JPH0355052B2 - - Google Patents
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- JPH0355052B2 JPH0355052B2 JP60148496A JP14849685A JPH0355052B2 JP H0355052 B2 JPH0355052 B2 JP H0355052B2 JP 60148496 A JP60148496 A JP 60148496A JP 14849685 A JP14849685 A JP 14849685A JP H0355052 B2 JPH0355052 B2 JP H0355052B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/34—Muting amplifier when no signal is present or when only weak signals are present, or caused by the presence of noise signals, e.g. squelch systems
- H03G3/348—Muting in response to a mechanical action or to power supply variations, e.g. during tuning; Click removal circuits
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、マイクロ波送受信装置の伝送特性を
測定する場合に、測定の妨げになるようなスケル
チ検出が行われないように考慮されたスケルチ検
出回路に関する。
測定する場合に、測定の妨げになるようなスケル
チ検出が行われないように考慮されたスケルチ検
出回路に関する。
(従来の技術)
通常マイクロ波通信の受信装置は、空中線で受
信された信号の流れに沿つて、高周波(Radio
Frequency:以下RFという)帯域通過ろ波器
(Band Pass Filter:以下BPFという)、受信周
波数変換器、中間周波(Intermediate
Frequency:以下IFという)BPFおよびAGC
(Automatic Gain Control:自動利得制御)増
幅器等により構成されている。このうち、RF帯
BPFおよびIF帯BPFは希望波信号の波形が歪ま
ないよう充分広い周波数帯域幅を有している。
信された信号の流れに沿つて、高周波(Radio
Frequency:以下RFという)帯域通過ろ波器
(Band Pass Filter:以下BPFという)、受信周
波数変換器、中間周波(Intermediate
Frequency:以下IFという)BPFおよびAGC
(Automatic Gain Control:自動利得制御)増
幅器等により構成されている。このうち、RF帯
BPFおよびIF帯BPFは希望波信号の波形が歪ま
ないよう充分広い周波数帯域幅を有している。
このため、希望波ではない隣接の他の周波数の
信号(不要波)の一部をも通過させてしまう。従
つて希望波がスケルチ検出すべき値まで低下した
場合でもこの不要波が存在し、これを受信増幅
し、検波するとスケルチ検出回路では、希望波の
受信レベルが充分あるものと判断してスケルチ検
出が行われないという問題がある。
信号(不要波)の一部をも通過させてしまう。従
つて希望波がスケルチ検出すべき値まで低下した
場合でもこの不要波が存在し、これを受信増幅
し、検波するとスケルチ検出回路では、希望波の
受信レベルが充分あるものと判断してスケルチ検
出が行われないという問題がある。
この問題を解決するためスケルチ検出回路の入
力部分には受信すべき搬送波(希望波)およびそ
の近傍のIF信号のみを低損失で通過させ、それ
以外のIF信号に対しては阻止特性を有する狭帯
域IF帯BPFを設けている。
力部分には受信すべき搬送波(希望波)およびそ
の近傍のIF信号のみを低損失で通過させ、それ
以外のIF信号に対しては阻止特性を有する狭帯
域IF帯BPFを設けている。
これにより、スケルチ動作は希望波の受信レベ
ルの強弱のみによつて行われ、近接周波数の不要
波の存在によつてスケルチ動作が不確実になると
いうことはなくなつた。
ルの強弱のみによつて行われ、近接周波数の不要
波の存在によつてスケルチ動作が不確実になると
いうことはなくなつた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、一方、送受信機の振幅周波数特
性や遅延特性などの伝送特性を測定する場合に、
従来、搬送波を本来の搬送波周波数の前後に商用
周波数(例えば50Hz或いは60Hz)で周波数掃引す
る方法がよく用いられているが、上記のような通
過帯域制限回路である前期狭帯域IF帯BPFを有
するスケルチ検出回路にこのような周波数掃引搬
送波を入力すると、掃引搬送波の周波数が前述の
帯域制限回路の阻止領域に入つたときに狭帯域
IF帯BPFの出力が減衰されるため、実際には受
信機入力点での搬送波レベルが低下していないに
もかかわらず、受信信号が低下したという情報即
ちスケルチアラームを送出するという誤動作を発
生するという問題があつた。
性や遅延特性などの伝送特性を測定する場合に、
従来、搬送波を本来の搬送波周波数の前後に商用
周波数(例えば50Hz或いは60Hz)で周波数掃引す
る方法がよく用いられているが、上記のような通
過帯域制限回路である前期狭帯域IF帯BPFを有
するスケルチ検出回路にこのような周波数掃引搬
送波を入力すると、掃引搬送波の周波数が前述の
帯域制限回路の阻止領域に入つたときに狭帯域
IF帯BPFの出力が減衰されるため、実際には受
信機入力点での搬送波レベルが低下していないに
もかかわらず、受信信号が低下したという情報即
ちスケルチアラームを送出するという誤動作を発
生するという問題があつた。
本発明の目的は、前記周波数掃引法により送受
信機の振幅周波数特性や、遅延特性などの伝送特
性を測定する場合に、測定用搬送波の周波数掃引
幅がスケルチ検出回路の狭帯域IF帯BPFの通過
帯域幅より広くともスケルチアラームを送出しな
いようにしたスケルチ検出回路を提供しようとす
るものである。
信機の振幅周波数特性や、遅延特性などの伝送特
性を測定する場合に、測定用搬送波の周波数掃引
幅がスケルチ検出回路の狭帯域IF帯BPFの通過
帯域幅より広くともスケルチアラームを送出しな
いようにしたスケルチ検出回路を提供しようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明のスケルチ検出回路は上記の目的を達成
するために次の構成を有する。即ち、当該受信装
置が受信すべき搬送波およびその近傍の周波数の
中間周波信号に対しては通過特性を示し、それ以
外の隣接不要搬送波の中間周波信号に対しては阻
止特性を示す狭帯域通過ろ波器(IF帯BPF)
と;該ろ波器の出力信号を検波する検波器と;該
検波器出力電圧をスケルチレベル相当の基準電圧
と比較して該基準電圧以下の場合と越えている場
合に対応する2値信号を出力する電圧比較器と;
前記2値信号を受けて、前記検波器出力電圧が前
記基準電圧以下の状態で予め設定された一定時間
継続した時にスケルチアラーム信号を出力してこ
れを維持し、該アラーム信号出力中に検波器出力
電圧が前記基準電圧を越えた時にはスケルチアラ
ーム信号出力を即時に停止するスローアタツク・
クイツクリリース回路と;を具備している。
するために次の構成を有する。即ち、当該受信装
置が受信すべき搬送波およびその近傍の周波数の
中間周波信号に対しては通過特性を示し、それ以
外の隣接不要搬送波の中間周波信号に対しては阻
止特性を示す狭帯域通過ろ波器(IF帯BPF)
と;該ろ波器の出力信号を検波する検波器と;該
検波器出力電圧をスケルチレベル相当の基準電圧
と比較して該基準電圧以下の場合と越えている場
合に対応する2値信号を出力する電圧比較器と;
前記2値信号を受けて、前記検波器出力電圧が前
記基準電圧以下の状態で予め設定された一定時間
継続した時にスケルチアラーム信号を出力してこ
れを維持し、該アラーム信号出力中に検波器出力
電圧が前記基準電圧を越えた時にはスケルチアラ
ーム信号出力を即時に停止するスローアタツク・
クイツクリリース回路と;を具備している。
(作用)
以下、上記構成を有するスケルチ検出回路の作
用を図面に基づいて説明する。
用を図面に基づいて説明する。
第4図は、マイクロ波送受信機の振幅周波数特
性や遅延特性等の伝送特性を測定するために、マ
イクロ波受信機が、商用周波数で正弦波状の周波
数掃引(周波数変調)を受けている搬送波を受信
した場合の各部の波形を示す図である。同図aは
中心周波数f0の搬送波が、周波数偏移幅±f1で、
時間に対して正弦波状に周波数掃引を受けている
状態を示す図である。
性や遅延特性等の伝送特性を測定するために、マ
イクロ波受信機が、商用周波数で正弦波状の周波
数掃引(周波数変調)を受けている搬送波を受信
した場合の各部の波形を示す図である。同図aは
中心周波数f0の搬送波が、周波数偏移幅±f1で、
時間に対して正弦波状に周波数掃引を受けている
状態を示す図である。
図中T1は掃引周波数の周期を示し、Pは狭帯
域IF帯BPFの通過帯域幅を示す。同図bは、同
図aの如き搬送波を受信した場合におけるスケル
チ回路の検波器出力電圧波形図である。横軸は図
aと同様に時間軸である。
域IF帯BPFの通過帯域幅を示す。同図bは、同
図aの如き搬送波を受信した場合におけるスケル
チ回路の検波器出力電圧波形図である。横軸は図
aと同様に時間軸である。
即ち搬送波周波数が中心周波数f0である時には
狭帯域IF帯BPFの出力が最大になり従つて検波
器出力電圧も最大になることを示している。
狭帯域IF帯BPFの出力が最大になり従つて検波
器出力電圧も最大になることを示している。
そして搬送波周波数がf0より高くなるかまたは
低くなるかにつれて出力電圧は低下し、一定値以
上の周波数偏移に対しては零となる。この低下を
示す曲線は狭帯域IF帯BPFの帯特性曲線による
こととなる。図中Rはスケルチレベル相当の基準
電圧を示す。図cは電圧比較器の出力信号であ
る。即ち図bにおいて検波器出力電圧が基準電圧
を越えている場合と以下の場合の2つの状態に対
応して、い越えている場合には“低”レベル電
圧、以下の場合には“高”レベル電圧という2値
信号となつている。
低くなるかにつれて出力電圧は低下し、一定値以
上の周波数偏移に対しては零となる。この低下を
示す曲線は狭帯域IF帯BPFの帯特性曲線による
こととなる。図中Rはスケルチレベル相当の基準
電圧を示す。図cは電圧比較器の出力信号であ
る。即ち図bにおいて検波器出力電圧が基準電圧
を越えている場合と以下の場合の2つの状態に対
応して、い越えている場合には“低”レベル電
圧、以下の場合には“高”レベル電圧という2値
信号となつている。
図中Tは検波器出力電圧が基準電圧Rよりも小
さい状態が継続している時間を示す。電圧比較器
の出力信号はスローアタツク・クイツクリリース
(Slow Attack Quick Release:遅延動作即時解
除)回路へ加えられる。スローアタツク・クイツ
クリリース回路は2値信号が加えられた場合に一
方の値、例えば低レベル信号が加えられた場合に
はその信号が予め定められた一定時間(例えば
T2とする)継続した時に一定の直流電圧信号を
出力し、以後入力が低レベル信号で継続する間は
その出力電圧を維持し、次に、入力が他方の値、
本説明例では高レベル信号に転じた時にはその継
続時間を置かずに即時に出力が初期状態に復帰す
る回路である。
さい状態が継続している時間を示す。電圧比較器
の出力信号はスローアタツク・クイツクリリース
(Slow Attack Quick Release:遅延動作即時解
除)回路へ加えられる。スローアタツク・クイツ
クリリース回路は2値信号が加えられた場合に一
方の値、例えば低レベル信号が加えられた場合に
はその信号が予め定められた一定時間(例えば
T2とする)継続した時に一定の直流電圧信号を
出力し、以後入力が低レベル信号で継続する間は
その出力電圧を維持し、次に、入力が他方の値、
本説明例では高レベル信号に転じた時にはその継
続時間を置かずに即時に出力が初期状態に復帰す
る回路である。
従つて、電圧比較器の出力電圧をスローアタツ
ク・クイツクリリース回路に加えてその出力を見
れば、検波器出力電圧がスケルチレベル相当の基
準電圧以下となつても直ぐには基準以下となつた
ことを示す出力電圧が表われず、基準以下の状態
が時間T2だけ継続して始めて基準以下になつた
ことを示す出力電圧が現われ、逆に、検波器出力
電圧が基準電圧を越えた時には、出力電圧は即時
に初期状態に復帰することになる。
ク・クイツクリリース回路に加えてその出力を見
れば、検波器出力電圧がスケルチレベル相当の基
準電圧以下となつても直ぐには基準以下となつた
ことを示す出力電圧が表われず、基準以下の状態
が時間T2だけ継続して始めて基準以下になつた
ことを示す出力電圧が現われ、逆に、検波器出力
電圧が基準電圧を越えた時には、出力電圧は即時
に初期状態に復帰することになる。
従つて、第4図aの周期T1を同図cの時間T
が時間T2より小になるように設定すれば、搬送
波周波数掃引法によるマイクロ波送受信機の振幅
周波数特性や遅延特性等の測定の場合にスローア
タツク・クイツクリリース回路から、検波器出力
電圧がスケルチ相当の基準電圧以下となつたこと
を示す出力電圧即ちスケルチアラームは出力され
ないことになる。
が時間T2より小になるように設定すれば、搬送
波周波数掃引法によるマイクロ波送受信機の振幅
周波数特性や遅延特性等の測定の場合にスローア
タツク・クイツクリリース回路から、検波器出力
電圧がスケルチ相当の基準電圧以下となつたこと
を示す出力電圧即ちスケルチアラームは出力され
ないことになる。
従つて、前記測定の際に搬送波のレベルが低下
していないのにもかかわらずスケルチアラームが
出力されるという問題は解決される。
していないのにもかかわらずスケルチアラームが
出力されるという問題は解決される。
(実施例)
以下、本発明にかかるスケルチ検出回路の実施
例を図面に基づいて説明する。
例を図面に基づいて説明する。
第1図は、マイクロ波受信機の簡単な構成とそ
れに接続された本発明のスケルチ検出回路の実施
例の構成を示す図である。RF帯BPF1、受信周
波数変換2、IF帯BPF3、AGC増幅器4はマイ
クロ波受信機を構成する。
れに接続された本発明のスケルチ検出回路の実施
例の構成を示す図である。RF帯BPF1、受信周
波数変換2、IF帯BPF3、AGC増幅器4はマイ
クロ波受信機を構成する。
AGC増幅器4の出力は受信機出力として出力
端子Bから出力される一方、本発明のスケルチ検
出回路へ加えられる。本スケルチ検出回路5は狭
帯域IF帯BPF6、検波器7、電圧比較器8およ
びスローアタツク・クイツクリリース回路9によ
り構成されている。入力端子Aからの入力信号は
RF帯BPF1、受信周波数変換器2、IF帯BPF3
を経た後、AGC増幅器4により、一定レベルま
で増幅され出力端子Bから出力される。
端子Bから出力される一方、本発明のスケルチ検
出回路へ加えられる。本スケルチ検出回路5は狭
帯域IF帯BPF6、検波器7、電圧比較器8およ
びスローアタツク・クイツクリリース回路9によ
り構成されている。入力端子Aからの入力信号は
RF帯BPF1、受信周波数変換器2、IF帯BPF3
を経た後、AGC増幅器4により、一定レベルま
で増幅され出力端子Bから出力される。
ここでRF帯BPF1およびIF帯BPF3は希望波
信号が歪まないだけの充分な帯域幅を持つている
ため、隣接の他の信号(不要波)の一部をも通過
させてしまう。従つて希望波のスケルチ検出すべ
き値まで低下した場合でもこの不要波をそのまま
検波すると正しいスケルチ検出できない。そこ
で、これらRF帯BPF1やIF帯BPFより帯域幅が
狭く不要波の通過を阻止する狭帯域IF帯BPF6
により、この不要波を除去し、上記誤動作を防い
でいる。
信号が歪まないだけの充分な帯域幅を持つている
ため、隣接の他の信号(不要波)の一部をも通過
させてしまう。従つて希望波のスケルチ検出すべ
き値まで低下した場合でもこの不要波をそのまま
検波すると正しいスケルチ検出できない。そこ
で、これらRF帯BPF1やIF帯BPFより帯域幅が
狭く不要波の通過を阻止する狭帯域IF帯BPF6
により、この不要波を除去し、上記誤動作を防い
でいる。
しかし、伝送特性測定のため第4図aに示す如
き掃引搬送波を入力すると、検波器7の出力狭帯
域IF帯BPF6の通過特性により、第4図bの如
くなり、電圧比較器8のスケルチレベル相当基準
電圧と比較され、第4図cの如くスケルチレベル
以下はスケルチレベル以上であるという2つの状
態を繰り返すという不都合が生じる。しかし、ス
ローアタツク・クイツクリリース回路9を挿入す
ることにより、スケルチレベル以下状態になつて
も、ただちにスケルチアラームの送出をせず、予
め設定された時間T2の間スケルチレベル以下の
状態が継続した後にはじめてスケルチアラームの
送出を行う。
き掃引搬送波を入力すると、検波器7の出力狭帯
域IF帯BPF6の通過特性により、第4図bの如
くなり、電圧比較器8のスケルチレベル相当基準
電圧と比較され、第4図cの如くスケルチレベル
以下はスケルチレベル以上であるという2つの状
態を繰り返すという不都合が生じる。しかし、ス
ローアタツク・クイツクリリース回路9を挿入す
ることにより、スケルチレベル以下状態になつて
も、ただちにスケルチアラームの送出をせず、予
め設定された時間T2の間スケルチレベル以下の
状態が継続した後にはじめてスケルチアラームの
送出を行う。
ここで時間T2を掃引搬送波の掃引周期T1の2
分の1より充分長い時間に設定するとスケルチア
ラームの送出にまで至らない。
分の1より充分長い時間に設定するとスケルチア
ラームの送出にまで至らない。
第2図は第1図のスローアタツク・クイツクリ
リース回路9の実現回路例で、R1≪R2として
おくと、端子Dに負電圧が印加された時、抵抗器
R2の抵抗値とコンデンサC1の容量の積である大
きな時定数で端子Eに積分出力電圧が現われ、こ
の電圧が電圧比較器11に入力される。
リース回路9の実現回路例で、R1≪R2として
おくと、端子Dに負電圧が印加された時、抵抗器
R2の抵抗値とコンデンサC1の容量の積である大
きな時定数で端子Eに積分出力電圧が現われ、こ
の電圧が電圧比較器11に入力される。
端子Eの電圧が端子Gの基準電圧より高くなれ
ば、端子Fがスケルチアラームレベルとなる。即
ち、端子Dに負電圧が加えられても直ぐにはスケ
ルチアラームを出力せず抵抗器R2の抵抗値とコ
ンデンサC1の容量と端子Gの基準電圧によつて
定まる時間が経過して始めてスケルチアラームが
出力される。即ちスローアタツク(遅延動作)で
ある。一方端子Dに正電圧が印加された時は抵抗
器R1の抵抗値とコンデンサC1の容量の積である
小さな時定数で積分器が動作し、端子Fのスケル
チアラームがただちに解除される。即ちクイツク
リリース(即時解除)である。なお、この回路を
そのまま用いる場合には第4図cの波形の極性を
反転している。
ば、端子Fがスケルチアラームレベルとなる。即
ち、端子Dに負電圧が加えられても直ぐにはスケ
ルチアラームを出力せず抵抗器R2の抵抗値とコ
ンデンサC1の容量と端子Gの基準電圧によつて
定まる時間が経過して始めてスケルチアラームが
出力される。即ちスローアタツク(遅延動作)で
ある。一方端子Dに正電圧が印加された時は抵抗
器R1の抵抗値とコンデンサC1の容量の積である
小さな時定数で積分器が動作し、端子Fのスケル
チアラームがただちに解除される。即ちクイツク
リリース(即時解除)である。なお、この回路を
そのまま用いる場合には第4図cの波形の極性を
反転している。
第3図はスローアタツク・クイツクリリース回
路のもう一つの実現回路例でデイジタルカウンタ
12を用いたものである。端子Hが“高”になる
とカウントを開始し、カウント値が予め設定され
た値に達した時に端子Iに一定の直流電圧値の信
号を出力し、リセツトされるまでその電圧を維持
する。次に端子Hが“低”になるとデイジタルカ
ウンタ12はリセツトされ端子Iの出力電圧も即
時に初期状態に復帰する。従つて、第2図の回路
例と同様にスローアタツク・クイツクリリース動
作を行う。
路のもう一つの実現回路例でデイジタルカウンタ
12を用いたものである。端子Hが“高”になる
とカウントを開始し、カウント値が予め設定され
た値に達した時に端子Iに一定の直流電圧値の信
号を出力し、リセツトされるまでその電圧を維持
する。次に端子Hが“低”になるとデイジタルカ
ウンタ12はリセツトされ端子Iの出力電圧も即
時に初期状態に復帰する。従つて、第2図の回路
例と同様にスローアタツク・クイツクリリース動
作を行う。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明のスケルチ検出回
路は、狭帯域のIF帯BPFと、検波器と、検波器
出力をスケルチレベル相当の基準電圧と比較し基
準電圧に対する高低により高低の2値信号を出力
する電圧比較器と、スローアタツク・クイツクリ
リース回路を有することにより、隣接する不要搬
送波の影響を受けないスケルチ動作が可能であり
ながら、前記狭帯域IF帯BPFの帯域幅よりも広
い周波数範囲にわたつて周期的に周波数掃引され
た搬送波を用いてマイクロ波送受信装置の振幅周
波数特性や遅延特性の測定を行つても周波数偏移
によるスケルチ動作は行わないので、測定に対す
る障害が除去されるという利点がある。
路は、狭帯域のIF帯BPFと、検波器と、検波器
出力をスケルチレベル相当の基準電圧と比較し基
準電圧に対する高低により高低の2値信号を出力
する電圧比較器と、スローアタツク・クイツクリ
リース回路を有することにより、隣接する不要搬
送波の影響を受けないスケルチ動作が可能であり
ながら、前記狭帯域IF帯BPFの帯域幅よりも広
い周波数範囲にわたつて周期的に周波数掃引され
た搬送波を用いてマイクロ波送受信装置の振幅周
波数特性や遅延特性の測定を行つても周波数偏移
によるスケルチ動作は行わないので、測定に対す
る障害が除去されるという利点がある。
第1図はマイクロ波受信機の簡単な構成と本発
明のスケルチ回路の実施例を機構を示すブロツク
図、第2図はスローアタツク・クイツクリリース
回路の第1の例の具体的回路、第3図はスローア
タツク・クイツクリリース回路の第2の例の具体
的回路図、第4図は周波数掃引搬送波を受信した
場合における本発明のスケルチ検出回路の各部の
波形図である。 1……RF帯BPF、2……受信周波数変換器、
3……IF帯BPF、4……AGC増幅器、5……ス
ケルチ検出回路、6……狭帯域IF帯BPF、7…
…検波器、8……電圧比較器、9……スローアタ
ツク・クイツクリリース回路、11……電圧比較
器、12……デイジタルカウンタ。
明のスケルチ回路の実施例を機構を示すブロツク
図、第2図はスローアタツク・クイツクリリース
回路の第1の例の具体的回路、第3図はスローア
タツク・クイツクリリース回路の第2の例の具体
的回路図、第4図は周波数掃引搬送波を受信した
場合における本発明のスケルチ検出回路の各部の
波形図である。 1……RF帯BPF、2……受信周波数変換器、
3……IF帯BPF、4……AGC増幅器、5……ス
ケルチ検出回路、6……狭帯域IF帯BPF、7…
…検波器、8……電圧比較器、9……スローアタ
ツク・クイツクリリース回路、11……電圧比較
器、12……デイジタルカウンタ。
Claims (1)
- 1 当該受信装置が受信すべき搬送波およびその
近傍の周波数の中間周波信号に対しては通過特性
を示しそれ以外の隣接不要搬送波の中間周波信号
に対しては阻止特性を示す狭帯域通過ろ波器と;
該ろ波器の出力信号を検波する検波器と;該検波
器出力電圧をスケルチレベル相当の基準電圧と比
較して該基準電圧以下の場合と越えている場合に
対応する2値信号を出力する電圧比較器と;前記
2値信号を受けて、前記検波器出力電圧が前記基
準電圧以下の状態で予め設定された一定時間継続
した時にスケルチアラーム信号を出力してこれを
維持し、該アラーム信号出力中に検波器出力電圧
が前記基準電圧を越えた時にはスケルチアラーム
信号出力を即時に停止するスローアタツク・クイ
ツクリリース回路と;を具備していることを特徴
とするスケルチ検出回路。
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