JPH07255916A - 遊技機における回転表示装置 - Google Patents

遊技機における回転表示装置

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JPH07255916A
JPH07255916A JP6074368A JP7436894A JPH07255916A JP H07255916 A JPH07255916 A JP H07255916A JP 6074368 A JP6074368 A JP 6074368A JP 7436894 A JP7436894 A JP 7436894A JP H07255916 A JPH07255916 A JP H07255916A
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JP
Japan
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display device
belt
pattern display
display film
symbol display
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6074368A
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English (en)
Inventor
Hideo Sakamoto
秀男 坂本
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Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07255916A publication Critical patent/JPH07255916A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速回転使用における耐久性に優れた図柄表
示ベルトを備えた遊技機における回転表示装置を提供す
る。 【構成】 回転表示装置20を、その外周に複数の図柄
が描かれた図柄表示フィルム35がモータ24によって
駆動される駆動ローラ25を含む複数のローラ25〜2
9に掛け渡される構造とし、上記駆動ローラ25から図
柄表示フィルム35への駆動伝達を、図柄表示フィルム
35に形成された磁着部と磁気力を有する駆動ローラ2
5との間の磁気吸着により行う。 【効果】 図柄表示フィルム35に駆動伝達用の係合穴
を穿設する必要がない。このため、図柄表示フィルム3
5を高速回転使用する場合においても、図柄表示フィル
ム35に破損が生じる虞がなく、図柄表示フィルム35
の耐久性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機に設けられ且つ
モータの回転によって機械的に変動される遊技機におけ
る回転表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機、例えば、パチンコ機の遊
技盤に設けられ且つモータの回転によって機械的に変動
される回転表示装置においては、円筒状の回転ドラムの
表面に複数の図柄を描いたものをモータによって回転駆
動する回転ドラム装置が主流を占めていた。このような
回転ドラム装置においては、回転ドラムの直径が一定で
あるため、その外周面に描かれる図柄の数が限定され、
図柄の数を変えたいという要求に簡単に対応することが
できないという欠点があった。また、円筒状の回転ドラ
ムを使用しているため、遊技盤に取り付けた際に後方へ
の突出量が大きくなるという欠点があった。
【0003】このため、近年では、上記回転ドラム装置
の代わりに例えばベルト状の図柄表示フィルムを用い
て、あたかも円筒状の回転ドラムが回転しているような
遊技性の付与を可能にする回転表示装置が提案されてい
た。この回転表示装置では、フレキシビリティのある図
柄表示フィルムを使用することで、図柄数の容易な変
更、及び装置の薄型化の招来を可能にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ような図柄表示フィルムを備えた回転表示装置では、そ
の図柄表示フィルムの回転駆動を送り爪を備えた駆動プ
ーリの駆動により行っていた。このため、高速回転され
る図柄表示フィルムの回転頻度が増加した場合には、上
記駆動プーリの送り爪との係合用に形成された図柄表示
フィルムの係合穴に破損が生じるという欠点があった。
本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目
的とするところは、高速回転使用における耐久性に優れ
た図柄表示ベルト(図柄表示フィルム)を備えた遊技機
における回転表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
回転表示装置は、上記した目的を達成するために、遊技
機に設けられ且つモータの回転によって機械的に変動さ
れる回転表示装置において、以下の手段を講じている。
【0006】即ち、回転表示装置は、外周に複数の図柄
が描かれた図柄表示ベルトと、該図柄表示ベルトが掛け
渡される駆動ローラを含む複数のローラと、を備え、前
記駆動ローラによる前記図柄表示ベルトの回転駆動は、
駆動ローラと図柄表示ベルトとの相互の磁力により行
う。
【0007】また、本発明の請求項2記載の回転表示装
置は、上記した目的を達成するために、遊技機に設けら
れ且つモータの回転によって機械的に変動される回転表
示装置において、以下の手段を講じている。
【0008】即ち、回転表示装置は、外周に複数の図柄
が描かれた図柄表示ベルトと、該図柄表示ベルトが掛け
渡される駆動ローラを含む複数のローラと、を備え、前
記駆動ローラによる前記図柄表示ベルトの回転駆動は、
駆動ローラと図柄表示ベルトとの相互の圧接力により行
う。
【0009】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、回転表示装
置は、外周に複数の図柄が描かれた図柄表示ベルトと、
該図柄表示ベルトが掛け渡される駆動ローラを含む複数
のローラと、を備え、前記駆動ローラによる前記図柄表
示ベルトの回転駆動は、駆動ローラと図柄表示ベルトと
の相互の磁力により行うので、図柄表示ベルト側に駆動
伝達用の係合穴を穿設する必要がない。このため、図柄
表示ベルトを高速回転使用する場合においても、図柄表
示ベルトに破損が生じる虞がなく、結果として、図柄表
示ベルトの耐久性を向上することができる。
【0010】上記請求項2記載の構成によれば、回転表
示装置は、外周に複数の図柄が描かれた図柄表示ベルト
と、該図柄表示ベルトが掛け渡される駆動ローラを含む
複数のローラと、を備え、前記駆動ローラによる前記図
柄表示ベルトの回転駆動は、駆動ローラと図柄表示ベル
トとの相互の圧接力により行うので、前記請求項1記載
の構成と同様に、図柄表示ベルト側に駆動伝達用の係合
穴を穿設する必要がない。このため、図柄表示ベルトを
高速回転使用する場合においても、図柄表示ベルトに破
損が生じる虞がなく、結果として、図柄表示ベルトの耐
久性を向上することができる。
【0011】
【実施例】
〔第1実施例〕本発明の一実施例を図1乃至図2に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
【0012】まず、図1を参照して実施例に係る回転表
示装置20が適用される遊技機の一例としてのパチンコ
機1の構成について説明する。図1は、パチンコ機1の
正面図である。図において、パチンコ機1の額縁状に形
成された前面枠2の開口には、金枠3が周設されてい
る。そして、その金枠3には、ガラスを有するガラス扉
枠4と前面扉板5とが開閉自在に設けられている。ガラ
ス扉枠4の後方には、遊技盤6が配置され、前面扉板5
の表面には、打球を貯留し、かつ図示しない打球発射位
置に打球を供給する上皿7が固定されている。更に、前
面枠2の下方には、打球の発射力を調整する操作ハンド
ル8、及び前記上皿7に貯留しきれなかった景品玉を貯
留する下皿9が設けられている。
【0013】前記遊技盤6の前面には、ほぼ円状に設け
られる誘導レール10によって区画された遊技領域11
が形成されている。遊技領域11のほぼ中央には、本実
施例の要部を構成する回転表示装置20が配置されてい
る。この回転表示装置20は、後述する始動入賞口14
a〜14cに入賞した入賞玉数を記憶した旨を報知する
始動記憶表示器32と、複数(本実施例の場合には、3
つ)の回転表示ベルトとを含んでいる。始動記憶表示器
32は、回転表示ベルトの変動表示中又は大当り状態中
のときに打球が始動入賞口14a〜14cに入賞したと
きに記憶保留され、その保留された数だけ始動記憶表示
器32が点灯し、回転表示ベルトの変動開始毎に1つず
つ消灯するようになっている。ただし、その記憶数は、
最高4個までとされ、それ以上の始動入賞は、無効とさ
れる。
【0014】また、本実施例における回転表示ベルト
は、後述するように、複数の図柄がその外周面に描かれ
た図柄表示フィルム35で構成され、回転表示装置20
は、そのような図柄表示フィルム35を複数(3つ)内
蔵している。本実施例における3つの図柄表示フィルム
35に描かれる図柄の数は、例えば、10個、11個、
12個とそれぞれ異なっている。また、それぞれの回転
表示ベルトに表示される図柄は、遊技者から見て3つ見
えるようになっており、したがって、3つの回転表示ベ
ルトが停止したときに縦横3つずつの図柄が表示される
ことになる。そして、横3本及び斜め2本の当りライン
上に予め定めた図柄が表示されているときには、大当り
遊技状態となり、後述するように変動入賞装置12を駆
動制御して短時間に多数の入賞玉が発生するようになっ
ている。なお、回転表示装置20の構成については、後
に詳述する。
【0015】上記した回転表示装置20の下方に変動入
賞装置12が配置されている。変動入賞装置12は、開
閉板13を有しており、その開閉板13が図示しないア
タッカーソレノイドによって開閉駆動されるようになっ
ている。また、変動入賞装置12には、開閉板13が開
放した状態で受け入れた入賞玉を検出する入賞玉数検出
スイッチ(図示しない)と開閉板13内に形成されるV
入賞口に入賞した入賞玉を検出するV入賞玉検出スイッ
チ(図示しない)とが設けられている。上記のように構
成される変動入賞装置12は、前記大当り遊技状態とな
ったときに開閉板13が一定時間(例えば、30秒)経
過するまで、あるいは所定個数(例えば、10個)の入
賞玉が発生するまで開放し、そのような開放状態をV入
賞口に入賞玉が入賞することを条件として所定回数(例
えば、16回)繰り返すようになっている。そして、入
賞玉数検出スイッチは、開閉板13の1回の開放中に受
け入れられる入賞玉数を計数するために使用され、V入
賞玉検出スイッチは、開閉板13が繰り返して開放され
る条件を検出するために使用されるものである。
【0016】また、遊技領域11には、始動入賞口14
a〜14cが設けられている。この始動入賞口14a〜
14cは、回転表示装置20の回転表示ベルトの変動表
示を許容するものであり、このため、始動入賞口14a
〜14cは、打球の入賞を検出する始動入賞玉検出スイ
ッチ(図示しない)を内蔵している。また、始動入賞口
14aは、回転表示装置20と変動入賞装置12との間
に、始動入賞口14b・14cは、変動入賞装置12の
開閉板13の左右にそれぞれ配置されている。
【0017】更に、遊技領域11には、回転表示装置2
0の両側及び上部に入賞口15a〜15cが設けられ、
変動入賞装置12の斜め上方左右に入賞口16a,16
bが配置されている。これらの入賞口15a〜15c・
16a・16bには、図示しないが各種の遊技状態に応
じて点灯したり点滅したりする動作ランプが内蔵されて
いる。また、遊技領域11の左右両側には、大当り遊技
状態となったときに点滅してその旨を遊技者に報知する
大当りランプ17a・17bも配置されている。また、
遊技領域11の最下方には、上記した入賞口等に入賞し
ない打球が回収されるアウト口18も設けられている。
【0018】上記した大当りランプ17a・17bや動
作ランプは、大当り遊技状態時に所定の態様で点滅した
り点灯したりするものであるが、遊技盤6に設けられる
これら大当りランプ17a・17bや動作ランプは、主
として当該パチンコ機1で遊技をしている遊技者に対し
てその旨を報知したり遊技の雰囲気を高めるために表示
駆動されるものであり、他の遊技客や遊技場の店員に対
しては、パチンコ機1の前面枠2の上部に設けられる枠
ランプ19によって大当り状態を報知し且つその雰囲気
を高めている。
【0019】次に、図2を参照して、回転表示装置20
の構成について説明する。図2(A)は、回転表示装置
20を遊技盤6に取り付けた状態での断面図であり、図
2(B)は、回転表示ベルトとしての図柄表示フィルム
35の一部を示す正面図である。図において、回転表示
装置20は、遊技盤6に取り付けられ、且つ各部品を収
納する取付収納ボックス21内に集約して形成される。
取付収納ボックス21は、各部品を収納する直方体形状
の収納室21aと、この収納室21aの後側下部に連通
して設けられ、図柄表示フィルム35の下端部分35a
を重畳状態にて収納する重畳室21bとを備えている。
また、取付収納ボックス21の収納室21aの前面に
は、ほぼ正方形状の表示窓22aが開設され、該表示窓
22aに透明表示板22がはめ込まれている。なお、透
明表示板22は、表示される図柄が大きく見えるように
レンズ状としても良い。
【0020】ところで、取付収納ボックス21内には、
前記した3つの図柄表示フィルム35が収納されるが、
各図柄表示フィルム35は、取付収納ボックス21に対
して位置決め装着される取付板23にセット化されて収
納されている。しかして、取付板23にセット化される
構成について以下説明すると、取付板23の表側のほぼ
中央には、ステッピングモータ24が取着され、該ステ
ッピングモータ24と図示しないギヤ又はベルトを介し
て連結される駆動ローラ25が取付板23の前側下部に
固着されている。駆動ローラ25は、そのローラ材質が
磁力を有するゴム磁石からなり、後述する図柄表示フィ
ルム35の磁着部37との間で磁気吸着を可能にしてい
る。取付板23の前側上部及び中側下部には、それぞれ
図柄表示フィルム35を狭持案内する一対の案内ローラ
26・27が回転自在に軸支され、取付板23の後側上
部及び後側下部には、それぞれ従動ローラ28・29が
回転自在に軸支されている。なお、上記の各ローラ26
〜29は、図柄表示フィルム35の周回動作を円滑にす
べく、各々合成樹脂又はゴム材質からなるものである。
また、上記各ローラ25〜29の形状としては、図柄表
示フィルム35を周回するときの図柄表示フィルム35
の汚れを考慮して、単に円柱状のものであるよりも、ロ
ーラの両端が拡径されてこの拡径部でのみ図柄表示フィ
ルム35と当接するものが望ましい。
【0021】また、上記駆動ローラ25と案内ローラ2
6との間には、案内部材30が固定されている。この案
内部材30の前面は、図柄表示フィルム35を案内する
ものであるが、あたかも円筒状の回転ドラムが回転して
いるように見せるため、円弧状に形成されている。な
お、案内部材30には、図柄表示フィルム35を照射す
るランプ(図示しない)を設けても良い。また、上記案
内ローラ26と従動ローラ28との間には、発光器及び
受光器の一対からなる識別センサ31が固定されてお
り、これら発光器及び受光器は、各々、後述する図柄表
示フィルム35の磁着部37を介しての対向位置に配さ
れている。識別センサ31は、発光器からの発光を受光
器で受光したか否かの判断に基づいて後述する図柄表示
フィルム35の表示図柄の識別を行うものである。
【0022】そして、上記した駆動ローラ25を含む各
ローラ25〜29及び案内部材30には、無端ベルト状
に形成された図柄表示フィルム35が掛け渡される。ま
た、本実施例における図柄表示フィルム35の全長は、
各ローラ25〜29及び案内部材30により形成される
循環経路Aの全長よりも長く設定されている。このた
め、図柄表示フィルム35において、駆動ローラ25及
び案内部材30を介して各ローラ27・29間に掛け渡
された部分は、各案内ローラ26・27での狭持により
適度な張りを持った状態にある一方、構成部材を介すこ
となく直接的に各ローラ27・29間に掛け渡された部
分は、適度な張りを失った状態にある。しかして、図柄
表示フィルム35において下側の案内ローラ27以降の
部分、即ち図柄表示フィルム35の下端部分35aは、
前記重畳室21b内で重畳された状態にある。なお、こ
のような図柄表示フィルム35の下端部分35aは、案
内ローラ27後方における重畳室21b内に立設された
規制壁33により、後述する周回動作の経路が規制され
るものである。なお、このような規制壁33による図柄
表示フィルム35の規制は、壁面部33aによる前後方
向の規制と、下端部33bによる上下方向の規制との2
つの規制がある。また、規制壁33は、規則正しく重畳
状態を現出させるものであり、特になくても良い。
【0023】また、上記図柄表示フィルム35は、図2
(B)に示すように、複数の図柄が描かれる図柄表示部
36が中央部分に形成されると共に、前述のような磁力
を有する駆動ローラ25と磁気吸着を行うべく鉄粉を含
有した磁着部37が両端部分に形成されている。さら
に、図示の実施例においては、「7」の図柄表示部36
両端の磁着部37には、図柄表示フィルム35の表示図
柄を識別するための識別孔38が穿設されている。この
識別孔38は、通常、磁着部37により遮断される前記
識別センサ31の発光器からの発光を受光器側へ通過さ
せるための孔である。しかして、識別センサ31が識別
孔38を検出することにより、その検出位置での図柄の
種別を判別でき、この判別に基づいて遊技客の視認し得
る表示窓22aにおける3つの図柄の特定をソフト的に
制御することができるようになっている。
【0024】上記のように構成される回転表示装置20
においては、ステッピングモータ24の回転により駆動
ローラ25が回転駆動される。すると、磁力を有する駆
動ローラ25と図柄表示フィルム35の磁着部37との
磁気吸着により、図柄表示フィルム35が図2(A)に
示す反時計回りの方向に周回を開始し、徐々に周回速度
を上げて定速度で周回する。そして、所定時間が経過し
たときに、その周回速度を徐々に下げ、予め定められた
停止図柄が表示窓22aの所定位置で停止するように停
止指令信号が導出され、それによってステッピングモー
タ24が停止する。
【0025】上記したように、本実施例の回転表示装置
20は、フレキシビリティのあるベルト状の図柄表示フ
ィルム35を使用することで、円筒状の回転ドラムが回
転しているような遊技性の付与を可能にしており、ま
た、駆動ローラ25から図柄表示フィルム35への駆動
伝達を、駆動ローラ25と図柄表示フィルム35との磁
気吸着により行っている。このため、従来の図柄表示フ
ィルムのような駆動伝達用の係合穴を穿設する必要がな
く、図柄表示フィルム35を高速回転使用する場合にお
いても、図柄表示フィルム35に破損が生じる虞がな
く、結果として、図柄表示フィルム35の耐久性を向上
することができる。
【0026】また、上記図柄表示フィルム35は、各ロ
ーラ25〜29及び案内部材30により形成される循環
経路Aよりも全長が長く設定されているので、その下端
部分35aが重畳部分をなしている。このため、図柄表
示フィルム35を収納する取付収納ボックス21の前後
方向の幅、即ち回転表示装置20の幅W1を、従来の回
転ドラムあるいはベルトの全長を緊張した状態で掛け渡
した図柄表示フィルムを用いた回転表示装置の幅に比べ
て大幅に減少させることができる。その結果、遊技盤6
の裏面に配置される入賞玉集合カバー板40からの回転
表示装置20の突出配置を回避することができ、遊技盤
6の製造の簡略化及びパチンコ機2の薄型化を可能にす
る。
【0027】また、上記のように図柄表示フィルム35
を重畳して取付収納ボックス21内に収納する構成は、
取付板23に取り付けられる各部品の配置位置を変更す
ることなく、図柄の数が多く長い図柄表示フィルム、あ
るいは図柄の数が少なく短い図柄表示フィルムいずれの
場合においても対応することができる。したがって、図
柄数の異なる複数の図柄表示フィルムを備えた回転表示
装置20を容易に製造することができる。
【0028】なお、上記した実施例においては、識別孔
38を「7」の図柄表示部36両端の磁着部37にそれ
ぞれ1個ずつ穿設しているが、識別孔38の磁着部37
における穿設位置あるいは穿設個数は、特に限定するも
のではなく、例えば、任意の複数の図柄の図柄表示部3
6に対応する磁着部37にそれぞれの図柄の種別が区別
できる態様で識別孔38を穿設しても良い。また、駆動
ローラ25の配設位置は特に限定するものではないが、
案内部材30に対して図柄表示フィルム35が周回して
行く側に駆動ローラ25を設けることは、表示窓22a
から視認し得る図柄に緊張状態を付与して周回し得る点
で望ましいものである。また、このような駆動ローラ2
5の配設において、本実施例とは逆に案内部材30の上
部側に駆動ローラ25を配して、図2(A)に示す時計
回りの方向に図柄表示フィルム35を周回するようにし
ても良く、この場合、重畳室21b内での図柄表示フィ
ルム35の重畳がよりスムーズに行われ、ひいては図柄
表示フィルム35のよりスムーズな周回動作が招来され
るものである。また、本実施例では、駆動ローラ25に
よる図柄表示フィルム35の回転駆動を、磁力を有する
駆動ローラ25と図柄表示フィルム35の磁着部37と
の磁気吸着により行っているが、特にこのような構成に
限定するものではなく、図柄表示フィルム35側に磁力
を持たせる構成とし、駆動ローラ25を磁着性の金属で
構成することも可能である。また、図柄表示ベルトもフ
ィルムでなく、他の材質(単一材又は複合材でも良い)
で形成されていても良く、要は、外周面に複数の図柄が
描かれ、ローラによる回転によっても耐久性があるもの
であれば良い。更に、回転表示装置を利用するものであ
れば、パチンコ機以外の遊技機であっても良い。
【0029】〔第2実施例〕上記した第1実施例におけ
る回転表示装置20は、図柄表示フィルム35を磁力を
有する駆動ローラ25と磁着部37とによって周回動作
させるものを示したが、同じ目的を達成するため図3に
示す回転表示装置50のように構成しても良い。図3に
示す第2実施例に係る回転表示装置50と、上記第1実
施例に係る回転表示装置20との相違点は、図柄表示フ
ィルムに周回力を付与する構成、図柄表示フィルムの構
成、及び図柄表示フィルムからの情報の読み取りに係る
構成である。以下、上記相違点を踏まえて、第2実施例
に係る回転表示装置50について説明する。なお、本第
2実施例では、説明の便宜上、前記第1実施例と同様の
構成部材については、同一の符号を付記すると共に、そ
の説明を省略するものである。
【0030】本第2実施例に係る回転表示装置50は、
前記第1実施例の回転表示装置20と同様、図3(A)
に示すように、収納室21a及び重畳室21bを備えた
取付収納ボックス21が遊技盤6に取り付けられると共
に、この取付収納ボックス21内に各部品をセット化し
た取付板23が位置決め装着されて構成されている。
【0031】しかして、取付板23にセット化される構
成について以下説明すると、取付板23の表側のほぼ中
央には、ステッピングモータ24が取着されている。ま
た、取付板23の前側上部には、図柄表示フィルム55
を狭持案内する一対の案内ローラ26が回転自在に軸支
され、取付板23の中側下部には、図柄表示フィルム5
5を圧接状態にて狭持する一対の圧接ローラ51が回転
自在に軸支され、取付板23の後側上部、後側下部、及
び前側下部には、それぞれ従動ローラ28・29・52
が回転自在に軸支されている。さらには、上記一対の圧
接ローラ51のうち上側に位置するローラは、前記ステ
ッピングモータ24と図示しないギヤ又はベルトを介し
て連結されて駆動ローラとして構成されている。なお、
上記の各ローラ26・28・29・51・52は、図柄
表示フィルム55の周回動作を円滑にすべく、各々合成
樹脂又はゴム材質からなるものである。また、上記各ロ
ーラ26・28・29・51・52の形状としては、前
記第1実施例と同様に、図柄表示フィルム55を周回す
るときの図柄表示フィルム55の汚れを考慮して、ロー
ラの両端に拡径部が形成されたものが望ましい。
【0032】また、上記案内ローラ26と従動ローラ5
2との間には、案内部材53が固定されている。この案
内部材53の前面は、第1実施例と同様に、図柄表示フ
ィルム55を案内するものであるが、あたかも円筒状の
回転ドラムが回転しているように見せるため、円弧状に
形成されている。また、案内部材53の一部には、後述
する図柄表示フィルム55の情報記録部57に記録され
ている情報を読み取る読み取りヘッド54が組み込まれ
ている。なお、上記案内部材53には、図柄表示フィル
ム55を照射するランプ(図示しない)を設けても良
い。
【0033】そして、上記した複数のローラ26・28
・29・51・52及び案内部材53には、無端ベルト
状に形成された図柄表示フィルム55が掛け渡される。
第2実施例における図柄表示フィルム55は、図3
(B)に示すように、その中央に複数の図柄が描かれる
図柄表示部56が形成され、その一側に当該図柄又は変
動表示に係る情報(図柄データや音声データ)を磁気記
録又はディジタル信号記録した情報記録部57が形成さ
れ、さらに両端部に前記圧接ローラ51と当接する接触
面部58が形成されている。なお、上記図柄表示フィル
ム55は、各ローラ26・28・29・51・52及び
案内部材53により形成される循環経路Bよりも全長が
長く設定されている。このため、前記第1実施例の図柄
表示フィルム35と同様に、図柄表示フィルム55にお
いて下側の圧接ローラ51以降の部分、即ち図柄表示フ
ィルム55の下端部分55aは、前記取付収納ボックス
21の重畳室21b内で重畳された状態にあり、且つ圧
接ローラ51後方における重畳室21b内に立設された
規制壁33によって周回動作の経路が規制されている。
【0034】上記のように構成される回転表示装置50
においては、ステッピングモータ24の回転により圧接
ローラ51を構成する一方のローラが駆動ローラとして
回転駆動される。すると、圧接ローラ51と図柄表示フ
ィルム55の接触面部58との摩擦力により、図柄表示
フィルム55が図3(A)に示す反時計回りの方向に周
回する。また、図柄表示フィルム55が周回していると
きには、読み取りヘッド54が情報記録部57から図柄
情報及び音声情報に関するデータを読み取っているの
で、そのデータに基づいて周回中である旨の音声又は効
果音がスピーカから発生されている。そして、停止指令
信号に基づいてステッピングモータ24が停止したとき
には、正面中央で停止している図柄に係る情報記録部5
7からの情報が読み取りヘッド54によって読み取ら
れ、その情報に基づいて予め定められた図柄の組合せと
なっているか否かが確認される。なお、この場合、中央
の図柄に対する情報を読み取ることができれば、その前
後の図柄が何であるかが分かるので、5つの当りライン
における組合せをすべて判定することができる。
【0035】上記したように、本第2実施例の回転表示
装置50は、フレキシビリティのあるベルト状の図柄表
示フィルム55を使用することで、円筒状の回転ドラム
が回転しているような遊技性の付与を可能にしており、
また、図柄表示フィルム55を回転駆動する駆動ローラ
を、合成樹脂又はゴム材質の圧接ローラ51により構成
している。このため、前記第1実施例と同様に、従来の
図柄表示フィルムのような駆動伝達用の係合穴を穿設す
る必要がなく、図柄表示フィルム55を高速回転使用す
る場合においても、図柄表示フィルム55に破損が生じ
る虞がなく、結果として、図柄表示フィルム55の耐久
性を向上することができる。
【0036】また、上記図柄表示フィルム55は、各ロ
ーラ26・28・29・51・52及び案内部材53に
より形成される循環経路Bよりも全長が長く設定されて
いるので、前記第1実施例の図柄表示フィルム35と同
様に、その下端部分55aが重畳部分をなしている。こ
のため、本第2実施例の回転表示装置50においても、
第1実施例の回転表示装置20と同様に、回転表示装置
50の幅W2を従来の回転ドラムあるいはベルトの全長
を緊張した状態でローラに掛け渡した図柄表示フィルム
を用いた回転表示装置の幅に比べて大幅に減少させるこ
とができ、結果として、遊技盤6の製造の簡略化及びパ
チンコ機2の薄型化を招来することができる。
【0037】また、上記のように図柄表示フィルム55
を重畳して取付収納ボックス21内に収納する構成につ
いても、前記第1実施例の回転表示装置20と同様に、
取付板23に取り付けられる各部品の配置位置を変更す
ることなく、図柄の数が多く長い図柄表示フィルム、あ
るいは図柄の数が少なく短い図柄表示フィルムいずれの
場合においても対応することができるため、図柄数の異
なる複数の図柄表示フィルムを備えた回転表示装置50
を容易に製造することができる。
【0038】さらに、本第2実施例においては、第1実
施例と違い、図柄又は音声に係る情報を記録する情報記
録部57が図柄表示フィルム55と一体的に形成されて
いるので、遊技制御回路の記憶素子(ROM等)に余裕
ができ、記憶素子を有効に利用することができると共
に、変動表示遊技状態を含む遊技全体における効果音、
音声等をより複雑に且つ高度に設計することができる。
また、図柄表示フィルム55に記録された音声情報は、
例えば、ディジタル録音技術を利用したり、サウンドジ
ェネレータ(PSG)等の素子を介して、独自に再生す
ることができるので、遊技を制御するための制御プログ
ラムの作成において考慮すべき点が減少し、全体として
制御プログラムの作成が簡単となる。
【0039】なお、上記した第2実施例においては、図
柄表示フィルム55を回転駆動する駆動ローラを、一対
の圧接ローラ51のうち上側のローラとしているが、特
にこれに限定するものではなく、例えば、一対の圧接ロ
ーラのうち下側のローラを駆動ローラとしたり、あるい
は一対の圧接ローラを相互に逆回転駆動して、各ローラ
を駆動ローラとすることも可能である。また、駆動ロー
ラを構成する圧接ローラ51の配設位置は特に限定する
ものではないが、案内部材53に対して図柄表示フィル
ム55が周回して行く側に圧接ローラ51を設けること
は、表示窓22aから視認し得る図柄に緊張状態を付与
して周回し得る点で望ましいものである。また、読み取
りヘッド54を案内部材53に設けたが、他の位置に設
けても良い。また、情報記録部57も図柄表示フィルム
55の片側だけでなく、両方に設けて更に多くの他の情
報を記録しても良い。また、図柄表示ベルトもフィルム
でなく、他の材質(単一材又は複合材でも良い)で形成
されていても良く、要は、外周面に複数の図柄が描か
れ、プーリによる回転によっても耐久性があるものであ
れば良い。更に、回転表示装置を利用するものであれ
ば、パチンコ機以外の遊技機であっても良い。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1記載の構成においては、回転表示
装置は、外周に複数の図柄が描かれた図柄表示ベルト
と、該図柄表示ベルトが掛け渡される駆動ローラを含む
複数のローラと、を備え、前記駆動ローラによる前記図
柄表示ベルトの回転駆動は、駆動ローラと図柄表示ベル
トとの相互の磁力により行うので、図柄表示ベルト側に
駆動伝達用の係合穴を穿設する必要がない。このため、
図柄表示ベルトを高速回転使用する場合においても、図
柄表示ベルトに破損が生じる虞がなく、結果として、図
柄表示ベルトの耐久性を向上することができる。
【0041】また、本発明の請求項2記載の構成におい
ては、回転表示装置は、外周に複数の図柄が描かれた図
柄表示ベルトと、該図柄表示ベルトが掛け渡される駆動
ローラを含む複数のローラと、を備え、前記駆動ローラ
による前記図柄表示ベルトの回転駆動は、駆動ローラと
図柄表示ベルトとの相互の圧接力により行うので、前記
請求項1記載の構成と同様に、図柄表示ベルト側に駆動
伝達用の係合穴を穿設する必要がない。このため、図柄
表示ベルトを高速回転使用する場合においても、図柄表
示ベルトに破損が生じる虞がなく、結果として、図柄表
示ベルトの耐久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る回転表示装置が適用されるパチン
コ機の正面図である。
【図2】同図(A)は、第1実施例に係る回転表示装置
を遊技盤に取り付けた状態での断面図であり、また同図
(B)は、上記の回転表示装置に掛け渡される図柄表示
ベルトの一例を示す部分正面図である。
【図3】同図(A)は、第2実施例に係る回転表示装置
を遊技盤に取り付けた状態での断面図であり、また同図
(B)は、上記の回転表示装置に掛け渡される図柄表示
ベルトの一例を示す部分正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 6 遊技盤 20 回転表示装置 24 ステッピングモータ 25 駆動ローラ 26・27 案内ローラ 28・29 従動ローラ 35 図柄表示フィルム(図柄表示ベルト) 36 図柄表示部 37 磁着部 50 回転表示装置 51 圧接ローラ(駆動ローラ) 52 従動ローラ 55 図柄表示フィルム(図柄表示ベルト) 56 図柄表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に設けられ且つモータの回転によ
    って機械的に変動される回転表示装置において、 該回転表示装置は、外周に複数の図柄が描かれた図柄表
    示ベルトと、該図柄表示ベルトが掛け渡される駆動ロー
    ラを含む複数のローラと、を備え、 前記駆動ローラによる前記図柄表示ベルトの回転駆動
    は、駆動ローラと図柄表示ベルトとの相互の磁力により
    行うことを特徴とする遊技機における回転表示装置。
  2. 【請求項2】 遊技機に設けられ且つモータの回転によ
    って機械的に変動される回転表示装置において、 該回転表示装置は、外周に複数の図柄が描かれた図柄表
    示ベルトと、該図柄表示ベルトが掛け渡される駆動ロー
    ラを含む複数のローラと、を備え、 前記駆動ローラによる前記図柄表示ベルトの回転駆動
    は、駆動ローラと図柄表示ベルトとの相互の圧接力によ
    り行うことを特徴とする遊技機における回転表示装置。
JP6074368A 1994-03-17 1994-03-17 遊技機における回転表示装置 Withdrawn JPH07255916A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002078879A (ja) * 2000-09-08 2002-03-19 Newgin Corp 図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置
KR100509289B1 (ko) * 1997-05-30 2006-06-07 가부시키가이샤 산요붓산 도안 변동표시장치
JP2012135477A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Kyoraku Sangyo Kk 演出装置

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