JPH07248918A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

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JPH07248918A
JPH07248918A JP6040087A JP4008794A JPH07248918A JP H07248918 A JPH07248918 A JP H07248918A JP 6040087 A JP6040087 A JP 6040087A JP 4008794 A JP4008794 A JP 4008794A JP H07248918 A JPH07248918 A JP H07248918A
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JP
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arithmetic
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output
selection circuit
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JP6040087A
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Makoto Michigami
上 誠 道
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の演算を同時または順次に処理し、柔軟
な演算の組み合わせと高速な処理を実現する。 【構成】 入力回路11は演算対象となる複数の入力デ
ータを基本クロックに同期して入力し、入力選択回路1
2は入力されたデータを選択して所定の演算回路13〜
15に送出し、出力選択回路16は各演算回路13〜1
5から所定の演算結果を選択して出力回路16または入
力選択回路12に出力する。これら入力選択回路、各演
算回路および出力選択回路の動作の制御は命令解釈回路
18の命令により行なう。また時間のかかる演算の場合
は、クロック制御回路19に指示してクロック周期を延
ばす。さらに命令定義RAM20に多数の演算回路の組
み合わせを格納しておき、アプリケーション毎に必要な
組み合わせを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプログラムに
より制御されるマイクロプロセッサに関するものである
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータで扱うデータは単な
る数字だけでなく、音声、画像等多岐にわたっている。
このようなデータは、一般にデータそのものが多量であ
り、処理すべき内容も格段に多くなっている。したがっ
て、データの演算に対してはますます高速性が要求され
ている。
【0003】以下、従来のマイクロプロセッサについて
説明する。図7は従来の同期型のフリップフロップを使
用したマイクロプロセッサの演算処理部の構成を示すも
のである。図7において、1〜3は演算対象となる必要
なデータを基本クロックに同期して入力する入力回路、
4〜6は実際の演算を行なう演算回路、7〜9は演算結
果を受け取って基本クロックに同期して出力する出力回
路、10は命令コードを受けて演算回路7〜9に対する
制御信号を発生する命令解釈回路である。なおこの構成
は、3つの演算が同時に実行できることを意図するため
に演算回路を3組備えている。
【0004】以上のように構成されたマイクロプロセッ
サについて、以下その動作を説明する。入力回路1〜3
と出力回路7〜9とは、基本クロックに同期して動作す
るフリップフロップである。まず最初のクロックで、演
算対象となるデータが、その演算が実行できる演算回路
4〜6のいずれかに対応した入力回路1〜3に転送され
る。そして次のクロックで、そのデータが演算回路4〜
6に出力され、その結果がその演算回路4〜6に対応し
た出力回路7〜9に出力される。
【0005】このように、上記従来の構成では、個々の
入力と出力とが1対1で対応しており、このような構成
で処理速度を上げるためには、基本クロックの周波数を
上げるか、または多数の入力回路、出力回路および演算
回路を必要とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、次のような問題点を有する。 1.複数の演算を同時に実行させるためには、演算回路
と同数の入力回路および出力回路が必要となり、演算内
容によって別々の出力回路から結果が出力されるので、
その都度転送ルートを変更しなければならず、プログラ
ムが複雑になる。また入力側も、演算内容に応じて必要
な入力回路にデータを転送しなければならないので、こ
れもプログラムを複雑にさせる。 2.前の演算結果を用いて次の演算を実行するといった
順次実行の場合、演算自体の処理時間が短くても、演算
の回数分のクロック時間を必要とする。 3.すべての種類の演算を一定の基本クロック内で終了
させなければならないので、基本クロックをあまり高速
にできない。また、一部の高速に実行の完了する演算に
合わせて基本クロックを上げると、演算の種類によって
は一定時間待ちが生じてプログラムが複雑になる。例え
ば、加算は次のクロックで結果が出るが、乗算の場合は
起動をかけてから2クロック目で結果が出る等の問題が
ある。 4.複数の演算を同時に実行できる構成にすると、演算
の組み合わせも多くなり、命令のコード幅が大きくなっ
てしまい、プログラムの格納に必要なメモリも大きなも
のが必要となる。また、プロセッサが読み込むプログラ
ムの量も多くなり、高速なデータ転送ができなくなる。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、高速かつ柔軟に複数の演算を同時また
は順次に実行することのできる優れたマイクロプロセッ
サを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、第1の構成は、演算対象となる複数の入
力データを基本クロックに同期して入力する入力回路
と、入力されたデータを選択して所定の演算回路に出力
する入力選択回路と、入力選択回路からのデータを基に
演算を実行する複数の演算回路と、各演算回路から所定
の演算結果を選択して出力する出力選択回路と、出力選
択回路からの演算結果を受け取って基本クロックに同期
して出力する出力回路と、命令コードを受けて入力選択
回路、各演算回路および出力選択回路の動作を制御する
制御信号を発生する命令解釈回路とを備えたものであ
る。
【0009】本発明の第2の構成は、上記第1の構成に
加え、出力選択回路が、命令解釈回路からの制御信号に
より、演算回路からの演算結果を出力回路または入力選
択回路に選択的に出力するようにしたものである。
【0010】本発明の第3の構成は、上記第1または第
2の構成に加え、命令解釈回路からの制御信号により、
基本クロックを変更する手段を備えたものである。
【0011】本発明の第4の構成は、上記第1または第
2または第3の構成に加え、命令解釈回路から出力され
る制御信号を変更する手段を備えたものである。
【0012】
【作用】本発明は、上記第1の構成により、複数の演算
を同時に実行する場合でも、演算回路と同数の入出力回
路を必要とせずに、構成が簡単になるとともに、入出力
ルートが1ヶ所になるので、プログラムを簡単にするこ
とができる。
【0013】本発明はまた、上記第2の構成により、前
の演算結果を用いて次の演算を実行する順次実行を行な
う場合に、決められたクロック内で複数の演算を連続し
て実行することができ、演算処理を高速に行なうことが
できる。
【0014】本発明はまた、上記第3の構成により、時
間のかかる演算はクロックを延ばして実行することがで
きるので、基本クロックを短くして演算処理を高速化す
ることができる。
【0015】本発明はまた、上記第4の構成により、複
数の演算を同時に実行する場合に、使用する演算回路の
組み合わせをその都度設定できるので、命令を簡素化し
処理を高速化することができる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の第1の実施例におけるマイクロプロセッ
サの演算処理部の構成を示すものである。図1におい
て、11は演算対象となる複数の入力データを基本クロ
ックに同期して入力する入力回路、12は入力回路11
からのデータを選択して所定の演算回路13、14、1
5に送出する入力選択回路、13、14、15は実際の
演算を行なう複数の演算回路、16は各演算回路13〜
15から所定の演算結果を選択して出力する出力選択回
路、17は出力選択回路16からの演算結果を受け取っ
て基本クロックに同期して出力する出力回路、18は命
令コードを受け取って入力選択回路12、各演算回路1
3〜15および出力選択回路17の動作を制御する制御
信号を発生する命令解釈回路である。
【0017】以上のように構成されたマイクロプロセッ
サの演算処理部について、以下その動作を説明する。ま
ず複数の演算を同時に実行する場合の動作について説明
する。演算の対象となるデータは、最初すべて入力回路
11にシリアルに入力され、ここでパラレルに変換され
て入力選択回路12に入力される。入力選択回路12に
は、命令コードを解読した命令解釈回路18により、ど
のデータはどの演算回路に入力せよという命令が入力さ
れているので、入力選択回路12は、その命令に従って
入力データをそれぞれ該当する演算回路に出力する。デ
ータを受け取った演算回路13〜15は、命令解釈回路
18からの命令により、入力されたデータについてどの
ような演算を実行せよという命令が入力されているの
で、それぞれ指示された演算を実行し、その演算結果を
出力選択回路16へ出力する。出力選択回路16は、命
令解釈回路18からの命令により、入力された各演算結
果をそれぞれ出力回路17に出力する。出力回路17
は、受け取った各データをシリアルに変換して基本クロ
ックに同期して出力する。
【0018】このように、上記実施例によれば、すべて
の入力およびすべての出力は、1つの入力回路11およ
び1つの出力回路17を通るため、複数の演算を同時に
実行する場合にも、演算回路と同数の入力回路と出力回
路を必要とせず、演算内容によって別々の出力回路から
結果が出力されることもないので、その都度転送ルート
を変更する必要もなく、プログラムが簡単になる。ま
た、入力側も演算内容に応じて必要な入力回路にデータ
を転送する必要がなくなるので、プログラムが組みやす
くなる。さらに、種々の演算を行なうために、用意され
た複数の演算回路を命令によって選択するだけで良いの
で、プログラムを効率よく作成することができる。さら
にまた、入力回路11および出力回路17を物理的に同
じものを使用することにより、間断なく演算を実行する
ことが可能になる。また、従来と同様に、基本クロック
に同期して入力したデータを順次演算して出力すること
もできる。
【0019】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて説明する。図2は本発明の第2の実施例の構成を
示し、図1に示した第1の実施例とほぼ同様な構成を備
えているので、同様な要素には同様な符号を付してあ
る。図2において、11は演算対象となる複数の入力デ
ータを基本クロックに同期して入力する入力回路、12
は入力回路11からのデータを選択して所定の演算回路
13、14、15に送出する入力選択回路、13、1
4、15は実際の演算を行なう複数の演算回路、16は
各演算回路13〜15から所定の演算結果を選択して入
力選択回路12または出力回路17に選択的に出力する
出力選択回路、17は出力選択回路16からの演算結果
を受け取って基本クロックに同期して出力する出力回
路、18は命令コードを受け取って入力選択回路12、
各演算回路13〜15および出力選択回路17の動作を
制御する制御信号を発生する命令解釈回路、19は命令
解釈回路18からの制御信号により演算に適切なクロッ
ク周期を生成するクロック制御回路である。
【0020】以上のように構成されたマイクロプロセッ
サの演算処理部の動作について、以下その動作を説明す
る。本実施例では、前の演算結果を用いて次の演算を実
行する順次実行型の演算を行なうものとする。まず図3
の(a)に示すように、基本クロックの時間を100と
し、時間40の演算a、時間50の演算bおよび時間6
0の演算cを順次実行する場合について説明する。まず
入力回路11に演算aのデータが基本クロックに同期し
て入力される。入力選択回路12は、そのデータを演算
回路13に出力し、演算回路13は、演算aを実行し、
その結果を出力選択回路16に出力する。出力選択回路
16は、その演算結果を入力選択回路12に戻す。入力
選択回路12は、その演算結果を演算回路14に出力
し、演算回路14は、その演算結果を使用して演算bを
実行し、その結果を出力選択回路16に出力する。この
時点で既に時間90が経過しているので、出力選択回路
16は、その演算結果を出力回路17に出力する。出力
回路17は、その演算結果を基本クロックに同期して出
力する。この出力は、別の制御により入力回路11に戻
され、入力選択回路12により演算回路15に出力され
る。演算回路15は、その入力データを使用して演算c
を実行し、その結果を出力選択回路16に出力する。出
力選択回路16は、その演算結果を出力回路17に出力
し、出力回路17は、受け取った演算結果を次の基本ク
ロックに同期して出力する。このような演算の指示およ
び順序は、すべて命令解釈回路18からの命令によって
行なわれる。この一連の演算の結果、演算aからcは時
間150で行なわれ、基本クロック100の2つ分に納
まるので、この順次実行の演算は2クロックで終了する
ことになる。これに対し、図3の(b)に示す従来の場
合は、基本クロック毎に1回の演算が行なわれるので、
3クロックを必要とする。
【0021】このような演算を行なう場合の基本クロッ
クは、最も時間のかかる演算を基準として決められる
が、あまり遅いと全体の処理時間が遅くなるので、時間
のかかるものは例外扱いとすることがある。例えば上記
例で、ほとんどの演算が時間50以内で処理できる場合
は、基本クロックを50と定めている。
【0022】次に、図4の(a)を参照してこのような
例外扱いとする場合の動作について説明する。この例で
は、基本クロックを50とし、時間40の演算dと時間
50の演算eと時間90の演算fを順次実行する場合に
ついて説明する。まず入力回路11に演算dのデータが
基本クロックに同期して入力される。入力選択回路12
は、そのデータを演算回路13に出力し、演算回路13
は、演算dを実行し、その結果を出力選択回路16に出
力する。出力選択回路16は、その演算結果を出力回路
17に出力し、出力回路12は、その演算結果を基本ク
ロックに同期して出力する。この出力は、別の制御によ
り入力回路11に戻され、入力選択回路12により演算
回路14に出力される。演算回路14は、その入力デー
タを使用して演算eを実行し、その結果を出力選択回路
16に出力する。出力選択回路16は、その演算結果を
出力回路17に出力し、出力回路17は、受け取った演
算結果を次の基本クロックに同期して出力する。この出
力は、別の制御により入力回路11に戻される。次に命
令解釈回路18からの命令により、クロック制御回路1
9が基本クロックを一時的に100に変更して入力回路
11および出力回路17に伝える。入力回路11から選
択回路12に入力された演算eの結果は、演算回路15
に入力されて演算fが実行される。この演算結果は、出
力選択回路16に出力され、出力選択回路16は、その
演算結果を出力回路17に出力し、出力回路17は、受
け取った演算結果を次の基本クロックで出力する。この
一連の演算の結果、演算dからfまでを行なう合計時間
190は、基本クロック50の4つ分に納まるので、基
本クロック100の2つ分に相当する。これに対し、図
4の(b)に示す従来の場合は、演算fを実行できるよ
うに基本クロックを100としたので、3クロックを必
要とする。また図4の(c)の別の従来例では、本実施
例と同様に基本クロックを50としているが、演算fは
これに納まらないので、演算fだけは例外扱いとして独
立した別の入出力回路および演算回路に処理を実行さ
せ、規定の演算時間が経過した時点で結果を参照してい
る。このような構成では、演算eの実行時には次のクロ
ックで結果が参照できるが、演算fでは1クロック分待
たなければ結果を参照することができず、プログラムを
作成する際には、このような複雑な動作を理解しなけれ
ばならない。
【0023】次に、図5の(a)を参照して、基本クロ
ックを時間100として、時間50の演算gと時間60
の演算hと時間70の演算iを順次実行する場合の動作
について説明する。この場合、図5の(b)に示す従来
例の場合は、基本クロックを3クロック使用することに
なるが、本実施例では、命令解釈回路18がクロック制
御回路19に基本クロック100を一時的に200に変
更するように指示するので、全体の演算処理を基本クロ
ック2つ分で実行できることになる。まず入力回路11
に演算gのデータが時間変更した実行クロックに同期し
て入力される。入力選択回路12は、そのデータを演算
回路13に出力し、演算回路13は、演算gを実行し、
その結果を出力選択回路16に出力する。出力選択回路
16は、その演算結果を入力選択回路12に戻す。入力
選択回路12は、その演算結果を演算回路14に出力
し、演算回路14は、その演算結果を使用して演算hを
実行し、その結果を出力選択回路16に出力する。出力
選択回路16は、その演算結果を入力選択回路12に戻
す。入力選択回路12は、その演算結果を演算回路15
に出力し、演算回路15は、その演算結果を使用して演
算iを実行し、その結果を出力選択回路16に出力す
る。出力選択回路16は、その演算結果を出力回路17
に出力し、出力回路17は、受け取った演算結果を次の
基本クロックに同期して出力する。これらの制御は、す
べて命令解釈回路18かの制御信号により行なわれる。
【0024】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて説明する。図6は本発明の第3の実施例を示し、
図2に示した第2の実施例に命令定義RAM20を追加
したものであり、構成についての重複した説明は省略す
る。
【0025】使用する演算回路が3個でなく、より多数
である場合、各演算回路は独立しているので、動作する
可能性のある組み合わせは膨大なものになる。その場
合、従来のように固定的に命令を解釈する構成では、命
令コードもそれと同数だけ必要とし、命令をコード化す
る際にコード幅が広がってしまう。また、演算の組み合
わせを限定してコード幅を減らすと、ハードウエアを有
効に利用することができない。一般に、あるアプリケー
ションに限定して考えると、演算の組み合わせはごく少
数のものに限られる場合が多く、すべての組み合わせを
使用することは殆どない。そこで本実施例では、命令解
釈回路18が参照することのできる書き換え可能な命令
定義RAM20を加えることで、命令解釈回路18にお
ける同一の命令コードに対する動作を変更することが可
能となり、膨大な演算の組み合わせから必要な組み合わ
せだけを選んで、命令として命令定義RAM20に格納
しておくことにより、効率のよいプログラムを作ること
ができる。
【0026】以上、本発明を図面に基づいて説明してき
たが、上記したように、本発明における演算回路は3個
以上いくつあってもよく、また基本クロックも周期を2
倍、3倍、4倍等のように整数倍に変更することができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、複数の演算を同時に実行する場合でも、演算回路と
同数の入出力回路を必要とせず、構成が簡単になるとと
もに、入出力ルートが1ヶ所になるので、プログラムを
簡単にすることができるという効果を有する。
【0028】本発明はまた、前の演算結果を用いて次の
演算を実行する順次実行を行なう場合に、決められたク
ロック内で複数の演算を連続して実行することができ、
演算処理を高速に行なうことができるという効果を有す
る。
【0029】本発明はまた、時間のかかる演算はクロッ
クを延ばして実行することができるので、基本クロック
を短くして演算処理を高速化することができるという効
果を有する。
【0030】本発明はまた、複数の演算を同時に実行す
る場合に、使用する演算回路の組み合わせをその都度設
定できるので、命令を簡素化し処理を高速化することが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるマイクロプロセ
ッサの演算処理部の構成を示す概略ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるマイクロプロセ
ッサの演算処理部の構成を示す概略ブロック図
【図3】本発明の第2の実施例におけるマイクロプロセ
ッサの演算処理部の動作を示すタイミング図
【図4】本発明の第2の実施例におけるマイクロプロセ
ッサの演算処理部の別の動作を示すタイミング図
【図5】本発明の第2の実施例におけるマイクロプロセ
ッサの演算処理部の別の動作を示すタイミング図
【図6】本発明の第3の実施例におけるマイクロプロセ
ッサの演算処理部の構成を示す概略ブロック図
【図7】従来例におけるマイクロプロセッサの演算処理
部の構成を示す概略ブロック図
【符号の説明】
11 入力回路 12 入力選択回路 13、14、15 演算回路 16 出力選択回路 17 出力回路 18 命令解釈回路 19 クロック制御回路 20 命令定義RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算対象となる複数の入力データを基本
    クロックに同期して入力する入力回路と、前記入力され
    たデータを選択して所定の演算回路に出力する入力選択
    回路と、前記入力選択回路からのデータを基に演算を実
    行する複数の演算回路と、前記各演算回路から所定の演
    算結果を選択して出力する出力選択回路と、前記出力選
    択回路からの演算結果を受け取って基本クロックに同期
    して出力する出力回路と、命令コードを受けて前記入力
    選択回路、各演算回路および出力選択回路の動作を制御
    する制御信号を発生する命令解釈回路とを備えたマイク
    ロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 出力選択回路が、命令解釈回路からの制
    御信号により、演算回路からの演算結果を出力回路また
    は入力選択回路に選択的に出力することを特徴とする請
    求項1記載のマイクロプロセッサ。
  3. 【請求項3】 命令解釈回路からの制御信号により、基
    本クロックを変更する手段を備えた請求項1または2記
    載のマイクロプロセッサ。
  4. 【請求項4】 命令解釈回路から出力される制御信号を
    変更する手段を備えた請求項1または2または3記載の
    マイクロプロセッサ。
JP6040087A 1994-03-10 1994-03-10 マイクロプロセッサ Pending JPH07248918A (ja)

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JP6040087A JPH07248918A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 マイクロプロセッサ
EP95103408A EP0671683A1 (en) 1994-03-10 1995-03-09 Improved circuit arrangement of data processing system
US08/401,609 US5752061A (en) 1994-03-10 1995-03-09 Arrangement of data processing system having plural arithmetic logic circuits

Applications Claiming Priority (1)

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JP6040087A JPH07248918A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 マイクロプロセッサ

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