JPH07248088A - 樹脂チューブ接続用継手 - Google Patents
樹脂チューブ接続用継手Info
- Publication number
- JPH07248088A JPH07248088A JP6067632A JP6763294A JPH07248088A JP H07248088 A JPH07248088 A JP H07248088A JP 6067632 A JP6067632 A JP 6067632A JP 6763294 A JP6763294 A JP 6763294A JP H07248088 A JPH07248088 A JP H07248088A
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- Japan
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- tube
- wall
- joint
- holding member
- claw
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 例え樹脂チューブの外径にバラツキがあって
も弾発状のコレット機能とによって把持壁による爪壁で
のチューブ外周面へのくい込みを絶えず一定となし、チ
ューブの取外し時、或いは引抜き方向への外力の加わっ
た際の過度のくい込みを抑制せしめ、チューブ先端側の
外周面での掻き傷、或いは過度のくい込み傷の発生を極
力軽減、防止し、また薄肉チューブにあってもくい込み
部分での千切れを防止することができるようにする。 【構成】 チューブ外周面にくい込む爪壁を有するコレ
ット状の保持部材４を爪壁４′より先端部側に位置して
チューブＴへの把持状からなる把持壁４″を一体に突出
して構成する。
も弾発状のコレット機能とによって把持壁による爪壁で
のチューブ外周面へのくい込みを絶えず一定となし、チ
ューブの取外し時、或いは引抜き方向への外力の加わっ
た際の過度のくい込みを抑制せしめ、チューブ先端側の
外周面での掻き傷、或いは過度のくい込み傷の発生を極
力軽減、防止し、また薄肉チューブにあってもくい込み
部分での千切れを防止することができるようにする。 【構成】 チューブ外周面にくい込む爪壁を有するコレ
ット状の保持部材４を爪壁４′より先端部側に位置して
チューブＴへの把持状からなる把持壁４″を一体に突出
して構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般に自動車或いは特に
加振に伴う各種の機械、装置等に、給油、給気の供給路
として配設される太さ２０ｍ／ｍ程度以下の比較的細径
からなるナイロン、ポリウレタン、ＰＴＥＦ等の樹脂チ
ューブの接続用継手に関するものである。
加振に伴う各種の機械、装置等に、給油、給気の供給路
として配設される太さ２０ｍ／ｍ程度以下の比較的細径
からなるナイロン、ポリウレタン、ＰＴＥＦ等の樹脂チ
ューブの接続用継手に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の接続用継手としては例え
ば図４に示すように、継手本体の拡径室に内装してなる
通常のコレット状からなる保持部材(14)を、該保持部材
の先端周縁部にチューブの外周面にくい込む爪壁(14')
を有して構成されていた。
ば図４に示すように、継手本体の拡径室に内装してなる
通常のコレット状からなる保持部材(14)を、該保持部材
の先端周縁部にチューブの外周面にくい込む爪壁(14')
を有して構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂チ
ューブはその成形の際に特に外径にバラツキがあるのが
一般的であり、前記した構成を有する従来の技術におい
ては、単に先端周縁部での爪壁(14') を有するコレット
状の保持部材(14)に関連して、樹脂チューブの外径のバ
ラツキに起因してくい込み量に差が出て、特に小径とな
った時にくい込み量が少なく耐引抜き力が低下し、また
チューブ外周面にくい込んだ接続状態下でのその後の取
外し時、或いは配設状態でのチューブに引抜き方向への
外力の加わった際に、くい込み部附近に生ずる引張りに
よるチューブ壁厚の薄肉化に伴い弾発状のコレット機能
とも相まって、爪壁部での一層のくい込みを生ぜしめ、
従ってくい込み部より先端側の外周面に極度の掻き傷を
招き、また比較的薄肉からなるチューブにあっては、過
度の深いくい込み傷によって再度のチューブの使用を不
能となし、強いてはくい込み部分が千切れる等の問題を
有するものであった。
ューブはその成形の際に特に外径にバラツキがあるのが
一般的であり、前記した構成を有する従来の技術におい
ては、単に先端周縁部での爪壁(14') を有するコレット
状の保持部材(14)に関連して、樹脂チューブの外径のバ
ラツキに起因してくい込み量に差が出て、特に小径とな
った時にくい込み量が少なく耐引抜き力が低下し、また
チューブ外周面にくい込んだ接続状態下でのその後の取
外し時、或いは配設状態でのチューブに引抜き方向への
外力の加わった際に、くい込み部附近に生ずる引張りに
よるチューブ壁厚の薄肉化に伴い弾発状のコレット機能
とも相まって、爪壁部での一層のくい込みを生ぜしめ、
従ってくい込み部より先端側の外周面に極度の掻き傷を
招き、また比較的薄肉からなるチューブにあっては、過
度の深いくい込み傷によって再度のチューブの使用を不
能となし、強いてはくい込み部分が千切れる等の問題を
有するものであった。
【０００４】本発明は従来技術の有する前記問題に鑑み
てなされたものであり、特に保持部材をその爪壁より先
端部側に位置してチューブへの把持状からなる把持壁を
一体に突出して構成せしめることにより、弾発状のコレ
ット機能によって把持状の該把持壁により爪壁でのチュ
ーブ外周面へのくい込みを絶えず一定となし、チューブ
の取外し時、或いは引抜き方向への外力の加わった際の
前記過度のくい込みを抑制せしめ、チューブ先端側の外
周面での掻き傷、或いは過度のくい込み傷の発生を極力
軽減、防止して、薄肉チューブにあっても再度の使用を
可能となし、またくい込み部分での千切れを防止するこ
とのできる樹脂チューブ接続用継手を提案することを目
的とするものである。
てなされたものであり、特に保持部材をその爪壁より先
端部側に位置してチューブへの把持状からなる把持壁を
一体に突出して構成せしめることにより、弾発状のコレ
ット機能によって把持状の該把持壁により爪壁でのチュ
ーブ外周面へのくい込みを絶えず一定となし、チューブ
の取外し時、或いは引抜き方向への外力の加わった際の
前記過度のくい込みを抑制せしめ、チューブ先端側の外
周面での掻き傷、或いは過度のくい込み傷の発生を極力
軽減、防止して、薄肉チューブにあっても再度の使用を
可能となし、またくい込み部分での千切れを防止するこ
とのできる樹脂チューブ接続用継手を提案することを目
的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、継手本体の軸芯内部に設けた段付き拡径室に
あって、接続されるチューブの外周面に密合する環状の
弾性シール部材と、該拡径室内部の後周端側に設けた縮
径状のテーパ面に係合してチューブ外周面にくい込む爪
壁を有するコレット状の保持部材の該爪壁部側とを内装
してなる接続用継手において、前記保持部材を爪壁より
先端部側に位置してチューブへの把持状からなる把持壁
を一体に突出して構成した樹脂チューブ接続用継手を要
旨とするものであり、更に前記保持部材のなす爪壁を背
側の傾斜面の角度を１０°乃至３５°の範囲となし、ま
た該爪壁の高さをチューブ壁厚の２５％乃至５０％の範
囲となし、更に前記把持壁の幅をチューブの壁厚の５０
％乃至２００％の範囲となし形成したり、また前記シー
ル部材と保持部材との間に、背面側を後方へ縮径するテ
ーパ面となす環状スペーサ部材を介在すると共に、保持
部材のなす前記把持壁の先端周側面を対向するテーパ面
と同側の傾斜面となして、テーパ面への押圧、係合につ
れてその先端周面附近を開口して前記爪壁でのくい込み
を解放するように形成したり、更にはチューブの先端側
の内周に筒状のインサート部材を嵌着したりするもので
ある。
するため、継手本体の軸芯内部に設けた段付き拡径室に
あって、接続されるチューブの外周面に密合する環状の
弾性シール部材と、該拡径室内部の後周端側に設けた縮
径状のテーパ面に係合してチューブ外周面にくい込む爪
壁を有するコレット状の保持部材の該爪壁部側とを内装
してなる接続用継手において、前記保持部材を爪壁より
先端部側に位置してチューブへの把持状からなる把持壁
を一体に突出して構成した樹脂チューブ接続用継手を要
旨とするものであり、更に前記保持部材のなす爪壁を背
側の傾斜面の角度を１０°乃至３５°の範囲となし、ま
た該爪壁の高さをチューブ壁厚の２５％乃至５０％の範
囲となし、更に前記把持壁の幅をチューブの壁厚の５０
％乃至２００％の範囲となし形成したり、また前記シー
ル部材と保持部材との間に、背面側を後方へ縮径するテ
ーパ面となす環状スペーサ部材を介在すると共に、保持
部材のなす前記把持壁の先端周側面を対向するテーパ面
と同側の傾斜面となして、テーパ面への押圧、係合につ
れてその先端周面附近を開口して前記爪壁でのくい込み
を解放するように形成したり、更にはチューブの先端側
の内周に筒状のインサート部材を嵌着したりするもので
ある。
【０００６】
【作用】本発明はこのように構成されているため、前記
保持部材の先端部側に突出した把持壁と、弾発状のコレ
ット機能とによって、該把持壁のなすチューブ外周面で
の当接把持効果により、例え樹脂チューブの外径にバラ
ツキがあっても爪壁でのくい込みを絶えず一定に抑制す
ることができ、接続状態下でのその後のチューブ取外し
時、或いはチューブに引抜き方向への外力の加わった際
のくい込み部附近に生ずるチューブ壁厚の薄肉化に伴う
過度のくい込みを抑制せしめることとなり、従って外周
面での掻き傷、或いは過度のくい込み傷の発生を極力軽
減、防止することができて、薄肉チューブにあっても再
度の使用を容易、可能となし、また、くい込み部分での
千切れを防止できることとなる。
保持部材の先端部側に突出した把持壁と、弾発状のコレ
ット機能とによって、該把持壁のなすチューブ外周面で
の当接把持効果により、例え樹脂チューブの外径にバラ
ツキがあっても爪壁でのくい込みを絶えず一定に抑制す
ることができ、接続状態下でのその後のチューブ取外し
時、或いはチューブに引抜き方向への外力の加わった際
のくい込み部附近に生ずるチューブ壁厚の薄肉化に伴う
過度のくい込みを抑制せしめることとなり、従って外周
面での掻き傷、或いは過度のくい込み傷の発生を極力軽
減、防止することができて、薄肉チューブにあっても再
度の使用を容易、可能となし、また、くい込み部分での
千切れを防止できることとなる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すれば、図１は本発明の樹脂チューブ接続用継手の接続
状態時の一部縦断面図、図２は図１の保持部材単体の一
部断面図であり、図３は他の実施例の図１相当図であっ
て、(1) は継手本体であり、軸芯内部に流通孔に連って
段付き拡径室(2) と、該拡径室内部の後周端側に縮径状
のテーパ面(1')とを設けてなるものである。そして拡径
室(2) 内部にあって接続されるチューブ(T) の外周面に
密合するゴム材或いは樹脂材等による断面Ｏ形又は断面
コ字状の環状弾性シール部材(3) と、その背後に前記テ
ーパ面(1')に係合するコレット状の保持部材(4) のなす
爪壁(4')部側とを内装して構成されるものであり、保持
部材(4) は前記係合により爪壁(4')部をもってチューブ
(T) の外周面にくい込むものであって、更に該爪壁より
先端部側に位置して該チューブへの把持状の把持壁(4")
を一体に突出して形成されている。
すれば、図１は本発明の樹脂チューブ接続用継手の接続
状態時の一部縦断面図、図２は図１の保持部材単体の一
部断面図であり、図３は他の実施例の図１相当図であっ
て、(1) は継手本体であり、軸芯内部に流通孔に連って
段付き拡径室(2) と、該拡径室内部の後周端側に縮径状
のテーパ面(1')とを設けてなるものである。そして拡径
室(2) 内部にあって接続されるチューブ(T) の外周面に
密合するゴム材或いは樹脂材等による断面Ｏ形又は断面
コ字状の環状弾性シール部材(3) と、その背後に前記テ
ーパ面(1')に係合するコレット状の保持部材(4) のなす
爪壁(4')部側とを内装して構成されるものであり、保持
部材(4) は前記係合により爪壁(4')部をもってチューブ
(T) の外周面にくい込むものであって、更に該爪壁より
先端部側に位置して該チューブへの把持状の把持壁(4")
を一体に突出して形成されている。
【０００８】尚、チューブ(T) の取外し時、或いは組付
け時に生ずるチューブ先端側の外周面での掻き傷、或い
は引張りによるチューブ壁厚の薄肉化に伴う過度の深い
くい込み傷、更にくい込み部分での千切れ等を軽減、防
止し、効果的なくい込み機能を発揮するのに関連して、
前記爪壁(4')を、背側の傾斜面の角度（α）を１０°乃
至３５°の範囲となし、またその高さ(h) をチューブ壁
厚の２５％乃至５０％の範囲となすことが好ましく、角
度（α）が１０°未満又は高さ(h) が２５％未満ではく
い込みが充分に行われず、一方角度（α）が３５°を越
えると又は高さ(h) が５０％を越えるとチューブ(T) を
千切ってしまう。
け時に生ずるチューブ先端側の外周面での掻き傷、或い
は引張りによるチューブ壁厚の薄肉化に伴う過度の深い
くい込み傷、更にくい込み部分での千切れ等を軽減、防
止し、効果的なくい込み機能を発揮するのに関連して、
前記爪壁(4')を、背側の傾斜面の角度（α）を１０°乃
至３５°の範囲となし、またその高さ(h) をチューブ壁
厚の２５％乃至５０％の範囲となすことが好ましく、角
度（α）が１０°未満又は高さ(h) が２５％未満ではく
い込みが充分に行われず、一方角度（α）が３５°を越
えると又は高さ(h) が５０％を越えるとチューブ(T) を
千切ってしまう。
【０００９】また、把持壁(4")の幅(W) は、樹脂チュー
ブ(T) の壁厚の５０％乃至２００％の範囲となして形成
することが好ましく、幅(W) が５０％未満では把持力が
低下すると共に、くい込みが大きくチューブ(T) を千切
ってしまい、一方２００％を越えても効果に差異がな
い。
ブ(T) の壁厚の５０％乃至２００％の範囲となして形成
することが好ましく、幅(W) が５０％未満では把持力が
低下すると共に、くい込みが大きくチューブ(T) を千切
ってしまい、一方２００％を越えても効果に差異がな
い。
【００１０】更に(4"') は他の実施例（図３）として、
前記シール部材(3) と保持部材(4)との間に、背面側を
後方へ縮径するテーパ面(5')となす環状のスペーサ部材
(5)を介在した状態で、保持部材(4) のなす把持壁(4")
の先端周側面に設けた対向するテーパ面(5')と同側の傾
斜面である。そしてテーパ面(5')への押圧、係合につれ
てその先端周面附近を開口して爪壁(4')でのくい込みを
解放するように形成するものである。(6) はチューブ
(T) の先端部側の内周に嵌着した筒状のインサート部材
であり、爪壁(4')の高さ(h) を小さくしても大きな耐引
抜き力が得られる。
前記シール部材(3) と保持部材(4)との間に、背面側を
後方へ縮径するテーパ面(5')となす環状のスペーサ部材
(5)を介在した状態で、保持部材(4) のなす把持壁(4")
の先端周側面に設けた対向するテーパ面(5')と同側の傾
斜面である。そしてテーパ面(5')への押圧、係合につれ
てその先端周面附近を開口して爪壁(4')でのくい込みを
解放するように形成するものである。(6) はチューブ
(T) の先端部側の内周に嵌着した筒状のインサート部材
であり、爪壁(4')の高さ(h) を小さくしても大きな耐引
抜き力が得られる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明による樹脂チ
ューブ接続用継手は、特に保持部材(4) をその爪壁(4')
より先端部側に位置してチューブ(T) への把持状の把持
壁(4")を一体に突出して構成するため、弾発状のコレッ
ト機能により該把持壁のなすチューブ外周面での当接把
持効果によって、例えチューブ(T) の外径にバラツキが
あっても爪壁(4')でのチューブ外周面へのくい込みを絶
えず一定に抑制することとなり、従って接続状態下での
その後のチューブ(T) の取外し時、或いはチューブ(T)
に引抜き方向への外力の加わった際等の過度のくい込み
を抑制せしめることができ、チューブ先端側の外周面で
の掻き傷、或いは過度のくい込み傷の発生を極力軽減、
防止することができて、薄肉チューブにあっても再度の
使用を可能となし、またくい込み部分での千切れを防止
することができる等、極めて有用な樹脂チューブ接続用
継手である。
ューブ接続用継手は、特に保持部材(4) をその爪壁(4')
より先端部側に位置してチューブ(T) への把持状の把持
壁(4")を一体に突出して構成するため、弾発状のコレッ
ト機能により該把持壁のなすチューブ外周面での当接把
持効果によって、例えチューブ(T) の外径にバラツキが
あっても爪壁(4')でのチューブ外周面へのくい込みを絶
えず一定に抑制することとなり、従って接続状態下での
その後のチューブ(T) の取外し時、或いはチューブ(T)
に引抜き方向への外力の加わった際等の過度のくい込み
を抑制せしめることができ、チューブ先端側の外周面で
の掻き傷、或いは過度のくい込み傷の発生を極力軽減、
防止することができて、薄肉チューブにあっても再度の
使用を可能となし、またくい込み部分での千切れを防止
することができる等、極めて有用な樹脂チューブ接続用
継手である。
【図１】本発明の樹脂チューブ接続用継手の接続状態時
の一部縦断面図である。
の一部縦断面図である。
【図２】図１の保持部材単体の一部断面図である。
【図３】他の実施例の図１相当図である。
【図４】従来例に係る保持部材単体の一部断面図であ
る。
る。
３ シール部材 ４ 保持部材 ４′ 爪壁 ４″把持壁 ４"' 傾斜面 ５ スペーサ部材 ５′ テーパ面 Ｔ チューブ
Claims (6)
- 【請求項１】 継手本体の軸芯内部に設けた段付き拡径
室にあって、接続されるチューブの外周面に密合する環
状の弾性シール部材と、該拡径室内部の後周端側に設け
た縮径状のテーパ面に係合してチューブ外周面にくい込
む爪壁を有するコレット状の保持部材の該爪壁部側とを
内装してなる接続用継手において、前記保持部材(4) を
爪壁(4')より先端部側に位置してチューブ(T) への把持
状からなる把持壁(4")を一体に突出して構成したことを
特徴とする樹脂チューブ接続用継手。 - 【請求項２】 前記保持部材(4) の爪壁(4')を、背側の
傾斜面の角度（α）を１０°乃至３５°の範囲となして
形成したことを特徴とする請求項１記載の樹脂チューブ
接続用継手。 - 【請求項３】 前記保持部材(4) の爪壁(4')の高さ(h)
を、チューブ(T) の壁厚の２５％乃至５０％の範囲とな
して形成したことを特徴とする請求項１記載の樹脂チュ
ーブ接続用継手。 - 【請求項４】 前記把持壁(4")の幅(W) を、チューブ
(T) の壁厚の５０％乃至２００％の範囲となして形成し
たことを特徴とする請求項１記載の樹脂チューブ接続用
継手。 - 【請求項５】 前記シール部材(3) と保持部材(4) との
間に、背面側を後方へ縮径するテーパ面(5')となす環状
スペーサ部材(5) を介在すると共に、保持部材(4) のな
す前記把持壁(4")の先端周側面を対向するテーパ面(5')
と同側の傾斜面(4"') となして、テーパ面(5')への押
圧、係合につれてその先端周面附近を開口して前記爪壁
(4')でのくい込みを解放するように形成したことを特徴
とする請求項１記載の樹脂チューブ接続用継手。 - 【請求項６】 前記チューブ(T) の先端側の内周に筒状
のインサート部材(6) を嵌着してなることを特徴とする
請求項１記載の樹脂チューブ接続用継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6067632A JPH07248088A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 樹脂チューブ接続用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6067632A JPH07248088A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 樹脂チューブ接続用継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07248088A true JPH07248088A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13350564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6067632A Pending JPH07248088A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 樹脂チューブ接続用継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07248088A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100507160B1 (ko) * | 2002-09-26 | 2005-08-09 | 현대자동차주식회사 | 차량의 관로용 컨넥터어셈블리 |
| JP2010190319A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Bridgestone Corp | パイプ継手 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6067632A patent/JPH07248088A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100507160B1 (ko) * | 2002-09-26 | 2005-08-09 | 현대자동차주식회사 | 차량의 관로용 컨넥터어셈블리 |
| JP2010190319A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Bridgestone Corp | パイプ継手 |
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