JPH07253596A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH07253596A
JPH07253596A JP6046199A JP4619994A JPH07253596A JP H07253596 A JPH07253596 A JP H07253596A JP 6046199 A JP6046199 A JP 6046199A JP 4619994 A JP4619994 A JP 4619994A JP H07253596 A JPH07253596 A JP H07253596A
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JP
Japan
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gate
waveform
display device
gate line
line
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6046199A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Kishida
克彦 岸田
Katsunori Tanaka
克憲 田中
Daiki Miyahara
大樹 宮原
Toshiya Onodera
俊也 小野寺
Teruhiko Ichimura
照彦 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲート駆動信号に応じて画素を選択しつつ、
画像情報の読み込みを行なう表示装置に関し、表示のム
ラを防止して高品質の表示を行なえる表示装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 ゲートライン19のゲート端子22と表示部
12bとの間の部分の幅Wを制御することにより、ゲー
トライン19の内部抵抗r、及び、浮遊容量C0とで決
定している時定数を制御し、ゲートライン19に供給さ
れるゲート駆動信号波形を波形の鈍りの影響を受けない
範囲内でゲートライン19の初端と終端とで変化が小さ
くなるように制御して、ゲートライン19方向の表示ム
ラを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置に係り、特に、
ゲート駆動信号に応じて画素を選択しつつ、画像情報の
読み込みを行なう表示装置に関する。
【0002】近年、表示装置の薄型化、小型化の要求に
伴ない、液晶に印加する電圧により光の透過率が変化す
ることを利用した液晶表示装置が注目されている。
【0003】液晶表示装置の駆動方式としてはその表示
性能からアクティブマトリクス駆動方式が注目されてお
り、広く用いられている。このアクティブマトリクス駆
動方式ではゲートラインとデータラインとをマトリクス
状に配列して、これに液晶を介して対向してGNDに接
続された共通電極が形成されている。
【0004】このとき、液晶は容量性のデバイスであ
り、したがって、ゲートライン、データラインには浮遊
容量が付与される。このため、ゲートライン、データラ
インはその内部接続と浮遊容量とにより時定数を有する
ことになり、供給される信号波形を変動させてしまう。
【0005】したがって、必要とする表示画像を得るた
めには信号波形の制御が必要となる。
【0006】
【従来の技術】図7に従来の液晶表示装置の構成図を示
す。
【0007】液晶表示装置31は一対のガラス基板3
2,33間にスペーサ34により間隙を形成し、その間
隙に液晶35を封入してなり、ガラス基板32,33間
に電圧を印加することにより液晶の状態を変動させ、ガ
ラス基板32,33に垂直方向の光の透過制御して画像
を表示する。
【0008】ガラス基板33にはガラス基板32に対向
する面に導電性の透明薄膜36が一面に形成され、この
導電性の透明薄膜36はGNDレベル等に固定される。
【0009】また、ガラス基板32にはガラス基板33
に対向する面に複数の画素電極37が配列されている。
この画素電極37にはスイッチング素子38が接続され
ていて、スイッチング素子38により画素電極37に表
示データに応じた電圧が書込まれる。このとき、液晶は
誘電体であり、画素電極37に印加された電圧はガラス
基板32の画素電極37とガラス基板33の薄膜36と
の間の液晶35により所定のレベルに保持される。
【0010】スイッチング素子38はTFT(薄膜トラ
ンジスタ)等よりなり、ソースに画素電極17が接続さ
れ、ゲートにはゲートバスライン39、ドレインにはデ
ータバスライン40が接続される。
【0011】ゲートバスライン39とデータバスライン
40とは互いに絶縁されつつ、格子状に配設され、互い
の交点に対応した位置にスイッチング素子38を介して
画素電極37が形成されている。ゲートバスライン39
の一端部にはゲート端子41が形成され、データバスラ
イン40の一端部にはデータ端子42が形成されてい
る。
【0012】ゲート端子41及びデータ端子42にはド
ライバIC43が接続される。ドライバIC43にはゲ
ートドライバ43a及びデータドライバ43bがあり、
外部から供給される映像信号に基づいて映像信号及び各
種クロックを生成し、ゲートドライバ43aはクロック
に基づいてゲート駆動信号を生成し、ゲート端子41に
供給し、データドライバ43bは画像信号及びクロック
に基づいてデータ信号を生成し、データ端子42に供給
する。
【0013】図8に従来の一例の要部の構成図を示す。
ゲートバスライン39は内部抵抗rを有すると共に液晶
35を介してガラス基板33のGNDレベルとされた薄
膜36に対向していることから浮遊容量C0 を有する。
内部抵抗r及び浮遊容量C0はゲートドライバ43aに
近いほど小さくなる。
【0014】このため、ゲートドライバ43aから出力
されるゲート駆動信号はゲートドライバ43aに近けれ
ば、内部抵抗r及び浮遊容量C0 の影響を受けにくく、
波形に変化は表われないがゲートドライバ4aから遠く
なるほど、内部抵抗r及び浮遊容量C0 の影響を受け、
内部抵抗r及び浮遊容量C0 で決まる時定数の影響を受
け、波形の立ち上がり及び立ち下がりが鈍ってくる。
【0015】このため、従来の液晶表示装置31ではゲ
ートライン39上のゲートドライバ43aに近い位置に
接続されたスイッチング素子38と遠い位置に接続され
たスイッチング素子38とで供給されるゲート駆動信号
波形が異なっていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の表示
装置ではゲート駆動信号として方形波のできるだけ鈍り
のないパルス波形が用いられており、ゲートラインのゲ
ート駆動回路に近い部分では図9(A)に示すようにゲ
ート駆動信号の波形はゲートラインの内部抵抗及び浮遊
容量が小さいため、鈍りが少なく、急激な立ち上がり及
び立ち下がりをもつ、波形となり、ゲートライン39の
ゲートドライバ43aに遠い部分では図9(B)に示す
ようにゲートラインの内部抵抗及び浮遊容量が大きくな
るため、波形の立ち上がり及び立ち下がりに大きな鈍り
が生じてしまう。
【0017】図9(A)に示すような波形のゲート駆動
信号で図9(C)に示すような波形のデータ信号をスイ
ッチング素子を介して画素に書き込むと、ゲート駆動信
号が急激に立ち下がることにより画素に接続されたスイ
ッチング素子のゲート電圧が急激に低下し、画素の電圧
がゲート電圧に引っぱられ、図9(B)に示すように電
圧降下が生じる。
【0018】また、図9(B)に示すような波形のゲー
ト駆動信号で図9(D)に示すような波形のデータ信号
をスイッチング素子を介して画素に書込むと、ゲート駆
動信号の立ち上がり及び立ち下がりが鈍くなることによ
り、スイッチング素子のオフからオン状態及びオンから
オフ状態への移行が鈍るため、図9(B),(D),
(F)に示すように、データ波形がオフになった状態で
もゲートがONしているため、OFF電圧を書込んでし
まうため画素に電荷が十分に供給されず、画素の電圧が
書込むべき電圧より小さい電圧となってしまい書込み不
十分となる。
【0019】このため、図10に示すように、ノーマリ
ブラック型の液晶表示装置において実線に示すように白
表示時にゲート駆動信号の立ち上がり、立ち下がりを急
激に変化させるとゲートバスラインの初端で輝度が低下
したり、ノーマリホワイト型の液晶において破線で示す
ようにゲート駆動信号の波形を鈍くするとゲートバスラ
インの終端で輝度が増加したりする等の表示ムラが生じ
る等の問題点があった。
【0020】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、表示のムラを防止して、高品質の表示を行なえる表
示装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。本発明の請求項1は、ゲート駆動回路1からのゲ
ート駆動信号をゲートライン2に供給し、該ゲートライ
ン2に接続されたゲート手段3に該ゲート駆動信号を供
給して、該ゲート手段3をスイッチング制御し、該ゲー
ト手段3に接続された画素電極4に画像情報を供給し、
画像の表示を行なう表示装置において、前記ゲート駆動
信号の波形を前記ゲートライン2上で略均一となるよう
に制御する波形制御手段5を有してなる。
【0022】請求項2は、前記波形制御手段3を前記ゲ
ート駆動回路1及び前記ゲートライン2のインピーダン
スを制御することにより前記ゲート駆動信号の波形を制
御する構成としてなる。
【0023】請求項3は、前記波形制御手段3を前記イ
ンピーダンスとして抵抗値を制御する構成としてなる。
【0024】請求項4は、前記ゲートライン2の一部で
幅を制御することにより前記抵抗値を制御する。
【0025】請求項5は、前記ゲートライン2の一部で
厚さを制御することにより前記抵抗値を制御する。
【0026】請求項6は、前記ゲートライン2の一部を
シリサイド膜25で形成することにより前記抵抗値を制
御する。
【0027】請求項7は、前記波形制御手段3を前記イ
ンピーダンスとして静電容量を制御する構成としてな
る。
【0028】請求項8は、前記ゲートライン2と前記画
素電極4との距離を部分的に制御することにより前記静
電容量を変化させる。
【0029】
【作用】本発明の請求項1によれば、波形制御手段によ
りゲート駆動信号の波形をゲートライン上で略均一とす
ることができるため、ゲートラインのゲート駆動回路に
近い位置で接続された画素と遠い位置で接続された画素
とに対して略同一の波形のゲート駆動信号で画素に供給
される画像情報を書込むことができる。したがって、ゲ
ートライン上の位置によって画像にムラが生じることが
なくなる。
【0030】請求項2によれば、ゲート駆動回路からゲ
ートラインまでのインピーダンスを制御することにより
ゲートラインに供給されるゲート駆動信号の波形を制御
して、ゲートライン上のゲート駆動回路に近い位置と遠
い位置とで波形の変化が小さい波形を得ることができ
る。
【0031】請求項3によれば、インピーダンスとして
抵抗を制御することにより、浮遊容量とにより決まる時
定数を制御できるため、ゲート駆動信号の波形制御を行
なえるため、ゲート駆動信号のレベルを制御することに
よりゲート駆動信号をゲートライン上のゲート駆動回路
に近い位置と遠い位置とで波形の変化を小さくできる。
【0032】請求項4,5によれば、ゲートラインの幅
又は/及び厚さを一部で制御することによりゲートライ
ンの断面積が一部で変化するため、ゲートラインの抵抗
値が変化する。
【0033】請求項6によれば、ゲートラインの一部を
抵抗の大きいシリサイド膜で形成することによりゲート
ラインの抵抗値が変化するため、シリサイド膜の断面積
や長さを制御することによりゲートラインの抵抗値を制
御できる。
【0034】請求項7によれば、インピーダンスとして
静電容量を制御することにより内部抵抗とで決まる時定
数を制御できるためゲート駆動信号の立ち上がり及び立
ち下がりの波形制御を行なえゲート駆動信号を波形をゲ
ートライン上のゲート駆動回路に近い位置と遠い位置と
で波形の変化が生じにくい波形に制御できる。
【0035】請求項8によれば、ゲートラインと画素電
極との距離を変化させることにより、ゲートラインと画
素電極間の浮遊容量が変化するため、ゲートラインと画
素電極間の距離制御することにより、ゲートラインの静
電容量の制御を行なうことが可能となる。
【0036】
【実施例】図2に本発明の第1実施例の構成図を示す。
本実施例は液晶表示装置に本発明を適用した例を示す。
【0037】液晶表示装置11は一対のガラス基板1
2,13間にスペーサ14により間隙を形成し、その間
隙に液晶15を封入してなり、ガラス基板12,13間
に電圧を印加することにより液晶の状態を変移させ、ガ
ラス基板12,13に垂直方向の光を透過制御して画像
を表示する。
【0038】ガラス基板13にはガラス基板12に対向
する面に導電性の透明薄膜16が一面に形成され、この
導電性の透明薄膜16はGNDレベル等に固定される。
【0039】また、ガラス基板12はガラス基板13よ
り大きく形成されており、ガラス基板13を重ねたとき
に重なる表示部12bにはガラス基板13に対向する面
に複数の画素電極17が配列されている。この画素電極
17にはスイッチング素子18が接続されていて、スイ
ッチング素子18により画素電極17に表示データに応
じた電圧が書込まれる。このとき、液晶は誘電体であ
り、画素電極17に印加された電圧はガラス基板14、
画素電極17とガラス基板13の薄膜16との間の液晶
15により所定のレベルに保持される。
【0040】スイッチング素子18はTFT(薄膜トラ
ンジスタ)等よりなり、ソースに画素電極17が接続さ
れ、ゲートにはゲートバスライン19、ドレインにはデ
ータバスライン20が接続される。
【0041】ゲートバスライン19とデータバスライン
20とは互いに絶縁されつつ、格子状に配線され、互い
の支点に対応した位置にスイッチング素子18を介して
画素電極17が形成されている。ゲートバスライン19
の一端部にはゲート端子21が形成され、データバスラ
イン20の一端部にはデータ端子22が形成されてい
る。ゲート端子21及びデータ端子22はガラス基板1
2のガラス基板13と重ならない外縁部12aに形成さ
れ、ドライバIC23が接続される。ドライバIC23
にはゲートドライバ23a及びデータドライバ23bが
あり、外部から供給される映像信号に基づいて映像信号
及び各種クロックを生成し、ゲートドライバ23aはク
ロックに基づいてゲート駆動信号を生成し、ゲート端子
21に供給し、データドライバ23bは映像信号及びク
ロックに基づいてデータ信号を生成し、データ端子22
に供給する。
【0042】本実施例の要部となる波形制御手段24は
ゲートバスライン19のゲート端子21と表示部12b
との間に形成されている。
【0043】図3に本発明の一実施例の波形制御手段の
構成図を示す。
【0044】波形制御手段24は外縁部12aのゲート
端子21と表示部12bとの間のゲートバスライン19
の幅Wを制御することによりその部分の抵抗を制御する
構成とされている。ゲートバスライン19は導電材より
なり、その抵抗は一般にラインの断面積により設定され
るため、幅を制御することにより、抵抗が制御できるこ
とになる。
【0045】ゲートバスライン19の抵抗を制御するこ
とにより、ゲートバスライン19の浮遊容量及び内部抵
抗のみにより決定されていた時定数の制御が可能とな
る。つまり、波形制御手段24でゲートバスライン19
の抵抗を制御することによりゲートバスライン19の時
定数が制御され、ゲートバスライン19に供給されるゲ
ート駆動信号波形を制御できる。
【0046】このとき、抵抗はゲート駆動信号波形がゲ
ートバスライン19の初端、つまり、ゲートドライバ2
3aに近い部分とゲートバスライン19の終端、つま
り、ゲートドライバ23aから遠い部分とで、略均一、
つまり、波形の変化が小さくなり、かつ、鈍りの影響が
現われにくいような時定数となるように設定する。
【0047】このとき、波形制御手段24の抵抗による
ゲート駆動信号波形の鈍りはゲートバスライン19の初
端と終端とでは異なっており、終端に比べて初端の鈍り
が大きくなる。このため、波形制御手段24の抵抗によ
り、ゲート駆動信号波形を制御して、ゲートバスライン
19の初端と終端とで波形が均一となり、終端での波形
の鈍りがあまり大きくならないようにバランスの取れる
ように制御を行なうことにより、ゲートバスライン19
の初端に接続された画素電極と、ゲートバスライン19
の終端に接続された画素電極とで書込みデータ信号電圧
に差が生じないため、表示される画像の輝度を略均一に
できる。
【0048】図4に本発明の一実施例の波形制御手段2
4の変形例の構成図を示す。
【0049】本変形例では、ガラス基板12の外縁部1
2aに形成されたゲート端子21と表示部12bとの間
のゲートバスライン10の厚さhを制御することにより
ラインの断面積を変え、抵抗値を制御している。本変形
例でも、ゲートバスライン19の幅Wを制御したと同様
な作用効果が得られる。
【0050】なお、ガラス基板12の外縁部12aに形
成されたゲート端子21と表示部12bとの間のゲート
バスライン19の幅W及び厚さhを共に制御することに
よりラインの断面積を変え、抵抗値を制御してもよい。
【0051】図5に本発明の一実施例の波形制御手段2
4の第2変形例の構成図を示す。
【0052】本変形例ではガラス基板12の外縁部12
aに形成されたゲート端子21と表示部12bとの間の
ゲートバスライン19を抵抗の大きいシリサイド膜25
で構成し、シリサイド膜25部分の長さや断面積を制御
することによりゲートバスラインの抵抗の制御を行なっ
ている。
【0053】なお、本実施例ではガラス基板12の外縁
部12aに形成されたゲート端子21と表示部12bと
の間のゲートバスライン19の抵抗を制御しているが、
これに限ることはなく、ゲート端子21上に酸化膜を形
成し、ゲートドライバからの接続端子を酸化膜を介して
ゲート端子21と接続することにより、ゲートドライバ
側の接続端子とゲート端子21とに接続抵抗を持たせ、
この接続抵抗を酸化膜の厚さを制御することにより制御
することも可能である。
【0054】また、この他にゲートドライバの出力抵抗
を制御したり、ドライバICが搭載される基板のゲート
ドライバが接続される配線パターンの抵抗を制御するこ
とも可能である。
【0055】図6に本発明の一実施例の波形制御手段の
第3変形例の構成図を示す。
【0056】本変形例ではゲートバスライン19の浮遊
容量を制御することによりゲートバスライン19の内部
抵抗とにより形成される時定数を制御してゲートバスラ
イン19に供給されるゲート駆動信号波形を制御する。
【0057】ゲートバスライン19の浮遊容量を制御す
るために、本変形例ではゲートバスライン19と画素電
極17との距離を制御する。このとき、ゲートバスライ
ン19と画素電極17とを図6(A)に示すように距離
1 まで近づけると浮遊容量が大きくなり、ゲートバス
ライン19に供給されるゲート駆動信号波形の鈍りが大
きくなり、逆に図6(B)に示すように距離dに遠くす
ると、浮遊容量が小さくなり、ゲートバスライン19に
供給されるゲート駆動信号波形の鈍りが小さくなる。
【0058】このように、ゲートバスライン19と画素
電極17との距離を制御して、ゲートバスライン19の
浮遊容量を制御してもゲート駆動信号波形を制御でき
る。
【0059】なお、本変形例ではゲートバスライン19
と画素電極17との距離dを制御したが、液晶表示装置
1には一般に画素電極19に並列に補助容量が設けられ
ており、ゲートバスライン19をこの補助容量用の電極
との距離を制御することによっても同様にゲートライン
19の浮遊容量を制御できる。
【0060】なお、本実施例では抵抗と容量とを夫々制
御する構成について説明したが好ましくは、抵抗及び容
量を共に制御することによりゲート駆動信号波形を制御
すれば、制御範囲が拡大するため、最適な波形を得やす
くなる。
【0061】また、本実施例では液晶表示装置について
説明したがこれに限ることはなく、液晶表示装置と同様
に、ゲートバスラインに浮遊容量を有し、ゲートバスラ
インの一端からゲート駆動信号が供給され、ゲートバス
ラインの初端と終端とでゲート駆動信号の波形が異なっ
てしまう構成の表示装置であれば適用できる。
【0062】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、波形制御手段によりゲート駆動信号の波形をゲート
ライン上で略均一になるように制御することができるた
め、ゲートラインのゲート駆動回路から近い位置と遠い
位置とでゲート駆動信号波形を略同一とすることがで
き、したがって、このゲート駆動信号によって画素に書
込まれた画像情報にムラが生じることがなく、高質の画
像を得ることができる等の特長を有する。
【0063】請求項2によれば、インピーダンスを制御
することによりゲート駆動信号の波形を制御するため、
ゲート駆動信号の波形制御を容易に行なえる等の特長を
有する。
【0064】請求項3によれば、インピーダンスとして
抵抗を制御することによりゲート駆動信号の波形を制御
することにより、ゲート駆動信号波形をゲートライン上
で略均一とすることができるため、画像のムラを防止で
き、高質の画像を提供できる等の特長を有する。
【0065】請求項4によれば、インピーダンスとして
静電容量を制御することによりゲート駆動信号の波形を
制御し、ゲート駆動信号波形をゲートライン上で略均一
にすることができるため、画像のムラを防止でき、高質
の画像を提供できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の要部の構成図である。
【図4】本発明の一実施例の要部の第1変形例の構成図
である。
【図5】本発明の一実施例の要部の第2変形例の構成図
である。
【図6】本発明の一実施例の要部の第3変形例の構成図
である。
【図7】従来の一例の構成図である。
【図8】従来の一例の要部の構成図である。
【図9】従来の一例の動作波形図である。
【図10】従来の一例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ゲート駆動回路 2 ゲートライン 3 スイッチング素子 4 画素 5 波形制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 俊也 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 市村 照彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート駆動回路(1)からのゲート駆動
    信号をゲートライン(2)に供給し、該ゲートライン
    (2)に接続されたゲート手段(3)に該ゲート駆動信
    号を供給して、該ゲート手段(3)をスイッチング制御
    し、該ゲート手段(3)に接続された画素電極(4)に
    画像情報を供給し、画像の表示を行なう表示装置におい
    て、 前記ゲート駆動信号の波形を前記ゲートライン(2)上
    で略均一となるように制御する波形制御手段(5)を前
    記ゲートライン(2)に有することを特徴とする表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記波形制御手段(5)は前記ゲート駆
    動回路(1)及び前記ゲートライン(2)のインピーダ
    ンスを制御することにより前記ゲート駆動信号の波形を
    制御することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記波形制御手段(5)は前記インピー
    ダンスとして抵抗値を制御することを特徴とする請求項
    2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲートライン(2)の一部で幅を制
    御することにより前記抵抗値を制御することを特徴とす
    る請求項3記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記ゲートライン(2)の一部で厚さを
    制御することにより前記抵抗値を制御することを特徴と
    する請求項3又は4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記ゲートライン(2)の一部をシリサ
    イド膜(25)で形成することにより前記抵抗値を制御
    することを特徴とする請求項4乃至5のいずれか一項記
    載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記波形制御手段(5)は前記インピー
    ダンスとして静電容量を制御することを特徴とする請求
    項2又は3記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記ゲートライン(2)と前記画素電極
    (4)との距離を部分的に制御することにより前記静電
    容量を変化させることを特徴とする請求項7記載の表示
    装置。
JP6046199A 1994-03-16 1994-03-16 表示装置 Withdrawn JPH07253596A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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