JPH0725319A - 足踏み式パーキングブレーキ装置 - Google Patents

足踏み式パーキングブレーキ装置

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Publication number
JPH0725319A
JPH0725319A JP17195193A JP17195193A JPH0725319A JP H0725319 A JPH0725319 A JP H0725319A JP 17195193 A JP17195193 A JP 17195193A JP 17195193 A JP17195193 A JP 17195193A JP H0725319 A JPH0725319 A JP H0725319A
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JP
Japan
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release
lever
release collar
collar
pedal
Prior art date
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Pending
Application number
JP17195193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Sukemoto
和美 祐下
Hitoshi Tomura
均 戸村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リリース操作力の解放が早めに行われた場合
でもパーキングブレーキ解除を確実に行わせて操作性の
向上を図る。 【構成】 リリースケーブル19を牽引してリリースカ
ラー15をロック解除位置まで回動してペダルロック機
構13をロック解除させると、リリースカラー15周側
の係止突起25がリリースカラーロックレバー26の先
端をくぐり抜けて該先端に係止し、リリースカラー15
をロック解除位置で拘束する。ペダルレバー3がイニシ
ャル位置に復帰するとレバー作動部29でリリースカラ
ーロックレバー26の後端を跳ね上げ、係止突起25と
の係合を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の足踏み式パーキ
ングブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】足踏み式パーキングブレーキ装置の中に
は、例えば実開平2−219387号公報に示されてい
るように、ロッキングコイル方式のペダルロック機構
と、そのロック解除を行うリリースカラーとを、ペダル
レバーの一側にその回動中心と同軸線上に配置したもの
が知られている。
【0003】これは具体的には、ベースプレートの一側
に軸部を突設し、この軸部にブレーキペダルに一体に形
成したドラムを回動自在に嵌挿すると共に、該ドラムの
外周にラップスプリングを緊縮,弛緩自在に配設してペ
ダルロック機構を構成し、そして、更に軸部の端部にリ
リースカラーを回動自在に軸支し、該リリースカラーを
リリースケーブルを介して一方向に回動することによ
り、ラップスプリングの巻き終端の自由端をラップスプ
リングが弛緩する方向に押動してドラムとラップスプリ
ングとの膠着を解除するロック解除機構を構成するよう
にしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リリースノブを引きリ
リースケーブルを介してリリースカラーをロック解除位
置まで回動してパーキングブレーキを解除する場合に、
ペダルレバーがイニシャル位置まで戻り終らないうちに
リリースノブから手を離すと、再びペダルロック機構が
ロック作動してしまうため、ペダルレバーが完全にイニ
シャル位置に戻るまでリリースノブを引いておかなけれ
ばならず、リリース操作が煩しい不具合がある。
【0005】そこで、本発明はリリースノブ操作により
リリースカラーが一旦ロック解除位置まで回動される
と、ノブ操作力の解除が早い場合でも、ペダルレバーを
イニシャル位置へ適正に戻して、パーキングブレーキの
解除を確実に行うことができる足踏み式パーキングブレ
ーキ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ベースプレートに回動自
在に軸支され、足踏み操作によりパーキングブレーキケ
ーブルを牽引するペダルレバーと、ペダルレバーの一側
にその回動中心と同心的に固設したドラムの外周にコイ
ル状のラップスプリングを緊縮,弛緩自在に嵌装配置し
て構成され、ペダルレバーの踏み込み方向の回動を許容
すると共に、ペダルレバーの踏み込み位置をロックする
ペダルロック機構と、ドラムの一側に配置されると共
に、ベースプレートにペダルレバーの回動中心と同軸線
上で回動自在に軸支され、リリースケーブルの牽引によ
り回動されてラップスプリングの巻き終端の一端をラッ
プスプリングが弛緩する方向に押動してドラムとラップ
スプリングとの膠着を解除するリリースカラーを有する
ロック解除機構とを備えた構成において、前記リリース
カラーの周側に係止突起を形成する一方、ベースプレー
トに該リリースカラーに近接して回動自在に軸支される
と共に、スプリングにより先端がリリースカラーの周側
に摺接する方向に付勢されて、リリースカラーをロック
解除位置まで回動すると、前記係止突起をくぐり抜けさ
せて先端に係止させるリリースカラーロックレバーを設
け、かつ、ペダルレバーに前記リリースカラーをロック
解除位置まで回動して、該ペダルレバーをパーキング位
置からイニシャル位置へ復帰させると、前記リリースカ
ラーロックレバーの後端を跳ね上げて、係止突起との係
合を解除させるレバー作動部を形成してある。
【0007】
【作用】リリースケーブルを牽引してリリースカラーを
ロック解除位置にまで回動すると、このリリースカラー
によりラップスプリングの巻き終端の一端を該ラップス
プリングが弛緩する方向に押動してペダルロック機構を
ロック解除する。
【0008】このリリースカラーのロック解除位置への
回動により、その周側の係止突起がリリースカラーロッ
クレバーの先端をくぐり抜けて、該リリースカラーロッ
クレバーの先端と係合してリリースカラーがロック解除
位置で拘束される。
【0009】前記ペダルロック機構のロック解除によ
り、ペダルレバーがイニシャル位置へ完全に復帰する
と、レバー作動部がリリースカラーロックレバーの後端
を跳ね上げて係止突起とリリースカラーロックレバーと
の係合を解除させ、リリースカラーを原位置へ復位させ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面1,2と共に
詳述する。
【0011】図1,2において、1は取付用シート部1
aをダッシュロアパネルD・Pに図外のボルト・ナット
により締結して固定されるベースプレートで、その一側
面に有底筒状の軸部2を突設してある。
【0012】3は下端にパッド4を設けたペダルレバー
で、その上端に円筒状の基部5を形成してあり、この基
部5を前記軸部2にブッシュ6を介して回動自在に装着
してある。
【0013】ペダルレバー3の基部5のベースプレート
1寄りの外周には、略半周に亘ってプーリー溝7を形成
してあり、この基部5の後方に形成した繋留部3aに係
止したパーキングブレーキケーブル8をこのプーリー溝
7に掛架し、ベースプレート1の前端側に形成したケー
ブルガイド1bを通して図外のパーキングプレーキユニ
ットに連結してある。
【0014】ペダルレバー3の基部5には、その一側よ
り円筒状のドラム9を外嵌し、該ドラム9の一端に形成
したフランジ10を複数ケ所で基部5にかしめピン11
により固定してあり、このドラム9の外周にコイル状の
ラップスプリング12を緊縮,弛緩自在に嵌装配置して
ペダルロック機構13を構成している。
【0015】ラップスプリング12は、その内径をドラ
ム9の外径よりも若干小さく形成してあり、その巻き終
端のベースプレート1寄りの一端を直線状に延長して形
成したフック12aを、ベースプレート1の支持座14
に固定してある一方、巻き終端の他端を径方向に折曲し
たフック12bを自由端としてある。
【0016】このラップスプリング12は、ペダルレバ
ー3の踏み込み方向の回動に対しては、ラップスプリン
グ12がドラム9との摩擦により巻き戻し方向の外力を
受けて弛緩してドラム9との間に滑りを生じさせて、ペ
ダルレバー3の該踏み込み方向の回動を許容するが、ペ
ダルレバー3のイニシャル位置への復位方向の回動に対
しては、ラップスプリング12が緊縮力によりドラム9
と膠着して、ペダルレバー3を踏み込み位置でロックす
るもので、前記フック12bをラップスプリング12が
弛緩する方向(コイル巻き戻し方向)に押動することに
より、前記ロックを解除できるようになっている。
【0017】15はドラム9の一側で前記ベースプレー
ト1の軸部2の中心に突設固定したシャフト18の端部
に回動自在に軸支したリリースカラーで、その周側から
外方に突出してラップスプリング12の前記フック12
bに係合する受容部16を備えていると共に、該受容部
16から更に外方へ突出するアーム部17を備えてい
る。
【0018】19は一端を前記アーム部17に連結し、
図外のノブ操作により牽引されてリリースカラー15を
リターンスプリング20のばね力に抗してロック解除方
向へ回動するリリースケーブルで、ペダルレバー3の復
位方向の回動を規制してイニシャル位置を確定するバン
パーラバー21と共にベースプレート1にボルト22固
定したケーブルガイド23を通して、前述のようにアー
ム部17に連結し、これらリリースカラー15,リリー
スケーブル19でロック解除機構24を構成している。
【0019】ここで、リリースカラー15の周側には係
止突起25を形成してある一方、ベースプレート1には
先端がこの係止突起25と係脱するリリースカラーロッ
クレバー26を設けてある。
【0020】係止突起25の係止面と反対側の側面は、
リリースカラーロックレバー26の先端をくぐり抜け易
いように傾斜面に形成してある。
【0021】リリースカラーロックレバー26は本実施
例では、前記ケーブルガイド23にリリースカラー15
に近接して支軸27により回動自在に軸支してあると共
に、スプリング28により先端がリリースカラー15の
周側に摺接する方向に付勢してあり、リリースカラー1
5をロック解除位置まで回動すると、係止突起25を該
リリースカラーロックレバー26の先端をくぐり抜けさ
せ、該先端に係止突起25を係止させてリリースカラー
15の復位方向の回動を拘束するようにしてある。
【0022】また、ペダルレバー3には、リリースカラ
ー15をロック解除位置まで回動して、該ペダルレバー
3を図1の鎖線で示すパーキング位置から実線で示すイ
ニシャル位置へ復帰させると、前記リリースカラーロッ
クレバー26の後端を跳ね上げて、係止突起25との係
合を解除させるレバー作動部29を形成してある。30
はリリースカラーロックレバー26のストッパを示す。
【0023】以上の実施例装置によれば、ペダルレバー
3をパーキング位置まで踏み込んでパーキングブレーキ
を掛けている状態から、パーキングブレーキ解除のため
図外のノブ操作によってリリースケーブル19を牽引し
てリリースカラー15をロック解除位置にまで回動する
と、このリリースカラー15の受容部16がラップスプ
リング12のフック12bを、該ラップスプリング12
が弛緩する方向に押動してペダルロック機構13をロッ
ク解除する。
【0024】このリリースカラー15のロック解除位置
への回動により、その周側の係止突起25がリリースカ
ラーロックレバー26の先端をくぐり抜けて、該リリー
スカラーロックレバー26の先端と係合してリリースカ
ラー15がこのロック解除位置で拘束される。
【0025】前記ペダルロック機構13のロック解除に
より、ペダルレバー3がイニシャル位置へ完全に復帰す
ると、レバー作動部29がリリースカラーロックレバー
26の後端を跳ね上げて係止突起25とリリースカラー
ロックレバー26との係合を解除させ、リリースカラー
15をリターンスプリング20のばね力により原位置へ
復位させる。
【0026】図3はリリースカラーロックレバー26の
スプリング28に替えて、位置検出スイッチ31のスプ
リング32で付勢された作動子33を該リリースカラー
ロックレバー26に弾接させて付勢力を得るようにした
もので、この実施例によればペダルレバー位置検出とリ
リースカラーロックレバー26の故障検出とを位置検出
スイッチ31で検出できる利点がある。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リリース
ケーブルを牽引してリリースカラーを一旦ロック解除位
置まで回動すると、係止突起とリリースカラーロックレ
バーとの係合により、該リリースカラーをロック解除位
置で拘束するから、万一、ペダルレバーがイニシャル位
置へ戻らないうちにリリースケーブルの牽引操作力を早
めに解放しても、ペダルロック機構の再ロック作動を防
止して、ペダルレバーを確実にイニシャル位置へ戻して
パーキングブレーキを解除させることができ、従って、
操作性を一段と向上することができるという実用上多大
な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】本発明の他の実施例の要部を示す説明図。
【符号の説明】
1…ベースプレート 3…ペダルレバー 8…パーキングブレーキケーブル 9…ドラム 12…ラップスプリング 13…ペダルロック機構 15…リリースカラー 19…リリースケーブル 24…ロック解除機構 25…係止突起 26…リリースカラーロックレバー 28…スプリング 29…レバー作動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートに回動自在に軸支され、
    足踏み操作によりパーキングブレーキケーブルを牽引す
    るペダルレバーと、ペダルレバーの一側にその回動中心
    と同心的に固設したドラムの外周にコイル状のラップス
    プリングを緊縮,弛緩自在に嵌装配置して構成され、ペ
    ダルレバーの踏み込み方向の回動を許容すると共に、ペ
    ダルレバーの踏み込み位置をロックするペダルロック機
    構と、ドラムの一側に配置されると共に、ベースプレー
    トにペダルレバーの回動中心と同軸線上で回動自在に軸
    支され、リリースケーブルの牽引により回動されてラッ
    プスプリングの巻き終端の一端をラップスプリングが弛
    緩する方向に押動してドラムとラップスプリングとの膠
    着を解除するリリースカラーを有するロック解除機構と
    を備えた構成において、前記リリースカラーの周側に係
    止突起を形成する一方、ベースプレートに該リリースカ
    ラーに近接して回動自在に軸支されると共に、スプリン
    グにより先端がリリースカラーの周側に摺接する方向に
    付勢されて、リリースカラーをロック解除位置まで回動
    すると、前記係止突起をくぐり抜けさせて先端に係止さ
    せるリリースカラーロックレバーを設け、かつ、ペダル
    レバーに前記リリースカラーをロック解除位置まで回動
    して、該ペダルレバーをパーキング位置からイニシャル
    位置へ復帰させると、前記リリースカラーロックレバー
    の後端を跳ね上げて、係止突起との係合を解除させるレ
    バー作動部を形成したことを特徴とする足踏み式パーキ
    ングブレーキ装置。
JP17195193A 1993-07-13 1993-07-13 足踏み式パーキングブレーキ装置 Pending JPH0725319A (ja)

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ID=15932817

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020047548A (ko) * 2000-12-13 2002-06-22 이계안 족동식 주차브레이크 해제장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020047548A (ko) * 2000-12-13 2002-06-22 이계안 족동식 주차브레이크 해제장치

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