JPH08206900A - 油圧プレス機械におけるラム駆動方法およびその装置 - Google Patents

油圧プレス機械におけるラム駆動方法およびその装置

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JPH08206900A
JPH08206900A JP1702595A JP1702595A JPH08206900A JP H08206900 A JPH08206900 A JP H08206900A JP 1702595 A JP1702595 A JP 1702595A JP 1702595 A JP1702595 A JP 1702595A JP H08206900 A JPH08206900 A JP H08206900A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧サーボバルブを無くし、サーボ制御を利
用して、制御性の安定と油の使用量の極少化と耐コンタ
ミ性の向上を図ると共に、ラムの高速化を図る。 【構成】 ラム25を上下動させるラムシリンダ23の
下部油室49と連通する油圧回路43に設けられ圧力流
体供給管路97にアキュムレータ99を設け、前記ラム
シリンダ23の上部油室47と連通するピストンシリン
ダ37を設け、このピストンシリンダ37に設けたピス
トン61を前後進させるサーボモータ39制御による回
転伝達部材41を設けると共に、前記ピストンシリンダ
37の油室63へ漏洩した流体を供給するタンク101
を備えた流体補充回路45を連通してなることを特徴す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧プレス機械にお
けるラム駆動方法およびその装置に係り、更に詳細に
は、ラム駆動をサーボ制御にて行なう油圧プレス機械に
おけるラム駆動方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧プレス機械における駆動手段
としては、特開平1−266998号公報あるいは実開
平2−118697号公報などに記載されている構造が
知られている。
【0003】すなわち、この従来の油圧プレス機械にお
けるラム手段は、油圧サーボ弁制御により行なわれてい
て、低騒音、高精度に加えてラム速度、位置制御が可能
なため成形加工に対応することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の油圧プレス機械におけるラム駆動手段では、油圧サ
ーボ弁制御により、メカプレスに比較して電気消費量が
多く、使用する油の劣化、スラッジによる誤動作が発生
しトラブルが多い。また、オイル交換もたびたび行なわ
ないとトラブルが発生するという問題があった。
【0005】この発明の目的は、油圧サーボバルブを無
くし、サーボ制御を利用して、制御性の安定と油の使用
量の極少化と耐コンタミ性の向上を図ると共に、ラムの
高速化を図った油圧プレス機械におけるラム駆動方法お
よびその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の油圧プレス機械におけるラ
ム駆動方法は、油圧プレス機械のラムを上下動せしめる
ラムシリンダの上部油室に連通したピストンシリンダに
設けたピストンをサーボ制御により回転伝達部材を介し
て前後進させて圧力流体をラムシリンダの上部油室に供
給、あるいはラムシリンダの上部油室内の圧力流体をピ
ストンシリンダ内に吸収することを特徴とするものであ
る。
【0007】また、請求項2によるこの発明の油圧プレ
ス機械におけるラム駆動装置は、ラムを上下動させて上
型と下型とを協働せしめてワークにプレス加工を行なう
油圧プレス機械にして、前記ラムシリンダの上部油室と
連通するピストンシリンダを設け、このピストンシリン
ダに設けたピストンを前後進するサーボ制御による回転
伝達部材を設けてなることを特徴とするものである。
【0008】請求項3によるプレス機械におけるラム駆
動装置は前記ラムを上下動させるラムシリンダの下部油
室と連通する油圧回路に設けた圧力流体供給管路にアキ
ュムレータを設けてなることを特徴とするものである。
【0009】請求項4によるプレス機械におけるラム駆
動装置は、前記ピストンシリンダの油室へ漏洩した流体
を供給するタンクを備えた流体補充回路路を前記ピスト
ンシリンダに連通してなることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】以上のような請求項1,2,3,4による油圧
プレス機械におけるラム駆動方法およびその装置とする
ことにより、サーボ制御により回転伝達部材を介してピ
ストンシリンダに設けたピストンを突出せしめると、シ
リンダ内の圧油はラムシリンダの上部油室へ供給され
る。ラムシリンダの上部油室へ入った圧油によりラムは
下降し、このラムにより上型を打撃して、下型と協働し
てワークにパンチング加工が施される。
【0011】この際、ラムシリンダの下部油室内の流体
は油圧回路を構成する圧力流体供給回路に設けたアキュ
ムレータ内に蓄圧する。
【0012】ラムを上昇させるには、サーボ制御により
回転伝達部材を介してピストンシリンダに設けたピスト
ンを引き込むと、アキュムレータ内に蓄圧された圧油に
よりラムシリンダに設けたラムは上昇すると共に、ラム
シリンダの上部油室内の圧油はピストンシリンダの油室
へ戻される。
【0013】なお、ラムシリンダの上部油室内の流体が
漏洩により減少してくると流体補充回路に設けたタンク
より流体を自動的に前記ピストンシリンダの油室に補充
することができる。
【0014】而して、従来使用されているサーボバルブ
を用いないのでラムの高速化が可能で、油の使用量を極
少化でき、耐コンタミ性が高くなる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0016】先ず理解を容易にするため、油圧プレス機
械について概略的に説明する。
【0017】図4を参照するに、油圧プレス機械として
の例えばタレットパンチプレス1は、下部フレーム3、
コラム5および上部フレーム7とで一体的にフレーム9
が構成されている。前記下部フレーム3に設けられた軸
11には回転自在な下部タレット13が設けられ、上部
フレーム7の下方に設けられた軸15にも回転自在な上
部タレット17が設けられている。しかも、この下部タ
レット13と上部タレット17とは同期して回動される
ようになっている。
【0018】前記上部タレット17の円周上には複数の
上型19が設けられ、下部タレット13の円周上にも複
数の下型21が前記上型19に対応した位置に設けられ
ている。前記上部フレーム7にはラムシリンダ23が装
着され、このラムシリンダ23に設けられたラム25が
上下動自在に垂下し、このラム25にて前記上型19を
打撃し、下型21と協働してワークWにパンチング加工
が施される。
【0019】前記下部フレーム3上には図4において左
右方向(以下、Y軸方向という)へ移動自在なテーブル
27が設けられており、このテーブル27の左端にはキ
ャリッジベース29が取り付けられている。このキャリ
ッジベース29には図4において図面に対して直交する
方向(以下、X軸方向という)へ移動自在なキャリッジ
31が設けられていて、キャリッジ31にはワークWを
クランプする複数のクランプ装置33が取り付けられて
いる。
【0020】上記構成により、キャリッジ31に設けた
クランプ装置33にワークWをクランプし、キャリッジ
31とキャリッジベース27を適宜X,Y軸方向へ移動
して、ワークWの所望位置を上型19と下型21の加工
位置へ位置決めすることによって、所望のパンチング加
工が施される。
【0021】次に、この実施例の主要部である前記ラム
シリンダ23の駆動装置について、更に詳細に説明す
る。
【0022】図1を参照するに、ラム駆動装置35は、
ラムシリンダ23とピストンシリンダ37と、このピス
トンシリンダ37を作動せしめるサーボモータ39と回
転伝達部材41と、前記ラムシリンダ23を作動せしめ
る油圧回路43と流体補充回路45とで構成されてい
る。
【0023】ラムシリンダ23は、内部に前記ラム25
が上下動自在に装着され、ラムシリンダ23には上部油
室47と下部油室49が形成され、下部油室49内には
スプリング51が内装され、常時ラム25を上方向へ付
勢している。なお、ラム25とラムシリンダ23との摺
動部には圧油の漏洩を防ぐため適所にシール部材53,
55が装着されている。また、ラムシリンダ23の上部
には上部油室47と連通する流路57が形成されてい
る。
【0024】上記構成により、流路57より圧力流体が
流入しラムシリンダ23の上部油室47に供給される
と、スプリング51の弾撥力に抗してラム25を下降さ
せる。また、流路57より圧力流体を排出させると、ラ
ム25はスプリング51の弾撥力と詳細を後述するアキ
ュムレータを備えた油圧回路による作動によりラム25
を上昇させる。なお、前記スプリング51は電源OFF
時の自重落下防止用である。
【0025】前記ピストンシリンダ37は、前述したラ
ムシリンダ23の上部に一体的に設けられ、かつ、後端
を前記上部フレーム7に一体的に設けた支持部材59に
係止されている。このピストンシリンダ37の内部に前
後進自在にピストン61が装着され、ピストン61の前
面側には油室63が形成されている。またピストン61
の後端(図1において右側)には回転伝達部材41を構
成する一部材であるカップリング65が装着され、この
カップリング65を介してボールねじ67が連結されて
いる。
【0026】ボールねじ67にはナット部材69が螺合
し、このナット部材69の両側にはスリーブ71が装着
され、このスリーブ71は前記上部フレーム7に一体的
に設けた支持部材59に装着したベアリング73に支承
されている。そして、前記ナット部材69の外周には従
動側タイミングプーリ75が装着されている。一方、前
記支持部材59に固着した前記サーボモータ39として
例えばACサーボモータの出力軸には駆動側タイミング
プーリ77が一体的に設けられ、この駆動側タイミング
プーリ77と前記従動側タイミングプーリ75とにはタ
イミングベルト79が掛回されている。なお、符号81
はシール部材である。
【0027】上記構成により、サーボモータ39を駆動
せしめると、駆動側タイミングプーリ77、タイミング
ベルト79、従動側タイミングプーリ75を介してナッ
ト部材69が回転し、ナット部材69に螺合したボール
ねじ67が前後進する。例えば、ボールねじ67が前進
するとカップリング65を介してピストン61は前進
し、油室63内の流体を流路57よりラムシリンダ23
の上部油室47へ流入せしめてラム25を下降せしめ
る。また、上述した動作を逆作動することによりピスト
ン61は後退しラム25は上昇する。
【0028】ラム25を上昇させる油圧回路43は、タ
ンク83内の油をフィルタ85を介して油圧ポンプ87
にて送油する。前記油圧ポンプ87の出側にはリリーフ
弁89が設けられていると共に、フィルタ91にチェッ
ク弁93を介して2位置電磁切換弁95が設けられてい
る。この2位置電磁切換弁95の出側には圧力流体供給
管路97が設けられ、この圧力流体供給管路97は2位
置電磁切換弁95の出力側と前記ラムシリンダ23の下
部油室49とを連通するものであり、圧力流体供給管路
97の途中にはアキュムレータ99が設けられている。
【0029】上記構成により、油圧ポンプ87を駆動せ
しめ圧油をフィルタ91、チェック弁93を介して2位
置電磁切換弁95へ送油する。そして、2位置電磁切換
弁95を連通回路に切換えると、圧油は圧力流体供給管
路97を通りアキュムレータ99とラムシリンダ23の
下部油室49へ流入してラム25を上昇させる。ラム2
5が上昇したら2位置電磁切換弁95を切換えて圧油が
タンク83に戻らないようにする。この状態でラム25
を下降せしめると下部油室49内の圧油はアキュムレー
タ99内へ蓄圧され、次のラム25の上昇工程に使用さ
れる。
【0030】前記流体補充回路45は、密封式のタンク
101の上部に空気圧用の圧力源103よりの流路10
5が連通し、前記タンク101内には油が充填されてい
て、タンク101の底部には油補充管107が設けら
れ、この油補充管107は前記ピストンシリンダ37の
油室63に連通している。なお、油補充管107の途中
にはチェック弁109が設けられ油の逆流を防止してい
る。
【0031】上記構成により、ラムシリンダ23とピス
トンシリンダ37の油洩れにより、ピストンシリンダ3
7の油室63内の油が不足すると、チェック弁109は
開放されタンク101内の油が空気圧におされて油室6
3内へ入り、不足分を補充することができる。
【0032】上述したごとき構成により、その作用とし
ては、図2および図3を併せて参照するに、本実施例の
ラム駆動手段は、(パスカルの原理)を利用したもので
ある。
【0033】ラムシリンダ23に設けたラム25を下降
する場合は、サーボモータ39を駆動せしめ回転伝達部
材41である駆動側タイミングプーリ77、タイミング
ベルト79、従動側タイミングプーリ75を介してナッ
ト部材69を回転させる。ナット部材69の回転により
ボールねじ67を介してピストン61を突出せしめる
と、ピストンシリンダ37の油室63内の油はラムシリ
ンダ23の上部油室47へ流入し、ラム25を下降させ
て、このラム25により上型19を打撃して、下型21
と協働してワークWにパンチング加工が施される。
【0034】この際、ラムシリンダ23の下部油室49
内の油は、油圧回路43に設けたアキュムレータ99内
へ戻され蓄圧する。
【0035】ラムシリンダ23に設けたラム25を上昇
する場合は、サーボモータ39を逆転させ回転伝達部材
41を介してピストンリング37に設けたピストン61
を引き込む。ピストン61が引き込まれると、ピストン
シリンダ37の油室63内へラムシリンダ23の上部油
室47内の油が流入すると共に、油圧回路43に設けた
アキュムレータ99に蓄圧されていた圧油によりラム2
5は上昇する。
【0036】なお、ラムシリンダ23とピストンシリン
ダ37内の上部油室47と油室63内の油が漏洩により
不足してきた場合は、流体補充回路45に設けた常時空
気圧により押戻されているタンク101内の油がチェッ
ク弁109を開放して油室63内へ必要量送り込まれて
自動的に補充することができる。
【0037】次に、ラム25の上下動による圧力流体の
圧力上昇について説明する。
【0038】図2および図3を参照するに、図2(a)
と図3の(a)とが対をなし、図2の(b)と図3
(b)、図2の(c)と図3の(c)、図2の(d)と
図3の(d)とが対をなしている。図2はラムシリンダ
23における圧力の上昇,下降グラフであり、図3は上
型19の位置を示す。
【0039】すなわち、ラムシリンダ23に設けたラム
25が上昇限(待機位置)にある時は、図2の(a)と
図3の(a)に示す。この状態より、ラム25が下降し
上型19を押してワークWを押圧すると図2の(b)と
図3の(b)となり徐徐にラムシリンダ23内の油圧は
上昇する。続いて、更にラム25が下降し上型19と下
型21との協働によりワークWを打抜くと図2の(c)
と図3の(c)の如くラムシリンダ23内の油圧は最高
となる。そして、ラム25を上昇させると図2の(d)
と図3の(d)となりラムシリンダ23内の油圧力は減
少し元に復する。
【0040】上述したごとき構成と作用により、従来の
ごとくラム25の作動中は一切サーボバルブ等による切
換えがないため、ラム25の高速化が可能となり、サー
ボバルブが無いため、耐コンタミ性が高くなる。また、
油の発熱がないため油の劣化は極少となり、必要油量が
ないため、オイルタンクは小さくて良い。更に、加工荷
重が小さい時あるいは大きい時でサーボモータ39への
負荷が適時に働くという効果を発揮することができる。
【0041】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜な変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例では
サーボモータ39にACサーボモータを用いたが、直動
リニアモータ、高速応答シリンダで動作させても良い。
【0042】
【発明の効果】以上のごとき実施例より理解されるよう
に、請求項1,2によるこの発明によれば、パスカルの
原理を利用し、サーボ制御によりピストンシリンダに設
けたピストンを往復運動せしめ、このピストンを高速に
制御し、ラムシリンダを設けたラムを上下に連動させ
る。
【0043】このため、ラムの位置、速度制御はサーボ
制御され、ラムの高速化が可能となると共にサーボバル
ブが無いため、耐コンタミ性が高く、油の発熱が無いた
め油の劣化は極少となる。また、必要油量は少なくて良
くタンク容量は小さくて良い。更に、加工荷重が小さい
時、大きい時でモータの負荷が適時に働くという効果を
発揮することができる。
【0044】請求項3による発明によれば、前記ラムを
上下動させるラムシリンダの下部油室と連通する油圧回
路に設けた圧力流体供給管路にアキュムレータを設けた
から、その都度タンクより流体からラムシリンダに供給
することなく、アキュームレータより行うことができ
る。
【0045】請求項4による発明によれば、前記ピスト
ンシリンダの油室へ漏洩した流体を供給するタンクを備
えた流体補充回路路を前記ピストンシリンダに連通して
なるから、ピストンシリンダ内の流体が漏洩すると自動
的に流体補充回路のタンクから自動的に供給することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、ラム駆動装置とそれ
を作動せしめる油圧回路を示す説明図である。
【図2】この発明の作用説明図である。
【図3】この発明の作用説明図である。
【図4】この発明を実施する一実施例のタレットパンチ
プレスを示す側面説明図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス(油圧プレス機械) 19 上型 21 下型 23 ラムシリンダ 25 ラム 35 ラム駆動装置 37 ピストンシリンダ 39 サーボモータ 41 回転伝達部材 43 油圧回路 45 流体補充回路 47 上部油室 49 下部油室 61 ピストン 63 油室 97 圧力流体供給管路 99 アキュムレータ 101 タンク W ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧プレス機械のラムを上下動せしめる
    ラムシリンダの上部油室に連通したピストンシリンダに
    設けたピストンをサーボ制御により回転伝達部材を介し
    て前後進させて圧力流体をラムシリンダの上部油室に供
    給、あるいはラムシリンダの上部油室内の圧力流体をピ
    ストンシリンダ内に吸収することを特徴とする油圧プレ
    ス機械におけるラム駆動方法。
  2. 【請求項2】 ラムを上下動させて上型と下型とを協働
    せしめてワークにプレス加工を行なう油圧プレス機械に
    して、前記ラムシリンダの上部油室と連通するピストン
    シリンダを設け、このピストンシリンダに設けたピスト
    ンを前後進させるサーボ制御による回転伝達部材を設け
    てなることを特徴とする油圧プレス機械におけるラム駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 前記ラムを上下動させるラムシリンダの
    下部油室と連通する油圧回路に設けた圧力流体供給管路
    にアキュムレータを設けてなることを特徴とする請求項
    2記載の油圧プレス機械におけるラム駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記ピストンシリンダの油室へ漏洩した
    流体を供給するタンクを備えた流体補充回路路を前記ピ
    ストンシリンダに連通してなることを特徴とする請求項
    2,3記載の油圧プレス機械におけるラム駆動装置。
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