JPH07251587A - 筆記用具 - Google Patents

筆記用具

Info

Publication number
JPH07251587A
JPH07251587A JP6297069A JP29706994A JPH07251587A JP H07251587 A JPH07251587 A JP H07251587A JP 6297069 A JP6297069 A JP 6297069A JP 29706994 A JP29706994 A JP 29706994A JP H07251587 A JPH07251587 A JP H07251587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
refill
writing instrument
closing
instrument according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6297069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2680276B2 (ja
Inventor
Udo Obersteller
オーバーシュテラー ウド
Bruno Kuenzler
キュンツラー ブルーノ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pelikan GmbH
Original Assignee
Pelikan GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19934340760 external-priority patent/DE4340760C2/de
Application filed by Pelikan GmbH filed Critical Pelikan GmbH
Publication of JPH07251587A publication Critical patent/JPH07251587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2680276B2 publication Critical patent/JP2680276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K5/00Pens with ink reservoirs in holders, e.g. fountain-pens
    • B43K5/02Ink reservoirs
    • B43K5/06Ink reservoirs with movable pistons for withdrawing ink from an ink-receptacle
    • B43K5/08Ink reservoirs with movable pistons for withdrawing ink from an ink-receptacle with ink-supplying valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0035Pen-like sprayers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K11/00Filling devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K5/00Pens with ink reservoirs in holders, e.g. fountain-pens
    • B43K5/18Arrangements for feeding the ink to the nibs
    • B43K5/1818Mechanical feeding means, e.g. valves; Pumps
    • B43K5/1827Valves
    • B43K5/1836Valves automatically closing
    • B43K5/1863Valves automatically closing opened by actuation of the rear-side of the pen
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43LARTICLES FOR WRITING OR DRAWING UPON; WRITING OR DRAWING AIDS; ACCESSORIES FOR WRITING OR DRAWING
    • B43L25/00Ink receptacles
    • B43L25/02Ink receptacles with separate dipping-cups
    • B43L25/04Ink receptacles with separate dipping-cups supplied by pressure arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク又は筆記用液体を繰り返し充填するこ
とを可能にし、しかもこの場合、過充填を阻止し、蓄え
室への補充時に過剰のインクを塗布先端部に供給しない
ようにする。 【構成】 リザーブ室3が、自動閉鎖式の弁によって閉
鎖された、外方からアクセス可能な補充口を有してお
り、該補充口に、弁の開放を保つための手段を備えた補
充容器が密に接続可能であり、接続通路8が、基本位置
においては開放される分離弁9によって遮断可能であ
り、該分離弁が操作エレメント12によって補充弁4に
結合されて、分離弁9が、補充弁4の開放前に閉鎖さ
れ、かつ補充弁4の閉鎖後に開放されるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筆記用具、殊に万年筆
であって、インクまたは他の筆記用液体を充填可能な蓄
え室が設けられており、該蓄え室が、接続通路を介して
流れ調節器とペン先とに接続されて、リザーブ室から筆
記用液体を補充可能であり、該リザーブ室が、基本位置
においては閉鎖される補充弁の開口を通って、蓄え室に
接続可能である形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国実用新案登録第862
0385号明細書に基づき公知の、このような形式の筆
記用具の場合、リザーブ室が、通常の筆記姿勢で見て、
蓄え室の上方に配置されている。補充弁の閉鎖エレメン
トが、突き棒に結合されている。この突き棒の、塗布尖
端部とは反対側の端部がリザーブ室から外方に向かって
案内されて、この突き棒端部を押さえることによって、
閉鎖エレメントを先ず開放位置に運動させ、次いで新た
に閉鎖位置に運動させることができる。この公知の筆記
用具の場合、補充弁の閉鎖位置においては、専ら蓄え室
の容積が有効である。従って、できるだけ大きな閉鎖空
気量が毛細管系の補償能力によって塗布先端部に確実に
形成されて、不均一なインク流や汚い字面をもたらすこ
とがないように、蓄え室を構成することができる。蓄え
室のインクが空の状態になったときは、補充弁が開放さ
れることにより、この蓄え室に新たにインクがリザーブ
室から充填される。このような公知の筆記用具の欠点
は、この筆記用具は再びインクを充填することができ
ず、従って、蓄え室およびリザーブ室のインクが使い果
たされた時にはこの筆記用具を廃棄しなければならない
ことである。
【0003】米国特許第2646777号明細書に基づ
き公知の補充可能な筆記用具の場合には、蓄え室の、ペ
ン先とは反対側の端部が、ピストンポンプを備えてい
る。このピストンポンプは、蓄え室から突出した吸い込
み管によって操作可能である。蓄え室にインクを補充す
るためには、この吸い込み管がインク容器内に進入させ
られ、筆記用具の上下運動によってピストンポンプが操
作される。この場合の欠点は、インク補充時に蓄え室内
で上昇した圧力によって、インク調節器内に存在するイ
ンクがペン先に出るので、筆記用具の外面と取扱い者の
指とがインクで汚されてしまう恐れがあることである。
同様に、蓄え室とインク調節器のインク室との過充填が
生じやすい。これにより、筆記開始時には字面が汚くな
る。さらに、この公知の筆記用具の取扱いは煩わしく、
蓄え室から突出した吸い込み管は、付加的な保護スリー
ブの配置を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の筆記用具を改良して、インク又は筆記用
液体を繰り返し充填することができ、しかもこの場合、
過充填の恐れがなく、蓄え室への補充時に過剰のインク
が塗布先端部に供給されることがないような筆記用具を
提供することである。
【0005】
【発明の効果】この課題を解決するために本発明の構成
では、リザーブ室が、自動閉鎖式の弁によって閉鎖され
た、外方からアクセス可能な補充口を有しており、該補
充口に、弁の開放を保つための手段を備えた補充容器が
密に接続可能であり、接続通路が、基本位置においては
開放される分離弁によって遮断可能であり、分離弁が操
作エレメントによって補充弁に結合されて、分離弁が、
補充弁の開放前に閉鎖され、かつ補充弁の閉鎖後に開放
されるようにした。
【0006】本発明による筆記用具の場合、新たにイン
クを充填しようとするリザーブ室が、補充弁または分離
弁によって常にペン先と流れ調節器とから分離されてい
る。従って本発明による筆記用具は、新たな充填時に
は、リザーブ室および場合によっては付加的に蓄え室が
収容できる量と同じ量のインクしか収容することはでき
ない。インクがペン先に出る結果をもたらすような過剰
充填は起こり得ない。同じことがリザーブ室から蓄え室
内へのインクの充填時にも言える。それというのは、補
充弁の開放前に、ペン先に通じる接続通路が分離弁によ
って閉鎖され、補充弁の閉鎖後に初めて再び開放される
からである。従って、インクの新たな充填時、または大
気圧の変化または温度の変化により生ぜしめられるよう
な、大気圧に対するリザーブ室内の圧力の増大が、ペン
先と流れ調節器の毛細管系とにおけるインクの過剰供給
を招くことはない。蓄え室には補充弁の操作によって、
簡単にリザーブ室からインクを再び充填することができ
るので、この蓄え室は、流れ調節器の圧力補償能力の大
きさに最適に適合することができる。これに対してリザ
ーブ室はこのこととは無関係に、筆記用具の外寸法が許
すような大きさに構成することができる。
【0007】補充弁を操作したあと、分離弁が新たに開
くまえに蓄え室内の圧力を低下させるために、本発明の
有利な構成では、補充弁の閉鎖後に、かつ、分離弁の開
放前に、蓄え室の容積の増大を生ぜしめるような手段が
設けられている。これにより、分離弁の開放時にペン先
にインクが押し退けられるのが阻止される。簡単な手段
としては例えば、補充弁の閉鎖エレメントがピストンと
して形成されており、該ピストンが補充弁の閉鎖位置に
おいて軸線方向に運動可能であるようにしてよい。
【0008】両弁の操作は、本発明によれば、補充弁の
閉鎖エレメントと分離弁の閉鎖エレメントとが、共通の
突き棒に固定されており、突き棒の、分離弁を閉鎖する
ための操作距離が、補充弁を開放するための操作距離よ
りも小さく寸法設定されていることによって簡単に行わ
れる。この場合、分離弁の閉鎖エレメント及び又は補充
弁の閉鎖エレメントが、突き棒に対して軸線方向に運動
可能であってもよい。これによりそれぞれの閉鎖エレメ
ントの閉鎖距離と突き棒の操作距離との差が補償され
る。
【0009】本発明のさらに別の有利な構成では、分離
弁の閉鎖エレメントが弾性変形可能なホースから成って
おり、該ホースが、補充弁の閉鎖エレメントに固定され
ていて、ホースの自由端が、接続通路の流入端部に設け
られた弁座に圧着可能である。分離弁をこのような構成
にすると、特に製造・組み付け手間と摩耗し易さとが減
じられる。
【0010】本発明のさらに別の有利な構成では、補充
弁及び又は分離弁が、円筒形の孔によって形成された座
面を備えた弁座を有しており、該座面に、閉鎖エレメン
トが差し込み可能であり、この座面において、閉鎖エレ
メントが制限されて軸線方向に運動可能である。
【0011】開放された補充弁及び又は開放された分離
弁とを通るインク流は、本発明のさらに別の有利な構成
によれば、弁座に、貫流方向に延びるリブが隣接してい
ることによって改善される。これらのリブは表面張力を
阻止して、個々の滴が弁の貫流開口域に付着するのを防
止する。
【0012】補充弁とリザーブ弁とを操作するために、
リザーブ室の前記ペン先とは反対側の端部を閉鎖する押
しボタンが設けられていると有利である。この押しボタ
ンが圧縮ばねに支持されており、該圧縮ばねによって押
しボタンが基本位置に保持されており、該基本位置にお
いて、補充弁が閉鎖されているかもしくは分離弁が開放
されていてよい。押しボタンが衝撃状に操作されないと
有利であることが判っている。本発明によれば、このこ
とは、押しボタンに設けられた雄ねじ山が、スリーブ状
の回転ノブのねじ山付き孔に螺合しており、押しボタン
が、回転ノブの回転により軸線方向運動可能であること
により得られる。さらに、リザーブ室を制限する押しボ
タンの有効横断面積が、リザーブ室を蓄え室から分離す
る、補充弁の閉鎖エレメントの有効横断面積よりも大き
いと、有利であることが判っている。こうして、押しボ
タンの操作時に、リザーブ室の容積が少しだけ減じられ
る。このことは筆記用液体が蓄え室に移るのを助成する
ような僅かな圧力増大をもたらす。押しボタンを緩める
と状況が元に戻り、蓄え室内の出発圧力とリザーブ室内
の出発圧力とが再び得られる。
【0013】本発明のさらに別の有利な構成では、外方
からアクセス可能な補充開口が、押しボタンの真ん中の
孔によって形成されており、該孔がリザーブ室に接続さ
れていて、自動閉鎖式の弁を収容している。
【0014】本発明のさらに別の有利な構成によれば、
補充開口に設けられた弁の閉鎖エレメントが、エラスト
マー材料から成る壁またはダイヤフラムから成ってい
て、自動閉鎖式の前穿刺された開口を有しており、該開
口に補充容器の中空ニードルが外方から穿通可能であ
る。これにより、簡単な手段によって、補充容器とリザ
ーブ室との密な接続が可能になる。この場合、カバーま
たは比較可能な閉鎖部材を緩めることによってリザーブ
室を開放しないですむ。従って、リザーブ室へのインク
補充は簡単かつきれいに行うことができる。中空ニード
ルを通して、交互に、インクがリザーブ室内に吐出さ
れ、空気がリザーブ室から吸い取られる。さらに、閉鎖
エレメントを有する領域が、補充のために設けられた補
充容器のガイドエレメントを位置決めするために役立
つ、閉鎖エレメントに対して同心的なガイド面を有して
いてもよい。閉鎖エレメントを保護し、この閉鎖エレメ
ントに接触するのを回避するために、閉鎖エレメントが
孔内に配置されており、該孔の直径が充填容器の中空ニ
ードルの外径よりも僅かだけ上回っている。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面につき詳しく説
明する。
【0016】図示の万年筆は管状の軸部1を有してい
る。この軸部は蓄え室2とリザーブ室3とを有してい
る。これらの蓄え室とリザーブ室とは補充弁4によって
互いに分離されている。蓄え室2に隣り合う前記軸部1
の端部5には、詳しくは図示されていないペン先6が取
り付けられている。このペン先は、毛細管通路と補償室
とを有するインク調節器7を有している。このインク調
節器は塗布機構、例えばペン先を蓄え室2に接続してい
る。インク調節器7は孔8を介して蓄え室2に接続され
ている。この孔は、分離弁9によって閉鎖可能である。
この分離弁9は、エラストマー材料から成るホース状の
閉鎖エレメント10と、孔8に隣接する円錐形の座面1
1とから形成されている。この座面には、閉鎖エレメン
ト10が圧着されるようになっている。この閉鎖エレメ
ント10は、蓄え室2内に突入する、突き棒13の突き
棒端部12を取り囲んでいる。この突き棒は、補充弁4
の閉鎖エレメント14を支持している。閉鎖エレメント
10を固持するために、突き棒端部12は膨隆部15を
有している。この膨隆部を閉鎖エレメント10が弾性的
に取り囲んでいる。軸線方向において、閉鎖エレメント
10は付加的に閉鎖エレメント14に支持されている。
座面11は、蓄え室2内部においてリブ35の隣に位置
している。これらのリブは、開かれた分離弁を通るイン
クの貫流を助成する。
【0017】閉鎖エレメント14は円筒形のピストンの
形を有している。このピストンの周面に設けられた環状
溝が、シールリング16を支持している。このシールリ
ング16は、円筒形の孔によって形成された座面17に
接触している。この座面はスリーブ状エレメント18に
形成されている。このスリーブ状エレメントは、蓄え室
2とリザーブ室3との間の隔壁を形成している。
【0018】突き棒13の前記閉鎖エレメント10とは
反対側の端部19は押しボタン20に固定されている。
この押しボタンは、軸部1の前記ペン先6とは反対側の
端部で、スリーブ状の支持エレメント21に軸線方向運
動可能に支承されている。この押しボタン20は長手方
向孔22を有している。この長手方向孔には、横断面十
字形に形成された前記突き棒の端部19が係合してい
る。軸線方向において、この端部19は突起23によっ
て保持されている。これらの突起は、押しボタン20の
壁のアンダカットされたスリットに係合している。押し
ボタン20の周面に設けられた切欠き24には圧縮ばね
25が配置されている。この圧縮ばね25の一方の端部
は押しボタン20に支持され、他方の端部は支持エレメ
ント21に支持されている。これにより、この圧縮ばね
は押しボタン20を図示の位置に保持している。この位
置では、押しボタンは支持エレメント21から突出して
おり、切欠き24を仕切るストッパ面26で、切欠き2
4内に突入する前記支持エレメント21のカラー27に
接触している。支持エレメント21は円筒形の孔28を
有している。この孔では、押しボタン20の前記リザー
ブ室に向いた端部がスライドシールリング29によって
シールされている。
【0019】支持エレメント21は軸部1の開いた端部
に挿入されて、軸部1に対してシールリング30によっ
てシールされている。軸部1内に固定するために、支持
エレメント21にはばね舌片31が形成されている。こ
れらのばね舌片の端部に設けられた突起が、軸部1の壁
に設けられた切欠き32に係合している。
【0020】リザーブ室3にインクを補充するために、
押しボタン20の長手方向孔22には、エラストマー材
料から成る壁33が配置されている。この壁は、外方か
ら狭い孔34を通ってアクセス可能であり、前穿刺され
た開口55を有している。この開口は、材料の収縮特性
によって閉じた状態で維持されている。この孔34を通
って、壁33の開口55は補充容器の中空ニードルによ
って穿通され、次いでこの中空ニードルを通してリザー
ブ室に新たにインクを充填することができる。新たなイ
ンクの充填時に押し退けられた空気は、補充容器内の圧
力を絶えず交換することによって、断続的に中空ニード
ルを介して吸い取られる。壁33は補充時に中空ニード
ルをシールし、自動閉鎖式の弁のように振る舞う。この
壁は中空ニードルが引き抜かれたあとすぐに再び固く収
縮して、開口55とリザーブ室3とがすぐに再び密に閉
鎖されるようになっている。補充ホルダの中空ニードル
を孔34に対して正確に整合可能にするために、押しボ
タン20は同心的な環状溝37を備えている。この環状
溝には、補充容器の前記中空ニードルを取り囲むガイド
管が差し込まれる。
【0021】このような万年筆の場合、蓄え室2内のイ
ンクが消費されると、押しボタン20を操作することに
よって、リザーブ室3からインクを補充することができ
る。このような動作時には、先ず分離弁9が閉鎖され、
ひいては蓄え室2とインク調節器7との接続が遮断され
る。この場合、閉鎖エレメント10が座面11に圧着さ
れる。分離弁9の閉鎖後には、押しボタン20がさらに
押し込まれることにより、閉鎖エレメント10が長手方
向に弾性的に押圧され、補充弁4が開放される。この場
合、閉鎖エレメント14のシールリング16が座面17
から進出するので、インクはリザーブ室3から蓄え室2
内に流入することができる。蓄え室2内部で座面17に
隣接して設けられたリブ36によって、インクの後流入
が容易になる。このような動作時には蓄え室2が外方に
向かって分離弁9によって閉じられているので、補充弁
4の開放前にリザーブ室3内に存在する過剰圧が不都合
に作用することはない。
【0022】確認窓を通して確認可能なように、蓄え室
2に再びインクが充填されると、押しボタン20が緩め
られる。これによりこの押しボタンは圧縮ばね25によ
って再び出発位置に戻される。この場合、先ず補充弁4
が閉じられ、このあと初めて分離弁9が開放される。分
離弁9の開放前および開放動作時に既に、補充弁4の閉
鎖エレメント14の運動が蓄え室2の容積の拡大を生ぜ
しめ、これにより、蓄え室2における圧力減小のために
役立つ。分離弁9の開放時にインクがインク調節器内に
不都合に押し込まれるのを阻止するには、このような圧
力減小で十分である。
【0023】別個のリザーブ室3無しの充填可能な筆記
用具を提供しようとする場合には、スリーブ状エレメン
ト18を省けば十分である。筆記用具のこのような簡単
な変化形において、壁33に設けられた開口を通して筆
記用液体を充填するときに、分離弁9の閉鎖を保証する
ためには、押しボタン20を押し込むことによって分離
弁9が閉鎖位置に達して初めて、中空ニードルが壁33
を貫通することができるように構成すると有利である。
このことは例えば、環状溝37に係合する前記充填容器
のガイド管が、この充填容器に対してシフト可能であり
圧縮ばねに支持されていることによって達成される。こ
の場合、この圧縮ばねのばね力は押しボタン20に設け
られた圧縮ばね25のばね力よりも大きい。
【0024】図3に示した万年筆の実施例は、補充弁4
の構造が異なる他は、図1および図2に示した実施例と
同じである。この図3に示した実施例の場合、補充弁4
は閉鎖エレメント38を有している。この閉鎖エレメン
トは、蓄え室2内に配置された圧縮ばね39によって弁
座40に圧着される。この弁座40は環状のカラーによ
ってスリーブ41の孔に形成されている。このスリーブ
41は軸部1に液密に固定され、蓄え室2をリザーブ室
3から分離している。閉鎖エレメント38は、弁板42
とシールエレメント43とから成っている。弁板42に
は圧縮ばね39が支持されており、シールエレメント4
3のシール面の外縁部が、図示の閉鎖位置において弁座
40に接触している。
【0025】弁板42とシールエレメント43とに設け
られた真ん中の貫通孔を通って、円筒形のピン44が延
びている。このピンは、突き棒13と突き棒端部12と
を固く結合している。シールエレメント43の孔にはピ
ン44がシールされている。このピン44は、突き棒1
3および突き棒端部12よりも小さな直径を有してお
り、突き棒13と突き棒端部12とは、互いに向き合う
半径方向の両ストッパ面45,46とを形成している。
これらの両ストッパ面の間で、閉鎖エレメント38がピ
ン44に沿って軸線方向でシフト可能である。両ストッ
パ面45,46の相互間隔は、閉鎖エレメント38の軸
線方向長さと分離弁9の閉鎖距離との合計よりも少しだ
け大きい。
【0026】図3においては、補充弁4は閉じた状態
で、分離弁9は開いた状態で示されている。ストッパ面
46は弁板42に当て付けられて、突き棒13はこのよ
うな位置で圧縮ばね25によって保持されている。この
圧縮ばねは突き棒13に結合された押しボタン20に支
持されている。補充弁4および分離弁9のこのような位
置では、リザーブ室3は蓄え室2から分離され、この蓄
え室2は開いた分離弁9とインク調節器7とを介してペ
ン先に接続されている。リザーブ室3から蓄え室2にイ
ンクを補充したい場合には、押しボタン20を操作する
ことによって、突き棒13がピン44と突き棒端部12
と閉鎖エレメント10と一緒に左に向かって運動させら
れる。閉鎖エレメント38はその位置を変えない。それ
というのはこの閉鎖エレメント38は圧縮ばね39によ
って固持されているからである。ピン44は閉鎖エレメ
ント38を通ってスライドして、ストッパ面46が弁板
42から遠ざかり、これに対して、ストッパ面45がシ
ールエレメント43に接近する。ストッパ面45がシー
ルエレメント43に達する前に、閉鎖エレメント10の
端部が座面11に接触する。これにより、分離弁9が閉
じる。閉鎖エレメント10が軸線方向で押圧されるよう
な、突き棒13の操作運動がさらに続くと、ストッパ面
45がシールエレメント43に達し、このシールエレメ
ントは圧縮ばね39を圧縮しながらやはり左に向かって
運動する。これにより、補充弁4は開放される。リザー
ブ室3から出たインクは今やリブ36の毛細管作用によ
って助成されて、蓄え室2内に達する。この場合、リザ
ーブ室3内の圧力が高くなった場合にインクがインク調
節器7とペン先とに押し出されるのを、閉じた分離弁9
が阻止する。蓄え室2にインクが充填されると、押しボ
タン20が緩められたあと、圧縮ばね25,39によっ
て補充弁4と分離弁9とが逆の順序で再び出発位置に戻
される。
【0027】図4に示された実施例の場合、押しボタン
20が直接的にではなく、すなわち例えば軸線方向の指
圧によって運動させられるのではなく、回転ノブ47に
よって運動させられる。この回転ノブは、軸部1の開い
た端部に回転可能に固定されている。この回転ノブ47
はスリーブの形を有している。このスリーブは押しボタ
ン20を取り囲んでおり、ねじ山48によって押しボタ
ン20に結合されている。軸線方向において回転ノブ4
7は支持エレメント21に支承されている。このために
支持エレメント21の後端部は、半径方向内側に向かっ
て突出したカラー49を有している。このカラーは回転
ノブ47の周面に設けられた環状溝に係合している。支
持エレメント21はカラー49の領域でスリットを有し
ている。これにより、支持エレメント21と回転ノブ4
7とが互いに内外に差し込まれるのが容易になる。軸部
1内への支持エレメント21の組み付け位置では、カラ
ー49が軸部1によって半径方向の拡開を防止されるの
で、回転ノブ47が緩むことはない。押しボタン20の
外側の端部と回転ノブ47の外側の端部との間には、図
2に示した実施例と同様に、リザーブ室3に接続可能な
補充容器のガイド管を収容するための環状溝37が設け
られている。環状溝37の底面50は、回転ノブ47に
位置しており、押しボタン20の内方に向いた運動のた
めのストッパとして役立ち、さらにガイド管の差し込み
深さを制限するためにも役立つ。
【0028】押しボタンの外側に設けられたねじ山を切
る長手方向溝52に係合する突起51によって、押しボ
タン20は支持エレメント21に対して回動を防止され
ている。回転ノブ47が図4の右から左に向かって見
て、時計回りに回転すると、押しボタン20は左に向か
って動き、前に述べたように、突き棒13を介して補充
弁4と分離弁9とが操作される。終端位置では、押しボ
タン20のストッパ面は底面50に当て付けられてい
る。補充弁4が開放されるこのような位置においては、
壁33によって形成された弁の内方に向いたシフトは、
補充容器の中空ニードルを取り囲むガイド管が、ストッ
パ面として形成された底面50に当接したときに、この
弁に補充容器の中空ニードルがもはや届かなくなるまで
行われている。こうして、補充弁4が開いているときに
は、リザーブ室3へのインクの充填が、このために設け
られた壁33を介して行われないことが保証される。こ
れにより、万年筆へのインク充填時に生ぜしめられ得る
ような比較的高い圧力がリザーブ室3にだけ生じて蓄え
室2には生じないことが回避される。補充弁4が閉じら
れて、リザーブ室3へのインクの充填が可能であるよう
な、図4に示した基本位置に押しボタン20を戻すため
には、回転ノブ47が時計回りとは反対方向に戻し回転
される。
【0029】回転ノブによる押しボタン20の操作の利
点は、充填弁4と分離弁9とを衝撃状にではなく、つま
り、例えば万年筆の押しボタン側の端部を突くことには
よらずに操作することができることである。これによ
り、このような動作時にインクに作用する質量力がペン
先に望ましくないインク搬送を生ぜしめる恐れが回避さ
れる。
【0030】図5に示された充填装置は、図1〜図4に
示された万年筆にインクを充填するために設けられてい
る。この充填装置は容器61から成っている。この容器
は、弾性変形可能な中空体62と形状安定性の被覆体6
3とから構成されている。中空体62は円筒形の壁64
と、僅かに外方に向かって湾曲した底部65と、円錐台
形のカバー66とを有している。このカバーに続いて円
筒形のネック67が設けられている。ネック67は、外
面にねじ山68を備えている。被覆体63は円錐台形の
壁69と、雌ねじ山71を備えたキャップ70とを有し
ている。この雌ねじ山はネック67に螺合しており、こ
のネックを密に閉鎖している。壁69の傾斜はカバー6
6に対応しており、この壁の外縁部はカバー66の縁部
に固く接触している。
【0031】キャップ70の底部72は凹部73を備え
ている。この凹部は、ネック67内に突入する、円筒形
の壁区分によって形成されている。凹部73に設けられ
た孔74には、スリーブ状の挿入体75が固定されてい
る。この挿入体は、弁76と、中空ニードルとして形成
された充填管77とを有している。この弁76は、円筒
形の板として形成された壁78から成っている。この壁
にはスリーブ状の付加部79が一体成形されている。円
筒軸線に沿って、壁78はニードルによって穿通されて
いる。これにより、自動閉鎖式の弁孔が形成される。こ
の壁78は、リング部分によって挿入体75内に保持さ
れている。この充填管77は、壁78の前記容器61の
内室とは反対側に配置されており、この充填管の一方の
端部が付加部79の孔において案内されている。真ん中
には、充填管77がばね皿81に結合されている。この
ばね皿は挿入体75の環状カラー82に当接可能であ
り、このばね皿の円筒形のガイド区分が、この環状カラ
ーにおいて案内されている。ばね皿81と壁78との間
に、圧縮ばね83が配置されている。挿入体75の外側
の端部はガイドスリーブ84を形成している。このガイ
ドスリーブは充填管77の外側の端部を間隔をおいて取
り囲んでいる。
【0032】図5の下半分には、充填管77が基本位置
において示されている。この基本位置では、弁76は閉
じられている。このような位置では、充填管77はプレ
ロード、すなわち予荷重をかけられた圧縮ばね83によ
ってばね皿81と一緒に環状カラー82に当て付けられ
ている。
【0033】図2〜図4に示した万年筆のリザーブ室3
に容器61からインクを充填したい場合には、容器61
のガイドスリーブ84が、万年筆の端部に設けられた押
しボタン20に被せ嵌められ、充填管77の長手方向に
運動させられる。ガイドスリーブ84が環状溝37に係
合し、充填管77の前記ばね皿81から突出した外側の
端部が孔34と壁33の開口55を貫通する。克服しよ
うとする摩擦力がプレロードをかけられた圧縮ばね83
によって受け止められる。ばね皿81の外側の端部が押
しボタン20の端面に当接するとすぐに、圧縮ばね83
の力が克服されるので、充填管77が壁78をも穿通
し、図5の上半分に示した位置に達する。容器1の内室
は今や充填管77によってリザーブ室3に接続されてい
る。弾性変形可能な底部65を断続的に押し込むことに
よって、インクを容器61からリザーブ室3に供給し、
空気をリザーブ室3から容器61に供給することができ
る。充填動作終了後には、容器61が万年筆から引き出
される。このとき、圧縮ばね83の作用によって、ばね
皿81が環状カラー82に当接し、ひいては壁78によ
って形成された弁76が既に閉じられて初めて、ガイド
管77の外側の端部が壁78から引き出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による万年筆の実施例の、貯え室および
隣接部分を示した縦断面図である。
【図2】図1に示した万年筆の、ペン先とは反対側の端
部を示した縦断面図である。
【図3】本発明による万年筆の別の実施例の、貯え室お
よび隣接部分を示した縦断面図である。
【図4】回転ノブを備えた、本発明による万年筆のさら
に別の実施例の、ペン先とは反対側の端部を示した縦断
面図である。
【図5】図1〜図4に示した万年筆にインクを充填する
ための充填装置を示した横断面図である。
【符号の説明】
1 軸部、 2 蓄え室、 3 リザーブ室、 4 補
充弁、 5 端部、6 ペン先、 7 インク調節器、
8 孔、 9 分離弁、 10 閉鎖エレメント、
11 座面、 12 突き棒端部、 13 突き棒、
14 閉鎖エレメント、 15 膨隆部、 16 シー
ルリング、 17 座面、 18 スリーブ状エレメン
ト、 19 端部、 20 押しボタン、 21 支持
エレメント、 22 長手方向孔、 23 突起、 2
4 切欠き、 25 圧縮ばね、 26 ストッパ面、
27 カラー、 28 孔、 29 スライドシール
リング、 30 シールリング、 31 ばね舌片、
32 切欠き、 33壁、 34 孔、 35,36
リブ、 37 環状溝、 38 閉鎖エレメント、 3
9 圧縮ばね、 40 弁座、 41 スリーブ、 4
2 弁板、 43 シールエレメント、 44 ピン、
45,46 ストッパ面、 47 回転ノブ、 48
ねじ山、 49 カラー、 50 底面、 51 突
起、 52 長手方向溝、 55 開口、 61 容
器、 62 中空体、 63 被覆体、 64 壁、
65 底部、 66 カバー、 67 ネック、 68
ねじ山、 69 壁、 70 キャップ、 71 雌
ねじ山、 72 底部、 73 凹部、 74 孔、
75 挿入体、 76 弁、 77 充填管、 78
壁、 79 付加部、 80 リング、 81 ばね
皿、 82 環状カラー、 83 圧縮ばね、 84
ガイドスリーブ、 88 壁

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記用具、殊に万年筆であって、インク
    または他の筆記用液体を充填可能な蓄え室(2)が設け
    られており、該蓄え室が、接続通路(8)を介して流れ
    調節器(7)とペン先(6)とに接続されて、リザーブ
    室(3)から筆記用液体を補充可能であり、該リザーブ
    室が、基本位置においては閉鎖される補充弁(4)の開
    口を通って、蓄え室(2)に接続可能である形式のもの
    において、リザーブ室(3)が、自動閉鎖式の弁(3
    3)によって閉鎖された、外方からアクセス可能な補充
    口(22,34)を有しており、該補充口に、弁(3
    3)の開放を保つための手段を備えた補充容器が密に接
    続可能であり、接続通路(8)が、基本位置においては
    開放される分離弁(9)によって遮断可能であり、分離
    弁(9)が操作エレメント(12)によって補充弁
    (4)に結合されて、分離弁(9)が、補充弁(4)の
    開放前に閉鎖され、かつ補充弁(4)の閉鎖後に開放さ
    れるようになっていることを特徴とする、筆記用具。
  2. 【請求項2】 補充弁(4)の閉鎖後に、かつ、分離弁
    (9)の開放前に、蓄え室(2)の容積の増大を生ぜし
    めるような手段が設けられている、請求項1記載の筆記
    用具。
  3. 【請求項3】 補充弁(4)の閉鎖エレメント(14)
    がピストンとして形成されており、該ピストンが補充弁
    (4)の閉鎖位置において軸線方向に運動可能である、
    請求項1または2記載の筆記用具。
  4. 【請求項4】 補充弁(4)の閉鎖エレメント(14)
    と分離弁(9)の閉鎖エレメント(10)とが、共通の
    突き棒(13)に固定されており、突き棒(13)の、
    分離弁(9)を閉鎖するための操作距離が、補充弁
    (4)を開放するための操作距離よりも小さく寸法設定
    されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の
    筆記用具。
  5. 【請求項5】 分離弁(9)の閉鎖エレメント(10)
    及び又は補充弁(4)の閉鎖エレメント(38)が、突
    き棒(13)に対して軸線方向に運動可能である、請求
    項4記載の筆記用具。
  6. 【請求項6】 分離弁(9)の閉鎖エレメント(10)
    が弾性変形可能なホースから成っており、該ホースが、
    補充弁(4)の閉鎖エレメント(14)に固定されてい
    て、ホースの自由端が、接続通路(7,8)の流入端部
    に設けられた弁座(11)に圧着可能である、請求項1
    から5までのいずれか1項記載の筆記用具。
  7. 【請求項7】 補充弁(4)及び又は分離弁(9)が、
    円筒形の孔によって形成された座面(17)を備えた弁
    座を有しており、該座面に、閉鎖エレメント(14)が
    差し込み可能であり、この座面において、閉鎖エレメン
    ト(14)が制限されて軸線方向に運動可能である、請
    求項1から6までのいずれか1項記載の筆記用具。
  8. 【請求項8】 補充弁(4)の弁座(17)及び又は分
    離弁(9)の弁座(11)に、貫流方向に延びるリブ
    (35,36)が隣接している、請求項1から7までの
    いずれか1項記載の筆記用具。
  9. 【請求項9】 操作のために、補充弁(4)と分離弁
    (9)とが、突き棒(13)によって押しボタン(2
    0)に結合されており、該押しボタンが、リザーブ室
    (3)の前記ペン先(6)とは反対側の端部を閉鎖して
    いる、請求項1から8までのいずれか1項記載の筆記用
    具。
  10. 【請求項10】 押しボタン(20)が圧縮ばね(2
    5)に支持されており、該圧縮ばねによって押しボタン
    が基本位置に保持されており、該基本位置において、補
    充弁(4)が閉鎖されているかもしくは分離弁(9)が
    開放されている、請求項1から1から9までのいずれか
    1項記載の筆記用具。
  11. 【請求項11】 押しボタン(20)に設けられた雄ね
    じ山が、スリーブ状の回転ノブ(47)のねじ山付き孔
    に螺合しており、押しボタンが、回転ノブ(47)の回
    転により軸線方向運動可能である、請求項9記載の筆記
    用具。
  12. 【請求項12】 回転ノブ(47)がストッパ面を有し
    ており、該ストッパ面に、補充容器のガイドエレメント
    が軸線方向に当接可能であり、ストッパ面の位置とガイ
    ドエレメントの長さとが互いに調和されて、補充容器が
    補充弁の閉鎖時にだけリザーブ室に接続可能である、請
    求項11記載の筆記用具。
  13. 【請求項13】 リザーブ室(3)を制限する押しボタ
    ン(20)の有効横断面積が、リザーブ室(3)を蓄え
    室(2)から分離する、補充弁(4)の閉鎖エレメント
    (14)の有効横断面積よりも大きい、請求項1から1
    2までのいずれか1項記載の筆記用具。
  14. 【請求項14】 補充口が、押しボタン(20)の真ん
    中の孔(22)によって形成されており、該孔が自動閉
    鎖式の弁(33)を有している、請求項1から13まで
    のいずれか1項記載の筆記用具。
  15. 【請求項15】 補充口(22,34)の自動閉鎖式の
    弁(33)が、エラストマー材料から成る壁またはダイ
    ヤフラムから成っていて、自動閉鎖式の前穿刺された開
    口(55)を有しており、該開口に中空ニードルが外方
    から穿通可能である、請求項14記載の筆記用具。
  16. 【請求項16】 弁(33)が、孔(34)内に沈め込
    まれて配置されており、該孔の直径が、補充容器の中空
    ニードルの外径よりも僅かだけ上回っている、請求項1
    4または15記載の筆記用具。
  17. 【請求項17】 弁(33)に対して同心的なガイド面
    (37)が設けられており、該ガイド面が、補充容器の
    ガイドエレメントの位置決めのために役立つ、請求項1
    4から16までのいずれか1項記載の筆記用具。
  18. 【請求項18】 請求項1から17までのいずれか1項
    記載の筆記用具のリザーブタンク(3)に筆記用液体を
    充填するための充填装置であって、該充填装置が、容器
    (61)と充填管(77)とから成っており、該充填管
    によって、容器(61)の内室が、その都度充填しよう
    とするリザーブ室(3)に接続可能である形式のものに
    おいて、容器(61)が、自動閉鎖式の弁(76)によ
    って閉鎖されており、弁(76)が、リザーブ室(3)
    への充填管(77)の接続時に、該充填管に支持可能な
    操作エレメント(81)によって、開放位置に運動可能
    であり、容器(61)が、該容器の内室における圧力を
    交互に増減するための手段(65)を有していることを
    特徴とする、充填装置。
JP6297069A 1993-11-30 1994-11-30 筆記用具及び筆記用具のリザーブタンクの充填装置 Expired - Fee Related JP2680276B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4340760.9 1993-11-30
DE4340658.0 1993-11-30
DE4340658 1993-11-30
DE19934340760 DE4340760C2 (de) 1993-11-30 1993-11-30 Schreibgerät, insbesondere Füllhalter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07251587A true JPH07251587A (ja) 1995-10-03
JP2680276B2 JP2680276B2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=25931624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6297069A Expired - Fee Related JP2680276B2 (ja) 1993-11-30 1994-11-30 筆記用具及び筆記用具のリザーブタンクの充填装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5888008A (ja)
EP (2) EP0655350B1 (ja)
JP (1) JP2680276B2 (ja)
DE (2) DE59405170D1 (ja)
ES (2) ES2113035T3 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003502180A (ja) * 1999-06-14 2003-01-21 インターナショナル ペーパー カンパニー 少なくとも1つのポリマー/ナノクレイ複合層を含む多層樹脂/紙ラミネート構造体およびそれによって製造されたパッケージング材料
JP2013043304A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Mitsubishi Pencil Co Ltd 補充具および補充具を備えた筆記具セット

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6531669B1 (en) * 2001-05-02 2003-03-11 Rockwell Collins, Inc. Method and system for illuminating a mechanical rotary push-button switch
JP4559015B2 (ja) 2002-04-08 2010-10-06 株式会社小森コーポレーション 版保持装置
KR20050104416A (ko) * 2003-03-04 2005-11-02 미쓰비시 엔피쯔 가부시키가이샤 수정펜용 리필, 및 리필 유닛
JP4442798B2 (ja) * 2003-03-04 2010-03-31 三菱鉛筆株式会社 修正ペン用リフィール
CN100381295C (zh) * 2006-01-17 2008-04-16 徐辰丁 一种吸墨装置
US8092108B2 (en) * 2009-12-30 2012-01-10 Harry Bainbridge Porous tip liquid applicator having draw fill mechanism
CN102431714B (zh) * 2011-12-14 2014-02-12 东莞怡信磁碟有限公司 一种便携式充液瓶的充液嘴转接器
WO2014089407A1 (en) * 2012-12-06 2014-06-12 Europe Brands S.à.r.l. Refill plug release assembly and writing instrument comprising same
US9103376B2 (en) * 2013-10-23 2015-08-11 Hamilton Sundstrand Corporation Chambered shaft for improved bearing lubrication
US9537811B2 (en) 2014-10-02 2017-01-03 Snap Inc. Ephemeral gallery of ephemeral messages
JP6514480B2 (ja) * 2014-10-16 2019-05-15 株式会社呉竹 インク充填具
JP2022182680A (ja) * 2021-05-28 2022-12-08 株式会社呉竹 尾栓及び筆記具

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE33630C (de) * A. FRANKE in Hermsdorf, Kreis Waldenburg Maschine zum Zerkleinern gekochten Viehfutters
GB191506570A (en) 1915-05-03 1916-02-24 Alexander Munro Improvements in Fountain Pens.
CH255993A (de) * 1947-05-01 1948-07-31 Ag Saturn Verfahren und Vorrichtung für die Nachfüllung von Flüssigkeiten in den Hohlraum von Gebrauchsgeräten mit Flüssigkeitsverbrauch.
US2603188A (en) * 1949-07-26 1952-07-15 Mckay Neil Fountain pen
US2646777A (en) 1950-12-28 1953-07-28 Jorge S Zarur Fountain pen
US2737329A (en) * 1952-09-04 1956-03-06 Bolsey Jacques Filling apparatus for pens and the like
US2938499A (en) * 1956-07-20 1960-05-31 Lindenbaum Bernard Combination pen and pressurized filling means
US3023737A (en) * 1959-01-02 1962-03-06 Marban Julian Gutierrez Writing instrument
DE1210716B (de) * 1961-03-24 1966-02-10 Theodor Kovacs Behaelter zum Fuellen von Tintenpatronen fuer Fuellfederhalter
JPS62109980U (ja) * 1985-08-08 1987-07-13
JPH055024Y2 (ja) * 1986-10-06 1993-02-09
US5092702A (en) * 1989-03-28 1992-03-03 Pentel Kabushiki Kaisha Fluid discharge device
US5518331A (en) * 1993-04-15 1996-05-21 Storelic Ag Refillable ink pen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003502180A (ja) * 1999-06-14 2003-01-21 インターナショナル ペーパー カンパニー 少なくとも1つのポリマー/ナノクレイ複合層を含む多層樹脂/紙ラミネート構造体およびそれによって製造されたパッケージング材料
JP2013043304A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Mitsubishi Pencil Co Ltd 補充具および補充具を備えた筆記具セット

Also Published As

Publication number Publication date
ES2155917T3 (es) 2001-06-01
US5888008A (en) 1999-03-30
EP0655350A1 (de) 1995-05-31
EP0765769A3 (de) 1998-01-21
JP2680276B2 (ja) 1997-11-19
EP0655350B1 (de) 1998-01-28
EP0765769B1 (de) 2001-03-14
DE59409687D1 (de) 2001-04-19
ES2113035T3 (es) 1998-04-16
DE59405170D1 (de) 1998-03-05
EP0765769A2 (de) 1997-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2680276B2 (ja) 筆記用具及び筆記用具のリザーブタンクの充填装置
US6986620B2 (en) Fluid applicator instrument
US4496258A (en) Writing pen with space behind nib
EP0579282A2 (en) Liquid container
US6250832B1 (en) Fountain-pen with double reservoir and plunger for filling the pen by means of suction
GB2232073A (en) Implement for applying liquid
US2874679A (en) Fountain pen construction
JP4011633B2 (ja) マーキング用具のためのカートリッジまたはリザーバ
EP1295543B1 (en) Liquid applicator
US3145412A (en) Writing instrument
RU2350475C2 (ru) Комбинированный пишущий инструмент
JP3190570B2 (ja) 筆記、描画、線描、化粧等のための液体塗布具
JP2008142984A (ja) 筆記具
JP7108287B2 (ja) 水筆ペン
MXPA02008565A (es) Plumas con deposito y cartuchos de tinta para los mismos.
JP3836942B2 (ja) ペン
JP7142877B2 (ja) 塗布具
KR200178305Y1 (ko) 칠판용 필기구
KR100189175B1 (ko) 도포액 공급용도포구
JP6008593B2 (ja) 塗布具
EP4183594A1 (en) A replaceable cartridge for a writing instrument and method thereof
JP6423555B1 (ja) 直液式筆ペン
JP2008006660A (ja) 出没式筆記具
US1220875A (en) Fountain-pen.
JP2023541076A (ja) 万年筆のための充填システム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees