JPH07254191A - 磁気テープカセットレコーダ - Google Patents

磁気テープカセットレコーダ

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JPH07254191A
JPH07254191A JP7014214A JP1421495A JPH07254191A JP H07254191 A JPH07254191 A JP H07254191A JP 7014214 A JP7014214 A JP 7014214A JP 1421495 A JP1421495 A JP 1421495A JP H07254191 A JPH07254191 A JP H07254191A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープ3を巻取り及び繰り出しするため
の2つの巻取りスプール1,2を備えた磁気テープカセ
ットレコーダにおいて、巻取りスプールのための改良さ
れた別の形式の駆動装置を提供する。 【構成】 巻取りスプール1,2に遊星歯車伝動装置が
前置接続されていて、この遊星歯車伝動装置が、定置の
軸10をリング状に取り囲んで互いに上下に配置された
複数のカップリング部分20,23,28を有する摩擦
クラッチと協働するようになっていて、前記カップリン
グ部分の間に摩擦部材24,27が介在されており、1
つ又は2つのカップリング部分20,28の回転をロッ
クするための手段22が設けられていて、これによって
種々のカップリング力が調節できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープリールを駆動す
るための巻取り及び繰り出しスプールを備えた磁気テー
プカセットレコーダに関するものである。磁気テープ
は、テープリールの間で、巻取りスプール上に設置され
たカセット内で往復送り運動される。
【0002】
【従来の技術】磁気テープを駆動するために規定された
キャプスタンモータが巻取りスプールも駆動するように
なっている磁気テープカセットレコーダは公知である
(DE3935150号明細書)。この公知の装置にお
いては、キャプスタンが、2つの巻取りスプールを覆う
磁気テープカセットの外側で磁気テープを駆動する。キ
ャプスタンモータは、まず第1に磁気テープをキャプス
タンを介して駆動する。さらにキャプスタンモータは、
駆動部材、摩擦クラッチを有する遊星歯車伝動装置及び
旋回歯車(その都度引っ張ろうとする巻取りスプールに
摩擦接続式に接続可能である)を介して、それぞれ選択
された巻取り又は繰り出しスプール(以下では簡単に巻
取りスプールと呼ぶ)を駆動する。このような磁気テー
プカセットレコーダは、特にビデオ及びオーディオ分野
における情報のための記録及び/又は再生装置として使
用される。
【0003】前記ドイツ連邦共和国特許出願第3935
150号明細書においては、種々異なる運転状態のため
にそれぞれ種々異なる大きさであるカップリング力は、
レバーによって高さ調節可能なクラッチリングによって
調節可能である。共通の定置の軸を中心にして回転可能
な遊星歯車支持体の下部に対する、高さ調節可能なクラ
ッチリングの圧着力は、操作モード例えばプレイバッ
ク、リバース、サーチ、巻き戻しを制御するモータ(例
えば巻き上げモータ;threading motor)によって、レ
バー及びカム円板を介して調節される。定置の軸を取り
囲んで配置された圧縮コイルばねが、遊星歯車支持体を
クラッチリングに押しつけるようになっている。遊星歯
車伝動装置は、下部の遊星歯車支持体の突起部が、駆動
部材、例えばベルトが巻きかけられた部材(例えばプー
リー)の切欠内に、ばねの補助を受けて係合することに
よって、巻き戻しモード用に切り換えられる。キャプス
タンモータによって駆動されるプーリーが遊星歯車支持
体に連結されることによって、遊星歯車伝動装置のリン
グ歯車及びひいてはこのリング歯車に噛み合う旋回歯車
は、遊星歯車支持体を介して直接駆動される。
【0004】このような構造は実際に成功してはいる
が、遊星歯車伝動装置が突起部及び切欠を使用すること
によって接続されるようになっていることによって、非
常に精密に仕上げられた構造部分を必要とし、一様なカ
ップリング力を保証するために圧縮コイルばねを使用し
た場合には同様に、構造的な狭い公差が必要とされるこ
とになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、特に巻取りスプールのための改良された別の形式の
駆動装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、摩擦クラッチが、定置の軸の方向で互いに
上下に配置された、互いに向き合う接触面を有するリン
グ状の2つのカップリング部分と、これらの接触面の間
に配置され、しかも遊星歯車支持体に接続されていて駆
動可能である第3のカップリング部分と、これら2つの
カップリング部分と第3のカップリング部分との間に配
置された摩擦部材とから成っており、1つ又は2つのリ
ング状のカップリング部分の回転をロックするための手
段が設けられている。
【0007】原則的には、ドイツ連邦共和国特許出願第
3935150号明細書による装置におけるように、磁
気テープを巻取り若しくは繰り出すための巻取りスプー
ルを駆動する旋回歯車に、遊星歯車伝動装置が前置接続
されており、この遊星歯車伝動装置が摩擦クラッチと協
働するようになっている。磁気のためのキャプスタンモ
ータは駆動部材を駆動し、この駆動部材が有利にはベル
トを駆動し、遊星歯車伝動装置と接続している。旋回歯
車は、巻取りスプールにも繰り出しスプールにも同様に
噛み合うことができるように、定置の軸を中心にして旋
回可能に配置されている。定置の軸は有利な形式で、遊
星歯車伝動装置と摩擦クラッチとから成る装置の中央の
軸として働く。
【0008】ピンチローラは磁気テープをキャプスタン
モータのキャプスタンに圧着する。このピンチローラ
は、フレキシブルな例えばゴム等のノンスリップの材料
より製造されている。
【0009】遊星歯車伝動装置に連結された摩擦クラッ
チは、遊星歯車伝動装置のように、定置の軸を取り囲ん
で配置されている。この摩擦クラッチは、本発明の構成
においては、定置の軸の方向で互いに上下に配置され
た、リング状の2つのカップリング部分と、遊星歯車支
持体と連結された別の1つの第3のカップリング部分と
を有している。この第3のカップリング部分のカップリ
ング面は互いに向き合っている。これらのカップリング
面の間には摩擦部材が配置されており、この摩擦部材は
有利にはフェルト材料より成っている。
【0010】1つ又は多数のリング状のカップリング部
分が回転しないようにし、これによって、種々異なる運
転状態のための摩擦力を種々異なるに大きさに調節する
ことができるようにするために、カップリング部分をロ
ックすることができる手段が設けられている。摩擦クラ
ッチの作用はこれによって、それぞれの運転状態のため
に必要とされるトルクが得られるように、すべての運転
状態に合わせられている。
【0011】遊星歯車支持体は、リング状のカップリン
グ部分のうちの1つの上側に配置されている。このカッ
プリング部と遊星歯車支持体との間には摩擦部材は設け
られてはいないが、圧縮コイルばねが設けられている。
この圧縮コイルばねは、一方では遊星歯車支持体で支え
られていて、他方ではカップリング部分上で滑動するデ
ィスクで支えられている。このような滑動接続において
は所定の摩擦が生じることは避けられない。ディスクと
カップリング部分との間のすべり摩擦は必要ではなく、
従ってそれを目的としてはいないが、摩擦全体を計算す
る際に考慮することができるので、妨害になるものでは
ない。
【0012】歯車として構成された、遊星歯車伝動装置
の遊星歯車は、その軸で自由に回転可能であって、駆動
側では、駆動部材を介して駆動される太陽歯車に噛み合
い、被駆動側では、旋回歯車及びひいてはそれぞれの巻
取りスプールを駆動するリング歯車に噛み合っている。
【0013】伝達トルクに関連して、遊星歯車支持体は
自動的に回転する。この場合に、遊星歯車支持体は、こ
れに連結されたカップリング部分を連行する。遊星歯車
支持体が、ロック手段によって、有利にはロックスライ
ドバーがロックされると、所定の伝達トルクが駆動部か
ら直接的に、遊星歯車伝動装置及びリング歯車を介して
巻取りスプールに引き渡される(巻き戻しの際)。
【0014】遊星歯車支持体とカップリング部分との間
で支えられている圧縮コイルばねのばね力の差が、要求
されたカップリング特性に影響を与えることはほとんど
ないということが有利に証明された。例えば、比較的大
きい製造許容誤差及び扁平はばね特性曲線を有する安価
なばね材料を使用することができる。
【0015】
【実施例】次に図面に示した実施例について本発明の構
成を具体的に説明する。
【0016】図1には、磁気テープレコーダの並んで配
置された2つの巻取りスプール1,2の概略的な斜視図
が示されている。これらの巻取りスプールには、運転中
に、別個の磁気テープカセットM(略示されている)が
当て付けられるようになっている。図面で右側の巻取り
スプール1に、若しくはこの巻取りスプール1に巻き付
けられたテープ1a上に、キャプスタンモータ5のキャ
プスタン4を介して磁気テープ3(略示されている)が
案内される。ピンチローラ6有利にはゴムピンチローラ
が、磁気テープ3を、その下側に配置されたキャプスタ
ンモータ5のキャプスタン4に押しつける。この同一の
キャプスタン4上には、ピンチローラ6が磁気テープ3
をキャプスタン4に押しつける箇所の下側にプーリー7
が配置されている。このプーリー7は、駆動部材有利に
はベルト8を受容する。このベルト8は、駆動部、有利
には遊星歯車の別のプーリー9と接続されている。ベル
ト8は2つのプーリー7,9に巻きかけられている。
【0017】プーリー9は定置の軸10を中心にして回
転する。この軸10は、巻取りスプール1と2との間
で、これらの巻取りスプール1,2に対して間隔を保っ
て配置されている。この軸10を中心にしてピボットア
ーム11が旋回可能に支承されている。またピボットア
ーム11を中心にして旋回歯車12が回転可能に支承さ
れている。2つの巻取りスプールからの軸10の間隔
は、ピボットアーム11で軸81を中心にして回転可能
に支承された旋回歯車12が、巻取りスプール1と巻取
りスプール2とに噛み合わせることができるような寸法
に設計されている。”戻り方向サーチ(search backwar
d)”操作を示す図1では、旋回歯車12は巻取りスプー
ル2に当て付けられている。
【0018】リング歯車13は同様に定置の軸10に回
転可能に支承されている。巻取りスプール1,2の駆動
は、キャプスタンモータ5からキャプスタン4、プーリ
ー7、ベルト8、プーリー9及び遊星歯車伝動装置を介
して行なわれる。遊星歯車伝動装置は、有利にはプーリ
ー7と一体的である太陽歯車14と遊星歯車とリング歯
車13とから成っている。リング歯車13は、巻取りス
プール1,2と噛み合っている旋回歯車12に力を伝達
する。
【0019】巻取りスプール2の下側には、この巻取り
歯車の軸16を中心にして回転可能な可動レバー17が
配置されており、この可動レバー17は、選択された操
作状態に応じて調節可能な制御円板55(図4参照)に
よって調節可能に支承されている。可動レバー17は歯
付き部分18を有しており、この歯付き部分18は、カ
ップリング部分20の歯付き部分19と噛み合う。カッ
プリング部分20は、軸10を中心にして回転可能に支
承されていて、リング歯車13の下側及び太陽歯車14
の下側で軸10に配置されている。可動レバー17によ
ってカップリング部分20は定置の軸10を中心にして
回転し、この場合、保持プレート39を介してカップリ
ング部分20に堅固に結合されたピボットアーム11
は、このピボットアーム11に配置された旋回歯車12
で、それぞれ他方の巻取りスプール2に噛み合わせるこ
とができるようになっている。
【0020】ピボットアーム11のこのような旋回形式
は、プレイからリピート(review)又はその逆に切り換
える際に使用される。しかしながらこの旋回アーム11
は、例えば巻き戻し操作のために、キャプスタンモータ
の回転方向逆転だけによっても旋回させることができ
る。
【0021】図2には、図1に示した本発明による摩擦
クラッチ装置の概略的な分解図が示されている。定置の
軸10には下側の部材としてのプーリー10が回転可能
に支承されている。その上にはカップリング部分20が
支承されており、このカップリング部分20の一方側に
は保持部21が設けられている。この保持部21を貫通
して、カップリング部分20の回転を阻止するためのロ
ックスライドバー22が延びている。
【0022】カップリング部分20上では、カップリン
グ部分23(以下では第3のカップリング部分23と呼
ぶ)が、遊星歯車支持体29と接続されるように支承さ
れている。この第3のカップリング部分23には保持部
21は設けられていない。カップリング部分20(以下
では第3のカップリング部分20と呼ぶ)と第3のカッ
プリング23との間には摩擦部材24有利にはフェルト
リングが配置されている。この摩擦部材24は別個に配
置されているか又は、カップリング部材20,23の互
いに向き合う摩擦面25,26の一方側に配置されてい
る。
【0023】可動レバー17は、第1のカップリング部
分20を互いに噛み合う歯付き部分18,19によって
固定保持する。プーリー9の駆動されている状態では、
まず太陽歯車14を介して遊星歯車15及びリング歯車
13が回転せしめられる。この場合にピボットアーム1
1が、キャプスタンモータ5の回転に応じてそれぞれの
巻取りスプール1,2に向かって旋回せしめられる。キ
ャプスタン4とピンチローラ6との間で搬送される磁気
テープ3は巻き取られる。選択された高い伝達比によっ
て、巻取りを行なうリールは、キャプスタン4及びピン
チローラ6によって解放されるよりも多量のテープを巻
取り、これによって遊星歯車支持体29は第3のカップ
リング部分23と共に回転せしめられる。フェルトリン
グ24の直径及びばね力に応じて、駆動される巻取りス
プールにおいて相応のトルクが生じる。2つの駆動方向
(プレイ/リピート)で、相応に駆動される巻取りスプ
ール1若しくは2において同じトルクが生じる。
【0024】第3のカップリング部分23を介して軸1
0に別のカップリング部分28(以下では第2のカップ
リング部分28と呼ぶ)が支承されている。この第2の
カップリング部分28と第3のカップリング部分23と
の間には摩擦部材27、有利にはフェルトリング(以下
では第2の摩擦部材27と呼ぶ)が配置されている。こ
の第2の緒摩擦部材27の一方側には保持部30が配置
されており、この保持部30内にロックスライドバー2
2が係合する。第2の摩擦部材27は、摩擦部材24
(以下では第1の摩擦部材24と呼ばれている)と同様
の形式でカップリング面25,26に作用する。第2の
カップリング部分28がロックスライドバー22によっ
てロックされると、第3のカップリング部分23は、第
1のカップリング部分20だけがロックされる場合より
も強く制動される。
【0025】第2のカップリング部分28を介して遊星
歯車支持体29が支承されている。第2のカップリング
部分28と遊星歯車支持体29との間には圧縮コイルば
ね41及びディスク42が同心的に配置されている。カ
ップリング部分28がロックスライドバー22によって
ロックされるリピート操作時には、ディスク42と第2
のカップリング部分28(このカップリング部分28が
すべてのトルクをもたらす)との間に付加的な摩擦モー
メントが生じる。遊星歯車支持体29の一方側には保持
部33が配置されており、この保持部33は、ロックス
ライドバー22によってロックされている。遊星歯車支
持体29がこのロックスライドバー22によってロック
されると、摩擦クラッチ全体が働かなくなる。これは巻
き戻し操作時に必要である。
【0026】図3には、図2に示した摩擦クラッチ装置
の鉛直方向断面図が示されている。図2に示されている
ように、定置の軸10にはカップリング部分20,2
3,28及び遊星歯車支持体29が互いに上下に支承さ
れている。軸10に回転可能に支承された、下側の駆動
される部材34は、プーリー9を有している。この部材
34は鉢状に構成されていて、ベルト8を受容するため
のプーリー9を保持する外側の壁部70と、軸10側に
向けられた内側の壁部71とを備えている。軸10に対
してほぼ平行に間隔を保って延びる内側の壁部71は、
その外側の縁部で歯列35を有しており、この歯列35
は、太陽歯車14の歯列に相当する。軸10側に向けら
れた、鉢状の部材34の壁部72は、軸10上で直接支
承するために又は隣接するブシュ37上で支承するため
に使用される。
【0027】ブシュ37及び壁部72上には遊星歯車支
持体29が支えられており、この場合、この場合、この
遊星歯車支持体29は、ブシュ37の回転する上側の部
分及び軸10で回転可能に支承されている。遊星歯車支
持体29上に配置されたばねワッシャ38は、遊星歯車
支持体29を保持プレート39に対して支持する。ばね
ワッシャ38は、ピボットアーム11でトルクを形成す
るために使用され、これによってピボットアーム11は
回転方向に応じて、対応する巻取りスプール1,2に向
かって旋回する。このトルクは、全トルクの計算時に考
慮される損失トルクを形成する。保持プレート39は、
その外側の縁部で少なくとも部分的に、部材34若しく
はプーリー9上に配置された定置の第1のカップリング
部分20に接続されている。これらの保持プレート39
とカップリング部分20とを接続する、前記部分の縁部
には、第1のカップリング部分20の外周の縁部73
が、厚みをつけてしかも突き出て形成されている。この
縁部73の保持部材21は、ロックスライドバー22を
通すための切欠として構成することができる。
【0028】上側の縁部73の下側に配置された、第1
のカップリング部分20の外側の縁部部分は、鉢状の部
材34の内側の範囲で、壁部70,71に対してほぼ平
行に、つまり同様に鉢状に構成されている。第1のカッ
プリング部分20の、軸10に向けられた内側の縁部
は、鉢状の部材34の内壁にも軸10又は遊星歯車支持
体29にも支承されていない。
【0029】第1のカップリング部分20とその上側に
配置された第3のカップリング部分23との接続は第1
の摩擦部材24によって得られる。この第1の摩擦部材
24はカップリング部分20,23のうちの一方に固定
することができる。第1の摩擦部材24は、環状に形成
されていて、第1のカップリング部分20の、軸10に
向けられた内側の縁部から、第3の摩擦部分23の、軸
10から離れる方向に向けられた外側の縁部まで達して
いる。
【0030】第3のカップリング部分23は、軸10に
対して平行に延びるほぼブシュ状の部材40によって、
軸をブシュ状に取り囲む、遊星歯車支持体29のネック
部44上に配置されている。第3のカップリング部分2
3と遊星歯車支持体29との間の接続は、例えば溝43
及びばね40によって堅固に得られる。これによって第
3のカップリング部分23は遊星歯車支持体29が回転
する際にこの遊星歯車支持体29によって連行される
が、摩擦を調節若しくは調整できるようにするたえに鉛
直方向で摺動可能に支承されている。第3のカップリン
グ部分23の、直角に折り曲げられた部分は水平方向で
円板状に構成されていて、軸10及び第1のカップリン
グ部分20に対して鉢状に平行に上方に折り曲げられる
ことはない。
【0031】第3のカップリング部分23上に別の第2
の摩擦部材27が配置されている。この第2の摩擦部材
27は、第1の摩擦部材24に対して平行にリング状に
延びていて、有利にはこの摩擦部材24と同じ寸法を有
している。
【0032】第2の摩擦部材27の上側には別の第2の
カップリング部分28が配置されている。この第2のカ
ップリング部分28は、遊星歯車支持体29と接続され
ているが、摩擦接続を形成している。第2のカップリン
グ部分28は、圧縮コイルばね41によって第2の摩擦
部材27に向かって押しつけられる。第2のカップリン
グ部分28は鉢状であって、この第1のカップリング部
分20に対して平行に延びている。この実施例では一体
的に厚く形成されている、第2のカップリング部分28
の壁部の上側の外周の縁部は、第2のカップリング部分
28の回動を防止するための保持部30を有している。
【0033】圧縮コイルばね41は、その上側に存在す
る遊星歯車支持体29と、第2のカップリング部分28
上で滑動可能に支承された、遊星歯車支持体29と噛み
合うディスク42との間で支えられている。ディスク4
2は、遊星歯車支持体29の溝43内で鉛直方向で摺動
可能に支承されている。ディスク42及び第3のカップ
リング部分23が鉛直方向で及び遊星歯車支持体29の
ガイド溝43内で摺動可能であることによって、圧縮コ
イルばね41によって、2つの摩擦部材24,27の摩
擦力が調節される。
【0034】遊星歯車支持体29は、軸10に対して軸
平行に延びるネック部44を有しており、このネック部
44は、プーリー9に滑動可能に支承されている。この
ネック部44はいわゆるガイド溝43を有している。遊
星歯車支持体29の、水平な円板状で環状の部分45
は、その下側で、突出する環状の縁部46を有してい
る。この縁部46とディスク42の折り曲げられた縁部
とは、圧縮コイルばね41のための制限部を形成してい
る。
【0035】円板状の部分45の上側には、遊星歯車支
持体15の数に相当する数のカム47が隆起しており、
これらのカム47上で遊星歯車15が支承されている。
【0036】カップリング部分20,28と同様に鉢状
に形成された遊星歯車支持体29は、その上側の縁部で
保持部33を有しており、これによって遊星歯車支持体
29はロックスライドバー22による回転を避けること
ができるようになっている。
【0037】遊星歯車支持体29の表面上に支承された
遊星歯車15は、一方ではプーリー9に取り付けられた
太陽歯車14に噛み合い、他方ではリング歯車13に噛
み合う。リング歯車は軸10を中心にして回転可能に遊
星歯車支持体29に支承されている。リング歯車13の
下側と遊星歯車支持体29の上側との間に配置されたリ
ング48は、滑動接続によってリング歯車13の回転を
可能にする。
【0038】リング歯車13はその外周部で旋回歯車1
2を駆動し、この旋回歯車12自体は、それぞれ当てつ
けられた巻取りスプール1,2を駆動する。この旋回歯
車12は、リング歯車13の上側で遊星歯車支持体29
に支承され、かつ旋回歯車12を支持するピボットアー
ム11を介して定置の軸10を中心にして旋回可能であ
る。これによって旋回歯車12をそれぞれの巻取りスプ
ール1,2に係合させてこれを駆動させることができ
る。
【0039】装置全体は鉢状のケーシング49内に収容
されている。軸10を中心にして回転可能に配置された
ブシュ37はこのために、ケーシング49の底部内で相
対回動不能に支承されている。ケーシング49をその上
縁部で、駆動機構を支承するためのベース板51内に固
定することができる。これによって、摩擦クラッチ装置
及びキャプスタンモータ5は1つのベース板に支承する
ことができる。駆動機構を支承するためのキャプスタン
モータ51の下側には、例えばキャプスタンモータ5を
制御するエレクトロニクス部材のためのベース板52が
配置されている。
【0040】図4には、互いに並んで配置された2つの
巻取りスプール1,2を備えた全体配置の平面図が示さ
れている。これらの巻取りスプール1,2から所定の間
隔を保って、軸10を中心にして回転可能に支承され
た、図3に示した摩擦クラッチ装置が配置されている。
旋回歯車12は左側に配置された巻取りスプール2に噛
み合っている。ロックスライドバー22はこの位置で、
外側から第1のカップリング部分20を通って開口21
(図3参照)内に突入していて、第2のクラッチ部分2
8がその保持部30に噛み合うのを阻止する。第1のカ
ップリング部分20に設けられた歯付き部分19は、可
動レバー17の歯付き部分18に噛み合う。可動レバー
17は巻取りスプール2の軸16を中心にして回転可能
に支承されている。可動レバー17の表面上に配置され
た突起部53は制御円板55のガイド溝54内でガイド
される。
【0041】制御円板55によって可動レバー17の位
置が調節される。図4に示した制御円板55が可動レバ
ー17の突起部53に向かって移動せしめられると、可
動レバー17は時計周り方向で回転する。可動レバー1
7の歯付き部分18と第1のカップリング部分20の歯
付き部分19とが噛み合うことによって、第1のカップ
リング部分20と摩擦クラッチ装置とは時計周り方向で
回転する。これによって旋回歯車12は巻取りスプール
1から巻取りスプール2に向かって旋回する。制御円板
55が巻取りスプール2から離れる方向に移動すると、
制御円板55は可動レバー17の突起部53を連行す
る。それに応じて旋回歯車12は巻取りスプール1に向
かって旋回せしめられる。
【0042】ローディングリング56は制御円板55の
位置を制御する。このためにローディングリング56は
有利にはその下側でガイドピン57を有しており、この
ガイドピン57内に制御円板55の幅の広いガイド溝5
8が係合することができる。ローディングリング56が
時計周り方向で回転することによって、制御円板55は
可動レバー17の突起部53に向かって移動する。
【0043】ローディングリング56の湾曲した切欠内
に係合する制御円板59は、図示していない補助ブレー
キを制御する。この補助ブレーキは、リピート操作中に
巻取りスプール1を制動する。さらにまた、制御円板5
9が、磁気テープ3が巻取りスプール1に巻き取られる
のを阻止する、図示していない主ブレーキ及び補助ブレ
ーキを制御することも考えられる。ロックスライドバー
22は同様に、所望の運転に応じて制御円板59によっ
て制御される。
【0044】ローディングリング56は、図示していな
いローディングモータ若しくは巻き上げモータによって
駆動されるか若しくは回転せしめられる。回転度は、図
示していないコードスイッチを作動する所望の運転状態
によって得られる。この回転度はローディングモータに
作用する。
【0045】巻取りスプール2におけるほぼ一定のテー
プ張力を保証するために、巻取りスプール2に巻きかけ
られたブレーキベルト60が設けられている。このブレ
ーキベルト60の端部は、テープ張力センサレバー62
の突起部61に当て付けられている。ブレーキベルト6
0の他方の端部は、ブレーキベルトリリースレバー64
の突起部63に当て付けられている。テープ張力センサ
レバー62及びブレーキベルトリリースレバー64はば
ね65によって互いに接続されている。このばね65
は、ブレーキベルトリリースレバー64の表面で、突き
出ているピン66に引っかけられていて、テープ張力セ
ンサレバー62の孔67内に固定されている。
【0046】テープ張力センサレバー62はそのアーム
でピン68を有しており、このピン68には磁気テープ
3が巻きかけられている。テープ張力センサレバーが回
転可能に支承されていることによって、また、ブレーキ
ベルト60、ブレーキベルトリリースレバー64及び制
御円板55の配置によって、磁気テープ3のテープ張力
を制御することが可能である。制御円板55は、アーム
69によって、ブレーキベルトリリースレバー4に向か
って押しつけることができるように成形されている。こ
れによってブレーキベルト60はゆるめられ、ベルト張
力は同様に低下される。制御円板55のアーム69がブ
レーキベルトリリースレバー64を押しつけなければ、
ベルト張力は、ブレーキベルトリリースレバー64とテ
ープ張力センサレバー62との間のブレーキベルト60
若しくはばね65の張力によって規定される。
【0047】以上の図面の説明に基づいて、種々異なる
操作状態におけるそれぞれの配置状況を、以下に詳しく
説明する。
【0048】1.プレイバックモード/送り方向サーチ
(search forward):この運転状態では、キャプスタンモ
ータ5によって巻取りスプール1に与えようとする弱い
伝達トルクが必要となる。可動レバー17の歯付き部分
18が第1のカップリング部分20の歯付き部分19に
噛み合うようになっているので、この可動レバー17に
よって第1の歯付き部分19は固定される。これによっ
て第1の摩擦部材24は、第1のカップリング部分20
と第2のカップリング部分23との間で作用するように
なっている。調節された圧着力に応じて第3のカップリ
ング部分23がまず保持される。第3のカップリング部
分23と遊星歯車支持体29との接続によって、この遊
星歯車支持体29も保持される。駆動されるプーリー9
によって伝達されるトルクが高くなってから、第3のカ
ップリング部分23は滑り始める。遊星歯車支持体29
は、プーリー9の駆動部の方向に向かって単独で回転を
行なう。これによって、被駆動部分、旋回歯車12に伝
達されるトルクが摩擦クラッチによって制限される。
【0049】プレイバックモード若しくは送り方向サー
チモードにおいて旋回歯車12は巻取りスプール1に当
て付けられる。
【0050】2.戻り方向サーチ(search backward):
この運転状態においては、所定のリール直径から、駆動
部つまりプーリー9から高いトルクを被駆動部つまり旋
回歯車12若しくは巻取りスプール2に伝達する必要が
ある。このために、ロックスライドバー22によって、
第1のカップリング部分20も第2のカップリング部分
28もロックされ、これによって回転が妨げられる。
【0051】摩擦部材24,27は有効であって、これ
によって第3のカップリング部分23は2つの摩擦部材
24,27によって保持される。前述のように、同様に
遊星歯車支持体29も保持される。摩擦部材24,27
によって得られる摩擦力は、前記プレイバックモードに
おけるよりも大きい。駆動部から供給されたトルクが高
くなった状態では、第3のカップリング部分23はまだ
滑らない。摩擦部材24,27に対するカップリング部
分20,23,28の圧着力によって調節可能な限界を
越えると、第3のカップリング部分23は滑る。遊星歯
車支持体29は再び、駆動部分の方向に単独で回転す
る。これによってここでも、伝達可能なトルクは制限さ
れ、巻取りスプール2のテープ張力が保証される。
【0052】戻りサーチモードにおいて、旋回歯車12
は巻取りスプール2に当て付けられる。
【0053】3.巻き戻し(早送り及び早戻し)モー
ド:この運転状態では、第1のカップリング部分20、
第2のカップリング部分28及び遊星歯車支持体29が
ロックスライドバー22によってロックされる。これに
よって摩擦クラッチは飛び越され、トルクは駆動部分つ
まりプーリー9から直接遊星歯車支持体15を介してリ
ング歯車13に伝達され、ここから旋回歯車12及び各
巻取りスプール1,2に伝達される。
【0054】巻き戻しは、磁気テープ3が完全に通され
ていてピンチローラ6が引き離されている状態でも、磁
気テープ3が半分だけ通されている(つまり磁気テープ
3が図示されていないACヘッドに当て付けられてい
る)状態でも、あるいは磁気テープ3が通されていない
状態でも行なわれる。
【0055】4.回転方向逆転(リバース):巻取りス
プール1,2をプレイバックモードから”戻り方向サー
チ”モードへ移行させる回転方向逆転のためには、ピン
チローラ6をキャプスタンモータ5のキャプスタン4に
止どめておく。キャプスタモータ5は停止位置にもたら
され、ブレーキベルト60は緊締される。つまり制御円
板55は可動レバー17の突起部53に押しつけられ、
ブレーキベルトリリースレバー64の突起部63には押
しつけられない。図示していないローディングモータ
は、同様に図示していないコードスイッチによって、ロ
ーディングリング56が逆時計周り方向で回転するよう
に作動される。これによって制御レバー55は可動レバ
ー17の突起部53に向かって移動する。可動レバー1
7は時計周り方向で移動して、その歯付き部分18と噛
み合う、第1のカップリング部分20の歯付き部分19
を連行する。これによって第1のカップリング部分20
は、定置の軸10を中心にして回転する。第1のカップ
リング部分20と保持プレート39とが接続されている
ことによって、この保持プレート39も軸10を中心に
して回転せしめられる。保持プレート39とピボットア
ーム11とがばねワッシャ38を介して接続されている
ので、保持プレート39が軸10を中心にして回転する
とピボットアーム11も旋回せしめられる。ピボットア
ーム11に配置された旋回歯車12は、これによって巻
取りスプール2に噛み合う。ブレーキベルト60の張力
は、制御円板55のガイド溝58内で突起部53が次の
ような位置を占めることによってゆるめられる。つま
り、制御円板55のアーム69がブレーキベルトリリー
スレバー64に突き当たる位置に来ることによってゆる
められる。これによってブレーキベルトリリースレバー
64は定置の軸10を中心にして回転せしめられる。ブ
レーキベルトリリースレバー64の突起部63はブレー
キベルト60に当て付けられて、このブレーキベルト6
0の張力をゆるめる。
【0056】巻取り側における操作は、以上の操作に相
応して行なわれる。制御レバー59は、直接に又はブレ
ーキを制御することによって、巻取りスプール1,2の
間で旋回歯車12が旋回する際に磁気テープ3が巻取り
スプール1から繰り出されるのを妨げるようになってい
る。
【0057】それとは逆の場合、つまり回転方向が”戻
り方向サーチ”モードからプレイバックモードに逆転さ
れる場合のためには、前述の操作に相応して行なわれ
る。この場合旋回歯車12はまず巻取りスプール2と噛
み合い状態で維持される。制御円板55のアーム69は
もはやブレーキベルトリリースレバー64を押しつけな
いので、ブレーキベルト60は、ブレーキベルトリリー
スレバー64とテープ張力センサレバー62との間に懸
架されたばね65によって再び緊張される。これによっ
てテープ張力が保証されるか若しくは、磁気テープ3が
巻取りスプール2から繰り出されることは避けられる。
プレイバック操作中にブレーキベルト60は作動状態に
維持され、テープ張力センサレバー62を介して磁気テ
ープ3のテープ張力を制御する。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気テープカセットレコーダの、本発明による
部分を示す概略的な斜視図である。
【図2】図1に示した部分のうちの摩擦クラッチ装置の
概略的な分解図である。
【図3】本発明の1実施例による摩擦クラッチ装置の鉛
直断面図である。
【図4】図3に示した摩擦クラッチ装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
1,2 巻取りスプール、 1a 巻き付けられたテー
プ、 3 磁気テープ、 4 キャプスタン、 5 キ
ャプスタンモータ、 6 ピンチローラ、 7,9 プ
ーリー、 10 軸、 11 ピボットアーム、 12
旋回歯車、13 リング歯車、 14 太陽歯車、
15 遊星歯車、 16 軸、 17可動レバー、 1
8,19 歯付き部分、 20 カップリング部分、
21保持部、 22 ロックスライドバー、 23 カ
ップリング部分、 24摩擦部材、 25,26 接触
面、 27 摩擦部材、 28 カップリング部分、
29 遊星歯車支持体、 30,33 保持部、 34
鉢状の部材、35 歯列、 37 ブシュ、 38
ばねワッシャ、 39 保持プレート、40 部材、
41 圧縮コイルばね、 42 ディスク、 43
溝、 44 ネック部、 45 円板状の部分、 46
縁部、 47 カム、 48リング、 49 ケーシ
ング、 51,52 ベース板、 53 突起部、 5
4 ガイド溝、 55 制御円板、 56 ローディン
グリング、 57 ガイドピン、 58 ガイド溝、
59 制御レバー、 60 ブレーキベルト、61 突
起部、 62 テープ張力センサレバー、 63 突起
部、 64 ブレーキベルトリリースレバー、 65
ばね、 66ピン、 67 孔、 68ピン、 69
アーム、 72 壁部、 73 縁部、 80,81
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリッツ ヴァイサー ドイツ連邦共和国 ザンクト ゲオルゲン ケッセルベルク 15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ(3)を巻取り及び繰り出し
    するための2つの巻取りスプール(1,2)を備えた磁
    気テープカセットレコーダであって、これらの巻取りス
    プール(1,2)が、それぞれカセットの外側に配置さ
    れた、磁気テープのためのキャプスタンモータ(5)に
    よって、定置の軸(10)を中心にして旋回可能な旋回
    歯車(12)を介して駆動せしめられ、ピンチローラ
    (6)が磁気テープをキャプスタンモータ(5)のキャ
    プスタン(4)に当て付け、キャプスタンモータが、駆
    動部材(8)、被駆動部材(9,34)及び、2つの巻
    取りスプールのための摩擦クラッチを有する遊星歯車伝
    動装置(13/14/15)を介して、旋回歯車(1
    2)を駆動するようになっている形式のものにおいて、 摩擦クラッチが、定置の軸(10)の方向で互いに上下
    に配置された、互いに向き合う接触面(25,32)を
    有するリング状の2つのカップリング部分(20,2
    8)と、これらの接触面(25,32)の間に配置さ
    れ、しかも遊星歯車支持体(29)に接続されていて駆
    動可能である第3のカップリング部分(23)と、これ
    ら2つのカップリング部分(20,28)と第3のカッ
    プリング部分(23)との間に配置された摩擦部材(2
    4,27)とから成っており、1つ又は2つのリング状
    のカップリング部分(20,28)の回転をロックする
    ための手段(22)が設けられていることを特徴とす
    る、磁気テープカセットレコーダ。
  2. 【請求項2】 遊星歯車支持体(29)がリング状のカ
    ップリング部分(28)の上側に配置されている、請求
    項1記載の磁気テープカセットレコーダ。
  3. 【請求項3】 遊星歯車支持体(29)と、これに隣接
    するリング状の第3のカップリング部分(28)との間
    に摩擦部材(24,27)が設けられていない、請求項
    2記載の磁気テープカセットレコーダ。
  4. 【請求項4】 1つ又は多数のリング状のカップリング
    部分(20,28)及び/又は遊星歯車支持体(29)
    が保持部(21,30,33)を有しており、各又はす
    べてのリング状のカップリング部分(20,28)及び
    /又は遊星歯車支持体(29)の回転をロックするため
    の手段(22)が、前記保持部(21,30,33)内
    に係合可能に構成されている、請求項1記載の磁気テー
    プカセットレコーダ。
  5. 【請求項5】 各又はすべてのリング状のカップリング
    部分(20,28)及び/又は遊星歯車支持体(29)
    の回転をロックするための手段がロックスライドバー
    (22)として構成されており、該ロックスライドバー
    (22)が、ロックするために、所定の連続で選択的に
    1つ又は多数の保持部(21,30,33)内に係合す
    るようになっている、請求項4記載の磁気テープカセッ
    トレコーダ。
  6. 【請求項6】 摩擦部材(24,27)がフェルトであ
    る、1記載の磁気テープカセットレコーダ。
  7. 【請求項7】 駆動部材(8)がベルトである、請求項
    1記載の磁気テープカセットレコーダ。
  8. 【請求項8】 第1のカップリング部分(20)の外周
    部に歯付き部分(19)が設けられていて、該歯付き部
    分(19)が、旋回歯車(12)を旋回させるために可
    動レバー(17)内に係合可能となっている、請求項5
    記載の磁気テープカセットレコーダ。
  9. 【請求項9】 可動レバー(17)が、2つの巻取りス
    プール(1,2)のうちの一方の巻取りスプールの軸
    (16)に支承されている、請求項8記載の磁気テープ
    カセットレコーダ。
  10. 【請求項10】 1つ又は2つのリング状のカップリン
    グ部分(20,28)及び又は遊星歯車支持体(29)
    の回転をロックするための手段(22)が制御レバー
    (59)によって制御可能である、請求項1又は5記載
    の磁気テープカセットレコーダ。
  11. 【請求項11】 摩擦クラッチと遊星歯車支持体(4
    9)とがケーシング(48)内で1つの部材としてベー
    ス板(51)内に組み込み可能である、請求項1記載の
    磁気テープカセットレコーダ。
  12. 【請求項12】 摩擦クラッチと遊星歯車伝動装置(1
    3/14/15)とがケーシング(49)内で1つの部
    材としてベース板(51)内に組み込み可能であって、
    該ベース板(51)上にキャプスタンモータ(5)が配
    置されている、請求項11記載の磁気テープカセットレ
    コーダ。
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