JPH07253527A - 耐熱性プラスチック光ファイバケーブル - Google Patents

耐熱性プラスチック光ファイバケーブル

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JPH07253527A
JPH07253527A JP6068923A JP6892394A JPH07253527A JP H07253527 A JPH07253527 A JP H07253527A JP 6068923 A JP6068923 A JP 6068923A JP 6892394 A JP6892394 A JP 6892394A JP H07253527 A JPH07253527 A JP H07253527A
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JP
Japan
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optical fiber
weight
plastic optical
parts
coating
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JP6068923A
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English (en)
Inventor
Masami Nishiguchi
雅己 西口
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 プラスチック光ファイバの外周が、エチレン
系共重合体を20重量%以上含有するポリエチレンとエ
チレン系共重合体との混和物またはエチレン系共重合体
を100重量部と、直鎖状アミノ結合を有さないヒンダ
ードフェノール系化合物を1〜10重量部含有し、か
つ、水架橋処理された組成物で被覆されているプラスチ
ック光ファイバケーブル。 【効果】 光ファイバ素線と同等以上の耐熱伝送特性を
有し、耐熱性に非常に優れ、自動車や種々の電子機器の
光伝送路や光センサに利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性を有するプラスチ
ック光ファイバケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック光ファイバは、石英ファイ
バと比較して伝送損失が大きいものの、可とう性や端末
加工性が容易であることから、自動車、電子機器などの
短距離伝送用の光伝送路として注目されている。しか
し、プラスチック光ファイバは、そのほとんどがアクリ
ル樹脂から形成されており、良好な耐熱性を示すのは8
5℃程度までであって、それを越える温度では耐熱性が
不十分である。従来、プラスチック光ファイバ素線の耐
熱性を改善するために、コア部がポリカーボネートから
成るプラスチック光ファイバが検討され提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのプラスチック
光ファイバの外層被覆材については、前記アクリル系の
プラスチック光ファイバの場合、ポリ塩化ビニル樹脂や
水架橋ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂が使用さ
れている。一方、ポリカーボネート系プラスチック光フ
ァイバの外層被覆材としては、水架橋ポリエチレン樹脂
やポリプロピレン樹脂が使用されている。しかし、これ
らの場合には被覆層の耐熱性が不十分であったり、被覆
層が高温下でプラスチック光ファイバの伝送損失増を助
長させたり、あるいは得られる光ファイバの柔軟性を乏
しくさせるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
点を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ベース材料
となる樹脂としてポリエチレンとエチレン系共重合体と
の混和物又はエチレン系共重合体を用い、この樹脂を水
架橋処理し、かつ、樹脂中に特定の老化防止剤を有する
組成物が、耐熱性に優れ、柔軟性に富み、素線との密着
性に優れており、老化防止剤のブリードが小さく、さら
に高温下におけるプラスチック光ファイバの伝送損失増
を最低限に抑える被覆材として好適であって、この組成
物で被覆することにより、上記の優れた性質を有するプ
ラスチック光ファイバケーブルが得られることを見い出
した。本発明はこの知見に基づき完成されるに至ったも
のである。
【0005】すなわち本発明は、(1)プラスチック光
ファイバの外周が、エチレン系共重合体を20重量%以
上含有するポリエチレンとエチレン系共重合体とよりな
る樹脂またはエチレン系共重合体樹脂100重量部に対
して、直鎖状アミノ結合を有さないヒンダードフェノー
ル系化合物を1〜10重量部含有し、かつ、水架橋処理
された、被覆樹脂組成物で被覆されていることを特徴と
するプラスチック光ファイバケーブル、及び(2)プラ
スチック光ファイバのコア部がポリカーボネート又はポ
リカーボネート系共重合体からなるプラスチック光ファ
イバであることを特徴とする(1)項記載のプラスチッ
ク光ファイバケーブルを提供するものである。
【0006】ここで、プラスチック光ファイバの外周と
は、例えばコア−クラッド型などのプラスチック光ファ
イバ素線の外側をいう。本発明においてエチレン系共重
合体とは、エチレン成分と他の共重合性成分との共重合
体であり、具体的にはエチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル
酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、
エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−
ブテン−1共重合体、エチレン−ポリプロピレン共重合
体などが挙げられる。この中でもエチレン−アクリル酸
共重合体が好ましい。このエチレン系共重合体中のエチ
レン成分の含量は特に制限はないが通常50重量%以
上、好ましくは60〜90重量%、より好ましくは70
〜88重量%である。本発明においてプラスチック光フ
ァイバの被覆樹脂組成物に用いられる樹脂は、上記のエ
チレン系共重合体成分を20重量%以上、好ましくは4
0重量%以上含有するポリエチレンとエチレン系共重合
体との混和物であるか、または前記エチレン系共重合体
のみからなる樹脂である。前記混和物の場合、エチレン
系共重合体の含有量が20重量%より少ないと、被覆材
の耐熱性が低下して高温下で被覆層が耐えられなくなる
だけでなく、その中のプラスチック光ファイバ素線の高
温度下における伝送特性が低下し、高い温度に放置され
た際の伝送損失増が大きくなる。一方、エチレン系共重
合体の含有量が40重量%以上であると、プラスチック
光ファイバ素線と被覆層の密着性が向上し、高温度下に
放置しても端部の突き出しなどが生じにくい。
【0007】本発明において直鎖状アミノ結合を有さな
いヒンダードフェノール系化合物としては、直鎖状のア
ミノ結合(−NH−)を有していない3,5−ジ置換−
4−ヒドロキシフェニル基を有する化合物が好ましく用
いられ、より好ましくは3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル基を有する化合物が用いられる。こ
こで直鎖状のアミノ結合とは、直鎖状炭化水素中に連結
されたアミノ結合をいう。このような直鎖状アミノ結合
を有さないヒンダードフェノール系化合物としては例え
ば、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
ベンゼン(チバガイギー社製 イルガノックス33
0)、ヘキサメチレングリコール ビス(β−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート)(チバガイギー社製 イルガノックス25
9)、テトラキス(メチレン−3(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)メタ
ン(チバガイギー社製 イルガノックス1010)、
2,2−チオ(ジエチル−ビス−3(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)
(チバガイギー社製 イルガノックス1035)、オク
タデシル−3(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート(チバガイギー社製 イル
ガノックス1076)、トリス(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート(チバ
ガイギー社製 イルガノックス3114)などが挙げら
れる。本発明に使用される前記直鎖状アミノ結合を有さ
ないヒンダードフェノール系化合物の量は、前記樹脂1
00重量部に対して通常1〜10重量部であり、好まし
くは1〜8重量部であり、特に好ましくは1.2〜6重
量部である。これが1重量部より少ないとその被覆部の
高温下における劣化が激しくなる。またこれが10重量
部より多いとプラスチック光ファイバケーブルの高温下
における伝送損失が著しく増大し、さらに被覆部の強度
が著しく低下する。
【0008】これに対して、例えばアミン系老化防止剤
を用いると、被覆層自身の耐熱性は向上するものの、高
温度下において内層がポリカーボネートなどからなるプ
ラスチック光ファイバの伝送損失増をもたらす。これは
直鎖状アミノ結合を有するヒンダードフェノール系老化
防止剤の場合も同様である。一方、フォスファイト系老
化防止剤の場合、アミン系老化防止剤のように内層のフ
ァイバに影響は及ぼさないものの、当該樹脂100重量
部に対して1重量部以上加えると外部へのブリードが大
きく、また被覆材自身の耐熱性も向上が顕著ではない。
【0009】本発明においては、このような被覆樹脂組
成物でプラスチック光ファイバの外周を被覆し、かつ該
組成物を水架橋することにより、得られるプラスチック
光ファイバケーブルは、高温度下に保持されても、光フ
ァイバ素線状態の場合と同様またはそれ以上の耐熱伝送
特性を示す。この点において、特に、コア部がポリカー
ボネートあるいはポリカーボネート系共重合体からなる
プラスチック光ファイバが有効である。本発明において
プラスチック光ファイバの外周に被覆する被覆層の厚さ
は特に制限はなく、従来と特に異ならないが、通常0.
3mm以上、好ましくは0.3〜1.0mmである。
【0010】また本発明のプラスチック光ファイバケー
ブルは、被覆材層とプラスチック光ファイバ素線の密着
性に優れており、端部の突き出しなどが生じにくい。さ
らにコア部がポリカーボネート又はポリカーボネート系
共重合体で形成されているプラスチック光ファイバ素線
の場合、本発明のプラスチック光ファイバケーブルを作
成する際にも、プラスチック光ファイバ素線の伝送損失
を増加させることなく被覆することができる。このポリ
カーボネート系共重合体については、特に限定するもの
ではないが、プラスチック光ファイバの耐熱性の上か
ら、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、9,9
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、1,1
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタ
ンの中から選ばれる2価フェノール化合物を1種または
2種以上含有してなるビスフェノール成分にカーボネー
ト前駆物質を反応させて得られる芳香族ポリカーボネー
ト又はその共重合体であることが好ましい。さらに高い
温度におけるプラスチック光ファイバケーブルの長期寿
命特性を考慮すると、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプ
ロパンの含有量が50重量%以上であるビスフェノール
成分にカーボネート前駆物質を反応させて得られる芳香
族ポリカーボネート又はその共重合体であることが好ま
しい。カーボネート前駆物質としては公知の各種のもの
を用いることができ、例えばホスゲン、ビフェニルカー
ボネートなどが挙げられる。
【0011】さらに本発明に用いられる前記被覆樹脂組
成物には、水架橋の触媒、難燃材、着色剤、その他の添
加物を任意に含有させてもよい。次に、本発明のプラス
チック光ファイバケーブルにおける被覆樹脂組成物の水
架橋について説明する。本発明に用いられる前記被覆樹
脂組成物において、水架橋性とするため下記式(I)
【0012】
【化1】
【0013】(式中、R’は2価の飽和炭化水素基を表
わし、R2 は1価の飽和炭化水素基を表わす。複数のR
2 は互いに同一であっても異なっていてもよい。)で表
わされるシラングラフト構造を有する樹脂を含有する組
成物が用いられる。この樹脂は、水架橋処理の際にケイ
素原子に結合したアルコキシ基(−OR2 )が加水分解
により水酸基とされ、水架橋された後には下記式(II)
【0014】
【化2】
【0015】(式中、R’は前記と同じ意味をもつ。)
で表わされる架橋構造を形成する。このグラフト化シラ
ンの水架橋処理自体はポリエチレンを始めとするエチレ
ン系重合体樹脂については公知のことであり、本発明に
おいては、水架橋処理自体は公知の方法に従って実施す
ることができる。本発明のプラスチック光ファイバケー
ブルの製造においては、前記被覆樹脂組成物に水架橋性
の部分を形成させつつプラスチック光ファイバの外周に
被覆を施す方法としてもよい。実用的には、前記被覆樹
脂組成物を 1)水架橋性の樹脂を含有する成分 2)上記1)の水架橋性の樹脂を架橋させる触媒を含有
する成分 3)直鎖状アミノ結合を有さないヒンダードフェノール
系化合物、難燃材、その他の添加物を含有する成分 4)着色剤を含有する成分 に分けておき、これらをドライブレンド等により押出機
に供給して押出被覆時に混合し、プラスチック光ファイ
バの外周に被覆層を形成する方法が好ましい。次に前記
1)〜4)の各成分について説明する。
【0016】1)水架橋性の樹脂を含有する成分 前記エチレン系共重合体とポリエチレンとの混和物、ま
たはエチレン系共重合体からなる樹脂に、下記A)のビ
ニル基を有するシラン化合物及びB)のラジカルを生じ
させる化合物を加え、加熱混合することにより、エチレ
ン系共重合体(及び/又はポリエチレン)にA)のビニ
ル基を有するシラン化合物をグラフトさせた樹脂、を含
有してなる成分である。 A)ビニル基を有するシラン化合物 下記式(III ) R1 −Si−(OR23 (式中、R1 はオレフィン性不飽和基を少なくとも1つ
有する炭化水素基を表わし、R2 は前記と同じ意味をも
つ。)で表わされる化合物。上記式(III )で表わされ
る化合物において、R1 としては、例えばビニル基、ア
リル基、シクロペンタジエニル基などのオレフィン性不
飽和基、シクロペンタジエニル基を有する1価の炭化水
素基などが挙げられ、R2 としては、例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基などが挙げられる。このうちR1 としてはビニル
基、アリル基が好ましく、R2 としてはメチル基、エチ
ル基、プロピル基が好ましい。上記式(III )で表わさ
れる化合物としては、ビニルトリエトキシシラン、ビニ
ルトリメトキシシランが好ましい。 B)ラジカルを生じさせる化合物 ラジカルを生じさせる化合物として具体的には、例えば
ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、
ジブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−
ジ(ペルオキシベンゾエート)ヘキシン−3、1,3−
ビス(t−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼン、
ラウロイルペルオキシド、プチルペルアセテート、2,
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘ
キシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチ
ルペルオキシ)ヘキサンなどの有機過酸化物、またはア
ゾビス−イソブチロニトリル、ジメチルアゾジイソブチ
レートなどのアゾ化合物が挙げられる。このうち、ジク
ミルパーオキサイドが好ましい。
【0017】エチレン系共重合体とポリエチレンとの混
和物またはエチレン系共重合体100重量部に対して加
えられるA)のシラン化合物の量に特に制限はないが、
通常0.2〜15重量部であり、好ましくは0.5〜5
重量部である。またB)のラジカルを発生させる化合物
の添加量は、エチレン系共重合体とポリエチレンの混和
物またはエチレン系共重合体100重量部に対して、
0.05〜1重量部が好ましく、さらに好ましくは0.
1〜0.6重量部である。また前記A)とB)の他に、
シリコーンオイルやシリコーンガムなどの滑剤、酸化防
止剤である直鎖状アミノ結合を有さないヒンダードフェ
ノール系化合物などを任意に加えても良い。ただし酸化
防止剤を多く加えるとシラン化合物のグラフト化を阻害
するため、酸化防止剤はエチレン系共重合体とポリエチ
レンの混和物またはエチレン系共重合体100重量部に
対して1.5重量部以下であることが好ましい。
【0018】2)上記1)の成分中の水架橋性の樹脂を
架橋させる触媒を含有する成分 エチレン系共重合体またはポリエチレンまたはその混和
物に、1)に含まれるグラフト化されたシラン化合物の
加水分解を促進し、縮合反応を進める触媒を加えてなる
成分である。シラン化合物の加水分解を促進し、縮合反
応を生起させる触媒としては、例えば鉛ナフテネート、
亜鉛オクテート、およびジブチルスズラウリレート、ジ
ブチルスズジアセテート、ジブチルスズジオクテートな
どのスズ化合物などの金属カルボキシレートなどが挙げ
られ、その中でもスズ化合物が好ましい。
【0019】3)直鎖状アミノ結合を有さないヒンダー
ドフェノール系化合物、難燃材、その他の添加物を含有
する成分 エチレン系共重合体またはポリエチレンまたはその混和
物に、直鎖状アミノ結合を有さないヒンダードフェノー
ル系化合物、難燃材、その他の添加物を加えてなる成分
である。3)の成分中の前記ヒンダードフェノール系化
合物の添加量は、1)〜4)の成分を混和した時の前記
ヒンダードフェノール系化合物の総量を、エチレン系共
重合体とポリエチレンの混和物またはエチレン系共重合
体の100重量部に対して1〜10重量部とし、好まし
くは1〜8重量部とする量であることが好ましい。3)
の成分はさらに、塩素系化合物、臭素系化合物、三酸化
アンチモン、硫化鉛、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウムなどの難燃材、シリコーンオイルやシリコーン
ガム、炭酸カルシウム、タルク、酸化亜鉛、クレー、シ
リカ等の添加剤、ステアリン酸系化合物などの金属石
鹸、エチレン系ワックスなどの滑剤、安定剤、紫外線吸
収剤などを任意に含んでもよい。 4)着色剤を含有する成分 エチレン系共重合体またはポリエチレンまたはその混和
物に、任意の着色剤を含有してなる成分である。上記
2)〜4)の成分をまとめて1つの成分としても良い
し、2つ以上に分割した成分としてもよい。本発明にお
いては、これらの1)〜4)の成分の混合物でプラスチ
ック光ファイバの外周を被覆した後、蒸気、水分あるい
は温水、水で処理することにより被覆層中に水架橋を形
成させることが好ましい。また、水架橋処理の後に、例
えば酸化防止剤などの成分を混合することもできる。本
発明のプラスチック光ファイバケーブルにおいて、水架
橋は常法により十分に行わせるのが好ましい。押出温度
はエチレン系共重合体の種類、含有量により異なるが、
ヘッドの温度は通常130〜180℃、好ましくは14
0〜170℃である。
【0020】
【実施例】次に本発明を下記の実施例に基づいてさらに
詳細に説明する。伝導損失は660nmのLEDを光源
とし、10m−1mカットバック法で、熱処理後は9m
−1mカットバック法で測定した。引っ張り試験は管状
片を用い、標線間25mm、引っ張り速度500mm/
分で行い、伸び及び抗張力を測定した。
【0021】実施例1 エチレン−エチルアクリレート共重合体(エチルアクリ
レート含量18%)100重量部にビニルメトキシシラ
ン2.0重量部、ジクミルパーオキサイド0.25重量
部、イルガノックス1010 0.3重量部をドライブ
レンドし、ストレーナーを190℃の温度で通し、混合
した。エチレン−エチルアクリレート共重合体100重
量部に、シリコーンガム2重量部、ジブチルスズジラウ
リレート0.5重量部、酸化亜鉛20重量部、イルガノ
ックス1010 5重量部をロール機で練り温度150
℃程度で混合した。これらの2つの組成物を6:4(重
量比)に混合し、30mmφの押出機に導入し、クロス
ヘッドを介して通された、コア部が2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパンにカーボネート前駆物質
を反応させて得られる芳香族ポリカーボネート(0.9
5mmφ)であり、クラッド層がエチレン−テトラフル
オロエチレン共重合体からできている1.0mmφのプ
ラスチック光ファイバ素線の外周に被覆し、2.2mm
φの外径とした。ここで被覆材中における老化防止剤
(イルガノックス1010)の含有量は、被覆材中のポ
リマー100重量部に対して2.18重量部であった。
このケーブルを80℃、湿度95%で24時間湿熱処理
し、プラスチック光ファイバケーブルを作成した。プラ
スチック光ファイバの伝送損失を測定したところ、0.
52dB/m(660nm:LED)であり、これを1
25℃30日間熱処理したところ、0.59dB/m
(660nm:LED)であった。この被覆層の伸びは
400%、抗張力は2.0kgf/mm2 であった。ま
たこの被覆材を158℃7日間熱処理を行ったところ伸
びの残率は95%、抗張力の残率は98%であった。ま
たこの被覆材を180℃5日間熱処理を行ったところ伸
びの残率は92%、抗張力の残率は90%であった。素
線と被覆層の密着性は良好であった。
【0022】実施例2 エチレン−エチルアクリレート共重合体(エチルアクリ
レート含量18%)30重量部と低密度ポリエチレン7
0重量部に、ビニルメトキシシラン2.0重量部、ジク
ミルパーオキサイド0.25重量部、イルガノックス1
010 0.3重量部をドライブレンドし、ストレーナ
ーを190℃の温度で通し、混合した。エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体30重量部と低密度ポリエチレ
ン70重量部に、シリコーンガム2重量部、ジブチルス
ズジラウリレート0.5重量部、酸化亜鉛20重量部、
イルガノックス1010 5重量部をロール機で練り温
度150℃程度で混合した。これらの2つの組成物を
6:4(重量比)に混合し、30mmφの押出機に導入
し、クロスヘッドを介して通されたコア部が2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンにカーボネート
前駆物質を反応させて得られる芳香族ポリカーボネート
(0.95mmφ)、クラッド層がエチレン−テトラフ
ルオロエチレン共重合体からできている1.0mmφの
プラスチック光ファイバ素線の外周に被覆し、2.2m
mφの外径とした。ここで被覆材中における老化防止剤
(イルガノックス1010)の含有量は、被覆材中のポ
リマー100重量部に対して2.18重量部であった。
このケーブルを80℃、湿度95%で24時間湿熱処理
し、プラスチック光ファイバケーブルを作成した。プラ
スチック光ファイバの伝送損失を測定したところ、0.
52dB/m(660nm:LED)であり、これを1
25℃30日間熱処理したところ、0.64dB/m
(66nm:LED)であった。この被覆層の伸びは2
80%、抗張力は1.9kgf/mm2 であった。また
この被覆材を158℃7日間熱処理を行ったところ伸び
の残率は95%、抗張力の残率は90%であった。また
この被覆材を180℃5日間熱処理を行ったところ伸び
の残率は83%、抗張力の残率は80%であった。素線
と被覆層の密着性は若干緩いことが確認された。
【0023】実施例3 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量17
%)100重量部にビニルメトキシシラン2.0重量
部、ジクミルパーオキサイド0.25重量部、イルガノ
ックス1010 0.3重量部をドライブレンドし、ス
トレーナーを180℃の温度で通し、混合した。エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体100重量部に、シリコーンガ
ム2重量部、ジブチルスズジラウリレート0.5重量
部、酸化亜鉛20重量部、イルガノックス1010 5
重量部をロール機で練り温度150℃程度で混合した。
これらの2つの組成物を6:4(重量比)に混合し、3
0mmφの押出機に導入し、クロスヘッドを介して通さ
れたコア部が2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパンにカーボネート前駆物質を反応させて得られる
芳香族ポリカーボネート(0.95mmφ)、クラッド
層がエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体からで
きている1.0mmφのプラスチック光ファイバ素線の
外周に被覆し、2.2mmφの外径とした。ここで被覆
材中における老化防止剤(イルガノックス1010)の
含有量は、被覆材中のポリマー100重量部に対して
2.18重量部であった。このケーブルを80℃、湿度
95%で24時間湿熱処理し、プラスチック光ファイバ
ケーブルを作成した。プラスチック光ファイバの伝送損
失を測定したところ、0.52dB/m(660nm:
LED)であり、これを125℃30日間熱処理したと
ころ、0.60dB/m(66nm:LED)であっ
た。この被覆層の伸びは360%、抗張力は1.9kg
f/mm2 であった。またこの被覆材を158℃7日間
熱処理を行ったところ伸びの残率は98%、抗張力の残
率は96%であった。またこの被覆材を180℃5日間
熱処理を行ったところ伸びの残率は88%、抗張力の残
率は89%であった。
【0024】実施例4 エチレン−エチルアクリレート共重合体(エチルアクリ
レート含量18%)100重量部に、ビニルメトキシシ
ラン2.0重量部、ジクミルパーオキサイド0.25重
量部、イルガノックス1010 0.3重量部をドライ
ブレンドし、ストレーナーを190℃の温度で通し、混
合した。エチレン−エチルアクリレート共重合体100
重量部に、シリコーンガム2重量部、ジブチルスズジラ
ウリレート0.5重量部、酸化亜鉛20重量部、イルガ
ノックス1010 5重量部をロール機で練り温度15
0℃程度で混合した。これらの2つの組成物を6:4
(重量比)に混合し、30mmφの押出機に導入し、ク
ロスヘッドを介して通されたコア部が2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘ
キサフルオプロパンにカーボネート前駆物質を反応させ
て得られる芳香族ポリカーボネート(0.95mm
φ)、クラッド層がエチレン−テトラフルオロエチレン
共重合体からできている1.0mmφのプラスチック光
ファイバ素線の外周に被覆し、2.2mmφの外径とし
た。ここで被覆材中における老化防止剤(イルガノック
ス1010)の含有量は、被覆材中のポリマー100重
量部に対して2.18重量部であった。このケーブルを
80℃、湿度95%で24時間湿熱処理し、プラスチッ
ク光ファイバケーブルを作成した。プラスチック光ファ
イバの伝送損失を測定したところ、0.60dB/m
(660nm:LED)であり、これを125℃30日
間熱処理したところ、0.61dB/m(66nm:L
ED)であった。また140℃3日間の熱処理を行った
ところ、0.63dB/mであった。この被覆層の伸び
は400%、抗張力は2.0kgf/mm2 であった。
またこの被覆材を158℃7日間熱処理を行ったところ
伸びの残率は95%、抗張力の残率は94%であった。
またこの被覆材を180℃5日間熱処理を行ったところ
伸びの残率は92%、抗張力の残率は90%であった。
【0025】実施例5〜10、比較例1〜5 エチレン−エチルアクリレート共重合体(エチルアクリ
レート含量18%)100重量部にビニルメトキシシラ
ン2.0重量部、ジクミルパーオキサイド0.25重量
部、イルガノックス1010 0.3重量部をドライブ
レンドし、ストレーナーを190℃の温度で通し、混合
した。エチレン−エチルアクリレート共重合体100重
量部に、シリコーンガム2重量部、ジブチルスズジラウ
リレート0.5重量部、酸化亜鉛20重量部、表1及び
表2に示した老化防止剤の所要量をロール機で練り温度
150℃程度で混合した。これらの2つの組成物を6:
4(重量比)に混合し、30mmφの押出機に導入し、
クロスヘッドを介して通されたコア部が2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンにカーボネート前
駆物質を反応させて得られる芳香族ポリカーボネート
(0.95mmφ)、クラッド層がエチレン−テトラフ
ルオロエチレン共重合体からできている1.0mmφの
プラスチック光ファイバ素線の外周に被覆し、2.2m
mφの外径とした。このケーブルを80℃、湿度95%
で24時間湿熱処理し、プラスチック光ファイバケーブ
ルを作成した。被覆材中における老化防止剤の含有量
を、被覆材中のポリマー100重量部に対する量として
表わし、表1及び表2に示した。各プラスチック光ファ
イバの伝送損失、125℃30日間熱処理後の伝送損失
を測定した。結果を表1、2に示す。また、各プラスチ
ック光ファイバの被覆層の伸び、抗張力、158℃7日
間及び180℃5日間熱処理を行った後の伸びの残率、
抗張力の残率、素線とファイバの密着性を測定した。こ
れらの結果も表1、2に合わせて示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】比較例6 低密度ポリエチレン100重量部にビニルメトキシシラ
ン2.0重量部、ジクミルパーオキサイド0.25重量
部、イルガノックス1010 0.3重量部をドライブ
レンドし、ストレーナーを190℃の温度で通し、混合
した。低密度ポリエチレン100重量部に、シリコーン
ガム2重量部、ジブチルスズジラウリレート0.5重量
部、酸化亜鉛20重量部、イルガノックス10105重
量部をロール機で練り温度150℃程度で混合した。こ
れらの2つの組成物を6:4(重量比)に混合し、30
mmφの押出機に導入し、クロスヘッドを介して通され
たコア部が2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンにカーボネート前駆物質を反応させて得られる芳
香族ポリカーボネート(0.95mmφ)、クラッド層
がエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体からでき
ている1.0mmφのプラスチック光ファイバの外周に
被覆し、2.2mmφの外径とした。ここで被覆材中の
老化防止剤(イルガノックス1010)の含有量は、被
覆材中のポリマー100重量部に対して2.18重量部
であった。このケーブルを80℃、湿度95%で24時
間湿熱処理し、プラスチック光ファイバケーブルを作成
した。プラスチック光ファイバの伝送損失を測定したと
ころ、0.52dB/m(660nm:LED)であ
り、これを125℃30日間熱処理したところ、0.7
0dB/m(660nm:LED)であった。この被覆
層の伸びは380%、抗張力は2.1kgf/mm2
あった。またこの被覆材を158℃7日間熱処理を行っ
たところ伸びの残率は86%、抗張力の残率は87%で
あった。またこの被覆材を180℃5日間熱処理を行っ
たところ伸びの残率は20%、抗張力の残率は40%で
あった。素線と被覆層の密着性は非常に緩いことが確認
された。
【0029】
【発明の効果】本発明のプラスチック光ファイバケーブ
ルは、前記被覆樹脂組成物で外周が被覆されかつ水架橋
されてなり、被覆層の耐熱性が優れるばかりでなく被覆
層がプラスチック光ファイバの耐熱性を損なうことな
く、このプラスチック光ファイバケーブルは被覆を行わ
ない時と同等あるいはそれ以上の耐熱伝送特性を有し、
耐熱性に非常に優れるばかりでなく、柔軟性に富み、被
覆層が素線との密着性に優れる。このプラスチック光フ
ァイバケーブルは、自動車や種々の電子機器の光伝送
路、光センサに利用可能であり、産業上の効果が大き
い。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック光ファイバの外周が、エチ
    レン系共重合体を20重量%以上含有するポリエチレン
    とエチレン系共重合体とよりなる樹脂またはエチレン系
    共重合体樹脂100重量部に対して、直鎖状アミノ結合
    を有さないヒンダードフェノール系化合物を1〜10重
    量部含有し、かつ、水架橋処理された、被覆樹脂組成物
    で被覆されていることを特徴とするプラスチック光ファ
    イバケーブル。
  2. 【請求項2】 プラスチック光ファイバのコア部がポリ
    カーボネート又はポリカーボネート系共重合体からなる
    プラスチック光ファイバであることを特徴とする請求項
    1記載のプラスチック光ファイバケーブル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012105328A1 (ja) * 2011-01-31 2012-08-09 株式会社オートネットワーク技術研究所 剥離性を有する難燃性組成物、難燃性樹脂の製造方法および絶縁電線
WO2013008582A1 (ja) * 2011-07-13 2013-01-17 株式会社オートネットワーク技術研究所 剥離性と耐熱性を有する難燃性組成物、難燃性樹脂の製造方法及び絶縁電線

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