JP2000288040A - 暖房付き寄りかかり台 - Google Patents
暖房付き寄りかかり台Info
- Publication number
- JP2000288040A JP2000288040A JP11131801A JP13180199A JP2000288040A JP 2000288040 A JP2000288040 A JP 2000288040A JP 11131801 A JP11131801 A JP 11131801A JP 13180199 A JP13180199 A JP 13180199A JP 2000288040 A JP2000288040 A JP 2000288040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaning
- bed
- stand
- heater
- mattress
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Special Chairs (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベッドの上に腰かけた体位の患者の、脚部の
保温を持続することと、上体を起こしたとき発生する疲
労を軽減することができる、暖房付き寄りかかり台。 【解決手段】ベッドの後半部の三方向に通風をさえぎる
腰板を設置し、患者がもたれて疲労を軽減する寄りかか
り台の四方に、カーテンレールを設けてカーテンをめぐ
らせ、空気の移動を防ぐと共に、足もとから送風ヒータ
ーにより、温風を送る。
保温を持続することと、上体を起こしたとき発生する疲
労を軽減することができる、暖房付き寄りかかり台。 【解決手段】ベッドの後半部の三方向に通風をさえぎる
腰板を設置し、患者がもたれて疲労を軽減する寄りかか
り台の四方に、カーテンレールを設けてカーテンをめぐ
らせ、空気の移動を防ぐと共に、足もとから送風ヒータ
ーにより、温風を送る。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本発明は、歩行困難な患者
や、体力の衰えた高齢者が、寝たままの生活になり、そ
のまま寝たきりになることを防止する方法に関する。
や、体力の衰えた高齢者が、寝たままの生活になり、そ
のまま寝たきりになることを防止する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】歩行困難な患者は、自身の体重が負担と
なり、介護者の援助によっても、便器までの移動はむつ
かしく、紙おむつ等を当てて排泄を行うようになる。患
者自身も意識があるままで、老醜を人前にさらし、汚物
にまみれて屈辱的な状態が続くように思われる。今まで
培って来た個性も、個人の尊厳もあったものではなく、
あきらめに似た退行的精神状態になり、積極的な闘病の
気力が失われるように思います。又、寝たきりになる
と、消化器官の機能や、他器官の活動にも影響があると
思われ、上半身を起こして重力の方向と平行になる時間
が必要と思われます。従来のベッドは寝た状態のみ考慮
し、腰かけて上半身を起きあがらせる体位については配
慮されていない。
なり、介護者の援助によっても、便器までの移動はむつ
かしく、紙おむつ等を当てて排泄を行うようになる。患
者自身も意識があるままで、老醜を人前にさらし、汚物
にまみれて屈辱的な状態が続くように思われる。今まで
培って来た個性も、個人の尊厳もあったものではなく、
あきらめに似た退行的精神状態になり、積極的な闘病の
気力が失われるように思います。又、寝たきりになる
と、消化器官の機能や、他器官の活動にも影響があると
思われ、上半身を起こして重力の方向と平行になる時間
が必要と思われます。従来のベッドは寝た状態のみ考慮
し、腰かけて上半身を起きあがらせる体位については配
慮されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先願、平成11年3月
8日提出の特許願「介護ベッド」により、床ずれ防止や
便器への移乗が容易にできる方法について出願しました
が、本出願は、長時間腰かけた体位になったとき、寝た
ときは布蒲によって保温されている脚部が、保温され
ず、冷えを発生することや、この姿勢を持続するときに
おこる疲労を軽減することを目的としている。
8日提出の特許願「介護ベッド」により、床ずれ防止や
便器への移乗が容易にできる方法について出願しました
が、本出願は、長時間腰かけた体位になったとき、寝た
ときは布蒲によって保温されている脚部が、保温され
ず、冷えを発生することや、この姿勢を持続するときに
おこる疲労を軽減することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の暖房付き寄りかかり台は、腰かけた体位
のとき、足の前面に暖房機を付設し、寄りかかり台にカ
ーテンレールを設けて保温すると共に、疲れたときは寄
りかかり台にもたれて、上半身を起こす時間を長くす
る。
めに、本発明の暖房付き寄りかかり台は、腰かけた体位
のとき、足の前面に暖房機を付設し、寄りかかり台にカ
ーテンレールを設けて保温すると共に、疲れたときは寄
りかかり台にもたれて、上半身を起こす時間を長くす
る。
【0005】
【発明実施の形態】発明実施の形態を図面を参照して説
明する。図1、図2、図3は、本発明の暖房付き寄りか
かり台の各部品を示した図である。
明する。図1、図2、図3は、本発明の暖房付き寄りか
かり台の各部品を示した図である。
【0006】図1は、先願「介護ベッド」のレール24
に篏合する滑動台1の斜視図である。両側の枠2の下部
にレール溝3を設け、両枠をつなぐ補強枠4の下面にヒ
ーターケース5を設置し、温風ヒーター等を収納する。
又、枠の上面には、寄りかかり台8の支柱10と篏合す
る支柱受け6を設置し、上部にネジ孔7を設ける。
に篏合する滑動台1の斜視図である。両側の枠2の下部
にレール溝3を設け、両枠をつなぐ補強枠4の下面にヒ
ーターケース5を設置し、温風ヒーター等を収納する。
又、枠の上面には、寄りかかり台8の支柱10と篏合す
る支柱受け6を設置し、上部にネジ孔7を設ける。
【0007】図2は、寄りかかり台8の斜視図である。
上部に長方形のマットレス台9を形成し、その中にマッ
トレス13を収納固定する。台の四方の側面に、小型の
カーテンレール11を付設し、下部に支柱10を設置す
る。
上部に長方形のマットレス台9を形成し、その中にマッ
トレス13を収納固定する。台の四方の側面に、小型の
カーテンレール11を付設し、下部に支柱10を設置す
る。
【0008】図3は、腰かけた体位になったとき、足を
のせる足置き台12の斜視図である。下部のマットレス
台9に、硬目のマットレス13を収納し、支持枠14を
付設する。支持枠の高さ15は、腰かけたとき全体重の
かかるマットレスブロックC20の下面と、床との距離
と一致させる。
のせる足置き台12の斜視図である。下部のマットレス
台9に、硬目のマットレス13を収納し、支持枠14を
付設する。支持枠の高さ15は、腰かけたとき全体重の
かかるマットレスブロックC20の下面と、床との距離
と一致させる。
【0009】図4は、先願「介護ベッド」16のはたら
きを示す側面図である。ベッドの基台17の縦枠18の
上にレール24を付設し、その上に分割したマットレス
ブロック20を、それぞれレール溝3を備えたマットレ
スケース19に収納固定し、マットレスブロックB20
に凹部を設けて、体位の変更を容易にして床ずれを防止
し、マットレスブロック20を取り外したり、移動させ
ることにより、便器や車椅子への移乗が容易に行うこと
ができる。
きを示す側面図である。ベッドの基台17の縦枠18の
上にレール24を付設し、その上に分割したマットレス
ブロック20を、それぞれレール溝3を備えたマットレ
スケース19に収納固定し、マットレスブロックB20
に凹部を設けて、体位の変更を容易にして床ずれを防止
し、マットレスブロック20を取り外したり、移動させ
ることにより、便器や車椅子への移乗が容易に行うこと
ができる。
【0010】図5は、介護ベッドに、暖房付きよりかか
り台を設置した様子を示す斜視図である。基台の縦枠1
8の後端のストッパー22を取り除き、マットレスブロ
ックF、E、D20を取り外す。次に篏着台1のレール
溝3をレール24に篏合し、支柱受け6に寄りかかり台
の支柱10を挿入して、ネジ23で適当な高さに螺着す
る。又、ベッド後半下部の、左右と前の三方向に、空気
の移動を妨げるための腰板25を設置する。
り台を設置した様子を示す斜視図である。基台の縦枠1
8の後端のストッパー22を取り除き、マットレスブロ
ックF、E、D20を取り外す。次に篏着台1のレール
溝3をレール24に篏合し、支柱受け6に寄りかかり台
の支柱10を挿入して、ネジ23で適当な高さに螺着す
る。又、ベッド後半下部の、左右と前の三方向に、空気
の移動を妨げるための腰板25を設置する。
【0011】図6は、介護ベッドにより便器に移乗した
患者の様子を示す側面図である。排便が長時間にわたる
ときは、上半身を支持する寄りかかり台を低目に設定
し、脚部が冷えることを防ぐため、ヒーター27より温
風を送り、左右と後方の三方向は、一連のカーテン28
をめぐらし、患者の前にあたる方向は、膝の上までおお
うように設定する。
患者の様子を示す側面図である。排便が長時間にわたる
ときは、上半身を支持する寄りかかり台を低目に設定
し、脚部が冷えることを防ぐため、ヒーター27より温
風を送り、左右と後方の三方向は、一連のカーテン28
をめぐらし、患者の前にあたる方向は、膝の上までおお
うように設定する。
【0012】図7は、患者が寝た状態から腰かけた体位
になり、暖房付き寄りかかり台を使用する様子を示す側
面図である。寝ている患者の臀部が、マットレスブロッ
クC20の上になるように、身体をずらせて起き上がら
せ、マットレスブロックF、E、D20を取り外し、暖
房付き寄りかかり台を使用すればよい。
になり、暖房付き寄りかかり台を使用する様子を示す側
面図である。寝ている患者の臀部が、マットレスブロッ
クC20の上になるように、身体をずらせて起き上がら
せ、マットレスブロックF、E、D20を取り外し、暖
房付き寄りかかり台を使用すればよい。
【0013】これにより、テレビを見たり、読書した
り、又、食事等も足腰を冷やすことなく、長時間腰かけ
た体位を保つことができる。又、疲労してきたときは、
そのまま寄りかかり台にもたれ、居ねむりをしてもよ
い。又、ベッドに戻りたいときは、そのままマットレス
ブロックA、B、C20の上に横になり、これを前方に
滑動させ、後方よりマットレスブロックD、E、F20
を、レールに篏合させればよい。
り、又、食事等も足腰を冷やすことなく、長時間腰かけ
た体位を保つことができる。又、疲労してきたときは、
そのまま寄りかかり台にもたれ、居ねむりをしてもよ
い。又、ベッドに戻りたいときは、そのままマットレス
ブロックA、B、C20の上に横になり、これを前方に
滑動させ、後方よりマットレスブロックD、E、F20
を、レールに篏合させればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0015】長時間にわたる排便にも、脚部を冷やすこ
となく、便器の上に腰かけることができる。
となく、便器の上に腰かけることができる。
【0016】上半身を起こした、腰かける体位を、疲労
も少なく、足腰も冷やすこともなく、持続することがで
きる。
も少なく、足腰も冷やすこともなく、持続することがで
きる。
【0017】たとえ歩行困難であっても、意識がはっき
りとし、体力に余力のある患者の、ベッド上の、生活を
活性化し、寝たきりに陥ることを防止できる。
りとし、体力に余力のある患者の、ベッド上の、生活を
活性化し、寝たきりに陥ることを防止できる。
【図1】篏着台の斜視図である。
【図2】寄りかかり台の斜視図である。
【図3】足置き台の斜視図である。
【図4】先願「介護ベッド」の機能を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】先願「介護ベッド」に付設した、暖房付き寄り
かかり台の斜視図である。
かかり台の斜視図である。
【図6】排便のときの、暖房付き寄りかかり台のはたら
きを示す側面図である。
きを示す側面図である。
【図7】腰かけた体位のときの暖房付き寄りかかり台の
はたらきを示す側面図である。
はたらきを示す側面図である。
【符号の説明】 1 篏着台 2 枠 3 レール溝 4 補強枠 5 ヒーターケース 6 支柱受け 7 ネジ 8 寄りかかり台 9 マットレス台 10 支柱 11 カーテンレール 12 足置き台 13 マットレス 14 指示枠 15 高さ 16 介護ベッド 17 基台 18 縦枠 19 マットレスケース 20 マットレスブロックA、B、C、D、E、F 21 凹部 22 ストッパー 23 ネジ 24 レール 25 腰板 26 便器 27 送風ヒーター 28 カーテン
Claims (2)
- 【請求項1】 枠(2)の下部にレール溝(3)を備え
た、篏合台(1)の、補強枠(4)の下面に、暖房具を
着装するヒーターケース(5)を設置し、枠(2)の上
面にパイプ状の支柱受け(6)を設置し、これと篏合す
る支柱(10)を備えた寄りかかり台(8)を螺着し
た、暖房付き寄りかかり台。 - 【請求項2】 長方形の寄りかかり台(8)の、前後左
右に、4本のカーテンレール(11)を付設した、請求
項1記載の暖房付き寄りかかり台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11131801A JP2000288040A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 暖房付き寄りかかり台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11131801A JP2000288040A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 暖房付き寄りかかり台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000288040A true JP2000288040A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=15066440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11131801A Pending JP2000288040A (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 暖房付き寄りかかり台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000288040A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210111100A (ko) * | 2020-03-02 | 2021-09-10 | 최시영 | 환자용 가리개 |
KR102314802B1 (ko) * | 2021-06-28 | 2021-10-20 | (주)엘티 | 환자용 비데침대 |
KR102320648B1 (ko) * | 2021-03-19 | 2021-11-02 | 유병선 | 환자용 침대의 용변처리 자동화 장치 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP11131801A patent/JP2000288040A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210111100A (ko) * | 2020-03-02 | 2021-09-10 | 최시영 | 환자용 가리개 |
KR102363171B1 (ko) | 2020-03-02 | 2022-02-15 | 최시영 | 환자용 가리개 |
KR102320648B1 (ko) * | 2021-03-19 | 2021-11-02 | 유병선 | 환자용 침대의 용변처리 자동화 장치 |
WO2022196988A1 (ko) * | 2021-03-19 | 2022-09-22 | 성지종합상사주식회사 | 환자용 침대의 용변처리 자동화 장치 |
KR102314802B1 (ko) * | 2021-06-28 | 2021-10-20 | (주)엘티 | 환자용 비데침대 |
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