JPH0725375Y2 - 手摺のコーナー接続構造 - Google Patents

手摺のコーナー接続構造

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JPH0725375Y2
JPH0725375Y2 JP1989068071U JP6807189U JPH0725375Y2 JP H0725375 Y2 JPH0725375 Y2 JP H0725375Y2 JP 1989068071 U JP1989068071 U JP 1989068071U JP 6807189 U JP6807189 U JP 6807189U JP H0725375 Y2 JPH0725375 Y2 JP H0725375Y2
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広昭 須藤
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文化シャッター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、手摺のコーナー接続構造に関するものであ
り、とくに、笠木の端部間を接合し、あるいは胴縁の端
部間を接合する場合に使用するコーナー接続構造に関す
るものである。
(従来の技術) この種のコーナー接続構造としては、コーナー接続体の
側部に位相を90度かえて、それぞれ、手摺の笠木あるい
は胴縁の端に接合される接合部を構成したものが知られ
ている。
この構成では、一方の手摺の笠木あるいは胴縁と、他方
の手摺の笠木あるいは胴縁との成す角度が正確に90度で
ない場合には、接合部の接続状態に無理が生じ、コーナ
ー接続体を損傷したり、たとえ、接続がなされても、コ
ーナー接続体と笠木あるいは胴縁との接続部分に隙間を
生じて外観を損なうという欠点がある。
また、両方の手摺の笠木あるいは胴縁が互いになす角度
が現場の状況で60度,70度など、特別の場合にはこれに
対応する位相差で接合部を備えたコーナー接続体を用意
しなければならない。このため、コーナー接続体の汎用
性が低い。
(考案が解決しようとする課題) そこで、コーナー接続体の側部における接合部の位相差
を複数段階に調節変更できる構成のコーナー接続構造も
提唱された。しかし、このような構造にしても、現場で
の組立に際して生じる位相の若干の差を吸収することは
出来ず、接合部分に無理を強いることになり、また外観
を損なう。また構造も複雑である。
(考案の目的) 本考案は上記事情にもとづいてなされたもので、比較的
簡単な構成でありながら、アナログ的に位相がかえられ
るように工夫した手摺のコーナー接続構造を提供しよう
とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための構成を、実施例に対応する
図面を参照して説明する。
本考案に係る手摺のコーナー接続構造は、頂面を閉鎖し
た短円筒形状をなし、該円筒の一側には一方の手摺の笠
木(1)あるいは胴縁(5)の端に接合される接合部
(7)を具備し、該円筒の下面の内周には一部に挿入用
の切欠き部(6b,6b′)を設けた円環状の係合部(6c)
を形成している一方のコーナー接続体(6)と、上記一
方のコーナー接続体(6)と略同一直径の円盤状のステ
ージ(8a)を有し、該ステージ(8a)の一側には他方の
手摺の笠木(1′)あるいは胴縁(5′)の端に接合さ
れる接合部(9)を具備し、該ステージ(8a)の上面に
は、上記係合部(6c)の切欠き部(6b,6b′)内に挿入
されて旋回により上記係合部(6c)に係合される外向き
カギ形の係合部(8b,8b′)を形成している他方のコー
ナー接続体(8)とを具備している。
上記一方及び他方のコーナー接続体(6),(8)は、
接合部(6c),(8b,8b′)の接合状態で互いに旋回し
て係止できる構成になっている。
(作用) このような構成であるから、一方の手摺の笠木(1)あ
るいは胴縁(5)と、他方の手摺の笠木(1′)あるい
は胴縁(5′)とが、コーナー接続個所でなす角度が所
定の角度、例えば90度でなくても、あるいはそれと若干
相違する角度であっても、コーナー接続体(6),
(8)相互が接続状態において旋回できるため、接合に
無理がなく、具合よく適合し、外観も良好となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して具体的に説明
する。図において、符号1は一方の手摺Aの笠木であ
り、笠木基板2に対して無理嵌めで嵌合されて、所要断
面の角筒体を構成できるようになっている。また、上記
手摺Aには、笠木基板2に上端をタッピングねじ3で連
結した支柱4があり、この支柱4には胴縁5が取付けら
れている。同様な構成は他方の手摺Bについても採用さ
れており、ここでは笠木は符号1′、笠木基板は符号
2′、支柱は符号4′、胴縁は符号5′で示されてい
る。これら両手摺A,Bの各端部を接続するコーナー接続
構造は、笠木受け用と、胴縁受け用とに分けられている
が、基本的構成は同じである。そこで、先づ笠木受け用
のコーナー接続構造について説明する。ここでは頂面6a
を持った円筒状のコーナー接続体6が用意されており、
このコーナー接続体6の側部には上記笠木1および笠木
基板2で構成される角筒体に対して嵌合される接合部7
が一体的に形成されている。この接合部7は、上記角筒
体の端に完全に嵌合される枠部7aをコーナー接続体6と
の付け根に備えており、また、笠木1の上部コーナーに
弾性的に接合する接合舌片7bを枠部7a先端に備えると共
に、笠木基板2の内底面に弾性的に接合する接合舌片7c
を枠部7a先端に備えている。また、上記コーナー接続体
6の下面には、挿入用の切欠き部6b,6b′を具備した円
環状の係合部6cが形成されている。
また、上記コーナー接続体6と組合わせて使用されるコ
ーナー接続体8は上記コーナー接続体6を受ける円盤状
のステージ8aを具備しており、ここに上記コーナー接続
体6を受けた時、接合部7と同じレベルになるように、
接合部9をその側部に一体的に形成している。この接合
部9は、上述同様手摺Bの笠木1′および笠木基板2′
で構成される角筒体の端に完全に嵌合される枠部9aをコ
ーナー接続体8との付け根に備えており、また、上記笠
木1′の上部コーナーに弾性的に接合する接合舌片9bを
枠部9a先端に備えると共に、笠木基板2′の内底面に弾
性的に接合する接合舌片9cを枠部9a先端に備えている。
また、上記コーナー接続体8は、ステージ8a上に、上記
切欠き部6b,6b′を介してコーナー接続体6内に侵入で
きるカギ形の係合部8b,8b′を具備しており、この係合
部8b,8b′はコーナー接続体6内で係合部6cの上面に対
して摺接して、係合状態となり、上記コーナー接続体6
をステージ8a上面に押し付け、上下方向に対して両コー
ナー接続体6,8を接続すると共に、係合部6cの円環の中
心を中心として相互に旋回動作できるようになってい
る。この旋回をスムーズにするために、上記コーナー接
続体8には、コーナー接続体6の周面を案内する円弧状
の壁面8cが形成されている。
胴縁受け用のコーナー接続構造は上述のコーナー接続構
造と略、同じ構成なので、同一部分には同一符号を付け
て説明を省略する。唯し、ここで相違する点は、各接合
部7,9の形状が胴縁5,5′の断面に適合されるようになっ
ている点である。
なお、この実施例では、控え支柱10を介して、笠木受け
用のコーナー接続体8と、胴縁受け用のコーナー接続体
6とが互いに接続されるようになっており、このため各
コーナー接続体6,8にはタッピングねじ11,12のための取
付け孔13,14が予め形成されている。また、上記控え支
柱10も、円筒状をなし、内側に上記タッピングねじ11,1
2を受ける溝条15を備えており、この溝条15を構成する
突条部分16の弾性を確保するため、外周において、上記
溝条15に対応し溝条17を形成している。このような形状
は引抜き加工で簡単に実現できる。
このような構成では、各コーナー接続構造を用いて、両
手摺A,Bのコーナー接合をなすに際しては、それぞれ、
コーナー接続体6,8を互いに接続する前に、控え支柱10
を介して上側のコーナー接続体8と下側のコーナー接続
体6とを接合し、次に係合部8b,8b′を切欠き部6b,6b′
に通した後、旋回によって係合部6cに係合させ、この状
態で、各接合部7,9を笠木1,1′および笠木基板2,2′で
構成される角筒体、および胴縁5,5′に嵌合させるので
ある。
なお、この接合部7,9の接合に際しては接着剤を用いて
もよい。また、接合後、第1図に示すように、タッピン
グねじ18で笠木基板2,2′と接合舌片7b,9bとを連結して
もよい。
このような接合に際しては、コーナー接続体6,8相互は
旋回が可能であるから、両手摺A,Bの接合個所における
相対角が規定の角度、例えば90度に対して若干相違して
も、あるいは特別の条件で70度や80度の角度になってい
ても、アナログ的に接合部7,9の位相を変えられるの
で、無理をすることなく、具合よく接合が実現でき、外
観も良く、また汎用性も発揮できる。
(考案の効果) 本考案は、以上詳述したように、一方のコーナー接続体
(6)を頂面を閉鎖した短円筒形状とし、その下面の内
周に一部に挿入用の切欠き部(6b,6b′)を設けた円環
状の係合部(6c)を形成し、他方のコーナー接続体
(8)を円盤状のステージ(8a)とし、その上面に上記
係合部(6c)の切欠き部(6b,6b′)内に挿入されて旋
回により上記係合部(6c)に係合する外向きカギ形の係
合部(8b,8b′)を形成したので、両コーナー接続体の
間に段差が有るような場合でも、一方及び他方のコーナ
ー接続体(6),(8)はその間に隙間のない状態で所
望の角度で直接係止され、また、長年の使用によっても
隙間が開くということがなく、また互いに係止する上記
一方の係合部(6c)と他方の係合部(8b,8b′)は、そ
の係合状態において頂面を閉鎖した短円筒形状の一方の
コーナー接続体(6)の内部に位置することになり、該
係合部の間から雨水が侵入して内部が腐食したり、係合
部が外からいたずらされて外されたりする不都合もない
という実用上優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
笠木受け用のコーナー接続体の一方を示す底面図、第3
図は同側面図、第4図は笠木受け用のコーナー接続体の
他方を示す平面図、第5図は同側面図、第6図は胴縁用
のコーナー接続体の一方を示す底面図、第7図は同側面
図、第8図は胴縁用のコーナー接続体の他方を示す平面
図、第9図は同側面図である。 1…笠木、2…笠木基板、5…胴縁、6…コーナー接続
体、6a…頂面、6b,6b′…切欠き部、6c…係合部、7…
接合部 7a…枠部、7b,7c…接合舌片、8…コーナー接続体、8a
…ステージ 8b,8b′…係合部、8c…壁面、9…接合部、9a…枠部、9
a,9c…接合舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頂面を閉鎖した短円筒形状をなし、該円筒
    の一側には一方の手摺の笠木(1)あるいは胴縁(5)
    の端に接合される接合部(7)を具備し、該円筒の下面
    の内周には一部に挿入用の切欠き部(6b,6b′)を設け
    た円環状の係合部(6c)を形成している一方のコーナー
    接続体(6)と、 上記一方のコーナー接続体(6)と略同一直径の円盤状
    のステージ(8a)を有し、該ステージ(8a)の一側には
    他方の手摺の笠木(1′)あるいは胴縁(5′)の端に
    接合される接合部(9)を具備し、該ステージ(8a)の
    上面には、上記係合部(6c)の切欠き部(6b,6b′)内
    に挿入されて旋回により上記係合部(6c)に係合される
    外向きカギ形の係合部(8b,8b′)を形成している他方
    のコーナー接続体(8)とを具備し、 上記一方及び他方のコーナー接続体(6),(8)は、
    接合部(6c),(8b,8b′)の接合状態で互いに旋回し
    て係止できる構成になっていることを特徴とする手摺の
    コーナー接続構造。
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