JPH0725311A - 自動車のキイシリンダ装置 - Google Patents
自動車のキイシリンダ装置Info
- Publication number
- JPH0725311A JPH0725311A JP16948493A JP16948493A JPH0725311A JP H0725311 A JPH0725311 A JP H0725311A JP 16948493 A JP16948493 A JP 16948493A JP 16948493 A JP16948493 A JP 16948493A JP H0725311 A JPH0725311 A JP H0725311A
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- Japan
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- side coil
- coil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キイヘッドに設けられる共振回路として基板
型の使用を可能とし、かつ、キイ側コイルとシリンダ側
コイルとの磁気結合度の向上を図る。 【構成】 キイプレート5のキイヘッド6に設けられる
共振回路7として、キイ側コイル8をキイヘッド6の面
方向に形成した基板型に構成する一方、キイシリンダ3
の端部外周に設けた環状のシリンダ側コイル4を、キイ
プレート5をイグニションキイスイッチのOFF位置か
らON一側へ回動した回動位置で、シリンダ側コイル4
の環状の中心部を通る磁界方向aが、キイヘッド6面と
交差する方向となるように傾斜配設した。
型の使用を可能とし、かつ、キイ側コイルとシリンダ側
コイルとの磁気結合度の向上を図る。 【構成】 キイプレート5のキイヘッド6に設けられる
共振回路7として、キイ側コイル8をキイヘッド6の面
方向に形成した基板型に構成する一方、キイシリンダ3
の端部外周に設けた環状のシリンダ側コイル4を、キイ
プレート5をイグニションキイスイッチのOFF位置か
らON一側へ回動した回動位置で、シリンダ側コイル4
の環状の中心部を通る磁界方向aが、キイヘッド6面と
交差する方向となるように傾斜配設した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のステアリングロ
ック装置やドアロック装置に設けられるキイシリンダ装
置に関する。
ック装置やドアロック装置に設けられるキイシリンダ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の盗難防止を図るため、特
公昭4−15141号公報に示されているように、キイ
プレートのキイヘッドに設けた共振回路のキイ側コイル
と、キイシリンダの端部外周に設けた環状のシリンダ側
コイルとを磁気結合させて、該キイヘッドの共振回路を
共振作動させることによって、エンジンの駆動制御装置
へ駆動許可信号を出力させてエンジンの始動を可能と
し、この特定のキイプレート以外ではエンジンの始動を
阻止するようにしたものが知られている。
公昭4−15141号公報に示されているように、キイ
プレートのキイヘッドに設けた共振回路のキイ側コイル
と、キイシリンダの端部外周に設けた環状のシリンダ側
コイルとを磁気結合させて、該キイヘッドの共振回路を
共振作動させることによって、エンジンの駆動制御装置
へ駆動許可信号を出力させてエンジンの始動を可能と
し、この特定のキイプレート以外ではエンジンの始動を
阻止するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構造にあっ
ては、シリンダ側コイルとの磁気結合を得るために、キ
イプレートのキイヘッドに設けるキイ側コイルとして軸
状コアに巻装形成したコイルが用いられる関係上、キイ
ヘッドの厚みが大きくなってキイプレートの携帯時に嵩
張ってしまい、またキイ操作時の把持性が悪くなってし
まう不具合がある。
ては、シリンダ側コイルとの磁気結合を得るために、キ
イプレートのキイヘッドに設けるキイ側コイルとして軸
状コアに巻装形成したコイルが用いられる関係上、キイ
ヘッドの厚みが大きくなってキイプレートの携帯時に嵩
張ってしまい、またキイ操作時の把持性が悪くなってし
まう不具合がある。
【0004】このようなことから、キイヘッドに設ける
キイ側コイルをキイヘッドの面方向に形成して、共振回
路自体を薄い基板型に構成することも考えられる しかし、この場合、キイ側コイルが環状のシリンダ側コ
イル面と垂直方向となって、シリンダ側コイルとの磁気
結合度が低くなってしまう。適切な磁気結合を得るため
には駆動制御装置の発振器からシリンダ側コイルへの送
信出力を強めることも考えられるが、発振器の送信出力
を強めてもシリンダ側コイルから駆動制御装置側へ出力
される信号レベルはさほど大きくはならないため、他の
ノイズにより、駆動制御装置が受信できなくなったり、
誤作動を誘発するおそれがあるといった新たな問題を生
じる不具合がある。
キイ側コイルをキイヘッドの面方向に形成して、共振回
路自体を薄い基板型に構成することも考えられる しかし、この場合、キイ側コイルが環状のシリンダ側コ
イル面と垂直方向となって、シリンダ側コイルとの磁気
結合度が低くなってしまう。適切な磁気結合を得るため
には駆動制御装置の発振器からシリンダ側コイルへの送
信出力を強めることも考えられるが、発振器の送信出力
を強めてもシリンダ側コイルから駆動制御装置側へ出力
される信号レベルはさほど大きくはならないため、他の
ノイズにより、駆動制御装置が受信できなくなったり、
誤作動を誘発するおそれがあるといった新たな問題を生
じる不具合がある。
【0005】そこで、本発明はキイヘッドに設ける共振
回路として薄い基板型を使用してキイヘッド厚みの減少
化を可能とし、かつ、シリンダ側コイルとキイ側コイル
との適切な磁気結合を得ることができて、駆動制御装置
の制御作動に些かも支障を来すことのない自動車のキイ
シリンダ装置を提供するものである。
回路として薄い基板型を使用してキイヘッド厚みの減少
化を可能とし、かつ、シリンダ側コイルとキイ側コイル
との適切な磁気結合を得ることができて、駆動制御装置
の制御作動に些かも支障を来すことのない自動車のキイ
シリンダ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】キイシリンダの端部外周
にシリンダ側コイルを環状に設ける一方、キイプレート
のキイヘッドに、該キイプレートをキイシリンダのキイ
孔に挿入した時にシリンダ側コイルと磁気結合を得るた
めのキイ側コイルを有する共振回路を設け、これらシリ
ンダ側コイルとキイ側コイルとが磁気結合し、かつ、共
振回路が共振作動した時に、シリンダ側コイルから駆動
制御装置へ駆動信号を出力するようにしたキイシリンダ
装置において、前記キイヘッドの共振回路を、キイ側コ
イルをキイヘッドの面方向に形成した基板型に構成する
一方、シリンダ側コイルを、キイプレートをキイ孔に挿
入してキイスイッチのOFF位置からON位置側へ回動
した回動位置で、該シリンダ側コイルの環状の中心部を
通る磁界方向がキイヘッド面と交差する方向となるよう
に傾斜配設してある。
にシリンダ側コイルを環状に設ける一方、キイプレート
のキイヘッドに、該キイプレートをキイシリンダのキイ
孔に挿入した時にシリンダ側コイルと磁気結合を得るた
めのキイ側コイルを有する共振回路を設け、これらシリ
ンダ側コイルとキイ側コイルとが磁気結合し、かつ、共
振回路が共振作動した時に、シリンダ側コイルから駆動
制御装置へ駆動信号を出力するようにしたキイシリンダ
装置において、前記キイヘッドの共振回路を、キイ側コ
イルをキイヘッドの面方向に形成した基板型に構成する
一方、シリンダ側コイルを、キイプレートをキイ孔に挿
入してキイスイッチのOFF位置からON位置側へ回動
した回動位置で、該シリンダ側コイルの環状の中心部を
通る磁界方向がキイヘッド面と交差する方向となるよう
に傾斜配設してある。
【0007】
【作用】キイプレートをキイシリンダのキイ孔に挿入し
て、キイスイッチのOFF位置からON位置側へ回動す
ると、この回動位置では傾斜配設したシリンダ側コイル
の環状の中心部を通る磁界方向が丁度キイ側コイルを面
方向に形成したキイヘッド面と交差する方向となって、
該シリンダ側コイルとキイ側コイルとの磁気結合度が高
められる。
て、キイスイッチのOFF位置からON位置側へ回動す
ると、この回動位置では傾斜配設したシリンダ側コイル
の環状の中心部を通る磁界方向が丁度キイ側コイルを面
方向に形成したキイヘッド面と交差する方向となって、
該シリンダ側コイルとキイ側コイルとの磁気結合度が高
められる。
【0008】この結果、シリンダ側コイルとキイ側コイ
ルとの適切な磁気結合が得られ、共振回路が共振作動す
ることによってシリンダ側コイルから駆動制御装置へ駆
動許可信号を出力することができる。
ルとの適切な磁気結合が得られ、共振回路が共振作動す
ることによってシリンダ側コイルから駆動制御装置へ駆
動許可信号を出力することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【0010】図1〜3において、1はステアリングコラ
ム2に装着したステアリングロック装置で、このステア
リングロック装置1に設けたキイシリンダ3の端部外周
には、シリンダ側コイル4を環状に設けてある一方、キ
イプレート5のキイヘッド6には、キイプレート5をキ
イシリンダ3のキイ孔3aに挿入した時に、シリンダ側
コイル4と磁気結合を得るためのキイ側コイル8を有す
る共振回路7を設け、これらシリンダ側コイル4とキイ
側コイル8とが磁気結合し、共振回路7が共振作動した
時に、シリンダ側コイル4からエンジン駆動制御装置9
へ駆動許可信号を出力するようにした基本的構造は前記
従来と同様である。
ム2に装着したステアリングロック装置で、このステア
リングロック装置1に設けたキイシリンダ3の端部外周
には、シリンダ側コイル4を環状に設けてある一方、キ
イプレート5のキイヘッド6には、キイプレート5をキ
イシリンダ3のキイ孔3aに挿入した時に、シリンダ側
コイル4と磁気結合を得るためのキイ側コイル8を有す
る共振回路7を設け、これらシリンダ側コイル4とキイ
側コイル8とが磁気結合し、共振回路7が共振作動した
時に、シリンダ側コイル4からエンジン駆動制御装置9
へ駆動許可信号を出力するようにした基本的構造は前記
従来と同様である。
【0011】ここで、前記キイヘッド6の共振回路7
は、キイ側コイル8をキイヘッド6の面方向に形成した
基板型のものを用いている。
は、キイ側コイル8をキイヘッド6の面方向に形成した
基板型のものを用いている。
【0012】他方、シリンダ側コイル4は、キイプレー
ト5をキイシリンダ3のキイ孔3aに挿入して、図外の
イグニッションキイスイッチのOFF位置からON位置
側へ回動した回動位置で、該シリンダ側コイル4の環状
の中心部を通る磁界方向aが、キイヘッド6面と交差す
る方向となるように傾斜して配設してある。
ト5をキイシリンダ3のキイ孔3aに挿入して、図外の
イグニッションキイスイッチのOFF位置からON位置
側へ回動した回動位置で、該シリンダ側コイル4の環状
の中心部を通る磁界方向aが、キイヘッド6面と交差す
る方向となるように傾斜して配設してある。
【0013】図4はシリンダ側コイル4のコイル面に対
して、基板型の共振回路7を設けたキイヘッド6の角度
を変化させた場合に、該シリンダ側コイル4周りで駆動
制御装置9が作動し得る一定レベルの信号を取り出せる
感応(ON)領域を示す測定結果を示している。
して、基板型の共振回路7を設けたキイヘッド6の角度
を変化させた場合に、該シリンダ側コイル4周りで駆動
制御装置9が作動し得る一定レベルの信号を取り出せる
感応(ON)領域を示す測定結果を示している。
【0014】図4の(A)はキイヘッド6の面をシリン
ダ側コイル4のコイル面に対して90度の角度で接近さ
せた場合で、この時はシリンダ側コイル4の両側部分に
一定レベルの信号の感応(ON)領域が生じる。
ダ側コイル4のコイル面に対して90度の角度で接近さ
せた場合で、この時はシリンダ側コイル4の両側部分に
一定レベルの信号の感応(ON)領域が生じる。
【0015】図4の(B)はキイヘッド6の面をシリン
ダ側コイル4のコイル面に対して60度の角度で接近さ
せた場合で、この時はシリンダ側コイル4の両側部分と
中心部分とに一定レベルの信号の感応(ON)領域が生
じる。
ダ側コイル4のコイル面に対して60度の角度で接近さ
せた場合で、この時はシリンダ側コイル4の両側部分と
中心部分とに一定レベルの信号の感応(ON)領域が生
じる。
【0016】図4の(C)はキイヘッド6の面をシリン
ダ側コイル4のコイル面に対して45度の角度で接近さ
せた場合で、この時はシリンダ側コイル4の中心部分と
外周部分とに、不感(OFF)領域を挾んで一定レベル
の信号の感応(ON)領域が生じる。
ダ側コイル4のコイル面に対して45度の角度で接近さ
せた場合で、この時はシリンダ側コイル4の中心部分と
外周部分とに、不感(OFF)領域を挾んで一定レベル
の信号の感応(ON)領域が生じる。
【0017】図4の(D)はキイヘッド6の面をシリン
ダ側コイル4のコイル面と平行にして接近させた場合
で、この時はシリンダ側コイル4の中心部分から外周部
分に亘る略全領域で一定レベルの信号の感応(ON)領
域が生じる。
ダ側コイル4のコイル面と平行にして接近させた場合
で、この時はシリンダ側コイル4の中心部分から外周部
分に亘る略全領域で一定レベルの信号の感応(ON)領
域が生じる。
【0018】これらの測定結果にもとづいて、前記シリ
ンダ側コイル4は、キイプレート5をイグニッションキ
イスイッチのOFF位置からON位置側へ回動した回動
位置で、キイヘッド6面に対する傾斜角度θが0°<θ
<90°となるようにキイシリンダ3の端部に傾斜配設
することが望ましい。
ンダ側コイル4は、キイプレート5をイグニッションキ
イスイッチのOFF位置からON位置側へ回動した回動
位置で、キイヘッド6面に対する傾斜角度θが0°<θ
<90°となるようにキイシリンダ3の端部に傾斜配設
することが望ましい。
【0019】一方、駆動制御装置9へは、キイプレート
5がイグニッションキイスイッチのACC(アクセサリ
ー)位置からSTART(スタータ)位置の回動範囲に
ある時に、駆動許可信号が出力されればよいから、例え
ば図1,2に示すように前記シリンダ側コイル4を、キ
イプレート5がACC位置にある時のキイヘッド6面に
対して磁気結合に適切な角度θで傾斜配設した場合、キ
イヘッド6面がACC位置からSTART位置側へ回動
されて該キイヘッド6面がACC位置から90度にまで
起き上がってしまうと、シリンダ側コイル4の環状の中
心部分を通る磁界方向aが、キイヘッド6面と交差する
方向とならなくなって磁気結合度が低くなってしまうこ
とから、イグニッションキイスイッチのACC位置から
START位置の作動角度θ1を70°〜80°の範囲
に設定することが望ましい。
5がイグニッションキイスイッチのACC(アクセサリ
ー)位置からSTART(スタータ)位置の回動範囲に
ある時に、駆動許可信号が出力されればよいから、例え
ば図1,2に示すように前記シリンダ側コイル4を、キ
イプレート5がACC位置にある時のキイヘッド6面に
対して磁気結合に適切な角度θで傾斜配設した場合、キ
イヘッド6面がACC位置からSTART位置側へ回動
されて該キイヘッド6面がACC位置から90度にまで
起き上がってしまうと、シリンダ側コイル4の環状の中
心部分を通る磁界方向aが、キイヘッド6面と交差する
方向とならなくなって磁気結合度が低くなってしまうこ
とから、イグニッションキイスイッチのACC位置から
START位置の作動角度θ1を70°〜80°の範囲
に設定することが望ましい。
【0020】以上の実施例構造によれば、キイプレート
5をキイシリンダ3のキイ孔3aに挿入し、イグニッシ
ョンキイスイッチのOFF位置からON位置側へ回動す
ると、ACC位置,ON位置,START位置の何れの
回動位置にあっても、シリンダ側コイル4の中心部を通
る磁界方向aが、キイヘッド6面と交差する方向、即
ち、キイヘッド6の面方向に形成されたキイ側コイル8
面と交差する方向となるため、シリンダ側コイル7とキ
イ側コイル8との磁気結合度が高められ、磁気結合を良
好に行わせることができる。
5をキイシリンダ3のキイ孔3aに挿入し、イグニッシ
ョンキイスイッチのOFF位置からON位置側へ回動す
ると、ACC位置,ON位置,START位置の何れの
回動位置にあっても、シリンダ側コイル4の中心部を通
る磁界方向aが、キイヘッド6面と交差する方向、即
ち、キイヘッド6の面方向に形成されたキイ側コイル8
面と交差する方向となるため、シリンダ側コイル7とキ
イ側コイル8との磁気結合度が高められ、磁気結合を良
好に行わせることができる。
【0021】従って、これらシリンダ側コイル4とキイ
側コイル8とが磁気結合し、かつ、共振回路7が共振作
動することによって、該シリンダ側コイル4からエンジ
ンの駆動制御装置9へ駆動許可信号が出力され、エンジ
ン始動を許容することができる。
側コイル8とが磁気結合し、かつ、共振回路7が共振作
動することによって、該シリンダ側コイル4からエンジ
ンの駆動制御装置9へ駆動許可信号が出力され、エンジ
ン始動を許容することができる。
【0022】そして、前述のようにキイヘッド6に設け
る共振回路7は基板型にしてあるため、キイヘッド6の
厚みを可及的に薄くすることができる。
る共振回路7は基板型にしてあるため、キイヘッド6の
厚みを可及的に薄くすることができる。
【0023】一方、このような制御機能上の効果とは別
に、シリンダ側コイル4をキイシリンダ3の端部に傾斜
して配設するため、コラムカバー10の側面傾斜に合わ
せることもできて、外観上コラムカバー10とシリンダ
側コイル4との整合性をとることもできる利点がある。
に、シリンダ側コイル4をキイシリンダ3の端部に傾斜
して配設するため、コラムカバー10の側面傾斜に合わ
せることもできて、外観上コラムカバー10とシリンダ
側コイル4との整合性をとることもできる利点がある。
【0024】なお、本発明はドアロック装置のキイシリ
ンダ装置に適用して、キイプレートの識別による防盗効
果を得るようにすることもできる。
ンダ装置に適用して、キイプレートの識別による防盗効
果を得るようにすることもできる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キイプレ
ートのキイヘッドに設ける共振回路を、キイ側コイルを
キイヘッドの面方向に形成した基板型としてあるため、
キイヘッドの厚みを可及的に薄くすることができて携帯
およびキイ操作時の把持特性を良好にすることができ
る。
ートのキイヘッドに設ける共振回路を、キイ側コイルを
キイヘッドの面方向に形成した基板型としてあるため、
キイヘッドの厚みを可及的に薄くすることができて携帯
およびキイ操作時の把持特性を良好にすることができ
る。
【0026】そして、キイシリンダの端部外周に設けら
れる環状のシリンダ側コイルは、キイプレートをキイ孔
に挿入してキイスイッチのOFF位置からON位置側へ
回動した回動位置で、シリンダ側コイルの環状の中心部
を通る磁界方向が、このキイヘッド面と交差する方向と
なるように傾斜配置してあるから、キイプレートの前記
回動位置で、シリンダ側コイルとキイヘッド面に面方向
に形成されたキイ側コイルとの磁気結合度が高められ
て、これら両コイルの磁気結合を良好に行わせることが
できるから、駆動制御装置の制御作動に些かも支障を来
すことがないという利点がある。
れる環状のシリンダ側コイルは、キイプレートをキイ孔
に挿入してキイスイッチのOFF位置からON位置側へ
回動した回動位置で、シリンダ側コイルの環状の中心部
を通る磁界方向が、このキイヘッド面と交差する方向と
なるように傾斜配置してあるから、キイプレートの前記
回動位置で、シリンダ側コイルとキイヘッド面に面方向
に形成されたキイ側コイルとの磁気結合度が高められ
て、これら両コイルの磁気結合を良好に行わせることが
できるから、駆動制御装置の制御作動に些かも支障を来
すことがないという利点がある。
【図1】本発明の一実施例を示す略示的正面図。
【図2】図1のA矢視図。
【図3】キイヘッドの平面図。
【図4】シリンダ側コイル面とキイヘッド面との相対角
度を変化させた場合の信号感応領域の変化を示す説明
図。
度を変化させた場合の信号感応領域の変化を示す説明
図。
【符号の説明】 3…キイシリンダ 3a…キイ孔 4…シリンダ側コイル 5…キイプレート 6…キイヘッド 7…共振回路 8…キイ側コイル 9…駆動制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 キイシリンダの端部外周にシリンダ側コ
イルを環状に設ける一方、キイプレートのキイヘッド
に、該キイプレートをキイシリンダのキイ孔に挿入した
時に、シリンダ側コイルと磁気結合を得るためのキイ側
コイルを有する共振回路を設け、これらシリンダ側コイ
ルとキイ側コイルとが磁気結合し、かつ、共振回路が共
振作動した時に、シリンダ側コイルから駆動制御装置へ
駆動許可信号を出力するようにしたキイシリンダ装置に
おいて、前記キイヘッドの共振回路を、キイ側コイルを
キイヘッドの面方向に形成した基板型に構成する一方、
シリンダ側コイルを、キイプレートをキイ孔に挿入して
キイスイッチのOFF位置からON位置側へ回動した回
動位置で、該シリンダ側コイルの環状の中心部を通る磁
界方向が、キイヘッド面と交差する方向となるように傾
斜配設したことを特徴とする自動車のキイシリンダ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16948493A JPH0725311A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 自動車のキイシリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16948493A JPH0725311A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 自動車のキイシリンダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725311A true JPH0725311A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15887395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16948493A Pending JPH0725311A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 自動車のキイシリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725311A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6412591B1 (en) | 1998-11-26 | 2002-07-02 | Nsk Ltd. | Electric power steering apparatus |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP16948493A patent/JPH0725311A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6412591B1 (en) | 1998-11-26 | 2002-07-02 | Nsk Ltd. | Electric power steering apparatus |
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