JP2929929B2 - 帯域内信号検出回路 - Google Patents

帯域内信号検出回路

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正人 加川
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信用交換網等に制御
信号として使用される帯域内信号の伝送装置に関し、特
に外来雑音、疑似信号等と信号を区別できる信号検出回
路に関する。
【従来の技術】従来の帯域内信号の検出回路は、図2に
示すような構成を有している。信号が入力された場合、
f1用通過ろ波器108により抽出される。抽出された
信号は整流回路104により整流されて、直流信号とな
り比較回路106に入力される。f1阻止ろ波器101
を通り増幅器103により増幅し、整流回路105によ
り整流され直流信号となった信号は、比較回路106で
比較される。比較された信号は次段の遅延回路107に
入力される。比較回路106は、信号Eと信号Fを比較
し、信号Fよりも信号Eが大きい場合のみ次段へ出力す
る。遅延回路107は、信号Eが得られた場合のみ、一
定幅の信号を送出する。図3は信号(2周波)を使用し
ている場合である。入力された信号f1は通過ろ波器2
01によりf1のみ抽出される。抽出されたf1は次段
で必要なレベルまで増幅器203により増幅される。増
幅されたf1は整流回路205により整流され直流信号
となり次段のAND回路207へ入力される。一方、信
号f2は通過ろ波器202によりf2のみ抽出される。
抽出されたf2は次段で必要なレベルまで増幅器204
により増幅される。増幅されたf2は整流回路206に
より整流されて直流信号となり次段のAND回路207
へ入力される。AND回路207は信号Gと信号Hが到
来時のみ出力信号を次段の遅延回路208へ送出する。
遅延回路202は、信号の波形の修正を行い一定幅の信
号波形を送出している。
【発明が解決しようとする課題】上述した図2の従来の
回路は、1周波方式であるため、次のような問題を有し
ている。 (a)f1、疑似信号、突発的な信号が入力されると信
号周波数として扱われ次段に対し、送出されるため、信
号と信号以外の区別がつかない。 (b)誤動作防止として、遅延回路を有しているため相
手方への信号f1及び真の信号以外の信号も、信号の時
間的調整をされてしまう。 一方図3記載の回路においては、(a)保護回路(時間
的チェック回路)が無いため信号周波数成分と同一周波
数成分が来たときに信号と区別出来ない、(b)変復調
装置等の信号で発生する周波数成分での信号検出誤動作
(2nd波、3rdによる動作)するという問題があ
る。 本発明の目的は上述の欠点を除去した帯域内信号検出回
路を提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の検出回路は、信号周波数として4周波を用
い、かつ、保護回路及び比較制御回路を有している。具
体的には、外来雑音から妨害されないように専用の帯域
ろ波器1(f1〜f4)を備えている。また、信号周波
数と同一な周波数(3周波)を受信しても、電位的、時
間的にチェックする保護回路を備えている。
【実施例】次に、本発明について、図を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す回路図である。図に
おいて、本発明の検出回路は、使用する信号の帯域を通
過させる帯域フィルタ1及び低域と高域を分割するフィ
ルタ(低域通過フィルタ2、高域通過フィルタ3)を備
えている。信号のみを抽出する回路6、7によりf1〜
f4の信号を抽出する。信号阻止回路4、5により、信
号(f1〜f4)以外の電位値を求める。比較回路8、
9により、信号抽出側電位と阻止回路側の電位求める。
比較制御回路より抽出された信号(矢印5、6)は、比
較制御回路2(10、11)を経て出力される。次に、
図1の回路の動作を説明する。帯域通過フィルタ1で、
使用する帯域を確保し、帯域以外周波数を阻止する。確
保された周波数帯域をさらに二分割する(低域通過フィ
ルタ2及び高域通過フィルタ3)。低域通過フィルタ2
は、信号周波数f1及びf2関係、高域通過フィルタ3
は、信号周波数f3及びf4関係のものである。以下
に、低域通過フィルタ2を通過し、比較回路8の出力信
号を得るまでを説明する(回路5、7も同様)。信号周
波数f1は、f1専用の帯域通過フィルタ601によっ
て得られ増幅回路603で増幅され、整流回路605で
直流信号となる。信号周波数f2についても同様で、整
流回路606で直流信号となる。信号阻止回路4は、信
号周波数f1及びf2を阻止する帯域阻止フィルタ40
1によりf1及びf2以外の周波数帯を増幅する。増幅
された帯域は、整流器403により直流信号となり、比
較制御回路の比較回路8に導かれる。(図5(a)は、
帯域通過フィルタ1、低域フィルタ2、帯域通過フィル
タ601、602の関係、(b)は、低域通過フィルタ
2、帯域阻止フィルタ401の関係) 前記で得られたf1用直流信号及びf2用直流信号は、
比較制御回路の制御回路607により、3通りにAによ
り制御される。上記の3通りについてf1のみの信号
を使用する。f2のみの信号を使用する。f1の信
号とf2の信号の合成値を使用する。得られた信号は、
比較制御回路1内比較回路で閾値回路で、比較を行い、
G=n±1以内の信号が次段へ送出する(図4
(a))。得られた信号は、比較制御回路2(10、1
1)に導かれる。比較制御回路2の10は、選択回路で
3通りの選択が可能(機能としては、607と同様)で
Bで制御を行う。得られた信号を比較器11で閾値回路
で、比較を行い、(H=n±1)以内の信号が送出され
る。(図4(b))
【発明の効果】以上説明した本発明は次のような効果を
有する。 (1)使用する帯域ろ波器1〜3を備えていることによ
り使用しない帯域からの妨害波を軽減できる。 (2)信号検出回路(6、7)、阻止回路(4、5)を
備えることにより (a)瞬時に発生する妨害波から影響を受けない。 (b)疑似信号成分から離脱したf1〜f4が得られ
る。 (c)阻止回路(4、5)が有るためリアルタイムで帯
域の状態値を求め比較対照に対応できる。 (d)帯域ろ波器(601、602)を使用している
為、精度の高い高速の信号の受信ができる。 (3)比較制御回路607(検出回路6の場合)、10
を備えている為、伝送路の状況・使用目的・競合メーカ
ーに合せた使用が可能である。 (4)保護回路(閾値回路8、11)を具備している
為、真の信号か誤信号かを精度の高い区別できる。 (5)共通のブロック・回路構成になっているので、切
分試験が容易。 (6)ろ波器回路(1、2、3)、阻止回路(4、
5)、信号検出回路(6、7)及び比較制御回路(8、
9、10、11)がデジタル信号処理(DSP)されて
いるので組立製作時間の短縮(従来と比べて1個の集積
回路)が可能である。 (7)比較制御回路により下記が可能になった。 (a)伝送路に合った設定が可能である。 (b)回線品質に合った設定が可能である。 (c)他社の装置との接続(対向)が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】従来の検出回路図。
【図3】従来の検出回路図。
【図4】(a)、(b)は本発明の動作を説明する図。
【図5】(a)、(b)は本発明の動作を説明する図。
【符号の説明】
1 帯域通過フィルタ 2 低域通過フィルタ 3 高域通過フィルタ 4、5 信号阻止回路 6、7 信号検出回路 8、9 比較制御回路1 10、11 比較制御回路2 101 帯域阻止フィルタ 102、103 増幅回路 104、105 整流回路 106 比較回路 107 遅延回路 108 帯域通過フィルタ 201 f1用通過ろ波器 202 f2用通過ろ波器 203、204 増幅回路 205、206 整流回路 207 AND論理回路 208 遅延・波形補正回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用する信号の帯域を通過させる帯域フィ
    ルタと、帯域フィルタの出力を低域信号と高域信号に分
    割する低域通過フィルタおよび高域通過フィルタと、前
    記低域および高域信号の中の信号のみを抽出する第1お
    よび第2の信号抽出回路と、前記低域および高域信号の
    中の通過すべき信号以外の信号を雑音として出力する第
    1および第2の阻止回路と、前記第1および第2の信号
    抽出回路の出力と前記第1および第2の阻止回路の雑音
    とを比較する第1および第2の比較回路と、これら第1
    および第2の比較回路の出力を比較し、前記第1および
    前記第2の比較回路の出力の中の少なくとも1つを選択
    する第3の比較回路とから構成されたことを特徴とする
    帯域内信号検出回路。
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