JPH07246217A - 敷布交換自在寝具 - Google Patents
敷布交換自在寝具Info
- Publication number
- JPH07246217A JPH07246217A JP6073732A JP7373294A JPH07246217A JP H07246217 A JPH07246217 A JP H07246217A JP 6073732 A JP6073732 A JP 6073732A JP 7373294 A JP7373294 A JP 7373294A JP H07246217 A JPH07246217 A JP H07246217A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- bedding
- lying person
- weight
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bedding Items (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】寝床を左若しくは右に傾動させ、横臥者の体
重の中心を左若しくは右に移動させ、体重の中心が掛か
らない寝床の一部を横臥者の背面から開閉し、敷布およ
び敷布団を交換する。 【構 成】断面の上辺が円弧状の凹面を有する寝床と、
寝床を保持し左右に回転傾動する回転軸と、回転傾動を
一定角度内に固定する固定機構を有する寝具であって、
寝床を左若しくは右に回転傾動させ、横臥者の体重の中
心を左若しくは右に移動させることにより、体重の中心
が掛からない寝床の一部分を横臥者の背面から開閉し、
敷布および敷布団を交換する寝具とした。
重の中心を左若しくは右に移動させ、体重の中心が掛か
らない寝床の一部を横臥者の背面から開閉し、敷布およ
び敷布団を交換する。 【構 成】断面の上辺が円弧状の凹面を有する寝床と、
寝床を保持し左右に回転傾動する回転軸と、回転傾動を
一定角度内に固定する固定機構を有する寝具であって、
寝床を左若しくは右に回転傾動させ、横臥者の体重の中
心を左若しくは右に移動させることにより、体重の中心
が掛からない寝床の一部分を横臥者の背面から開閉し、
敷布および敷布団を交換する寝具とした。
Description
【０００１】［産業上の利用分野］本発明は、医療用に
用いられる傾動可能な寝台において、横臥者背面の寝床
を開閉可能にすることにより、左若しくは右に傾動させ
横臥者の体重の中心が掛からない状態で敷布および敷布
団を横臥者背面から交換する敷布交換自在寝具に関す
る。
用いられる傾動可能な寝台において、横臥者背面の寝床
を開閉可能にすることにより、左若しくは右に傾動させ
横臥者の体重の中心が掛からない状態で敷布および敷布
団を横臥者背面から交換する敷布交換自在寝具に関す
る。
【０００２】［従来の技術］寝たきり老人や長期間寝台
上に寝たままの状態の重症患者等では、衛生上敷布また
は敷布団を適宜交換し清潔に保つ必要がある。
上に寝たままの状態の重症患者等では、衛生上敷布また
は敷布団を適宜交換し清潔に保つ必要がある。
【０００３】しかしながら、従来は横臥者を抱き上げ、
釣り上げ あるいは 別のベッドに移すなどしており、
労力的に介護者にとって容易なことではなかった。
釣り上げ あるいは 別のベッドに移すなどしており、
労力的に介護者にとって容易なことではなかった。
【０００４】［発明が解決しようとする課題］従来の傾
動ベッドでは、寝床が平面であり傾動角度を大きく採れ
ず、また、寝床を保持する構造が複雑であり、横臥者の
背面を開閉し、敷布および敷布団の交換を自在にするこ
とが困難であった。本発明は、断面の上辺が円弧状の凹
面を有する寝床と、寝床を保持し左又は右に回転傾動す
る回転軸を有する寝台であって、体重の中心が掛からな
い寝床の一部分を横臥者の背面から開閉し、敷布および
敷布団を容易に交換できる寝具を提供するものである。
動ベッドでは、寝床が平面であり傾動角度を大きく採れ
ず、また、寝床を保持する構造が複雑であり、横臥者の
背面を開閉し、敷布および敷布団の交換を自在にするこ
とが困難であった。本発明は、断面の上辺が円弧状の凹
面を有する寝床と、寝床を保持し左又は右に回転傾動す
る回転軸を有する寝台であって、体重の中心が掛からな
い寝床の一部分を横臥者の背面から開閉し、敷布および
敷布団を容易に交換できる寝具を提供するものである。
【０００５】［課題を解決するための手段］すなわち本
発明は、傾動寝台において横臥者の体重を左若しくは右
に移した状態で、横臥者背面の寝床裏側から敷布若しく
は敷布団を容易に交換できるように、体重の中心が掛か
らない寝床の一部分を開閉するようにした寝具である。
発明は、傾動寝台において横臥者の体重を左若しくは右
に移した状態で、横臥者背面の寝床裏側から敷布若しく
は敷布団を容易に交換できるように、体重の中心が掛か
らない寝床の一部分を開閉するようにした寝具である。
【０００６】［実 施 例］本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図１は本発明実施例に係る敷布交換自
在寝具の要部説明斜視図である。
づいて説明する。図１は本発明実施例に係る敷布交換自
在寝具の要部説明斜視図である。
【０００７】図１において、仮想軸ＯＯ’を中心とした
半径Ｒの曲面を持つ寝床１が、寝床１を左若しくは右に
回転傾動させるための回転軸２を有する寝床支持板３に
固定されている。
半径Ｒの曲面を持つ寝床１が、寝床１を左若しくは右に
回転傾動させるための回転軸２を有する寝床支持板３に
固定されている。
【０００８】回転軸２は、回転軸２の軸受け５を有する
剛体より成る寝台４に回転傾動可能に載置されている。
剛体より成る寝台４に回転傾動可能に載置されている。
【０００９】寝台４は回転固定機構６を有し、回転軸２
を軸として寝床１を任意の傾斜角度に回転傾動させ、固
定できるようになっている。
を軸として寝床１を任意の傾斜角度に回転傾動させ、固
定できるようになっている。
【００１０】寝床１は左側面寝床１１、右側面寝床上
２、中央寝床１３になるように、寝床が縦方向に少なく
とも三分割されており、それぞれ独立に寝床支持板３に
固定されている。
２、中央寝床１３になるように、寝床が縦方向に少なく
とも三分割されており、それぞれ独立に寝床支持板３に
固定されている。
【００１１】図２は床板１４を開閉し、固定する背面寝
床１３の実施例の要部説明針視図である。
床１３の実施例の要部説明針視図である。
【００１２】背面寝床１３は、床板１４、回転機構１５
を有し床板１４を回転可能に保持する床板支持軸１６、
床板１４を固定支持する床板支持軸１８、および床板支
持軸１８を固定軸１９に着脱可能な固定機構１７から成
っている。
を有し床板１４を回転可能に保持する床板支持軸１６、
床板１４を固定支持する床板支持軸１８、および床板支
持軸１８を固定軸１９に着脱可能な固定機構１７から成
っている。
【００１３】床板支持軸１６および固定軸１９は、寝床
支持板３に固定されており、固定軸１９から固定機構１
７を解錠することにより、床板１４は床板支持軸１６を
軸として、固定位置から開くことができるようになって
いる。
支持板３に固定されており、固定軸１９から固定機構１
７を解錠することにより、床板１４は床板支持軸１６を
軸として、固定位置から開くことができるようになって
いる。
【００１４】図３は寝床１上に、敷布団と敷布を敷いた
本発明の実施例である。
本発明の実施例である。
【００１５】寝床１と同様に、左側面布団２１、右側面
布団２２、中央布団２３になるように、敷布団が縦方向
に三分割されており、それぞれ独立に寝床１上に敷か
れ、三分割された敷布団を覆うように１枚の敷布３１が
敷かれている。
布団２２、中央布団２３になるように、敷布団が縦方向
に三分割されており、それぞれ独立に寝床１上に敷か
れ、三分割された敷布団を覆うように１枚の敷布３１が
敷かれている。
【００１６】横臥者は水平に位置する寝床１の上に仰向
けに横臥して居る状態で、回転軸２（図示せず）を軸と
して、寝床１を回転角度９０度を越えない範囲で左側に
傾斜させる。この時、横臥者の体重中心は背面方向から
左側面に移動する。
けに横臥して居る状態で、回転軸２（図示せず）を軸と
して、寝床１を回転角度９０度を越えない範囲で左側に
傾斜させる。この時、横臥者の体重中心は背面方向から
左側面に移動する。
【００１７】寝床１を左に傾斜させ、横臥者の体重中心
が左側面に移動した状態にて回転固定機構６で回転軸２
を固定する。この状態では横臥者の背面には殆ど体重が
掛からないので、固定機構１７を解錠し、横臥者への負
担が軽微な状態で床板１４を寝床裏側に開くことが可能
になる。
が左側面に移動した状態にて回転固定機構６で回転軸２
を固定する。この状態では横臥者の背面には殆ど体重が
掛からないので、固定機構１７を解錠し、横臥者への負
担が軽微な状態で床板１４を寝床裏側に開くことが可能
になる。
【００１８】開かれた床板１４から、予め中央布団２３
上に寄せられている敷布と共に中央布団を取り除き、新
たに中央布団１４’と敷布３１’を床板１４に登載し、
床板１４を横臥者背面の定位置に固定機構１７をもって
固定する。
上に寄せられている敷布と共に中央布団を取り除き、新
たに中央布団１４’と敷布３１’を床板１４に登載し、
床板１４を横臥者背面の定位置に固定機構１７をもって
固定する。
【００１９】寝床１を右に傾動させ横臥者の体重中心が
右側面に移動した状態で右側面の敷布および敷布団の敷
き具合を調整することができる。
右側面に移動した状態で右側面の敷布および敷布団の敷
き具合を調整することができる。
【００２０】以上に説明した実施例は寝床および敷布団
が縦方向に三分割された寝具であるが、三分割に限定さ
れるものではなく、図４（Ａ）のように患者の股間部分
に位置する寝床の一部分を開閉することも可能である。
が縦方向に三分割された寝具であるが、三分割に限定さ
れるものではなく、図４（Ａ）のように患者の股間部分
に位置する寝床の一部分を開閉することも可能である。
【００２１】さらに、以上に説明した実施例は寝床１を
横臥者の左側に傾動させ、右側背面より中央布団および
敷布を交換するものであるが、右背面から交換するもの
に限定されるものではなく、図４（Ｂ）のように敷布お
よび敷布団の交換を横臥者の頭部側すなわち縦方向から
行う構造も採用できる。
横臥者の左側に傾動させ、右側背面より中央布団および
敷布を交換するものであるが、右背面から交換するもの
に限定されるものではなく、図４（Ｂ）のように敷布お
よび敷布団の交換を横臥者の頭部側すなわち縦方向から
行う構造も採用できる。
【００２２】［発明の効果］以上に実施例をもって詳述
したように、本発明によれば、寝床を傾動させ横臥者の
体重の中心を移動させることにより、体重の掛からない
寝床の一部を背面より開閉し、敷布および敷布団を容易
に交換することのできる敷布交換自在寝具を開発するこ
とができた。その結果、寝たきり老人や重症患者の敷布
および敷布団の清潔維持に大きな効果を発揮することが
できる。また、体重の移動が容易であるので横臥者およ
び介護者の労力を大幅に軽減できる。
したように、本発明によれば、寝床を傾動させ横臥者の
体重の中心を移動させることにより、体重の掛からない
寝床の一部を背面より開閉し、敷布および敷布団を容易
に交換することのできる敷布交換自在寝具を開発するこ
とができた。その結果、寝たきり老人や重症患者の敷布
および敷布団の清潔維持に大きな効果を発揮することが
できる。また、体重の移動が容易であるので横臥者およ
び介護者の労力を大幅に軽減できる。
【００２３】
【図面の簡単な説明】
【図 １】本発明実施例に係る敷布交換自在寝具の要部
説明斜視図である。
説明斜視図である。
【図 ２】本発明実施例に係る背面寝床の要部説明斜視
図である。
図である。
【図 ３】本発明実施例に係る回転傾動、背面床板の開
閉の状況並びに敷布および中央布団を交換する状況の説
明図である。
閉の状況並びに敷布および中央布団を交換する状況の説
明図である。
【図 ４】本発明実施例に係る敷布交換自在寝具の変形
例説明図である。
例説明図である。
【図 ５】従来例の説明図。
【００２４】
１：寝床 ２：回転軸 ３：寝床支持板 ４：寝台 ５：軸受 ６：回転固定機構 ７：固定台 １１：左側面寝床 １２：右側面寝床 １３：背面寝床 １４：床板 １５：回転機構 １６：床板支持固定軸 １７：固定機構 １８：床板支持軸 １９：固定軸 ２１：左側面布団 ２２：右側面布団 ２３：中央布団
Claims (4)
- 【請求項１】断面の上辺が円弧状の凹面を有する寝床
と、寝床を保持し左右に回転傾動する回転軸と、傾動を
一定角度内に固定する固定機構を有する寝具であって、
寝床を左若しくは右に傾動させ、横臥者の体重の中心を
左若しくは右に移動させることにより、体重の中心が掛
からない寝床の一部分を横臥者の背面から開閉し、敷布
および敷布団を交換することを特徴とする敷布交換自在
寝具。 - 【請求項２】寝床を縦方向に三分割し、分割された寝床
の中央部分を開閉可能にしたことを特徴とする請求項１
記載の敷布交換自在寝具。 - 【請求項３】分割された寝床の形状に適した敷布団若し
くはマットレスを用意し、 開閉可能な中央部分から敷布および敷布団若しくはマッ
トレスを交換することを特徴とする請求項１記載の敷布
交換自在寝具。 - 【請求項４】横臥者の股間部分の下部に位置する寝床の
一部分を開閉可能にし、排尿若しくは排便器具を横臥者
の背後から着脱するようにしたことを特徴とする請求項
１記載の敷布交換自在寝具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6073732A JPH07246217A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 敷布交換自在寝具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6073732A JPH07246217A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 敷布交換自在寝具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07246217A true JPH07246217A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13526709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6073732A Pending JPH07246217A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 敷布交換自在寝具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07246217A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007307217A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Iwao Yuasa | 回転介護ベット装置 |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP6073732A patent/JPH07246217A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007307217A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Iwao Yuasa | 回転介護ベット装置 |
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