JPH08322770A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH08322770A
JPH08322770A JP15722495A JP15722495A JPH08322770A JP H08322770 A JPH08322770 A JP H08322770A JP 15722495 A JP15722495 A JP 15722495A JP 15722495 A JP15722495 A JP 15722495A JP H08322770 A JPH08322770 A JP H08322770A
Authority
JP
Japan
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air
water
spider
fan case
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP15722495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Kanbara
博見 神原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akai Electric Co Ltd
Original Assignee
Akai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファンモーターのファンケース表面に近接さ
せてスパイダーを設置し、スパイダーのファンケース表
面側に複数の溝を設けたので、セパレーターの回転時に
ファンケース表面とスパイダーのファンケース表面側と
の隙間に遠心方向の空気流が発生し、空気流により水分
を含んだ空気の前記隙間を介したファンモーターへの吸
引が阻止され、この空気の排出が阻止される。 【構成】 ファンモーター14が回転し、ファンケース
15内のファンにより吸引管2を介して空気がパン11
に導びかれ、水3に衝突する。これにより、ダストは空
気より分離して水3に捕捉される。この空気からはセパ
レーター4の遠心力により水分が分離され、スリット5
を通って15の内部に至る。スパイダー7のファンケー
ス表面側8に形成した複数の溝18によって生じる遠心
方向の空気流が、4と一体に回転する7の側8と15と
の間の隙間からの、水分を含んだ空気の15内への浸入
を阻止する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水フィルターを使用す
る電気掃除機、特にそのセパレーターに係わる構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、吸引したダストを含有する空気か
らダストを分離・捕捉する手段として水フィルターを使
用した電気掃除機が知られている。このような電気掃除
機としては、例えば図5のような構造のものがある。ダ
ストを含有する空気はファンモーター1により吸引管2
を通して本体内に吸引され、水3と衝突する。この際、
ダストは水3により空気から分離され、水に捕捉される
一方、空気には水分が含有される。この空気はファンモ
ーター1の回転により発生する負圧により上昇し、セパ
レーター4のスリット5よりファンモーター1の内部に
浸入しようとする。しかしながら、モーター軸6に固着
されたセパレーター4の回転により水分は遠心分離さ
れ、空気のみがスリット5を通過し、ファンモーター1
により外部に排出される。
【0003】前記モーター軸6にはナット9によりスパ
イダー7と前記セパレーター4が固着されている。この
セパレーター4の外周フランジ部は前記スパイダー7の
外周平坦部に圧接されて、このセパレーター4がスパイ
ダー7により構造的にサポートされている。そして、モ
ーターケース側に固着されているモーターパッキンフラ
ンジ10の内周フランジ部と、スパイダー7の外周フラ
ンジ及びセパレーター4の外周フランジ部とにより互い
に嵌合される凹凸が形成され、これらによって屈曲路が
形成されている。尚、図中の符号11は前記水3を入れ
たウォーターパン、12は水位ポスト、13は本体ハウ
ジングを示すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に水3と衝突した後の空気は、そのほとんどが回転する
前記セパレーター4のスリット5を通過し、残りの極少
ない空気は、前述のモーターパッキンフランジ10の内
側フランジ部と、スパイダー外周フランジ及びセパレー
ター4の外周フランジ部によって形成された屈曲路を通
過して前記ファンモーター1を通り、この電気掃除機の
外へ排出される。前記のように水3と衝突した後の空気
は水分を含有しているが、前記スリット5を通過する際
に水分が遊離される。一方、前記した屈曲路を通過した
空気は、その水分を含んだ状態で前記のように外へ排出
される。上記のような水分を含んだ空気の排出を避ける
ためには、前記屈曲路を極力狭く、かつ複雑に形成する
ことも考えられるが、ファンモーターの吸引力が強力な
場合や、組み立て時のバラツキで屈曲路の寸法に狂いが
生じたときには、水分を含んだ空気の排出を充分に阻止
することができない。この発明は上記に鑑み、水分を含
んだ空気の排出を充分に阻止することができる電気掃除
機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、前
記した目的を達成するためのこの発明の電気掃除機は、
空気を吸引するファンモーターと、このファンモーター
により吸引された空気からこの空気に含まれるダストを
分離・捕捉する水フィルターの水を貯えるウォーターパ
ンと、前記水に触れて水分を含んだ空気からその水分を
遊離させる、前記ウォーターパンと前記ファンモーター
との間に配設されたセパレーターと、前記セパレーター
を構造的にサポートし、かつこのセパレーターと一体と
なって回転するスパイダーとを備えた電気掃除機におい
て、前記ファンモーターのファンケース表面に近接させ
て前記スパイダーを設置し、該スパイダーのファンケー
ス表面側に複数の溝を設け、前記セパレーターの回転時
に前記ファンケース表面と該スパイダーの前記ファンケ
ース表面側との隙間に遠心方向の空気流を発生させるよ
うにしたことを特徴とするものである。前記複数の溝は
スパイラル状または放射状のものであることが望まし
い。
【0006】
【作用】上記のように構成された電気掃除機では、前記
ファンモーターのファンケース表面に近接させて前記ス
パイダーを設置し、かつ該スパイダーのファンケース表
面側に複数の溝を設けたので、前記セパレーターの回転
時に前記ファンケース表面と該スパイダーの前記ファン
ケース表面側との隙間に遠心方向の空気流が発生する。
この空気流により、水分を含んだ空気が前記隙間を通っ
てファンモーターに吸引されるのが阻止される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1乃至図4に
基づいて説明する。尚、これらの図において、前記従来
例を説明するのに用いた図5と同一符号は、特に断わら
ない限り同様のものを示す。図1はこの発明による電気
掃除機の断面図であり、図2は図1の要部の拡大図であ
る。そして、図3(a)はスパイダーの平面図、(b)
は(a)のA−A線縦断面図、図4は図3(a)の縦断
正面図である。吸引管2には、他端に吸引ブラシ等を接
続したフレキシブルな吸引ホース(図示せず)が接続さ
れる。本体の下部にはウォーターパン11が構成され、
水位ポスト12によって適量の水3を貯えるようになっ
ている。本体ハウジング13内の中央部にはファンモー
ター14が載置され、この下部にはファンを内蔵したフ
ァンケース15が設置されている。更に、前記ファンケ
ース15の下部には、延長されたモーター軸6にスパイ
ダー7及び側壁部に多数のスリット状孔(以下スリット
と呼ぶ)5が等間隔で穿設されたセパレーター4がセパ
レーター取付ナット9で軸支されている。
【0008】前記ファンケース15の下面の中央部には
空気吸込用の孔16が穿設され、この孔16に前記スパ
イダー7の中央部の孔17がほぼ一致するように、かつ
前記ファンケース15の孔16の周囲の下面とスパイダ
ー7における前記孔17の周囲の上面とが近付くよう
に、前記スパイダー7が前記したようにモーター軸6に
軸支されている。また、前記スパイダー7には、そのフ
ァンケース表面側8、即ち上面に複数のスパイラル状の
(または放射状の)溝18が設けられている。
【0009】上記のように構成された電気掃除機が作動
状態、即ち通電状態となると、ファンモーター14が回
転し、ファンケース15内のファンにより、前記吸引ホ
ースよりダストを含有する空気が吸引管2を介してウォ
ーターパン11内に導かれ、水3の水面に衝突する。こ
のファンモーター14の回転方向は、ウォーターパン側
から見た状態で時計方向、即ち図3に矢印で示す方向で
ある。前記の空気が水3に衝突した際、ダストは空気よ
り分離して水3に捕捉されると共に空気は水分を含有し
たまま上昇する。そして、この空気からは回転している
セパレーター4の遠心力により水分が分離され、空気の
みがスリット5を通過してファンケース15の内部へと
導かれる。
【0010】前記スパイダー7のファンケース表面側8
に形成された複数のスパイラル状(または放射状)溝1
8の作用によって生じる遠心方向の空気流により、前記
セパレーター4と一体となって回転するスパイダー7の
ファンケース表面側8とファンケース15との間に生じ
ている隙間からの、前記水分を含んだまま上昇した空気
のファンケース15内への浸入が阻止される。上記の説
明で明かなごとく、ファンケース15内への空気の浸入
は、セパレーター4のスリット5を介してのみ可能とな
り、空気に含まれる水分は、回転するセパレーター4の
遠心力によって分離され、この水分の分離された空気の
みがファンケース15内に導かれ、図1の矢印のごと
く、この電気掃除機の外部へ排出される。
【0011】
【発明の効果】この発明は上記のように、ファンモータ
ーのファンケース表面に近接させてスパイダーを設置
し、かつ該スパイダーのファンケース表面側に複数の溝
を設けたので、前記セパレーターの回転時に前記ファン
ケース表面と該スパイダーの前記ファンケース表面側と
の隙間に遠心方向の空気流が発生する。そして、この空
気流により、水分を含んだ空気が前記隙間を介してファ
ンモーターに吸引されるのを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】図1の要部の概略拡大断面図である。
【図3】(a)は図1の要部の概略拡大平面図、(b)
はその要部のA−A線縦断面図である。
【図4】図3のものの概略縦断正面図である。
【図5】従来例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 ファンモーター 2 吸引管 3 水 4 セパレーター 5 スリット 6 モーター軸 7 スパイダー 8 ファンケース表面側 9 ナット 10 モーターパッキンフランジ 11 ウォーターパン 12 水位ポスト 13 本体ハウジング 14 ファンモーター 15 ファンケース 16,17 孔 18 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を吸引するファンモーターと、この
    ファンモーターにより吸引された空気からこの空気に含
    まれるダストを分離・捕捉する水フィルターの水を貯え
    るウォーターパンと、前記水に触れて水分を含んだ空気
    からその水分を遊離させる、前記ウォーターパンと前記
    ファンモーターとの間に配設されたセパレーターと、前
    記セパレーターを構造的にサポートし、かつこのセパレ
    ーターと一体となって回転するスパイダーとを備えた電
    気掃除機において、 前記ファンモーターのファンケース表面に近接させて前
    記スパイダーを設置し、該スパイダーのファンケース表
    面側に複数の溝を設け、前記セパレーターの回転時に前
    記ファンケース表面と該スパイダーの前記ファンケース
    表面側との隙間に遠心方向の空気流を発生させるように
    したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記複数の溝はスパイラル状または放射
    状のものであることを特徴とする請求項1記載の電気掃
    除機。
JP15722495A 1995-05-31 1995-05-31 電気掃除機 Pending JPH08322770A (ja)

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