JPH07252008A - テープホルダー - Google Patents

テープホルダー

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Publication number
JPH07252008A
JPH07252008A JP6046099A JP4609994A JPH07252008A JP H07252008 A JPH07252008 A JP H07252008A JP 6046099 A JP6046099 A JP 6046099A JP 4609994 A JP4609994 A JP 4609994A JP H07252008 A JPH07252008 A JP H07252008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive tape
tape
adhesive
holder
tape holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6046099A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kuroshima
黒島隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOEI SEISAKUSHO
Kyoei Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
KYOEI SEISAKUSHO
Kyoei Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYOEI SEISAKUSHO, Kyoei Manufacturing Co Ltd filed Critical KYOEI SEISAKUSHO
Priority to JP6046099A priority Critical patent/JPH07252008A/ja
Publication of JPH07252008A publication Critical patent/JPH07252008A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 目的とする箇所に粘着テープを直接貼着でき
るようにし、その貼着時における粘着力の低下、捻れを
防止する。 【構成】 テープホルダー10は、ドラム部12を有す
る本体11と、カッター部14を有するアーム13とに
より構成される。粘着テープRは、ドラム部12に回転
自在に保持され、且つアーム13に形成されたスライド
面13aに沿って引き出され、引き出された粘着テープ
Rがカッター部14で切断される。スライド面13aに
は、粘着テープRの非粘着面fが接触し、また切断され
た粘着テープRの始端rは突針16によって係止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着テープを保持する
テープホルダーに関し、特に目的とする箇所に粘着テー
プを直接貼着できるようにしたテープホルダーである。
【0002】
【従来の技術】紙の貼合わせなどを行う場合の手段とし
て、ゴム系エラストマーやアクリル樹脂のような粘着剤
をセロハン、ポリ塩化ビニル、織布などの生地に塗布し
て成る粘着テープが利用されている。
【0003】一般に、それらの粘着テープは筒紙などか
ら成る芯に巻回されていて、必要時に必要量ずつ引き出
せるようになっている。
【0004】従来、それら粘着テープを回転自在に保持
し、且つ引き出された粘着テープを所定の箇所で切断で
きるようなテープホルダーが知られている。
【0005】例えば、そのテープホルダーは、図7に示
すように、芯dに巻回された粘着テープRを回転自在に
保持するドラム部1と、引き出された粘着テープRを切
断するカッター部2とを備えており、カッター部2で切
断された粘着テープRの始端rがカッター部2の近傍に
おける平滑面3に粘着するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテープホルダーによれば、その構造上、粘着テープ
を指先で摘んで引き出さなければならないので、この際
に粘着面に皮脂などが付着し、その粘着性が低下してし
まうという欠点がある。
【0007】また、引き出した粘着テープの切断時、或
いはそれを目的の箇所に貼着するまでの間に、それが捻
れて粘着面が互いに粘着し合ってしまうなどの危険性が
多分にあった。
【0008】また、粘着テープは必要量を目分量で引き
出して切断し、そうして目的とする箇所にそれを貼着す
るようにしているので、実際の必要量に対して長すぎた
り、短すぎたりすることがあり、長すぎた場合には貼着
時にハサミなどを用いて余分な長さを切断し、短すぎた
場合には二度貼りしたりしなければならないという煩わ
しさがあった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みて成されたもの
で、目的とする箇所に粘着テープを直接貼着できるよう
にしたテープホルダーを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、芯に巻回された粘着テープを回転自在に保
持するドラム部と、引き出された粘着テープを切断する
カッター部とを備えたテープホルダーに於いて、引き出
された粘着テープの非粘着面と接触するスライド面と、
前記カッター部の近傍に突設された突針とを有し、前記
スライド面に沿って粘着テープが引き出され、前記突針
にカッター部で切断された粘着テープの始端が係止され
るようにしたことを特徴とするテープホルダーを提供す
るものである。
【0011】
【作用】本発明のテープホルダーによれば、粘着テープ
を貼着する箇所、例えば紙面にスライド面を押し付ける
と、突針で係止されていた粘着テープの始端が紙面に粘
着する。
【0012】そこで、紙面にスライド面を押し付けた状
態を保ちながらテープホルダーを移動させてやると、そ
れに伴って粘着テープが引き出され、引き出された粘着
テープがスライド面で加圧されることによって逐次紙面
に粘着していく。
【0013】そして、最後にテープホルダーを起立状態
にして粘着テープにカッター部と突針を刺通し、そうし
てテープホルダーを僅かに捻るようにすると、カッター
部によって粘着テープが切断される。
【0014】このようにして、粘着テープが紙面に直接
貼着されるので、粘着テープの粘着性を低下させること
なくそれを貼着することができる。
【0015】また、引き出された粘着テープは、テープ
ホルダーの移動方向へ逐次貼着されていくので、これが
途中で捻れることはなく、目的の箇所に端から端まで綺
麗に貼着される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明すれば、
図1において符号10がテープホルダーで、Rが粘着テ
ープを示す。
【0017】粘着テープRは、筒紙などから成る芯dに
多層状に巻回されており、その片面は粘着剤が塗布され
た粘着面eとされ、他面は粘着剤の塗布されていない非
粘着面fとされている。
【0018】その粘着テープRは、例えばセロハンテー
プであって、これが図示する如くテープホルダー10に
取り付けられるようにしてある。
【0019】このテープホルダー10は、ドラム部12
を有する本体11と、カッター部14を有するアーム1
3とにより構成されており、そのドラム部12に粘着テ
ープRが回転自在に保持され、引き出された粘着テープ
Rを前記カッター部14で切断できるようになってい
る。
【0020】テープホルダー10の本体11は、例えば
ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂を射出成
形することにより成り、図示する如く略6の字形状を呈
している。
【0021】一方、テープホルダー10のアーム13
は、例えば合成樹脂や木片、或いはアルミニウムなどの
軽質金属から成り、図示するようなスライド面13a、
指当て面13b、及びスリット13cが形成されてい
る。
【0022】スライド面13aは凸状の曲面で、例えば
半径10〜30mmの曲率を示し、ここに引き出された
粘着テープRの非粘着面fが接触するようにしてある。
【0023】また、指当て面13bはスライド面13a
と対峙する位置に形成された凹状の曲面で、例えば半径
5〜50mmの曲率を示し、使用時にあってここに指、
特に人差し指を当てられるようにしてある。
【0024】また、スリット13cは、スライド面13
aと指当て面13bの間に形成されたコ字形状の溝であ
って、ここには一端がカッター部14とされた同形状の
金具15が固着してある。
【0025】次に、図2で明らかにしているように、テ
ープホルダー10の本体11は、一対のプレート11
a,11bで構成され、その一方のプレート11aに外
筒12aが、また他方のプレート11bに内筒12bが
それぞれ設けてある。
【0026】そして、双方のプレート11a,11b
は、外筒12aと内筒12bの嵌合によって連結し合
い、その外筒12aと内筒12bによってドラム部12
が構成される。
【0027】また、アーム13は一方のプレート11a
に固着され、他方にプレート11bに突設されたピン1
7が、そのアーム13に設けた小孔13dに嵌合される
ようにしてある。
【0028】斯くして、アーム13と粘着テープRは、
本体11を構成する一対のプレート11a,11bによ
って挟持され、その分離により粘着テープRを簡易に交
換できるようになっている。
【0029】次に、図3で明らかにしているように、ア
ーム13のスリット13cに固着された金具15の一端
は、鋸刃形状に形成されたカッター部14とされ、この
カッター部14と対峙する金具15の他端には2つの突
針16,16が突設されている。
【0030】なお、そのカッター部14と突針16を有
する金具15は、ステンレス鋼や各種合金、或いはセラ
ミックスや合成樹脂から成り、特にカッター部14と突
針16,16の先端がスリット13cの前面から1〜5
mm程度突出するようにしてある。
【0031】そして、引き出された粘着テープRがカッ
ター部14で切断されるとき、その始端rに突針16,
16が刺通し、切断された粘着テープRを係止するよう
にしてある。
【0032】図4に示すように、切断された粘着テープ
Rの始端rが突針16で係止されているとき、粘着テー
プRにはアーム13のスライド面13aによってテンシ
ョンが与えられるようになるので、そのまま放置しても
粘着テープRの始端rが突針16から離脱してしまうこ
とはない。
【0033】次に、本発明のテープホルダーの使用方法
を説明すると、図5において想像線は初期状態における
テープホルダー10を示し、この状態にあってスライド
面13aは例えば紙面pに押し付けられていて、このと
き粘着テープRの始端rがその紙面pに対して粘着され
る。
【0034】そこで、紙面pをスライド面13aで加圧
しながらテープホルダー10を矢印の方向へ移動させて
やると、それに伴って粘着テープRが引き出され、引き
出された粘着テープRがスライド面13aで加圧される
ことによって逐次紙面pに粘着していく。
【0035】そして、最後にテープホルダー10を実線
に示す如く起立状態にして、粘着テープRにカッター部
14と突針16を刺通し、そうしてテープホルダー10
を僅かに捻るようにすると、カッター部14によって粘
着テープRが切断されるのである。
【0036】なお、粘着テープRが切断されたとき、そ
の始端rは突針16で係止され、スライド面13aに密
着する。
【0037】ところで、本発明の他の実施例として、例
えば図6(a),(b)に示すように、ドラム部を構成
する外筒12a′と内筒12b′、及び小孔13d′と
ピン17′の嵌合によって連結される合成樹脂などから
成る2つのプレート11a′,11b′に、それぞれ同
形のスライド面13a′、指当て面13b′、スリット
13c′を一体成形し、上記実施例と同様の金具を双方
のスリット13c′に着脱できるようにしてもよい。
【0038】また、この構成において、双方のプレート
11a′,11b′に、カッター部と突針も一体成形す
ることが可能である。
【0039】一方、上記実施例によれば、金具15にカ
ッター部14と突針16が形成してあるが、それぞれを
別体としてもよい。
【0040】また、スライド面13aは、上記実施例に
示すような緩やかな曲面とすることが好ましいが、直角
に近い面としてもよい。
【0041】更に、突針16の数は、上記実施例の如く
2つ程度が好ましいものの、1つ或いは3つ以上設ける
ようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明のテープホルダーは、上記の如く
構成されているため、以下に記すような効果を奏する。
【0043】(1)芯に巻回された粘着テープを回転自
在に保持するドラム部と、引き出された粘着テープを切
断するカッター部とを備えたテープホルダーに於いて、
引き出された粘着テープの非粘着面と接触するスライド
面と、前記カッター部の近傍に突設された突針とを有
し、前記スライド面に沿って粘着テープが引き出され、
前記突針にカッター部で切断された粘着テープの始端が
係止されるようにしたことにより、目的とする箇所にス
ライド面を押し付け、テープホルダーを移動させるだけ
で粘着テープを粘着できるので、粘着テープの粘着性を
低下させることなく、その貼着を行えるという優れた効
果を奏する。
【0044】(2)また、引き出された粘着テープは、
スライド面によって逐次紙面などに貼着されるので、粘
着テープが捻れたりすることなく、綺麗に貼着できると
いう優れた効果を奏する。
【0045】(3)また、粘着テープは、テープホルダ
ーの移動量だけ引き出され、そして貼着されるので、長
すぎたり、短すぎたりすることはなく、目的の箇所の端
から端まで一度に正確に貼着することができるという優
れた効果を奏する。
【0046】(4)また、切断時において、粘着テープ
の始端は突針に係止され、スライド面に密着した状態を
保つので、引き出された部分が遊動することはなく、且
つ次の使用における準備も整うという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープホルダーを示す側面図
【図2】同テープホルダーを示す分解図
【図3】同テープホルダーのアームを示す斜視拡大図
【図4】粘着テープが突針に係止された状態を示す側面
概略図
【図5】本発明のテープホルダーの使用状態図
【図6】(a),(b)は本発明の他の実施例を示す分
解図
【図7】従来のテープホルダー示す側面概略図
【符号の説明】
10 テープホルダー 11 本体 11a,11b プレート 12 ドラム部 12a 外筒 12b 内筒 13 アーム 13a スライド面 13b 指当て面 13c スリット 14 カッター部 15 金具 16 突針 R 粘着テープ r 始端 e 粘着面 f 非粘着面 d 芯
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯に巻回された粘着テープを回転自在に
    保持するドラム部と、引き出された粘着テープを切断す
    るカッター部とを備えたテープホルダーに於いて、引き
    出された粘着テープの非粘着面と接触するスライド面
    と、前記カッター部の近傍に突設された突針とを有し、
    前記スライド面に沿って粘着テープが引き出され、前記
    突針にカッター部で切断された粘着テープの始端が係止
    されるようにしたことを特徴とするテープホルダー。
JP6046099A 1994-03-16 1994-03-16 テープホルダー Pending JPH07252008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6046099A JPH07252008A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 テープホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6046099A JPH07252008A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 テープホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07252008A true JPH07252008A (ja) 1995-10-03

Family

ID=12737554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6046099A Pending JPH07252008A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 テープホルダー

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JP (1) JPH07252008A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254149A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Masaharu Oishi 連続貼り付けハンドテープカッター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254149A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Masaharu Oishi 連続貼り付けハンドテープカッター

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Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040608

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20040806

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761