JPH07255652A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH07255652A
JPH07255652A JP7651094A JP7651094A JPH07255652A JP H07255652 A JPH07255652 A JP H07255652A JP 7651094 A JP7651094 A JP 7651094A JP 7651094 A JP7651094 A JP 7651094A JP H07255652 A JPH07255652 A JP H07255652A
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JP
Japan
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water
dust
pan
vacuum cleaner
water pan
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Pending
Application number
JP7651094A
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English (en)
Inventor
Takashi Ono
隆司 大野
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Akai Electric Co Ltd
Original Assignee
Akai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Akai Electric Co Ltd filed Critical Akai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸気により、捕塵用水はウォーターパンの外
周壁に沿った環状の貯水部を流れるので、渦等が生ずる
こともなく、整流された状態となり、効率のよい流れと
なる。このため捕塵用水に捕塵した塵埃の高密度部分が
できず、捕塵効率が向上する。前記貯水部は環状である
ため、少量の捕塵用水によって十分な水深が得られ、吸
気によってウォーターパンの底が露出することもない。
このように捕塵用水が少量になると、使用時の電気掃除
機の重量が軽くなる。 【構成】 湿式の電気掃除機であって、ウォーターパン
3の中央軸上にファンモーター1の吸気口、即ち排気口
10を配設し、ウォーターパン3内の捕塵用水14に、
ファンモーター1によって吸引された吸気によりウォー
ターパン3の外周壁に沿った流れを生ぜしめると共に、
前記吸気を捕塵用水14に接触させてこの吸気に含まれ
る塵埃を捕塵する。前記ウォーターパン3の貯水部を環
状にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気掃除機、特に湿
式の電気掃除機に関し、その捕塵効率を向上させたもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に紙、不織布、布等のフィルターに
より塵埃を捕集する乾式の電気掃除機に対して、ウォー
ターパン(水皿)に予め入れておいた捕塵用水に、吸引
した塵埃を含む吸気を接触させて捕塵する湿式の電気掃
除機が知られている。そして、この種の電気掃除機で
は、前記捕塵用水に接触する前記吸気をウォーターパン
の外周壁に沿った方向に吐出させ、これにより前記捕塵
用水が前記ウォーターパンの外周壁に沿って流れるよう
にしている。このように捕塵用水の流れをつくるのは、
前記捕塵用水に捕塵した塵埃の高密度部分ができること
による捕塵効率の低下を防止するためである。しかし、
従来の電気掃除機では、前記吸気をウォーターパンの外
周壁に沿った方向に吐出させても、これにより発生する
ウォーターパン内の捕塵用水の渦等により、効率よく捕
塵用水の流れをつくることができず、このため前記のよ
うに、捕塵用水に捕塵した塵埃の高密度部分ができて、
捕塵効率が低下するという欠点があった。
【0003】また、この種の湿式電気掃除機では、ウォ
ーターパン内の捕塵用水の水深が浅いと、該捕塵用水に
接触する前記吸気によって、該捕塵用水が吹き寄せら
れ、これによりウォーターパンの底が露出し、この底に
直接吸気が当たるようになる。この場合には、該吸気の
一部が捕塵用水に接触することなく排出されるので、捕
塵効率が低下する。このため、必要な水深を確保するだ
けの水量の捕塵用水をウォーターパンに入れなければな
らず、捕塵用水の水量が多くなって、この電気掃除機の
使用時の重量が大きくなるという欠点があった。捕塵用
水の水量を少なくして十分な水深を得るために、ウォー
ターパンの直径を小さくすることも考えられるが、この
場合にはウォーターパンの外周壁に沿った捕塵用水の流
れを効率よくつくるのが困難になる。
【0004】更に、この種の湿式電気掃除機は、前記吸
気を生ぜしめるファンモーターの吸気口が前記ウォータ
ーパンの中央軸上に配設されているので、ファンモータ
ーの吸引力により、ウォーターパンの中央部における捕
塵用水が盛り上がる。この盛り上がった状態で、このウ
ォーターパンに塵埃を含んだ吸気が前記のように吐出さ
れると水飛沫が生じ、これが前記ファンモーターに吸引
されて電気掃除機外に排出される。電気掃除機の通常の
使用状態では、前記したように、捕塵用水がウォーター
パンの外周壁に沿って流れるので、その遠心力により、
捕塵用水のウォーターパン外周壁近傍の水位が上がり、
このため、前記捕塵用水の盛り上がりは相殺されるの
で、前記水飛沫が前記のように排出されることは少な
い。しかし、電気掃除機の動作開始時にはウォーターパ
ン内に吐出される吸気による捕塵用水の前記した流れが
安定しないために前記ウォーターパン外周壁近傍の捕塵
用水の水位が上がらず、従って前記した捕塵用水の盛り
上がりが大きくなり、排出される水飛沫の量が多くな
る。この状態は、カーテン等を吸い込んで一時的に吸気
量が減少した場合にも発生しやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
のこの種の電気掃除機では、前記吸気をウォーターパン
の外周壁に沿った方向に吐出させても、効率よく捕塵用
水の流れをつくることができず、このため捕塵用水に捕
塵した塵埃の高密度部分ができて、捕塵効率が低下する
という課題がある。また、前記したように、必要な水深
を確保するだけの水量の捕塵用水をウォーターパンに入
れなければならず、捕塵用水の水量が多くなって、この
電気掃除機の使用時の重量が大きくなるという課題があ
る。更に、この種の湿式電気掃除機は、ファンモーター
の吸引力により、ウォーターパンの中央部における捕塵
用水が盛り上がり、この状態でウォーターパンに塵埃を
含んだ吸気が前記のように吐出されると水飛沫が生じ、
これが前記ファンモーターに吸引されて電気掃除機外に
排出される、という課題がある。
【0006】この発明は、上記した課題に鑑みなされた
ものであり、ウォーターパンの外周壁に沿った捕塵用水
の流れを効率よく生ぜしめることができ、従って捕塵効
率の高い電気掃除機を提供することを第1の目的とし、
比較的少ない水量の捕塵用水で十分な水深が得られ、従
って使用時の重量が比較的軽い電気掃除機を提供するこ
とを第2の目的とし、ウォーターパンの中央部における
捕塵用水の盛り上がりがなく、従って電気掃除機外に排
出される水分を少なくすることができる電気掃除機を提
供することを第3の目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、第
1乃至第3の目的を達成するためのこの発明の電気掃除
機は、湿式の電気掃除機であって、略円筒形のウォータ
ーパンと、ファンモーターとを備え、前記ウォーターパ
ンの中央軸上に前記ファンモーターの吸気口を配設し、
前記ウォーターパンに予め入れられた捕塵用水に前記フ
ァンモーターによって吸引された吸気により前記ウォー
ターパンの外周壁に沿った流れを生ぜしめると共に、前
記吸引された吸気を前記捕塵用水に接触させてこの吸気
に含まれる塵埃を捕塵するようにしたものにおいて、前
記ウォーターパンの貯水部を環状としたことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】上記のように構成された湿式の電気掃除機で
は、塵埃を含む吸気が捕塵用水と接触して塵埃が捕捉さ
れる。また、前記の吸気により、捕塵用水はウォーター
パンの外周壁に沿った環状の貯水部を流れるので、渦等
が生ずることもなく、整流された状態となり、効率のよ
い流れとなる。そして、この貯水部は環状であるため、
比較的少量の捕塵用水によって十分な水深が得られる。
更に、前記貯水部は環状であるので、ウォーターパンの
中央部には貯水部がなく、このためファンモーターの吸
気口の近傍には、捕塵用水の水面が露出していないか
ら、前記したファンモーターの吸引力による捕塵用水の
盛り上がりは生じない。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図1について
説明する。図1(a)は、湿式電気掃除機の本体の一部
切欠概略断面図であり、ファンモーター1を内設した上
ケース2と、略円筒形ウォーターパン(水皿)3及び、
該ウォーターパン3の上蓋4により構成されている。こ
れら上ケース2、上蓋4及びウォーターパン3はクラン
プ5により水密に組合わされる。前記ウォーターパン3
は中央に凸状部6を有し、該凸状部とウォーターパン3
の外周壁により環状の貯水部が形成されている。そし
て、このウォーターパン3には、塵埃を含んだ吸気を吸
込口体(図示せず)より導入する吸入口7が設けられ、
その吐出口9は前記ウォーターパン3の、前記貯水部と
なる環状部8の外周壁の一方向に沿う方向に向けて配設
されている。また、上蓋4の中央には前記ファンモータ
ー1に至る排気口10(ファンモーター1からみれば吸
気口となる)が設けられている。
【0010】このウォーターパン3より排気口10に至
る空路には、それを覆う形で周面に傾斜スリットを有す
る周知の回転セパレーター(水分分離器)11が位置
し、この回転セパレーター11は前記ファンモーター1
のシャフト12に連結されている。図1(b)はウォー
ターパン3を上から見た図であり、吸気及び捕塵用水の
環流を矢印で示してある。
【0011】この電気掃除機を使用する際には、前記ウ
ォーターパン3の環状部8に施したマーカー13に従
い、指定水位まで捕塵用水14を入れた後、上蓋4をか
ぶせ、ファンモーター1を内設した上ケース2を乗せ、
クランプ5で固定することにより準備が完了する。前記
ファンモーター1の停止時にあっては、図1(a)に示
すように平坦な水面を保つ捕塵用水14は、ファンモー
ター1の動作時には、塵埃を含んだ吸気により回転(流
れ)を強いられるため、その遠心力により外周の水位が
上昇し、この状態に安定する。
【0012】上記のように構成された湿式の電気掃除機
では、塵埃を含む吸気が吸入口7を介して吐出口9より
吐出され、これが捕塵用水14と接触して周知のように
塵埃が捕捉される。この吸気により、捕塵用水14はウ
ォーターパン3の外周壁に沿った環状部8の一方向に沿
う方向に流れるので、渦等が生ずることもなく、整流さ
れた状態となり、効率のよい流れとなる。また、前記環
状部8が貯水部であるため、比較的少量の捕塵用水14
によって十分な水深が得られるので、この電気掃除機の
使用状態での重量が軽くなる。更に、ウォーターパン3
の中央部には貯水部がなく、このためファンモーター1
の吸気口(ウォーターパン3からみれば排気口10とな
る)の近傍には、捕塵用水14の水面が露出していない
から、前記したファンモーター1の吸引力による捕塵用
水14の盛り上がりは生じない。従って、前記従来例で
説明した捕塵用水の飛沫は実質上生じない。
【0013】尚、上記実施例のように、回転セパレータ
ー11を設け、このセパレーターにより完全に水分の通
過を遮断できる場合には、前記従来例で説明した捕塵用
水14の飛沫が生じても、これがファンモーターにより
吸引されて電気掃除機外に排出されることはなくなる。
しかし、水分の通過を完全に遮断するセパレーターは、
構造が複雑化して大型になり、かつ高価なものとなるの
で、家庭用の電気掃除機に搭載することは実際的ではな
い。従って、回転セパレーター11を設けた場合でも、
捕塵用水14の飛沫が生ずることは好ましくない。ま
た、上記実施例のように、捕塵用水14の飛沫が実質上
生じない場合には、回転セパレーターを設けるにして
も、簡易なもの、例えば前記した傾斜スリットの幅が比
較的広く、吸気の通過が容易なもの、または回転速度の
比較的遅いものでもよく、これらの場合には、前記スリ
ットに吸気を通過させるファンモーター1の負荷が軽く
なるので、モーターとして小型のものを用いることがで
きる。また、この場合にモーターを変えなければ、電気
掃除機としての吸引力が強くなり、集塵力が大きくな
る。ちなみに、前記回転セパレーター11は、吸気が捕
塵用水14と接触した際に、該吸気に含まれる水分をも
周知のように分離する。
【0014】上記実施例では、前記ウォーターパン3の
中央に凸状部6を設けたが、この凸状部6に代え、図2
に示すように該ウォーターパン3の中央に円筒状壁15
を設けてもよい。この場合、捕塵用水14は中央部16
を除く環状部8に貯水される。この図2では、捕塵用水
14が流れて、外周の水位が高くなった状態が示されて
いる。また、上記実施例では、前記捕塵用水に接触する
前記吸気をウォーターパンの外周壁に沿った方向に吐出
させ、これにより前記捕塵用水が前記ウォーターパンの
外周壁に沿って流れるようにしているが、前記の回転セ
パレーターを設けた場合には、前記の吸気を、仮にウォ
ーターパンの中心に向かう方向に吐出させても、前記回
転セパレーターの回転に追随した吸気流の回転によって
ウォーターパン内の捕塵用水が回転され、該捕塵用水の
ウォーターパン外周壁に沿った流れが得られる。
【0015】ちなみに、従来の湿式電気掃除機であっ
て、回転セパレーターの回転に追随した吸気流の回転に
より、捕塵用水に流れを生ぜしめるものでは、その動作
開始時に、図3に示すようにファンモーター(図示せ
ず)の吸引による真空度が即座に高まるのに対して、回
転セパレーター(図示せず)による吸気流のために該セ
パレーターの回転に追随して捕塵用水14が回転(流
れ)を始めて、これが安定するまでに時間を要する。従
って、周囲からの吸気の流れに沿って捕塵用水14の中
央部(すなわち図示していない排気口の直下)が盛り上
がり、吸気により引き込まれる水分が異常に多くなる現
象が生ずる。この現象は、捕塵用水14の回転による遠
心力で外周水位が上がり、安定するまで継続する。この
ような現象は、吸気の吐出口がウォーターパンの周方向
に向いていて、積極的に回転水流を起こすタイプのもの
でも同様であり、捕塵用水の回転(流れ)が安定するま
での時間が前記より短いものの、同じ現象が動作開始時
及び、使用中にカーテン等を吸い込んで、一時的に吸気
量が減少した場合にも発生する。
【0016】本発明の主な特徴または実施態様は次のと
おりである。 1.湿式の電気掃除機であって、ファンモーター1等の
吸気を生ぜしめる吸引機と、捕塵用水14を入れるウォ
ーターパン3と、前記吸気を電気掃除機の外部の周知の
吸込口体から前記ウォーターパン3内の捕塵用水14に
接触させるように導く、吸入口7及び吐出口9を有する
管体と、ウォーターパン3の中心軸の上部に設けられた
排気口10、即ち前記吸引機の吸気口と、該吸気口を略
塞ぐように配置され、かつ前記吸引機のシャフト12に
結合されて回転する回転セパレーター11とを備え、前
記吐出口9から吐出される吸気の方向をウォーターパン
の外周壁に沿ったものとなし、これにより前記捕塵用水
14が前記外周壁に沿って流れ、また前記吸気が捕塵用
水と接触することにより、この吸気に含まれる塵埃を捕
塵するようにしたものにおいて、前記ウォーターパン3
には、その中心部に凸上部6または円筒状壁15を設け
て貯水部となる環状部8を形成したことを特徴とする電
気掃除機。
【0017】2.湿式の電気掃除機であって、ファンモ
ーター1等の吸気を生ぜしめる吸引機と、捕塵用水14
を入れるウォーターパン3と、前記吸気を電気掃除機の
外部の周知の吸込口体から前記ウォーターパン3内の捕
塵用水14に接触させるように導く、吸入口7及び吐出
口9を有する管体と、ウォーターパン3の中心軸の上部
に設けられた排気口10、即ち前記吸引機の吸気口とを
備え、前記吐出口9から吐出される吸気の方向をウォー
ターパンの外周壁に沿ったものとなし、これにより前記
捕塵用水14が前記外周壁に沿って流れ、また前記吸気
が捕塵用水と接触することにより、この吸気に含まれる
塵埃を捕塵するようにしたものにおいて、前記ウォータ
ーパン3には、その中心部に凸上部6または円筒状壁1
5を設けて貯水部となる環状部8を形成したことを特徴
とする電気掃除機。
【0018】3.湿式の電気掃除機であって、ファンモ
ーター1等の吸気を生ぜしめる吸引機と、捕塵用水14
を入れるウォーターパン3と、前記吸気を電気掃除機の
外部の周知の吸込口体から前記ウォーターパン3内の捕
塵用水14に接触させるように導く、吸入口7及び吐出
口9を有する管体と、ウォーターパン3の中心軸の上部
に設けられた排気口10、即ち前記吸引機の吸気口と、
該吸気口を略塞ぐように配置され、かつ前記吸引機のシ
ャフト12に結合されて回転する回転セパレーター11
とを備え、該回転セパレーターの回転に追随して生ずる
吸気流の回転により前記捕塵用水14が前記外周壁に沿
って流れ、また前記吸気が捕塵用水と接触することによ
り、この吸気に含まれる塵埃を捕塵するようにしたもの
において、前記ウォーターパン3には、その中心部に凸
上部6または円筒状壁15を設けて貯水部となる環状部
8を形成したことを特徴とする電気掃除機。
【0019】
【発明の効果】この発明の電気掃除機は、上記のよう
に、湿式の電気掃除機であって、略円筒形のウォーター
パン3と、ファンモーター1とを備え、前記ウォーター
パン3の中央軸上に前記ファンモーター1の吸気口、即
ち排気口10を配設し、前記ウォーターパン3に予め入
れられた捕塵用水14に、前記ファンモーター1によっ
て吸引された吸気により前記ウォーターパン3の外周壁
に沿った、捕塵用水14の流れを生ぜしめると共に、前
記の吸引された吸気を前記捕塵用水14に接触させてこ
の吸気に含まれる塵埃を捕塵するようにしたものにおい
て、前記ウォーターパン3の貯水部を環状としたことを
特徴とするものであるから、次のような効果が得られ
る。上記のように構成された湿式の電気掃除機では、 前記の吸気により、捕塵用水14はウォーターパン3
の外周壁に沿った環状の貯水部を流れるので、渦等が生
ずることもなく、整流された状態となり、効率のよい流
れとなる。このため捕塵用水に捕塵した塵埃の高密度部
分がでることがなく、捕塵効率を向上させることができ
る。 前記貯水部は環状であるため、比較的少量の捕塵用水
14によって十分な水深が得られ、ウォーターパン3の
底が露出することもない。このように捕塵用水14を少
量にすることができるので、使用時の電気掃除機の重量
が比較的軽くなる。 前記貯水部は環状であるので、ウォーターパン3の中
央部には貯水部がなく、このためファンモーター1の吸
気口(排気口10)の近傍には、捕塵用水14の水面が
露出していないから、前記したファンモーター1の吸引
力による捕塵用水14の盛り上がりは生じない。従って
電気掃除機外に排出される水分を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すものであり、(a)
は湿式電気掃除機の本体の一部切欠概略縦断正面図、
(b)はウォーターパンの横断平面図である。
【図2】この発明の他の実施例を示すものであり、ウォ
ーターパンの縦断正面図である。
【図3】従来例を示すものであり、ウォーターパンの縦
断正面図である。
【符号の説明】
1 ファンモーター 2 上ケース 3 ウォーターパン 4 上蓋 5 クランプ 6 凸状部 7 吸入口 8 環状部 9 吐出口 10 排気口 11 回転セパレーター 12 シャフト 13 マーカー 14 捕塵用水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿式の電気掃除機であって、略円筒形の
    ウォーターパンと、ファンモーターとを備え、前記ウォ
    ーターパンの中央軸上に前記ファンモーターの吸気口を
    配設し、前記ウォーターパンに予め入れられた捕塵用水
    に前記ファンモーターによって吸引された吸気により前
    記ウォーターパンの外周壁に沿った流れを生ぜしめると
    共に、前記吸引された吸気を前記捕塵用水に接触させて
    この吸気に含まれる塵埃を捕塵するようにしたものにお
    いて、前記ウォーターパンの貯水部を環状としたことを
    特徴とする電気掃除機。
JP7651094A 1994-03-23 1994-03-23 電気掃除機 Pending JPH07255652A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7651094A JPH07255652A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 電気掃除機

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JP7651094A JPH07255652A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 電気掃除機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201884A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Kawamoto Gijutsu Kenkyusho:Kk バキュームクリーナ
CN104815758A (zh) * 2015-05-15 2015-08-05 中国科学院过程工程研究所 一种圆筒式半湿法静电除尘器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02215434A (ja) * 1989-02-17 1990-08-28 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機

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