JPH0724459B2 - 軸直進型ステッピングモータ - Google Patents

軸直進型ステッピングモータ

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Publication number
JPH0724459B2
JPH0724459B2 JP3768290A JP3768290A JPH0724459B2 JP H0724459 B2 JPH0724459 B2 JP H0724459B2 JP 3768290 A JP3768290 A JP 3768290A JP 3768290 A JP3768290 A JP 3768290A JP H0724459 B2 JPH0724459 B2 JP H0724459B2
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JP
Japan
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shaft
nut
bush
screw
stepping motor
Prior art date
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Application number
JP3768290A
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English (en)
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JPH03243157A (ja
Inventor
明義 高橋
実 村田
Original Assignee
コパル電子株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は軸直進型ステッピングモータに関する。
(従来の技術) 従来例のこの種のステッピングモータを第2図乃至第6
図を参照して説明する。
ステータヨーク9,10内に収納されたコイル11,12に流れ
る電流を制御することにより、ロータRを所定角度θ度
づつ段歩的に回転する。ロータは内部にシャフト8を収
納したロータカラ14とこの外周に設けたマグネット13よ
りなる。マグネット13はコイル11,12に対向して設け
る。ロータカラ14はマグネット13と接着又はインサート
モールド等によって一体化されているので、ロータカラ
14とマグネット13は同期して回転する。シャフト8は前
部8aと後部8bよりなり、後部8bの外周にはリードスクリ
ュ7が形成される。前記シャフト8の前部8aはロータカ
ラ14に穿設した溝hに又後部8bは溝gにそれぞれ嵌着さ
れている。
シャフト8の前部8aの外周面fは第3図、第4図、第5
図、第6図に図示のように両面Dカット状に形成されて
なり、同一形状のロータカラ14の孔hに嵌合する。
シャフト8の前部8aはステータ19の一側面に組付けた取
付板17と嵌合固着した軸受18により支承され、更にシャ
フト8の後部8bはステータ19の他側面に組付けた別の取
付け板4に固着したナット20により支承される。ナット
20に設けためねじ21はシャフト8bの外周に設けたおねじ
7に螺合する。シャフト後部8bの端部にはボール6を装
着する。符号15は軸受18とロータカラ14との間のシャフ
ト8に嵌合するワッシャである。
コイル群11,12に通電、制御することによりロータRの
ロータカラ14がこれと一体化したマグネット13と共に所
定角度回転する。この回転は、シャフト8に伝達され
て、ステータ19の取付け板4に固定したナット20のめね
じ21とシャフト8の後部8bの外周に設けたおねじ部7と
の螺合により、シャフト8の両面Dカット形状の前部8a
はロータカラ14の同形の溝h内を軸方向へ摺動する。こ
れによってシャフト8は軸方向への直進変位が可能とな
る。シャフト8が軸方向へ直進変位するとき、リードス
クリュ7のねじピッチをPとすると、コイル11,12の電
流を制御し、最少分解能θ度だけロータRのマグネット
13を回転させると、シャフト8は、軸方向にS=θ
〔deg〕/360〔deg〕×Pの最少分解能で直進変位する。
この場合、Sはシャフト8の軸方向位置の微調整精度で
ある。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来例の軸直進型ステッピングモータではナット20
はヨークの取付け板4に予め固定されて移動不能である
から、実際に使用する際のモータ基準面を第2図で示す
A面とすると、シャフト8の一方の端面に配置し、固着
されたボール6のA面からの距離は、任意の長さL1′±
Sの精度となり、Sより小さい微調整精度でこの距離を
設定することができないという欠点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記課題を解決することを目的とするもので、
その解決手段について実施例を示す第1図を用いて説明
する。本発明によるナット1は、ステータ19に直接固着
されずに、まずステータ19とブッシュ3とを取付け板4
を介して固定し、ブッシュ3と内側にナット1を回転自
在に配置したものであり、さらにブッシュ3に止めねじ
2を収納する。ナット1を回動することにより、シャフ
トの外周ねじ部7とナット1のねじ部21との螺合の微調
整を行った後、止めねじ2によりブッシュ3でナット1
を係止する。
(作用) モータ基準面Aからボール6までの距離がL1±Sにある
とき、ナット1を外部からΨ度回すと、シャフト8はSS
=Ψ〔deg〕/360〔deg〕×Pだけ軸方向に変位する。SS
が目標精度範囲に入るまでナット1を回してから止めね
じ2を締めることにより、ブッシュ3でナット1を係止
することができる。従って目標精度範囲の設定が可能と
なる。
(実施例) 以下添付図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
既に従来例において説明した部材には同一の符号を付
し、その説明を省略する。
第1図は本発明に係るステッピングモータの一実施例を
図示する。先ずステータ19の後方取付け板4の外側に止
めねじ2を収納したブッシュ3を嵌着し、ナット1の頭
部1aの内側に形成しためねじ21がリードスクリュ7に螺
合可能な状態で、ナット1の本体1bをブッシュ3の内側
に嵌挿する。止めねじ2の端部は前記本体1bに到達して
いるので、この止めねじ2を絞めつけることにより、ナ
ット1とブッシュ3とを互いに固定することが可能であ
る。
コイル11とコイル12に流れる電流を制御し、ロータRを
構成するマグネット13と一体化したロータカラ14を回転
させることでシャフト8を軸方向に変位させ、モータの
基準面Aからシャフト8の一方の先端に固着されたボー
ル6までの距離を目標のL1に対し±Sの範囲になるまで
モータを駆動した後に、ナット1を外部から回すことに
より、±Sよりも小さい精度範囲±SSで、モータの基準
面Aからシャフト8の一方の先端に固着されたボール6
までの距離を調整でき、この後に止めねじ2を絞め付け
てナット1とブッシュ3とを固定することで完全に距離
を設定できる。
(効果) 以上、説明したように、本発明によれば、軸直進型ステ
ッピングモータのモータ基準面からシャフト一方の先端
までの、原点となるべき距離を、精度良く且つ容易に調
整設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の軸直進型ステッピングモータの一実
施例の断面図。 第2図は従来例の軸直進型ステッピングモータの断面
図。 第3図は第2図の軸直進型ステッピングモータのシャフ
トの側面図。 第4図は第3図の左側面図。 第5図はロータカラにマグネットを一体的に組立てた状
態の断面図。 第6図は第5図の左側面図。 h……シャフト前部用孔、g……ロータ後部用孔、1…
…ナット、1a……頭部、1b……脚部、2……止めねじ、
3……ブッシュ、4……取付け板、6……ボール、7…
…リードスクリュ、8……シャフト、8a……シャフト前
部、8b……シャフト後部、9,10……ヨーク、11,12……
コイル、13……マグネット、14……ロータカラ、17……
取付け板、18……軸受、19……ステータ、21……めねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータに設けた孔内を摺動可能なシャフト
    の外周に設けたねじとステータに設けたナットとが、ロ
    ータの回転に応じて螺合することにより、シャフトが軸
    方向へ変位可能なステッピングモータにおいて、ステー
    タの取付板に嵌着したブッシュ内に、シャフト外周面に
    設けたねじに螺合可能なナットを嵌挿し、ブッシュの止
    めねじにより、ナットとシャフトとのねじ山のピッチ調
    整可能となした軸直進型ステッピングモータ。
  2. 【請求項2】ステータの取付板に嵌着したブッシュと、
    シャフト外周面に設けたねじ山に螺合可能な頭部とブッ
    シュ内に嵌挿可能な脚部を具えたナットと、ナット脚部
    に直交するようにブッシュ内に収納された止めねじとを
    具え、シャフト外周面のねじとナット頭部のねじの螺合
    状態を調整することを特徴とする請求項1記載の軸直進
    型ステッピングモータ。
JP3768290A 1990-02-19 1990-02-19 軸直進型ステッピングモータ Expired - Lifetime JPH0724459B2 (ja)

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JPH03243157A JPH03243157A (ja) 1991-10-30
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CN102891584A (zh) * 2011-07-22 2013-01-23 Lg伊诺特有限公司 直线步进电机

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