JPH07250112A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH07250112A
JPH07250112A JP3990194A JP3990194A JPH07250112A JP H07250112 A JPH07250112 A JP H07250112A JP 3990194 A JP3990194 A JP 3990194A JP 3990194 A JP3990194 A JP 3990194A JP H07250112 A JPH07250112 A JP H07250112A
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JP
Japan
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signal
level
data
signals
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3990194A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Tachika
雄彦 田近
Yoshiyuki Nakaya
由之 中矢
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Idec Izumi Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
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Publication date
Application filed by Idec Izumi Corp filed Critical Idec Izumi Corp
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Publication of JPH07250112A publication Critical patent/JPH07250112A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】FSK方式でデータ通信を行う受信装置におい
てフィルタ回路を不要にし、装置の小型化、通信速度の
高速化および電力消費量の削減を図る。 【構成】受信コイル18を含む受信回路11の出力信号
Aが入力されるレベル検出回路12を設ける。このレベ
ル検出回路12において、受信回路11の出力信号A
を、送信データを構成する信号S1,S2のそれぞれを
受信した際の受信コイル18の出力レベルに基づいて決
定された閾値電圧と比較し、送信データの内容の読み取
りに必要な信号B,Cを作成する。この信号B,Cを方
形波信号B’,C’に検波した後、比較回路15におい
てデータ信号Dおよびエラー信号Eを作成してCPU1
7に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送信側装置から送信
された送信データを受信するデータ通信装置に関し、特
に複数種の周波数の信号で構成された送信データを送受
信するFSK(Frequency Shift Keying: 周波数偏移変
調)方式のデータ通信に適用されるデータ通信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】周波数の異なる複数種の信号を時系列的
に組み合わせて構成したディジタルデータを送受信する
FSK方式のデータ通信では、例えば、図7に示すよう
に、“1”を表す周波数f1 の信号S1と、“0”を表
す周波数f2 の信号S2と、を時系列的に、S1−S2
−S1−S1−S2−S1・・・のように組み合わせて
送信データが構成されている。このように構成された送
信データを受信するため、従来より図6に示す受信側装
置が用いられていた。
【0003】即ち、受信コイル58とともに受信回路を
構成するRF回路51から受信信号aをフィルタ回路5
2に入力する。このフィルタ回路52において周波数f
1の信号成分を信号bとして分離し、信号aおよび信号
bをそれぞれ検波回路53および54で検波して周波数
成分を除去した方形波信号a’,b’とし、比較回路5
5においてこれら方形波信号a’,b’を比較すること
によりデータ信号dおよびエラー信号eを得るようにし
ている。また、データ信号dのみではデータ内容を判別
することができないため、信号bの波数をカウンタ回路
56において計数し、データ内容判別用信号cを得る。
これら信号c,d,eをCPU57において処理する。
【0004】上記の構成において、RF回路51は、フ
ィルタ52及び検波回路53,54に対する信号入力レ
ベルを充分にすべく、受信コイル58が周波数f1 の信
号S1を受信した際の信号aのレベルと、周波数f2
信号S2を受信した際の信号aのレベルとが一定になる
ように広帯域のものを使用する。また、フィルタ回路5
2は、一般に、図8に示すようにオペアンプを多段に接
続して構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ通信装置では、分離すべき信号の周波数が接近す
ると高次のフィルタ回路が必要となり、回路構成が複雑
化し、回路規模の大型化によるコストの上昇および信号
処理の遅れによる通信速度の低下を招く問題がある。ま
た、フィルタの特性を上げて高い周波数信号を処理する
ためには、電力消費量の増加を招く問題がある。
【0006】この発明の目的は、受信コイルの周波数特
性によって受信した信号の周波数に応じたレベルの受信
信号がコイルから出力されることに着目し、受信コイル
の出力信号のレベルを検出することにより、複雑なフィ
ルタ回路を用いることなく必要な周波数信号を分離でき
るようにし、受信回路の構成を簡略化して装置の小型化
および通信速度の高速化を実現でき、さらに消費電力の
削減を図ることができるデータ通信装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、周波数の異なる複数種の信号を時系列的に組み合わ
せて構成された送信データを受信コイルで受信するデー
タ通信装置において、前記受信コイルに接続され、前記
送信データを構成する複数種の周波数の信号のうち単一
または複数種の信号に対応して予め設定されたレベルの
受信コイルの出力を検出するレベル検出手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2に記載した発明は、前記送信デー
タが周波数の異なる2種類の信号で構成され、前記レベ
ル検出手段が、送信データを構成する一方の信号を受信
した際の前記受信コイルの出力レベルと他方の信号を受
信した際の出力レベルとの間の第1のレベル、および、
両方の出力レベルより低い第2のレベルで受信コイルの
出力を検出することを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載した発明においては、複数種の
周波数の信号を時系列的に組み合わせて構成された送信
データが受信側のデータ通信装置の受信コイルにより受
信される。一般に、受信コイルは、受信した信号の周波
数に応じて出力信号のレベルが変化する選択性を有し、
この選択特性が既知である場合には、その特性上の適当
なレベルで入力信号を監視すると、周波数の異なる2波
を識別可能となる。そこで、この発明のデータ通信装置
は、受信コイルにレベル検出手段を接続し、このレベル
検出手段により送信データを構成する信号の周波数およ
び使用条件等に対応して予め設定されたレベルで受信コ
イルの出力を監視する。従って、レベル検出手段の検出
状態から特定の周波数信号の有無を知ることができ、送
信データの構成内容を判別できる。
【0010】請求項2に記載した発明においては、送信
データが周波数の異なる2種類の信号により構成され、
送信データを受信した受信コイルは、2種類の信号のそ
れぞれに対して異なるレベルの出力をとる。レベル検出
手段は、受信コイルの2種類の出力レベルの間の第1の
レベルおよび両方の出力レベルより低い第2のレベルで
受信コイルの出力を検出する。したがって、第2のレベ
ルにより送信データを構成する信号の有無を検出し、第
1のレベルにより送信データの内容を表す信号を検出で
きる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるデータ通信
装置の使用状態を示す構成図である。この装置は、コン
ベア10上を移動する移動体である物品3の側面に取り
付けられたデータキャリア2と、このデータキャリア2
に対して近接対向する位置に配置されるアンテナ1と、
このアンテナ1と図外のホストコントローラを接続する
伝送ライン4とにより構成されている。アンテナ1は図
1に示す通信エリア5を構成し、この通信エリア5内に
データキャリア2が移動してくると、その存在を検出し
てデータキャリア2との間でFSK方式でのデータ通信
を行う。
【0012】本実施例において、アンテナ1とデータキ
ャリア2との間で送受信される送信データも、前記従来
例と同様に、“1”を表す周波数f1 の信号S1と、
“0”を表す周波数f2 の信号S2と、を時系列的に組
み合わせることにより構成されているものとする。
【0013】このような構成において、データキャリア
2は物品3の側面に取り付けられるものであるため、小
型であることが望ましく、また、送信側装置から電磁結
合により電力供給を受けるものでは、消費電力の少ない
ことが、要求される。
【0014】図2は、上記データ通信装置を構成するデ
ータキャリアのブロック図である。データキャリア2
は、受信コイル18を含む受信回路11においてアンテ
ナ1から送信された送信データを受信する。受信回路1
1は受信コイル18の出力信号Aをそのままレベル検出
回路12に入力する。この場合、受信コイル18を含む
受信回路11の選択特性は、受信する周波数f1 ,f2
に対して共に選択性を有するものとする必要がない。即
ち、RF回路等を設けて周波数f1 ,f2 を共に同レベ
ルの出力にできるようにするための工夫が不要であり、
いずれか一方の周波数に選択性を持つ通常の安価な構成
の受信回路でよい。なお、ここでは、後述するように、
周波数f1 の付近に選択性を持つように選択特性が設定
されている。
【0015】レベル検出回路12は、図4に示すよう
に、コンパレータCMP1およびCMP2を備えてい
る。このコンパレータCMP1,CMP2のそれぞれ
は、出力信号Aをそれぞれ閾値VA ,VB と比較し、信
号Cおよび信号Bを作成する。レベル検出回路12から
出力された信号Bおよび信号Cは、それぞれ検波回路1
3,14において方形波に検波され、方形波信号B’,
C’として比較回路15に入力される。比較回路15は
信号C’及び信号B’に基づいて、データ信号Dおよび
エラー信号Eを作成する。また、信号Cはカウンタ回路
16にも入力され、データ内容の判別用の信号Fを作成
する。これらの信号D,E,FをCPU17において処
理する。
【0016】なお、通信装置における信号の受信レベル
は一般に、使用条件や使用環境によって変動することが
知られている。例えば、この実施例のデータキャリアシ
ステムでは、アンテナ1とデータキャリア2との間の距
離が近い場合には受信レベルは高くなり、遠くなるにし
たがって受信レベルは低くなる。このため、アンテナ1
とデータキャリア2との間の距離によって周波数f1
信号に対する受信レベルと周波数f2 の信号に対する受
信レベルとの中間値も変動し、上記閾値VA ,VB を固
定的に設定すると使用条件や使用環境の変化に対応でき
なくなる。そこで、上記閾値VA ,VB は、送信データ
を構成する信号の周波数のみならず、装置の使用条件や
使用環境に応じた値が与えられる。
【0017】図3は、上記データ通信装置が備える受信
コイルの選択特性を示す図である。受信回路11が有す
る受信コイル18の選択特性は、送信データを構成する
一方の信号S1の周波数f1 (<f2 )より少し低い周
波数f0 で最大レベルの出力信号をとる。したがって、
周波数f1 の信号S1を受信した際の受信コイル18の
出力レベルV1 は、出力信号の最大レベルより若干低い
値をとる。また、送信データを構成する他方の信号S2
の周波数f2 は、信号S1の周波数f1 よりも高く、信
号S2を受信した際の受信コイル18の出力レベルV2
は、出力レベルV1 よりも充分に低い値となる。
【0018】図5は、上記データキャリアの各部におけ
る信号の波形を示す図である。同図に示すように、レベ
ル検出回路12においてコンパレータCMP1が受信コ
イル18の出力信号Aと比較する閾値電圧VA は、送信
データを構成する一方の信号S1の周波数f1 を受信し
た際の受信コイル18の出力レベルV1 と他方の信号の
周波数f2 を受信した際の受信コイル18の出力レベル
2 との間のレベルにされており、コンパレータCMP
2において出力信号Aと比較される閾値電圧VB は出力
レベルV1 と出力レベルV2 との両方よりも充分に低い
値にされている。
【0019】したがって、受信コイル18が、S1−S
2−S1−S1−S2−S1・・・のように信号を時系
列的に組み合わせて構成された送信データを受信する
と、受信回路11からは、図5に示す信号Aが出力さ
れ、レベル検出回路12からは、信号Aと閾値電圧VA
との比較に基づく信号C、および、信号Aと閾値電圧V
Bとの比較に基づく信号Bが出力される。この信号B,
Cは、検波回路13,14においてそれぞれ方形波信号
B’,C’にされ、さらに、比較回路15においてデー
タ信号Dおよびエラー信号Eが作成される。
【0020】以上のように、レベル検出回路12におけ
る閾値電圧VA ,VB の値を送信データを構成する信号
の周波数f1 ,f2 に基づいて適当に設定することによ
り、図5に示すように、受信コイル18の出力信号Aか
ら送信データの内容の判別に必要な信号B,Cを容易に
得ることができる。
【0021】従って、回路構成が複雑になりがちなフィ
ルタ回路を備える必要がなく、また、複数種の周波数信
号に対する受信レベルを一定にするためのRF回路を受
信回路内に設ける必要もなく、回路構成を簡略化するこ
とができるとともに、通信速度の高速化および電力消費
量の低減化を図ることができる。
【0022】なお、受信レベルの検出ポイントを多数設
定し、この検出結果を使用することにより、受信信号の
ノイズ成分を除去して誤動作の発生を抑制することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、FS
K方式でデータを送受信するデータ通信装置においてフ
ィルタ回路を不要にすることができ、回路構成を簡略化
して装置の小型化を図ることができる。また、フィルタ
が不要であることから信号処理速度を高速化でき、デー
タの送受信を高速化できる利点がある。さらに、周波数
が接近すればする程フィルタ構造が多段となって電力消
費も多くなるが、この発明はそのような問題がないた
め、消費電力の低減化を図ることができる利点がある。
【0024】請求項2に記載した発明によれば、第2の
レベルでの受信コイルの出力の検出により、送信データ
を構成する信号の有無を検出し、第1のレベルでの受信
コイルの出力の検出により、送信データの内容を検出す
ることができ、受信コイルの出力からノイズ成分を除去
して、誤動作を確実に防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるデータ通信装置の構成
を示す図である。
【図2】同データ通信装置を構成するデータキャリアの
ブロック図である。
【図3】同データキャリアが有する受信コイルの特性を
示す図である。
【図4】同データキャリアに含まれるレベル検出回路の
構成を示す図である。
【図5】同データキャリアの各部における信号の波形を
示す図である。
【図6】従来のデータ通信装置の受信装置の構成を示す
ブロック図である。
【図7】同従来の受信装置の各部における信号波形を示
す図である。
【図8】同従来の受信装置に含まれるフィルタ回路の構
成の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
2−データキャリア 11−受信回路 12−レベル検出回路 18−受信コイル CMP1,CMP2−コンパレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数が異なる複数種の信号を時系列的に
    組み合わせて構成された送信データを受信コイルで受信
    するデータ通信装置において、 前記受信コイルに接続され、前記送信データを構成する
    複数種の周波数の信号のうち単一または複数種の信号に
    対応して予め設定されたレベルを超える受信コイルの出
    力を検出するレベル検出手段を設けたことを特徴とする
    データ通信装置。
  2. 【請求項2】前記レベル検出手段が、送信データを構成
    する一方の信号を受信した際の前記受信コイルの出力レ
    ベルと他方の信号を受信した際の出力レベルとの間の第
    1のレベル、および、両方の出力レベルより低い第2の
    レベルで受信コイルの出力を検出する請求項1に記載の
    データ通信装置。
JP3990194A 1994-03-10 1994-03-10 データ通信装置 Pending JPH07250112A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3990194A JPH07250112A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 データ通信装置

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JP3990194A JPH07250112A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 データ通信装置

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JPH07250112A true JPH07250112A (ja) 1995-09-26

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ID=12565871

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JP3990194A Pending JPH07250112A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 データ通信装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040113