JPH07253311A - パターン検査装置の較正方法、パターン検査方法、パターン位置決定方法、および半導体装置の製造方法 - Google Patents

パターン検査装置の較正方法、パターン検査方法、パターン位置決定方法、および半導体装置の製造方法

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JPH07253311A
JPH07253311A JP6044469A JP4446994A JPH07253311A JP H07253311 A JPH07253311 A JP H07253311A JP 6044469 A JP6044469 A JP 6044469A JP 4446994 A JP4446994 A JP 4446994A JP H07253311 A JPH07253311 A JP H07253311A
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JP
Japan
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image
positional deviation
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JP6044469A
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Katsuyoshi Kobayashi
勝義 小林
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30108Industrial image inspection
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    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
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    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板上のパターンの位置ずれを検出する光学
的検出装置において光学系のアラインメントのずれを検
出し、検出されたアラインメントのずれをもとに観測さ
れたパターンの位置ずれを補正して真の位置ずれを、高
い信頼性をもって検出することを目的とする。 【構成】 光学的検出装置に基板を異なった方位で装着
し、見かけ上のいちずれを各々の方位について求め、求
められた位置ずれ観測値を平均化し、光学系のアライン
メント誤差を求める。また、求められた誤差に基づいて
観測された位置ずれの値を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に半導体装置の製造
に関し、特に半導体装置を構成する種々の半導体層ある
いは絶縁層の層間位置合わせのためのパターン検査方
法、およびかかるパターン検査方法で使われるパターン
検査装置の較正方法に関する。
【0002】半導体装置は一般に複数の半導体層パター
ンや絶縁層パターンを積層して構成される。かかる半導
体層や絶縁層を積層する場合、各層のパターンを正確に
整合させる必要がある。より具体的には、第1の層のパ
ターンが形成された後、その上に第2の層が堆積され、
さらに前記第2の層をパターニングするためレジストパ
ターンが形成されるが、かかるレジストパターンをマス
クとして使って前記第2の層をパターニングするに先立
ってレジストパターンと前記第1の層のパターンとの位
置的な整合を保障する必要がある。かかる検査のため、
従来より、光学顕微鏡を使った検査装置が使われてい
る。かかる検査は、特に16Mビットを超える記憶容量
のDRAMの製造においては必須である。
【0003】
【従来の技術】図10はかかる従来の検査装置の構成を
示す。
【0004】図10を参照するに、検査装置はハロゲン
ランプ等よりなり、光ビームを所定の光軸Oに沿って出
射させる光源1と、光軸O上に設けられピンホールを形
成された絞り板2と、光軸O上に前記絞り板2の下流側
に形成された対物レンズ3とを含み、対物レンズ3は光
源1から絞り板2を経て供給された光ビームをステージ
5上に保持された基板6に集束させる。このようにして
集束された光ビームは基板6において反射され、対物レ
ンズ3を光軸Oに沿って逆方向に通過した後光軸O上に
形成されたハーフミラー7で反射され、CCD撮像装置
8に入射する。CCD装置8は基板表面のパターンを示
す画像信号を形成し、これを画像処理装置9に供給す
る。一方、画像処理装置9はCCD撮像装置8で得られ
た画像信号を分析し、第1層目のパターンに対する第2
層目のパターンの位置的な整合を検査する。
【0005】図11(A)は図10の装置を使って検査
する基板上に形成される位置ずれ測定のためのマークの
例を示す平面図、また図11(B)は図11(A)のマ
ークに対応する基板の断面図である。さらに、図11
(C)は図10の装置のCCD撮像装置8により、図1
1(A),(B)のマークにおいて得られる画像信号を
示す。
【0006】図11(B)の断面図を参照するに、かか
るマークは、半導体基板11上に形成された第1層目の
パターン12上に形成された層13上に、層13のマス
クパターンとして形成されたレジストパターン14の、
パターン12に対する位置的な整合を検査するために形
成されており、パターン12の凹部12a内部に、層1
3をパターニングするための、あるいは層13にイオン
注入等の処理を行なうためのマスク凹部14aが形成さ
れている。かかるマークは半導体ウェハ上においてスク
ライブライン上に数箇所形成されており、マーク上にお
いてレジストパターン14のパターン12に対する位置
的な整合を検査することにより、かかるレジストパター
ン14をマスクにして例えば層13をパターニングする
際にウェハ全面におけるパターン12とパターン13の
精密な整合を保障することができる。先にも説明したよ
うに、かかるマークを使った位置合わせは、16Mビッ
トを超える大容量のDRAMを製造するのに必須であ
る。
【0007】図11(C)は図11(A)の線lに沿っ
た画像信号の例を示す。
【0008】図11(C)を参照するに、基板からの反
射光はパターン凹部12aあるいは14aのエッジにお
いて反射率が大きく変化し、このためこれら凹部のエッ
ジに対応した鋭いピークが現れている。図11(C)に
おいて、ピークAおよびDは凹部12aの互いに対向す
るエッジに対応し、ピークBおよびCは凹部14aの互
いに対向するエッジに対応する。そこで、ピークAとピ
ークDの中心から凹部12aの中心を式(A+D)/2
によって求め、さらにピークBとピークCの中心から凹
部14aの中心を式(B+C)/2によって求め、さら
に凹部12aの中心と凹部14aの中心との差を式 Δ=(B+C)/2−(A+D)/2 により求めることにより、パターン12に対するパター
ン14の位置ずれδが求められる。求められた位置ずれ
δが許容範囲を超えている場合には、レジスト14をい
ったん有機溶剤で溶解して除去し、新たにレジスト層を
塗布してこれを露光・現像することによりレジストパタ
ーンを作りなおす。
【0009】図11(C)のプロセスにおいて、各ピー
クに対応するエッジ位置は、ピークA〜Dを、それぞれ
のピークについてピーク値の所定のレベルηに設定され
たスライスレベルでスライスし、ピークAおよびDにつ
いてはスライスレベルの内側あるいは外側の交点を求め
ることで、またピークBおよびCについてはスライスレ
ベルの外側あるいは内側の交点を求めることで求められ
る。例えばレベルηはピーク値の50%に設定される。
また、パターン12およびパターン14は凸パターンで
も同様である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図10の装置を使った
かかる検査工程において、絞り板2およびレンズ3を含
む光学系の光軸Oが基板に対して垂直になっておらず傾
斜している場合には、光が図11(B)に実線で示すよ
うに、基板に対して垂直に入射せず点線で示すように斜
めに入射する。このような場合には、凹部14aを画成
するエッジにより基板上に影が投影されてしまい、図1
1(C)で得られる画像信号のピークが非対称に歪んで
しまう。このような非対称なピークを使ってパターン中
の凹部の中心を求めると、実際にはパターンの位置ずれ
が存在しない場合でも見かけ上パターンの位置ずれ量
Δ’が検出されてしまい、正確な位置合わせが出来なく
なる。
【0011】また、従来の図11(C)に示す工程で
は、ピーク位置を、画像信号を所定のスライスレベルで
スライスした後、内側あるいは外側の交点のみを使って
求めていたため、例えば凹部12aあるいは14aのエ
ッジ部や表面が結晶粒界の効果等により荒れてるた場
合、図12に示すように凹部を画成するエッジも面荒れ
の影響を受け、CCD撮像装置8で得られる画像信号に
多量のノイズが含まれてしまい、ピーク位置の決定が不
確実になってしまう問題点があった。
【0012】同様なパターン位置の測定誤差の問題は、
図13(A),(B)に示すように開口部を画成するエ
ッジが左側エッジ12aと右側エッジ12a’で非対称
になっている場合にも生じる。このような場合、図13
(C)に示すようにCCD撮像装置8で得られた画像信
号は、線lに沿ったプロファイルが特にピーク位置Dに
おいてブロードになってしまい、その結果位置Dの決定
があいまいになる。
【0013】そこで、本発明は上記の課題を解決した新
規で有用なパターン検査装置の較正方法、パターン検査
方法、パターン位置決定方法、および半導体装置の製造
方法を提供することを概括的目的とする。
【0014】本発明のより具体的な目的は、光学系を有
し、基板上のパターンの像にもとづいてパターンの位置
ずれを検査するパターン検査装置において、光学系の光
軸の誤差を検出できるパターン検査装置の較正方法およ
びパターン検査方法を提供することを目的とする。
【0015】本発明の他の目的は、基板上のパターンの
像を獲得し、獲得した像にもとづいてパターン位置を検
出するパターン位置決定方法、およびかかるパターン位
置決定方法を使った半導体装置の製造方法において、パ
ターンの位置を高い信頼性をもって決定できる方法を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を、
光ビームを所定の光軸に沿って出射させる光源と、少な
くとも第1および第2のパターンを形成された基板を保
持するステージと、前記光軸上に設けられ、前記ステー
ジ上の基板を前記光源からの光ビームにより照明する光
学系と、前記照明された基板を撮像し、前記第1および
第2のパターンを含む前記基板の画像を獲得する撮像手
段と;前記撮像手段で獲得された画像を解析して、前記
基板上の第1および第2のパターン相互間の位置ずれを
検出する画像処理装置とを備えたパターン検査装置の較
正方法において、(a) 前記基板を前記ステージ上に
第1の方位で配置する工程と; (b) 前記工程(a)で前記ステージ上に配置された
基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
得する工程と; (c) 前記工程(b)で獲得された画像から、前記画
像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
パターン相互間の位置ずれを表す第1の位置ずれ量を検
出する工程と; (d) 前記基板を前記ステージ上に第2の、異った方
位で配置する工程と; (e) 前記工程(d)で前記ステージ上に配置された
基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
得する工程と; (f) 前記工程(e)で獲得された画像から、前記画
像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
パターン相互間の位置ずれを表す第2の位置ずれ量を検
出する工程と; (g) 前記第1の位置ずれ量と前記第2の位置ずれ量
を比較することにより、前記光学系の前記光軸からのず
れを検出する工程とよりなり、前記第1の方位と第2の
方位とは相互に180゜の角度だけずれていることを特
徴とする方法により、または光ビームを所定の光軸に沿
って出射させる光源と、少なくとも第1および第2のパ
ターンを形成された基板を保持するステージと、前記光
軸上に設けられ、前記ステージ上の基板を前記光源から
の光ビームにより照明する光学系と、前記照明された基
板を撮像し、前記第1および第2のパターンを含む前記
基板の画像を獲得する撮像手段と;前記撮像手段で獲得
された画像を解析して、前記基板上の第1および第2の
パターン相互間の位置ずれを検出する画像処理装置とを
備えたパターン検査装置を使ったパターン検査方法にお
いて、(a) 前記基板を前記ステージ上に第1の方位
で配置する工程と; (b) 前記工程(a)で前記ステージ上に配置された
基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
得する工程と; (c) 前記工程(b)で獲得された画像から、前記画
像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
パターン相互間の位置ずれを表す第1の位置ずれ量を検
出する工程と; (d) 前記基板を前記ステージ上に第2の、異った方
位で配置する工程と; (e) 前記工程(d)で前記ステージ上に配置された
基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
得する工程と; (f) 前記工程(e)で獲得された画像から、前記画
像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
パターン相互間の位置ずれを表す第2の位置ずれ量を検
出する工程と;前記第1の位置ずれ量と前記第2の位置
ずれ量とを比較することにより、前記光学系の前記光軸
からのずれを検出する工程と;前記第1および第2の位
置ずれ量のいずれか一方に、前記光学系の前記光軸から
のずれを補正する補正を加えて前記第1のパターンと第
2のパターン相互間の位置ずれを求める工程とよりな
り、前記第1の方位と第2の方位とは相互に180゜の
角度だけずれていることを特徴とする方法により、また
は光ビームを所定の光軸に沿って出射させる光源と、少
なくとも第1および第2のパターンを形成された基板を
保持するステージと、前記光軸上に設けられ、前記ステ
ージ上の基板を前記光源からの光ビームにより照明する
光学系と、前記照明された基板を撮像し、前記第1およ
び第2のパターンを含む前記基板の画像を獲得する撮像
手段と;前記撮像手段で獲得された画像を解析して、前
記基板上の第1および第2のパターン相互間の位置ずれ
を検出する画像処理装置とを備えたパターン検査装置を
使ったパターン検査工程を含む半導体装置の製造方法に
おいて、(a) 前記基板を前記ステージ上に第1の方
位で配置する工程と; (b) 前記工程(a)で前記ステージ上に配置された
基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
得する工程と; (c) 前記工程(b)で獲得された画像から、前記画
像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
パターン相互間の位置ずれを表す第1の位置ずれ量を検
出する工程と; (d) 前記基板を前記ステージ上に第2の、異った方
位で配置する工程と; (e) 前記工程(d)で前記ステージ上に配置された
基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
得する工程と; (f) 前記工程(e)で獲得された画像から、前記画
像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
パターン相互間の位置ずれをあらわず第2の位置ずれ量
を検出する工程と;前記第1の位置ずれ量と前記第2の
位置ずれ量とを比較することにより、前記光学系の前記
光軸からのずれを検出する工程と;前記第1および第2
の位置ずれ量のいずれか一方に、前記光学系の前記光軸
からのずれを補正する補正を加えて前記第1のパターン
と第2のパターン相互間の位置ずれを求める工程とより
なり、前記第1の方位と第2の方位とは相互に180゜
の角度だけずれていることを特徴とする方法により、ま
たは互いに対向する第1および第2のエッジで画成され
たパターンを形成された基板から、前記パターンに対応
する画像信号を獲得する工程と;前記画像信号から、前
記対向する第1および第2のエッジの中間位置をパター
ン位置として求めるパターン位置決定方法において、前
記画像信号は、それぞれ前記第1および第2のエッジに
対応した第1および第2のピークを有する信号よりな
り、前記方法は、前記画像信号を複数のスライスレベル
でスライスし、各スライスレベルにおいて、画像信号が
該スライスレベルと交差する交点の位置を、前記第1お
よび第2のピークの各々について求める工程と;各スラ
イスレベルにおいて、前記交点の位置の平均値を算出す
ることにより、前記第1および第2のエッジの中間位置
を求める工程と;前記複数のスライスレベルに対応する
前記交点の位置の頻度分布を求める工程と;前記頻度分
布が最大になる位置から、前記パターンについて前記第
1および第2のエッジの中間位置を決定する工程とより
なることを特徴とするパターン位置決定方法により、ま
たは互いに対向する第1および第2のエッジで画成され
た第1層パターンと、互いに対向する第3および第4の
エッジで画成された第2層パターンとを積層して形成さ
れた基板から、前記第1層および第2層パターンを表す
画像信号を獲得する工程と;前記画像信号から、前記互
いに対向する第1および第2のエッジの中間位置を第1
層パターン位置とし、前記互いに対向する第3および第
4のエッジの中間位置を第2層パターン位置とし、前記
第1層および第2層パターン位置から前記第1層パター
ンと前記第2層パターンとの間の位置ずれを求める位置
ずれ検査工程を含む半導体装置の製造方法において、前
記画像信号は、それぞれ前記第1および第2のエッジに
対応した第1および第2のピークを有する信号と、前記
第3および第4のエッジに対応した第3および第4のピ
ークを有する信号とよりなり、前記位置ずれ検査工程
は、前記画像信号を複数のスライスレベルでスライス
し、各スライスレベルにおいて、画像信号が該スライス
レベルと交差する交点の位置を、前記第1〜第4のピー
クの各々について求める工程と;各スライスレベルにお
いて、前記交点の位置の平均値を、前記第1および第2
のピークについて算出することにより、前記第1および
第2のエッジの中間位置を表す第1中間位置を求める工
程と;各スライスレベルにおいて、前記交点の位置の平
均値を、前記第3および第4のピークについて算出する
ことにより、前記第3および第4のエッジの中間位置を
表す第2中間位置を求める工程と;前記複数のスライス
レベルに対応する前記第1中間位置の頻度分布を求める
工程と;前記複数のスライスレベルに対応する前記第2
中間位置の頻度分布を求める工程と;前記第1中間位置
の頻度分布が最大になる位置から、前記第1層パターン
の位置を決定する工程と;前記第2中間位置の頻度分布
が最大になる位置から、前記第2層パターンの位置を決
定する工程と;前記第1層パターンの位置と前記第2層
パターンの位置とから、前記第1層パターンと前記第2
層パターンの位置ずれを決定する工程とよりなることを
特徴とする半導体装置の製造方法により解決する。
【0017】
【作用】図1(A)〜(D)は本発明の原理を示す。
【0018】図1(A)を参照するに、図11(A),
(B)に示したマーカーパターンを形成された基板5を
図10の検査装置に装着し、凹部パターン14aの凹部
パターン12aに対する位置ずれx0 ,y0 を、例えば
図11(C)で説明した工程で求める。
【0019】次に、図1(B)に示す工程で、検査装置
から基板5をとりだし、時計回り方向に90゜回転さ
せ、再び検査装置に装着する。この状態で、パターン1
4aのパターン12aに対する位置ずれx90,y90を求
める。
【0020】さらに、図1(C)に示す工程で、検査装
置から基板5を再びとりだし、時計回りにさらに90゜
回転させ、再び検査装置に装着する。この状態で、パタ
ーン14aのパターン12aに対する位置ずれx180
180 を求める。
【0021】さらに、図1(D)の工程で、検査装置か
ら基板5を再びとりだし、時計回りにさらに90゜回転
させ、再び検査装置に装着する。この状態で、パターン
14aのパターン12aにたいする位置ずれx270 ,y
270 を求める。
【0022】上記の各工程では、基板5が90゜ずつ回
転されているため、例えば図1(C)の状態では基板5
は図1(A)の状態に対して180゜回転されている。
そこで、図10の検査装置において光学系の誤差がゼロ
で光源1からの光が基板5に対して実質的に垂直に照射
されている場合には、パターンの位置ずれは図1(A)
と1(C)、あるいは図1(B)と1(D)で大きさが
同じで符号が反対になるはずである。換言すると、光学
系のアラインメントが理想的である場合、関係 x0 =−x180 , y0 =−y18090=−x270 , y90 =−y270 が成立するはずである。一方、かかる関係が成立しない
場合、基板を照明する光学系のアラインメントがくるっ
ている。このような場合、x方向およびy方向へのアラ
インメント誤差δx ,δy は、上記の位置ずれ観測値、
0 ,x90,x18 0 ,x270 ,y0 ,y90,y180 ,y
270 を使って、式 δx1 =(x0 +x180 )/2, δy1 =(y0 +y180 )/2により、あるいは式 δx2 =(x90+x270 )/2, δy2 =(y90+y270 )/2により、あるいはこれら
をまとめた式 δx=(δx1 +δx2 )/2=(x0 +x90+x180
+x270 )/4, δy=(δy1 +δy2 )/2=(y0 +y90+y180
+y270 )/4により、これらを単純加算することで求
められる。
【0023】また、x軸方向とy軸方向での光学系の倍
率の差δxyを、式 δxy1 ={(x0 −δx)+(y90−δy)+ (x180 −δx)+(y270 −δy)}/2 =δx1 +δy2 −δx−δyにより、あるいは δxy2 ={(y0 −δy)+(x90−δx)+ (y180 −δy)+(x270 −δx)}/2 =δy1 −δx2 +δx−δyにより、あるいはこれら
をまとめた式 δxy=(δxy1 +δxy2 )/2 =(δx1 −δx2 +δy1 +δy2 ) により求めることができる。
【0024】さらに、このようにして求められたアライ
ンメント誤差を位置ずれ観測値から補正することによ
り、真の位置ずれを求めることができる。例えば、真の
位置ずれx,yを、位置ずれ観測値x0 ,y0 から、式 x=x0 −δx y=y0 −δy −δxy により求めることができる。
【0025】請求項1、5および6記載の特徴によれ
ば、基板を検査装置上に第1の方位および第2の方位で
設定して位置ずれ量を検出し、第1の方位で得られた位
置ずれ量と第2の方位で得られた位置ずれ量とを比較す
ることにより、検査装置の光学系が正しい光軸に対して
傾いて設定されている場合に、かかる傾いた照明により
生じる位置ずれ量の見かけ上の変化を検出できる。ま
た、請求項5記載の特徴によれば、このようにして検出
された見かけ上の位置ずれ量の変化を補正することによ
り、見かけの効果を含まない正しい位置ずれ量が検出さ
れる。
【0026】請求項2記載の特徴によれば、基板を検査
装置上において相互に90゜ずれた第1〜第4の方位に
設定することにより、xおよびy方向の各々について位
置ずれ量の見かけ上の変化を検出できる。さらに、xお
よびy方向での光学系の倍率の差を検出することができ
る。
【0027】請求項3および4記載の特徴によれば、基
板上のパターンを画成する一対のエッジの中心位置を、
基板を検査装置上において相互に180゜回転した第1
の状態および第2の状態について求め、得られた中心位
置にもとづいて基板上のパターンの位置ずれを第1およ
び第2の状態について求め、得られた第1および第2の
位置ずれを比較することにより、光学系のミスアライン
メントによる見かけ上の位置ずれのみを抽出することが
可能になる。
【0028】請求項7および10記載の特徴によれば、
基板上におけるパターンの位置をパターンエッジから求
める際、パターンエッジに対応する画像信号ピークを多
数のスライスレベルでスライスし、得られた交点の集合
全体を使って前記パターン位置を求めるため、画像信号
ピークの一部のみを使って求めていた従来のプロセスと
比較して信号波形のノイズに起因する誤差が実質的に減
少し、基板表面が荒れていても安定したパターン位置検
出が可能である。
【0029】請求項8記載の特徴によれば、各画像信号
ピークをスライスレベルでスライスして得られる一対の
交点の両方をパターンの位置検出に使うため、パターン
位置検出の安定性が一層向上する。
【0030】請求項9記載の特徴によれば、前記複数の
交点に対して統計処理を行なうことにより、パターン位
置検出の安定性が一層向上する。
【0031】さらに、請求項10記載の特徴によれば、
高い精度で層間位置合わせがなされた半導体装置を、高
い歩留りで製造することができる。
【0032】本発明のその他の目的、特徴および利点
は、図面を参照した以下の詳細な説明よりあきらかとな
ろう。
【0033】
【実施例】図2は本発明の第1実施例において使われる
検査装置の構成を示す図である。ただし、図2中、先に
説明した部分には対応する参照符号を付してその説明を
省略する。
【0034】図2の検査装置は図10の装置と略同一の
構成の光学系を有し、さらに基板5をステージ4上に装
着しまたステージ4から取り出すロボットアーム等より
なるウェハローダ10と、ステージ4から取り出された
基板5を保持して回転させるターンテーブル10Aと、
ステージ4,ウェハローダ10およびターンテーブル1
0Aを制御するコントローラ6とが設けられる。ステー
ジ4は基板5をXおよびY軸方向に移動自在に保持し、
基板5上の所定の位置に形成された図11(A),
(B)に示したような位置合わせマークが、レンズ3の
光軸O上の位置に一致するように駆動される。また、図
2の構成では、画像処理装置9はCCD撮像装置8で得
られた画像信号にもとづいて光源1の輝度を制御し、さ
らにレンズ3あるいはステージ4の位置を光軸Oに沿っ
て上下させて焦点合わせを行なう制御機能を有する。
【0035】図3は図2の装置を使って実行される、本
発明の第1実施例による検査装置の較正工程を示すフロ
ーチャートである。
【0036】図3を参照するに、ステップ1においてウ
ェハローダ10が起動され、基板5がステージ4上に例
えば図1(A)に示した第1の方位で装着される。次
に、ステップ2においてステージ4が駆動され、基板5
上の所定の位置に形成されているマークが光軸Oに対応
する位置に移動される。さらに、ステップ3において基
板上の位置合わせマークがCCD撮像装置8により撮像
され、マークを含む画像信号が得られる。
【0037】次に、ステップ4においてウェハを回転さ
せて測定を繰り返す必要の有無が判定され、必要と判定
された場合にはステップ5でウェハローダ10が再び起
動され、ステージ4から基板5が取り外され、ステップ
6でターンテーブル10Aにより90゜回転された後、
ステップ1で再びステージ4に装着される。さらにステ
ップ1からステップ6を繰り返すことにより基板5の方
位がステージ4上で90゜ずつ変化され、各々の状態に
ついてステップ3で画像信号が獲得される。基板5の方
位が270゜変化したらステップ4でのループバックは
終了され、ステップ7で得られた画像信号の解析され
る。ステップ7では各々の基板方位について位置ずれが
求められ、さらに求められた位置ずれを単純平均するこ
とで検査装置の光学系、特にレンズ3および絞り板2の
のアラインメントのくるいが検出される。さらに、ステ
ップ8で基板5がステージ4から取り外される。
【0038】先にも説明したように、ステップ7では図
1(A)〜(D)の各々の状態について位置ずれ(x
0 ,y0 ),(x90,y90),(x180 ,y180 ),
(x270,y270 )が、凹型パターン14aを画成する
エッジの中心と凹型パターン12aを画成するエッジの
中心とを比較することにより求められ、さらにアライン
メントのずれδx ,δy が式 δx1=(x0 +x180 )/2, δy1=(y0 +y180 )/2により、あるいは式 δx2 =(x90+x270 )/2, δy2 =(y90+y270 )/2により、あるいはこれら
をまとめた式 δx =(δx1 +δx2 )/2=(x0 +x90+x180
+x270 )/4, δy =(δy1 +δy2 )/2=(y0 +y90+y180
+y270 )/4 により求められる。
【0039】また、x軸方向とy軸方向での光学系の倍
率の差δxyが、式 δxy1 ={(x0 −δx)+(y90−δy) +(x180 −δx)+(y270 −δy)}/2により、
または式 δxy2 ={(y0 −δy)+(x90−δx) +(y180 −δy)+(x270 −δx)}/2により、
まとめると、式 δxy=(δxy1 +δxy2 )/2により、求められ
る。
【0040】例えば、x0 =0.03,y0 =−0.0
2,x90=−0.04,y90=−0.01,x180 =−
0.05,y180 =0.09,x270 =0.04,y
270 =0.06である場合、アラインメントのずれは上
記第3の式によれば、δx =−0.005,δy =0.
03が得られる。また、第6の式によれば、δxy=−
0.05が得られる。その結果真の位置ずれx,yは、
先に説明した式 x=x0−δx y=y0 −δy −δxy より、x=0.035,y=−0.045と求められ
る。
【0041】また、CCD撮像装置で獲得される画像と
実際の画像とのスケールの差が、例えば走査型電子顕微
鏡での計測の結果あらかじめわかっている場合には、上
記位置ずれ量x,yを求める式にさらにその補正項Φを
加え、式 x=Φ+x0 −δx y=Φ+y0 −δy −δxy と変形すればよい。
【0042】次に、本発明の第2実施例を図4(A),
(B)を参照しながら説明する。
【0043】図4(A)は先に図11(A)で説明した
位置合わせマークに対応するパターンの平面図を示し、
図4(B)は図4(A)のパターンに対応した、CCD
撮像装置8で得られる画像信号の線lに沿うプロファイ
ルである。
【0044】図4(B)を参照するに、画像信号は図4
(A)のパターンのエッジに対応したピークを有し、各
々のピークはピーク値に対する範囲ηに設定された多数
のスライスレベルL1 〜Ln によりスライスされる。本
実施例では、図4(A)の凹部パターン12aに対応す
る外側のピークAおよびDの各々について、図4(B)
に□印で示す画像信号と各スライスレベルとの外側の交
点と、△印で示す画像信号とスライスレベルとの内側の
交点とを求め、その中点の頻度分布を線l上の位置の関
数として求める。中点を求める際、内側の交点と外側の
交点は区別せず、ピークAの△印と□印であらわした交
点の位置とピークDの△印と□印であらわした交点の位
置とを単純に平均する。図4(C)の曲線Co はかかる
ピークAおよびDについての前記中点の頻度分布を示
す。図4(C)の曲線は位置P1 に極大を有するが、か
かる極大値は図4(B)の画像信号のピークAとピーク
Dの中心に対応して出現する。換言すると、曲線Co
ピークを求めることにより、凹型パターン12aの位置
が決定される。
【0045】同様に、図4(A)の凹型パターン14a
に対応する内側のピークBおよびCについても、図4
(B)に○印で示す画像信号と各スライスレベルとの内
側の交点と、×印で示す画像信号と各スライスレベルと
の外側の交点とを求め、その中点の頻度分布を線l上の
位置の関数として求める。その際、先の場合と同様に、
内側の交点と外側の交点とは区別しない。図4(C)の
曲線Ci はかかるピークBおよびCについての前記中点
の頻度分布を示す。曲線Ci は位置P2 に極大を有する
が、かかる極大値は図4(B)の画像信号のピークBと
ピークCの中心に対応して出現する。換言すると、曲線
i のピークを求めることにより、凹型パターン14a
の位置が決定される。
【0046】そこで、図4(C)において、ピークP1
とP2 の差を求めることにより、パターン12aに対す
るパターン14aの位置ずれを求めることができる。図
4(C)の方法では、ピークP1 とピークP2 が曲線C
o あるいはCi の全体から、換言すると図4(B)の画
像信号のピークA〜Dの全体から求められるため、画像
信号に雑音が含まれていても位置決定精度が低下するこ
とがない。ピークP1,P2 は中点の頻度分布に対して
適当な関数、例えばガウス関数を最小二乗法等の統計処
理を行なって当てはめることにより求めるのが好まし
い。また、本実施例の方法によれば、ピークA〜Dの各
々について外側の交点と内側の交点の両者を使って位置
決定がなされるため、前記統計処理と組み合せることに
より画像信号の雑音が位置決定精度を低下させる問題を
効果的に解決することができる。
【0047】図5は、図4(B),(C)で説明した本
発明の第2実施例による方法を、図2の検査装置中の画
像処理装置9により実施するための構成を示す。
【0048】図5を参照するに、画像処理装置9は画像
信号のレベルを検出し検出結果に応じて光源1を最適な
画像が得られるように制御する輝度調整部91 と、前記
画像信号にもとづいてレンズ3あるいはステージ4を光
軸に沿って上下させ最適なフォーカスを達成するフォー
カス設定部92 と、得られた画像を処理する画像処理部
3 よりなり、画像処理部93 は得られた画像信号から
所定のラインlに沿ったプロファイルを切り出す波形切
出し部93-1 と、波形切出し部93-1 で得られた画像信
号プロファイルをスライスレベルL1 〜Ln でスライス
するスライス部93-2 と、前記スライス部93-2 で得ら
れた交点から中点の位置を計算する中心値計算部93-3
と、前記中心値計算部93-3 で得られた中点の位置を統
計処理し、前記ピークP1 ,P2 の位置を求める統計処
理部93-4 とよりなる。
【0049】図6は図5構成の画像処理部9を使って前
記図4(C)に示す統計処理を実行するためのフローチ
ャートを示す。
【0050】図6を参照するに、ステップ11で輝度調
整部91 が活性化され、検査装置の光源1の輝度が最適
に設定される。さらに、ステップ12でフォーカス設定
部9 2 が活性化され、ステージ4上の基板5に対する光
ビームのフォーカスが最適化される。次にステップ13
で波形切出し部93-1 が活性化され、図4(B)に示す
画像信号プロファイルが切り出される。さらに、ステッ
プ14でスライス部9 3-1 が活性化され前記画像信号プ
ロファイルが複数のスライスレベルにスライスされる。
さらにステップ15で中点の位置が中心値計算部93-3
によって計算され、次のステップ16で統計処理部9
3-4 により、ステップ15で得られた中点の分布に対し
て最小二乗法等の統計処理がなされ、ピークP1 ,P2
の位置が求められる。
【0051】図7(A)〜(D)は、本実施例による画
像処理方法を、図12で説明した表面荒れのためパター
ンエッジ12a,14aが荒れているようなパターンに
対して適用した例を示す。ただし、図7(B),(C)
は従来の方法で、図7(B)に白丸および四角で示した
交点のみを使ってパターン位置を求めた場合を示し、図
7(D)が本実施例による方法でパターン位置を求めた
場合を示す。本実施例の方法では、先にも説明したよう
に図7(B)のプロファイル全体からパターン位置を決
定するため、図7(A)のように多量のノイズを含んだ
パターンであっても、最小二乗法等の統計処理を行うこ
とにより、信頼性の高い位置決定および位置ずれの決定
ができる。これに対し、図7(C)の従来の方法では、
位置決定精度がノイズの影響を強く受け、信頼できる結
果を得るのが困難である。
【0052】図8(A)〜(C)は、本実施例による画
像処理方法を、図13(A)で示した非対称な断面を有
するパターンについて適用した例を示す。
【0053】図13(A)あるいは図8(A)のような
非対称なパターンでは、特にピークDの形状が他のピー
クに比べて緩やかになり、その結果図8(B)に示すよ
うにピークAおよびDの一部のみを使ってパターン位置
を決定すると誤差が出てしまう。本実施例の方法では、
パターン12aの位置をピークAおよびDの全体を使っ
て決定するため、図8(C)に示すようにより信頼性の
高い結果を得ることができる。また、図8(C)の曲線
o はピークDの非対称性を反映して非対称な形状を有
するが、かかる非対称な曲線が得られた場合には対称に
なるように中点のデータに補正を加えることも可能であ
る。あるいは、前記交点から中点を求める際に単純平均
のかわりに加重平均を求めてかかる補正xを行なっても
よい。
【0054】図9(A),(B)は半導体装置を製造す
る際に形成される位置合わせマークをウェハ上に示した
図である。ただし図9(A)はウェハの全体を、図9
(B)はウェハの一部を拡大して示した図である。図9
(A)中、例えば図4(A)に示した位置合わせマーク
を×印で示す。図9(A)よりわかるように、位置合わ
せマークは基板上の数箇所に形成され、下地層パターン
とその上に形成される層のマスクパターンの整合が、先
に説明した実施例の工程に従って検査される。マスクパ
ターンと下地層パターンとの間に許容出来ない位置ずれ
が検出された場合には、マスクパターンを形成するレジ
ストパターンを溶解・除去し、新たにレジストパターン
を形成する。かかる位置合わせマークは図9(B)に示
すようにウェハ上において半導体チップ領域を画成する
スクライブライン上に形成するのが望ましい。本発明の
第1および第2実施例はかかる位置合わせマークを使っ
た位置ずれ検出工程を含む半導体装置の製造工程に対し
て有用である。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、下地層パターンとその
上に形成されるパターンの位置ずれを検出する光学的位
置ずれ検査装置において、パターンを担持する基板の方
位を変化させ、各々の方位毎に位置ずれを検出するた
め、検査装置の光学系のアラインメントのくるいを検出
することができ、かかるくるいを観測された見かけ上の
位置ずれがら補正することにより、真の位置ずれを検出
することができる。また、かかる位置ずれ検出工程にお
いてパターン位置を検出する際、パターンを画成するエ
ッジに対応する画像信号のピークを多数のスライスレベ
ルでスライスし、得られた交点の分布をもとに統計処理
を行なうことで、画像信号のノイズに影響されない正確
なパターン位置検出および位置ずれ検出が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)は本発明の原理を示す図であ
る。
【図2】本発明を実施するのに使われる検査装置の構成
を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例による位置ずれ検査工程を
示すフローチャートである。
【図4】(A)〜(C)は本発明の第2実施例による位
置ずれ検査工程の原理を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例を実施するにあたり使われ
る検査装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図6】本発明の第2実施例による位置ずれ検出工程を
示すフローチャートである。
【図7】(A)〜(D)は本発明の第2実施例による方
法を適用した例を示す図である。
【図8】(A)〜(C)は本発明の第2実施例による方
法を適用した別の例を示す図である。
【図9】(A),(B)は本発明を半導体装置に適用し
た例を示す図である。
【図10】従来の光学的位置ずれ検出装置の構成を示す
図である。
【図11】(A)〜(C)は従来の位置ずれ検出方法お
よびその問題点を示す図である。
【図12】(A),(B)は従来の位置ずれ検出方法に
おける別の問題点を示す図である。
【図13】(A)〜(C)は従来の位置ずれ検出方法に
おけるさらに別の問題点を示す図である。
【符号の説明】
1 光源 2 絞り板 3 レンズ 4 ステージ 5 基板 6 制御装置 7 ハーフミラー 8 撮像装置 9 画像処理装置 91 輝度調整部 92 フォーカス調整部 93 画像処理部 93-1 波形切出し部 93-2 スライス部 93-3 中心値計算部 93-4 統計処理部 10 ローダ/アンローダ 10A ターンテーブル 11 基板 12 第1層 12a 第1層パターン 13 第2層 14 レジスト層 14a レジストパターン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを所定の光軸に沿って出射させ
    る光源と、少なくとも第1および第2のパターンを形成
    された基板を保持するステージと、前記光軸上に設けら
    れ、前記ステージ上の基板を前記光源からの光ビームに
    より照明する光学系と、前記照明された基板を撮像し、
    前記第1および第2のパターンを含む前記基板の画像を
    獲得する撮像手段と;前記撮像手段で獲得された画像を
    解析して、前記基板上の第1および第2のパターン相互
    間の位置ずれを検出する画像処理装置とを備えたパター
    ン検査装置の較正方法において、(a) 前記基板を前
    記ステージ上に第1の方位で配置する工程と; (b) 前記工程(a)で前記ステージ上に配置された
    基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
    得する工程と; (c) 前記工程(b)で獲得された画像から、前記画
    像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
    パターン相互間の位置ずれを表す第1の位置ずれ量を検
    出する工程と; (d) 前記基板を前記ステージ上に第2の、異った方
    位で配置する工程と; (e) 前記工程(d)で前記ステージ上に配置された
    基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
    得する工程と; (f) 前記工程(e)で獲得された画像から、前記画
    像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
    パターン相互間の位置ずれを表す第2の位置ずれ量を検
    出する工程と; (g) 前記第1の位置ずれ量と前記第2の位置ずれ量
    を比較することにより、前記光学系の前記光軸からのず
    れを検出する工程とよりなり、 前記第1の方位と第2の方位とは相互に180゜の角度
    だけずれていることを特徴とするパターン検査装置の較
    正方法。
  2. 【請求項2】 さらに、(h) 前記基板を前記ステー
    ジ上に第3の、異った方位で配置する工程と; (i) 前記工程(h)で前記ステージ上に配置された
    基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
    得する工程と; (j) 前記工程(i)で獲得された画像から、前記画
    像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
    パターン相互間の位置ずれを表す第3の位置ずれ量を検
    出する工程と; (k) 前記基板を前記ステージ上に第4の、異った方
    位で配置する工程と; (l) 前記工程(k)で前記ステージ上に配置された
    基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
    得する工程と; (m) 前記工程(n)で獲得された画像から、前記画
    像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
    パターン相互間の位置ずれを表す第4の位置ずれ量を検
    出する工程と; (o) 前記第3の位置ずれ量と前記第4の位置ずれ量
    を比較することにより、前記光学系の前記光軸からのず
    れを検出する工程とよりなり、 前記第3の方位と前記第4の方位とは相互に180゜の
    角度だけずれており、さらに前記第1の方位と前記第3
    の方位とは相互に90゜の角度だけずれていることを特
    徴とする請求項1記載のパターン検査装置の較正方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(c)は、前記第1のパターン
    を画成する一対のエッジよりなる第1のエッジ対を検出
    する工程と、前記第1のエッジ対の中心から前記第1の
    パターンの位置を決定する工程と、前記第2のパターン
    を画成する一対のエッジよりなる第2のエッジ対を検出
    する工程と、前記第2のエッジ対の中心から前記第2の
    パターンの位置を決定する工程と、前記第1のエッジ対
    の中心に対応して求められた前記第1のパターンの位置
    と前記第2のエッジ対の中心に対応して求められた前記
    第2のパターンの位置とを比較することにより前記第1
    の位置ずれ量を求める工程とよりなり、 前記工程(f)は、前記第1のパターンを画成する前記
    一対のエッジを、前記第1のエッジ対に対して180゜
    の角度だけずれた関係で含む第3のエッジ対を検出する
    工程と、前記第3のエッジ対の中心から前記第1のパタ
    ーンの位置を決定する工程と、前記第2のパターンを画
    成する一対のエッジを、前記第2のエッジ対に対して1
    80゜の角度だけずれた関係で含む第4のエッジ対を検
    出する工程と、前記第4のエッジ対の中心から前記第2
    のパターンの位置を決定する工程と、前記第3のエッジ
    対の中心に対応して求められた前記第1のパターンの位
    置と前記第4のエッジ対の中心に対応して求められた前
    記第2のパターンの位置とを比較することにより前記第
    2の位置ずれ量を求める工程とよりなることを特徴とす
    る請求項1記載のパターン検査装置の較正方法。
  4. 【請求項4】 前記工程(j)は、前記第1のパターン
    を画成する、前記第1および第3のエッジ対とは別の一
    対のエッジよりなる第5のエッジ対を検出する工程と、
    前記第5のエッジ対の中心から前記第1のパターンの位
    置を決定する工程と、前記第2のパターンを画成する、
    前記第2および第4のエッジ対とは別の一対のエッジよ
    りなる第6のエッジ対を検出する工程と、前記第6のエ
    ッジ対の中心から前記第2のパターンの位置を決定する
    工程と、前記第5のエッジ対の中心に対応して求められ
    た前記第1のパターンの位置と前記第6のエッジ対の中
    心に対応して求められた前記第2のパターンの位置とを
    比較することにより前記第1の位置ずれ量を求める工程
    とよりなり、 前記工程(m)は、前記第5のエッジ対を構成し、前記
    第1のパターンを画成する前記一対のエッジを、前記第
    5のエッジ対に対して180゜の角度だけずれた関係で
    含む第7のエッジ対を検出する工程と、前記第7のエッ
    ジ対の中心から前記第1のパターンの位置を決定する工
    程と、前記第6のエッジ対を構成し、前記第2のパター
    ンを画成する一対のエッジを、前記第6のエッジ対に対
    して180゜の角度だけずれた関係で含む第8のエッジ
    対を検出する工程と、前記第8のエッジ対の中心から前
    記第2のパターンの位置を決定する工程と、前記第7の
    エッジ対の中心に対応して求められた前記第1のパター
    ンの位置と前記第8のエッジ対の中心に対応して求めら
    れた前記第2のパターンの位置とを比較することにより
    前記第2の位置ずれ量を求める工程とよりなることを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 光ビームを所定の光軸に沿って出射させ
    る光源と、少なくとも第1および第2のパターンを形成
    された基板を保持するステージと、前記光軸上に設けら
    れ、前記ステージ上の基板を前記光源からの光ビームに
    より照明する光学系と、前記照明された基板を撮像し、
    前記第1および第2のパターンを含む前記基板の画像を
    獲得する撮像手段と;前記撮像手段で獲得された画像を
    解析して、前記基板上の第1および第2のパターン相互
    間の位置ずれを検出する画像処理装置とを備えたパター
    ン検査装置を使ったパターン検査方法において、(a)
    前記基板を前記ステージ上に第1の方位で配置する工
    程と; (b) 前記工程(a)で前記ステージ上に配置された
    基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
    得する工程と; (c) 前記工程(b)で獲得された画像から、前記画
    像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
    パターン相互間の位置ずれを表す第1の位置ずれ量を検
    出する工程と; (d) 前記基板を前記ステージ上に第2の、異った方
    位で配置する工程と; (e) 前記工程(d)で前記ステージ上に配置された
    基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
    得する工程と; (f) 前記工程(e)で獲得された画像から、前記画
    像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
    パターン相互間の位置ずれを表す第2の位置ずれ量を検
    出する工程と; 前記第1の位置ずれ量と前記第2の位置ずれ量とを比較
    することにより、前記光学系の前記光軸からのずれを検
    出する工程と;前記第1および第2の位置ずれ量のいず
    れか一方に、前記光学系の前記光軸からのずれを補正す
    る補正を加えて前記第1のパターンと第2のパターン相
    互間の位置ずれを求める工程とよりなり、 前記第1の方位と第2の方位とは相互に180゜の角度
    だけずれていることを特徴とするパターン検査方法。
  6. 【請求項6】 光ビームを所定の光軸に沿って出射させ
    る光源と、少なくとも第1および第2のパターンを形成
    された基板を保持するステージと、前記光軸上に設けら
    れ、前記ステージ上の基板を前記光源からの光ビームに
    より照明する光学系と、前記照明された基板を撮像し、
    前記第1および第2のパターンを含む前記基板の画像を
    獲得する撮像手段と;前記撮像手段で獲得された画像を
    解析して、前記基板上の第1および第2のパターン相互
    間の位置ずれを検出する画像処理装置とを備えたパター
    ン検査装置を使ったパターン検査工程を含む半導体装置
    の製造方法において、(a) 前記基板を前記ステージ
    上に第1の方位で配置する工程と; (b) 前記工程(a)で前記ステージ上に配置された
    基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
    得する工程と; (c) 前記工程(b)で獲得された画像から、前記画
    像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
    パターン相互間の位置ずれを表す第1の位置ずれ量を検
    出する工程と; (d) 前記基板を前記ステージ上に第2の、異った方
    位で配置する工程と; (e) 前記工程(d)で前記ステージ上に配置された
    基板を前記撮像手段により撮像し、前記基板の画像を獲
    得する工程と; (f) 前記工程(e)で獲得された画像から、前記画
    像処理装置により、前記基板上の前記第1および第2の
    パターン相互間の位置ずれを表す第2の位置ずれ量を検
    出する工程と;前記第1の位置ずれ量と前記第2の位置
    ずれ量とを比較することにより、前記光学系の前記光軸
    からのずれを検出する工程と;前記第1および第2の位
    置ずれ量のいずれか一方に、前記光学系の前記光軸から
    のずれを補正する補正を加えて前記第1のパターンと第
    2のパターン相互間の位置ずれを求める工程とよりな
    り、 前記第1の方位と第2の方位とは相互に180゜の角度
    だけずれていることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 互いに対向する第1および第2のエッジ
    で画成されたパターンを形成された基板から、前記パタ
    ーンに対応する画像信号を獲得する工程と;前記画像信
    号から、前記対向する第1および第2のエッジの中間位
    置をパターン位置として求めるパターン位置決定方法に
    おいて、前記画像信号は、それぞれ前記第1および第2
    のエッジに対応した第1および第2のピークを有する信
    号よりなり、前記方法は、 前記画像信号を複数のスライスレベルでスライスし、各
    スライスレベルにおいて、画像信号が該スライスレベル
    と交差する交点の位置を、前記第1および第2のピーク
    の各々について求める工程と;各スライスレベルにおい
    て、前記交点の位置の平均値を算出することにより、前
    記第1および第2のエッジの中間位置を求める工程と;
    前記複数のスライスレベルに対応する前記交点の位置の
    頻度分布を求める工程と;前記頻度分布が最大になる位
    置から、前記パターンについて前記第1および第2のエ
    ッジの中間位置を決定する工程とよりなることを特徴と
    するパターン位置決定方法。
  8. 【請求項8】 前記交点の位置を求める工程は、前記第
    1および第2のピークの各々について、スライスレベル
    に対応する第1および第2の交点の位置を求めることを
    特徴とする請求項7記載のパターン位置決定方法。
  9. 【請求項9】 前記頻度分布を求める工程は、前記複数
    のスライスレベルに対応する前記交点の位置の分布を求
    める工程と、前記分布を統計処理する工程とよりなるこ
    とを特徴とする請求項7記載のパターン位置決定方法。
  10. 【請求項10】 互いに対向する第1および第2のエッ
    ジで画成された第1層パターンと、互いに対向する第3
    および第4のエッジで画成された第2層パターンとを積
    層して形成された基板から、前記第1層および第2層パ
    ターンを表す画像信号を獲得する工程と;前記画像信号
    から、前記互いに対向する第1および第2のエッジの中
    間位置を第1層パターン位置とし、前記互いに対向する
    第3および第4のエッジの中間位置を第2層パターン位
    置とし、前記第1層および第2層パターン位置から前記
    第1層パターンと前記第2層パターンとの間の位置ずれ
    を求めるパターン検査工程を含む半導体装置の製造方法
    において、 前記画像信号は、それぞれ前記第1および第2のエッジ
    に対応した第1および第2のピークを有する信号と、前
    記第3および第4のエッジに対応した第3および第4の
    ピークを有する信号とよりなり、前記位置ずれ検査工程
    は、 前記画像信号を複数のスライスレベルでスライスし、各
    スライスレベルにおいて、画像信号が該スライスレベル
    と交差する交点の位置を、前記第1〜第4のピークの各
    々について求める工程と;各スライスレベルにおいて、
    前記交点の位置の中央値を、前記第1および第2のピー
    クについて算出することにより、前記第1および第2の
    エッジの中間位置を表す第1中間位置を求める工程と;
    各スライスレベルにおいて、前記交点の位置の平均値
    を、前記第3および第4のピークについて算出すること
    により、前記第3および第4のエッジの中間位置を表す
    第2中間位置を求める工程と;前記複数のスライスレベ
    ルに対応する前記第1中間位置の頻度分布を求める工程
    と;前記複数のスライスレベルに対応する前記第2中間
    位置の頻度分布を求める工程と;前記第1中間位置の頻
    度分布が最大になる位置から、前記第1層パターンの位
    置を決定する工程と;前記第2中間位置の頻度分布が最
    大になる位置から、前記第2層パターンの位置を決定す
    る工程と;前記第1層パターンの位置と前記第2層パタ
    ーンの位置とから、前記第1層パターンと前記第2層パ
    ターンの位置ずれを決定する工程とよりなることを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
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