JPH0724724Y2 - 車両用信号灯 - Google Patents

車両用信号灯

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Publication number
JPH0724724Y2
JPH0724724Y2 JP1989034470U JP3447089U JPH0724724Y2 JP H0724724 Y2 JPH0724724 Y2 JP H0724724Y2 JP 1989034470 U JP1989034470 U JP 1989034470U JP 3447089 U JP3447089 U JP 3447089U JP H0724724 Y2 JPH0724724 Y2 JP H0724724Y2
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JP
Japan
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light
lamp body
light source
lens
cap
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989034470U
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JPH02124606U (ja
Inventor
昌彦 菅間
亮介 本多
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として車両の後部に取付けられるストップ
ランプやウインカランプ等の信号灯に関する。
(従来の技術) 一般にこの種信号灯では、太陽光等の外光がレンズを通
ってランプボディ内に入射するとこれが反射面で反射し
て外部に照射され、信号灯が点灯しているように明るく
見えることがある。
この擬似点灯作用を防止すべく、実開昭55−75006号公
報により第6図に示す如く、ランプボディaの前端に取
付けたレンズbの前面に、光源cの光軸に平行な遮光板
dの複数を突設したものや、特開昭57−63701号公報に
より第7図に示す如く、レンズbの内面に反射素子eと
魚眼プリズム部fとを帯状に配列成形すると共に、ラン
プボディaの反射面gに、光源cからの光を該魚眼プリ
ズム部fに向けて反射する多区域反射部hを形成して成
るものは知られる。
(考案が解決しようとする課題) 上記した前者の従来技術では、レンズbの前面に遮光板
dを突設するため信号灯が大型化する問題があり、また
後者の従来技術にあっては、レンズbの内面に反射素子
eと魚眼プリズム部fを帯状に形成したり、反射面gに
多区域反射部hを形成することからレンズb及びランプ
ボディaの製作が面倒なものとなってコストアップする
問題がある。
本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、コンパクトで安価な信号灯を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本考案では、反射面を有するラ
ンプボディ内に光源を配設して成る車両用信号灯におい
て、該ランプボディ内に該光源を覆う透光キャップを設
け、該透光キャップの前面部分の外面をフレネルレンズ
面に形成すると共に、該透光キャップの周壁部内面を該
周壁部外面からの入射光を散乱して透過させる散乱レン
ズ面に形成した。
(作用) ランプボディの反射面は光源が焦点となるように形成さ
れており、ランプボディ内に入射する太陽光等の外光
は、その大部分がランプボディの反射面に当って光源の
配置部即ち光源を囲うように設けた透光キャップに向け
て反射される。そして、該透光キャップの周壁部のレン
ズ面を通過して該キャップ内に入射し、このとき該レン
ズ面で散乱されて減光され、さらに透光キャップ内から
再度レンズ面を通過して該キャップの外方に出射し、こ
のとき該レンズ面で散乱され減光され、これがランプボ
ディの反射面に当って反射しランプボディの外方に照射
される。結局、外光は透光キャップの周壁部のレンズ面
を2回通過して散乱されるため、ランプボディの反射面
で反射してランプボディの外方に出る反射光は非常に弱
いものになる。
また、光源から出る光は直接或いは反射面で反射してラ
ンプボディ(1)の外方に照射される。この場合、光源
から出て透光キャップの周壁部のレンズ面を通過する光
は該レンズ面で散乱されるが、レンズ面を通過するのは
1回でありさほど減光されることはない。
ところで、散乱レンズ面を形成するとそれへの入射時よ
りも出射時の方が光線が大きく散乱されるようになり、
ここで本考案では、透光キャップの周壁部の内面を散乱
レンズ面に形成しているため、光源からの光に対しては
大きな影響を与えずに、周壁部内面から透光キャップ内
に出射される外光に対してはこれを大きく散乱させて減
光することができる。また、光源から前方に照射される
光は透光キャップの前面部分に形成したフレネルレンズ
により平行光に変換され、かくて点灯時の光量低下が防
止される。尚、透光キャップは光源に近いため、その前
面部分の内面をフレネルレンズ面に形成すると、レンズ
面の各段差部に入射される光線が多くなり、この部分が
影になって損失を生ずるが、本考案の如く前面部分の外
面をフレネルレンズ面に形成することにより、光源から
の光線を前方に効率良く集光できるようになる。
(実施例) 第1図乃至第3図を参照して、(1)は回転放物面形状
の反射面(2)を備えるランプボディを示し、該ランプ
ボディ(1)内に光源(3)を配設すると共に、該ラン
プボディ(1)内に該光源を覆うアーチ形状の色付レン
ズ(4)を取付け、該ランプボディ(1)の前端に透明
なアウタレンズ(5)を取付け、ウインカランプを構成
した。
さらに、前記光源(3)を覆う第4図に明示するような
コ字形形状の透光キャップ(6)を設けて、ランプボデ
ィ(1)に形成した係止部(1a)に該透光キャップ
(6)を尾端部の脚片に形成した係合部(6a)において
係止し、該キャップ(6)の側壁部内面を入射光を散乱
する例えばフレネルレンズ、魚眼レンズ等の散乱レンズ
面(7)に形成すると共に、該キャップ(6)の前面部
分の外面をフレネルレンズ面(8)に形成した。
かくて、上記作用の項で説明したように、アウタレンズ
(5)を通ってランプボディ(1)内に入射する太陽光
等の外光は、第2図で点線で示すように反射面(2)に
当って反射し透光キャップ(6)のレンズ面(7)を通
過して該キャップ(6)内に入射し、このとき該レンズ
面(7)により散乱されて減光され、さらに該キャップ
(6)内から再度レンズ面(7)を通過して該キャップ
(6)の外方に出射し、このとき該レンズ面(7)によ
り散乱されて減光され、これがランプボディ(1)の反
射面(2)に当って反射しアウタレンズ(5)を通って
ランプボディ(1)の外方に照射される。結局、外光
は、透光キャップ(6)の側壁部のレンズ面(7)を2
回通過して散乱されるため、ランプボディ(1)の反射
面(2)で反射してランプボディ(1)の外方に出る反
射光は非常に弱いものになり、外光によって信号灯が明
るく光ることはない。また、光源(3)から出る光は、
同図で実線で示すように直接或いはランプボディ(1)
の反射面(2)に当って反射してアウタレンズ(5)を
通り外方に照射される。ここで、散乱レンズ面(7)は
光源(3)からの光の入射面となる透光キャップ(6)
の側壁部内面に形成されているため、光源(3)からの
光は散乱レンズ面(7)であまり大きくは散乱されず、
且つ、光源(3)からの光が該レンズ面(7)を通過す
るのは1回であり、光源(3)からの光は左程減光され
ない。更に、光源(3)から前方に照射される光は透光
キャップ(6)の前面部分外面のフレネルレンズ面
(8)で効率よく集光されて平行光に変換され、かくて
点灯時の光量は低減しない。
上記実施例では、透光キャップ(6)をコ字形形状に形
成して横長偏平なランプボディ(1)に組込んだが、第
5図に示す如く、透光キャップ(6)を光源(3)を覆
う箱形形状としても良い。
(考案の効果) 以上の構成により本考案によれば、ランプ内に入射した
太陽光等の外光のランプ外への再出射量による擬似点灯
作用を光源点灯時の光量を低下せずに低減できると共
に、透光キャップをランプボディ内に配置する構造なた
め信号灯のコンパクト化を図ることができ、更に上記し
た後者の従来技術のようにレンズに反射素子と魚眼プリ
ズム部とを帯状に形成したりランプボディの反射面に多
区域反射部を形成しないで済むことからレンズやランプ
ボディの製作が簡単になり、而も透光キャップを共用し
て複数種のランプボディに組込むことができ、コスト的
に有利である効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案信号灯の1例を示す正面図、第2図及び
第3図は夫々第1図のII−II線及びIII−III線截断面
図、第4図は透光キャップの斜視図、第5図は他の実施
例を示す分解斜視図、第6図及び第7図は夫々従来例を
示す截断側面図である。 (1)…ランプボディ (2)…反射面 (3)…光源 (6)…透光キャップ (7)…レンズ面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射面を有するランプボディ内に光源を配
    設して成る車両用信号灯において、該ランプボディ内に
    該光源を覆う透光キャップを設け、該透光キャップの前
    面部分の外面をフレネルレンズ面に形成すると共に、該
    透光キャップの周壁部内面を該周壁部外面からの入射光
    を散乱して透過させる散乱レンズ面に形成したことを特
    徴とする車両用信号灯。
JP1989034470U 1989-03-27 1989-03-27 車両用信号灯 Expired - Lifetime JPH0724724Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989034470U JPH0724724Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 車両用信号灯

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JP1989034470U JPH0724724Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 車両用信号灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02124606U JPH02124606U (ja) 1990-10-15
JPH0724724Y2 true JPH0724724Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31538964

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JP1989034470U Expired - Lifetime JPH0724724Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 車両用信号灯

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2508597A1 (fr) * 1981-06-30 1982-12-31 Cibie Projecteurs Feu, notamment pour la signalisation des vehicules automobiles
JPS631366U (ja) * 1986-06-19 1988-01-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02124606U (ja) 1990-10-15

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