JP2016163692A - 前傾端座位補助機能付サイドレール - Google Patents

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暢子 大久保
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暢子 大久保
隆廣 西田
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隆廣 西田
和央 牧野
Kazuhisa Makino
和央 牧野
典子 井川
Noriko Igawa
典子 井川
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Abstract

【課題】
従来の前傾端座位補助具については、前傾端座位の姿勢をとらせるために、患者が寝たきりになっているベッドとは別の場所にある前傾端座位補助具の設置場所に患者を移動させるか、少なくとも患者が寝たきりになっているベッドの傍に前傾端座位補助具を持って来て準備する必要があるという問題があった。また、ベッドと一体として使用したくても、ベッドに取り付けることができないと言う問題があった。
【解決手段】
本発明のサイドレールには、長手方向の両側面に所定間隔の複数の孔を備えたベッドの一方の側面に取り付けることができ、柵としての機能を備えると共に前傾端座位補助機能も備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、意識障害があり、頭部の保持が難しい重症患者に端座位の姿勢をとらせる前傾端座位補助機能を備えたサイドレールに関する。
従来、人は、大怪我、重病、高齢等の原因で、仰臥位を長期間続けなければならない状態になること、所謂寝たきりになってしまった場合に、骨が弱くなることや、筋力が低下する等の問題が生じることが知られていた。そして、この筋力、特に腹筋が弱くなった場合には、自力での排便がし難くなることや、肺の動きが弱くなった場合には、肺炎を引き起こすおそれがあることが知られていた。
そこで、大怪我、重病、高齢等の原因で安静にする必要がある患者(以下、単に「患者」と呼ぶ。)となった場合でも、ある程度回復して医師が可能と判断した時点で、患者が寝たきりの状態にならないようにするため、患者自らが端座位の姿勢を取れれば取り、患者自ら端座位の姿勢を取り得ない場合でも、医師、看護師、理学療法士、作業療法士等の医療関係者(以下、単に「介助者」と呼ぶ。)や補助具等の力を借りて端座位の姿勢を取ることが推奨されてきた。ここで、「端座」については、「姿勢を正して座ること。」の意味で用いられる場合もあるが、リハビリ用語で、「端座位」と言う場合には「ベッドや椅子の端に腰をかけ座位を取り、姿勢の良し悪しについては問わない」との意味で用いられるのが一般的であるので、このリハビリ用語の意味に従い「端座位」という用語を使用している。
また、重症患者を治療する集中治療室(ICU)で用いられる呼吸理学療法の分野においては、人工呼吸器を装着した重症患者が長期間仰臥位の状態で寝たきりになった場合に、重症患者の肺の下側(背側)に、重力により痰等の気道分泌液が貯留して無気肺が生じ、この無気肺で動脈血に酸素化されてない血液が流れ込む状態(シャント効果)が発生することで酸素化能が低下する症状、所謂、下側(背側)肺障害が起こる場合があった。この下側肺障害を防止する方法として、腹臥位等を取らせることにより貯留している気道分泌液を体外に排出させる、所謂、体位ドレナージ(体位排痰法)の考え方があった。
そして、自ら端座位を取る意志はあるが、筋力の低下等により端座位の姿勢をとりづらく、支えがあれば端座位の姿勢が取れるという人のために、特許文献1に示す「端座位保持テーブル及び端座位保持器具」が開示されていた。
この端座位補助具では、患者を背もたれに固定ベルトで固定させることにより、患者に強制的に端座位を取らせるものとなっている。このため、患者が背もたれに寄り掛かり尻が前に滑った状態、これをリハビリ用語では「仙骨滑り」と言い、この仙骨滑りになる場合が多かった。そして、「仙骨滑り」の状態での座り方「仙骨座り」になると、腰椎を痛めたり、腹部が屈曲し圧迫されたりするとの懸念があることが指摘されている。
また、患者に強制的に端座位を取らせることは、患者自らが起き上がろうとする環境を整えてやるものではなく、患者の頸筋から脊柱起立筋への背筋や腹筋に刺激を与えて、本来患者が持つ回復力を促進させる効果が大きいものとはなっていなかった。
背もたれを有していることに関しては、この背もたれが存在することで、血流や呼吸を改善させるための介助者が行う患者背面への押す、摩る等のマッサージ等のセラピーも行い難いものとなっていた。
さらに、ベルト等で患者の体を固定することは、患者の体の血流を阻害する場合や、神経を圧迫する場合もあるので、余り好ましいものではなかった。なお、前傾姿勢(伏臥状態)を取ることは、意識障害の改善に効果があると考えられる。これは、頸部や背筋という人体の構造上、仰臥の姿勢よりも伏臥の姿勢から頭部を起こす動作を取りやすいことによる。このことは、首の座ってない乳児が首を持ち上げる動作を始めるのは、仰臥の姿勢からではなく、伏臥の姿勢から始める事実を考えてみれば明白と考えられる。
そこで、本願の出願人において、特許文献2の前傾端座位補助具が提案されていた。
特開2011−24690号公報 特開2013−252419号公報
しかしながら、特許文献2の前傾端座位補助具については、前傾端座位の姿勢をとらせるために、患者が寝たきりになっているベッドとは別の場所にある特許文献2の前傾端座位補助具の設置場所に患者を移動させるか、少なくとも患者が寝たきりになっているベッドの傍に特許文献2の前傾端座位補助具を持って来て準備する必要があるという問題があった。また、ベッドと一体として使用したくても、ベッドに取り付けることができないと言う問題があった。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
第1発明のサイドレールは、長手方向の両側面に所定間隔の複数の孔を備えたベッドの一方の側面に取り付け、柵としての機能を備えると共に前傾端座位補助機能も備えている。
第2発明のサイドレールは、請求項1の発明において、前記前傾端座位補助機能がベルト式となっている。
第3発明のサイドレールは、請求項1の発明において、前記前傾端座位補助機能がアーム式となっている。
第4発明のサイドレールは、請求項1の発明において、前記前傾端座位補助機能が複数の板を相互に連接する複数板式となっている。
第5発明のサイドレールは、請求項1乃至請求項4記載の何れかの発明において、前記のサイドレールの上部にはテーブルを取り付けることができる。
第6発明のサイドレールは、請求項1乃至請求項5記載の何れかの発明において、前記のサイドレールの下部にはずれ落ち防止具を取り付けることができる。
以上のような技術的手段を有することにより、以下の効果を有する。
第1発明のサイドレールは、長手方向の両側面に所定間隔の複数の孔を備えたベッドの一方の側面に取り付け、柵としての機能を備えると共に前傾端座位補助機能も備えているので、患者が寝ているベッドをそのまま利用することができるので、準備の手間が少なくなる。
また、医療現場や介護現場で多く使用されている差込式サイドレール方式ベッドに寝ている患者に前傾端座位補助の姿勢の治療が必要となった場合には、患者が寝ているサイドレールだけを交換することで、前傾端座位補助の姿勢を取らせることが可能となる。
さらには、その患者が回復した場合には、前記前傾端座位補助機能が付いているサイドレールから、付いてないサイドレールに交換することも可能であるので、ベッドに前記前傾端座位補助機能が取り付けられて、取り外せない場合に比較して、多くのベッドを使用する医療現場において、ベッドの運用を無駄なく行うことが可能となる。
第2発明のサイドレールは、第1発明の前記前傾端座位補助機能がベルト式となっているので、第1発明の効果に加え、簡単で軽量な構成で前傾端座位の姿勢を保持することが可能になる。
第3発明のサイドレールは、第1発明の前記前傾端座位補助機能がアーム式となっているので、第1発明の効果に加え、患者の骨盤の腸骨の最大幅部近傍の腰部だけという少ない範囲で保持することができる。そのため、患者に負担をかけずに、仙骨座りの状態になり難い前傾姿勢を取らせることができ、本来患者が持つ回復力を促進させることができる。
その上、腰部保持部は左右に分離しているために患者の背面側を覆うことはないので、介助者が患者の背面に対しての診察やマッサージ等のセラピーを行うことが容易に可能となる。また、開度保持機構を有することで、左右の腰部保持部の開度を変化させることができることにより、患者の体格の違いに対応できると共に、介助者が、患者の前傾端座位の安定具合が良くない等の理由により、しっかりした患者の腰部の保持が必要と判断した場合には、腰部をしっかり保持させ、患者の回復の度合いにより患者の腰部を軽く保持する方が良いと判断した場合には、腰部を軽く保持させるような方法で、患者の腰部への保持力の調節が可能となる。
第4発明のサイドレールは、第1発明の前記前傾端座位補助機能が複数の板を相互に連接する複数板式となっているので、第1発明の効果に加え、簡単な構成で患者の腰部に密着することなく患者の回復過程に合わせた前傾端座位の姿勢を保持することが可能になる。
第5発明のサイドレールは第1発明乃至第4発明において、前記のサイドレールの上部にはテーブルを取り付けることができるので、第1発明乃至第4発明の効果に加え、前傾端座位の姿勢を取らせるテーブルを別用意する必要が無く簡単に前傾端座位の姿勢を取らせることができると共に、前傾端座位の姿勢を取らせる場合の位置関係の調整についても容易となる。
第6発明のサイドレールは第1発明乃至第5発明において、前記のサイドレールの下部にはずれ落ち防止具を取り付けることができるので、第1発明乃至第5発明の効果に加え、前傾端座位の姿勢を取らせた患者が動いた場合にベッドからずれ落ちることを防止することができる。
本発明に係る実施例1の前傾端座位補助機能付サイドレールをベッドに取り付けた状態の斜視図である。 本発明に係る実施例1の前傾端座位補助機能付サイドレールをベッドに取り付けた状態の説明図で、(a)は平面図、(b)正面図である。 本発明に係る実施例1の前傾端座位補助機能付サイドレールをベッドに取り付けた状態で、クッション台を取り付ける場合を説明する斜視図である。 本発明に係る実施例1の前傾端座位補助機能付サイドレールをベッドに取り付けた状態で、クッション台が取り付けられた状態の斜視図である。 本発明に係る実施例2の前傾端座位補助機能付サイドレールをベッドに取り付けた状態の説明図で、(a)は平面図、(b)正面図である。 本発明に係る実施例3の前傾端座位補助機能付サイドレールをベッドに取り付けた状態の斜視図である。 本発明に係る実施例4の前傾端座位補助機能付サイドレールをベッドに取り付けた状態の斜視図である。
発明を実施する形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
本発明の前傾端座位補助機能付サイドレール1の外観について図1を用いて説明する。
図1は、アーム式の前傾端座位補助機能付サイドレール1を差込式サイドレール方式ベッド9に取り付けた例である。
ここで、ベッドとは、前傾端座位の姿勢を取らせる必要がある意識障害があり、頭部の保持が難しい重症患者に用いられるベッドであることから、病院で用いられる場合や、在宅であっても介護が必要な患者に用いられるベッドのことである。
この病院用のベッドや在宅用のベッドについては、病院用ベッドについては、日本工業規格JIS T 9205:2009で「病院用ベッド」が、日本工業規格JIS T 9254:2009で「在宅用電動介護用ベッド」の規格が定められている。
そして両規格において、差込式サイドレールについて定められており、意識障害があり、頭部の保持が難しい重症患者に使用するベッドについては、安全面や、介護が容易に行えることや、ベットメーキングを容易に行えること等から、差込式サイドレール方式のベッドが使用される場合が多い。
前傾端座位補助機能付サイドレール1は、患者をベッドの側面で、前傾端座位の姿勢を取らせるために、上半身側サイドレール1aと、下半身側サイドレール1bとの二つに分割して差込式サイドレール方式ベッド9の側面に設けられているベッド側差込部91a、91bに取り付けられるように構成されている。
ここで、差込式サイドレール方式ベッド9は、その他主要な部材として、ヘッドボード92、フットボード93およびマットレス94によって構成されている。そして、差込式サイドレール方式ベッド9の側面とは、差込式サイドレール方式ベッド9の周囲において、ヘッドボード92とフットボード93が設けられていない長手方向の二面を指し、前傾端座位補助機能付サイドレール1はその一方の側面に取り付けられている。
そして、図1において省略しているが、必要な場合には、前傾端座位補助機能付サイドレール1が取り付けられてないもう一方の側面には、通常のサイドレールを取り付けることができる。
上半身側サイドレール1aは、取付調整部20a、支持部付サイドレール部30a、アーム部40aと腰部保持部50で構成されている。
また、下半身側サイドレール1bは、取付調整部20b、支持部付サイドレール部30b、アーム部40と腰部保持部50で構成されている。
上半身側サイドレール1aと下半身側サイドレール1bにおいて、取付調整部20a、20bと支持部付サイドレール部30a、30bについては、同一の形状として形成することも可能な場合は有り得るが、差込式サイドレール方式ベッド9との関係が後述する様に様々な場合があり得るので、別の形状としてaまたはbの添え字を付して違う形状であるとして説明する。
また、アーム部40と腰部保持部50に関しては、上半身側サイドレール1aと下半身側サイドレール1bで別々の形状としても良いが、患者の両側において左右対称の形状とすることが可能であり、上下方向を逆転すれば同一の形状となるので、同一の部材を上下逆転させて取り付けるものとして説明する。なお、同一の形状とした方が製作も容易であり、部品管理も楽になる。
取付調整部20a、20bは、差込式サイドレール方式ベッド9の既存のサイドレールを差し込むために設けられている複数の孔を有したベッド側差込部91a、91bと支持部付サイドレール部30a、30bとの位置関係を調整するために所謂アダプターとして取り付けられている。同時に、支持部付サイドレール部30a、30bが差込式サイドレール方式ベッド9に取り付けられて状態において、サイドレール本来の柵としての機能や前傾端座位補助機能として患者を保持するための強度が確保できるために設けられている。
取付調整部20a、20bの下面側には、ベッド側差込部91a、91bの複数の孔に嵌合する複数の取付棒が下方に向かって突出している。また。取付調整部20a、20bの上面側には、支持部付サイドレール部30a、30bの下部に設けられた、複数(図においてはそれぞれ2本ずつ)の取付棒に嵌合する複数の孔が設けられている。
取付調整部20a、20bが取り付けられることにより、差込式サイドレール方式ベッド9の側面において、前傾端座位補助機能を発揮するために必要な間隔を調整することができる。
なお、前述の日本工業規格JIS T 9205:2009(病院用ベッド)や、日本工業規格JIS T 9254:2009(在宅用電動介護用ベッド)においては、差込式サイドレールの差込部分の間隔や、形状等の規格は定められてない。
支持部付サイドレール部30aは、差込式サイドレール方式ベッド9のヘッドボード92に近い側の端から所定の間隔については、通常の患者をベッドから転落させないための柵や、上面側の横木が患者が体を支えるための持ち手としての機能を果たすための形状となっている。支持部付サイドレール部30aのヘッドボード92から最も離れた端には、支持部付サイドレール部30aから、上方向に延伸するように取り付けられた軸部31aが設けられている。
支持部付サイドレール部30bは、差込式サイドレール方式ベッド9のフットボード93に近い側の端から所定の間隔については、通常の患者をベッドから転落させないための柵や、上面側の横木は患者が体を支えるための持ち手としての機能を果たすための形状となっている。支持部付サイドレール部30bのフットボード93から最も離れた端には、支持部付サイドレール部30bから、上方向に延伸するように取り付けられた軸部31bが設けられている。
軸部31a、31b、支持部付サイドレール部30a、30bが取付調整部20a、20bを介して差込式サイドレール方式ベッド9に取り付けられた状態で、略垂直方向に所定の長さ突出する支持軸となるように設けられている。
取付調整部20a、20bと支持部付サイドレール部30a、30bとの位置関係については、軸部31aと軸部31bの間隔との関係により定まる。つまり、前傾端座位補助機能付サイドレール1が前傾端座位補助機能を有するためには、軸部31aと軸部31bの間隔が重要となり、患者の標準的な腰部の幅を基準として所定の余裕を持たせた間隔、例えば70〜60センチメートル、本実施例では65センチメートルの間隔としている。
支持部付サイドレール部30a、30bについては、適当な強度を有した材料、例えば金属、合成樹脂や、合成樹脂で被覆された金属等の複合材の管や丸棒を接続して形成されている。接続方法としては、溶接、ネジ接続や接着等で接続する。また、また、全部または一部の部材を金型で成形したものとしても良い。
アーム部40は、軸部31a、31bの周囲に輪状に嵌合して回動する側の第一の端41と、腰部保持部50を垂直方向の軸で軸支して、腰部保持部50が水平方向に一軸での回動を可能とした第二の端42と、第一の端41と第二の端42とを連接する腕部材43とから構成されている。第一の端41には、軸部31a、31bとの間で、回転を止める、ラチェット方式やネジ止め方式等の固定機構44が設けられている。
腰部保持部50は、患者の腰部に当たる側の軟質部51と、軟質部51を支える硬質部52から構成されている。軟質部51は患者の腰部に直接当たっても患者に苦痛を与えない軟質素材、例えば綿や、発泡ウレタン、スポンジ等の合成樹脂を内部に包み、外側は、成形性や耐久性を考慮して、例えば、布、皮、合成樹脂シートや合成皮革等で覆れている。
硬質部52は、軟質部51を面状に押さえることができる様に、枠状になった外形形状が軟質部の外形形状にほぼ等しい形状であり、素材については、例えば金属、硬質の合成樹脂、木等で、容易に変形しない程度の厚みを有している。また、軟質部51の患者に接する側の反対側には袋状になった硬質部20の連結手段が設けられている。この袋状になった部分で軟質部51は硬質部52に着脱自在に取り付けることができる。これにより、軟質部15が汚れた場合の洗濯や交換等が容易にできる。
軟質部51は、患者に腰部に接する面は、力を加えない状態で若干中央部に窪みを持たせたほぼ平面となっており、軟質部51を腰部に押しつけると簡単に変形する素材で厚みを厚く(例えば10センチメートル程度)し、変形して患者の腰部に密着し易いように形成されている。なお、硬質部52については、長手方向でやや折り曲げられ略「へ」の字に形成されている。軟質部51の大きさは患者の腰部側から見ると略小判状に形成されており、高さ方向が患者の腰部の一部を押さえられる程度の幅(例えば10センチメートル程度)で、長さ方向が患者の腰部に変形して密着できる程度の長さ(例えば20センチメートル程度)になるよう形成されている。
なお、アーム部40の長さについては、本実施例において軟質部51が長さ方向において、20センチメートル程度と余裕を持たせているので、所定の長さ(例えば25センチメートル程度)の固定の長さとしているが、患者の様々な体格に対応できる様に腕部材43が伸縮する様(例えば20〜30センチメートル程度)にしても良い。また、腕部材43の材質については、患者の腰を保持できる適当な強度を有した材料、例えば金属、合成樹脂や、合成樹脂で被覆された金属等の複合材で形成されている。
図2は前傾端座位補助機能付サイドレール1を差込式サイドレール方式ベッド9に取り付けて使用する場合の説明図である。図2(a)が平面図であり、図2(b)が正面図で、床面を床7として表している。一点鎖線で患者の腰6が表されており、両側のアーム部40と腰部保持部50の実線で表されているものにより、患者の腰6は、保持されている。また、アーム部40と腰部保持部50について一点鎖線で表している状態は、アーム部40と腰部保持部50を前傾端座位補助として使用しない状態、言い換えるならば、アーム部40と腰部保持部50を収納した状態である。
まず、前傾端座位補助機能付サイドレール1が取り付けられている差込式サイドレール方式ベッド9を利用する患者は、介護が必要意識障害があり、頭部の保持が難しい重症患者等であることから、差込式サイドレール方式ベッド9に寝ている状態となる。よって、アーム部40と腰部保持部50は一点鎖線の収納している状態となっている。
この状態の場合には、アーム部40と腰部保持部50は、支持部付サイドレール部30a、30bの外側の面に密着するように動かされているので、差込式サイドレール方式ベッド9に寝ている患者の邪魔になることはない。また、支持部付サイドレール部30a、30bの外側に大きく突出することもないので、患者を介護する人や、傍を通る人の邪魔になることもない。
患者が前傾端座位補助機能を利用する場合には、まず、アーム部40と腰部保持部50を支持部付サイドレール部30a、30bの外側の面から、上半身側サイドレール1aについては、反時計回りに、下半身側サイドレール1bについては、時計回りに回転させ、支持部付サイドレール部30a、30bの内側の面の近傍まで移動させる。
次に患者を差込式サイドレール方式ベッド9の上半身側サイドレール1aと下半身側サイドレール1bの間の開口部から差込式サイドレール方式ベッド9の側面に足を下ろすと同時に、差込式サイドレール方式ベッド9のマットレス94に腰を下ろすように座らせて上半身を起こした姿勢を取らせる。そして、支持部付サイドレール部30a、30bの内面側に有る両側のアーム部40と腰部保持部50を患者の腰6の方向に移動させ、両方の第一の端41に有る固定機構44によりアーム部40と腰部保持部50の位置を適当な位置で保持する。保持させる位置により、腰6をしっかりと、または緩く調節自在に保持させることができ、患者の状態に合せて対応できる。
なお、両側の腰部保持部50を患者の腰6に当てる範囲は、患者の左右側面の腰6の骨盤の部分であり、患者の腰6を左右から挟み込むと同時に、患者の背面の臀部の近傍までを安定した状態に保持できる様に両側のアーム部40と腰部保持部50で調節する。もちろん、患者の座る位置により調節しても良い。
図3は、図1の状態において軸部31a、31bの間に、垂直に突出する軸部31a、31b構造を利用してクッション台60を取り付ける場合の説明図である。
頭部の保持が難しい患者が前傾端座位の姿勢を取るためには、クッションを置くための台を利用して患者の顔面や胸部を支える必要がある。差込式サイドレール方式ベッド9の側面に適当なテーブルや台を設置し、このテーブル等を利用してクッション用の台とすることも可能である。
本実施例においては、前傾端座位補助機能付サイドレール1の構造に合わせたクッション台を付けた場合を説明する。
クッション台60は、上半身側サイドレール1aと下半身側サイドレール1bのそれぞれにアーム部40と腰部保持部50が既に取り付けられた状態で、軸部31a、31bに連杆保持具61a、61bを差し込み、軸部31a、31bとの間に連杆62を所定の強度で保持させる。連杆62には、連杆62から水平方向に差込式サイドレール方式ベッド9の側面の外側に向かって伸びる2本のスライド棒63が保持されている。クッション台60の下面には、スライド棒63の外周を摺動する取付部材64が4個取り付けられている。よって、2個一組として取付部材64を2本のスライド棒63のそれぞれに差し込むことで、クッション台60を前傾端座位補助機能付サイドレール1に取り付けることができる。
クッション台60、連杆保持具61a、61b、連杆62、スライド棒63と取付部材64の材質については、適当な強度を有した材料、例えば金属、合成樹脂、木材や、合成樹脂で被覆された金属等の複合材料等により形成されている。
図4はクッション台60が取り付けられて状態の説明図である。クッション台60と腰部保持部50は、軸部31a、31bを基準として所定の位置に取り付けることが可能となる。これにより、前傾端座位補助機能付サイドレール1の構造に合わせたクッション台60が用いられることで、容易にアーム部40と腰部保持部50は、マットレス94の位置から考えられる患者の腰の位置及びクッション台60との位置関係を担保することが可能となり患者の姿勢の安定を保つことができる。
本発明の前傾端座位補助機能付サイドレール2について図5を用いて説明する。前傾端座位補助機能付サイドレール2は実施例1と同様に、差込式サイドレール方式ベッド9に取り付けて使用するものである。実施例1との違いは、実施例1はアーム部40と腰部保持部50を患者が使用しない場合については、支持部付サイドレール部30a、30bの外側に密着させるのに対して、実施例2においては、支持部付サイドレール部36a、36bの内側に密着して収納、言い換えるならば、差込式サイドレール方式ベッド9の内部に収納する方式である。図5において、他の部分は実施例1と同様であるので同じ符号を附して説明を省略する。
5は前傾端座位補助機能付サイドレール2を差込式サイドレール方式ベッド9に取り付けて使用する場合の説明図である。図5(a)が平面図であり、図5(b)が正面図で、床面を床7として表している。一点鎖線で患者の腰6が表されており、両側のアーム部40と腰部保持部50の実線で表されているものにより、患者の腰6は、保持されている。また、アーム部40と腰部保持部50について一点鎖線で表している状態は、アーム部40と腰部保持部50を前傾端座位補助として使用しない状態、言い換えるならば、アーム部40と腰部保持部50を収納した状態である。
前傾端座位補助機能付サイドレール2の実施例1と異なる箇所は、支持部付サイドレール部36a、36bである。支持部付サイドレール部36a、36bの柵の部分のアーム部40が内側から密着する箇所には、支持部付サイドレール部36a、36bを構成する管や丸棒を外側に屈曲させた屈曲部37を設けるか、柵の配列を変えて、腰部保持部50の硬質部52が支持部付サイドレール部36a、36bの内側に接触しても、アーム40とは接触しない様にしたものである。
よって、一点鎖線で表されているアーム部40と腰部保持部50が支持部付サイドレール部36a、36bの内側に収納された状態で、差込式サイドレール方式ベッド9のマットレス94の方向に出ているのは、腰部保持部50となり、患者が接触する可能性がある箇所は、腰部保持部50の軟質部52であるので、アーム部40と腰部保持部50を収納した状態でも差込式サイドレール方式ベッド9に寝ている患者は差込式サイドレール方式ベッド9を安全に使用できる。
前傾端座位補助機能付サイドレール2の前傾端座位の機能を使用する場合には、アーム部40と腰部保持部50が、差込式サイドレール方式ベッド9の内部に収納されているため、アーム部40と腰部保持部50を大きく移動させる必要がなく、患者の腰6を保持するまでの動作が簡単になる。
前傾端座位補助機能付サイドレール2の支持部付サイドレール部36a、36bについても、実施例1と同様に軸部31a、31bのクッション台60を取り付ける部分を備えているので、実施例1と同様にクッション台60を取り付けることができ、同様の内容であるので、説明を省略する。
本発明の前傾端座位補助機能付サイドレール3について図6を用いて説明する。前傾端座位補助機能付サイドレール3は実施例1と同様に、差込式サイドレール方式ベッド9に取り付けて使用するものである。実施例1との違いは、実施例1はアーム部40と腰部保持部50により、患者の腰を保持するものであるが、実施例3はベルト式により患者の腰を保持するものである。図6において、他の部分は実施例1と同様であるので同じ符号を附して説明を省略する。
前傾端座位補助機能付サイドレール3は、患者をベッドの側面で、前傾端座位の姿勢を取らせるために、上半身側サイドレール3aと、下半身側サイドレール3bとの二つに分割して差込式サイドレール方式ベッド9の側面に取り付けられている。前傾端座位補助機能付サイドレール3の実施例1と異なる箇所は、アーム部40と腰部保持部50ではなく、支持部付サイドレール部31a、31bに第一ベルト70と第二ベルト80が設けられている。第一ベルト70と第二ベルト80は、幅5〜10センチメートル程度の厚みのある布や皮等で、支持部付サイドレール部30a、30bの軸部31a、31bに筒状にした取付端71、81が取り付けられている。
第一ベルト70と第二ベルト80のそれぞれの自由端72、82には面ファスナー73、83が貼り付けてあり、第一ベルト70と第二ベルト80の自由端72、82の面ファスナー73、83を互いに貼り付けることで、患者の腰を保持することができる。また、面ファスナー73、83により第一ベルト70と第二ベルト80の長さの調節も可能となる。実施例においては、第一ベルト70の方を長くしたものとして説明しているが、長さの配分については、同じ長さ等としても良い。
なお、面ファスナー73、83以外の方法としては、例えば、バックル(ピンバックル、ダブルピンバックル、布ベルト用バックル、リング・リボンベルト用バックル等)のベルトの留め金により、ベルト固定部に固定されて無い側の自由端を取り付けてベルトの長さ調節を自在にする方法も可能である。
第一ベルト70と第二ベルト80については薄くて柔らかな材質であるので、患者が使用しない場合の収納も考慮する必要はない。さらには、支持部付サイドレール部30a、30bの開口部に第一ベルト70と第二ベルト80を渡すことで、開口部を塞ぐ柵の代わりとすることもできる。
前傾端座位補助機能付サイドレール3の支持部付サイドレール部30a、30bについても、実施例1と同様に軸部31a、31bのクッション台60を取り付ける部分を備えているので、実施例1と同様にクッション台60を取り付けることができ、同様の内容であるので、説明を省略する。
以上、本発明について、実施例に基づき説明してきたが、本発明は何らこれらの実施例の構成に限定するものではない。例えば実施例1乃至実施例2については、差込式サイドレール方式ベッドについて説明しているが、差込式サイドレール方式以外のベッドであっても、サイドフレーム等に加工することにより同様に実施可能である。
本発明の前傾端座位補助機能付サイドレール4について図7を用いて説明する。前傾端座位補助機能付サイドレール4は実施例3と同様に、差込式サイドレール方式ベッド9に取り付けて使用するものである。実施例3との違いは、実施例3は第一ベルト70と第二ベルト80により、患者の腰を保持するものであるが、実施例4は複数の板を相互に連接する複数板式により患者の腰を保持するものである。図7において、他の部分は実施例1と同様であるので同じ符号を附して説明を省略する。
前傾端座位補助機能付サイドレール4は、患者をベッドの側面で、前傾端座位の姿勢を取らせるために、前傾端座位補助機能付サイドレール4は、支持部付サイドレール部31aから、第一側板111、第一腰板112、連接板116、第二腰板122、第二側板121、支持部付サイドレール部31aと連接しており、上方から見た形状は、サイドレールの開口部も含めて、略六角形となっている。
また、第一側板111と第一腰板112、第二側板121と第二腰板122、第一腰板112と連接板116、第二腰板122と連接板116、夫々の間はヒンジ(蝶番)により垂直方向の回動する様に取り付けられている。
前傾端座位補助機能付サイドレール4の分割箇所については、第一側板111と第一腰板112、第二側板121と第二腰板122、第一腰板112と連接板116、第二腰板122と連接板116、夫々の間の何れかにおけるヒンジの軸を抜くことによって、分割可能である。
本実施例においては、便宜的に、第二腰板122と連接板116との間のヒンジの軸を抜くことで、上半身側サイドレール4aと、下半身側サイドレール4bとの二つに分割して差込式サイドレール方式ベッド9の側面に取り付けが可能な様に構成されている。
また、第一側板111と第二側板121については、患者の体格に合わせられる様に、長さ方向について、伸縮することが可能となっている。伸縮可能な構造にする方法としては、2枚の板を螺子により重ね合せ、重ね合せ部分の幅を調整することで伸び縮が可能になる構造である。
第一腰板112と第二腰板122は、患者の腰部に当たる側の軟質部113、123と、軟質部113、123を支える硬質部114、124から構成されている。軟質部113、123は患者の腰部に直接当たっても患者に苦痛を与えない軟質素材、例えば綿や、発泡ウレタン、スポンジ等の合成樹脂を内部に包み、外側は、成形性や耐久性を考慮して、例えば、布、皮、合成樹脂シートや合成皮革等で覆れている。
ずれ落ち防止具5は、患者が差込式サイドレール方式ベッド9のマットレス94に腰かけた状態で、マットレス94から落ちる懼れがある場合に使用するベルトである。
患者が無意識に背面にのけ反る可能性がある場合や、その他姿勢の保持が出来ないが、患者が動いてしまう場合に用いられる。
ずれ落ち防止具5は、第一足ベルト130と第二足ベルト140から構成されている。
第一足ベルト130と第二足ベルト140は、幅5〜10センチメートル程度の厚みのある布や皮等で、支持部付サイドレール部30a、30bの軸部31a、31bの下側の取付調整部20a、20bの近傍の枠部32a、32b取り付けられている。
第一足ベルト130の膝又はすねの上部付近に触れる部分については、膝又はすねの上部付近から脱落し難い様に、膝又はすねの上部付近の形状に合わせた窪みを設けている。
第一足ベルト130と第二足ベルト140の枠部32a、32bへの取り付けは、枠部32a、32bに巻きつけて、ベルトの重ね合せの部分に面ファスナー、ボタンやホック等により、掛着させて取り付けられている。
第一足ベルト130と第二足ベルト140のそれぞれの自由端132、142には面ファスナー133、143が貼り付けてあり、第一足ベルト130と第二足ベルト140の自由端132、142の面ファスナー133、143を互いに貼り付けることで、患者の膝又はすねの上部付近を保持することができる。また、面ファスナー133、143により第一足ベルト130と第二足ベルト140の長さの調節も可能となる。実施例においては、第一足ベルト130の方を長くしたものとして説明しているが、長さの配分については、同じ長さ等としても良い。
なお、面ファスナー133、143以外の方法としては、例えば、バックル(ピンバックル、ダブルピンバックル、布ベルト用バックル、リング・リボンベルト用バックル等)のベルトの留め金により、ベルト固定部に固定されて無い側の自由端を取り付けてベルトの長さ調節を自在にする方法も可能である。
第一足ベルト130と第二足ベルト140については薄くて柔らかな材質であるので、患者が使用しない場合の収納も考慮する必要はない。さらには、支持部付サイドレール部30a、30bの開口部に第一ベルト70と第二ベルト80を渡すことで、開口部を塞ぐ柵の代わりとすることもできる。
前傾端座位補助機能付サイドレール4の支持部付サイドレール部30a、30bについても、実施例1と同様に軸部31a、31bのクッション台60を取り付ける部分を備えているので、実施例1と同様にクッション台60を取り付けることができ、同様の内容であるので、説明を省略する。
以上、本発明について、実施例に基づき説明してきたが、本発明は何らこれらの実施例の構成に限定するものではない。例えば実施例1乃至実施例4については、差込式サイドレール方式ベッドについて説明しているが、差込式サイドレール方式以外のベッドであっても、サイドフレーム等に加工することにより同様に実施可能である。また、ずれ落ち防止具5については、実施例1乃至実施例3においても実施可能である。
病院用ベッドや在宅用電動介護用ベッドのサイドレールとして用いる前傾端座位補助機能付サイドレールであるので、医療や介護において使用できるので産業上の利用性はある。
1、2、3、4:前傾端座位補助機能付サイドレール
1a、2a、3a、4a:上半身側サイドレール
1b、2b、3b、4b:下半身側サイドレール
5:ずれ落ち防止具
6:腰
7:床
9:差込式サイドレール方式ベッド
20a、20b:取付調整部
30a、30b:支持部付サイドレール部
36a、36b:支持部付サイドレール部
31a、31b:軸部
32a、32b:枠部
40:アーム部
41:第一の端
42:第二の端
43:腕部材
44:固定機構
50:腰部保持部
51、113、123:軟質部
52、114、124:硬質部
60:クッション台
61a、61b:連杆保持具
62:連杆
63:スライド棒
64:取付部材
70:第一ベルト
71:取付端
72:自由端
73:面ファスナー
80:第二ベルト
81:取付端
82:自由端
83:面ファスナー
91a、91b:ベッド側差込部
92:ヘッドボード
93:フットボード
94:マットレス
111:第一側板
112:第一腰板
116:連接板
121:第二側板
122:第二腰板
130:第一足ベルト
131:取付端
132:自由端
133:面ファスナー
140:第二足ベルト
141:取付端
142:自由端
143:面ファスナー

Claims (6)

  1. 長手方向の両側面に所定間隔の複数の孔を備えたベッドの一方の側面に取り付け、柵としての機能を備えると共に前傾端座位補助機能も備えたサイドレール。
  2. 前記前傾端座位補助機能は、ベルト式である請求項1記載のサイドレール。
  3. 前記前傾端座位補助機能は、アーム式である請求項1記載のサイドレール。
  4. 前記前傾端座位補助機能は、複数の板を相互に連接する複数板式である請求項1記載のサイドレール。
  5. 前記のサイドレールの上部にはテーブルが取り付けられる請求項1乃至請求項4記載のサイドレール。
  6. 前記のサイドレールの下部にはずれ落ち防止具が取り付けられる請求項1乃至請求項5記載のサイドレール。
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