JPH07250231A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JPH07250231A JPH07250231A JP6042377A JP4237794A JPH07250231A JP H07250231 A JPH07250231 A JP H07250231A JP 6042377 A JP6042377 A JP 6042377A JP 4237794 A JP4237794 A JP 4237794A JP H07250231 A JPH07250231 A JP H07250231A
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- JP
- Japan
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- image
- original
- fixing roller
- temperature
- fixing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 定着ローラの温度が低い時にコピー処理をす
る場合の,待ち時間の短縮を図ること。 【構成】 複写処理命令があった時は,上記定着ロ−ラ
が所定温度に達していなくても,原稿読み取り部による
原稿読み取り動作を開始させ,読み取った原稿の画像情
報を前記画像メモリに蓄積すると共に,原稿読み取り中
又は読み取り完了後,定着ロ−ラが上記所定温度に達し
た後に,上記画像メモリに蓄積された原稿画像情報に基
づいて前記画像転写・定着部により原稿像を転写紙上に
転写・定着することにより,定着ロ−ラの温度が所定温
度に達するまで待たず画像読み取りを開示する画像処理
装置。
る場合の,待ち時間の短縮を図ること。 【構成】 複写処理命令があった時は,上記定着ロ−ラ
が所定温度に達していなくても,原稿読み取り部による
原稿読み取り動作を開始させ,読み取った原稿の画像情
報を前記画像メモリに蓄積すると共に,原稿読み取り中
又は読み取り完了後,定着ロ−ラが上記所定温度に達し
た後に,上記画像メモリに蓄積された原稿画像情報に基
づいて前記画像転写・定着部により原稿像を転写紙上に
転写・定着することにより,定着ロ−ラの温度が所定温
度に達するまで待たず画像読み取りを開示する画像処理
装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,コピー機能を具備する
ファクシミリ,複写機等の画像処理装置に係り,特に原
稿の画像情報を蓄積する画像メモリを具備する画像処理
装置に関するものである。
ファクシミリ,複写機等の画像処理装置に係り,特に原
稿の画像情報を蓄積する画像メモリを具備する画像処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,上記のような原稿の画像情報を蓄
積する画像メモリを具備するファクシミリ等では,原稿
読み取り部と,読み取った原稿の画像情報を蓄積する画
像メモリと,読み取った原稿画像情報に対応するトナー
像を転写紙上に転写させた後,該トナー像を定着ローラ
により定着処理する画像転写・定着部とを具備している
が,定着ロ−ラによって加熱して転写紙上にトナー像を
定着する方式を取っているため,コピー処理をする場
合,定着ロ−ラが所定の温度に達していない間は,定着
処理をすることができない。
積する画像メモリを具備するファクシミリ等では,原稿
読み取り部と,読み取った原稿の画像情報を蓄積する画
像メモリと,読み取った原稿画像情報に対応するトナー
像を転写紙上に転写させた後,該トナー像を定着ローラ
により定着処理する画像転写・定着部とを具備している
が,定着ロ−ラによって加熱して転写紙上にトナー像を
定着する方式を取っているため,コピー処理をする場
合,定着ロ−ラが所定の温度に達していない間は,定着
処理をすることができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため,定着ローラ
が余熱状態にある場合等には,すぐにコピーしたくて
も,定着ロ−ラの温度が所定温度まで上がるのを待って
原稿を読み取り部に送り込み,転写・定着処理すること
になり,定着ロ−ラの温度が所定温度にまで達するのに
要する待ち時間の上に,原稿読み取りのための時間が待
ち時間として必要で,能率が悪いという欠点があった。
従って,本発明の目的は,上記のようなコピー操作に入
る前の待ち時間を減少させて,能率の良い画像処理装置
を提供することである。
が余熱状態にある場合等には,すぐにコピーしたくて
も,定着ロ−ラの温度が所定温度まで上がるのを待って
原稿を読み取り部に送り込み,転写・定着処理すること
になり,定着ロ−ラの温度が所定温度にまで達するのに
要する待ち時間の上に,原稿読み取りのための時間が待
ち時間として必要で,能率が悪いという欠点があった。
従って,本発明の目的は,上記のようなコピー操作に入
る前の待ち時間を減少させて,能率の良い画像処理装置
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に本発明は,原稿読み取り部と,読み取った原稿の画像
情報を蓄積する画像メモリと,読み取った原稿画像情報
に対応するトナー像を転写紙上に転写させた後,該トナ
ー像を定着ローラにより定着処理する画像転写・定着部
とを具備し,上記画像転写・定着部は,上記定着ロ−ラ
が所定温度に達したことを条件として作動する画像処理
装置において,複写処理命令があった時は,上記定着ロ
−ラが所定温度に達していなくても,原稿読み取り部に
よる原稿読み取り動作を開始させ,読み取った原稿の画
像情報を前記画像メモリに蓄積すると共に,原稿読み取
り中又は読み取り完了後,定着ロ−ラが上記所定温度に
達した後に,上記画像メモリに蓄積された原稿画像情報
に基づいて前記画像転写・定着部により原稿像を転写紙
上に転写・定着することを特徴とする画像処理装置とし
て構成されている。
に本発明は,原稿読み取り部と,読み取った原稿の画像
情報を蓄積する画像メモリと,読み取った原稿画像情報
に対応するトナー像を転写紙上に転写させた後,該トナ
ー像を定着ローラにより定着処理する画像転写・定着部
とを具備し,上記画像転写・定着部は,上記定着ロ−ラ
が所定温度に達したことを条件として作動する画像処理
装置において,複写処理命令があった時は,上記定着ロ
−ラが所定温度に達していなくても,原稿読み取り部に
よる原稿読み取り動作を開始させ,読み取った原稿の画
像情報を前記画像メモリに蓄積すると共に,原稿読み取
り中又は読み取り完了後,定着ロ−ラが上記所定温度に
達した後に,上記画像メモリに蓄積された原稿画像情報
に基づいて前記画像転写・定着部により原稿像を転写紙
上に転写・定着することを特徴とする画像処理装置とし
て構成されている。
【0005】
【作用】複写処理命令があると,定着ローラが所定温度
に達していなくても,原稿読み取り部による原稿読み取
り動作が先に開始される。原稿の読み取りは定着ローラ
の温度に関係ないので,この間に原稿読取を先行させる
ことにより,待ち時間が有効に利用される。読み取った
原稿の画像情報は画像メモリに蓄積され,定着ロ−ラが
上記所定温度に達した後に,転写紙上に転写・定着され
る。
に達していなくても,原稿読み取り部による原稿読み取
り動作が先に開始される。原稿の読み取りは定着ローラ
の温度に関係ないので,この間に原稿読取を先行させる
ことにより,待ち時間が有効に利用される。読み取った
原稿の画像情報は画像メモリに蓄積され,定着ロ−ラが
上記所定温度に達した後に,転写紙上に転写・定着され
る。
【0006】
【実施例】続いて,添付した図面を参照して,本発明を
具体化した実施例について説明し,本発明の理解に供す
る。ここに図1は本発明の画像処理装置の一例であるフ
ァクシミリのハードウエアを簡略して記載したハード構
成図,図2は上記ファクシミリ装置によりコピー処理を
する場合の手順を記載したフローチャートである。この
実施例に係るファクシミリにおける制御装置は,図1に
示すように,CPUを中心として構成され,該CPUの
入力インターフェースには,入力装置としてのコピーキ
ー1,送信キー2,ダイヤル等に使うテンキー3,各種
機能を指定するファンクションキー4,原稿読み取り装
置を構成するCCD5,原稿が原稿台上に置かれたこと
を検知する原稿検知スイッチ6,及び定着ロ−ラの温度
を検出する温度センサー7,その他が接続されている。
また外部回線はモデム8を解して上記CPUに接続さ
れ,出力側には出力インターフェースを介して原稿送り
装置9,画像転写・定着装置10及び転写紙送り装置1
1等が接続されている。さらに上記CPUには,上記C
CDにより読み取られた原稿画像データを蓄積する画像
メモリ12が接続されている。
具体化した実施例について説明し,本発明の理解に供す
る。ここに図1は本発明の画像処理装置の一例であるフ
ァクシミリのハードウエアを簡略して記載したハード構
成図,図2は上記ファクシミリ装置によりコピー処理を
する場合の手順を記載したフローチャートである。この
実施例に係るファクシミリにおける制御装置は,図1に
示すように,CPUを中心として構成され,該CPUの
入力インターフェースには,入力装置としてのコピーキ
ー1,送信キー2,ダイヤル等に使うテンキー3,各種
機能を指定するファンクションキー4,原稿読み取り装
置を構成するCCD5,原稿が原稿台上に置かれたこと
を検知する原稿検知スイッチ6,及び定着ロ−ラの温度
を検出する温度センサー7,その他が接続されている。
また外部回線はモデム8を解して上記CPUに接続さ
れ,出力側には出力インターフェースを介して原稿送り
装置9,画像転写・定着装置10及び転写紙送り装置1
1等が接続されている。さらに上記CPUには,上記C
CDにより読み取られた原稿画像データを蓄積する画像
メモリ12が接続されている。
【0007】かかるファクシミリによりコピー処理を行
う場合の手順を図2のフローチャートを用いて説明す
る。図2はファクシミリのメインプログラムの一部を示
しており,定着ロ−ラが予熱され,待ち状態になってい
るところから始まる。上記のように待ち状態において,
オペレータがコピーを行う場合,オペレータは原稿台上
に原稿を挿入する。原稿の挿入が前記原稿検知スイッチ
6により検知され(S1),オペレータによりコピーキ
ー1が押されると(S2),温度センサーにより検出さ
れた定着ロ−ラの温度が未だ定着に充分な所定温度に達
していなくても,前記原稿送り装置9が駆動されて,原
稿が装置内に送り込まれ,前記CCD5による原稿読み
取り処理が開始される。CCD5により読み込まれた原
稿像に対応するデータは前記画像メモリ12に蓄積され
る。このように本実施例では,従来,定着ロ−ラの温度
が所定の定着温度に達していなければ,原稿の読み取り
が開始されなかったのに対して,定着ロ−ラの温度が低
い待ち状態においても,原稿の読み取りが待ち状態の解
除に先行して行われるので,待ち時間が短縮され能率の
よいコピー処理が行われる。
う場合の手順を図2のフローチャートを用いて説明す
る。図2はファクシミリのメインプログラムの一部を示
しており,定着ロ−ラが予熱され,待ち状態になってい
るところから始まる。上記のように待ち状態において,
オペレータがコピーを行う場合,オペレータは原稿台上
に原稿を挿入する。原稿の挿入が前記原稿検知スイッチ
6により検知され(S1),オペレータによりコピーキ
ー1が押されると(S2),温度センサーにより検出さ
れた定着ロ−ラの温度が未だ定着に充分な所定温度に達
していなくても,前記原稿送り装置9が駆動されて,原
稿が装置内に送り込まれ,前記CCD5による原稿読み
取り処理が開始される。CCD5により読み込まれた原
稿像に対応するデータは前記画像メモリ12に蓄積され
る。このように本実施例では,従来,定着ロ−ラの温度
が所定の定着温度に達していなければ,原稿の読み取り
が開始されなかったのに対して,定着ロ−ラの温度が低
い待ち状態においても,原稿の読み取りが待ち状態の解
除に先行して行われるので,待ち時間が短縮され能率の
よいコピー処理が行われる。
【0008】前記CPUは上記原稿の読み取り処理の間
中,前記温度センサー7による定着ロ−ラの温度が定着
に充分な所定温度に達したかどうかを監視しており(S
4),定着ロ−ラの温度が上記所定温度に到達しだい,
前記画像メモリ12に蓄積されたデータが払い出され,
画像転写・定着装置10及び転写紙送り装置11によ
り,読み取られた原稿画像が転写紙上にコピーされる
(S5)。以上述べた実施例は,ファクシミリによりコ
ピーを行う場合についてのものであるが,読み取った原
稿画像データを1枚分以上蓄積することのできる画像メ
モリを具備する複写機等についも,本発明は当然適用可
能である。
中,前記温度センサー7による定着ロ−ラの温度が定着
に充分な所定温度に達したかどうかを監視しており(S
4),定着ロ−ラの温度が上記所定温度に到達しだい,
前記画像メモリ12に蓄積されたデータが払い出され,
画像転写・定着装置10及び転写紙送り装置11によ
り,読み取られた原稿画像が転写紙上にコピーされる
(S5)。以上述べた実施例は,ファクシミリによりコ
ピーを行う場合についてのものであるが,読み取った原
稿画像データを1枚分以上蓄積することのできる画像メ
モリを具備する複写機等についも,本発明は当然適用可
能である。
【0009】
【発明の効果】従来,定着ロ−ラの温度が所定の定着温
度に達していなければ,原稿の読み取りが開始されなか
ったのに対して,本発明では,定着ロ−ラの温度が低い
待ち状態においても,原稿の読み取りが待ち状態の解除
に先行して行われるので,待ち時間が短縮され,能率の
よいコピー処理が行われる。
度に達していなければ,原稿の読み取りが開始されなか
ったのに対して,本発明では,定着ロ−ラの温度が低い
待ち状態においても,原稿の読み取りが待ち状態の解除
に先行して行われるので,待ち時間が短縮され,能率の
よいコピー処理が行われる。
【図1】 本発明の画像処理装置の一例であるファクシ
ミリの制御装置を簡略して記載したハード構成図。
ミリの制御装置を簡略して記載したハード構成図。
【図2】 上記制御装置を用いてコピー処理をする場合
の手順を記載したフローチャート。
の手順を記載したフローチャート。
1…コピーキー 5…CCD 6…原稿検知スイッチ 7…温度センサー 9…原稿送り装置 10…画像転写・定着装置 11…転写紙送り装置 12…画像メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿読み取り部と,読み取った原稿の画
像情報を蓄積する画像メモリと,読み取った原稿画像情
報に対応するトナー像を転写紙上に転写させた後,該ト
ナー像を定着ローラにより定着処理する画像転写・定着
部とを具備し,上記画像転写・定着部は,上記定着ロ−
ラが所定温度に達したことを条件として作動する画像処
理装置において,複写処理命令があった時は,上記定着
ロ−ラが所定温度に達していなくても,原稿読み取り部
による原稿読み取り動作を開始させ,読み取った原稿の
画像情報を前記画像メモリに蓄積すると共に,原稿読み
取り中又は読み取り完了後,定着ロ−ラが上記所定温度
に達した後に,上記画像メモリに蓄積された原稿画像情
報に基づいて前記画像転写・定着部により原稿像を転写
紙上に転写・定着することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6042377A JPH07250231A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6042377A JPH07250231A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07250231A true JPH07250231A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12634369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6042377A Pending JPH07250231A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07250231A (ja) |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP6042377A patent/JPH07250231A/ja active Pending
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