JPH072458B2 - ブレ−キ制御装置 - Google Patents

ブレ−キ制御装置

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JPH072458B2
JPH072458B2 JP61213351A JP21335186A JPH072458B2 JP H072458 B2 JPH072458 B2 JP H072458B2 JP 61213351 A JP61213351 A JP 61213351A JP 21335186 A JP21335186 A JP 21335186A JP H072458 B2 JPH072458 B2 JP H072458B2
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brake
switch
pad
control device
disc
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智 有満
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株式会社ナブコ
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車等のブレーキ制御装置、特に登坂路での
発進を容易に行えるようにしたブレーキ制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
先にこの種のブレーキ制御装置として、自動車等の停
止、発進の際、車輪又は車体の状態に応じて適正な動作
を行うことができるブレーキ制御装置を提供することを
目的として、ブレーキ圧力発生源と少なくとも1つのブ
レーキ作用装置との間にそのブレーキ作用装置をブレー
キ圧力発生源側から遮断可能な電磁弁を配設し、前記1
つのブレーキ作用装置または他のブレーキ作用装置の少
なくとも1つが車輪に関連して設けられたディスクブレ
ーキ装置であり、このディスクブレーキ装置にブレーキ
パッドとディスクロータとの間の摩擦力の作用方向の変
化に応じたブレーキパッドの移動により切り換わり動作
するスイッチを設け、このスイッチ切り換わり動作に応
じて前記電磁弁を励・消磁するようにしたブレーキ制御
装置が提案されている。
然るに上記装置では、スイッチの作動子をリテーナを介
在させてブレーキパッドに当接させている。リテーナが
設計通りに正確に製造されておればよいが、あるいは正
確に組み込まれておればよいが、そうではなくてリテー
ナとパッドとの間に隙間が生じたりすると、スイッチの
作動遊びが生じ、ブレーキパッドの動きは非常に小さい
ので、場合によっては作動すべきときにスイッチが作動
しない恐れがある。
第8図及び第9図はこのような状態例を図示するもので
あるが、スイッチ(102)の作動子(102a)はリテーナ
(103)の一方の屈曲部に形成した切欠き(103a)を挿
通し、他方の屈曲部を介してブレーキパッド(100)の
一端部と当接している。自動車が登坂路上で停止すると
ブレーキパッド(100)は矢印で示す方向に移動するの
であるが、リテーナ(103)の他方の屈曲部が図示する
ようにわん曲していて、ブレーキパッド(100)の一端
部とリテーナ(103)の他方の屈曲部との間に隙間Sが
あると、ブレーキパッド(100)が移動した後には第9
図の状態になって、隙間Sがなくなるが、ブレーキパッ
ド(100)の移動量は小さいので、隙間Sをなくすだけ
で、あるいはスイッチ(102)の作動子(102a)を若
干、押し込んでも、スイッチ(102)を作動させるに至
らないことがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記問題に鑑みてなされ、ブレーキパッドの動
きが小さくても確実にスイッチを正しく作動させること
ができるブレーキ制御装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的は、ブレーキ圧力発生源と少なくとも1つの
ブレーキ作用装置との間にそのブレーキ作用装置をブレ
ーキ圧力発生源側から遮断可能な電磁弁を配設し、前記
1つのブレーキ作用装置または他のブレーキ作用装置の
少なくとも1つが車輪に関連して設けられたディスクブ
レーキ装置であり、このディスクブレーキ装置にブレー
キパッドとディスクロータとの間の摩擦力の作用方向の
変化に応じたブレーキパッドの移動により切り換わり動
作するスイッチを設け、このスイッチ切り換わり動作に
応じて前記電磁弁を励・消磁するようにしたブレーキ制
御装置において、前記ブレーキパッドに、断熱性を有す
る突部を一体に設けるとともに、前記スイッチの作動子
をその突部に直接当接させたブレーキ制御装置によって
達成される。
〔作用〕
自動車が登坂路上でブレーキ作動により停止すると、ブ
レーキパッドが一方向に移動させられる。この移動をス
イッチが検知して、ブレーキ作用装置をブレーキ圧力発
生源側から遮断可能な電磁弁を遮断状態とし、ブレーキ
作用装置に液圧が保持される。自動車を発進させるべ
く、車輪にすなわちブレーキディスクに前進方向への回
動力を加えると上記パッドは他方向へと移動させる。こ
れをスイッチが検知して、上記電磁弁の遮断状態を解除
して、連通状態とし、ブレーキ作用装置の液圧が解放さ
れる。このようにして車輪の状態に応じてブレーキを保
持し、解放することができる。
パッドとスイッチとは直接に相当接しているのでパッド
のブレーキ力の作用方向の変化に基く移動により、スイ
ッチは確実にオン、オフされ、従って確実にブレーキを
保持させ得る。また、スイッチの作動子はブレーキパッ
ドの断熱性を有する突部に対して当接するため、ブレー
キ作動時に発生する摩擦熱がパッドからスイッチに伝播
されることはない。
〔実施例〕
まず、本発明の実施例のブレーキ装置におけるディスク
ブレーキについて第1図〜第4図を参照して説明する。
図において、ディスクブレーキは全体として(80)で示
され本体(1)はシリンダ部(2)とキャリパー部
(3)とから成り、公知の内部構造を有する。シリンダ
部(2)にはマスタシリンダからの液圧を受けるための
入力口金(4)が一体的に形成され、シリンダ部(2)
内のピストンはこれからの液圧を受けてシリンダ孔を前
方に摺動し、シリンダ部(2)及びキャリパー部(3)
から成る本体(1)は反力によりピストンと反対方向に
移動するように構成されている。
シリンダ部(2)からは横方向に一対のアーム部(5a)
(5b)が突出しており、これらはそれぞれ案内装置(6
a)(6b)により前後方向に摺動自在に案内されてい
る。案内装置(6a)(6b)は車体に固定される二股状の
基部材(7)のアーム部分(7a)(7b)により支持され
ている。
本体(1)のシリンダ部(2)内のピストンによって押
圧されるパッド板(8)にはブレーキライニング(9)
が貼着されている。このパッド板(8)とブレーキライ
ニング(9)によりブレーキパッドが構成される。キャ
リパー部(3)は車輪と共に回転するディスクロータ
(10)をまたいでおり、そのフォーク状のアーム部によ
って押圧されるパッド板(11)にもブレーキライニング
(12)が貼着されている。同様にこのパッド板(11)と
ブレーキライニング(12)によりブレーキパッドが構成
される。ディスクロータ(10)はわずかな隙間をおいて
ブレーキライニング(9)(12)間に介在している。案
内装置(6a)(6b)は同一の構成を有するので一方(6
a)について説明する。
案内装置(6a)において、本体(1)のアーム部(5a)
に形成された孔にはスリーブ(13)が嵌合しており、ボ
ルト(14)をこれに挿通させ、基部材(7)のアーム部
分(7a)に螺着、締めつけることにより、ボルト(1
4)、スリーブ(13)は基部材(7)と一体化される。
スリーブ(13)の両端部分は伸縮自在なゴムブーツ(1
5)(16)によって覆われている。
他方の案内装置(6b)も同様に構成され、本体(1)は
これらにより軸方向に摺動自在に案内される。
パッド板(8)(11)はそれぞれ板ばねを屈曲させて成
る回出側リテーナ(18)(18)及び回入側リテーナ(1
9)(19)により基部材(7)のアーム部分(7a)(7
b)に対し弾性的に支持され、軸方向及び周方向に所定
量移動可能となっている。なお、回出側リテーナ(18)
(18)は場合によってはパッド板(8)(11)の周方向
の移動量を大きくするために省略してもよい。
基部材(7)の一方のアーム部分(7b)には周方向に延
びる凹所(24)が形成され、こゝにスイッチ(20)が嵌
着されている。スイッチ(20)の作動ロッド(20a)は
本発明によれば後に詳述するようにパッド板(8)に直
接、当接している。スイッチ(20)の作動ロッド(20
a)はスイッチ(20)が内蔵するばねにより第1図にお
いて左方に付勢され、パッド板(8)の一端部に弾接し
ている。
パッド板(8)のブレーキライニング(9)はブレーキ
不作動時でも引きずり現象によりディスクロータ(10)
に当接可能となっているが、このときこれらの間の摩擦
力によりパッド板(8)が第1図において右方に付勢さ
れることがあるが、この付勢力により、リテーナ(19)
の屈曲部(19a)の弾性力とスイッチ(20)が内蔵し作
動ロッド(20a)を左方へと付勢するばねのばね力との
和は充分に大きいものとする。
スイッチ(20)と凹所(24)の内壁面との間にはゴム筒
(22)及びゴムリング(23)が介在しており、これによ
りスイッチ(20)は基部材(7)が受ける振動力から防
振され、かつ基部材(7)から断熱される。
ディスクブレーキ全体は基部材(7)に設けた取付孔
(17a)(17b)により図示しない車体の一部に固定され
る。なお、(21)はリード線、(25)はブリーダであ
る。
次に、第3図及び第4図を参照して本発明に係わるパッ
ド板(8)とスイッチ(20)との関連構成について更に
詳細に説明する。
第4図に明示されるように本実施例のブレーキライニン
グ(9)は通常のライニング材(9a)と特に断熱性のあ
るライニング材(9b)との重ね合わせで成り、一方のラ
イニング材(9b)の一端には軸方向に延びる突出部(9
c)が形成されている。
パッド板(8)の下側両端部には一対の周方向突出部
(8a)(8a)が形成され、この一方の突出部(8a)には
第3図に示すように切欠部(8b)が形成され、こゝを上
述のライニング材(9b)の突出部(9c)が挿通してい
る。突出部(9c)の外端面はパッド板(8)の突出部
(8a)の外端面(8c)より内側に引っ込んでいる。
リテーナ(19)は第3図に示すような形状を有し全体と
してU字状に屈曲しているが、両屈曲部(19a)(19b)
にはそれぞれ切欠き(19c)(19d)が形成され、スイッ
チ(20)の作動子(20a)は両切欠き(19c)(19d)を
挿通し、第1図及び第2図に明示するようにパッド板
(8)の突出部(8a)内にあるライニング材(9b)の突
出部(9c)と直接に当接している。リテーナ(19)の一
方の屈曲部(19a)(切欠き(19c)を除く部分)はパッ
ド板(8)の突出部(8a)の外端面(8c)と弾接してい
る。
本実施例におけるディスクブレーキ(80)は以上のよう
に構成されるが、次にこれを含むブレーキ制御装置全体
について第5図を参照して説明する。
第5図においてタンデムマスタシリンダ(41)にはブレ
ーキペダル(42)が結合され、その第1液圧発生室は管
路(43)を介して後輪(44a)(44b)のホイールシリン
ダに接続される。第2液圧発生室は管路(45)、電磁弁
(46)及び管路(47)を介して前輪(48a)(48b)のホ
ィールシリンダが接続される。前輪(48b)のホィール
シリンダに上述のディスクブレーキ(80)が用いられ
る。
ディスクブレーキ(80)におけるスイッチ(20)の一方
のリード線(21)は電線路(49)を介してバッテリのプ
ラス端子(50)に接続され、他方のリード線(21)は電
線路(51a)、傾斜検知スイッチ(80)′、電磁弁(4
6)のソレノイド(46a)、電線路(51b)を介してバッ
テリのマイナス端子(52)に接続される。
電磁弁(46)は2位置電磁切換弁であって、ソレノイド
(46a)に通電しないときには、ばね(46b)の働らきで
Dの位置をとり、管路(45)と(47)とを連通させてい
るが、ソレノイド(46a)に通電するとEの位置をと
り、管路(45)と(47)とを非連通とする。
スイッチ(20)は自動車が登坂路上で停止すると自動車
の車輪のバックトルクで閉成するスイッチであるが、こ
れと並列に更にブレーキスイッチ(81)及びアクセルス
イッチ(82)が接続されている。ブレーキスイッチ(8
1)はブレーキペダル(42)を踏み込むと閉成し、アク
セルスイッチ(82)はアクセルを踏むと開成するスイッ
チである。また上述の傾斜検知スイッチ(80)′は自動
車が登坂路上にあると閉成するスイッチである。
また電磁弁(46)と並列に逆止弁(83)が接続されてい
るが、これはマスタシリンダ(41)側から前輪(48a)
(48b)のホィールシリンダ側への方向を順方向として
いる。従って、電磁弁(46)のソレノイド(46a)が励
磁されてEの位置をとっても、前輪(48a)(48b)にブ
レーキをかけることが可能となっている。
本発明の実施例は以上のように構成されるが、次にこの
作用、効果などについて説明する。
今、第6図に示すように自動車は坂道Sを登っており、
停止すべくブレーキペダル(42)を踏み込んだものとす
る。第6図において矢印Fは自動車の進行方向、矢印A
は車輪の回転方向である。
マスタシリンダ(41)からの液圧は管路(43)を通って
後輪(44a)(44b)のホイールシリンダに供給されると
共に、管路(45)、Dの位置にある電磁弁(46)、管路
(47)を通って前輪(48a)(48b)のホィールシリンダ
に供給される。
車輪(44a)(44b)(48a)(48b)にブレーキがかけら
れ自動車は減速する。前輪(48b)においてはディスク
ロータ(10)にパッド板(8)(11)のブレーキライニ
ング(9)(12)が圧接し、これらの間に摩擦力が発生
する。これによりパッド板(8)(11)にブレーキ反力
が第6図に示すように矢印B方向に作用する。すなわ
ち、第1図においてパッド板(8)(11)には左方向に
付勢力を受ける。従ってスイッチ(20)はオフのまゝで
あるが、傾斜検知スイッチ(80)は閉じ、またブレーキ
スイッチ(81)及びアクセルスイッチ(82)(踏んでい
ないので)も閉じている。これにより電磁弁(46)のソ
レノイド(46a)は励磁され、Eの位置をとる。マスタ
シリンダ(41)からの液圧は逆止弁(83)を介して前輪
(48a)(48b)のホィールシリンダに伝達される。
自動車が坂道で停止すると車輪と共に回転していたディ
スクロータ(10)には走行していたときとは反対方向の
回動力が生じ、ディスクロータ(10)とパッド板(8)
(11)との間に働らく摩擦力がそれまでとは逆転する。
これにより、第1図においてパッド板(8)(11)はリ
テーナ(19)の弾性力及びスイッチ(20)が内蔵するば
ねのばね力の和に打ち勝って右方へと押動される。作動
ロッド(20a)は押し込まれて、スイッチ(20)はオン
し、電磁弁(46)のソレノイド(46a)は励磁され続け
る。この状態で運転手がブレーキペダル(42)への踏力
を解除すると、後輪(44a)(44b)のホィールシリンダ
からはブレーキ液はマスタシリンダ(41)に還流する
が、電磁弁(46)は遮断状態にあるので、後輪(48a)
(48b)のホイールシリンダからはブレーキ液は還流せ
ず、こゝに圧液が保持される。これにより自動車は坂道
で停止状態を維持することができる。
自動車を発進させるべく、ギアを切り換えクラッチペダ
ルを半クラッチの状態にして、アクセルペダルを踏むと
アクセルスイッチ(82)は開き、また前輪(48b)のデ
ィスクロータ(10)に駆動力が伝達され、これとパッド
板(8)(11)との間の摩擦力は再び反転し、ブレーキ
反力はA方向になってパッド板(8)(11)は左方へと
押動され、第1図に図示の位置をとる。すなわちスイッ
チ(20)はオフし、電磁弁(46)のソレノイド(46a)
への通電は断たれる。電磁弁(46)は再びDの位置をと
りマスタシリンダ(41)側とホイールシリンダ側とは連
通させられる。シリンダ部(2)内に保持されていた圧
液は図示の状態にある電磁弁(46)を通ってマスタシリ
ンダ(41)に還流する。かくしてブレーキは解放され、
自動車は発進する。
なお、以上において、登坂路上で停止時に、更にブレー
キ力を増大させるべくブレーキペダル(42)を踏み込ん
だときには、マスタシリンダ側とホイールシリンダ側を
連通させる。これにより、ブレーキ力を更に増大させる
ことができる。
本実施例は以上のような作用を行うのであるが次のよう
な効果を奏するものである。
すなわち、第1図において、登坂路上でブレーキをかけ
停止したときにはパッド板(8)(11)はそれぞれ右方
に移動するのであるが、パッド板(8)に固定されてい
る断熱性を有するブレーキライニング(9b)の突出部
(9c)はスイッチ(20)の作動子(20a)に直接、当接
しているので、パッド板(8)の移動は非常に小さい
が、この移動によりスイッチ(20)は確実に作動させら
れ、電磁弁(46)を励磁する。従来のようにリテーナを
介してスイッチがパッドに当接している場合には、リテ
ーナの製造誤差や組立精度によってはスイッチが作動し
ない恐れがあったが、本実施例によれば、この恐れは確
実に排除される。また、断熱性を有するブレーキライニ
ング(9b)の突出部(9c)に直接、当接しているスイッ
チ(20)の作動子(20a)をブレーキ作動時に発生する
摩擦熱から保護することにより、スイッチ(20)の機能
の低下を抑止する。
以上、本発明の実施例について説明したが、勿論、本発
明はこれらに限定されることなく本発明の技術的思想に
基づいて、種々の変形が可能である。
例えば、以上の実施例ではスイッチの作動子をブレーキ
ライニング(9b)の突出部(9c)に当接させるようにし
たが、第7図の変形例に示すようにブレーキライニング
(209)の端部を適宜、加工して、これに断熱材で成る
スイッチ当接部材(210)を係合させ、パッド板(208)
の端部の切欠部に図示する如く挿通させるようにしても
よい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明のブレーキ制御装置によれば、
ブレーキパッドの動きが小さくても正確かつ確実にスイ
ッチを作動させることができる。また、スイッチをブレ
ーキパッドの小さな動きにより正確に切り換わり動作さ
せるにしても、スイッチをブレーキ摩擦熱から保護し、
所期の機能を長期にわたり維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるブレーキ制御装置におけ
るディスクブレーキの正面図、第2図は同平面図、第3
図は要部の分解斜視図、第4図は第3図における一部の
断面平面図、第5図はブレーキ制御装置の全体を示す配
管系統図、第6図は同実施例の作用を示すための坂道上
にある車輪の概略側面図、第7図は上記実施例の変形例
を示す部分断面平面図、第8図、第9図は従来例を示す
部分断面平面図である。 なお図において、 (8)(208)……パッド板 (9b)……ブレーキライニング材 (9c)……突出部 (210)……当接部材 (20)……スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキ圧力発生源と少なくとも1つのブ
    レーキ作用装置との間にそのブレーキ作用装置をブレー
    キ圧力発生源側から遮断可能な電磁弁を配設し、前記1
    つのブレーキ作用装置または他のブレーキ作用装置の少
    なくとも1つが車輪に関連して設けられたディスクブレ
    ーキ装置であり、このディスクブレーキ装置にブレーキ
    パッドとディスクロータとの間の摩擦力の作用方向の変
    化に応じたブレーキパッドの移動により切り換わり動作
    するスイッチを設け、このスイッチ切り換わり動作に応
    じて前記電磁弁を励・消磁するようにしたブレーキ制御
    装置において、前記ブレーキパッドに、断熱性を有する
    突部を一体に設けるとともに、前記スイッチの作動子を
    その突部に直接当接させたブレーキ制御装置。
JP61213351A 1986-09-10 1986-09-10 ブレ−キ制御装置 Expired - Lifetime JPH072458B2 (ja)

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