JPH0725595U - カールコードの接続装置 - Google Patents
カールコードの接続装置Info
- Publication number
- JPH0725595U JPH0725595U JP5944993U JP5944993U JPH0725595U JP H0725595 U JPH0725595 U JP H0725595U JP 5944993 U JP5944993 U JP 5944993U JP 5944993 U JP5944993 U JP 5944993U JP H0725595 U JPH0725595 U JP H0725595U
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- cord
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カールコードの捩れが生じない様にし、捩れに
よるコードの損傷を防止すると共にカールコードの長寿
命化を図る。 【構成】カールコード4の接続基端部5を回転可能と
し、カールコードに回転する力が加わると、接続基端部
が回転し、カールコードに掛かった回転力を解放する。
よるコードの損傷を防止すると共にカールコードの長寿
命化を図る。 【構成】カールコード4の接続基端部5を回転可能と
し、カールコードに回転する力が加わると、接続基端部
が回転し、カールコードに掛かった回転力を解放する。
Description
【0001】
本考案は、電話機、コンピュータ用キーボード、無線器等に使用されるカール コードの接続装置に関するものである。
【0002】
カールコード1は、電気的接続を必要としながらも機器本体とは分離して使用 する構成部を備えるもの、例えば図7に示す様な電話機2の送受話器3、その他 図示しないがコンピュータ用キーボード、無線器用マイク等と機器本体との接続 に多く使用されている。カールコード1は一般のコードと違い、必要な時だけ伸 長することが可能なので、コードの巻取り等が不要で作業性がよい。
【0003】
しかし、一般的にカールコードによって機器本体と接続されている付属機器は 使用頻度が高い為、カールコードに捩れが生じ易く、そのままの使用を重ねると 所要長さが得られなくなることもある。又、捩れが生じたままでカールコードを 使用すると、カールコードの一部に負担が掛かり、コード芯線が切れるという問 題があった。又更に、捩れによるコードの損傷を防止する為には、捩れをその都 度元に戻すという繁雑さがあった。
【0004】 本考案は斯かる実情に鑑み、高い頻度で使用を重ねてもカールコードに捩れが 生じることなく、捩れによるコード芯線の損傷を防止することのできるカールコ ードの接続装置を提供しようとするものである。
【0005】
本考案は、カールコードの接続基端部を回転可能としたことを特徴とするもの である。
【0006】
カールコードに回転する力が加わると、接続基端部が回転し、カールコードに 掛かった回転力を解放する。
【0007】
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
【0008】 図1〜図3は機器本体に組込まれたカールコードの接続装置を示している。図 中5は、カールコード4に接続されたコネクタである。該コネクタ5は前記カー ルコード4が接続している摘み部6と、該摘み部6より延出し、後述するジャッ ク7に挿入可能なプラグ8とから成る。該プラグ8の先端部にくびれ部9を形成 し、又、適宜箇所に相互に絶縁された所要数(図では2つ)の接触輪10を設け る。
【0009】 ジャック7について説明する。ジャック7は略円筒形状であり、該ジャック7 の機器本体11との接合面には前記プラグ8が挿入可能な中空凸状の嵌合部12 が設けられ、該嵌合部12は機器本体11を貫通し、外部に露出している。
【0010】 前記ジャック7の反接合端部の内壁に円筒形状の中心に向かって突出した回転 支持部13が放射状に等分割した位置に所要数(図では3つ)設けられている。 該回転支持部13は筒状で、内部にはコイルスプリング14、及びボール15が 収納され、該コイルスプリング14は前記ボール15を突出方向に付勢している 。又、前記回転支持部13の先端は小径となっており、ボール15の脱落が防止 される。
【0011】 前記回転支持部13と干渉しない位置に所要数のピックアップ16を設ける。 該ピックアップ16はバネ性を有する線状材であり、一端が前記ジャック7の内 壁に固着され、一部が凸状に湾曲し、接点部を形成する。該接点部は前記接触輪 10と接触する。更に、該ピックアップ16は機器本体11内部の回路に接続さ れている。
【0012】 以下、作用を説明する。
【0013】 カールコード4のコネクタ5を前記ジャック7に挿入すると、前記くびれ部9 に、コイルスプリング14によって付勢されたボール15が嵌合し、ボール15 とくびれ部9との嵌合力により脱抜方向に対して保持力が発揮され、プラグ8は 支持される。
【0014】 コネクタ5に回転する力が加わっても、前記くびれ部9はボール15によって 脱抜方向に対して点で支持され、回転方向の規制はしていないので容易に回転す る。
【0015】 信号接続は、前記接触輪10とピックアップ16によって行われる。尚、ピッ クアップ16の接点部は必ずしも湾曲させる必要はない。
【0016】 又、コネクタ5はボール15とくびれ部9との嵌合力以上の脱抜力を加えるこ とで容易に引抜くことができる。
【0017】 次に、本考案の他の実施例を説明する。
【0018】 図4〜図6はカールコード接続基端部に設けられたカールコードの接続装置で ある。該カールコードの接続装置は、カールコード17が直接接続されている回 転部18と、該回転部18を回転自在に収納する回転支持部19とから成る。
【0019】 前記回転部18はカールコード17が接続される軸部20が凸状に突出したデ ィスク形状をしており、反軸部側円盤面には、前記回転部18の軸心と同心で、 径の異なる接点リング21a,21bが設けられ、それぞれの接点リング21a ,21bと前記カールコード17の芯線22a,22bとを接続する。
【0020】 前記回転支持部19は前記回転部18を収納し、前記軸部20は回転支持部1 9の一端面を貫通する。又、前記回転部18の接点リング21a,21bと対峙 する位置に、接点リング21a,21bの数と同数のバネ性を有する線状材のピ ックアップ23を配設し、該ピックアップ23の少なくとも一端を回転支持部1 9の円筒内壁面に固着する。該ピックアップ23の一部は凸状に湾曲して接点部 を形成し、前記接点リング21a,21bに当接する。又、ピックアップ23の バネ性は、接点部と接点リング21a,21b間に所要の接触圧を生じさせると 共に回転部18を軸部20側に付勢して保持力を発揮する。
【0021】 前記回転支持部19に機器本体側のコード24を取付け、該機器本体側のコー ド24の芯線を前記ピックアップ23に接続する。
【0022】 以下、作用を説明する。
【0023】 カールコード17に回転する力が加わると、回転支持部19に支持された回転 部18が回転し、カールコード17に加わった回転力を解放する。接点リング2 1a,21bを回転部18の軸心と同心に設けたので、回転部18が回転しても 、ピックアップ23との接触が損なわれることがなく、信号接続に支障はない。
【0024】 尚、上記実施例に於いて、接点リングは回転部の円筒面に設けてもよい等、種 種変更が可能なことは勿論である。
【0025】 又、上記他の実施例では、カールコード、コードのいずれかに標準のコネクタ 付けることにより、従来の装置に使用可能である。
【0026】 又、接触輪、接点リングは3以上適宜数設けてもよい。
【0027】
【考案の効果】 以上述べた如く本考案によれば、カールコードの接続基端部を回転可能とした ので、カールコードに捩れが生じることがなく、効率よくカールコードを使用す ることができる。又、カールコードが捩れによって損傷することがないので、カ ールコードの長寿命化が実現する。
【0028】 更に、本考案では、接点を増やせる構造となっているので、伝達信号数8位迄 の対応が可能である。
【図1】本考案の一実施例を示す説明断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】該実施例に係るプラグとピックアップとの接続
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す説明断面図である。
【図5】該実施例に係る接触輪とピックアップとの接続
状態を機器本体側から見た説明図である。
状態を機器本体側から見た説明図である。
【図6】同前実施例に係る接触輪とピックアップとの接
続状態を回転部円筒面側から見た説明図である。
続状態を回転部円筒面側から見た説明図である。
【図7】従来のカールコードの使用例を示す斜視図であ
る。
る。
4 カールコード 5 コネクタ 9 くびれ部 13 回転支持部 14 コイルスプリング 15 ボール 18 回転部 19 回転支持部 21 接点リング
Claims (3)
- 【請求項1】 カールコードの接続基端部を回転可能と
したことを特徴とするカールコードの接続装置。 - 【請求項2】 カールコードの接続基端部がコネクタを
有し、被接続側がジャックを有し、前記コネクタのプラ
グ先端にくびれ部を設けると共に基側に所要数の接触輪
を設け、前記ジャックにスプリングに付勢されたボール
と前記接触輪に接触するピックアップを設け、前記プラ
グのジャック挿入時に前記ボールとくびれ部が嵌合可能
とした請求項1のカールコードの接続装置。 - 【請求項3】 カールコードの接続基端部がディスク状
の回転部を有し、被接続側が該回転部を収納する回転支
持部を有し、前記回転部に所要数の接点リングを設け、
前記回転支持部に前記接点リングと接触するピックアッ
プを設けた請求項1のカールコードの接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059449U JP2604648Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | カールコードの接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059449U JP2604648Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | カールコードの接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725595U true JPH0725595U (ja) | 1995-05-12 |
JP2604648Y2 JP2604648Y2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=13113617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993059449U Expired - Lifetime JP2604648Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | カールコードの接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604648Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014034740A1 (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | 株式会社 潤工社 | ケーブル |
WO2017181487A1 (zh) * | 2016-04-17 | 2017-10-26 | 朱子毅 | 一种电气编码锁 |
WO2021241331A1 (ja) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ装置 |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP1993059449U patent/JP2604648Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014034740A1 (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | 株式会社 潤工社 | ケーブル |
JP2014063716A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-04-10 | Junkosha Inc | ケーブル |
WO2017181487A1 (zh) * | 2016-04-17 | 2017-10-26 | 朱子毅 | 一种电气编码锁 |
WO2021241331A1 (ja) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2604648Y2 (ja) | 2000-05-22 |
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