JPH07255211A - 作業機装着装置 - Google Patents
作業機装着装置Info
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- JPH07255211A JPH07255211A JP5616794A JP5616794A JPH07255211A JP H07255211 A JPH07255211 A JP H07255211A JP 5616794 A JP5616794 A JP 5616794A JP 5616794 A JP5616794 A JP 5616794A JP H07255211 A JPH07255211 A JP H07255211A
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Abstract
他の部材との干渉を気にすることなく、バックホーをト
ラクタに装着させることのできる作業機装着装置を提供
する。 【構成】 トラクタの車体8後部左右両側に後方突出状
に設けた受部14aに上方開放状の凹部15を形成し、
バックホーに備えた、前記左右凹部15間に亘る連結バ
ー38を、トラクタとバックホーとを相対的に近接させ
て連結バー38を左右凹部15の上方位置に配置させる
と共に連結バー38を下降させることによって凹部15
に嵌入させるようにしたものにおいて、前記受部14a
に、連結バー38が凹部15から上方に離脱した位置に
おいて、該連結バー38の上方移動及び前方移動を規制
すると共に後方移動を許容するガイド部材17を設け
る。
Description
クホー等の作業機を装着させるための作業機装着装置に
関するものである。
着する作業機装着装置として、トラクタの車体後下部の
左右両側に受部を後方突出状に設け、左右受部に上方開
放状の凹部を形成し、バックホーの機体に左右凹部間に
亘る連結バーを設け、トラクタをバックホーに近接させ
て連結バーを左右凹部の上方位置に配置させ、その後バ
ックホーの機体を下降させて連結バーを左右凹部に左右
軸廻り回動自在に嵌入させ、連結バーが左右凹部に嵌入
した状態でバックホーの機体をトラクタに近接するよう
に連結バー廻りに回動させることによって、バックホー
の機体の上連結部がトラクタの車体の上被連結部に自動
連結されるようにしたものがある。
ては、連結バーを凹部の上方位置に配置させるにあたっ
ては、トラクタの運転者の目測によっていたので、熟練
を要し困難な作業であった。特に、トラクタにバックホ
ーをより近接させて取付けるようにしたものにあって
は、左右方向の連結バーが車体後部から突出するPTO
軸やそのカバーと干渉しないように気をつけなければな
らず、着脱作業に相当な時間を要するという問題があっ
た。
業機の着脱の容易化を図った作業機装着装置を提供する
ことを目的とする。
成するために講じた技術的手段は、トラクタ1の車体8
後部左右両側に後方突出状に設けた受部14aに上方開
放状の凹部15を形成し、作業機7側に備えた、前記左
右凹部15間に亘る連結バー38を、トラクタ1と作業
機7とを相対的に近接させて連結バー38を左右凹部1
5の上方位置に配置させると共に連結バー38を下降さ
せることによって凹部15に嵌入させるようにした作業
機装着装置において、前記受部14aに、連結バー38
が凹部15から上方に離脱した位置において、該連結バ
ー38の上方移動及び前方移動を規制すると共に後方移
動を許容するガイド部材17を設けた点にある。
4aの凹部15に嵌入させるには、先ず、トラクタ1
を、連結バー38がガイド部材17に接当するまで後進
させ、次いで、連結バー38を下降させると、該連結バ
ー38が受部14aの凹部15内に嵌入する。
離脱させるには、連結バー38をガイド板17に接当す
るまで上昇させる。そして、トラクタ1を前進させると
ガイド部材17が連結バー38から離反する。以上のよ
うにして、熟練を要することなく、連結バー38と凹部
15との嵌脱が図れると共に、その嵌脱の際に、連結バ
ー38を、例えばPTO軸等に干渉させる恐れもない。
する。図2において、1はトラクタで、前輪2、後輪3
を有し、ハンドル4の後方に運転席5が前向き姿勢と後
向き姿勢とに姿勢変更自在に備えられている。また、こ
のトラクタ1の前部にはフロントローダ6が装着され、
後部にはバックホー7が装着されている。
ッチハウジング、ミッションケース等を直結して主構成
されている。この車体8の左右両側にはバックホー7を
装着するために用いられる取付枠9が設けられている。
左右の各取付枠9は、車体8の下部に固定される前後方
向の主枠材10と、この主枠材10の左右方向内側に固
定されて主枠材10から上方突出状とされた側枠材11
と、取付枠9を車体8後部の後車軸ケース12に取付固
定するための補強枠13とを備えてなる。
の後下部の左右方向内側には、車体8から後方突出状に
受部材14が固着されており、この受部材14の後方突
出部が受部14aとされており、この受部14aには上
方に向けて開放状とされたU字状凹部15が形成されて
いる。この凹部15の上方位置には左右方向の軸心を有
するマウントバー16が配置され、このマウントバー1
6は側枠材11上部に固定されている。
ド部材17が立設固着されている。このガイド部材17
は凹部15の前方に位置すると共に、側面視において、
車体8後面から突出するPTO軸18とラップするよう
に配置されている。また、ガイド部材17の後面下部に
は、PTO軸18より下方に位置すると共に後方に向け
て若干上方に傾斜状の上方位置規制部19と、この上方
位置規制部19の前端から下方に延び且つ下端が凹部1
5の前側上端に合致する前方位置規制部20とを備えた
ガイド面21が形成されている。
方及び左右側方を覆うPTOカバー39が設けられ、こ
のPTOカバー39は車体8後面に固定されたブラケッ
トに枢軸40を介して左右軸廻り上下回動可能に取付ら
れる。前記ガイド部材17のガイド面21の上方位置規
制部19はPTOカバー39の下面と略一致或いは若干
下方に位置する。
の機枠22は、板材より構成され、上下一対の主枠材2
3と、上下主枠材23の前端部同志を連結する前枠材2
4と、上下主枠材23の中間部同志を連結する中間枠材
25等とを備えて成る。上下主枠材23の後端部には旋
回枠26が縦軸廻りに左右揺動自在に取付けられ、この
旋回枠26は左右一対の旋回シリンダ27によって左右
に旋回される。
8の基部が枢着され、このブーム28はブームシリンダ
29によって上下に揺動される。また、ブーム28の先
端部にはアームシリンダ30によって回動されるアーム
31の基部が枢着され、アーム31の先端部にはバケッ
トシリンダ32によって揺動動作されるバケット33が
リンク機構を介して取付けられている。
ット34を介してスタビライザ35が設けられ、機枠2
2上にはコントロールボックス36が設けられている。
機枠22の前部左右両側にはサイドプレート37が固着
されており、左右サイドプレート37の下部間には左右
方向の軸心を有する連結バー38が設けられ、この連結
バー38の左右方向両端部は左右サイドプレート37か
ら左右方向外方に突出されると共に、各サイドプレート
37の左右方向外側に間隔をおいて配置された案内板4
1を貫通している。この案内板41の上端は連結板42
によってサイドプレート37に連結されている。また、
案内板41の前上部には前方に向けて左右方向外方に傾
斜した案内部44が形成されている。
向内側には補強板44が設けられ、この補強板44は下
側の主枠材23、サイドプレート37及び連結バー38
に固着されている。各サイドプレート37の上部には上
下に対向配置された一対のマウントホルダ45が配設さ
れている。上下のマウントホルダ45はサイドプレート
37の外側面に左右方向の軸心を有する支軸46,47
を介して開閉自在に枢支されている。なお、上側のマウ
ントホルダ45を支持する支軸46は左右サイドプレー
ト37間に亘って設けられている。
ネ48によってトラクタ1(前方)側に向けて開くよう
に付勢されている。上下各マウントホルダ45の対向面
には、マウントバー16に嵌合する円弧状凹部49が形
成されている。マウントホルダ45の後方には、マウン
トホルダ45の閉時における拡開を規制するロック部材
50が配置されており、このロック部材50は主枠材2
3に固着のブラケット51に前後移動自在に支持される
と共に、圧縮コイルバネ52によって前方に付勢されて
いる。また、ロック部材50は操作レバー53によって
圧縮コイルバネ52の付勢力に抗して後方に移動操作可
能とされている。
の下部に基部が前後軸廻り回動自在に枢着された脚体5
4と、シリンダ本体がブラケット34の上部に前後軸廻
り回動自在に枢着された昇降シリンダ55とを備えてな
り、脚体54の先端側には接地板56が枢着され、昇降
シリンダ55のロッド先端側は脚体54先端側に固定さ
れた取付板57に枢着され、昇降シリンダ55の伸縮に
よって、脚体54が枢着部廻りに上下回動して昇降され
るようになっている。
タ1から離脱した状態では、図1に示すように、マウン
トホルダ45はバネ48によって拡開された状態であ
り、また、ロック部材50はバネ52によって付勢され
ていてその頭部がマウントホルダ45の後面に接当され
ている。また、左右スタビライザ35及びアーム31の
先端側は接地されてバックホー7の姿勢が保持されてい
る。
するには、先ず、スタビライザ35,ブーム28等を操
作することによって、連結バー38を上下方向に関し
て、ガイド板17のガイド面21の上方位置規制部19
と受部14a上端面との間に位置させる。次いで、トラ
クタ1を、連結バー38のサイドプレート37,案内板
41間部分がガイド部材17のガイド面21の前方位置
規制部20に接当するまで後進させる。このとき、連結
バー38が上方位置規制部19に接当した場合には、該
上方位置規制部19によって前方位置規制部20へと案
内される。また、連結バー38が上方位置規制部19よ
り上方位置に位置ずれしていた場合には、連結バー38
がガイド部材17後端面に接当するので、PTO軸18
に接触してこれを損傷させるようなことはない。また、
連結バー38がPTOカバー39下部に接当しても、該
カバー39は上方に回動するので支障はない。
位置ずれに関しては、案内板41の案内部43によって
ガイド部材17が所定位置に案内されるようになってい
る。次いで、スタビライザ35を上昇方向に回動させて
機枠22を下降させると、連結バー38が下方移動して
凹部15内に左右方向の軸心廻り回動自在に嵌入され
る。
せると、機枠22が連結バー38廻りに回動して、マウ
ントホルダ45がトラクタ1側に近接し、マウントバー
16が上下マウントホルダ45間に挿入され、該マウン
トバー16によってマウントホルダ45が押圧されて、
上下マウントホルダ45がバネ48の付勢力に抗して閉
動作され、図3に示すように、マウントバー16が上下
マウントホルダ45で挟み込まれて、自動連結される。
ロック部材50の頭部がバネ52によって自動的に挿入
されて挟み込まれ、マウントホルダ45の開動作が阻止
されるようになっている。以上のようにして、取付枠9
にバックホー7の機枠22が連結されて、トラクタ1に
バックホー7が装着される。この状態からバックホー7
をトラクタ1から離脱させるには、先ず、操作レバー5
3を後方移動させることで、ロック部材50をバネ52
の付勢力に抗して後方移動させて、ロック部材50頭部
を上下マウントホルダ45の後部間から離脱させ、この
状態で保持しておく。この状態では上下マウントホルダ
45はマウントバー16に押圧されていて開かない。
せると、バックホー7の機枠22が連結バー38廻りに
後方に回動しようとする。これにより、マウントバー1
6による押圧が解除され、バネ48の付勢力によって上
下マウントホルダ45が開くと共に機枠22が連結バー
38廻りに後方に回動して、上下マウントホルダ45が
マウントバー16から離反する。
6から適度に離反した後、機枠22を上昇させると、図
1に示すように、連結バー38が凹部15から上方に離
脱する。そして、連結バー38がガイド部材17のガイ
ド面21の上方位置規制部19に接当するまで機枠22
を上昇させる。このとき、連結バー38はガイド面21
の前方位置規制部20にも接当しており、これによっ
て、連結バー38がPTO軸18及びPTOカバー39
に不慮に接当することがない。
ー7から離反させ、バックホー7をトラクタ1から離脱
させた状態では、バックホー7は左右のスタビライザ3
5とアーム31の先端側とを接地させた状態で保持され
る。なお、ガイド部材17でPTO軸18以外の部品を
保護するようにしてもよい。 図6乃至図9において、
ブーム28は四角筒状の本体部材58と、旋回枠26に
取付るための取付部材59と、アーム31を連結するた
めの連結部材60とから主構成されている。
の基部側後端を相互の連結してなり、左右側板下端側が
旋回枠26に左右軸廻り回動自在に枢着されている。こ
の取付部材59の左右側板59a間に本体部材58が配
置されて固着されている。本体部材58内にはブームシ
リンダ29が収容されており、該シリンダ29のシリン
ダ本体は、取付部材59の左右側板59a上端側に固定
の左右筒体61に挿通された軸62に枢着され、シリン
ダロッド先端側は旋回枠26に枢着されている。
にはアームシリンダ30のシリンダ本体が枢着されてい
る。また、本体部材58の前面側には補強板63が固着
され、この補強板63及び本体部材58を貫通して、ブ
ームシリンダ29のシリンダ本体取付用の取付孔64が
形成され、この取付孔64はブームシリンダ29に接続
される油圧ホースの挿通孔としても使用される。
には、連結片65が設けられている。この連結片65は
スタビライザ35の脚体54とブーム28とが、シリン
ダ29,55の油のリークにより下降するのを防止する
ものであり、具体的には、図6,7,9に示すように、
スタビライザ35の脚体54及びブーム28を上昇させ
た状態(トラクタ1を走行させる場合,フロントローダ
6を使用する場合等)で、連結片65の上部と取付板5
7の上部とを、シャックル,フック等を介してチェーン
66によって連結する。
させ、ブーム28を下げてアーム31先端側を接地状態
とさせたとき(例えば、搬送のためにトラックの荷台に
積み込んだ場合等)には、連結片65の下部と取付板5
7の下部とをチェーン66によって連結する。そのた
め、連結片65の下部は前方に突出状とされている。
部左右両側に後方突出状に設けた受部14aに、連結バ
ー38が、該受部14aに形成した凹部15から上方に
離脱した位置において、該連結バー38の上方移動及び
前方移動を規制すると共に後方移動を許容するガイド部
材17を設けたことによって、連結バー38を凹部15
に嵌脱させるにあたって、連結バー38をガイド部材1
7に接当させることによって該連結バー38の位置決め
ができ、熟練を要することなく、連結バー38と凹部1
5との嵌脱が図れると共に、その嵌脱の際に、連結バー
38を、例えばPTO軸等に干渉させる恐れもない。
る。
見た図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 トラクタ(1)の車体(8)後部左右両
側に後方突出状に設けた受部(14a)に上方開放状の
凹部(15)を形成し、作業機(7)側に備えた、前記
左右凹部(15)間に亘る連結バー(38)を、トラク
タ(1)と作業機(7)とを相対的に近接させて連結バ
ー(38)を左右凹部(15)の上方位置に配置させる
と共に連結バー(38)を下降させることによって凹部
(15)に嵌入させるようにした作業機装着装置におい
て、 前記受部(14a)に、連結バー(38)が凹部(1
5)から上方に離脱した位置において、該連結バー(3
8)の上方移動及び前方移動を規制すると共に後方移動
を許容するガイド部材(17)を設けたことを特徴とす
る作業機装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05616794A JP3560634B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 作業機装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05616794A JP3560634B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 作業機装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07255211A true JPH07255211A (ja) | 1995-10-09 |
JP3560634B2 JP3560634B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=13019547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05616794A Expired - Fee Related JP3560634B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 作業機装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3560634B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100483336B1 (ko) * | 2001-07-10 | 2005-04-14 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 트랙터에 탈착 가능하게 장착되는 백호 유닛 |
JP2017106179A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社クボタ | 作業車及びバックホー |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP05616794A patent/JP3560634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100483336B1 (ko) * | 2001-07-10 | 2005-04-14 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 트랙터에 탈착 가능하게 장착되는 백호 유닛 |
JP2017106179A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 株式会社クボタ | 作業車及びバックホー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3560634B2 (ja) | 2004-09-02 |
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