JPH07249975A - 状態遷移時間制御型差動出力回路 - Google Patents

状態遷移時間制御型差動出力回路

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JPH07249975A
JPH07249975A JP6039423A JP3942394A JPH07249975A JP H07249975 A JPH07249975 A JP H07249975A JP 6039423 A JP6039423 A JP 6039423A JP 3942394 A JP3942394 A JP 3942394A JP H07249975 A JPH07249975 A JP H07249975A
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JP
Japan
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type mos
mos transistor
signal
gate
drain
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JP6039423A
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Inventor
Kenji Nishiyama
賢二 西山
Keijiro Yamamoto
敬二郎 山本
Satoru Tanizawa
哲 谷澤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 状態遷移時間制御型差動出力回路に関し、状
態遷移時間を制御することによって、対ノイズ特性を向
上する改良である。 【構成】 TR2のゲートとTR3のゲートとが接続さ
れて信号Cが入力され、TR1のゲートとTR4のゲー
トとが接続されて反転信号XCが入力され、TR1のソ
ースとTR2のドレインとが接続されて信号Dを出力
し、TR3のソースとTR4のドレインとが接続されて
反転信号XDを出力し、TR1のドレインとTR3のド
レインとが正側電源に接続され、TR2のソースとTR
4のソースとが負側電源に接続される状態遷移時間制御
回路4と、TR5のドレインから出力Xを出力し、TR
6のドレインから反転出力XXを出力し、TR5のソー
スとTR6のソースとが負側電源に接続されるオープン
ドレイン型差動出力バッファ対5とよりなる状態遷移時
間制御型差動出力回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速動作を行うLSI
の内部に組み込まれ、高速小振幅伝送を行う入出力部に
使用することのできる状態遷移時間制御型差動出力回路
に関する。特に、状態遷移時間を制御することによっ
て、状態遷移時間が早すぎて誤動作するようなことのな
い、対ノイズ特性を向上するようにする改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子デバイス機器の省電力化に対
する要求は、バイポーラトランジスタやガリウム砒素ト
ランジスタ等のMOSトランジスタ以外のデバイスで構
成された高速のシステムに、安価で省消費電力化が可能
なMOSデバイスへの置き換えを求めている。そして、
このMOSデバイスは高速性と同時にMOS以外のデバ
イスとのインタフェースができるよう小振幅レベルであ
ることが求められている。
【0003】図4参照 図4は高速小振幅伝送を行うオープンドレイン型差動出
力回路の回路図を示す。図4において、1はCMOSイ
ンバータ回路構成の入力バッファであり、2はCMOS
インバータ回路であり、5はN型MOSトランジスタT
R5とTR6とからなるオープンドレイン型差動出力バ
ッファ対である。入力バッファ1とインバータ回路2と
出力バッファ対5とにより、オープンドレイン型差動出
力回路を構成している。TR5とTR6とのそれぞれの
ドレインは、これに接続される負荷抵抗R1とR2を介
して正側電源に接続されている。差動出力XとXXとは
TR5とTR6のそれぞれのドレインより得ている。本
回路は、入力Aを入力バッファ1とインバータ回路2と
により差動信号B、XBを取り出してオープンドレイン
型差動出力バッファ対5を駆動している。オープンドレ
イン型差動出力バッファ対5の正側電源電圧をCMOS
回路の正側電源電圧より低めることにより、本回路はC
MOS回路より小振幅の差動出力を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示す
回路においては出力の状態遷移時の立上がり時間、立下
がり時間はトランジスタの特性に左右される。最近の半
導体製造技術の向上は集積度の向上だけでなく状態遷移
時間の向上をももたらしている。このため、出力の状態
遷移時間が短くなり過ぎ、ノイズに対する耐性が低くな
り、誤動作の要因となっている。
【0005】本発明の目的は、この問題を解消すること
にあり、耐ノイズ性を向上することのできる状態遷移時
間制御型差動出力回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は次に述べる
いずれの手段によっても達成される。
【0007】第1の手段は、第2のP型MOSトランジ
スタ(TR2)のゲートと第3のP型MOSトランジス
タ(TR3)のゲートとが接続された箇所に信号Cが入
力され、第1のP型MOSトランジスタ(TR1)のゲ
ートと第4のP型MOSトランジスタ(TR4)のゲー
トとが接続された箇所に信号Cの反転信号XCが入力さ
れ、前記の第1のP型MOSトランジスタ(TR1)の
ソースと前記の第2のP型MOSトランジスタ(TR
2)のドレインとが接続された箇所から信号Dを出力
し、前記の第3のP型MOSトランジスタ(TR3)の
ソースと前記の第4のP型MOSトランジスタ(TR
4)のドレインとが接続された箇所から信号Dの反転信
号XDを出力し、前記の第1のP型MOSトランジスタ
(TR1)のドレインと前記の第3のP型MOSトラン
ジスタ(TR3)のドレインとが正側電源に接続され、
前記の第2のP型MOSトランジスタ(TR2)のソー
スと前記の第4のP型MOSトランジスタ(TR4)の
ソースとが負側電源に接続されている状態遷移時間制御
回路(4)と、第1のN型MOSトランジスタ(TR
5)のゲートに前記の信号Dが入力され、第2のN型M
OSトランジスタ(TR6)のゲートに前記の信号XD
が入力され、前記の第1のN型MOSトランジスタ(T
R5)のドレインから出力Xを出力し、前記の第2のN
型MOSトランジスタ(TR6)のドレインから出力X
の反転出力XXを出力し、前記の第1のN型MOSトラ
ンジスタ(TR5)のソースと前記の第2のN型MOS
トランジスタ(TR6)のソースとが負側電源に接続さ
れているオープンドレイン型差動出力バッファ対(5)
とよりなる状態遷移時間制御型差動出力回路である。
【0008】第2の手段は、第12のN型MOSトラン
ジスタ(TR12)のゲートと第13のN型MOSトラ
ンジスタ(TR13)のゲートとが接続された箇所に信
号Cが入力され、第11のN型MOSトランジスタ(T
R11)のゲートと第14のN型MOSトランジスタ
(TR14)のゲートとが接続された箇所に信号Cの反
転信号XCが入力され、前記の第11のN型MOSトラ
ンジスタ(TR11)のソースと前記の第12のN型M
OSトランジスタ(TR12)のドレインとが接続され
た箇所から信号Dを出力し、前記の第13のN型MOS
トランジスタ(TR13)のソースと前記の第14のN
型MOSトランジスタ(TR14)のドレインとが接続
された箇所から信号Dの反転信号XDを出力し、前記の
第11のN型MOSトランジスタ(TR11)のドレイ
ンと前記の第13のN型MOSトランジスタ(TR1
3)のドレインとが負側電源に接続され、前記の第12
のN型MOSトランジスタ(TR12)のソースと前記
の第14のN型MOSトランジスタ(TR14)のソー
スとが正側電源に接続されている状態遷移時間制御回路
(4)と、第11のP型MOSトランジスタ(TR1
5)のゲートに前記の信号Dが入力され、第12のP型
MOSトランジスタ(TR16)のゲートに前記の信号
XDが入力され、前記の第11のP型MOSトランジス
タ(TR15)のドレインから出力Xを出力し、前記の
第12のP型MOSトランジスタ(TR16)のドレイ
ンから出力Xの反転出力XXを出力し、前記の第11の
P型MOSトランジスタ(TR15)のソースと前記の
第12のP型MOSトランジスタ(TR16)のソース
とが正側電源に接続されているオープンドレイン型差動
出力バッファ対(5)とよりなる状態遷移時間制御型差
動出力回路である。
【0009】そして、前記の状態遷移時間制御回路
(4)の前段に、N型MOSトランジスタとP型MOS
トランジスタとのドレイン同士ソース同士が接続された
並列回路であるトランスミッションゲートを4個(TG
1とTG2とTG3とTG4)有し、第1のトランスミ
ッションゲート(TG1)と第4のトランスミッション
ゲート(TG4)のP型MOSトランジスタのゲートと
第2のトランスミッションゲート(TG2)と第3のト
ランスミッションゲート(TG3)のN型MOSトラン
ジスタのゲートとが接続された箇所に差動信号Bが入力
され、前記の第1のトランスミッションゲート(TG
1)と前記の第4のトランスミッションゲート(TG
4)のN型MOSトランジスタのゲートと前記の第2の
トランスミッションゲート(TG2)と前記の第3のト
ランスミッションゲート(TG3)のP型MOSトラン
ジスタのゲートとが接続された箇所に差動信号XBが入
力され、前記の第1のトランスミッションゲート(TG
1)と前記の第2のトランスミッションゲート(TG
2)のソース同士が接続された箇所より信号Cが取り出
され、前記の第3のトランスミッションゲート(TG
3)と前記の第4のトランスミッションゲート(TG
4)のソース同士が接続された箇所より信号XCが取り
出され、そして、前記の第1のトランスミッションゲー
ト(TG1)と前記の第3のトランスミッションゲート
(TG3)のドレインとが正側電源に、前記の第2のト
ランスミッションゲート(TG2)と前記の第4のトラ
ンスミッションゲート(TG4)のドレインとが負側電
源に接続されている差動位相補正回路(3)が接続され
ていると、信号Bと信号XBとの間に位相差があって
も、信号Cと信号XCとの間に位相差を無くすることが
でき、ひいては、状態遷移時間制御型差動出力回路の出
力XとXXとの間にも位相差のない差動出力を出力する
ことができ都合がよい。
【0010】
【作用】本発明に係る状態遷移時間制御型差動出力回路
の第1の手段は状態遷移時間制御回路4を有している。
状態遷移時間制御回路4は、2個のP型MOSトランジ
スタTR1とTR2とを直列接続した組と、2個のP型
MOSトランジスタTR3とTR4とを直列接続した組
とを使用し、信号CをTR2とTR3のゲートに印加
し、信号Cの反転信号XCをTR1とTR4のゲートに
印加している。そして、直列接続したTR1とTR2と
の中点から信号Dを取り出し、直列接続したTR3とT
R4との中点から信号Dを反転した信号XDを取り出し
ている。
【0011】この状態遷移時間制御回路の動作特性を図
2に示す。
【0012】図2参照 図2は、信号Cが1となり、信号XCが0となる期間T
1と、信号Cが0となり、信号XCが1となる期間T2
とのそれぞれに対して、信号Dの時間に対する経過を示
している。信号Dは、期間T1においては1を出力して
おり、期間T2においては時間が十分経過してもP型M
OSトランジスタTR2が完全な導通状態にならないた
めx状態(不完全導通状態)にある。信号Dがx状態に
あるときの出力レベルは、TR1とTR2との駆動能力
により変化し、TR2の駆動能力が増大するにつれて減
少する。同様に、期間T1におけるP型MOSトランジ
スタTR4の出力XDは、図示していないが、TR3と
TR4との駆動能力により変化し、TR4の駆動能力が
増大するにつれて出力レベルが減少するx状態にある。
そして、x状態の出力レベルがN型MOSトランジスタ
TR5とTR6とからなる差動出力バッファ対の特性に
より決まる閾値を超えていさえすれば、図示していない
が、差動出力バッファ対は期間T1と期間T2とで、o
nとoffとに反転する差動出力を出力することにな
る。
【0013】信号Dの状態遷移における時間的変化は、
図2に示すように、x状態が0でないレベルにあること
により入力の変化より小さな勾配で変化することにな
る。このため、TR1(TR3)とTR2(TR4)と
の駆動能力を制御することによって、状態遷移時間を制
御することができ、必要な高速動作を持つとともにノイ
ズに対しては応答しないようにすることができる。
【0014】図3参照 第2の手段は、図3に示すように、第1の手段のP型M
OSをN型MOSに、N型MOSをP型MOSに変え、
同時に、電源電圧の正負を逆にしている。したがって、
第2の手段の回路の状態遷移時間も、第1の手段と全く
同様になり、TR11(TR13)とTR12(TR1
4)との駆動能力を制御することによって、状態遷移時
間を制御することができ、必要な高速動作を持つととも
にノイズに対しては応答しないようにすることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の1実施例に
係る状態遷移時間制御型差動出力回路についてさらに詳
細に説明する。
【0016】図1参照 図1は本発明の1実施例に係る状態遷移時間制御型差動
出力回路を示す図である。図1において、1はCMOS
インバータ回路構成の入力バッファであり、2はCMO
Sインバータ回路であり、入力Aが入力端子より入力さ
れ、入力バッファ1とインバータ回路2とにより差動信
号B、XBを得ている。
【0017】3は差動位相補正回路であり、N型MOS
トランジスタとP型MOSトランジスタとのドレイン同
士ソース同士を接続した並列回路であるトランスミッシ
ョンゲートを4個(TG1とTG2とTG3とTG4)
使用して下記のように接続している。すなわち、TG1
とTG4のP型MOSトランジスタのゲートとTG2と
TG3のN型MOSトランジスタのゲートとを接続した
箇所に差動信号Bを入力し、TG1とTG4のN型MO
SトランジスタのゲートとTG2とTG3のP型MOS
トランジスタのゲートとを接続した箇所に差動信号XB
を入力し、TG1とTG2のソース同士を接続した箇所
より信号Cを取り出し、TG3とTG4のソース同士を
接続した箇所より信号XCを取り出している。そして、
TG1とTG3のドレインを正側電源に、TG2とTG
4のドレインを負側電源に接続し給電している。差動位
相補正回路3においては、信号Bと信号XBとの間に多
少の位相ずれがあっても、信号XCは信号Cの反転信号
となり、信号XCと信号Cとの間には位相のずれがな
く、位相の補正を行うことができる。
【0018】4は状態遷移時間制御回路である。状態遷
移時間制御回路4は4個のP型MOSトランジスタTR
1、TR2、TR3、TR4からなり、下記のように接
続されている。すなわち、TR2のゲートとTR3のゲ
ートとが接続された箇所に信号Cが入力され、TR1の
ゲートとTR4のゲートとが接続された箇所に信号Cの
反転信号XCが入力され、TR1のソースとTR2のド
レインとが接続された箇所から信号Dを取り出し、TR
3のソースとTR4のドレインとが接続された箇所から
信号Dの反転信号XDを取り出し、TR1のドレインと
TR3のドレインとを正側電源に接続し、前記のTR2
のソースと前記のTR4のソースとを負側電源に接続し
ている。
【0019】5は2個のN型MOSトランジスタTR5
とTR6とからなるオープンドレイン型差動出力バッフ
ァ対である。TR5のドレインは差動出力Xを出力し、
TR6のドレインは差動出力XXを出力する。TR5の
ソースとTR6のソースとはN型MOSトランジスタT
R7のドレインに接続されている。TR7は、そのソー
スが負側電源に接続され、外部からTR7のゲートに印
加される電圧に対応する定電流を差動出力バッファ対5
に供給している。
【0020】TR5のドレインとTR6のドレインと
は、オープンドレイン型差動出力バッファ対5の外部に
設けられている負荷抵抗R1とR2を介して、正側電源
に接続されている。オープンドレイン型差動出力バッフ
ァ対5の正側電源電圧をMOS回路の正側電源電圧より
低く設定することにより、MOS回路より小振幅の差動
出力を取り出している。
【0021】状態遷移時間制御回路4の動作は、既に本
発明の作用において述べたとおりであり、TR1(TR
3)とTR2(TR4)との駆動能力を制御することに
よって、状態遷移時間を制御することができ、必要な高
速動作を持つとともにノイズに対しては応答しないよう
にすることができる。
【0022】図1に示す状態遷移時間制御型差動出力回
路においては、オープンドレイン型差動出力バッファ対
5にN型MOSトランジスタTR7による定電流回路を
設けているが、TR7を使用する必然性はない。
【0023】図3参照 図3に示すように、全てのP型MOSに変えてN型MO
Sを使用し、全てのN型MOSに変えてP型MOSを使
用し、同時に、電源電圧の正負を逆にした回路であって
もよい。この場合においても、同様に状態遷移時間を制
御することができ、必要な高速動作を持つとともにノイ
ズに対しては応答しないようにすることができる。
【0024】なお、入力信号Aが反転するときに、差動
信号BはXBに対しインバータ回路1段分だけ遅れる。
差動位相補正回路3の出力である差動信号CとXCとは
共に差動位相補正回路3への入力XBに対しトランスミ
ッションゲート1段分だけ遅れるが、差動信号CとXC
との間には時間のずれがなく、差動信号BとXBとの間
にある時間のずれを補正する特徴を有している。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る状態
遷移時間制御型差動出力回路によれば、2個のP型MO
Sトランジスタを直列接続した組を2組使用し、一方の
組の正側電源に近いトランジスタのゲートと他方の組の
負側電源に近いトランジスタのゲートとを接続し、これ
に信号を印加し、一方の組の負側電源に近いトランジス
タのゲートと他方の組の正側電源に近いトランジスタの
ゲートとを接続し、これに前記信号の反転信号を印加し
ている。そして、直列接続されたトランジスタの中点の
それぞれより差動信号を取り出して、オープンドレイン
型差動出力バッファ対に印加している。このため、この
差動信号の出力レベルは正側電圧に近い値の状態1と負
側電圧より正側電圧に近づいた状態xの間を、入力の変
化より低い変化率で変化することとなる。そこで、オー
プンドレイン型差動出力バッファ対はonとoffとの
状態遷移時間を必要な程度に早く、かつ、ノイズに対し
ては応答しないようにすることができ、対ノイズ性が向
上する。
【0026】P型MOSとN型MOSとを逆にした回路
も極性が反転するだけで、同様の効果を発揮する。
【0027】さらに、トランスミッションゲートを4個
使用した差動位相補正回路が設けられていると、たとえ
入力信号に位相差があっても、位相差のない信号とする
ことができるので、質の高い差動出力を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る状態遷移時間制御型差
動出力回路の回路図である。
【図2】本発明に係る状態遷移時間制御回路の作用説明
図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る状態遷移時間制御型
差動出力回路の回路図である。
【図4】オープンドレイン型差動出力回路の回路図であ
る。
【符号の説明】
1 入力バッファ 2 インバータ回路 3 差動位相補正回路 4 状態遷移時間制御回路 5 オープンドレイン型差動出力バッファ対 TR1 第1のP型MOSトランジスタ TR2 第2のP型MOSトランジスタ TR3 第3のP型MOSトランジスタ TR4 第4のP型MOSトランジスタ TR5 第1のN型MOSトランジスタ TR6 第2のN型MOSトランジスタ TR7 第3のN型MOSトランジスタ R1・R2 負荷抵抗 A・B・XB・C・XC・D・XD・X・XX 信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2のP型MOSトランジスタ(TR
    2)のゲートと第3のP型MOSトランジスタ(TR
    3)のゲートとが接続された箇所に信号Cが入力され、
    第1のP型MOSトランジスタ(TR1)のゲートと第
    4のP型MOSトランジスタ(TR4)のゲートとが接
    続された箇所に信号Cの反転信号XCが入力され、 前記第1のP型MOSトランジスタ(TR1)のソース
    と前記第2のP型MOSトランジスタ(TR2)のドレ
    インとが接続された箇所から信号Dを出力し、前記第3
    のP型MOSトランジスタ(TR3)のソースと前記第
    4のP型MOSトランジスタ(TR4)のドレインとが
    接続された箇所から信号Dの反転信号XDを出力し、 前記第1のP型MOSトランジスタ(TR1)のドレイ
    ンと前記第3のP型MOSトランジスタ(TR3)のド
    レインとが正側電源に接続され、前記第2のP型MOS
    トランジスタ(TR2)のソースと前記第4のP型MO
    Sトランジスタ(TR4)のソースとが負側電源に接続
    されてなる状態遷移時間制御回路(4)と、 第1のN型MOSトランジスタ(TR5)のゲートに前
    記信号Dが入力され、第2のN型MOSトランジスタ
    (TR6)のゲートに前記信号XDが入力され、 前記第1のN型MOSトランジスタ(TR5)のドレイ
    ンから出力Xを出力し、前記第2のN型MOSトランジ
    スタ(TR6)のドレインから出力Xの反転出力XXを
    出力し、 前記第1のN型MOSトランジスタ(TR5)のソース
    と前記第2のN型MOSトランジスタ(TR6)のソー
    スとが負側電源に接続されてなるオープンドレイン型差
    動出力バッファ対(5)とよりなることを特徴とする状
    態遷移時間制御型差動出力回路。
  2. 【請求項2】 第12のN型MOSトランジスタ(TR
    12)のゲートと第13のN型MOSトランジスタ(T
    R13)のゲートとが接続された箇所に信号Cが入力さ
    れ、第11のN型MOSトランジスタ(TR11)のゲ
    ートと第14のN型MOSトランジスタ(TR14)の
    ゲートとが接続された箇所に信号Cの反転信号XCが入
    力され、 前記第11のN型MOSトランジスタ(TR11)のソ
    ースと前記第12のN型MOSトランジスタ(TR1
    2)のドレインとが接続された箇所から信号Dを出力
    し、前記第13のN型MOSトランジスタ(TR13)
    のソースと前記第14のN型MOSトランジスタ(TR
    14)のドレインとが接続された箇所から信号Dの反転
    信号XDを出力し、 前記第11のN型MOSトランジスタ(TR11)のド
    レインと前記第13のN型MOSトランジスタ(TR1
    3)のドレインとが負側電源に接続され、前記第12の
    N型MOSトランジスタ(TR12)のソースと前記第
    14のN型MOSトランジスタ(TR14)のソースと
    が正側電源に接続されてなる状態遷移時間制御回路
    (4)と、 第11のP型MOSトランジスタ(TR15)のゲート
    に前記信号Dが入力され、第12のP型MOSトランジ
    スタ(TR16)のゲートに前記信号XDが入力され、 前記第11のP型MOSトランジスタ(TR15)のド
    レインから出力Xを出力し、前記第12のP型MOSト
    ランジスタ(TR16)のドレインから出力Xの反転出
    力XXを出力し、前記第11のP型MOSトランジスタ
    (TR15)のソースと前記第12のP型MOSトラン
    ジスタ(TR16)のソースとが正側電源に接続されて
    なるオープンドレイン型差動出力バッファ対(5)とよ
    りなることを特徴とする状態遷移時間制御型差動出力回
    路。
  3. 【請求項3】 前記状態遷移時間制御回路(4)の前段
    に、N型MOSトランジスタとP型MOSトランジスタ
    とのドレイン同士ソース同士が接続された並列回路であ
    るトランスミッションゲートを4個(TG1とTG2と
    TG3とTG4)有し、 第1のトランスミッションゲート(TG1)と第4のト
    ランスミッションゲート(TG4)のP型MOSトラン
    ジスタのゲートと第2のトランスミッションゲート(T
    G2)と第3のトランスミッションゲート(TG3)の
    N型MOSトランジスタのゲートとが接続された箇所に
    差動信号Bが入力され、前記第1のトランスミッション
    ゲート(TG1)と前記第4のトランスミッションゲー
    ト(TG4)のN型MOSトランジスタのゲートと前記
    第2のトランスミッションゲート(TG2)と前記第3
    のトランスミッションゲート(TG3)のP型MOSト
    ランジスタのゲートとが接続された箇所に差動信号XB
    が入力され、 前記第1のトランスミッションゲート(TG1)と前記
    第2のトランスミッションゲート(TG2)のソース同
    士が接続された箇所より信号Cが取り出され、前記第3
    のトランスミッションゲート(TG3)と前記第4のト
    ランスミッションゲート(TG4)のソース同士が接続
    された箇所より信号XCが取り出され、 そして、前記第1のトランスミッションゲート(TG
    1)と前記第3のトランスミッションゲート(TG3)
    のドレインとが正側電源に、前記第2のトランスミッシ
    ョンゲート(TG2)と前記第4のトランスミッション
    ゲート(TG4)のドレインとが負側電源に接続されて
    なる差動位相補正回路(3)が接続されてなることを特
    徴とする請求項1またはに請求項2記載の状態遷移時間
    制御型差動出力回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100386929B1 (ko) * 1995-07-27 2003-08-25 텔레폰아크티에볼라게트 엘엠 에릭슨 일반적인송신기장치
JP2005123773A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 小振幅差動インターフェース回路
DE112018005419T5 (de) 2017-11-30 2020-07-02 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Sensorausgangsschaltung

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