JPH07246423A - 冷間圧延鋼板コイルの判別方法および装置 - Google Patents

冷間圧延鋼板コイルの判別方法および装置

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JPH07246423A
JPH07246423A JP3704594A JP3704594A JPH07246423A JP H07246423 A JPH07246423 A JP H07246423A JP 3704594 A JP3704594 A JP 3704594A JP 3704594 A JP3704594 A JP 3704594A JP H07246423 A JPH07246423 A JP H07246423A
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JP
Japan
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coil
weight
rolling mill
cold rolling
steel sheet
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JP3704594A
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Tetsuhiko Okano
哲彦 岡野
Masaki Otsuka
正樹 大塚
Yoshinobu Kurisu
義信 栗栖
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷間圧延機の入側および出側におけるコイル
重量を実際に測定することなく、希望する冷延鋼板のコ
イルが得られたかどうかの異材の判別を、迅速に行うこ
と。 【構成】 生産計画上の値を用いて冷間圧延機入側コイ
ルの重量W(CRE)を演算して求め、また冷間圧延機
出側鋼板長さLおよび板厚hcを実際に測定して求める
とともに、その他の値に基づき、冷間圧延機出側コイル
の重量W(CRD)を求め、これらの差の入側コイル重
量W(CRE)に対する比Rが、予め定める値A、約3
%以上であるとき異材であるものと判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷間圧延鋼板コイルを
酸洗および圧延する際に、異材であるかどうか、すなわ
ちたとえばその冷間圧延鋼板コイルを識別するために予
め付した番号およびそのコイルの寸法や材質などのよう
なデータが、実物と異なるかどうかを判別するための方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は、冷間圧延機の出側
に秤量機を設置し、冷延鋼板コイルの重量の測定を行
い、生産計画上でノートブックなどに記載した重量の値
と一致しているかどうか、または冷間圧延機入側の熱間
圧延鋼板コイルに付してあるラベルに記載された重量と
比較するなどして、希望する寸法および材質の冷間圧延
鋼板コイルが得られたかどうか、すなわち異材ではない
かどうかを判断している。
【0003】このような先行技術では、冷間圧延機の出
側に秤量機を設置しなければならず、その設備投資額に
多額を要するという問題がある。
【0004】他の先行技術では、冷間圧延機の出側に秤
量機を設けず、その次工程に設けられた秤量機を用い
て、コイル重量を測定し、異材ではないかどうかを判断
している。このような先行技術では、次工程の処理の完
了後に異材判断が行われることになり、その判断が遅れ
て損害が大きくなりやすいという問題がある。特に次工
程が、冷延鋼板に表面処理を行う工程である場合には、
そのような表面処理を施した後のコイルは、異材である
ことが判断されても、転用することが困難であり、損失
が大きい。したがって次工程が行われるよりも前に、異
材判別をすることが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、秤量
機などの設備を必要とせず、しかも異材判別を迅速に行
うことができるようにした冷間圧延鋼板コイルの判別方
法および装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱間圧延鋼板
重量から得た冷間圧延機入側コイル重量W(CRE)
と、鋼板の長さ測定値と厚みと幅と比重とを用いて算出
した冷間圧延機出側コイル重量W(CRD)とを、比較
することを特徴とする冷間圧延鋼板コイルの判別方法で
ある。
【0007】また本発明は、冷間圧延機入側コイル重量
W(CRE)と冷間圧延機出側コイル重量W(CRD)
との差の冷間圧延機入側コイル重量W(CRE)に対す
る比Rを算出し、この比Rを、予め定める値Aと比較す
ることを特徴とする請求項1記載の冷間圧延鋼板コイル
の判別方法である。
【0008】また本発明は、(a)熱間圧延鋼板コイル
の先端部と尾端部とを切断する剪断機と、(b)剪断機
の下流側に設けられ、前記熱間圧延鋼板の先端部と尾端
部とを溶接する溶接機と、(c)溶接機の下流側に設け
られ、鋼板を酸洗する酸洗装置と、(d)酸洗装置の下
流側に設けられ、鋼板の両側部を切断するサイドトリマ
と、(e)サイドトリマの下流側に設けられ、鋼板を冷
間圧延する冷間圧延機とを備える冷間圧延鋼板コイルの
判別装置であって、(f)演算手段であって、前記冷間
圧延鋼板コイルの重量W(H)と、重量測定手段によっ
て測定されたコイルの重量W(H)と、剪断機によって
切捨てられる前記コイルの先端部と尾端部と端板切捨て
重量W(TOP),W(END)と、酸洗装置での鋼板
の溶解損失重量W(P)と、サイドトリマによって除去
されるトリム損失重量W(ST)とから、冷間圧延機入
側コイル重量W(CRE)、 W(CRE)=W(H)−{W(TOP)+W(END)+W
(P)+W(ST)} を演算する第1演算手段と、(g)冷間圧延機出側の鋼
板の長さLを測定する長さ測定手段と、(h)冷間圧延
機出側の鋼板の板厚hcを測定する板厚測定手段と、
(i)第2演算手段であって、長さ測定手段によって測
定された鋼板の長さLと、板厚測定手段によって測定さ
れた鋼板の板厚hcと、冷間圧延機の出側の鋼板の板幅
bと、冷延鋼板の比重ρとから、冷間圧延機出側コイル
の重量W(CRD)、 W(CRD)=L・hc・b・ρ を演算する第2演算手段と、(j)第1および第2演算
手段の出力に応答し、冷間圧延機入側コイル重量W(C
RE)と冷間圧延機出側コイル重量W(CRD)との差
の冷間圧延機入側コイル重量W(CRE)に対する比R
を演算する第3演算手段と、(k)第3演算手段の出力
に応答し、比Rが予め定める値A以上であるとき、異材
警報信号を出力する判断手段とを含むことを特徴とする
冷間圧延鋼板コイルの判別装置である。
【0009】また本発明は、前記値Aは、約3%である
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に従えば、冷間圧延機入側コイルの重量
W(CRE)を実測することなく、生産計画上の値に、
たとえばノートブックに記載された値および運搬されて
きた熱間圧延鋼板コイルに付してあるラベルに記載され
た値などに基づいて演算して、冷間圧延機入側コイルの
重量W(CRE)を求め、また冷間圧延機出側コイルの
重量W(CRD)を実際に測定することなく、冷間圧延
機出側の鋼板の長さLおよび板厚hcを実際に測定して
得られた値および生産計画上の値に基づいて演算して求
め、こうして得られた冷間圧延機入側および出側の各重
量W(CRE)およびW(CRD)とに基づいて、それ
らを比較して、たとえば比Rを算出し、異材であるかど
うか、すなわちそのコイルの番号およびコイルデータな
どと、実物とが異なる鋼板コイルであるかどうかを判別
する。
【0011】特に本発明に従えば、冷間圧延機入側およ
び出側のコイルの各重量W(CRE)およびW(CR
D)との差の入側重量W(CRE)に対する比Rを演算
し、その比Rが予め定めた値A、たとえば約3%以上で
あるとき、異材警報信号を出力するようにし、これによ
って規格化を行い、冷間圧延鋼板コイルの寸法および材
質などにかかわらず、異材の判別を行うことを可能にし
ている。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の各動作ステップを
示すフローチャートであり、図2はその本発明の一実施
例の全体の構成を示す系統図である。これらの図面を参
照して、ホットコイルである熱間圧延済みコイル1は、
走間剪断機2および溶接機3を経て、連続酸洗装置4に
導かれて表面のスケールの除去が行われる。この酸洗装
置4では、たとえば塩酸が用いられる。剪断機2は、熱
間圧延鋼板コイル1の先端部と尾端部とを切断する。溶
接機3は、剪断機2の下流側に設けられており、熱間圧
延鋼板の後行材の先端部と先行材の尾端部とを、たとえ
ばバット溶接などして接続する。
【0013】酸洗装置4からの鋼板は、サイドトリマ5
に導かれ、その後、板幅検出手段6によって板幅が検出
され、冷間圧延機7で希望する板厚に冷間圧延される。
サイドトリマ5は、鋼板の両側部、すなわち両耳を切断
する。冷間圧延機7は、たとえば4つのスタンドを有す
るタンデム圧延機である。冷間圧延機7の出側の冷延鋼
板の板厚は板厚検出器8によって検出され、またその長
さは長さ検出手段9によって検出される。検出手段6,
8,9の手段は、マイクロコンピュータなどによって実
現される処理回路10に与えられ、異材判別されたと
き、表示手段12が警報表示を行う。
【0014】処理回路10は、冷間圧延機7の入側コイ
ル重量W(CRE)を、演算によって次の式1から求め
る。
【0015】 W(CRE)=W(H)−{W(TOP)+W(END)+W(P)+W(ST)} …(1) ここで、W(H)は、図1のステップn1で示され、熱
間圧延済みコイル1を、熱間圧延機で圧延して得たその
熱間圧延機の出側で計測した値であり、このようなコイ
ル重量W(H)は、生産計画上の値であって、たとえば
ノートブックに記載してあり、あるいはまたそのコイル
1に付されたラベルに記載してある値であり、そのよう
な値が、処理回路10に入力される。W(TOP)は、
酸洗装置4に入る前での溶接機3による溶接時の剪断機
2によって切捨てられるコイルの先端部の端板切捨て重
量であり、またW(END)は、その溶接機3による溶
接時の先行材の尾端部の端板切捨て重量である。これら
の重量W(TOP)およびW(END)は、たとえば3
0〜50cmの予め定めた長さであり、コイル1の幅、
厚みおよび比重との積によって演算して求めることがで
きる。
【0016】W(P)は、酸洗装置4内での鋼板の溶解
ロス、すなわち溶解損失重量であり、鋼板の単位表面積
あたりの溶解重量に基づき、総表面積を掛け算して求め
ることができる。
【0017】W(ST)は、酸洗装置4を出てから冷間
圧延機7で圧延されるまでの間に、鋼板の幅方向のエッ
ジのトリムロス重量であり、換言すると、サイドトリマ
5によって除去されるトリム損失重量であり、この重量
W(ST)は、たとえば両側各5mm幅であり、その厚
み、長さおよび比重から演算して求めることができる。
【0018】このような各重量W(TOP)、W(EN
D)、W(P)およびW(ST)は、鋼種、板厚、板幅
およびコイル長さなどによって予め定められた定数であ
る。このような各値を用いて式1の右辺の演算が、図1
のステップn2で行われ、冷間圧延機入側コイルの重量
W(CRE)が求められる。
【0019】処理回路10はさらに、冷間圧延機出側コ
イルの重量W(CRD)を、式2に基づいて演算して求
める。圧延機7の第4番目の最終スタンドの出側にある
長さ測定手段9は、ステップn3で示され、鋼板の単位
長さあたりの走行距離毎にパルスを発生し、このパルス
を計数することによって、冷間圧延機出側鋼板の長さL
(m)を実際にステップn4で測定することができる。
またステップn5では冷間圧延機7の最終スタンド出側
にある板厚測定手段8によって、冷間圧延機出側実測板
厚hc(mm)を実際に測定することができる。これら
の板厚計8および長さ測定手段9の出力は、処理回路1
0に入力される。冷間圧延機出側板幅bは、ステップn
6において処理回路10に与えられる。
【0020】 W(CRD)=L×hc×b×ρ×10-6 …(2) また冷圧鋼板の比重ρが処理回路10に与えられ、この
比重ρは、たとえば7.85である。
【0021】冷間圧延機出側の板幅b(mm)は、酸洗
装置4の出側で板幅検出手段6によって実際に測定した
板幅の値に、圧延機7での板幅縮み代を加算または減算
して補正して求められる。この板幅縮み代は、鋼種、板
厚および板幅などに依存して予め定められる定数であ
る。
【0022】ステップn8では、式1および式2で示さ
れる各重量W(CRE)およびW(CRD)に基づき、
重量比較チェックを行う。すなわち比Rを、式3に基づ
き演算して求める。
【0023】 R=│{W(CRD)−W(CRE)}/W(CRE)×100│ …(3) 次のステップn9では、比Rが予め定める値A(たとえ
ば3%)以上であれば異材であるものと判別する。
【0024】 A ≦ R …(4) また式4が成立せず、すなわち A > R …(5) であれば、異材ではないものと判別する。異材が判別さ
れたときには、ステップn11において異材警報信号を
出力して表示手段12を動作させる。また異材ではない
ものと判別されたときには、ステップn10において、
異材警報信号を出力することはない。
【0025】図3は、表示手段12に関連する構成を示
すブロック図である。処理回路10において異材警報信
号が、図3の参照符13で出力されると、表1のよう
に、印字手段14は、作業記録紙にロギングデータを印
字する。すなわちその印字される表示内容は、(1)異
材チェックエラー、(2)入側コイル重量W(CR
E)、および(3)出側コイル重量W(CRD)などで
あり、これによって(1)異材発生の原因調査が可能と
なり、また(2)判定基準の値Aのメンテナンスが容易
となり、異材判定基準のA%を適正値にすることがで
き、さらに(3)異材発生の記録を行うことができる。
【0026】
【表1】
【0027】さらにこの異材警報信号を用いて、スピー
カ15を用いて音声による警告を行うことができる。こ
の音声による警報は、磁気テープに予め録音してある
音、または合成音によって「異材チェックエラーで
す。」などであってもよく、これによって警報の内容
が、圧延操業中であっても、容易にオペレータに伝える
ことができるという効果が達成される。
【0028】さらに警報灯16をよく目立つ所に設置し
ておき、それを点灯し、これによってたとえば赤色の灯
火ランプが点灯、回転し、そのため圧延機7の発生する
音などで聞こえにくい環境下においても、確実に異材チ
ェックエラーを伝えることができる。このような警告灯
は、たとえばパトライト(商品名)によって実現するこ
とができる。こうして表示手段12は、印字、音声およ
び灯火などによって、目視、音響の警報を行うことがで
き、さらにその他の種類の警報を行うようにしてもよ
い。
【0029】こうして冷間圧延機7に秤量機を設置する
ことなしに、迅速にかつ的確に異材判別が可能となり、
次工程でのトラブルを未然に防ぐことができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、冷間圧延
機入側のコイルの重量W(CRE)を、たとえば生産計
画上のノートブックに記載した値や熱間圧延鋼板コイル
に付してあるラベルに記載してある値などを用いて求
め、また冷間圧延機出側のコイル重量W(CRD)は、
冷間圧延機出側の鋼板の長さLおよび板厚hcを実際に
測定し、またその他の予め定めた値などを用いて求める
ようにしたので、冷間圧延機に関連してコイルの重量を
測定する秤量機などを必要とせず、設備を簡略化するこ
とができ、その設備投資額が多額になることを防ぐこと
ができる。
【0031】さらに本発明によれば、冷間圧延機入側と
出側のコイルの各重量W(CRE)およびW(CRD)
の差の冷間圧延機入側コイルの重量W(CRE)に対す
る比Rを演算して予め定める値Aと比較するようにし、
これによって規格化を行い、コイルの寸法および材質な
どが異なる種類のコイルに関連してもまた、本発明を容
易に実施することができ、異材の判別を容易に行うこと
ができる。
【0032】また本発明によれば、冷間圧延機の出側で
冷延鋼板が得られることによって、したがってその冷間
圧延機出側鋼板の長さLおよび板厚hcを測定すること
ができることによって、冷間圧延機出側のコイル重量W
(CRD)を演算して異材判別を行うことができるの
で、その判別を迅速に行うことができ、したがって次工
程で異材であることが判別されて損害が大きくなるとい
う従来技術の問題は解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の動作ステップを示す
図である。
【図2】本発明の一実施例の全体の構成を示すブロック
図である。
【図3】表示手段12の具体的な構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 熱間圧延コイル 2 走間剪断機 3 溶接機 4 酸洗装置 5 サイドトリマ 6 板幅検出手段 7 冷間圧延機 8 板厚測定手段 9 長さ検出手段 10 処理手段 12 表示手段 14 印字手段 15 スピーカ 16 警告灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23G 1/08 9352−4K G01G 19/41 G06F 19/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱間圧延鋼板重量から得た冷間圧延機入
    側コイル重量W(CRE)と、鋼板の長さ測定値と厚み
    と幅と比重とを用いて算出した冷間圧延機出側コイル重
    量W(CRD)とを、比較することを特徴とする冷間圧
    延鋼板コイルの判別方法。
  2. 【請求項2】 冷間圧延機入側コイル重量W(CRE)
    と冷間圧延機出側コイル重量W(CRD)との差の冷間
    圧延機入側コイル重量W(CRE)に対する比Rを算出
    し、 この比Rを、予め定める値Aと比較することを特徴とす
    る請求項1記載の冷間圧延鋼板コイルの判別方法。
  3. 【請求項3】 (a)熱間圧延鋼板コイルの先端部と尾
    端部とを切断する剪断機と、 (b)剪断機の下流側に設けられ、前記熱間圧延鋼板の
    先端部と尾端部とを溶接する溶接機と、 (c)溶接機の下流側に設けられ、鋼板を酸洗する酸洗
    装置と、 (d)酸洗装置の下流側に設けられ、鋼板の両側部を切
    断するサイドトリマと、 (e)サイドトリマの下流側に設けられ、鋼板を冷間圧
    延する冷間圧延機とを備える冷間圧延鋼板コイルの判別
    装置であって、 (f)演算手段であって、 前記冷間圧延鋼板コイルの重量W(H)と、 重量測定手段によって測定されたコイルの重量W(H)
    と、 剪断機によって切捨てられる前記コイルの先端部と尾端
    部と端板切捨て重量W(TOP),W(END)と、 酸洗装置での鋼板の溶解損失重量W(P)と、 サイドトリマによって除去されるトリム損失重量W(S
    T)とから、 冷間圧延機入側コイル重量W(CRE)、 W(CRE)=W(H)−{W(TOP)+W(END)+W
    (P)+W(ST)} を演算する第1演算手段と、 (g)冷間圧延機出側の鋼板の長さLを測定する長さ測
    定手段と、 (h)冷間圧延機出側の鋼板の板厚hcを測定する板厚
    測定手段と、 (i)第2演算手段であって、 長さ測定手段によって測定された鋼板の長さLと、 板厚測定手段によって測定された鋼板の板厚hcと、 冷間圧延機の出側の鋼板の板幅bと、 冷延鋼板の比重ρとから、 冷間圧延機出側コイルの重量W(CRD)、 W(CRD)=L・hc・b・ρ を演算する第2演算手段と、 (j)第1および第2演算手段の出力に応答し、冷間圧
    延機入側コイル重量W(CRE)と冷間圧延機出側コイ
    ル重量W(CRD)との差の冷間圧延機入側コイル重量
    W(CRE)に対する比Rを演算する第3演算手段と、 (k)第3演算手段の出力に応答し、比Rが予め定める
    値A以上であるとき、異材警報信号を出力する判断手段
    とを含むことを特徴とする冷間圧延鋼板コイルの判別装
    置。
  4. 【請求項4】 前記値Aは、約3%であることを特徴と
    する請求項3記載の冷間圧延鋼板コイルの判別装置。
JP3704594A 1994-03-08 1994-03-08 冷間圧延鋼板コイルの判別方法および装置 Withdrawn JPH07246423A (ja)

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