JPH0725517U - 電線リングマーク塗布装置 - Google Patents

電線リングマーク塗布装置

Info

Publication number
JPH0725517U
JPH0725517U JP6021693U JP6021693U JPH0725517U JP H0725517 U JPH0725517 U JP H0725517U JP 6021693 U JP6021693 U JP 6021693U JP 6021693 U JP6021693 U JP 6021693U JP H0725517 U JPH0725517 U JP H0725517U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
electric wire
ring mark
outer peripheral
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6021693U
Other languages
English (en)
Inventor
厚雄 田中
達哉 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP6021693U priority Critical patent/JPH0725517U/ja
Publication of JPH0725517U publication Critical patent/JPH0725517U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 常時、確実にリングマークの塗布が行える電
線リングマーク塗布装置を提供する。 【構成】 同期回転する一対の印刷ロール10の外周面
に被覆電線Aの外周面に接触する凹状の塗布面を有する
塗布部材11を一定間隔で設け、転写ロール20,かき
上げロール30及び塗料の貯留部40から成る塗料供給
手段によって塗布部材11に塗料を供給すると共にこの
塗布部材11間に被覆電線Aを挟み込むことにより、被
覆部外周面にリングマークを塗布する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、被覆電線の被覆部外周面にリングマークを施す電線リングマーク 塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
被覆電線の被覆部外周面にリングマークを施す電線リングマーク塗布装置とし ては、図5に示すようなものがある。
【0003】 この電線リングマーク塗布装置50は、連続供給される被覆電線Aを挟んで、 外周面に8個の塗料吹出穴52が一定間隔で形成された一対のマーキングドラム 51を対向設置したものである。両マーキングドラム51は、同調ローラにより 検出された被覆電線Aの供給速度に基づいてリングマークピッチが一定になるよ うに回転し、このマーキングドラムの回転により発生した遠心力によって前記塗 料吹出穴52から吹飛した塗料aによって被覆部外周面にリングマークが施され る。
【0004】 しかし、このような構成では、装置の運転停止中に塗料吹出穴52付近の塗料 が固まって塗料吹出穴52が詰まると、リングマークの塗布ができなくなるとい った欠点がある。
【0005】 そこで、この考案の課題は、上記欠点を解消して常に確実にリングマークの塗 布が行える電線リングマーク塗布装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案は、連続的に供給される被覆電線を、外 周面に一定間隔で設けられた塗布部材間に挟み込んで同期回転する一対の印刷ロ ールと、前記塗布部材にマーキング用塗料を供給する塗料供給手段とから成り、 前記塗布部材は、前記被覆電線の外周面に接触する凹状の塗布面を有している電 線リングマーク塗布装置を提供するものである。
【0007】 また、前記塗料供給手段を、前記塗布部材に嵌合して凹状の塗布面に接触する 凸状の転写部を外周面に備えた転写ロールと、貯留部の塗布をかき上げて前記転 写部に付着させるかき上げロールとによって構成することもできる。
【0008】
【作用】
以上のように構成された電線リングマーク塗布装置は、印刷ロールの回転によ って連続供給される被覆電線が一定間隔毎に塗布部材に挟み込まれ、被覆部外周 面が凹状の塗布面と接触することによって、塗布部材に供給された塗料がリング マークとして被覆部外周面に付着する。
【0009】 また、請求項2に記載された電線リングマーク塗布装置では、かき上げロール によって貯留部の塗料がかき上げられて転写ロールの転写部に付着し、転写部が 印刷ロールの塗布部材の塗布面と接触することによって塗料が塗布面に転写され る。
【0010】
【実施例】
以下、実施例について図面を参照して説明する。図4に示す被覆電線製造装置 は、芯線に絶縁性樹脂を押出被覆するクロスヘッド1、被覆部外周面にリングマ ークを施す電線リングマーク塗布装置2、冷却用水槽3、電線引取機4、蓄線機 5及び巻取機6が被覆電線Aの送り出し方向に沿って順次配設されたものであり 、前記蓄線機5は、前記巻取機6のドラム交換時にも装置を連続運転させるため に、その間に供給される電線を一時的に蓄線するものである。なお、前記電線リ ングマーク塗布装置2を前記クロスヘッド1と冷却用水槽3との間に設置してい るのは、塗料の乾気性を考慮し、電線が温かいうちに塗料を付着させ、その後冷 却するためである。
【0011】 前記電線リングマーク塗布装置2は、図1に示すように、前記クロスヘッド1 から連続して送り出される被覆電線Aの上下にそれぞれ配設された印刷ロール1 0,転写ロール20,かき上げロール30及び塗料の貯留部40によって構成さ れている。
【0012】 前記印刷ロール10には、その外周面に一定間隔でシリコンゴムで形成された 塗布部材11が設けられており、上下の印刷ロール10は、互いの塗布部材11 によって被覆電線Aを挟み込むように、同期回転する。また、その回転速度は、 被覆電線Aの供給速度に応じて一定ピッチでリングマークが塗布できるように調 整されている。なお、塗布部材11は、印刷ロール10の大きさやマーキングの 間隔により、1つ又は複数個を適宜設けるものとする。
【0013】 前記塗布部材11は、図2(a)に示すように、被覆電線Aが嵌合して接触す る凹状の塗布面12を有しており、上下の印刷ロール10の塗布部材11が被覆 電線Aを挟み込んだ状態では、図3(a)に示すように、被覆電線Aの被覆部全 周が前記塗布面12と接触するようになっている。
【0014】 前記転写ロール20は、表面が、例えば、塗料を吸収しやすいスポンジのよう な軟質材によって形成されており、図2(b)に示すように、外周面が凸状に形 成された転写部21を有している。この転写部21は、図3(b)に示すように 、前記印刷ロール10の塗布部材11に嵌合して塗布面12と接触することによ って転写部21の塗料を塗布部材11の塗布面12に付着させるようになってい る。
【0015】 前記かき上げロール30は、図2(c)に示すように、フラットな外周面が前 記転写ロール20の転写部21と接触した状態で、その下半部が前記貯留部40 の塗料に浸漬されており、このかき上げロール30の回転によって貯留部40の 塗料がかき上げられ転写ロール20の転写部21に付着するようになっている。 なお、上記のように外周面をフラットにしたのは、塗料のはねやロール表面へ均 等に塗料をかき上げることを考慮すると、フラットに形成しておくことが好しい からである。
【0016】 また、図示していないが前記かき上げロール30は動力伝達手段としてのベル トを介して駆動源であるモーターに接続されており、このかき上げロール30の 回転によって、転写ロール20及び印刷ロール10に順次動力伝達され、各ロー ル20,10が回転するようになっている。なお、印刷ロール10は電線にも接 触しており、転写ロール20の回転駆動力は、電線を介しても伝達される。
【0017】 以上のように構成された電線リングマーク塗布装置2は、かき上げロール30 の回転によって、貯留部40内の塗料が撹拌されると共に一定量の塗料が定常的 にかき上げられ、転写ロール20の転写部21に塗料が付着する。
【0018】 転写部21に付着した塗料は、転写部21が印刷ロール10の塗布部材11に 嵌合することによって塗布面12に転写され、同期回転する上下の印刷ロール1 0の塗布部材11間に被覆電線Aが挟み込まれることにより、被覆部表面に塗布 面12と同一幅のリングマークが一定ピッチで塗布される。
【0019】 なお、この実施例では、印刷ロール10,転写ロール20及びかき上げロール 30を被覆電線Aの上下に配設したが、これは電線をガイドするという点で上下 に挟み込む方がリングマークが安定して塗布できると共に各ロール20,30へ の塗料の供給が容易だからである。従って、必ずしも各ロール10,20,30 を上下に配設する必要はなく、被覆電線の左右に配設するものでもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、この考案は同期回転する一対の印刷ロールの外周面に被覆電線 の外周面に接触する凹状の塗布面を有する塗布部材を一定間隔で設けると共に、 塗料供給手段によって前記塗布部材に塗料を供給し、この塗布部材間に被覆電線 を挟み込む構成を採用したため、従来のように吹出穴がつまってリングマークを 塗布することができないといった問題が生じることがなく、常時確実に被覆電線 にリングマークを施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る一実施例を示す概略図である。
【図2】同上の印刷ロール,転写ロール,かき上げロー
ルの詳細を示す断面図である。
【図3】印刷ロール相互及び印刷ロールと転写ロールと
の関係を示す断面図である。
【図4】同上の電線リングマーク塗布装置を利用した電
線製造装置を示す概略図である。
【図5】従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 印刷ロール 11 塗布部材 12 塗布面 20 転写ロール 21 転写部 30 かき上げロール 40 貯留部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に供給される被覆電線を、外周面
    に一定間隔で設けられた塗布部材間に挟み込んで同期回
    転する一対の印刷ロールと、前記塗布部材にマーキング
    用塗料を供給する塗料供給手段とから成り、 前記塗布部材は、前記被覆電線の外周面に接触する凹状
    の塗布面を有している電線リングマーク塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記塗料供給手段を、前記塗布部材に嵌
    合して凹状の塗布面に接触する凸状の転写部を外周面に
    備えた転写ロールと、貯留部の塗料をかき上げて前記転
    写部に付着させるかき上げロールとによって構成した請
    求項1記載の電線リングマーク塗布装置。
JP6021693U 1993-10-12 1993-10-12 電線リングマーク塗布装置 Pending JPH0725517U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6021693U JPH0725517U (ja) 1993-10-12 1993-10-12 電線リングマーク塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6021693U JPH0725517U (ja) 1993-10-12 1993-10-12 電線リングマーク塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0725517U true JPH0725517U (ja) 1995-05-12

Family

ID=13135756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6021693U Pending JPH0725517U (ja) 1993-10-12 1993-10-12 電線リングマーク塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0725517U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015145128A (ja) * 2015-03-03 2015-08-13 株式会社フジクラ 印刷装置、印刷方法、光ファイバ及び光ファイバケーブル
WO2019193790A1 (ja) * 2018-04-04 2019-10-10 株式会社フジクラ 印刷装置、印刷方法、光ファイバテープの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015145128A (ja) * 2015-03-03 2015-08-13 株式会社フジクラ 印刷装置、印刷方法、光ファイバ及び光ファイバケーブル
WO2019193790A1 (ja) * 2018-04-04 2019-10-10 株式会社フジクラ 印刷装置、印刷方法、光ファイバテープの製造方法
JP2019181729A (ja) * 2018-04-04 2019-10-24 株式会社フジクラ 印刷装置、印刷方法、光ファイバテープの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1082872C (zh) 装饰片的制造方法及它的制造装置
US3937141A (en) Dampener for lithographic printing plates
US4064288A (en) Method for registering anode and cathode layers on a web
CN107972358A (zh) 印刷覆膜装置
AU2018417772A1 (en) Printing device, printing method, and optical fiber ribbon manufacturing method
JPH0725517U (ja) 電線リングマーク塗布装置
RU2258008C2 (ru) Система дозирования для накатывания краски на валики в печатной машине
JPH08138466A (ja) 電線ストライプマーク塗布装置
JPH0424574Y2 (ja)
JP2019137002A (ja) ケーブル表面印刷装置
JPS601819Y2 (ja) 加湿装置
JP2551584Y2 (ja) 印刷インキ供給装置
JPH08138465A (ja) 電線全面インク塗布装置
US4593617A (en) Ink supplying apparatus for printing machine
JPH0380118B2 (ja)
JP2813867B2 (ja) ラべリングマシンのラベル印刷装置
KR20170103629A (ko) 롤투롤 인쇄 장치
JPH0436924Y2 (ja)
JP2679230B2 (ja) 電子部品の塗装方法及び塗装装置
JPS6231180Y2 (ja)
US6082258A (en) Printing press damping system
JPH0529106Y2 (ja)
JP2534532Y2 (ja) ローラ用塗布材塗布装置
JPH0365371A (ja) 熱転写記録媒体への検知用マーク形成方法
JPS604343Y2 (ja) プラスチツク被覆電線の製造装置