JP2604648Y2 - カールコードの接続装置 - Google Patents

カールコードの接続装置

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JP2604648Y2
JP2604648Y2 JP1993059449U JP5944993U JP2604648Y2 JP 2604648 Y2 JP2604648 Y2 JP 2604648Y2 JP 1993059449 U JP1993059449 U JP 1993059449U JP 5944993 U JP5944993 U JP 5944993U JP 2604648 Y2 JP2604648 Y2 JP 2604648Y2
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JP
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curl cord
contact
cord
ball
pickup
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JP1993059449U
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章夫 富山
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電話機、コンピュータ
用キーボード、無線器等に使用されるカールコードの接
続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カールコード1は、電気的接続を必要と
しながらも機器本体とは分離して使用する構成部を備え
るもの、例えば図7に示す様な電話機2の送受話器3、
その他図示しないがコンピュータ用キーボード、無線器
用マイク等と機器本体との接続に多く使用されている。
カールコード1は一般のコードと違い、必要な時だけ伸
長することが可能なので、コードの巻取り等が不要で作
業性がよい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、一般的にカー
ルコードによって機器本体と接続されている付属機器は
使用頻度が高い為、カールコードに捩れが生じ易く、そ
のままの使用を重ねると所要長さが得られなくなること
もある。又、捩れが生じたままでカールコードを使用す
ると、カールコードの一部に負担が掛かり、コード芯線
が切れるという問題があった。又更に、捩れによるコー
ドの損傷を防止する為には、捩れをその都度元に戻すと
いう繁雑さがあった。
【0004】本考案は斯かる実情に鑑み、高い頻度で使
用を重ねてもカールコードに捩れが生じることなく、捩
れによるコード芯線の損傷を防止することのできるカー
ルコードの接続装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、カールコード
の接続基端部がコネクタを有し、被接続側がジャックを
有し、前記コネクタのプラグ先端にくびれ部を設けると
共に基側に所要数の接触輪を設け、前記ジャックにスプ
リングに付勢されたボールと前記接触輪と信号接続を行
うピックアップを設け、前記プラグのジャック挿入時に
前記ボールとくびれ部が嵌合可能としたことを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】コネクタをジャックに挿入した状態では、接触
輪とピックアップとが接触し、安定した信号接続を行
う。又、カールコードに回転する力が加わると、接続基
端部が回転し、カールコードに掛かった回転力を解放す
る。又、前記ボールと前記くびれ部との嵌合により、プ
ラグ抜脱方向に対する所要の保持力が発生し、プラグ挿
入状態が保持される。更に、前記保持力以上の力を前記
プラグに作用させると前記ボールがスプリングに抗して
くびれ部から外れ、前記プラグが引抜かれる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。
【0008】図1〜図3は機器本体に組込まれたカール
コードの接続装置を示している。図中5は、カールコー
ド4に接続されたコネクタである。該コネクタ5は前記
カールコード4が接続している摘み部6と、該摘み部6
より延出し、後述するジャック7に挿入可能なプラグ8
とから成る。該プラグ8の先端部にくびれ部9を形成
し、又、適宜箇所に相互に絶縁された所要数(図では2
つ)の接触輪10を設ける。
【0009】ジャック7について説明する。ジャック7
は略円筒形状であり、該ジャック7の機器本体11との
接合面には前記プラグ8が挿入可能な中空凸状の嵌合部
12が設けられ、該嵌合部12は機器本体11を貫通
し、外部に露出している。
【0010】前記ジャック7の反接合端部の内壁に円筒
形状の中心に向かって突出した回転支持部13が放射状
に等分割した位置に所要数(図では3つ)設けられてい
る。該回転支持部13は筒状で、内部にはコイルスプリ
ング14、及びボール15が収納され、該コイルスプリ
ング14は前記ボール15を突出方向に付勢している。
又、前記回転支持部13の先端は小径となっており、ボ
ール15の脱落が防止される。
【0011】前記回転支持部13と干渉しない位置に所
要数のピックアップ16を設ける。該ピックアップ16
はバネ性を有する線状材であり、一端が前記ジャック7
の内壁に固着され、一部が凸状に湾曲し、接点部を形成
する。該接点部は前記接触輪10と接触する。更に、該
ピックアップ16は機器本体11内部の回路に接続され
ている。
【0012】以下、作用を説明する。
【0013】カールコード4のコネクタ5を前記ジャッ
ク7に挿入すると、前記くびれ部9に、コイルスプリン
グ14によって付勢されたボール15が嵌合し、ボール
15とくびれ部9との嵌合力により脱抜方向に対して保
持力が発揮され、プラグ8は支持される。
【0014】コネクタ5に回転する力が加わっても、前
記くびれ部9はボール15によって脱抜方向に対して点
で支持され、回転方向の規制はしていないので容易に回
転する。
【0015】信号接続は、前記接触輪10とピックアッ
プ16によって行われる。尚、ピックアップ16の接点
部は必ずしも湾曲させる必要はない。
【0016】又、コネクタ5はボール15とくびれ部9
との嵌合力以上の脱抜力を加えることで容易に引抜くこ
とができる。
【0017】次に、本考案の他の実施例を説明する。
【0018】図4〜図6はカールコード接続基端部に設
けられたカールコードの接続装置である。該カールコー
ドの接続装置は、カールコード17が直接接続されてい
る回転部18と、該回転部18を回転自在に収納する回
転支持部19とから成る。
【0019】前記回転部18はカールコード17が接続
される軸部20が凸状に突出したディスク形状をしてお
り、反軸部側円盤面には、前記回転部18の軸心と同心
で、径の異なる接点リング21a,21bが設けられ、
それぞれの接点リング21a,21bと前記カールコー
ド17の芯線22a,22bとを接続する。
【0020】前記回転支持部19は前記回転部18を収
納し、前記軸部20は回転支持部19の一端面を貫通す
る。又、前記回転部18の接点リング21a,21bと
対峙する位置に、接点リング21a,21bの数と同数
のバネ性を有する線状材のピックアップ23を配設し、
該ピックアップ23の少なくとも一端を回転支持部19
の円筒内壁面に固着する。該ピックアップ23の一部は
凸状に湾曲して接点部を形成し、前記接点リング21
a,21bに当接する。又、ピックアップ23のバネ性
は、接点部と接点リング21a,21b間に所要の接触
圧を生じさせると共に回転部18を軸部20側に付勢し
て保持力を発揮する。
【0021】前記回転支持部19に機器本体側のコード
24を取付け、該機器本体側のコード24の芯線を前記
ピックアップ23に接続する。
【0022】以下、作用を説明する。
【0023】カールコード17に回転する力が加わる
と、回転支持部19に支持された回転部18が回転し、
カールコード17に加わった回転力を解放する。接点リ
ング21a,21bを回転部18の軸心と同心に設けた
ので、回転部18が回転しても、ピックアップ23との
接触が損なわれることがなく、信号接続に支障はない。
【0024】尚、上記実施例に於いて、接点リングは回
転部の円筒面に設けてもよい等、種種変更が可能なこと
は勿論である。
【0025】又、上記他の実施例では、カールコード、
コードのいずれかに標準のコネクタ付けることにより、
従来の装置に使用可能である。
【0026】又、接触輪、接点リングは3以上適宜数設
けてもよい。
【0027】
【考案の効果】以上述べた如く本考案によれば、カール
コードの接続基端部を回転可能としたので、カールコー
ドに捩れが生じることがなく、効率よくカールコードを
使用することができる。又、カールコードが捩れによっ
て損傷することがないので、カールコードの長寿命化が
実現し、前記カールコードは被接続部に対して容易に着
脱可能である。
【0028】更に、本考案では、接点を増やせる構造と
なっているので、伝達信号数8位迄の対応が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す説明断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】該実施例に係るプラグとピックアップとの接続
状態を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す説明断面図である。
【図5】該実施例に係る接触輪とピックアップとの接続
状態を機器本体側から見た説明図である。
【図6】同前実施例に係る接触輪とピックアップとの接
続状態を回転部円筒面側から見た説明図である。
【図7】従来のカールコードの使用例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
4 カールコード 5 コネクタ 9 くびれ部 13 回転支持部 14 コイルスプリング 15 ボール 18 回転部 19 回転支持部 21 接点リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 35/04 H01R 13/56 H04M 1/15

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カールコードの接続基端部がコネクタを
    有し、被接続側がジャックを有し、前記コネクタのプラ
    グ先端にくびれ部を設けると共に基側に所要数の接触輪
    を設け、前記ジャックにスプリングに付勢されたボール
    と前記接触輪と信号接続を行うピックアップを設け、前
    記プラグのジャック挿入時に前記ボールとくびれ部が嵌
    合可能としたことを特徴とするカールコードの接続装
    置。
JP1993059449U 1993-10-07 1993-10-07 カールコードの接続装置 Expired - Lifetime JP2604648Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993059449U JP2604648Y2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 カールコードの接続装置

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JP1993059449U JP2604648Y2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 カールコードの接続装置

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JPH0725595U JPH0725595U (ja) 1995-05-12
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JP2014063716A (ja) * 2012-08-31 2014-04-10 Junkosha Inc ケーブル
WO2017181487A1 (zh) * 2016-04-17 2017-10-26 朱子毅 一种电气编码锁
JP2021190231A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ装置

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