JPH0724841U - シート材搬送装置 - Google Patents

シート材搬送装置

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Publication number
JPH0724841U
JPH0724841U JP5564793U JP5564793U JPH0724841U JP H0724841 U JPH0724841 U JP H0724841U JP 5564793 U JP5564793 U JP 5564793U JP 5564793 U JP5564793 U JP 5564793U JP H0724841 U JPH0724841 U JP H0724841U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capstan roller
flywheel
sheet material
roller
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5564793U
Other languages
English (en)
Inventor
誠治 岩石
定夫 平岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Co Ltd filed Critical Kowa Co Ltd
Priority to JP5564793U priority Critical patent/JPH0724841U/ja
Publication of JPH0724841U publication Critical patent/JPH0724841U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転駆動されるキャプスタンローラーにシー
ト材をピンチローラーで圧接してシート材を搬送し、キ
ャプスタンローラーに伝達される回転の変動を吸収する
フライホイールを有するシート材搬送装置において、フ
ライホイールの重量を大きくしても精密なキャプスタン
ローラーの軸受を損傷することがなく、シート材の搬送
を精密に行なえる構成を提供する。 【構成】 フライホイール14は、軸14aがキャプス
タンローラー6の軸6aと別軸で、異なる位置に異なる
軸受15により支持され、キャプスタンローラー6にモ
ーター8の回転駆動力を伝達するベルト13に圧接する
ことにより、キャプスタンローラー6と連動して回転
し、回転変動を吸収する。フライホイール14の重量に
よる無理な力や衝撃はその軸受15にかかり、キャプス
タンローラー6の軸受にはかからず、その損傷はない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシート材搬送装置に関し、特に、回転駆動されるキャプスタンローラ ーにシート材をピンチローラーで圧接してシート材を搬送するシート材搬送装置 であって、キャプスタンローラーに伝達される回転の変動を吸収するフライホイ ールを有するシート材搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の装置の一例として、感光性シートフィルムを副走査方向に搬送し、こ のフィルムに対してレーザービームで主走査を行なうことにより画像を記録する 画像記録装置が知られている。この装置では、モーターにより回転駆動されるキ ャプスタンローラーにフィルムをピンチローラーで圧接してフィルムを副走査方 向に搬送するが、その副走査方向への搬送に高精度が要求されるため、モーター の回転をフライホイールを介してキャプスタンローラーに伝達し、フライホイー ルの慣性効果でキャプスタンローラーに伝達される回転の変動を吸収して搬送の 精度を得る構成が採用されている。そして、従来ではフライホイールはキャプス タンローラーの軸に取り付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の構成では、フライホイール効果はフライホイールの重量が大きいほど大 きいため、どうしても重量が大きなフライホイールを用いることになってしまう 。しかし、フライホイールがキャプスタンローラーの軸に取り付けられている従 来の構成では、フライホイールの重量が大きくなるほどキャプスタンローラーの 軸受に無理な力や大きな衝撃がかかり、精密なキャプスタンローラーの軸受を損 傷する結果となってしまう。
【0004】 そこで本考案の課題は、この種のシート材搬送装置において、フライホイール の重量を大きくしても精密なキャプスタンローラーの軸受を損傷することがなく 、シート材の搬送を精密に行なえる構成を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため本考案によれば、回転駆動されるキャプスタンロー ラーにシート材をピンチローラーで圧接してシート材を搬送するシート材搬送装 置であって、キャプスタンローラーに伝達される回転の変動を吸収するフライホ イールを有するシート材搬送装置において、前記フライホイールは、前記キャプ スタンローラーと別軸で異なる位置に異なる軸受により支持され、回転力伝達部 材を介して前記キャプスタンローラーと連動して回転するようにした。
【0006】
【作用】
上記の構成にすれば、フライホイールの重量による無理な力や衝撃はフライホ イールの軸受にかかり、キャプスタンローラーの軸受にはかからないので、キャ プスタンローラーの軸受が損傷することはない。また、フライホイールはキャプ スタンローラーと連動するので、その慣性効果でキャプスタンローラーに伝達さ れる回転の変動を吸収できる。
【0007】
【実施例】
以下、図1を参照して本考案の実施例を説明する。ここでは先述した感光性シ ートフィルムを搬送して画像記録を行なう画像記録装置を例示する。
【0008】 まず、図1において記録処理(撮影処理)を受ける感光性シートフィルムの搬 送の流れに沿って装置全体の構成および動作を説明する。
【0009】 図1において、装置本体1に装填されたサプライマガジン2には未露光の感光 性シートフィルム3が積層して収納されている。サプライマガジン2に収納され たフィルム3は、図示していないモーターによって駆動される吸着盤4によって 最上層の1枚が吸着して取り出され、対の搬送ローラー5により送り出される。 搬送ローラー5は図示していないモーターによって回転駆動されるとともに、同 様に図示していないプランジャーの駆動により互いに圧接、離間するようになっ ており、間にフィルム3を挟んで圧接して回転することによりフィルム3を送る 。
【0010】 フィルム3はローラー5からキャプスタンローラー6と、これにフィルムを圧 接するピンチローラー7の間に送り込まれる。フィルム3の先端がキャプスタン ローラー6に到達すると、対のローラー5は不図示のプランジャーの駆動により 互いに離間し、フィルム送りを中止する。すなわちフィルム送りはキャプスタン ローラー6,ピンチローラー7にバトンタッチされる。
【0011】 キャプスタンローラー6は精密駆動モーター8の駆動によりベルト13とキャ プスタンローラー6と同軸に設けられたプーリー16を介して駆動され、フィル ム3を画像記録の副走査方向に精密搬送する。ここでスキャナーユニット9から 発射された光ビームで主走査を行ないフィルム3上に画像記録が行われる。画像 記録が終了するとモーター8が逆転してフィルム3を逆送させ、フィルム3はガ イド10,11に案内されてレシーブマガジン12内に落下し収納されて撮影を 終了する。
【0012】 ところで、先述のように、従来の構成ではフライホイールをキャプスタンロー ラーの軸に取り付けていたため、その慣性効果を高めるためにフライホイールの 重量を大きくすると、その重量による無理な力や衝撃がキャプスタンローラーの 軸受にかかり、その精密な軸受を損傷してしまうという問題があった。
【0013】 そこで本実施例では、重量のあるフライホイール14は、その軸14aがキャ プスタンローラー6の軸6aと別軸で異なる位置に、キャプスタンローラー6の 不図示の軸受と異なる専用の頑丈な軸受15で支持されている。そしてフライホ イール14の外周には、プーリー16,モ−タ−8間に張架されたベルト13が 圧接し、このベルト13とプーリー16を介してフライホイール14がキャプス タンローラー6と連動して回転するようになっている。
【0014】 このような構成によれば、フライホイール14の重量による無理な力や衝撃は フライホイール14の軸受15にかかり、キャプスタンローラー6の軸受にはか からないので、前記の無理な力や衝撃によりキャプスタンローラー6の軸受が損 傷することはなく、フライホイール14の重量を大きくできるとともに、キャプ スタンローラー6の軸受もより精密なものを使用できる。また、フライホイール 14はキャプスタンローラー6と連動するので、その慣性効果でキャプスタンロ ーラー6に伝達される回転の変動を吸収できる。そして、フライホイール14の 重量を大きくできるので、回転変動の吸収作用を大きくできるとともに、上記の ようにキャプスタンローラー6の軸受もより精密なものを使用できるので、フィ ルム3の副走査方向への精密搬送をより高精度に行なうことができる。
【0015】 なお、図1からわかる様に、フライホイール14はベルト13に張力を与える テンションローラーとしての働きも兼ね備えている。フライホイール14の取り 付け位置(軸受15の位置)を変更できる様にしておくことにより、その取り付 け位置によってベルト13の張力を適当に調節することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、回転駆動されるキャプスタ ンローラーにシート材をピンチローラーで圧接してシート材を搬送するシート材 搬送装置であって、キャプスタンローラーに伝達される回転の変動を吸収するフ ライホイールを有するシート材搬送装置において、前記フライホイールは、前記 キャプスタンローラーと別軸で異なる位置に異なる軸受により支持され、回転力 伝達部材を介して前記キャプスタンローラーと連動して回転するようにした構成 を採用したので、フライホイールの重量を大きくしても、それによる無理な力や 衝撃がキャプスタンローラーの軸受にかからず、その軸受が損傷することがない 。そして、フライホイールの重量を大きくして回転変動の吸収作用を大きくでき るとともに、キャプスタンローラーの軸受もより精密なものを使用できるので、 シート材の搬送をより精密に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の画像記録装置のフィルム搬送
に関わる構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 サプライマガジン 3 感光性シートフィルム 4 吸着盤 5 搬送ローラー 6 キャプスタンローラー 7 ピンチローラー 8 モーター 9 スキャナーユニット 10,11 ガイド 12 レシーブマガジン 13 ベルト 14 フライホイール 15 軸受 16 プーリー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動されるキャプスタンローラーに
    シート材をピンチローラーで圧接してシート材を搬送す
    るシート材搬送装置であって、キャプスタンローラーに
    伝達される回転の変動を吸収するフライホイールを有す
    るシート材搬送装置において、 前記フライホイールは、前記キャプスタンローラーと別
    軸で異なる位置に異なる軸受により支持され、回転力伝
    達部材を介して前記キャプスタンローラーと連動して回
    転するようにしたことを特徴とするシート材搬送装置。
JP5564793U 1993-10-15 1993-10-15 シート材搬送装置 Pending JPH0724841U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5564793U JPH0724841U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 シート材搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5564793U JPH0724841U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 シート材搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0724841U true JPH0724841U (ja) 1995-05-12

Family

ID=13004622

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5564793U Pending JPH0724841U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 シート材搬送装置

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JP (1) JPH0724841U (ja)

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