JPH07132810A - 足踏み式パーキングブレーキ装置 - Google Patents
足踏み式パーキングブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH07132810A JPH07132810A JP28085993A JP28085993A JPH07132810A JP H07132810 A JPH07132810 A JP H07132810A JP 28085993 A JP28085993 A JP 28085993A JP 28085993 A JP28085993 A JP 28085993A JP H07132810 A JPH07132810 A JP H07132810A
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- JP
- Japan
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- release
- base plate
- drum
- pedal
- release collar
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リリースケーブルの牽引ストロークを小さく
して確実なロック解除を行わせ、リリース操作性の向上
を図る。 【構成】 リリースカラー15をドラム9の端部に螺装
してリリース回動時にベースプレート1側へ軸方向移動
可能にし、リリースカラー15にラップスプリング12
のフック12bが係合する係止縁25を設けて、該係止
縁25をフック12bのロック解除方向の押動ストロー
クを増幅する傾斜ガイド縁25Aとして構成してある。
して確実なロック解除を行わせ、リリース操作性の向上
を図る。 【構成】 リリースカラー15をドラム9の端部に螺装
してリリース回動時にベースプレート1側へ軸方向移動
可能にし、リリースカラー15にラップスプリング12
のフック12bが係合する係止縁25を設けて、該係止
縁25をフック12bのロック解除方向の押動ストロー
クを増幅する傾斜ガイド縁25Aとして構成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の足踏み式パーキ
ングブレーキ装置に関する。
ングブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】足踏み式パーキングブレーキ装置の中に
は、例えば1991年6月 日産自動車(株)発行 新
型車解説書 Y32型系車の紹介 C−88頁に示され
ているように、ロッキングコイル方式のペダルロック機
構と、そのロック解除を行うリリースカラーとを、ペダ
ルレバーの一側にその回動中心と同軸線上に配置したも
のが知られている。
は、例えば1991年6月 日産自動車(株)発行 新
型車解説書 Y32型系車の紹介 C−88頁に示され
ているように、ロッキングコイル方式のペダルロック機
構と、そのロック解除を行うリリースカラーとを、ペダ
ルレバーの一側にその回動中心と同軸線上に配置したも
のが知られている。
【0003】これは具体的には、ベースプレートの一側
に軸部を突設し、この軸部にペダルレバーに一体に形成
したドラムを回動自在に嵌挿すると共に、該ドラムの外
周にラップスプリングを緊縮、弛緩自在に配設してペダ
ルロック機構を構成し、そして、更に軸部の端部にリリ
ースカラーを回動自在に軸支し、該リリースカラーをリ
リースケーブルを介して一方向に回動することにより、
ラップスプリングの巻き終端の自由端をラップスプリン
グが弛緩する方向に挿動して、ドラムとラップスプリン
グとの膠着を解除するロック解除機構を構成するように
している。
に軸部を突設し、この軸部にペダルレバーに一体に形成
したドラムを回動自在に嵌挿すると共に、該ドラムの外
周にラップスプリングを緊縮、弛緩自在に配設してペダ
ルロック機構を構成し、そして、更に軸部の端部にリリ
ースカラーを回動自在に軸支し、該リリースカラーをリ
リースケーブルを介して一方向に回動することにより、
ラップスプリングの巻き終端の自由端をラップスプリン
グが弛緩する方向に挿動して、ドラムとラップスプリン
グとの膠着を解除するロック解除機構を構成するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ラップスプリングとド
ラム外周との膠着力を高めて確実なロック機能を得るた
めには、ラップスプリングのコイル巻き数を多くしてラ
ップスプリングのばね定数を大きくする必要がある。
ラム外周との膠着力を高めて確実なロック機能を得るた
めには、ラップスプリングのコイル巻き数を多くしてラ
ップスプリングのばね定数を大きくする必要がある。
【0005】このようにラップスプリングのコイル巻き
数を多くしてばね定数を大きくすると、ロック解除時に
リリースケーブルの牽引ストロークを大きくしないと、
ラップスプリングとドラムとの膠着解除、即ち、ロック
解除が確実に行われず、ペダルレバーが完全にイニシャ
ル位置に戻らなくなる可能性がある。
数を多くしてばね定数を大きくすると、ロック解除時に
リリースケーブルの牽引ストロークを大きくしないと、
ラップスプリングとドラムとの膠着解除、即ち、ロック
解除が確実に行われず、ペダルレバーが完全にイニシャ
ル位置に戻らなくなる可能性がある。
【0006】そこで、本発明はリリースケーブルの牽引
ストロークが小さくても、ロック解除を確実に行わせる
ことができて、リリース操作性を向上できると共に、品
質感および信頼性を一段と高めることができる足踏み式
パーキングブレーキ装置を提供するものである。
ストロークが小さくても、ロック解除を確実に行わせる
ことができて、リリース操作性を向上できると共に、品
質感および信頼性を一段と高めることができる足踏み式
パーキングブレーキ装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】ベースプレートに回動自
在に軸支され、足踏み操作によりパーキングブレーキケ
ーブルを牽引するペダルレバーと、ペダルレバーの一側
にその回動中心と同心的に固設したドラムの外周にコイ
ル状のラップスプリングを緊縮、弛緩自在に嵌装配置し
て構成され、ペダルレバーの踏み込み方向の回動を許容
すると共に、ペダルレバーの踏み込み位置をロックする
ペダルロック機構と、ドラムの一側に配置されてベース
プレートにペダルレバーの回動中心と同軸線上で回動自
在に軸支され、かつ、リリースケーブルの牽引により回
動されて、ラップスプリングの巻き終端の自由端をラッ
プスプリングが弛緩する方向に押動して、ドラムとラッ
プスプリングとの膠着を解除するリリースカラーを有す
るロック解除機構とを備えた構造において、前記リリー
スカラーをリリースケーブル牽引時の回動によりベース
プレート側に向けて軸方向移動可能にベースプレート側
の部材に螺装配置し、かつ、該リリースカラーに、ラッ
プスプリングの巻き終端の自由端に係合して該自由端を
押動する係止縁を形成すると共に、該係止縁を傾斜成形
して、リリースカラーの前記軸方向移動時に前記自由端
のロック解除方向の押動ストロークを増幅する傾斜ガイ
ド縁を構成してある。
在に軸支され、足踏み操作によりパーキングブレーキケ
ーブルを牽引するペダルレバーと、ペダルレバーの一側
にその回動中心と同心的に固設したドラムの外周にコイ
ル状のラップスプリングを緊縮、弛緩自在に嵌装配置し
て構成され、ペダルレバーの踏み込み方向の回動を許容
すると共に、ペダルレバーの踏み込み位置をロックする
ペダルロック機構と、ドラムの一側に配置されてベース
プレートにペダルレバーの回動中心と同軸線上で回動自
在に軸支され、かつ、リリースケーブルの牽引により回
動されて、ラップスプリングの巻き終端の自由端をラッ
プスプリングが弛緩する方向に押動して、ドラムとラッ
プスプリングとの膠着を解除するリリースカラーを有す
るロック解除機構とを備えた構造において、前記リリー
スカラーをリリースケーブル牽引時の回動によりベース
プレート側に向けて軸方向移動可能にベースプレート側
の部材に螺装配置し、かつ、該リリースカラーに、ラッ
プスプリングの巻き終端の自由端に係合して該自由端を
押動する係止縁を形成すると共に、該係止縁を傾斜成形
して、リリースカラーの前記軸方向移動時に前記自由端
のロック解除方向の押動ストロークを増幅する傾斜ガイ
ド縁を構成してある。
【0008】
【作用】リリースケーブルを牽引してリリースカラーを
回動すると、該リリースカラーはベースプレート側部材
との螺装配置により、該ベースプレート側部材に対して
ベースプレート側に向けて軸方向移動する。
回動すると、該リリースカラーはベースプレート側部材
との螺装配置により、該ベースプレート側部材に対して
ベースプレート側に向けて軸方向移動する。
【0009】一方、リリースカラーの係止縁は傾斜成形
して傾斜ガイド縁を構成しているため、リリースカラー
の軸方向移動により傾斜ガイド縁上でラップスプリング
の巻き終端の自由端を摺接点を変えながら押動し、リリ
ースカラーの一定の回動ストロークに対して前記自由端
の押動ストロークを増幅させる。
して傾斜ガイド縁を構成しているため、リリースカラー
の軸方向移動により傾斜ガイド縁上でラップスプリング
の巻き終端の自由端を摺接点を変えながら押動し、リリ
ースカラーの一定の回動ストロークに対して前記自由端
の押動ストロークを増幅させる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【0011】図1〜5において、1は取付用シート部1
aをダッシュロアパネルD・Pに図外のボルト・ナット
により締結して固定されるベースプレートで、その一側
面に有底筒状の軸部2を突設してある。
aをダッシュロアパネルD・Pに図外のボルト・ナット
により締結して固定されるベースプレートで、その一側
面に有底筒状の軸部2を突設してある。
【0012】3は下端にパッド4を設けたペダルレバー
で、図外のリターンスプリングにより一方向に回動力を
付勢してあり、その上端には円筒状の基部5を形成して
あり、この基部5を前記軸部2にブッシュ6を介して回
動自在に装着してある。
で、図外のリターンスプリングにより一方向に回動力を
付勢してあり、その上端には円筒状の基部5を形成して
あり、この基部5を前記軸部2にブッシュ6を介して回
動自在に装着してある。
【0013】ペダルレバー3の基部5のベースプレート
1寄りの外周には、略半周に亘ってプーリー溝7を形成
してあり、この基部5の後方に形成した繋留部3aに係
止したパーキングブレーキケーブル8をこのプーリー溝
7に掛架し、ベースプレート1の前端側に形成したケー
ブルガイド1bを通して図外のパーキングブレーキユニ
ットに連結してある。
1寄りの外周には、略半周に亘ってプーリー溝7を形成
してあり、この基部5の後方に形成した繋留部3aに係
止したパーキングブレーキケーブル8をこのプーリー溝
7に掛架し、ベースプレート1の前端側に形成したケー
ブルガイド1bを通して図外のパーキングブレーキユニ
ットに連結してある。
【0014】ペダルレバー3の基部5には、その一側よ
り円筒状のドラム9を外嵌し、該ドラム9の一端に形成
したフランジ10を複数ケ所で基部5にかしめピン11
により固定してあり、このドラム9の外周にコイル状の
ラップスプリング12を緊縮、弛緩自在に嵌装配置して
ペダルロック機構13を構成している。
り円筒状のドラム9を外嵌し、該ドラム9の一端に形成
したフランジ10を複数ケ所で基部5にかしめピン11
により固定してあり、このドラム9の外周にコイル状の
ラップスプリング12を緊縮、弛緩自在に嵌装配置して
ペダルロック機構13を構成している。
【0015】ラップスプリング12は、その内径をドラ
ム9の外径よりも若干小さく形成してあり、その巻き終
端のベースプレート1寄りの一端12aを直線状に延長
して、ベースプレート1の支持座14に固定してある一
方、巻き終端の他端を径方向に曲折してフック12bを
形成し、このフック12bを自由端としてある。
ム9の外径よりも若干小さく形成してあり、その巻き終
端のベースプレート1寄りの一端12aを直線状に延長
して、ベースプレート1の支持座14に固定してある一
方、巻き終端の他端を径方向に曲折してフック12bを
形成し、このフック12bを自由端としてある。
【0016】このラップスプリング12は、ペダルレバ
ー3の踏み込み方向の回動に対しては、ラップスプリン
グ12がドラム9との摩擦により巻き戻し方向の外力を
受けて弛緩してドラム9との間に滑りを生じさせて、ペ
ダルレバー3のイニシャル位置への復位方向の回動に対
しては、ラップスプリング12が緊縮力によりドラム9
と膠着して、ペダルレバー3を踏み込み位置でロックす
るもので、前記フック12bをラップスプリング12が
弛緩する方向(コイル巻き戻し方向)に押動することに
より、前記ロックを解除できるようになっている。
ー3の踏み込み方向の回動に対しては、ラップスプリン
グ12がドラム9との摩擦により巻き戻し方向の外力を
受けて弛緩してドラム9との間に滑りを生じさせて、ペ
ダルレバー3のイニシャル位置への復位方向の回動に対
しては、ラップスプリング12が緊縮力によりドラム9
と膠着して、ペダルレバー3を踏み込み位置でロックす
るもので、前記フック12bをラップスプリング12が
弛緩する方向(コイル巻き戻し方向)に押動することに
より、前記ロックを解除できるようになっている。
【0017】15はドラム9の一側で前記ベースプレー
ト1の軸部2の中心に突設固定したシャフト18の端部
に回動自在に軸支したリリースカラーで、その周側から
外方に突出してラップスプリング12の前記フック12
bを収容する受容部16を備えていると共に、同様に外
方に突出するアーム部17を備えている。
ト1の軸部2の中心に突設固定したシャフト18の端部
に回動自在に軸支したリリースカラーで、その周側から
外方に突出してラップスプリング12の前記フック12
bを収容する受容部16を備えていると共に、同様に外
方に突出するアーム部17を備えている。
【0018】19は一端を前記アーム部17に連結し、
図外のノブ操作により牽引されてリリースカラー15を
リターンスプリング20のばね力に抗してロック解除方
向へ回動するリリースケーブルで、ペダルレバー3の復
位方向の回動を規制してイニシャル位置を確定するバン
パーラバー21と共にベースプレート1にボルト22固
定したケーブルガイド23を通して、前述のようにアー
ム部17に連結し、これらリリースカラー15、リリー
スケーブル19、リターンスプリング20でロック解除
機構24を構成している。
図外のノブ操作により牽引されてリリースカラー15を
リターンスプリング20のばね力に抗してロック解除方
向へ回動するリリースケーブルで、ペダルレバー3の復
位方向の回動を規制してイニシャル位置を確定するバン
パーラバー21と共にベースプレート1にボルト22固
定したケーブルガイド23を通して、前述のようにアー
ム部17に連結し、これらリリースカラー15、リリー
スケーブル19、リターンスプリング20でロック解除
機構24を構成している。
【0019】ここで、前記ドラム9の端部外周には雄ね
じ部9aを形成してある一方、リリースカラー15の内
周の端蓋15b寄りに雌ねじ部15aを形成して、これ
ら雄ねじ部9aと雌ねじ部15aとを螺合して、リリー
スケーブル19の牽引によるリリースカラー15の回動
時に、該リリースカラー15がドラム9に沿ってベース
プレート1側に向けて軸方向移動可能に螺装配置してあ
る。
じ部9aを形成してある一方、リリースカラー15の内
周の端蓋15b寄りに雌ねじ部15aを形成して、これ
ら雄ねじ部9aと雌ねじ部15aとを螺合して、リリー
スケーブル19の牽引によるリリースカラー15の回動
時に、該リリースカラー15がドラム9に沿ってベース
プレート1側に向けて軸方向移動可能に螺装配置してあ
る。
【0020】また、リリースカラー15の前記受容部1
6には、ラップスプリング12のフック12bに係合し
て該フック12bをラップスプリング12が弛緩する方
向に押動する係止縁25を形成してある。
6には、ラップスプリング12のフック12bに係合し
て該フック12bをラップスプリング12が弛緩する方
向に押動する係止縁25を形成してある。
【0021】この係止縁25は、リリースカラー15の
支持シャフトラインに対して任意の角度αで傾斜成形し
て、リリースカラー15の前記軸方向移動時に、前記フ
ック12bの押動ストロークを増幅する傾斜ガイド縁2
5Aを形成している。
支持シャフトラインに対して任意の角度αで傾斜成形し
て、リリースカラー15の前記軸方向移動時に、前記フ
ック12bの押動ストロークを増幅する傾斜ガイド縁2
5Aを形成している。
【0022】以上の実施例装置によれば、ペダルレバー
3を図1の実線で示すイニシャル位置から鎖線で示すパ
ーキング位置まで踏み込んで、パーキングブレーキを掛
けている状態から、パーキングブレーキ解除のため図外
のノブ操作によってリリースケーブル19を牽引し、リ
リースカラー15をロック解除方向へ回動すると、該リ
リースカラー15は図6の模式図に示すように前記雄ね
じ部9aと雌ねじ部15aとの螺合により、ねじのリー
ド角θに応じてベースプレート1側へ向けて所要のスト
ロークSLで軸方向移動する。
3を図1の実線で示すイニシャル位置から鎖線で示すパ
ーキング位置まで踏み込んで、パーキングブレーキを掛
けている状態から、パーキングブレーキ解除のため図外
のノブ操作によってリリースケーブル19を牽引し、リ
リースカラー15をロック解除方向へ回動すると、該リ
リースカラー15は図6の模式図に示すように前記雄ね
じ部9aと雌ねじ部15aとの螺合により、ねじのリー
ド角θに応じてベースプレート1側へ向けて所要のスト
ロークSLで軸方向移動する。
【0023】このリリースカラー15の軸方向移動によ
り、傾斜ガイド縁25Aの前記フック12bとの摺接点
(係合点)Pは、該傾斜ガイド縁25Aのリリースカラ
ー端蓋15b側へ移行し、リリースカラー15の一定の
回動ストロークSAに対してフック12bの押動ストロ
ークをSBに示す如く増幅する。
り、傾斜ガイド縁25Aの前記フック12bとの摺接点
(係合点)Pは、該傾斜ガイド縁25Aのリリースカラ
ー端蓋15b側へ移行し、リリースカラー15の一定の
回動ストロークSAに対してフック12bの押動ストロ
ークをSBに示す如く増幅する。
【0024】従って、リリースケーブル19を小さな牽
引ストロークで牽引しても、フック12bのロック解除
方向の押動ストロークを大きくして確実にロック解除を
行わせることができ、ロック解除時のリリース操作性を
向上することができる。
引ストロークで牽引しても、フック12bのロック解除
方向の押動ストロークを大きくして確実にロック解除を
行わせることができ、ロック解除時のリリース操作性を
向上することができる。
【0025】なお、前記実施例ではリリースカラー15
をドラム9に螺装して軸方向移動するようにしてある
が、ドラム9と同様にベースプレート1に固設したシャ
フト18に螺装するようにしてもよいことは勿論であ
る。
をドラム9に螺装して軸方向移動するようにしてある
が、ドラム9と同様にベースプレート1に固設したシャ
フト18に螺装するようにしてもよいことは勿論であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リリース
カラーはリリース回動時にベースプレート側へ軸方向移
動可能に該ベースプレート側部材に螺装配置してあり、
そして、ラップスプリングの巻き終端の自由端に係合す
る係止縁を傾斜ガイド縁として、リリースカラーの前記
軸方向移動時に、前記自由端のロック解除方向の押動ス
トロークを増幅するようにしてあるため、リリースケー
ブルの牽引ストロークが小さくても確実なロック解除を
行わせることができ、従って、リリース操作性を向上で
きると共に、品質感および信頼性を一段と高めることが
できる。
カラーはリリース回動時にベースプレート側へ軸方向移
動可能に該ベースプレート側部材に螺装配置してあり、
そして、ラップスプリングの巻き終端の自由端に係合す
る係止縁を傾斜ガイド縁として、リリースカラーの前記
軸方向移動時に、前記自由端のロック解除方向の押動ス
トロークを増幅するようにしてあるため、リリースケー
ブルの牽引ストロークが小さくても確実なロック解除を
行わせることができ、従って、リリース操作性を向上で
きると共に、品質感および信頼性を一段と高めることが
できる。
【図1】本発明の一実施例を示す側面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】リリースカラーの側面図。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図。
【図5】図3のC矢視図。
【図6】ロック解除作動時の模式的説明図。
1 ベースプレート 3 ペダルレバー 8 パーキングブレーキケーブル 9 ドラム 12 ラップスプリング 12b 巻き終端の自由端 13 ペダルロック機構 15 リリースカラー 24 ロック解除機構 25 係止縁 25A 傾斜ガイド縁
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースプレートに回動自在に軸支され、
足踏み操作によりパーキングブレーキケーブルを牽引す
るペダルレバーと、 ペダルレバーの一側にその回動中心と同心的に固設した
ドラムの外周にコイル状のラップスプリングを緊縮、弛
緩自在に嵌装配置して構成され、ペダルレバーの踏み込
み方向の回動を許容すると共に、ペダルレバーの踏み込
み位置をロックするペダルロック機構と、 ドラムの一側に配置されてベースプレートにペダルレバ
ーの回動中心と同軸線上で回動自在に軸支され、かつ、
リリースケーブルの牽引により回動されて、ラップスプ
リングの巻き終端の自由端をラップスプリングが弛緩す
る方向に押動して、ドラムとラップスプリングとの膠着
を解除するリリースカラーを有するロック解除機構とを
備えた構造において、 前記リリースカラーをリリースケーブル牽引時の回動に
よりベースプレート側に向けて軸方向移動可能にベース
プレート側の部材に螺装配置し、かつ、該リリースカラ
ーに、ラップスプリングの巻き終端の自由端に係合して
該自由端を押動する係止縁を形成すると共に、該係止縁
を傾斜成形して、リリースカラーの前記軸方向移動時に
前記自由端のロック解除方向の押動ストロークを増幅す
る傾斜ガイド縁を構成したことを特徴とする足踏み式パ
ーキングブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28085993A JPH07132810A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 足踏み式パーキングブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28085993A JPH07132810A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 足踏み式パーキングブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132810A true JPH07132810A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17630971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28085993A Pending JPH07132810A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 足踏み式パーキングブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07132810A (ja) |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP28085993A patent/JPH07132810A/ja active Pending
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