JPH07245848A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH07245848A
JPH07245848A JP6031557A JP3155794A JPH07245848A JP H07245848 A JPH07245848 A JP H07245848A JP 6031557 A JP6031557 A JP 6031557A JP 3155794 A JP3155794 A JP 3155794A JP H07245848 A JPH07245848 A JP H07245848A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタを複数の方向から嵌合できると共
に、小型化できる電気接続箱を提供する。 【構成】 複数個のコネクタ嵌合部4b〜4eを上面4
fに設け、各コネクタ嵌合部4b〜4eの端子5を下面
4gでフレキシブルな導体6,7で接続したケース4
を、折り曲げ部4hで折り曲げる。ケース4の上面4f
の中間位置の折り曲げ部4hで180度で折り曲げて、
下面4gの周壁4iの下端同士を当接させる。ケース4
の上面4fの中間位置の両側の折り曲げ部4h,4hで
90度ずつでコ字形に折り曲げて、対向するケース4の
間の三周囲に、コ字形の周壁用パーツ10を嵌着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気接続箱に関し、詳し
くは、コネクタを複数の方向から嵌合できると共に、小
型化できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤーハーネス(W/H)
は、電装品を接続するために用いられるが、全ての電装
品毎に電線を接続すると、図8(A)に示すように、各
電線1a〜1eが長くなると共に、各電線1a〜1eの
端末数も増えるので使用するコネクタも大きくなる。そ
のため、図8(B)に示すように、幹線となる電線1a
に支線となる電線1b〜1eを接続させて分岐し、その
分岐部b〜eを1箇所に集中させるために、電気接続箱
であるジョイントボックス(J/B)を使用している。
【0003】該ジョイントボックス(J/B)は、図9
に示すように、ケース2の上面に複数個のコネクタ嵌合
部2b〜2eを設けて、例えば、幹線となる電線1aを
ジョイントボックス(J/B)に接続すると共に、支線
となる電線1b〜1eにそれぞれ接続したコネクタを、
上記コネクタ嵌合部2b〜2eにそれぞれ嵌合させて、
電線1aに各電線1b〜1eを接続するものである。な
お、3はケース2の下面をカバーするロアカバーであ
る。該ジョイントボックス(J/B)には複数個(図9
の例では4個)のコネクタ嵌合部2b〜2eを、各コネ
クタの嵌合スペースを隔てて横一列に設けてあり、これ
以上は横幅Wを小さくできない。
【0004】上記のように、ジョイントボックス(J/
B)にコネクタ嵌合部をもうけた場合、コネクタ嵌合部
が増加すると、ジョイントボックス(J/B)の横巾が
増大し、場所によっては設置出来ない場合も発生する。
そのため、横幅Wが大きいジョイントボックス(J/
B)では、バスバーを複層にして、ケースの上面側と下
面側に複数個のコネクタ嵌合部をそれぞれ設け、相対す
る二方向からコネクタを嵌合できるようにして、上記横
幅Wを半分に小さくしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単層の
バスバーでは、接続端子を相対する位置で二方向に形成
できないから、相対する二方向からコネクタを嵌合する
コネクタ嵌合部を設けても意味がなく、結局、バスバー
の層を増やすことになるので、ジョイントボックスJ/
Bの高さが高くなり、小型化できない。しかも、部品点
数が増加するので、部品の製造面及び管理面からもメリ
ットが少ない。
【0006】また、上記バスバーに代わる電線、PCB
(プリンテッド・サーキット・ボード)、FPC(フレ
キシブル・プリンテッド・サーキット)は、製造面から
考えて、接続端子を相対する位置で二方向に形成するこ
とは不可能である。
【0007】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、コネクタを複数の方向から嵌合できると共
に、小型化できる電気接続箱を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、ケースの上面に複数個のコネ
クタ嵌合部を設け、該各コネクタ嵌合部の間のケース
に、ケースを下面方向に折り曲げ可能な折り曲げ部を設
けると共に、上記コネクタ嵌合部に突設する端子を、ケ
ース内部に配線したフレキシブルな導体と接続させ、上
記折り曲げ部を境にしてケースと共に導体を折り曲げ、
コネクタをケースに対して複数の方向から嵌合可能にし
たことを特徴とする電気接続箱を提供するものである。
【0009】また、請求項2は、請求項1を具体化した
もので、上記ケースの折り曲げ方向の中間位置に折り曲
げ部を設け、該折り曲げ部を境にして、ケースの下面に
周壁をそれぞれ形成し、ケースを180度で折り曲げた
とき、上記各周壁の下端同士が当接し、ケース上面およ
び下面にコネクタが嵌合される構成としている。
【0010】さらに、請求項3は、請求項1を具体化し
たもので、上記ケースの折り曲げ方向の中間位置の両側
に折り曲げ部をそれぞれ設け、該各折り曲げ部を境にし
て、ケースを90度ずつでコ字形に折り曲げると共に、
対向するケースの間の三周囲に、コ字形の周壁用パーツ
を嵌着する構成で、ケースの上面および下面にコネクタ
が嵌合されるものである。
【0011】さらに、請求項4は、上記フレキシブルな
導体として電線を用いると共に、該電線に圧接端子を取
り付け、該圧接端子を上記コネクタ嵌合部に突設して、
コネクタ嵌合部に嵌合するコネクタの端子と接続させる
構成としている前記請求項のいずれか1項に記載の電気
接続箱を提供するものである。
【0012】さらに、請求項5は、上記フレキジブルな
導体として、フレキシブルプリンテットサーキット(F
PC)を用い、該FPCに端子の一側部を半田接続する
と共に、他側部を上記コネクタ嵌合部に突設して、コネ
クタ嵌合部に嵌合するコネクタの端子と接続させる構成
としている前記請求項1、2、3のいずれか1項に記載
の電気接続箱を提供するものである。
【0013】さらに、請求項6は、上記フレキシブルな
導体として、フレックスリジッドプリント配線板を用
い、該フレックスリジッドプリント配線板のうち硬質の
多層プリント配線板を上記ケースのコネクタ嵌合部の下
部に配置すると共に、FPCからなるフレックス部を上
記ケースの折り曲げ部に配置ている前記請求1、2、3
のいずらか1項に記載の電気接続箱を提供するものであ
る。
【0014】
【作用】本発明の請求項1によれば、複数個のコネクタ
嵌合部をケースの上面に設け、該ケースに折り曲げ部を
設けると共に、ケース内に折り曲げ可能な導体を配線し
て、該導体と接続した端子を各コネクタ嵌合部に突出さ
せ、これらコネクタ嵌合部に嵌合されるコネクタの端子
と接続させるようにしているため、ケースおよび導体を
折り曲げることが出来る。この折り曲げにより、折り曲
げ部を境にして、ケースに対して、コネクタが複数方向
から嵌合可とする状態に出来る。また、従来のこの種の
ケースはアッパーカバーとロアカバーを組合せてた構成
にしていたが、本発明では、アッパーカバーに相当する
ケースのみでよく、部品点数が削減できる。
【0015】本発明の請求項2は、ケースを上面の中間
位置の折り曲げ部で180度で折り曲げて、下面の周壁
の下端同士を当接させることにより、電気接続箱の横幅
が半分になって小型化する。本発明の請求項3は、ケー
スを上面の中間位置の両側の折り曲げ部で90度ずつで
コ字形に折り曲げて、対向するケースの間の三周囲に、
コ字形の周壁用パーツを嵌着することにより、電気接続
箱の横幅が半分になって小型化する。また、ケースと上
面と下面との間に所要の空間を形成でき、ケース内部に
空間が必要な場合に好適に採用できる。即ち、この対向
するケースの間のスペースは、ダイオードや抵抗等の部
品実装領域として使用できるので、部品実装が必要なと
きは、請求項2の電気接続箱よりも小型化できるように
なる。
【0016】また、請求項4、請求項5および請求項6
に記載のように、フレキシブルな導体は、薄いFPCや
可撓性に富む細い電線等を利用すると、従来のようにバ
スバーの層を増やす場合よりも電気接続箱が高くならな
いので、小型化できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1及び図2は、第1実施例のジョイントボッ
クス(J/B)である。該ジョイントボックス(J/
B)のケース4の上面4fには、折り曲げ(横幅W)方
向の中間位置に、ケース4を下面4gの方向に折り曲げ
可能なヒンジ状の折り曲げ部4hを設けている。
【0018】該折り曲げ部4hを境にして、一側のケー
ス4(A)の上面4fには、各コネクタの嵌合スペース
を隔てて2個のコネクタ嵌合部4b,4cを横一列に設
けると共に、他側のケース4(B)の上面4fには、各
コネクタの嵌合スペースを隔てて2個のコネクタ嵌合部
4d,4eを横一列に設ける。上記ケース4(A,B)
の下面4gには、上記折り曲げ部4hを境にした各下面
4g,4gをそれぞれ囲繞する周壁4i,4iを設け
る。
【0019】上記各コネクタ嵌合部4b〜4eには、図
6に詳細に示すように、ケース4(A,B)を上下方向
に貫通する端子5をそれぞれ取付ける。上記各コネクタ
嵌合部4b〜4eの圧接端子5aを、ケース4(A,
B)の下面4gで、回路に応じてフレキシブルな導体6
又は電線7と接続させている。具体的には、フレキシブ
ルな導体が薄いFPC6である場合には、図5(A)及
び図6(A)に示すように、FPC6に端子5を貫通さ
せて半田aで固定する。また、フレキシブルな導体が細
い電線7である場合には、図5(B)及び図6(B)に
示すように、電線7の芯線に圧接端子5,…の圧接部b
を圧接して固定する。上記FPC6及び電線7は、上記
折り曲げ部4hに対応する部分をループ状にたわませて
いる。FPCと同等品と、ベントフレックス(商標)と
いう「折り曲げることが出来る硬質の銅張積層板」も使
用できる。
【0020】図6(A)(B)に示したように、上記各
コネクタ嵌合部4b〜4eに各コネクタ8を嵌合したと
き、コネクタ8に接続した電線1b〜1eの各圧接端子
9が上記各端子5に係合すると共に、上記コネクタ8の
ロック突起8aがコネクタ嵌合部4b〜4eのロック凹
部4lに係合して、コネクタ8がコネクタ嵌合部4b〜
4eにロックされる。
【0021】図1に示したように、上記一側のケース4
(A)の周壁4iにロック凹部4jを形成し、上記他側
のケース4(B)の周壁4jにロック突起4kを形成す
る。
【0022】上記構成とすることにより、ケース4
(A,B)を折り曲げ部4hで下面4gの方向に180
度で折り曲げて、各ケース4(A,B)の周壁4i,4
iの下端を当接させると、ロック突起4kがロック凹部
4jに係合して、各ケース4(A,B)は、図2に示し
たようにロックされる。したがって、一側のケース4
(A)のコネクタ嵌合部4b,4cには上方から各コネ
クタ8を嵌合でき、他側のコネクタ嵌合部4d,4eに
は下方から各コネクタ8を嵌合できるようになる。
【0023】上記のように、ケース4(A,B)を折り
曲げることにより、ジョイントボックス(J/B)の横
幅Wが半分になって小型化する。また、フレキシブルな
導体として薄いFPC6や細い電線7を使用することに
より、従来のようにバスバーの層を増やす場合よりもジ
ョイントボックス(J/B)が高くならないので、高さ
方向でも小型化でき、自動車への組み付け作業が楽にな
る。さらに、各周壁4i,4iにより、ケース4(A,
B)の下面をカバーするロアカバーが不要になるので、
部品点数が削減できると共に、ロアカバーの成形型も不
要になり、運搬や保管等の管理も簡素化する。
【0024】図3及び図4は、第2実施例のジョイント
ボックス(J/B)である。該ジョイントボックス(J
/B)のケース4の上面4fには、折り曲げ(横幅W)
方向の中間位置の両側に、ケース4を下面4gの方向に
折り曲げ可能なヒンジ状の折り曲げ部4h,4hをそれ
ぞれ設けている。
【0025】該各折り曲げ部4h,4hを境にして、一
側のケース4(A)の上面4fには、各コネクタの嵌合
スペースを隔てて2個のコネクタ嵌合部4b,4cを横
一列に設けると共に、他側のケース4(B)の上面4f
には、各コネクタの嵌合スペースを隔てて2個のコネク
タ嵌合部4d,4eを横一列に設ける。
【0026】上記各コネクタ嵌合部4b〜4eには、第
1実施例と同様に、端子5をそれぞれ取付け、各端子5
aを、ケース4(A,B)の下面4gで、回路に応じて
フレキシブルなFPC6又は電線7で接続し、上記折り
曲げ部4h,4hに対応する部分をループ状にたわませ
ておく。
【0027】上記各ケース4(A,B)の先端部と、上
記折り曲げ部4h,4hの間の周壁(一周囲)4lの両
側端部とに、ロック凹部4mをそれぞれ形成する。ま
た、上記ケース4(A,B)を90度ずつでコ字形に折
り曲げたとき、対向するケース4(A,B)の間の三周
囲を囲繞するコ字形に周壁用パーツ10を設ける。該パ
ーツ10の底壁10aの上、下端部と両側壁10b,1
0bの先端部とに、ロック突起10cをそれぞれ形成す
る。
【0028】上記構成であれば、ケース4(A,B)を
折り曲げ部4h,4hで下面4gの方向に90度ずつで
コ字形に折り曲げると共に、周壁用パーツ10を、上記
周壁4lの無い三周囲に嵌着すると、、各ロック突起1
0cがロック凹部4mに係合して、各ケース4(A,
B)と周壁用パーツ10はロックされる。したがって、
一側のケース4(A)のコネクタ嵌合部4b,4cには
上方から各コネクタ8を嵌合でき、他側のコネクタ嵌合
部4d,4eには下方から各コネクタ8を嵌合できるよ
うになる。
【0029】上記のように、ケース4(A,B)を折り
曲げることにより、ジョイントボックス(J/B)の横
幅Wが半分になって小型化する。また、フレキシブルな
導体として薄いFPC6や細い電線7を使用することに
より、従来のようにバスバーの層を増やす場合よりもジ
ョイントボックス(J/B)が高くならないので、高さ
方向でも小型化でき、自動車への組み付け作業が楽にな
る。さらに、周壁用パーツ10により、ケース4(A,
B)の下面をカバーするから、ロアカバーよりも小型化
でき、その成形型が安価になる。さらにまた、対向する
ケース4(A,B)の間のスペースSは、ダイオードや
抵抗等の部品実装領域として使用できるので、部品実装
が必要なときは、第1実施例のジョイントボックス(J
/B)よりも小型化できるようになる。
【0030】上記各実施例では、ケース4(A,B)を
180度で折り曲げたが、90度やこれ以外の角度で折
り曲げてもよいことは言うまでもない。
【0031】さらに、上記フレキシブルな導体として、
図7に示すフレックスリジッドプリント配線板11を用
いることが出来る。該フレックスリジッドプリント配線
板11は、内部にFPC6’を埋め込んだ硬質の多層プ
リント配線板12を上記ケースのコネクタ嵌合部の下部
に配置すると共に、FPC6’のみからなるフレックス
部13を上記ケースの折り曲げ部に配置している。上記
コネクタ嵌合部の下部に配置する多層プリント配線板1
2にはFPC6’の導体と接続するスルーホール14を
設けており、該スルーホール14にコネクタ嵌合部に嵌
合するコネクタから突出する端子(図示せず)を接続す
るようにしている。
【0032】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1の電気接続箱は、複数個のコネクタ嵌合部を
設けたケースを、折り曲げ部で折り曲げるようにしたも
のであるから、折り曲げ部を境にして、コネクタ嵌合部
に複数の方向からコネクタを嵌合できるようになると共
に、フレキシブルな導体として、薄いFPCや細い電線
を利用できるから、電気接続箱が高くならないので、小
型化できるようになり、自動車への組み付け作業が楽に
なる。
【0033】請求項2の電気接続箱は、ケースを180
度で折り曲げて、周壁の下端同士を当接させるようにし
たものであるから、電気接続箱の横幅が半分になり、小
型化すると共に、ケースの下面をカバーするロアカバー
が不要になり、部品点数が削減でき、かつロアカバーが
不要になるので、その成形型も不要になり、運搬や保管
等の管理も簡素化する。
【0034】請求項3の電気接続箱は、ケースを90度
ずつでコ字形に折り曲げて、対向するケースの間の三周
囲に、コ字形の周壁用パーツを嵌着するようにしたもの
であるから、電気接続箱の横幅が半分になって小型化す
ると共に、ロアカバーの代わりとなる周壁用パーツが小
さくなって成形型が安価になる。また、対向するケース
の間のスペースは、ダイオードや抵抗等の部品実装領域
として使用できるので、部品実装が必要なときは、請求
項2の電気接続箱よりも小型化できるようになる。
【0035】請求項4、請求項5および請求項6の電気
接続箱では、ケース内に配線するフレキシブルな導体と
して電線あるいはFPCを用い、電線の場合は圧接端子
を取り付けて、また、FPCの場合は端子を半田で取り
付けて、これら端子をケースの上面に設けたコネクタ嵌
合部に突出させているため、回路構成に応じてフレキシ
ブルな導体を複数の方向から嵌合するコネクタに容易に
接続させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のジョイントボックスの
折り曲げ前のケースであり、(A)はFPCを使用した
側面断面図、(B)は電線を使用した側面断面図であ
る。
【図2】 折り曲げ後のケースの斜視図である。
【図3】 第2実施例のジョイントボックスの折り曲げ
前のケースの側面断面図である。
【図4】 折り曲げ後のケースと周壁用パーツの斜視図
である。
【図5】 各実施例のケースであり、(A)はFPCを
使用した下面図、(B)が電線を使用した下面図であ
る。
【図6】 各実施例のケースであり、(A)はFPCを
使用したコネクタ嵌合部の断面図、(B)は電線を使用
したコネクタ嵌合部の断面図である。
【図7】 本発明において用いるフレックスリジッドプ
リント配線板を示す概略斜視図である。
【図8】 (A)(B)はワイヤーハーネスの略画的接
続図である。
【図9】 従来のジョイントボックスの斜視図である。
【符号の説明】
4(A,B) ケース 4b〜4e コネクタ嵌合部 4f 上面 4g 下面 4h 折り曲げ部 4i,4l 周壁 5 端子 6 FPC 7 電線 8 コネクタ 10 周壁用パーツ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの上面に複数個のコネクタ嵌合部
    を設け、該各コネクタ嵌合部の間のケースに、ケースを
    下面方向に折り曲げ可能な折り曲げ部を設けると共に、
    上記コネクタ嵌合部に突設する端子を、ケース内部に配
    線したフレキシブルな導体と接続させ、上記折り曲げ部
    を境にしてケースと共に導体を折り曲げ、コネクタをケ
    ースに対して複数の方向から嵌合可能にしたことを特徴
    とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 上記ケースの中間位置に折り曲げ部を設
    け、該折り曲げ部を境にして、ケースの下面に周壁をそ
    れぞれ形成し、ケースを180度で折り曲げて上記各周
    壁の下端同士を当接させて、ケースの上面側と下面側の
    両方にコネクタが嵌合されている構成としている請求項
    1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 上記ケースの折り曲げ方向の中間位置の
    両側に折り曲げ部をそれぞれ設け、該各折り曲げ部を境
    にして、ケースを90度ずつでコ字形に折り曲げると共
    に、対向するケースの間の三周囲に、コ字形の周壁用パ
    ーツを嵌着する構成としている請求項1に記載の電気接
    続箱。
  4. 【請求項4】 上記フレキシブルな導体として電線を用
    いると共に、該電線に圧接端子を取り付け、該圧接端子
    を上記コネクタ嵌合部に突設して、コネクタ嵌合部に嵌
    合するコネクタの端子と接続させる構成としている前記
    請求項のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  5. 【請求項5】 上記フレキジブルな導体として、フレキ
    シブルプリンテットサーキット(FPC)を用い、該F
    PCに端子の一側部を半田接続すると共に、他側部を上
    記コネクタ嵌合部に突設して、コネクタ嵌合部に嵌合す
    るコネクタの端子と接続させる構成としている前記請求
    項1、2、3のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  6. 【請求項6】 上記フレキシブルな導体として、フレッ
    クスリジッドプリント配線板を用い、該フレックスリジ
    ッドプリント配線板のうち硬質の多層プリント配線板を
    上記ケースのコネクタ嵌合部の下部に配置すると共に、
    FPCからなるフレックス部を上記ケースの折り曲げ部
    に配置していること前期請求項1、2、3のいずれか1
    項に記載の電気接続箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006134585A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ワイヤハーネス用ジョイントコネクタ
JP2007259589A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Fujikura Ltd 電気接続箱およびその製造方法
JP2007318877A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Fujikura Ltd 電気接続箱およびその製造方法

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