JPH07246938A - 運搬用台車 - Google Patents

運搬用台車

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JPH07246938A
JPH07246938A JP6041173A JP4117394A JPH07246938A JP H07246938 A JPH07246938 A JP H07246938A JP 6041173 A JP6041173 A JP 6041173A JP 4117394 A JP4117394 A JP 4117394A JP H07246938 A JPH07246938 A JP H07246938A
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JP
Japan
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frame
pallet
wheel
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transporting
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Toshiyasu Ishii
俊安 石井
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Yamato Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二側面で荷物の搬入、搬出が可能な運搬用台
車であって、使用しない時には、狭い場所に多数保管で
きる構造の運搬用台車を提供することを目的としてい
る。 【構成】 ベース枠2に車輪3、4、パレット5、前側
枠6および後側枠7を備えている。ベース枠2は水平杆
を平面ハ字状に対設して構成され、広幅側が開放してあ
る。前側枠6は水平杆の狭幅側上側に立設してある。パ
レット5は水平杆の狭幅側上側に、前端部が回動自在に
連結され、跳ね上げ機構26で跳ね上げ方向に付勢され
ている。後側枠7は前側枠6より広幅かつ高背の逆U字
状枠16内に内部パネル19が上縁部を中心に回動自在
に連結されて構成され、水平杆の広幅側上側に立設して
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベース枠に、車輪、
パレットおよび前、後側枠を備えてなる運搬用台車に関
する。
【0002】
【従来の技術】方形のパレットの対向する二側縁(前後
方向)上側に側枠(前、後側枠)を立設して、他の開放
された二側縁で荷物の搬入、搬出を行うようにした運搬
用台車が知られている。運搬用台車が走行する通路が比
較的狭い場合に、多用されているものである。
【0003】この種の運搬用台車は、使用しない時には
狭い場所に複数の台車を保管可能とする構造が要請され
ており、出願人は先に、平面略U字形として、開放端側
に向って順次幅広とした床フレーム(ベース枠)の、開
放端側上側に、側枠(後側枠)が立設してあり、床フレ
ームの、開放端と対向する閉鎖端側上側に、別の側枠
(前側枠)が着脱可能に立設してあると共に、床フレー
ム上に床板(パレット)が前記開放端側を支点として起
伏可能に設置してあり、床フレーム下側に車輪が設けて
ある構成の運搬用台車を提案した(実願平5−1059
9号)。
【0004】
【発明により解決すべき課題】この発明は、先の提案と
同様に、二側面で荷物の搬入、搬出が可能な運搬用台車
であって、使用しない時には、狭い場所に多数保管でき
る構造とした運搬用台車を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成する為
に、この発明の運搬用台車は、複数の運搬用台車間で、
前後の方向に互いに嵌装できる構成としたものである。
【0006】即ちこの発明の運搬用台車は、ベース枠
に、車輪、パレットおよび前、後側枠を備えてなる運搬
用台車において、前記ベース枠は、水平杆を平面ハ字状
に対設して構成し、広幅側が開放してあり、該水平杆の
狭幅側上側に、前側枠が立設してあると共に、パレット
の前端部が回動自在に連結され、前記後側枠は、前側枠
より広幅かつ高背の逆U字状枠内に、内部パネルが上縁
部を中心に回動自在に設置して構成され、前記水平杆の
広幅側上側に立設してあることを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明の運搬用台車によれば、2台の運搬用
台車間で、一方の運搬用台車(Aとする)の後部に向っ
て、他方の運搬用台車(Bとする)の前部を進行させる
と、Aの後側枠の内部パネルがBの前側枠によって押し
上げられるので、BはAの内側に嵌装する。
【0008】このようにして、複数の運搬用台車を順次
嵌装することによって、狭い場所でも多数の運搬用台車
を保管することができる。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を、図を参照して説明
する。図1が実施例の運搬用台車1の全体を表わしたも
ので、図で左右の方向を走行方向とし、左側を前側、右
側を後側としている。
【0010】この運搬用台車1は、ベース枠2に対して
車輪3、4、方形のパレット5並びに前側枠6および後
側枠7を備えており、走行方向に向って左右両側は開放
して、荷物の搬入、搬出ができるようにしてある。
【0011】前記ベース枠2は、図5に示したように、
角パイプでなる水平杆8を平面ハ字状に対設し、狭幅と
した前側部を連結杆9で連結し、広幅側を開放して構成
してあり、水平杆8の端部下面には、支持板10、10
を設け、該支持板10の下面に車輪3又は車輪4を取付
けてある。
【0012】前側枠6は図2に示したように方形の枠1
1内に棧12、13を設けたパネル状のもので、下部に
脚パイプ14が設けてあり、該脚パイプ14を前記支持
板10の上面に設けたポスト15に嵌装固着して、ベー
ス枠2の前端部上側に立設されている。
【0013】一方、後側枠7は図3に示したように、逆
U字状の枠16の内側に、棧17、18でなる内部パネ
ル19を設けたもので、枠16の下端を前記支持板10
の上面に、添板20を介して固着して、ベース枠2の後
端部上側に立設されている。
【0014】前記枠16は、前側枠6の幅より広幅とさ
れていると共に、前側枠6の高さより高い、高背とされ
ている。また、前記内部パネル19は、上縁部を構成し
ている棧17が、枠16の上部水平杆16aの両側下部
に設けた断面U字状の受部材21に挿通されて、内部パ
ネル19が、上縁部を中心に回動自在とされている。1
9aはストッパー片である。
【0015】前記パレット5は図4の下半分に示したよ
うに、方形のもので、前端縁に沿って埋設した軸22を
開口部23に露出させてある。この軸22を、ベース枠
2の水平杆8上に固着したL形片24(図6参照)と、
前側枠6の下部に後方に向けて固着したクランク形状の
押え片25で支持することにより、パレット5が前端縁
を中心として回動自在としてある。
【0016】前記パレット5に対して、図6に示したよ
うな跳ね上げ機構26が設置してある。跳ね上げ機構2
6は、ベース枠2の水平杆8の前側下面に固着した支持
板10上に設置してあるもので、断面コ字状のブラケッ
ト27が支持板10に、解放側を上側にして固着され、
該ブラケット27に跳ね上げ板28が、軸29を介して
回動自在に支持され、支持板10および跳ね上げ板28
に、互いに対向するように固着した筒体30にコイルス
プリング31を装着して構成してある。
【0017】コイルスプリング31は跳ね上げ板28を
図6に鎖線で示したように付勢するようにしてあり、こ
れによって、パレット5を図1に鎖線5aで示したよう
に跳ね上げ方向に付勢するようになっている。
【0018】次に前記ベース枠2の前側の支持板10に
取付けた車輪3は、その方向が垂直軸の回わりで自由に
変化できる形式の自在車輪としてあるのに対して、ベー
ス枠2の後側の支持板10に取付けた車輪4は、前記の
如くの自在車輪と、車輪の方向が変化しない形式の固定
車輪の間で形式を切換可能の構造としてある。車輪4の
一側に設けられている切換レバー32が、自在と固定の
形式を切換えるレバーである。
【0019】車輪4を取付けた支持板10には、前記切
換レバー32と対向可能に、案内筒33を介して昇降ピ
ン34が設けてあり、昇降ピン34はコイルスプリング
35で、上昇方向に付勢してある。36は抜け止めの為
のスプリングピンである。一方、前記パレット5の後縁
側両側下面には、昇降ピン34と対向可能に突部37が
設けてある。
【0020】パレット5を伏せて、ベース枠2上で水平
状態とすると、前記突部37が昇降ピン34を降下さ
せ、これによって前記切換レバー32が押されて、車輪
4が固定車輪に切換わるようにしてある。
【0021】上記実施例の運搬用台車1を使用する場
合、パレット5に荷物を搭載すれば良い。パレット5が
荷重を受けると、コイルスプリング31の付勢力に打勝
って、水平の状態となり、従って車輪4は固定車輪とな
り、直進性が良く、且つ旋回自在の運搬用台車となる。
【0022】一方、運搬用台車1を使用しない場合には
複数の台車間で、一方の台車の後側枠7に向って、他方
の台車の前側枠6を図1に示した矢示Aのように進行さ
せて、相互の台車を嵌装させることができる。
【0023】即ち、前側枠6は後側枠7の内側を通過可
能であり、又ベース枠2は、水平杆8をハ字状に対向さ
せてあるので、開放側より順次嵌装可能である。後側枠
7に向って、他方の台車を進行させると、他方の台車側
の前側枠6は、後側枠7内の内部パネル19を、図1中
の矢示Bの方向へ回動させると共に、跳ね上げられた状
態にあるパレット5を矢示Cの方向へ回動させて起立さ
せる。このようにして、使用しない運搬用台車1を順次
嵌装させて、狭い場所で、多数の保管が可能である。
【0024】パレット5が、水平に伏せた状態に無い場
合には、突部37による昇降ピン34の押下げは解除さ
れ、切換レバー32は復帰するので、車輪4は自在車輪
に切換わる。従って、多数の運搬用台車を嵌装させたネ
スティング状態では、全ての台車の全車輪は自在車輪と
なり、ネスティング状態でも、移動の自由度が確保さ
れ、取扱い上有利である。
【0025】尚、図1、4に示した38は方形枠39と
格子状の棧40で構成した棚パネルである。前縁を前側
枠6の棧12にフック41で係合させてあると共に、後
縁を後側枠7の棧17にフック42で係合させてある。
【0026】この棚パネル38は、必須のものでは無い
が、設置も可能である。棚パネル38を設けた場合に
は、前記ネスティングに際し、後側枠7との係合を外
し、図1に鎖線で示したように、前側枠6の内側に添わ
せた状態とする。棚パネル38を設けると、搭載する荷
物の整理がし易い、壊われ易い荷物を他の荷物から分離
できる等の点でメリットがある。
【0027】又、車輪4は、実施例のように切換可能の
形式でなく、常時自在車輪とすることも可能である。実
施例のように、切換式として、荷物の運搬時には固定車
輪に切換わるようにすると、運搬用台車1の直進性が良
く、運搬作業に好適である。
【0028】車輪4の切換えをパレット5の起伏に連動
させたが、切換レバー32を手、足等で人為的に操作す
るようにしても良い。実施例のようにパレット5の起伏
に連動して切換わるようにすると、運搬用台車の操作を
簡便にすることができる。
【0029】跳ね上げ機構26は無くすることもでき
る。この場合には、使用しない時のネスティング操作の
際に、パレット5を図1の鎖線5aで示した位置まで、
人為的に引き上げるようにすれば良い。跳ね上げ機構2
6を設けると、このような人為的な操作を不要とするの
で、操作性を向上することができる。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、二側面で荷物の搬入、搬出が可能な運搬用台車であ
って、使用しない時には、狭い場所に多数保管できる構
造の運搬用台車を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の正面図である。
【図2】同じく実施例の前側枠の図である。
【図3】同じく実施例の後側枠の図である。
【図4】同じく実施例の一部を破切した平面図である。
【図5】同じく実施例のベース枠の拡大平面図である。
【図6】同じく実施例のベース枠の前側部の拡大正面図
である。
【図7】同じく実施例のベース枠の後側部の拡大正面図
である。
【符号の説明】
1 運搬用台車 2 ベース枠 3、4 車輪 5 パレット 6 前側枠 7 後側枠 8 水平杆 11、16 枠 19 内部パネル 26 跳ね上げ機構 28 跳ね上げ板 31 コイルスプリング 32 切換レバー 34 昇降ピン 37 突部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース枠に、車輪、パレットおよび前後
    側枠を備えてなる運搬用台車において、前記ベース枠
    は、水平杆を平面ハ字状に対設して構成し、広幅側が開
    放してあり、該水平杆の狭幅側上側に、前側枠が立設し
    てあると共に、パレットの前端部が回動自在に連結さ
    れ、前記後側枠は、前側枠より広幅かつ高背の逆U字状
    枠内に、内部パネルが上縁部を中心に回動自在に設置し
    て構成され、前記水平杆の広幅側上側に立設してあるこ
    とを特徴とする運搬用台車。
  2. 【請求項2】 ベース枠を構成した水平杆の狭幅側に設
    けた車輪が自在車輪とされ、水平杆の広幅側に設けた車
    輪が自在、固定切換可能の車輪とされた請求項1記載の
    運搬用台車。
  3. 【請求項3】 自在、固定切換可能の車輪は、パレット
    の起伏に従って昇降するピンと切換レバーを対設し、パ
    レットが伏せた状態で、固定車輪に切換わるようにした
    請求項2記載の運搬用台車。
  4. 【請求項4】 パレットは、跳ね上げ方向にスプリング
    で付勢されている請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の運搬用台車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019177855A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 運搬用台車

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