JPH0725099A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

Info

Publication number
JPH0725099A
JPH0725099A JP19295193A JP19295193A JPH0725099A JP H0725099 A JPH0725099 A JP H0725099A JP 19295193 A JP19295193 A JP 19295193A JP 19295193 A JP19295193 A JP 19295193A JP H0725099 A JPH0725099 A JP H0725099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
tape
thermal transfer
support tape
supporting tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19295193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2606087B2 (ja
Inventor
Takenobu Shimoda
剛伸 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5192951A priority Critical patent/JP2606087B2/ja
Publication of JPH0725099A publication Critical patent/JPH0725099A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606087B2 publication Critical patent/JP2606087B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク支持テープの破断事故を予め有効に防
止すると共に、これによって装置の信頼性向上を図った
熱転写記録装置を提供すること。 【構成】 熱溶融性インクが付されたインク支持テープ
1と、インク支持テープ1に走行力を付勢する巻き取り
ローラ3と、インク支持テープ1のインクを記録用紙4
に転写せしめるサーマルヘッド5と、このサーマルヘッ
ド5の下流側に装備された剥離プレート7とを備えてい
る。更に、インク支持テープ1の走行路の所定箇所に、
該インク支持テープ1の亀裂を検知する光センサ等の亀
裂検知センサ9が装備されている。そして、この亀裂検
知センサ9からの情報に基づいてテープ走行駆動手段の
稼働を停止制御する主制御部30が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録装置に関
し、とくに熱溶融性インクが層状に付されたインク支持
テープを走行させ、熱転写型印字ヘッド(サーマルヘッ
ド)で前記インクが層を溶融し転写する構造の熱転写記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱転写記録装置は、インク支
持テープの厚さが数μm〜十数μmと非常に薄い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来例における熱
転写記録装置は、上述したようにインク支持テープの厚
さが数μm〜十数μmと非常に薄いため、塗布されたイ
ンク層に亀裂が発生し易いという不都合があった。
【0004】また、インク支持テープには、所定の張力
が常時付されており、このため亀裂が発生するとインク
支持テープの破断事故が発生し、装置内を汚したり、イ
ンク支持体の走行系にあるローラに巻き付いたりして、
装置が正常に機能しないという不都合が生じる。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくにインク支持テープの破断事故を予め有
効に防止すると共に、これによって装置の信頼性向上を
図った熱転写記録装置を提供することを、その目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、熱溶融性イ
ンクが層状に付されたインク支持テープと、このインク
支持テープに走行力を付勢するテープ走行駆動手段と、
インク支持テープの熱溶融性インク層を局部的に加熱し
溶融インクを記録用紙に転写せしめるサーマルヘッド
と、このサーマルヘッドの下流側に装備され前記記録用
紙をインク支持テープから剥離する用紙剥離手段とを備
えている。インク支持テープの走行路の所定箇所には、
当該インク支持テープの亀裂を検知する亀裂検知センサ
が装備されている。そして、この亀裂検知センサからの
情報に基づいて前述したテープ走行駆動手段の稼働を停
止制御する主制御部を設ける、という構成を採ってい
る。これによって前述した目的を達成しようとするもの
である。
【0007】
【作 用】亀裂検知センサでインク支持テープの亀裂が
検出されると、直ちに主制御部が作動し、サーマルヘッ
ドとプラテンローラとの押し付け力が解除され、インク
支持テープが巻き取りローラへ巻き取られる。これによ
って、インク支持テープの破断が防止される。一方、亀
裂検知センサでインク支持テープの破断が検出される
と、インク支持テープの走行が停止され、これによりイ
ンク支持テープがローラに巻き付いたり装置内を汚した
りするのが有効に防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。
【0009】この図1に示す実施例は、熱溶融性インク
が層状に付されたインク支持テープ1と、このインク支
持テープ1に走行力を付勢するテープ走行駆動手段とし
ての巻き取りローラ3と、インク支持テープ1の熱溶融
性インク層を局部的に加熱し溶融インクを記録用紙4に
転写せしめるサーマルヘッド5と、このサーマルヘッド
5の下流側に装備され記録用紙4をインク支持テープ1
から剥離する用紙剥離手段としての剥離プレート7とを
備えている。この図1において、符号6はプラテンを示
し、符号2は前述したインク支持テープ1を送り出すテ
ープ供給ローラを示す。
【0010】更に、インク支持テープ1の走行路の所定
箇所に、該インク支持テープ1の亀裂を検知する光セン
サ等の亀裂検知センサ9が装備されている。そして、こ
の亀裂検知センサ9からの情報に基づいてテープ走行駆
動手段の稼働を停止制御する主制御部30が設けられて
いる。亀裂検知センサ9は、サーマルヘッド5の上流側
に装備されている。
【0011】これを更に詳述すると、インク支持テープ
1は、インク支持体の負荷によって所定の張力を保ちな
がら当該テープ供給ローラ2から送り出され、巻き取り
ローラ3へ巻き取られる。この巻き取りローラ3は、テ
ープ走行駆動手段20によって走行力が付勢されるよう
になっている。
【0012】インク支持テープ1の熱溶融インク層は、
図1においてインク支持テープ1の下面側に塗布されて
いる。
【0013】また、サーマルヘッド5は、その加熱部が
プラテン側の記録用紙4に所定の押圧力で押し付けられ
るようになっている。符号5Aは、そのサーマルヘッド
押圧手段を示す。記録用紙4はプラテンローラ6によっ
てインク支持テープ1と共に搬送される。そして、サー
マルヘッド5の加熱部が局部的に加熱することにより、
インク支持テープ1の熱溶融性インクが記録用紙4に転
写される。その後、インク支持テープ1と記録用紙4
は、同速度で走行し剥離プレート7によって剥離され、
インク支持テープ1はテープ巻き取りローラ3へ巻き取
られ、また記録用紙4は記録用紙排出ガイド8に案内さ
れて排出される。
【0014】インク支持テープ1の走行路には、前述し
たように、サーマルヘッド5の上流側にインク支持体1
の亀裂を検出する亀裂検知センサ9が装備されている。
そして、この亀裂検知センサ9でインク支持テープ1の
亀裂が検出されると、直ちに前述した主制御部30が作
動し、サーマルヘッド5とプラテンローラ6との押し付
け力が解除され、インク支持テープ1が巻き取りローラ
3へ巻き取られる。これによって、インク支持テープ1
の破断が防止される。
【0015】一方、亀裂検知センサ9でインク支持テー
プ1の破断が検出されると、インク支持テープ1の走行
が停止され、また、アラーム表示手段21等によりアラ
ーム表示され、これによりインク支持テープ1がローラ
に巻き付いたり装置内を汚したりするのが有効に防止さ
れる。
【0016】次に、他の実施例を図2に基づいて説明す
る。
【0017】この図2に示す実施例は、インク支持テー
プ1としてエンドレスのインク支持テープ1Aを装備し
た点に特長を有する。このエンドレスのインク支持テー
プ1Aは、フィードローラ10により走行力が付され
る。また、符号12は従動ローラを示し、符号11はエ
ンドレスのインク支持テープ1A用のテンションローラ
を示す。
【0018】また、インク支持テープ1にインクを補給
するインク補給手段13が、前述したサーマルヘッド5
とフィードローラ10との間に配設されている。符号1
3Aはインク補給ローラを示す。このインク補給手段1
3は、剥離プレート7の下側にあって、インク支持テー
プ1に当接し、当該インク支持テープ1上の不足した熱
溶融性インクを補充し再塗工を行う。
【0019】そして、インク支持テープ1Aの亀裂が検
出されると、前述した図1の場合と同様に主制御部30
が作動し、インク支持テープ1Aの走行が停止制御さ
れ、アラーム表示手段が駆動制御される。これにより、
インク支持テープ1Aの交換のタイミングを予め知るこ
とができ、装置内の汚れ或いはインクの飛散等による印
字品質の劣化を有効に防止することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、インク支持テープの走行路に当該
インク支持テープの亀裂を検出する手段を装備したの
で、インク支持テープの亀裂や破断の発生を予め検知す
ることが可能となり、これにより、インク支持テープ1
Aの交換のタイミングを予め知ることができ、装置内の
汚れ或いはインクの飛散等による印字品質の劣化を有効
に防止することができ、インク支持テープがローラに巻
き付く等の復旧不可能な事故の発生を予め有効に防止し
得るという従来にない優れた熱転写記録装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図3】図1及び図2の各部の動作制御系を示す説明図
である。
【符号の説明】
1,1A インク支持テープ 2 テープ供給ローラ 3 巻き取りローラ 4 記録用紙 5 サーマルヘッド 6 プラテン 7 剥離部材としての剥離プレート 9 亀裂検知センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶融性インクが層状に付されたインク
    支持テープと、このインク支持テープに走行力を付勢す
    るテープ走行駆動手段と、前記インク支持テープの熱溶
    融性インク層を局部的に加熱し溶融インクを記録用紙に
    転写せしめる熱転写型印字ヘッドと、この熱転写型印字
    ヘッドの下流側に装備され前記記録用紙をインク支持テ
    ープから剥離する用紙剥離手段とを備えた熱転写記録装
    置において、 前記インク支持テープの走行路の所定箇所に、当該イン
    ク支持テープの亀裂を検知する亀裂検知センサを装備
    し、この亀裂検知センサからの情報に基づいて前記テー
    プ走行駆動手段の稼働を停止制御する主制御部を設けた
    ことを特徴とする熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】 前記亀裂検知センサが、前記熱転写型印
    字ヘッドの上流側に装備されていることを特徴とした請
    求項1記載の熱転写記録装置。
JP5192951A 1993-07-07 1993-07-07 熱転写記録装置 Expired - Fee Related JP2606087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5192951A JP2606087B2 (ja) 1993-07-07 1993-07-07 熱転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5192951A JP2606087B2 (ja) 1993-07-07 1993-07-07 熱転写記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0725099A true JPH0725099A (ja) 1995-01-27
JP2606087B2 JP2606087B2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=16299737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5192951A Expired - Fee Related JP2606087B2 (ja) 1993-07-07 1993-07-07 熱転写記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606087B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812784A (ja) * 1981-07-17 1983-01-24 Fuji Xerox Co Ltd インクドナ−シ−トの破断検知機構
JPS58126780A (ja) * 1982-01-20 1983-07-28 ベロ・エノメツカニカ・ソチエタ・ペル・アチオニ ぶどう酒醸造「あ」過機
JPH028081A (ja) * 1988-06-27 1990-01-11 Nec Data Terminal Ltd リボンカートリッジ
JPH0435979A (ja) * 1990-05-31 1992-02-06 Takatsugu Shimamoto テープ状体の不具合箇所検出装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812784A (ja) * 1981-07-17 1983-01-24 Fuji Xerox Co Ltd インクドナ−シ−トの破断検知機構
JPS58126780A (ja) * 1982-01-20 1983-07-28 ベロ・エノメツカニカ・ソチエタ・ペル・アチオニ ぶどう酒醸造「あ」過機
JPH028081A (ja) * 1988-06-27 1990-01-11 Nec Data Terminal Ltd リボンカートリッジ
JPH0435979A (ja) * 1990-05-31 1992-02-06 Takatsugu Shimamoto テープ状体の不具合箇所検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2606087B2 (ja) 1997-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3142467B2 (ja) 熱転写プリンタ
US7556445B2 (en) Thermal activation device and method of conveying sheet material
US20020074090A1 (en) Laminating apparatus and method for manufacturing laminated article
WO2009107534A1 (ja) テープカセット、テープ作成装置及びテープ作成システム
JP2003316265A (ja) 感熱性粘着シートの搬送および切断方法並びに感熱性粘着シート用プリンタ
EP1602496B1 (en) Thermal activation method, processing method, thermal activation device and printer for a heat-sensitive adhesive sheet
EP1671802B1 (en) Method and apparatus for manufacturing printed thermosensitive adhesive labels
EP1762497B1 (en) Thermal activation apparatus and printer including the same
US7478956B2 (en) Printer for printing on both a heat-sensitive adhesive label and an ordinary label
JPH0725099A (ja) 熱転写記録装置
JP2008284738A (ja) ライナーレスラベルの印刷方法および印刷システム
JPS6156114B2 (ja)
JP2004090367A (ja) ラミネート品の製造方法およびラミネート装置
JPH08324050A (ja) ラベルプリンタ
JPH02169281A (ja) 連続紙を用いる静電記録装置
JPH11263033A (ja) 熱転写プリンタ
JPH09174893A (ja) 剥離シートなしラベルの印字装置
JP3176287B2 (ja) 積層シートの熱溶融性層の除去方法及び除去装置
JPH0976458A (ja) フィルム転写装置
JPS62207656A (ja) 熱転写カラ−プリンタ
JP2590836Y2 (ja) 熱転写記録装置
JP2005001152A (ja) プリンタ
JPS6292871A (ja) 熱転写記録装置
JPH1016266A (ja) 熱転写プリンタ
JP2001171905A (ja) 印字装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees