JPH0724878Y2 - スピーカーの錦糸線 - Google Patents
スピーカーの錦糸線Info
- Publication number
- JPH0724878Y2 JPH0724878Y2 JP10570489U JP10570489U JPH0724878Y2 JP H0724878 Y2 JPH0724878 Y2 JP H0724878Y2 JP 10570489 U JP10570489 U JP 10570489U JP 10570489 U JP10570489 U JP 10570489U JP H0724878 Y2 JPH0724878 Y2 JP H0724878Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder
- speaker
- tinsel wire
- thin plate
- attachment portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スピーカーの錦糸線の改良に関する。
[従来の技術] スピーカーの錦糸線1は、第4図に示すように、スピー
カーフレーム2の所定位置に固着された端子板3と振動
板4の所定位置に固着されたハトメ5との間を電気的に
接続して、ボイスコイル6に電気信号を導くものであ
り、この錦糸線1の両端部は端子板3、ハトメ5にそれ
ぞれ半田付けされている。
カーフレーム2の所定位置に固着された端子板3と振動
板4の所定位置に固着されたハトメ5との間を電気的に
接続して、ボイスコイル6に電気信号を導くものであ
り、この錦糸線1の両端部は端子板3、ハトメ5にそれ
ぞれ半田付けされている。
そして、この錦糸線1の半田付け作業を確実かつ容易に
するために錦糸線1の両端部に予備半田加工を行なつて
いるが、従来は、第5図に示すように、錦糸線1の両端
部において糸半田8を半田コテ7を用いて溶融すること
により、半田取着部を形成していた。
するために錦糸線1の両端部に予備半田加工を行なつて
いるが、従来は、第5図に示すように、錦糸線1の両端
部において糸半田8を半田コテ7を用いて溶融すること
により、半田取着部を形成していた。
[考案が解決しようとする課題] このような予備半田加工は手作業であるため、作業性が
悪く、また、半田取着部の仕上り形状、半田量とも均一
でなく、不安定であり、また、錦糸線1の端子板3、ハ
トメ5への挿入作業などの作業性が悪いなどの問題点が
ある。
悪く、また、半田取着部の仕上り形状、半田量とも均一
でなく、不安定であり、また、錦糸線1の端子板3、ハ
トメ5への挿入作業などの作業性が悪いなどの問題点が
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案の代表的な実施例を示す第1図を参照して説明す
ると、端部に薄板状半田9aをカシメ成形して半田取着部
を形成したことを特徴とする。
ると、端部に薄板状半田9aをカシメ成形して半田取着部
を形成したことを特徴とする。
[作用] その結果、予備半田加工の作業性が良く、また、半田取
着部の仕上り形状、半田量とも均一となり、安定する。
着部の仕上り形状、半田量とも均一となり、安定する。
[実施例] 本考案の代表的な実施例を示す第1図、第2図および第
3図において説明する。
3図において説明する。
本実施例の構造を明らかにするため、その製造工程に沿
つて説明すると、 糸半田9をローラ10a、10bなど公知の手段によつて薄板
状に成形し、所定の寸法に切断して、薄板状半田9aとす
る。
つて説明すると、 糸半田9をローラ10a、10bなど公知の手段によつて薄板
状に成形し、所定の寸法に切断して、薄板状半田9aとす
る。
この薄板状半田9aを略UまたはV形状に折り曲げ、その
折曲部に錦糸線1の端部を当接し、その後、治具11a、1
1bによつて両側から挟みつけ、薄板状半田8aの外形を略
円筒状にカシメ成形して、半田取着部とする。
折曲部に錦糸線1の端部を当接し、その後、治具11a、1
1bによつて両側から挟みつけ、薄板状半田8aの外形を略
円筒状にカシメ成形して、半田取着部とする。
この半田取着部の断面構造は第3図に示すようになる。
[考案の効果] 本考案は、錦糸線1の端部に薄板状半田9aをカシメ成形
して半田取着部を形成したので、予備半田加工の作業性
が良く、また、半田取着部の仕上り形状、半田量とも均
一となり、安定し、そのために、錦糸線1の端子板3、
ハトメ5への挿入作業、半田付け作業が容易かつ確実に
なり、品質の安定したスピーカーを実現することができ
る。
して半田取着部を形成したので、予備半田加工の作業性
が良く、また、半田取着部の仕上り形状、半田量とも均
一となり、安定し、そのために、錦糸線1の端子板3、
ハトメ5への挿入作業、半田付け作業が容易かつ確実に
なり、品質の安定したスピーカーを実現することができ
る。
第1図、第2図および第3図は本考案のスピーカーの錦
糸線の代表的な実施例の構造を示す図、第4図は一般的
なスピーカーの構造を示す図、第5図は従来のスピーカ
ーの錦糸線の構造を示す図である。 9……糸半田、9a……薄板状半田。
糸線の代表的な実施例の構造を示す図、第4図は一般的
なスピーカーの構造を示す図、第5図は従来のスピーカ
ーの錦糸線の構造を示す図である。 9……糸半田、9a……薄板状半田。
Claims (1)
- 【請求項1】端部に薄板状半田(9a)をカシメ成形して
半田取着部を形成したことを特徴とするスピーカーの錦
糸線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10570489U JPH0724878Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | スピーカーの錦糸線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10570489U JPH0724878Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | スピーカーの錦糸線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0345000U JPH0345000U (ja) | 1991-04-25 |
JPH0724878Y2 true JPH0724878Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31654465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10570489U Expired - Lifetime JPH0724878Y2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | スピーカーの錦糸線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724878Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP10570489U patent/JPH0724878Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0345000U (ja) | 1991-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0724878Y2 (ja) | スピーカーの錦糸線 | |
US4879804A (en) | Method of fabricating a coil | |
JPS62185500A (ja) | エレクトロダイナミツク・トランスジユ−サおよびその製造方法 | |
JPH04364009A (ja) | 巻線型インダクタ | |
JPH0562022U (ja) | 巻線体 | |
US4912448A (en) | Coil device with coil and lead terminals | |
JPH0353464Y2 (ja) | ||
JPH0622908Y2 (ja) | 継電器 | |
JP2572463Y2 (ja) | モータのリード線接続端子 | |
JPS6320234Y2 (ja) | ||
JPS6013171Y2 (ja) | 偏向ヨ−ク | |
JP2570284Y2 (ja) | ボイスコイルの中継板及び中継構造 | |
KR820000987Y1 (ko) | 이어폰 폴의 터미널 고정장치 | |
JPS6127152Y2 (ja) | ||
JPH0716281Y2 (ja) | リレー | |
JP2001285010A (ja) | 表面実装型圧電振動子及びその製造方法 | |
JPH10223107A (ja) | 電磁継電器及びその製造方法 | |
JP2584106Y2 (ja) | 薄型トランス | |
JP2573329Y2 (ja) | トランス | |
JPH11176662A (ja) | コイル | |
JPS6340953Y2 (ja) | ||
JPH0227376Y2 (ja) | ||
JPS5829671Y2 (ja) | スピ−カ−用ボイスコイル | |
JPH0331069Y2 (ja) | ||
JPS64308U (ja) |