JPH07253652A - ハーフ・トーン位相シフト・マスク - Google Patents

ハーフ・トーン位相シフト・マスク

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JPH07253652A
JPH07253652A JP4452394A JP4452394A JPH07253652A JP H07253652 A JPH07253652 A JP H07253652A JP 4452394 A JP4452394 A JP 4452394A JP 4452394 A JP4452394 A JP 4452394A JP H07253652 A JPH07253652 A JP H07253652A
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JP
Japan
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pattern
light
phase shift
shift mask
thin film
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JP4452394A
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Hiroyuki Tanaka
裕之 田中
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 逐次移動型露光装置に装着して使用するハー
フ・トーン位相シフト・マスクに関し、レジストの中の
本来は露光したくない部分のレジストへの光の照射量を
低減できるマスクの提供を目的とする。 【構成】 透明基板11上に被着し、この基板11を通
過した光の一部を通過させるとともに、その位相をほぼ
逆位相にして出射する薄膜12でもって形成した回路形
成用パターン31と、このパターン31をその周囲のダ
イシングライン形成用パターン32を介して取り囲む、
薄膜12でもって形成した遮光帯33とを含んで構成
し、逐次移動型露光装置によってパターン31,32が
ウェーハ4に被着したレジスト3上に繰り返して投影さ
れるハーフ・トーン位相シフト・マスクであって、上記
装置ではレジスト3上には解像状態で投影されない微細
な繰り返しパターン13をパターン31及び遮光帯33
の薄膜12に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縮小投影型露光装置に
装着して使用するハーフ・トーン位相シフト・マスクに
係るものであり、特にウェーハ上のレジストを露光する
際に、このレジストで本来は露光したくない部分のレジ
ストへの光の照射量を低減できるハーフ・トーン位相シ
フト・マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】次に、図6及び図7を参照し、従来のハ
ーフ・トーン位相シフト・マスク20について説明す
る。
【0003】従来のハーフ・トーン位相シフト・マスク
20は、図6(a)及び図6(b)で示すように、石英
基板11上に被着し、この石英基板11とともに膜付き
基板10を構成する半透明な薄膜12をパターニングし
て形成した、回路形成用パターン21とそれをダイシン
グライン形成用パターン22を介して取り囲む額縁状の
遮光帯23とでなるものである。
【0004】ダイシングライン形成用パターン22は、
図7(b)において半導体チップ5をウェーハ4から切
り出すために、このウェーハ4上に十文字状に設けられ
たダイシングライン5aに対応する領域であり、また、
遮光帯23は、ダイシングライン形成用パターン22の
周囲の薄膜12を額縁状かつ幅広(たとえば2〜6m
m)に残して形成したものであって、逐次移動型露光装
置を構成する要素である遮光ブレート14X、14’、
14Y、14Y’(図7(a)参照)の位置合わせ誤差
を吸収するためのものである。
【0005】ところで、逐次移動型露光装置において使
用される光1の波長をλとした場合に、膜付き基板10
の薄膜12の膜厚dは、 d=(2m+1)・λ/2(n−1) を近似的に満足するように形成されている。
【0006】なお、mは0を含む正整数、nは薄膜12
の屈折率である。このため、図6(c)で示すように従
来のマスク20にその表面上から光1を入射させた際、
そのパターン21の遮光部21a(薄膜12部)及び透
明部21b(石英基板11の露出部)からそれぞれ出射
する光1a、1bとは互いに逆位相となる。
【0007】したがって、このようなマスク20を逐次
移動型露光装置(図示せず)に装着し、このマスク20
に光1を遮光ブレート14X、14X’、14Y、14
Y’を介して照射すれば、それから出射して逐次移動型
露光装置の投影レンズ(図示せず)介してレジスト3上
に結像した光1a、1bは、その振幅A(図6(d)参
照)と強度B(図6(e)参照)を遮光部21aと透明
部21bとの境界に対応するレジスト3上で減少し、マ
スク20の回路形成用パターン21はコントラス良くレ
ジスト3上に投影されることとなる。
【0008】なお、この回路形成用パターン21は、半
導体チップ5に形成される配線パターンやスルーホール
(いずれも図示せず)等を形成するためのものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のハーフ・トーン
位相シフト・マスク20の遮光部21aは、光を完全に
遮光するものではなく、その10%程度は通過させる。
【0010】このため、前述したような方法でもってレ
ジスト3を露光した際、この遮光部21aに対応した領
域3aのレジスト3も浅く露光し、現像時にその表層部
が溶解する、いわゆるレジスト3の膜減り現象が発生す
る。
【0011】ところで、前述の逐次移動型露光装置に従
来のマスク20を装着し、そのパターン21をレジスト
3に投影する際に、図6(a)で示すようにマスク20
の上流側に、X方向(紙面左右方向)に移動自在の一対
の遮光ブレード14X、14X’と、Y方向(紙面上下
方向)に移動自在の一対の遮光ブレード14Y、14
Y’とを配設し、マスク20に対する光の照射領域を規
定している。
【0012】この照射領域は、マスク20のパターン2
1とダイシングライン形成用パターン22だけであるこ
とが理想的であるが、遮光ブレード14X、14X’、
14Y、14Y’の位置合わせ精度等から遮光帯23の
内側部分も含まれることになる。
【0013】なお、遮光帯23は、遮光ブレードの位置
合わせ誤差があってもレジスト3の露光領域を一定にす
るものであるが、前述したように薄膜12で形成されて
いるから入射光の10%程度は透過する。
【0014】したがって、図7(b)で示すように半導
体チップ5をウェーハ4上に碁盤目状に形成すべく、ウ
ェーハ6をX−X’方向に移動するとともに、Y−Y’
方向に移動してレジスト3の露光を逐次実施した際に、
半導体チップ5上のレジスト3の中のダイシングライン
5a付近の額縁状のレジスト3’(斜線部分)が多重露
光(繰り返し露光)されることになる。
【0015】たとえば、半導体チップ5の中央部に付着
したレジスト3に対する露光量を1とした場合に、その
半導体チップ5の側部に対応する領域上のレジスト3’
に対する露光量は約1.1倍、また半導体チップ5のコ
ーナ部に対応する領域上のレジスト3’に対する露光量
は約1.3倍となる。
【0016】このようなレジスト3’にも当然ながらマ
スク20のパターン21の投影パターンが焼付けられる
から、このレジスト3’を現像してなるレジストパター
ン(いずれも図示せず)の精度は極端に低下することに
なる。
【0017】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであって、その目的は本来は露光したく
ない部分のレジストの露光レベルを低減できるハーフ・
トーン位相シフト・マスクを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1で示すように前述の
目的は、透明基板11上に被着し、この透明基板11を
通過した光の一部を通過させるとともに、その位相をほ
ぼ逆位相にして出射する薄膜12でもって形成した回路
形成用パターン31と、回路形成用パターン31をその
周囲に設けた額縁状のダイシングライン形成用パターン
32を介して取り囲む、薄膜12でもって形成した遮光
帯33とを含んで構成し、逐次移動型露光装置によって
前記パターン31,32がウェーハ4に被着したレジス
ト3上に繰り返して投影されるハーフ・トーン位相シフ
ト・マスクにおいて、逐次移動型露光装置ではレジスト
3上には解像状態で投影されない微細な繰り返しパター
ン13が回路形成用パターン31及び遮光帯33の薄膜
12に設けられていることを特徴とするハーフ・トーン
位相シフト・マスクによって達成される。
【0019】
【作用】本発明のハーフ・トーン位相シフト・マスクを
逐次移動型露光装置に装着し、これに露光用の光を照射
すれば、このハーフ・トーン位相シフト・マスクの回路
形成用パターン31等はレジスト3上に縮小されて投影
される。
【0020】しかし、回路形成用パターン31を構成し
ている薄膜12に設けられた繰り返しパターン13は、
極めて微細に形成されているために逐次移動型露光装置
ではレジスト3上に解像状態では投影されることがな
く、しかも回折格子の作用をして照射された光1の回折
光2(図2参照)の0次光は実質的に出射しない。
【0021】したがって本発明のハーフ・トーン位相シ
フト・マスク、たとえばマスク30を逐次移動型露光装
置に装着し、このマスク30によってレジストを露光し
た際に、本来は露光したくないレジストに対する露光量
が従来のマスク20を使用した場合と比較して低減し、
その結果として現像後におけるレジストの膜減り現象も
従来のマスク20を使用した場合のそれと比較して減少
する。
【0022】
【実施例】以下、図1〜図5を参照し、本発明の実施例
のハーフ・トーン位相シフト・マスクについて説明す
る。
【0023】なお、本明細書においては、同一部品、同
一材料等に対しては全図をとおして同じ符号を付与して
ある。本発明の第1の実施例のハーフ・トーン位相シフ
ト・マスク30は、従来のハーフ・トーン位相シフト・
マスク20と同様に膜付き基板10を基材にして形成し
たものであり、ウェーハ上の半導体チップの回路配線或
いはスルーホールなどを形成する回路形成用パターン3
1と、この回路形成用パターン31をその周囲に設けた
ダイシングライン形成用パターン32を介して取り囲む
遮光帯33とを含ませて構成したものである(図1
(d)参照)。
【0024】このマスク30を逐次移動型露光装置に装
着し、図2(a)で示すように、遮光ブレート14X、
14X’、14Y、14Y’(但し、遮光ブレート14
Y、14Y’は図示せず)を介して光1をマスク30に
照射すれば、回路形成用パターン31及び遮光帯33
は、それぞれの繰り返しパターン13で光1を回折し、
回折光2を出射する(図2(b)参照)。
【0025】ところで、回路形成用パターン31と遮光
帯33を構成する薄膜12は前述したように入射した光
1の位相を遮光部13aと透明部13bとでほぼ逆位相
にして出射するから、回折光2の0次光の強度を低下さ
せる。
【0026】したがって、このマスク30を逐次移動型
露光装置に装着し、その全パターン(回路形成用パター
ン31、ダイシングライン形成用パターン32及び遮光
帯33の内側部分である遮光帯33’)とを、図2
(b)で示すように、投影レンズ15を介してレジスト
3上に投影した場合に、回路形成用パターン31と遮光
帯33’に対応する部分のレジスト3の露光レベル(露
光量)は、従来例のハーフ・トーン位相シフト・マスク
20を使用した場合のそれと比較して減少し、その結果
として前述したレジスト3の膜減り現象も従来例におけ
るそれと比較して低減する。
【0027】第1の実施例のマスク30を使用した場合
においても遮光帯33(詳しくは遮光帯33’)は、図
7(b)で示すように、一回毎の露光量は少ないものの
半導体チップ5の周辺部上のレジスト3’を多重露光す
る。
【0028】このマスク30の回路形成用パターン31
と遮光帯33とに設けられている繰り返しパターン13
は、実際のレチクル製作時には電子ビーム描画で行なっ
ているために長時間の作業(露光作業)となる。
【0029】したがって、図3(a)で示す本発明の第
2の実施例のハーフ・トーン位相シフト・マスク40の
ように、遮光帯33のみに繰り返しパターン13の形成
を限定すれば、上記の露光作業を短縮できることとな
る。
【0030】図3(b)は本発明の第3の実施例のハー
フ・トーン位相シフト・マスク50を示す模式的図であ
って、前述の繰り返しパターン13の遮光部13aの幅
をWa、その透過率をγaとし、また透明部13bの幅
をWb、その透過率をγbとした際に、WaとWbとが
下式を満足するように構成したものである。
【0031】Wa×(γa)1/2 =Wb×(γb)1/2 このような条件でもって形成したマスク40を前述の逐
次移動型露光装置に装着し、このマスク40に図2
(a)で示すように遮光ブレート14X、14X’、1
4Y、14Y’(但し、遮光ブレート14Y、14Y’
は図示せず)を介して光1を照射すれば、実質的に回折
光2の0次光2−bはなくなる。
【0032】したがって、回路形成用パターン31と遮
光帯33’に対応する部分のレジスト3の露光レベル
(露光量)も第1の実施例のマスク30を使用した場合
のそれと比較して更に減少する。
【0033】特に本発明の第4の実施例のハーフ・トー
ン位相シフト・マスク(図示せず)のように、繰り返し
パターン13の繰り返し周期P、すなわちその遮光部1
3aの幅と透明部13bの幅との和である繰り返し周期
P(図2(b)参照)を、 NA<Sinθ=λ/P となるように設定すれば、回折光2の±1次光2−a、
2−cもレジスト3に到達しなくなり、回路形成用パタ
ーン31と遮光帯33(詳しくは遮光帯33’図2
(a)参照)に対応する部分のレジスト3の露光レベル
(露光量)は、第1の実施例のマスク30を使用した場
合のそれと比較して大幅に減少し、その結果としてレジ
スト3の膜減り現象も第1の実施例のマスク30を使用
した場合におけるそれと比較しても大幅に低減する。
【0034】なお、NAは投影レンズの開口数、θは±
1次光2−a、2−cの回折角、λは光1の波長であ
る。図4でもって示す本発明の第5の実施例のハーフ・
トーン位相シフト・マスク60は、光1が有限の大きさ
を有する光源(図示せず)から発生した場合に対応でき
るように構成したものであって、逐次移動型露光装置の
コヒレンスファクタをσ、その投影系の開口数をNA、
マスク60に照射する光1の波長をλとした際に、繰り
返しパターン13の繰り返し周期P(図4(a)参照)
が、 P≦λ/〔(1+σ)・NA〕 となるように構成したものである。
【0035】このようなマスク60を縮小投影型露光装
置に装着し、図2で示すようにこのマスク60に光1を
遮光ブレート14X、14X’、14Y、14Y’(但
し、遮光ブレート14Y、14Y’は図示せず)を介し
て照射すれば、それから出射する回折光2の±1次光2
−a、2−cは投影レンズ15の入射瞳NAの外側に入
射するため(図4(b)参照)、上記1次光はレジスト
3上には到達しなくなり、回路形成用パターン31と遮
光帯33’に対応する部分のレジスト3の露光レベル
(露光量)は、従来例のハーフ・トーン位相シフト・マ
スク20を使用した場合のそれと比較して大幅に減少す
ることとなる。
【0036】なお、ダイシングライン形成用パターン3
2が石英基板11の表面を露出した領域であって、その
中に位置合わせパターン等の標識パターン34(図1
(b)参照)を有する場合には、この標識パターン34
も繰り返しパターン13を設けた薄膜12でもって形成
すれば、標識パターン34によって形成されるレジスト
パターン(図示せず)も精度良く形成できることとな
る。
【0037】また、ダイシングライン形成用パターン3
2が非透明で構成する場合には、このダイシングライン
形成用パターン32も繰り返しパターン13を設けた薄
膜12でもって形成することにより、現像後における前
述のレジストの膜減り現象を低減出来ることとなる。
【0038】このようなダイシングライン形成用パター
ン32においては、その額縁状の4辺の中の互いに直交
する2辺だけを繰り返しパターン13を設けた薄膜12
でもって形成し、残りの2辺は繰り返しパターン13を
設けていない薄膜12でもって形成しても、4辺を繰り
返しパターン13を設けた薄膜12でもって形成した上
述のハーフ・トーン位相シフト・マスクと略同等な効果
を奏するとともに、繰り返しパターン13を形成するた
めの露光作業が効率的となる。
【0039】さらに、図5で示す本発明の第5の実施例
のハーフ・トーン位相シフト・マスク70のように、そ
の回路形成用パターン31がスルーホール(図示せず)
形成用のものであって、そのスルーホール周囲の薄膜1
2に繰り返しパターン13を設けておけば、近接効果に
よるスルーホール間の領域でのレジストの膜減りを低減
することが可能になることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の模式的な説明図(その1)
【図2】 本発明の実施例の模式的な説明図(その2)
【図3】 本発明の実施例の模式的な説明図(その3)
【図4】 本発明の実施例の模式的な説明図(その4)
【図5】 本発明の実施例の模式的な説明図(その5)
【図6】 従来例の模式的な説明図
【図7】 露光方法の模式的な説明図
【符号の説明】
1 光 2 回折光 3、3’レジスト 4 ウェーハ 5 半導体チップ 5a ダイシングライン 10 膜付き基板 11 石英基板 12 薄膜 13 繰り返しパターン 13a 遮光部 13b 透明部 14X、14X’、14Y、14Y’ 遮光ブレード 15 投影レンズ 20〜70 ハーフ・トーン位相シフト・マスク 21、31 回路形成用パターン 22、32 ダイシングライン形成用パターン 23、33 遮光帯 31a 孤立透明部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板(11)上に被着し、この透明
    基板(11)を通過した光の一部を通過させるととも
    に、その位相をほぼ逆位相にして出射する薄膜(12)
    でもって形成した回路形成用パターン(31)と、 前記回路形成用パターン(31)をその周囲に設けた額
    縁状のダイシングライン形成用パターン(32)を介し
    て取り囲む、前記薄膜(12)でもって形成した遮光帯
    (33)とを含んで構成し、 逐次移動型露光装置によって前記パターン(31,3
    2)がウェーハ(4)に被着したレジスト(3)上に繰
    り返して投影されるハーフ・トーン位相シフト・マスク
    において、 前記逐次移動型露光装置では前記レジスト(3)上には
    解像状態で投影されない微細な繰り返しパターン(1
    3)が前記回路形成用パターン(31)及び前記遮光帯
    (33)の前記薄膜(12)に設けられていることを特
    徴とするハーフ・トーン位相シフト・マスク。
  2. 【請求項2】 前記繰り返しパターン(13)が前記遮
    光帯(33)の前記薄膜(12)のみに設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のハーフ・トーン位相シ
    フト・マスク。
  3. 【請求項3】 前記繰り返しパターン(13)は、前記
    薄膜(12)よりなる遮光部(13a)と前記透明基板
    (11)が露出した前記透明部(13b)とが交互に配
    列されてバーコード状に形成されていることを特徴とす
    る請求項1及び請求項2記載のハーフ・トーン位相シフ
    ト・マスク。
  4. 【請求項4】 前記繰り返しパターン(13)の前記遮
    光部(13a)の幅をWa、その透過率をγa、また前
    記透明部(13b)の幅をWb、その透過率をγbとし
    た際に、 Wa×(γa)1/2 =Wb×(γb)1/2 となるように前記繰り返しパターン(13)が形成され
    ていることを特徴とする請求項1及び請求項2記載のハ
    ーフ・トーン位相シフト・マスク。
  5. 【請求項5】 前記逐次移動型露光装置の投影レンズの
    開口数をNA、前記光(1)の波長をλ、前記繰り返し
    パターン(13)の前記遮光部(13a)と前記透明部
    (13b)との繰り返し周期をPとするとともに、この
    繰り返しパターン(13)の前記光(1)を回折する回
    折角をθとした際に、 λ/P= NA<Sinθ となるように前記繰り返しパターン(13)が形成され
    ていることを特徴とする請求項1及び請求項2記載のハ
    ーフ・トーン位相シフト・マスク。
  6. 【請求項6】 前記逐次移動型露光装置のコヒレンスフ
    ァクタをσ、前記遮光部(13a)と前記透明部(13
    b)との繰り返し周期をPとした際に、 P≦λ/〔(1+σ)・NA〕 となるように前記繰り返しパターン(13)が形成され
    ていることを請求項1及び請求項2記載のハーフ・トー
    ン位相シフト・マスク。
  7. 【請求項7】 前記ダイシングライン形成用パターン
    (32)内の標識パターン(34)は、前記繰り返しパ
    ターン(13)を設けた前記薄膜(12)でもって形成
    されていることを特徴とする請求項1及び請求項2記載
    のハーフ・トーン位相シフト・マスク。
  8. 【請求項8】 前記ダイシングライン形成用パターン
    (32)が透明でない場合には、前記繰り返しパターン
    (13)を設けた前記薄膜(12)でもって形成されて
    いることを特徴とする請求項1及び請求項2記載のハー
    フ・トーン位相シフト・マスク。
  9. 【請求項9】 額縁状の前記ダイシングライン形成用パ
    ターン(32)の4辺部の中の互いに直交する2辺を前
    記繰り返しパターン(13)を設けた前記薄膜(12)
    でもって形成するとともに、残りの2辺は前記繰り返し
    パターン(13)を設けてない前記薄膜(12)でもっ
    て形成することを特徴とする請求項8記載のハーフ・ト
    ーン位相シフト・マスク。
  10. 【請求項10】 前記回路形成用パターン(31)が孤
    立透明部(31a)で構成されている場合、この孤立透
    明部(31a)の周囲に前記繰り返しパターン(13)
    を設けていることを特徴とする請求項1及び請求項2記
    載のハーフ・トーン位相シフト・マスク。
JP4452394A 1994-03-16 1994-03-16 ハーフ・トーン位相シフト・マスク Withdrawn JPH07253652A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0770926A3 (en) * 1995-09-19 1997-12-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for forming fine pattern of semiconductor device
TWI463231B (zh) * 2003-05-14 2014-12-01 Obayashiseiko Co Ltd 曝光裝置與生產主動陣列顯示裝置的方法
CN113296354A (zh) * 2020-02-22 2021-08-24 长鑫存储技术有限公司 应用于半导体光刻工艺中的掩膜版及光刻工艺方法

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