JPH07254633A - フィルムキャリヤの打抜装置 - Google Patents

フィルムキャリヤの打抜装置

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JPH07254633A
JPH07254633A JP6045683A JP4568394A JPH07254633A JP H07254633 A JPH07254633 A JP H07254633A JP 6045683 A JP6045683 A JP 6045683A JP 4568394 A JP4568394 A JP 4568394A JP H07254633 A JPH07254633 A JP H07254633A
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upper die
air cylinder
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film carrier
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Akira Kameda
明 亀田
Yasuto Onizuka
安登 鬼塚
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムキャリヤを上型と下型にて打ち抜い
て電子部品を得るフィルムキャリヤの打抜装置におい
て、上型の上下動手段であるエアシリンダの動作にとも
なう騒音・振動を低減できるフィルムキャリヤの打抜装
置を提供することを目的とする。 【構成】 上型4と下型5の間にフィルムキャリヤ1を
位置決めし、エアシリンダ10により上型4を下降させ
て上型4と下型5でフィルムキャリヤ1を打ち抜く。こ
のとき上型4が下死点近傍まで下降したことを第3のセ
ンサS3が検出したならば高圧空気発生部12からエア
シリンダ10へ送られる高圧空気の量を減らし、上型4
の下降速度を高速度から低速度に切替えてフィルムキャ
リヤ1をゆっくり打ち抜く。打ち抜いた後、上型4が上
昇して上死点近傍に到達したことが第2のセンサS2で
検出されると上型4の上昇速度を高速度から低速度に切
替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップがボンディング
されたフィルムキャリヤを打ち抜いて電子部品を得るた
めのフィルムキャリヤの打抜装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品の製造方法として、TAB(T
ape Automated Bonding)法が知
られている。TAB法とは、ポリイミド樹脂などのフィ
ルムにより形成されたフィルムキャリヤに、リードやウ
エハから切出されたチップをボンディングし、このチッ
プの周囲を打抜装置により打ち抜くことにより電子部品
を得る方法である。
【0003】打抜装置は上型と下型を備えており、上型
と下型の間にフィルムキャリヤを位置決めし、上型を下
型に対して相対的に上下動させてフィルムキャリヤを打
ち抜くものである。従来、上型を下型に対して上下動さ
せるための駆動手段としては、エアシリンダ、油圧シリ
ンダ、フライホイールとモータの組合わせ手段などが実
施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがエアシリンダ
は打抜時の衝撃による騒音・振動が甚しく、オペレータ
に騒音苦痛を与えるので、殊に作業環境上好ましくない
という問題点があった。また油圧シリンダは油もれを生
じやすいため保守管理が面倒であり、またフライホイー
ルとモータを組合わせたものは構造が大型・複雑であり
コストが高いという問題点があった。
【0005】そこで本発明は、騒音・振動を小さくでき
るエアシリンダを用いたフィルムキャリヤの打抜装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、フ
ィルムキャリヤを打ち抜く上型と下型と、上型を下型に
対して昇降させるエアシリンダと、エアシリンダへ高圧
空気を供給してこのエアシリンダを動作させる高圧空気
供給部と、エアシリンダと高圧空気供給部を接続する管
路の途中にあって上型の上昇と下昇を切替える上昇下降
切替手段と、エアシリンダの動作にもとなってこのエア
シリンダから排気される空気の流量を切替えることによ
り上型の移動速度を切替える速度切替手段と、上昇下降
切替手段および速度切替手段を制御する制御手段とから
フィルムキャリヤの打抜装置を構成したものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、上死点近傍および下死点近
傍で上型の上昇速度や下降速度を高速から低速に切替え
ることにより、打抜時の騒音・振動を著しく低減でき
る。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。図1は本発明の一実施例のフィルムキャリ
ヤの打抜装置の正面図である。1はフィルムキャリヤで
あって、スプロケット2やローラ3により左方へ向って
ピッチ送りされる。フィルムキャリヤ1を上下から挟む
ように、上型4と下型5が設けられている。6は上型4
を保持する可動プラテン、7は下型5を保持する固定プ
ラテンである。可動プラテン6の上方には天板8が設け
られている。天板8と固定プラテン7の4隅にはガイド
ロッド9が垂直に立設されており、可動プラテン6はガ
イドロッド9に案内されて上下動する。
【0009】天板8上にはエアシリンダ10が設置され
ており、エアシリンダ10のロッド11は可動プラテン
6に結合されている。したがってエアシリンダ10のロ
ッド11が突出すると、可動プラテン6および上型4は
下型5へ向って下降し、上型4と下型5によりフィルム
キャリヤ1が打ち抜かれて電子部品が得られる。打ち抜
いて得られた電子部品は、図示しない吸着ヘッドにより
真空吸着されて、基板上などの所定の位置へ移送され
る。またエアシリンダ10のロッド11が上方へ退去す
ると、可動プラテン6および上型4は上昇する。
【0010】図2は本発明の一実施例のフィルムキャリ
ヤの打抜装置のエアシリンダの断面図である。エアシリ
ンダ10は、複動型のエアシリンダであり、シリンダ室
10Bが形成されたシリンダ本体10Aと、シリンダ室
10B内を上下方向へ摺動自在に配設され、シリンダ室
10Bを上部空間10Cと下部空間10Dに分割するピ
ストン19と、このピストン19に連結されたロッド1
1より構成されている。
【0011】上部空間10Cには、チューブ22Aが連
通し、下部空間10Dにはチューブ22Bがそれぞれ接
続されている。チューブ22Aから上部空間10Cへ高
圧空気が供給されると、ピストン19は下降し、これに
ともなって下部空間10Dの空気はチューブ22Bを通
じて排気される。逆にチューブ22Bから下部空間10
Dへ高圧空気が供給されると、ピストン19は上昇し、
これにともなって上部空間10Cの空気はチューブ22
Aを通じて排気される。
【0012】図3は本発明の一実施例のフィルムキャリ
ヤの打抜装置のエアシリンダの制御系の模式図である。
次に図1、図2および図3を参照しながらエアシリンダ
10の制御系について説明する。なお図3は運転停止時
を示しており、このときエアシリンダ10のピストン1
9は上死点にある。12は高圧空気供給部であって、こ
の高圧空気供給部12とエアシリンダ10の間にはエア
シリンダ10のロッド11の上昇と下降を切替える上昇
下降切替バルブ13が設けられており、チューブ14を
通して上昇下降切替バルブ13に高圧空気が供給され
る。この上昇下降切替バルブ13は、チューブ22Aお
よびチューブ20Aにて構成される第1の管路によって
エアシリンダ10の上部空間10Cへ接続され、チュー
ブ22Bおよびチューブ20Bにて構成される第2の管
路によって下部空間10Dに接続されている。したがっ
て上昇下降切替バルブ13は、高圧空気供給部12から
供給された高圧空気の供給経路を第1の管路へ切替える
と、ピストン19は下降し、第2の管路へ切替えると上
昇する。図3において第1の管路を構成するチューブ2
2Aとチューブ20Aの間には、第1の速度切替手段1
5Aが設けられている。図2において、第1の速度切替
手段15Aは、エアシリンダ10の上部空間10Cから
チューブ22Aを通じて排気される空気の流れる流路を
切替える流路切替バルブ16Aと、第1の速度制御弁1
7Aと、第2の速度制御弁18Aを備えている。
【0013】第1の速度制御弁17Aにはチューブ20
Aが接続され、チューブ21Aによって流路切替バルブ
16Aに接続されている。第2の速度制御弁18Aに
は、サイレンサ24Aが接続されており、チューブ23
Aによって流路切替バルブ16Aに接続されている。第
1の速度制御弁17Aと第2の速度制御弁18Aはエア
シリンダ10の上部空間10Cから排気される空気の流
量を調整することにより、ピストン19の上昇速度(す
なわち上型4の移動速度)を制御するものである。本実
施例では、第2の速度制御弁18Aの流路は第1の速度
制御弁17Aの流路よりも絞られている。
【0014】したがって流路切替バルブ16Aによって
エアシリンダ10の上部空間10Cから排気される空気
の流路を第1の速度制御弁17A側へ切替えると、ピス
トン19は高速上昇し、流路を第2の速度制御弁18A
側へ切替えるとピストン19は低速上昇する。
【0015】図3において第2の管路を構成するチュー
ブ22Bとチューブ20Bの間には、第2の速度切替手
段15Bが設けられている。第2の速度切替手段15B
は第1の速度切替手段15Aと同一構造であり、同一部
品には添字Bを付した同一番号を付しており、その説明
は省略する。なお流路切替バルブ16Bは、チューブ2
2Bを介してエアシリンダ10の下部に接続されてい
る。第2の速度切替手段15Bの流路切替バルブ16B
によってエアシリンダ10の下部空間10Dから排気さ
れる空気の流路を第1の速度制御弁17B側へ切替える
と、ピストン19は高速下降し、第2の速度制御弁18
B側へ切替えるとピストン19は低速下降する。
【0016】図1および図2において、エアシリンダ1
0の側部には、第1のセンサS1,第2のセンサS2,
第3のセンサS3,第4のセンサS4が設けられてい
る。これらのセンサS1,S2,S3,S4は、磁気の
変化を検出することによりピストン19を検出するもの
であり、このピストン19の位置より上型4の位置を間
接的に検出する。したがってこれらのセンサS1,S
2,S3,S4は上型4の位置を検出する検出手段を構
成している。尚、検出手段としては本実施例に限定され
ることはなく、例えば光学的なセンサを使用してロッド
11、可動プラテン6等、上型4と一体的に昇降する部
材を検出したり、上型4を直接検出してもよい。
【0017】第1のセンサS1は、上死点(上型4の上
昇限)に対応する位置に、また第4のセンサS4は下死
点(上型4の下降限)に対応する位置にそれぞれ取り付
けられており、第2のセンサS2は上死点の下方近傍
に、また第3のセンサS3は下死点の上方近傍にそれぞ
れ取り付けられている。30は制御部であり、コード3
1,32,33を通して上昇下降切替バルブ13、第1
の速度切替手段15Aの流路切替バルブ16A、第2の
速度切替手段15Bの流路切替バルブ16Bに接続され
ており、またコード34を介して第1のセンサS1,第
2のセンサS2,第3のセンサS3,第4のセンサS4
に接続されている。制御部30は第1のセンサS1,第
2のセンサS2,第3のセンサS3,第4のセンサS4
からの信号を受けて、上昇下降切替バルブ13、第1の
速度切替手段15Aの流路切替バルブ16A、第2の速
度切替手段15Bの流路切替バルブ16Bを制御する。
【0018】第1のセンサS1は、上死点のピストン1
9を検出する。また第2のセンサS1は、上死点の下方
近傍のピストン19を検出する。また第3のセンサS3
は、下死点の上方近傍のピストン19を検出し、第4の
センサS4は下死点のピストン19を検出する。
【0019】図4、図5、図6、図7は本発明の一実施
例のフィルムキャリヤの打抜装置のエアシリンダの制御
系の模式図である。図4はピストンおよびロッドの高速
下降時、図5は同低速下降時、図6は同高速上昇時、図
7は同低速上昇時を示している。次に各図を参照しなが
ら、動作の説明を行う。
【0020】まず、図4および図5を参照して、上型4
の下降動作について説明する。図4において、ピストン
19およびロッド11が上死点から高速下降するとき
は、上昇下降切替バルブ13は図2の運転停止位置から
右動し(矢印N1)、流路aはチューブ14,20Aに
接続され、流路bはチューブ20Bに接続される。また
第1の速度切替手段15Aの流路切替バルブ16Aの流
路cはチューブ21A,22Aに接続されている。この
状態で、高圧空気供給部12の高圧空気は、チューブ2
0A,21A,22Aを通ってエアシリンダ10の上部
空間10Cに圧入され、ピストン19とロッド11は高
速度V1で下降する。なお各図において、破線矢印は空
気の流れを示している。またピストン19が高速下降す
るのにともなってエアシリンダ10の下部空間10Dか
ら排出される空気は、チューブ22B,21B,20B
および第1の速度制御弁17Bを通り、上昇下降切替バ
ルブ13の流路bから外部へ排出される。
【0021】ピストン19が上死点から下死点の近傍ま
で下降し、第3のセンサS3に検出されると、図5に示
す低速下降に切替わる。すなわち、第3のセンサS3が
ピストン19を検出すると、その検出信号は制御部30
へ送られ、制御部30は第2の速度切替手段15Bの流
路切替バルブ16Bを左動させる(矢印N2)。すると
流路eから流路fに切替り、流路切替バルブ16Bの排
出側は第2の速度制御弁18Bに接続され、サイレンサ
24Bを通して外部に排出される。第2の速度制御弁1
8Bの流路は第1の速度制御弁17Bよりも絞られてお
り、したがってその排気量は第1の速度制御弁17Bの
排気量よりもかなり少ない。このためチューブ22Aか
らエアシリンダ10の上部空間10Cに圧入される空気
量は低下し、ピストン19とロッド11の下降速度は高
速度V1から低速度V2に切替わり、したがって図1に
示す上型4の下降速度も上型4が下死点に到達する直前
で高速度V1から低速度V2に切替わり、フィルムキャ
リヤ1は低速度で静かに打ち抜かれる。
【0022】上型4と下型5によるフィルムキャリヤ1
の打ち抜きが完了し、ピストン19が第4のセンサS4
により下死点に到達したことが検出されると、ピストン
19およびロッド11は図6に示す高速上昇に切替わ
る。すなわち第4のセンサS4がピストン19を検出す
ると、制御部30からの指令信号により、上昇下降切替
バルブ13は左動して(矢印N3)、流路gがチューブ
20Aに接続し、また流路hがチューブ14,20Bに
接続する。また第2の速度切替手段15Bの流路切替バ
ルブ16Bは右動し(矢印N4)、流路eがチューブ2
1B,22Bに接続される。この状態で、高圧空気供給
部12の高圧空気は、チューブ14,20B,21B,
22Bを通ってエアシリンダ10の下部空間10Dに圧
入され、ピストン19およびロッド11は高速度V3で
上昇する。またエアシリンダ10の上部空間10Cの空
気は、チューブ22A,21A,20Aを通って、上昇
下降切替バルブ13の流路gから排気される。
【0023】さて、図7に示すように、ピストン19が
上死点の下方近傍に到達したことが第2のセンサS2に
検出されると、その検出信号は制御部30へ送られ、制
御部30は第1の速度切替手段15Aの流路切替バルブ
16Aを左動させ(矢印N5)、流路iをチューブ22
A,23Aに接続させる。すると流路切替バルブ16A
の排気側は第2の速度制御弁18A側に切替えられ、サ
イレンサ24Aから静かに排気される。第2の速度制御
弁18Aは第1の速度制御弁17Aよりも流路は絞られ
ており、したがってその排気量は第1の速度制御弁17
Aの排気量よりも少ない。このためチューブ22Bから
エアシリンダ10の下部空間10Dに圧入される空気量
は減少し、ピストン19やロッド11の上昇速度は高速
度V3から低速度V4に切替わる。そしてピストン19
が上死点に到達して第1のセンサS1に検出されると、
高圧空気供給部12からの空気の圧送は停止される。
【0024】以上のように、ピストン19は上死点から
下死点近傍までは高速度V1で下降し(図4参照)、下
死点近傍から下死点までは低速度V2で下降する(図5
参照)。したがってピストン19と一体の上型4も高速
下降から低速下降に切替わり、フィルムキャリヤ1を低
速で静かに打ち抜く。またフィルムキャリヤ1の打ち抜
きが完了してピストン19が下死点に到達すると、ピス
トン19は下死点から上死点近傍まで高速度V3で上昇
し(図6参照)、上死点近傍から上死点までは低速度V
4で上昇する(図7参照)。したがって上型4も高速上
昇から低速上昇に切替わり、上死点で静かに上昇を停止
する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
アシリンダの駆動による上型の下降速度と上昇速度を高
速度から低速度に切替えることにより、上型がフィルム
キャリヤを打ち抜くときや上死点に到達するときの衝撃
を緩和し、振動・騒音を解消することができる。また下
死点近傍に到達するまでの下降速度や上死点近傍に到達
するまでの上昇速度を極力高速化できるので、作業能率
をアップすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフィルムキャリヤの打抜装
置の正面図
【図2】本発明の一実施例のフィルムキャリヤの打抜装
置のエアシリンダの断面図
【図3】本発明の一実施例のフィルムキャリヤの打抜装
置のエアシリンダの制御系の模式図
【図4】本発明の一実施例のフィルムキャリヤの打抜装
置のエアシリンダの制御系の模式図
【図5】本発明の一実施例のフィルムキャリヤの打抜装
置のエアシリンダの制御系の模式図
【図6】本発明の一実施例のフィルムキャリヤの打抜装
置のエアシリンダの制御系の模式図
【図7】本発明の一実施例のフィルムキャリヤの打抜装
置のエアシリンダの制御系の模式図
【符号の説明】
1 フィルムキャリヤ 4 上型 5 下型 10 エアシリンダ 12 高圧空気供給部 13 上昇下降切替バルブ 15A 第1の速度切替手段 15B 第2の速度切替手段 S2 第2のセンサ S3 第3のセンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムキャリヤを打ち抜く上型および下
    型と、前記上型を下型に対して昇降させるエアシリンダ
    と、前記エアシリンダへ高圧空気を供給して前記エアシ
    リンダを動作させる高圧空気供給部と、前記エアシリン
    ダと前記高圧空気供給部を接続する管路の途中にあって
    前記上型の上昇と下昇を切替える上昇下降切替手段と、
    前記エアシリンダの動作にもとなってこのエアシリンダ
    から排気される空気の流量を切替えることにより上型の
    移動速度を切替える速度切替手段と、前記上昇下降切替
    手段および前記速度切替手段を制御する制御手段を備え
    たことを特徴とするフィルムキャリヤの打抜装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、高速で下降する前記上型
    が下死点に到達する直前で前記上型の下降速度を低速に
    し、高速で上昇する上型が上死点に到達する直前で前記
    上型の上昇速度を低速にするよう前記速度切替手段を制
    御することを特徴とする請求項1記載のフィルムキャリ
    ヤの打抜装置。
  3. 【請求項3】前記上型の位置を検出する検出手段を備
    え、前記制御手段はこの検出手段からの信号にしたがっ
    て前記上昇下降切替手段及び速度切替手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項2記載のフィルムキャリヤの打抜
    装置。
  4. 【請求項4】前記検出手段は、前記上型と一体的に移動
    するシリンダのピストンを検出する複数個のセンサであ
    ることを特徴とする請求項3記載のフィルムキャリヤの
    打抜装置。
  5. 【請求項5】前記検出手段は、前記上型が上死点および
    下死点に到達したことを検出する2個のセンサと、前記
    上型が上死点の下方近傍に接近したことを検出する1個
    のセンサと、前記上型が下死点の上方近傍に接近したこ
    とを検出する1個のセンサより構成されていることを特
    徴とする請求項3記載のフィルムキャリヤの打抜装置。
  6. 【請求項6】前記フィルムキャリヤを打ち抜く上型およ
    び下型と、ピストンによって2つの空間に分割されたシ
    リンダ室とを備え、前記上型を下型に対して昇降させる
    前記エアシリンダと、前記シリンダ室の2つの空間の一
    方に接続された第1の管路および他方の空間に接続され
    た第2の管路と、前記第1の管路および第2の管路が接
    続され、高圧空気供給部から供給された高圧空気の送り
    先を前記第1の管路又は第2の管路の方へ切替えること
    により上型の移動方向を切替える上昇下降切替手段と、
    前記第1の管路の途中に設けられ、前記エアシリンダの
    動作にともなって排気される空気の流量を切替えること
    により前記上型の上昇速度を切替える第1の速度切替手
    段と、前記第2の管路の途中に設けられ、前記エアシリ
    ンダの動作にともなって排気される空気の流量を切替え
    ることにより、前記上型の下降速度を切替える第2の速
    度切替手段と、前記上昇下降切替手段と第1の速度切替
    手段および第2の速度切替手段を制御する制御手段を備
    えたことを特徴とするキャリヤテープの打抜装置。
  7. 【請求項7】前記第1の速度切替手段は、前記第1の管
    路の途中に設けられた第1の速度制御弁および第2の速
    度制御弁と、前記エアシリンダから排気される空気の流
    路をこの第1の速度制御弁側又は第2の速度制御弁側へ
    切替える第1の流路切替手段より構成されており、 前記第2の速度切替手段は、前記第2の管路途中に設け
    られた第1の速度制御弁および第2の速度制御弁と、前
    記エアシリンダから排気される空気の流路をこの第1の
    速度制御弁側又は第2の速度制御弁側へ切替える第2の
    流路切替手段より構成されていることを特徴とする請求
    項6記載のフィルムキャリヤの打抜装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000013096A (ja) * 1998-06-19 2000-01-14 Yamaha Motor Co Ltd 表面実装機
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CN108906948A (zh) * 2018-06-11 2018-11-30 江苏凯联达电子科技有限公司 偏心拔孔机
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