JPH07255550A - カウンターの接合構造 - Google Patents
カウンターの接合構造Info
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- JPH07255550A JPH07255550A JP5335794A JP5335794A JPH07255550A JP H07255550 A JPH07255550 A JP H07255550A JP 5335794 A JP5335794 A JP 5335794A JP 5335794 A JP5335794 A JP 5335794A JP H07255550 A JPH07255550 A JP H07255550A
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- counter
- counters
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- fixed
- crosspieces
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な部材構成によって、カウンターの高さ
を容易に調整して接合できるカウンターの接合構造の提
供。 【構成】 接合するそれぞれのカウンター１、２の裏面
端部に桟材３、４を沿わせて固着させると共に、両カウ
ンター１、２を接合具５によって当接固定するカウンタ
ーの接合構造において、略中央部を垂直片として両端に
水平片７、１１を有する高さ調整具６の一方の固着側水
平片７を上方に位置させて一方のカウンター１の桟材３
に固着させ、他方の調整側水平片１１と他方のカウンタ
ー２の桟材４とを調整ネジ１０によって連結すると共に
この調整ネジ１０によって高さ調整している。
を容易に調整して接合できるカウンターの接合構造の提
供。 【構成】 接合するそれぞれのカウンター１、２の裏面
端部に桟材３、４を沿わせて固着させると共に、両カウ
ンター１、２を接合具５によって当接固定するカウンタ
ーの接合構造において、略中央部を垂直片として両端に
水平片７、１１を有する高さ調整具６の一方の固着側水
平片７を上方に位置させて一方のカウンター１の桟材３
に固着させ、他方の調整側水平片１１と他方のカウンタ
ー２の桟材４とを調整ネジ１０によって連結すると共に
この調整ネジ１０によって高さ調整している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はカウンターの接合構造に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、カウンターを接合して大きな
カウンターを形成することが行われている。例えば人造
大理石のカウンターを接合してＬ字型に形成するような
場合がある。この接合構造としては、図６に示すよう
に、接合する両カウンター１、２の裏面端部に桟材３、
４を固着させると共に、桟材３、４に透孔を形成してボ
ルト１８を挿通し、ナット１９にて締結する構造が従来
から行われている。
カウンターを形成することが行われている。例えば人造
大理石のカウンターを接合してＬ字型に形成するような
場合がある。この接合構造としては、図６に示すよう
に、接合する両カウンター１、２の裏面端部に桟材３、
４を固着させると共に、桟材３、４に透孔を形成してボ
ルト１８を挿通し、ナット１９にて締結する構造が従来
から行われている。
【０００３】しかしながら、上記のような接合構造で
は、接合されるカウンターの端面および上面に微妙な凹
凸もしくはうねりがあるため、または、接合時の端面合
わせの精度が不十分であるため、段差が発生することが
ある。そして、桟材に形成された透孔の位置で、横方向
にのみ締結するので、接合されるカウンターの表面の段
差の調整が困難なものである。
は、接合されるカウンターの端面および上面に微妙な凹
凸もしくはうねりがあるため、または、接合時の端面合
わせの精度が不十分であるため、段差が発生することが
ある。そして、桟材に形成された透孔の位置で、横方向
にのみ締結するので、接合されるカウンターの表面の段
差の調整が困難なものである。
【０００４】従って、このような段差を調整するため
に、図７に示すような接合具材５がいられている。この
接合具５は、上方に開く２枚の挟持板２０、２１より成
り、両挟持板２０、２１の上端が両桟材３、４に固着さ
れると共に、ボルト１８およびナット１９による締結に
よって両挟持板２０、２１を挟持して両カウンター１、
２を接合している。そして、調整ネジ１０によって、２
枚の挟持板２０、２１の上下位置を調整してカウンター
１、２の高さを調整するものである。
に、図７に示すような接合具材５がいられている。この
接合具５は、上方に開く２枚の挟持板２０、２１より成
り、両挟持板２０、２１の上端が両桟材３、４に固着さ
れると共に、ボルト１８およびナット１９による締結に
よって両挟持板２０、２１を挟持して両カウンター１、
２を接合している。そして、調整ネジ１０によって、２
枚の挟持板２０、２１の上下位置を調整してカウンター
１、２の高さを調整するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような接合具５は構造が複雑となって、形成しにくく、
また、取扱も行いにくいものである。その上、挟持板２
０、２１の上端が桟材３、４に固着されるため容易に取
り外しできないものであり、両挟持板２０、２１の位置
を入れ換えることによって、高さ調整を反対側に行うこ
とが困難なものであった。
ような接合具５は構造が複雑となって、形成しにくく、
また、取扱も行いにくいものである。その上、挟持板２
０、２１の上端が桟材３、４に固着されるため容易に取
り外しできないものであり、両挟持板２０、２１の位置
を入れ換えることによって、高さ調整を反対側に行うこ
とが困難なものであった。
【０００６】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、簡単な部材構
成によって、接合するカウンターの高さを容易に調整で
きるカウンターの接合構造の提供にある。
ためになされたものであり、その目的は、簡単な部材構
成によって、接合するカウンターの高さを容易に調整で
きるカウンターの接合構造の提供にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項１記載の発明は、接合するそれぞれのカウンターの裏
面端部に桟材を沿わせて固着させると共に、両カウンタ
ーを接合具によって当接固定するカウンターの接合構造
において、略中央部を垂直片として両端に水平片を有す
る高さ調整具の一方の固着側水平片を上方に位置させて
一方のカウンターの桟材に固着させ、調整ネジによって
他方の調整側水平片と他方のカウンターの桟材とを連結
すると共にこの調整ネジによって高さ調整して成ること
を特徴として構成している。
項１記載の発明は、接合するそれぞれのカウンターの裏
面端部に桟材を沿わせて固着させると共に、両カウンタ
ーを接合具によって当接固定するカウンターの接合構造
において、略中央部を垂直片として両端に水平片を有す
る高さ調整具の一方の固着側水平片を上方に位置させて
一方のカウンターの桟材に固着させ、調整ネジによって
他方の調整側水平片と他方のカウンターの桟材とを連結
すると共にこの調整ネジによって高さ調整して成ること
を特徴として構成している。
【０００８】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、高さ調整具の両水平片に透孔を形成すると
共にこの透孔に合わせて両桟材に螺嵌部を形成し、固着
側水平片を一方の桟材に固定ネジによってネジ止めして
固着し、他方の調整側水平片に調整ネジを係止させて透
孔に遊挿すると共に、他方のカウンターの桟材にねじ込
み保持させて成ることを特徴として構成している。
明において、高さ調整具の両水平片に透孔を形成すると
共にこの透孔に合わせて両桟材に螺嵌部を形成し、固着
側水平片を一方の桟材に固定ネジによってネジ止めして
固着し、他方の調整側水平片に調整ネジを係止させて透
孔に遊挿すると共に、他方のカウンターの桟材にねじ込
み保持させて成ることを特徴として構成している。
【０００９】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において、両桟材の螺嵌部にネジがガイドされて挿入
される開口を形成して成ることを特徴として構成してい
る。
明において、両桟材の螺嵌部にネジがガイドされて挿入
される開口を形成して成ることを特徴として構成してい
る。
【００１０】請求項４記載の発明は、請求項１、２また
は３の発明において、一方のカウンターの裏面端部に桟
材をはみ出し沿わせて固着させ、他方のカウンターの裏
面端部に前記のはみ出し分をカウンター内方に沿わせて
桟材を固着させると共に、接合具として両桟材に形成さ
れる少なくとも上下方向に長い透孔に遊挿されるボルト
と、ナットとを用いて両桟材を挟持し、両カウンターお
よび両桟材の当接部分が接合材によって接合されて成る
ことを特徴として構成している。
は３の発明において、一方のカウンターの裏面端部に桟
材をはみ出し沿わせて固着させ、他方のカウンターの裏
面端部に前記のはみ出し分をカウンター内方に沿わせて
桟材を固着させると共に、接合具として両桟材に形成さ
れる少なくとも上下方向に長い透孔に遊挿されるボルト
と、ナットとを用いて両桟材を挟持し、両カウンターお
よび両桟材の当接部分が接合材によって接合されて成る
ことを特徴として構成している。
【００１１】
【作用】請求項１記載の発明では、略中央部を垂直片と
して両端に水平片を有する高さ調整具を用いている。そ
して、この高さ調整具の固着側水平片を上方に位置させ
て一方のカウンターの桟材に固着させると共に、調整ネ
ジによって他方の調整側水平片と他方のカウンターの桟
材を連結している。従って、調整側水平片は下方に位置
するので、この調整側水平片上方のカウンターを垂直片
の高さ分引き下げる調整ネジによる高さ調整が可能にな
っている。
して両端に水平片を有する高さ調整具を用いている。そ
して、この高さ調整具の固着側水平片を上方に位置させ
て一方のカウンターの桟材に固着させると共に、調整ネ
ジによって他方の調整側水平片と他方のカウンターの桟
材を連結している。従って、調整側水平片は下方に位置
するので、この調整側水平片上方のカウンターを垂直片
の高さ分引き下げる調整ネジによる高さ調整が可能にな
っている。
【００１２】請求項２記載の発明では、高さ調整具の固
定側水平片の透孔に係止する固定ネジまたは調整側水平
片の透孔に遊挿される調整ネジがカウンターの螺嵌部に
ねじ込まれる。固定ネジによって、固着側水平片が固定
され、調整ネジによって、調整側のカウンターが高さ調
整具側に引き寄せられてカウンターの高さが調整され
る。カウンターの高さ関係が逆の場合には、高さ調整具
の固定側水平片と調整側水平片とを入れ換えて、同様に
行うことができる。
定側水平片の透孔に係止する固定ネジまたは調整側水平
片の透孔に遊挿される調整ネジがカウンターの螺嵌部に
ねじ込まれる。固定ネジによって、固着側水平片が固定
され、調整ネジによって、調整側のカウンターが高さ調
整具側に引き寄せられてカウンターの高さが調整され
る。カウンターの高さ関係が逆の場合には、高さ調整具
の固定側水平片と調整側水平片とを入れ換えて、同様に
行うことができる。
【００１３】請求項３記載の発明では、両桟材の螺嵌部
の開口にネジがガイドされて挿入されるので、ネジを螺
嵌部にねじ込みやすくなっている。
の開口にネジがガイドされて挿入されるので、ネジを螺
嵌部にねじ込みやすくなっている。
【００１４】請求項４記載の発明では、一方のカウンタ
ーの裏面端部に桟材をはみ出し沿わせて固着させ、他方
のカウンターの裏面端部に前記のはみ出し分をカウンタ
ー内方に沿わせて桟材を固着させているので、両カウン
ターの端部のみならず、はみ出し沿わせた桟材の上面と
カウンター裏面とが当接して接合材によって接合され
る。
ーの裏面端部に桟材をはみ出し沿わせて固着させ、他方
のカウンターの裏面端部に前記のはみ出し分をカウンタ
ー内方に沿わせて桟材を固着させているので、両カウン
ターの端部のみならず、はみ出し沿わせた桟材の上面と
カウンター裏面とが当接して接合材によって接合され
る。
【００１５】また、両桟材に形成される少なくとも上下
方向に長い透孔に遊挿されるボルトと、ナットとによっ
て、両カウンターが引き寄せられて固定されると共に、
両カウンターの高さも調整されてカウンターが接合され
る。
方向に長い透孔に遊挿されるボルトと、ナットとによっ
て、両カウンターが引き寄せられて固定されると共に、
両カウンターの高さも調整されてカウンターが接合され
る。
【００１６】
【実施例】本発明の一実施例を以下に添付図を基に説明
する。
する。
【００１７】図１および図２はこの実施例の構成を示す
断面図であり、図３は接合しようとするカウンター１の
斜視図である。図４は主要な部材の斜視図であり、図５
はカウンター１の要部の断面図である。
断面図であり、図３は接合しようとするカウンター１の
斜視図である。図４は主要な部材の斜視図であり、図５
はカウンター１の要部の断面図である。
【００１８】図１および図３において、１、２は接合し
ようとするカウンターである。３、４は接合するそれぞ
れのカウンター１、２の裏面端部に沿わせて固着される
桟材である。桟材３は一方のカウンター１の裏面端部に
はみ出し沿わせて固着され、桟材４は他方のカウンター
２の裏面端部に前記のはみ出し分をカウンター２内方に
沿わせて固着されている。また図２は接合する前の状態
を示しており、両カウンター１、２は、ボルト１８およ
びナット１９から成る接合具５によって当接固定され、
接合される。また、両カウンター１、２並びに両桟材
２、３の当接部分に接合材として接着材が塗布されたあ
と、接合される。従って、両カウンター１、２の端部の
みならず、はみ出し沿わせた桟材３の上面とカウンター
２の端部に沿う裏面とが当接して接合材によって強固に
接合されるものである。。
ようとするカウンターである。３、４は接合するそれぞ
れのカウンター１、２の裏面端部に沿わせて固着される
桟材である。桟材３は一方のカウンター１の裏面端部に
はみ出し沿わせて固着され、桟材４は他方のカウンター
２の裏面端部に前記のはみ出し分をカウンター２内方に
沿わせて固着されている。また図２は接合する前の状態
を示しており、両カウンター１、２は、ボルト１８およ
びナット１９から成る接合具５によって当接固定され、
接合される。また、両カウンター１、２並びに両桟材
２、３の当接部分に接合材として接着材が塗布されたあ
と、接合される。従って、両カウンター１、２の端部の
みならず、はみ出し沿わせた桟材３の上面とカウンター
２の端部に沿う裏面とが当接して接合材によって強固に
接合されるものである。。
【００１９】このような接合構造において、接合される
カウンター１、２の端面および上面に微妙な凹凸または
うねりがあるため、また接合時の端面合わせの精度が不
十分であるため、カウンターの接合部に段差が発生する
ことがある。このような段差を調整するために、この実
施例では以下の構成を有している。
カウンター１、２の端面および上面に微妙な凹凸または
うねりがあるため、また接合時の端面合わせの精度が不
十分であるため、カウンターの接合部に段差が発生する
ことがある。このような段差を調整するために、この実
施例では以下の構成を有している。
【００２０】すなわち、６は、図４の斜視図に示すよう
に、略中央部を垂直片として両端に水平片を有する高さ
調整具である。この高さ調整具６は、固着側水平片７を
上方に位置させ、高さの低い側のカウンター１の桟材３
に固定ネジ８を透孔９挿通させ、ネジ止めして固着させ
ている。そして、調整ネジ１０を他方の調整側水平片１
１の透孔１２にワッシャー１３を介して係止して遊挿す
ると共に、カウンター２の桟材４にねじ込ませて保持し
ている。
に、略中央部を垂直片として両端に水平片を有する高さ
調整具である。この高さ調整具６は、固着側水平片７を
上方に位置させ、高さの低い側のカウンター１の桟材３
に固定ネジ８を透孔９挿通させ、ネジ止めして固着させ
ている。そして、調整ネジ１０を他方の調整側水平片１
１の透孔１２にワッシャー１３を介して係止して遊挿す
ると共に、カウンター２の桟材４にねじ込ませて保持し
ている。
【００２１】なお、透孔９は固定ネジ８の径と略同一の
大きさに形成されているが、透孔１２は、カウンター２
をカウンター２の方向に引き寄せるために、カウンター
１、２の接合方向に長い形状に形成されている。また、
図３に示すように、桟材３、４にボルト１８を通すため
の透孔２２、２３は、上下方向に長く形成され、遊びを
有している。
大きさに形成されているが、透孔１２は、カウンター２
をカウンター２の方向に引き寄せるために、カウンター
１、２の接合方向に長い形状に形成されている。また、
図３に示すように、桟材３、４にボルト１８を通すため
の透孔２２、２３は、上下方向に長く形成され、遊びを
有している。
【００２２】以上のように構成しているので、調整側水
平片１１側のカウンター２を垂直片の高さ分引き下げる
ことが可能となり、高さ調整が可能になる。この高さ調
整は、調整ネジ１０が調整側水平片１１の透孔１２に遊
挿されているため、この調整ネジ１０を回してカウンタ
ー２の桟材４に調整ネジ１０をねじ込むことによって、
このカウンター２を高さ調整具６側に引き寄せられて行
なわれる。また、カウンター１、２の高さ関係が逆の場
合には、高さ調整具６の固着側水平片７と調整側水平片
１１とを入れ換えて同様に行うことができる。
平片１１側のカウンター２を垂直片の高さ分引き下げる
ことが可能となり、高さ調整が可能になる。この高さ調
整は、調整ネジ１０が調整側水平片１１の透孔１２に遊
挿されているため、この調整ネジ１０を回してカウンタ
ー２の桟材４に調整ネジ１０をねじ込むことによって、
このカウンター２を高さ調整具６側に引き寄せられて行
なわれる。また、カウンター１、２の高さ関係が逆の場
合には、高さ調整具６の固着側水平片７と調整側水平片
１１とを入れ換えて同様に行うことができる。
【００２３】なお、調整ネジ１０をその全長にネジ山を
形成したネジ棒としワッシャー１３の下方にナットを備
えて、このナットを回すことによって高さ調整を行うよ
うに構成することもできる。
形成したネジ棒としワッシャー１３の下方にナットを備
えて、このナットを回すことによって高さ調整を行うよ
うに構成することもできる。
【００２４】また、固着側水平片７の透孔９および調整
側水平片１１の透孔１２に合わせて、両桟材３、４に螺
嵌部１４、１５を形成している。この螺嵌部１４、１５
には、図５の断面図に示すように、ネジがガイドされて
挿入される開口１６、１７が形成されている。このた
め、開口１６、１７にネジがガイドされ、ネジを螺嵌部
１４、１５にねじ込みやすくなっている。
側水平片１１の透孔１２に合わせて、両桟材３、４に螺
嵌部１４、１５を形成している。この螺嵌部１４、１５
には、図５の断面図に示すように、ネジがガイドされて
挿入される開口１６、１７が形成されている。このた
め、開口１６、１７にネジがガイドされ、ネジを螺嵌部
１４、１５にねじ込みやすくなっている。
【００２５】また、図２は図１とは別な構成の例を示す
ものであり、この図に示すように、両カウンター１、２
の接合する端部に桟材３、４を略沿わせてもよい。この
ようにすれば、図１の例と異なり、はみ出し沿わせた桟
材３の上面とカウンター２の端部に沿う裏面とが当接す
ることがないので、高さ調整の範囲を大きくすることが
できる。
ものであり、この図に示すように、両カウンター１、２
の接合する端部に桟材３、４を略沿わせてもよい。この
ようにすれば、図１の例と異なり、はみ出し沿わせた桟
材３の上面とカウンター２の端部に沿う裏面とが当接す
ることがないので、高さ調整の範囲を大きくすることが
できる。
【００２６】以上に説明したように、この実施例は調整
具６等の簡単な部材構成によって、カウンター１、２の
段差の方向に合わせて、接合するカウンター１、２の高
さが容易に調整できるカウンターの接合構造となってお
り、人造大理石等のように大きいカウンターが形成しに
くい材質であっても、接合することによって接合部の表
面が滑らかな大きなカウンターを得ることができ、ま
た、Ｌ字型等の形状にも容易に形成できるものである。
具６等の簡単な部材構成によって、カウンター１、２の
段差の方向に合わせて、接合するカウンター１、２の高
さが容易に調整できるカウンターの接合構造となってお
り、人造大理石等のように大きいカウンターが形成しに
くい材質であっても、接合することによって接合部の表
面が滑らかな大きなカウンターを得ることができ、ま
た、Ｌ字型等の形状にも容易に形成できるものである。
【００２７】
【発明の効果】請求項１記載の発明は、略中央部を垂直
片として両端に水平片を有する高さ調整具と、調整ネジ
とから成る簡単な構成によって、カウンターの高さ調整
が成される。接合する両カウンターの高さ調整を行うこ
とによって、段差を調節して平らな接合された表面を得
ることができるものであって、このようなカウンターの
接合によって大きなカウンターを得ること、さらに、Ｌ
字型等の形状にも容易に形成できる。
片として両端に水平片を有する高さ調整具と、調整ネジ
とから成る簡単な構成によって、カウンターの高さ調整
が成される。接合する両カウンターの高さ調整を行うこ
とによって、段差を調節して平らな接合された表面を得
ることができるものであって、このようなカウンターの
接合によって大きなカウンターを得ること、さらに、Ｌ
字型等の形状にも容易に形成できる。
【００２８】請求項２記載の発明は、固定ネジによっ
て、固着側水平片が固定され、調整ネジによって、調整
側水平片上方のカウンターが高さ調整具側に引き寄せら
れてカウンターの高さが調整される。調整側水平片上方
のカウンターが低い場合には、高さ調整具の固着側水平
片と調整側水平片とを入れ換えて、高さ調整を行うこと
ができる。この作業は螺嵌部のネジ操作によって容易に
行うことができる。
て、固着側水平片が固定され、調整ネジによって、調整
側水平片上方のカウンターが高さ調整具側に引き寄せら
れてカウンターの高さが調整される。調整側水平片上方
のカウンターが低い場合には、高さ調整具の固着側水平
片と調整側水平片とを入れ換えて、高さ調整を行うこと
ができる。この作業は螺嵌部のネジ操作によって容易に
行うことができる。
【００２９】請求項３記載の発明は、両桟材の螺嵌部の
開口にネジがガイドされて挿入されるので、ネジを螺嵌
部にねじ込みやすくなっており、高さ調整具の固着側水
平片と調整側水平片との入れ換えなどのネジ操作を簡単
に行うことができる。
開口にネジがガイドされて挿入されるので、ネジを螺嵌
部にねじ込みやすくなっており、高さ調整具の固着側水
平片と調整側水平片との入れ換えなどのネジ操作を簡単
に行うことができる。
【００３０】請求項４記載の発明は、両カウンターの端
部のみならず、はみ出し沿わせた桟材の上面とカウンタ
ー裏面とが当接し接合材によって接合されるので、接合
強度が強いものになっている。また、少なくとも上下方
向に長い透孔にボルトを遊挿しているので、カウンター
の高さ調整のときに、カウンターを調整ネジによって動
かすことができ、高さ調整をスムーズに行うことができ
る。
部のみならず、はみ出し沿わせた桟材の上面とカウンタ
ー裏面とが当接し接合材によって接合されるので、接合
強度が強いものになっている。また、少なくとも上下方
向に長い透孔にボルトを遊挿しているので、カウンター
の高さ調整のときに、カウンターを調整ネジによって動
かすことができ、高さ調整をスムーズに行うことができ
る。
【図１】本発明の一実施例の構成を示す断面図である。
【図２】同上実施例の別な構成を示す断面図である。
【図３】同上実施例の接合しようとするカウンターを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図４】同上実施例の主要な部材を示す斜視図である
【図５】同上実施例のカウンターの要部を示す断面図で
ある。
ある。
【図６】従来例の断面図である。
【図７】従来例の断面図である。
１ カウンター ２ カウンター ３ 桟材 ４ 桟材 ５ 接合具 ６ 高さ調整具 ７ 固着側水平片 ８ 固定ネジ ９ 透孔 10 調整ネジ 11 調整側水平片 12 透孔 13 ワッシャー 14 螺嵌部 15 螺嵌部 16 開口 17 開口 18 ボルト 19 ナット 20 挟持板 21 挟持板 22 透孔 23 透孔
Claims (4)
- 【請求項１】 接合するそれぞれのカウンター１、２の
裏面端部に桟材３、４を沿わせて固着させると共に、両
カウンター１、２を接合具５によって当接固定するカウ
ンターの接合構造において、略中央部を垂直片として両
端に水平片７、１１を有する高さ調整具６の一方の固着
側水平片７を上方に位置させて一方のカウンター１の桟
材３に固着させ、他方の調整側水平片１１と他方のカウ
ンター２の桟材４とを調整ネジ１０によって連結すると
共にこの調整ネジ１０によって高さ調整して成ることを
特徴とするカウンターの接合構造。 - 【請求項２】 高さ調整具６の両水平片７、１１に透孔
９、１２を形成すると共にこの透孔９、１２に合わせて
両桟材３、４に螺嵌部１４、１５を形成し、固着側水平
片７を一方の桟材３に固定ネジ８によってネジ止めして
固着し、他方の調整側水平片１１に調整ネジ１０を係止
させて透孔１２に遊挿すると共に、他方のカウンター２
の桟材４にねじ込み保持させて成ることを特徴とする請
求項１記載のカウンターの接合構造。 - 【請求項３】 両桟材３、４の螺嵌部１４、１５にネジ
がガイドされて挿入される開口１６、１７を形成して成
ることを特徴とする請求項２記載のカウンターの接合構
造。 - 【請求項４】 一方のカウンター１の裏面端部に桟材３
をはみ出し沿わせて固着させ、他方のカウンター２の裏
面端部に前記のはみ出し分をカウンター２内方に沿わせ
て桟材４を固着させると共に、接合具５として両桟材
３、４に形成される少なくとも上下方向に長い透孔２
２、２３に遊挿されるボルト１８と、ナット１９とを用
いて両桟材３、４を挟持し、両カウンター１、２および
両桟材３、４の当接部分が接合材によって接合されて成
ることを特徴とする請求項１、２または３記載のカウン
ターの接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5335794A JPH07255550A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | カウンターの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5335794A JPH07255550A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | カウンターの接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07255550A true JPH07255550A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12940555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5335794A Pending JPH07255550A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | カウンターの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07255550A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2452586A (en) * | 2007-09-06 | 2009-03-11 | John Oswin Metcalf | Jig for alignment of two adjacent sheets |
| CN110701156A (zh) * | 2019-09-26 | 2020-01-17 | 刘飞 | 一种治平方法 |
| US20220400862A1 (en) * | 2019-10-29 | 2022-12-22 | Caesarstone Ltd. | Countertop installation |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP5335794A patent/JPH07255550A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2452586A (en) * | 2007-09-06 | 2009-03-11 | John Oswin Metcalf | Jig for alignment of two adjacent sheets |
| CN110701156A (zh) * | 2019-09-26 | 2020-01-17 | 刘飞 | 一种治平方法 |
| US20220400862A1 (en) * | 2019-10-29 | 2022-12-22 | Caesarstone Ltd. | Countertop installation |
| US11974672B2 (en) * | 2019-10-29 | 2024-05-07 | Caesarstone Ltd. | Countertop installation |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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