラクションは着色されていてよい。あるいは両方のフラクションの混合が均一であって、第1フラクションおよび第2フラクションが染料の種類または割合においてのみ異なる場合には、フラクションの混合物が成形装置において、圧縮および焼成後に均一な色調および/または色彩を有するピースとなるように、第1フラクションが特定の色の第1の染料を、第2フラクションが特定の第2の色の染料を含んでよい。両方のフラクションの混合がより不均一となると、領域またはモティーフが明らかに異なる色調及び/または色彩を有するようになり、あるいは、フラクションが異なる組成(例えば、結合剤の割合、異なる結合能力を有する異なる結合剤、異なる湿り度合、異なる粒径分布)を有する場合、均一でない色彩が得られる。
【0027】
上記フラクションの一方または両方は、第3フラクションと組み合わせてよい。第3フラクションは、順に、第1フラクションおよび第2フラクションとは異なる性質、例えば、第1フラクションおよび第2フラクションの粒状体寸法よりも大きい粒状体寸法、より大きい又はより小さい結合能力の結合剤、より大きい割合の結合剤、異なる染料、異なる割合の染料、沈殿防止剤の存在もしくは不存在、異なる種類および/または異なる割合の沈殿防止剤を有する。あるいは、第3フラクションは、それ自体で、あるいは上記において規定した異なる性質を有する他のものと組み合わせて、成形後に焼成したピースにおいて目に見える状態で残る、幾何学形状、一定の又は不定形の線、塊、または不定形の片(もしくはピース)のような形状および構造の予備成形体に予備成形してよい。
【0028】
焼成のために、成形後に得られる未焼成のピースを、常套の方法で、耐火材(もしくは耐火煉瓦)の上に又は連続メッシュ炉を使用する場合には耐火メッシュの上に配置することができる。耐火材を使用する場合には、耐火材は予め常套の被着材の混合物(例えばカオリン)で被覆してよい。
【0029】
必要に応じて、焼成した材料に、常套の方法で、ピースを研削し、研磨し、または該ピースを面取りすることによって、仕上を施してもよい。研削または研磨工程は、ピースが有するべき最終的な外観に応じて行なわれるであろう。
【0030】
焼成工程において炉は、連続炉および不連続炉から選択され、あるいはマッフル炉であり、またはマッフル炉ではない。前記焼成は、15〜120分間の時間をかけて、実施されるが、この時間は、使用される炉の種類に大きく依存する。焼成は、成形された材料の溶融温度である最大温度にて実施され、通常700℃〜1300℃の間になる傾向にある。
【0031】
本発明の方法によって、あらゆる種類のフォーマットおよび大きさのガラスピースまたは結晶化ガラスタイプのピースを得ることができる。例えば、直接使用してよい大きなボード、またはそれらの用途に応じて適当な寸法にカットされるボードが得られる。本発明のガラスまたは結晶化ガラス物質から得られるピースは、透明または不透明なガラスの外観を有してよく、あるいは、それらは大理石または天然石の外観を有してよく、また、ベース材料が上述した類の第3フラクションを含む場合には、それらは、例えば大理石のような天然石の縞目(または石目)をまねるような、目に見えるモティーフを有することがある。
【0032】
本発明の他の更なる対象は、ガラスまたは結晶化ガラスの物質の使用であり、あるいは、説明した方法の態様のいずれかに従って当該材料から得られ、建築用の材料の製造において、また特に塗り床、建物外面または壁の要素として、あるいは装飾材料として使用するための任意の材料の使用である。
【0033】
本発明の方法によって得られる材料の工業的用途の範囲は、得られる寸法の多様性ならびに装飾的なモティーフおよび色彩の無限の多様性に起因して、非常に広い。
【0034】
さらにまた、機械成形工程の間に装飾的な効果を得ることが本発明の物質により可能になることは、前記装飾的なモティーフが全体に付与されることを許容し、従来技術に関連して重要な利点が達成される。この利点は、表面が摩耗した場合、あるいはピースが切断された場合に、製品の外観を維持することにある。これは、例えば、天然石の外観の模倣を、ピースの表面だけでなく、その両側面においても可能にし、これは、ピースが例えば角(またはコーナー)に配置された場合において、その側面が目に見えるときに、あるいは、ピースがカバーまたは「ボード」として使用される場合に、特に興味深いことである。
【0035】
従来技術にまさる本発明の方法の重要な利点は、機械成形工程を乾式で実施できることである。これは、非常に少ない水分の存在下で全体を結合し得る結合剤を添加した結果のものである。
【0036】
別の更なる利点は、装飾的なモティーフおよび色彩のバリエーションが、例えば天然石において見い出されるそれらよりも、非常に多いことである。
【0037】
大理石のような材料に関連する、本発明の材料およびそれから得られるピースの他の利点は、それらが、酸および塩基のような化学薬品に対してより大きい耐性を有することに加えて、より大きい耐摩耗性を有し、より大きい歪抵抗性をも有することである。
【0038】
(本発明の態様)
本発明は、下記の実施例に基づいて説明される。
【0039】
実施例1:透明なフリットAの混合物であって:
Na2O...4%、
K2O...3%、
CaO...6%、
MgO...2%、
ZnO...2%、
BaO...2%、
B2O3...10%、
Al...7%、
SiO2...61%、
ZrO2...3%、
および沈殿防止剤としてのカオリンを94.12〜3.92%の割合で含む混合物が調製される。当該混合物は、固体材料の量に対して35%の含水量を使用して、ボールミルで粉砕される。これは、45μmのふるいにおいて15%〜20%の残留物が得られるまで粉砕される。
【0040】
粉砕後、アクリル酸エステルのコポリマーの1.96重量%の水性ディスパージョンが混合物に添加される。
【0041】
得られた混合物を、乾燥し、造粒して、乾燥基準で含水量が0〜2%であり、粒度分布が0〜1mmである粒状体を得る。
【0042】
実施例2:実施例1で得た乾燥した粒状材料のフラクションを、SiO2 ZnO2 V2O3である無機顔料で被覆し、青の色合いを付与した。顔料の量は、混合物全体に対して0.01〜1重量%である。
【0043】
実施例3:実施例1で得た透明な粒状材料および実施例2の着色材料は、常套の機械成形装置、具体的にはプレスに供給され、60×40×1.5cmのフォーマットを有するピースが得られる。
【0044】
未焼成のピースは、カオリンのような常套の被着材の混合物で予め被覆された耐火材の上に配置され、それは1000℃〜1050℃の最大温度にて、合計55分間、焼成サイクルに付される。
【0045】
最後に、ピースが有するべき最終的な外観に応じて、研磨、研削または面取りにより、仕上げ工程が実施される。
【0046】
実施例4:型(またはモールド)を、実施例1で得られた透明な粒状材料で満たし、実施例2で得た材料を、それを適量に分ける格子に沿って通過させた後、縞を形成するであろう不規則なストリップを形成するように、当該型内に入れる。このようにして、縞大理石の外観を有する最終のピースが得られる。
【0047】
実施例5:型を、実施例1で得た透明な粒状材料で満たし、実施例2で得た材料を、同種の又は種々の幾何学形状の装飾を有する最終的なピースが得られるように、当該型内に可動式ノズルを使用して入れる。
【0048】
実施例6:型を、実施例1で得た透明な粒状材料で満たし、実施例2で得た材料を予備成形してから、圧縮および続いて行なわれる焼成の後に、幾何学形状の装飾を有するピースが得られるように、当該型内に入れる。
【0049】
実施例7:圧縮および続いて行なわれる焼成の後に、幾何学形状の装飾を有するピースが得られるように、異なる材料を同時に型に入れること以外は、実施例6と同様にした。
Claims (33)
- 焼成されたガラスの又は結晶化ガラスのピースを製造するためのベース材料であって、2000μmより小さい直径を有する粒子寸法の粒状体を含む粒状材料であって、少なくとも、
フリット組成物、エナメル組成物、ガラスおよびそれらの混合物から選択される、60〜99.89重量%の第1成分、
ベース材料の焼結温度の終了点よりも低い分解温度を有する、0.1〜5重量%の有機結合剤、
を含むこと、ならびに、当該材料が、含水量が3重量%よりも少ない粒状体の形態であることを特徴とするベース材料。 - 粒状体が1000μmよりも小さい直径を有する粒状体であることを特徴とする請求項1に記載の材料。
- 結合剤が、
ビニル、アクリル、および/またはエチレンポリマー、ならびにその誘導体の合成プラスチック水性ディスパージョン、
合成樹脂、
天然樹脂、
多糖類および変性多糖類、
ポリビニルアルコール、
ワックス、
ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、
シリコーン、およびシリコーン誘導体、および
アルキル樹脂、
セルロース誘導体、
ならびにそれらの組み合わせ
により形成される群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の材料。 - 結合剤がアクリル酸エステルコポリマーであることを特徴とする請求項3に記載の材料。
- 少なくとも沈殿防止剤をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の材料。
- 沈殿防止剤の量が0.01〜20重量%であることを特徴とする請求項5に記載の材料。
- 沈殿防止剤が有機製品および無機製品から選択されることを特徴とする、請求項5または請求項6に記載の材料。
- 沈殿防止剤がカオリンであることを特徴とする請求項7に記載の材料。
- 少なくとも染料をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の材料。
- 染料の量が0.01〜15重量%である請求項9に記載の材料。
- 染料が、無機化合物、可溶性の塩、および着色フリットから選択されることを特徴とする請求項10に記載の材料。
- 染料が無機顔料であることを特徴とする請求項10または11に記載の材料。
- 前記粒状体の全体にわたって染料が分散していることを特徴とする請求項10、11または12に記載の材料。
- 染料が、当該材料の粒状体の少なくとも一部のコーティングとして存在することを特徴とする、請求項10、11、12または13に記載の材料。
- ガラスの又は結晶化ガラスのピースを製造するためのベース材料を製造する方法であって:
フリット組成物、エナメル組成物、ガラス、およびそれらの任意の混合物から選択される、少なくとも第1成分を、上述の結合剤から選択される、少なくとも有機結合剤と混合し、これを1000μmよりも小さい直径を有する粒子寸法が得られるまで湿式粉砕することによって、第1混合物を調製する第1工程、
第1混合物を造粒し、含水量が3重量%より少なくなるように乾燥して、第1成分を60〜99.89重量%、および有機結合剤を0.1〜5重量%を含む、直径が2000μmよりも小さい粒状体である粒状材料を得る第2工程
を含むことを特徴とする方法。 - 粒状体が1000μmよりも小さい直径を有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 結合剤が、水性ディスパージョンの形態で、溶液の形態で、または固体として、添加されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 染料もまた第1工程において添加されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 沈殿防止剤もまた第1工程において添加されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
- ガラスの又は結晶化ガラスのピースを製造する方法であって、
請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法に従って得たベース材料を、機械成形装置に供給して、成形された材料を調製すること、
成形された材料を焼成すること
を含むことを特徴とする方法。 - 機械成形が圧縮により実施されることを特徴とする請求項20に記載の方法。
- 圧縮の際に350kg/cm2〜600kg/cm2の圧力が加えられることを特徴とする請求項21に記載の方法。
- 機械成形が押出により実施されることを特徴とする請求項20に記載の方法。
- ベース材料が、請求項1で規定される特性と異なる物理的特性を少なくとも有する形状に少なくとも予備成形されることを特徴とする請求項20〜23のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1〜14のいずれか1項に記載のベース材料の第1フラクション;
請求項1〜14のいずれか1項に記載のベース材料の第2フラクション;
請求項1〜14のいずれか1項に記載のベース材料の第3フラクション;
であって、粒子寸法、湿り度合、染料の存在、染料の割合、沈殿防止剤の存在、沈殿防止剤の割合、結合剤の割合、および物理的特性から選択される少なくとも第1特性において異なっている第1フラクション、第2フラクションおよび第3フラクションから選択される少なくとも2つのフラクションを成形装置に供給することを特徴とする、請求項20〜23のいずれか1項に記載の方法。 - 第3フラクションが、第1フラクションおよび第2フラクションの粒子寸法よりも大きい粒子寸法を少なくとも有することを特徴とする請求項25に記載の方法。
- 第1フラクションが、請求項24に従って調製されたことを特徴とする請求項25に記載の方法。
- 焼成が、連続炉および不連続炉から選択される炉であり、あるいはマッフル炉または非マッフル炉において実施されることを特徴とする請求項20に記載の方法。
- 焼成が15〜120分間、実施されることを特徴とする請求項20に記載の方法。
- 焼成が成形された材料の融点である最大温度にて実施されることを特徴とする請求項20、28、または29に記載の方法。
- 請求項20〜30のいずれか1項に記載の方法により得られた、ガラスの又は結晶化ガラスのピース。
- 建築材料として有用なガラスの又は結晶化ガラスタイプのピースの製造における、請求項1〜14のいずれかに記載の材料の使用。
- 建築材料が、塗り床、建物外面または壁の要素、または装飾的要素である、請求項32に記載の使用。
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